Hunter x Hunter (2011) Episode 128
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Hunter x Hunter (2011) Episode 128
ネテロ は 自身 の 心臓 が 停止 する と 同時に 発動 する 爆弾
||じしん||しんぞう||ていし|||どうじに|はつどう||ばくだん
「 ミニチュア ローズ 」 に よって 王 と 共に 爆死 し た
みにちゅあ||||おう||ともに|ばくし||
王
息 が ある
おう|いき||
He's breathing!
だが チクショ 早く し ない と 王 が
||はやく||||おう|
But damn it...
間に合わ ねえ
まにあわ|
とても ピトー まで は 王 が 持た ねえ よ
||||おう||もた||
And there isn't time to take him to Pitou!
大丈夫 私 が 王 を 救う
だいじょうぶ|わたくし||おう||すくう
It will be fine...
どう やって
How?
私 を 召し上がって いただく
わたくし||めしあがって|
I will feed myself to him...
それ だけ の こと
That's all there is to it.
さ ぁ 私 の 細胞 達 よ
||わたくし||さいぼう|さとる|
Come, my cells!
隅々 まで 行きわたり 王 を 癒 やせ
すみずみ||ゆきわたり|おう||いや|
Diffuse throughout the King and heal him!
王
王 いかが です か ご 気分 は
おう|おう|||||きぶん|
Your Majesty...
え も 言え ぬ 美味
||いえ||びみ
This exquisite taste...
楽園 の 空気 を 吸う が ごとく
らくえん||くうき||すう||
I feel as though I am breathing the air of paradise.
力 が 見る見る 満ち て 来る の が 分かる
ちから||みるみる|みち||くる|||わかる
My strength is returning...
まさに 妖精 の ミスト
|ようせい||
なんと
I am...
なんと もったいない お 言葉
|||ことば
I am not worthy of such praise!
それ は よろしゅう ござい まし た
I am happy to hear that.
存分 に お 召し上がり ください ませ
ぞんぶん|||めしあがり||
plenty|||||
Please feast to your heart's content.
たっぷり と 用意 し て あり ます
||ようい||||
There is plenty here.
たまら ぬ
I crave it...
この 味 を 知って しまって は
|あじ||しって||
Now that I have experienced this taste,
もう 他の もの は
|たの||
I cannot eat anything else...
食え ぬ で は ない か
くえ|||||
王 王 王 王
おう|おう|おう|おう
Your Majesty...
もう これ 以上 私 を
||いじょう|わたくし|
Please stop taking me to the heights of heaven's bliss with your praise!
喜び の 天空 へ と いざ なう の は お やめ ください
よろこび||てんくう|||||||||
もう
No more!
王 それ で は こちら も ご 賞味 ください
おう|||||||しょうみ|
Your Majesty!
細胞 を 液体 に 変え て
さいぼう||えきたい||かえ|
He's liquefying his cells.
考え た な ユピー
かんがえ|||
You thought this through, Youpi.
なんと 力強く 濃厚 な
|ちからづよく|のうこう|
It's so powerful and rich...
天 界 から 降り 落ち た と しか 思え ぬ
てん|かい||ふり|おち||||おもえ|
Surely, this comes from the heavens.
まさに 天使 の 滴
|てんし||しずく
Drops of angels themselves...
王
優劣 つける こと かなわ ぬ 故
おう|ゆうれつ|||||こ
There is no way to compare the two.
共に 極上 の 一 品 と 断ずる に
ともに|ごくじょう||ひと|しな||だんずる|
All I can say is that I have never
迷い の 余地 は 皆無
まよい||よち||かいむ
足り ぬ もっと だ
たり|||
Not enough...
両方 と も
りょうほう||
Bring me as much as you can of both...
ありったけ 持って まいれ
|もって|
はい
Yes!
わが 王
|おう
My King!
喜んで
よろこんで
With pleasure!
この上 ない 至高
このうえ||しこう
Supreme bliss...
極上 の 喜び
ごくじょう||よろこび
Unparalleled joy.
これ は 何 だ
||なん|
What is this?
この 気持ち は
|きもち|
What is this feeling?
これ から は 余 を
|||よ|
From now on, call me Meruem...
「 メル エム 」 と 呼ぶ が いい
|||よぶ||
それ こそ 母 より 賜り し 余 の 名前
||はは||たまわり||よ||なまえ
That is the name my mother gave me.
そう か
I see...
これ こそ が
So this is...
無償 の 愛
むしょう||あい
...unconditional love!
絶対 的 存在 の 死 と 再生 に 際 し
ぜったい|てき|そんざい||し||さいせい||さい|
Having witnessed an absolute being's death and rebirth,
さらに 自身 を 王 と 共有 する こと に よって
|じしん||おう||きょうゆう||||
and having shared their own beings with the King,
プフ と ユピー が 到達 し た の は
||||とうたつ||||
Pouf and Youpi had at last reached
種 の 頂点 女王 の 域
しゅ||ちょうてん|じょおう||いき
the pinnacle of their species... The level of Queen.
明らか に 力 が 増し て いる
あきらか||ちから||まし||
以前 の 王 より 明らか に
いぜん||おう||あきらか|
He's even stronger now!
我々 の 肉体 が お 役 に 立った の だ
われわれ||にくたい|||やく||たった||
Our bodies have helped the King...
そして 王 の 一部 に
|おう||いちぶ|
And become part of him.
何という 光栄 何という 至福
なんという|こうえい|なんという|しふく
What an honor... What bliss!
王 の 鼓動 王 の 体温
おう||こどう|おう||たいおん
The King's heartbeat! The King's warmth!
王 の 意識 まで 共有 し て いる か の よ う
おう||いしき||きょうゆう|||||||
We even share the King's thoughts!
しかし
However...
だからこそ 分かる
|わかる
That is why we know...
王 は 今
おう||いま
困惑 なさって いる
こんわく||
...confused.
王
メ … メル エム 様
おう||||さま
M-Meruem-sama...
お 加減 は いかが で ござい ます か
|かげん||||||
How do you feel?
一 度 宮殿 に 戻ら れ た ほう が
ひと|たび|きゅうでん||もどら||||
先ほど の 料理 も お 望み と あれ ば まだ ござい ます
さきほど||りょうり|||のぞみ||||||
If you wish for more of that food, we can provide it.
あと 数 分 で 私 の 分 身 も ここ に 来る
|すう|ぶん||わたくし||ぶん|み||||くる
In a few minutes, my clones will arrive.
料理
りょうり
Food...
そう か
Ah...
あの 味 は 現実 か
|あじ||げんじつ|
まばゆい 光 の 中 で
|ひかり||なか|
As I wandered through the light, I heard someone call my name.
何者 か が 余 の 名前 を 呼 ん だ
なにもの|||よ||なまえ||よ||
「 メル エム 」 と
Calling, "Meruem."
それ が 夢 か 現実 か 判然 と せ ぬ
||ゆめ||げんじつ||はんぜん|||
I do not know if that was a dream or reality.
なぜ
I cannot remember why
余 が ここ に いる の か
よ||||||
思い出せ ぬ
おもいだせ|
I am here.
メル エム 様
||さま
Meruem-sama...
ご 記憶 が
|きおく|
You've lost your memory?
気分 は 悪く ない
きぶん||わるく|
I feel fine.
いや むしろ 全身 に 力 が みなぎって いる
||ぜんしん||ちから|||
In fact, I am brimming with energy.
頭 だけ が かすみ が かって
あたま|||||
But my mind is hazy...
お 主 達 その なり は どう し た
|おも|さとる||||||
Why have your appearances changed?
我々 の 分身 を 偵察 に 出し て おり ます
われわれ||ぶんしん||ていさつ||だし|||
We sent our clones to scout the area.
敵 の 残党 を 捜し出し 始末 する ため
てき||ざんとう||さがしだし|しまつ||
They are searching for remaining enemies to dispose of—
たとえ 余 を おもんぱかって の こと だ と して も
|よ||||||||
You may have my best interests in mind.
余 に 対 する 偽り は 背信 と 心得よ
よ||たい||いつわり||はいしん||こころえよ
But when you lie to me, you betray me.
もう 二 度 は 言わ ぬ ぞ
|ふた|たび||いわ||
You will not get a second chance.
余 は 食った の だ な
よ||くった|||
So, I was eating you.
お 主 達 を
|おも|さとる|
我々 が 差し出し た の で ござい ます
われわれ||さしだし|||||
We offered ourselves to you!
差し出がましい まね と は 知り つつ 全て 我々 の 一存
さしでがましい||||しり||すべて|われわれ||いちぞん
何 が あった 説明 いたせ
なん|||せつめい|
What happened? Give me an explanation.
その ため に は いささか の 確認 が 必要 に ござい ます
||||||かくにん||ひつよう|||
Before we can do that, I must ask you one question.
私 と ユピー の もともと の 姿 は 覚え て おい で の ご 様子
わたくし||||||すがた||おぼえ||||||ようす
It appears that you recall our former appearances.
ならば 我々 が 初めて 王 に お 仕え し た 日 の こと は
|われわれ||はじめて|おう|||つかえ|||ひ|||
Do you remember the day we first began serving you?
分から ぬ
わから|
お 主 達 が 護衛 軍 プフ と ユピー で ある こと は
|おも|さとる||ごえい|ぐん|||||||
I recognized that you were my Royal Guards Pouf and Youpi
見 た 瞬間 に 認識 でき た
み||しゅんかん||にんしき||
the moment I saw you.
いや 正確 に は 思い出し た と いう べき か
|せいかく|||おもいだし|||||
No, I should say I remembered that you were.
だが 前後 の 経緯 と なる と 記憶 が ない
|ぜんご||けいい||||きおく||
However, I cannot recall anything about how that came to be.
メル エム 様
||さま
Meruem-sama...
恐らく 爆発 の 衝撃 に よる
おそらく|ばくはつ||しょうげき||
I believe you are suffering from temporary memory loss due to the explosion.
一時的 な 記憶 障害 で ござい ま しょ う
いちじてき||きおく|しょうがい|||||
爆発
ばくはつ
Explosion?
はい
王 は 自ら 敵 と 1 対 1 の 決闘 に 臨み
おう||おのずから|てき||たい||けっとう||のぞみ
You came here to engage in a duel with the enemy.
ここ へ 来 まし た
||らい||
しかし 卑劣 な 人間 ども は
|ひれつ||にんげん||
However, the cowardly human
強力 な 爆弾 と いう 汚い 手段 でも って
きょうりょく||ばくだん|||きたない|しゅだん||
resorted to the underhanded trick of using a powerful bomb,
王 の 誠意 に 裏切り で 応え た の です
おう||せいい||うらぎり||こたえ|||
betraying your honorable intentions!
1 対 1
たい
A duel...
そう 余 は
|よ|
1 対 1 で 戦って い た
たい||たたかって||
fighting a duel.
王 の 生命 力 運命 力 を もって すれ ば
おう||せいめい|ちから|うんめい|ちから||||
人間 ごとき の 兵器 で 致命 傷 を 受ける 道理 は ござい ませ ん
にんげん|||へいき||ちめい|きず||うける|どうり||||
a mere human weapon could never deal a lethal blow.
しかし あまり に 痛ましい お 姿 を 見る に 堪え ず
|||いたましい||すがた||みる||こらえ|
|||painful|||||||
However, we could not bear to see you in that state.
叱責 を 受ける の は 承知 の 上
しっせき||うける|||しょうち||うえ
So we did what we could to speed your recovery,
微力 ながら 回復 の 一助 と なった 次第
びりょく||かいふく||いちじょ|||しだい
knowing full well that we might be punished.
もともと 我々 の 体 は 余す 所 なく
|われわれ||からだ||あます|しょ|
Our bodies have always been yours.
王 ご 自身 が 所有 さ れる もの
おう||じしん||しょゆう|||
我々 は 王 に お返し し た だけ の こと で ござい ます
われわれ||おう||おかえし||||||||
We were simply returning them to you.
宮殿 へ 戻り ま しょ う
きゅうでん||もどり|||
Let's return to the palace!
それ が 記憶 回復 の 早道 に ござい ます
||きおく|かいふく||はやみち|||
That will be the fastest way for you to regain your memory!
これ は
This is
千 載 一 遇 の チャンス
せん|の|ひと|ぐう||ちゃんす
my perfect
ひと 足先 に 宮殿 へ 戻り
|あしさき||きゅうでん||もどり
If I return to the palace first,
あれ を 始末 する
||しまつ|
I can dispose of her!
今 なら ば 王 に あれ の 記憶 は ない
いま|||おう||||きおく||
At the moment, the King does not remember her.
今 なら ば あれ の 存在 を 消し て しまえ ば
いま|||||そんざい||けし|||
思い出す 機会 も なくなる 理屈
おもいだす|きかい|||りくつ
he will never have the chance to remember her!
やる こと は
This will require...
ピトー の 説得
||せっとく
邪魔 な 人間 ども の 排除
じゃま||にんげん|||はいじょ
Getting rid of that meddling human?
いや まず
No...
何より も
なにより|
あれ の 息の根 を 止める
||いきのね||とどめる
is to end her life.
殺 って しまえ ば 後 は どう と でも なる の です
ころ||||あと|||||||
王 が これ から 宮殿 に 向かう と して
おう||||きゅうでん||むかう||
The King will need twenty minutes to reach the palace,
全力 で 走って も 20 分 は かかる
ぜんりょく||はしって||ぶん||
殺 る だけ なら ば じゅうぶん の 時間 差
ころ|||||||じかん|さ
I have enough time to kill her.
生まれ た 時 から 我が身 の 一部 だった か の よう な 自然 さ
うまれ||じ||わがみ||いちぶ||||||しぜん|
This feels as natural as though I was born with these.
すぐ に でも 飛べ る
|||とべ|
I will learn to fly in no time.
宮殿 は どっち だ
きゅうでん|||
北 です 今 の 王 なら ば 急げ ば 15 分 ほど で 着き ま しょ う
きた||いま||おう|||いそげ||ぶん|||つき|||
North.
ある
It's there.
余 の 欲 する 答え が 宮殿 に ある
よ||よく||こたえ||きゅうでん||
The answer I seek is in the palace.
速い もたもた し て たら 追い付か れる
はやい|||||おいつか|
|||||will catch up|
He is fast!
15 分 いや この スピード なら
ぶん|||すぴーど|
Fifteen minutes?
5 分 で 着 い て しまう
ぶん||ちゃく|||
猶予 は 長く て 2 3 分
ゆうよ||ながく||ぶん
I have but two to three minutes.
急げ 私 の 分 身
いそげ|わたくし||ぶん|み
Quickly, my clones!
これ は 賭け だ
||かけ|
This is a gamble.
宮殿 の 前 に 整然 と 並ぶ 数 百万 の 人 の 群れ を 見 れ ば
きゅうでん||ぜん||せいぜん||ならぶ|すう|ひゃくまん||じん||むれ||み||
Once the King sees the millions of humans outside the palace,
王 は きっと 思い出し て くださる
おう|||おもいだし||
he will remember everything!
生物 統一 こそ 唯一無二 の 目的 だ と
せいぶつ|とういつ||ゆいいつむに||もくてき||
Remember that his objective is to rule all living creatures!
あの 小 娘 さえ 目 に 入ら なけ れ ば
|しょう|むすめ||め||はいら|||
So long as he doesn't see that woman!
護衛 軍 と して
ごえい|ぐん||
As a Royal Guard...
女王 の 意志 を 継ぐ 者 と して
じょおう||いし||つぐ|もの||
As one who has inherited the Queen's will...
消去 する 下 賤 な ヒト の 娘 など
しょうきょ||した|せん||ひと||むすめ|
erasure||||||||
I must eliminate that lowly human girl!
い ない
She's gone!
どこ へ
Where is she?
「 ハコ ワレ 」
Chapter 7 Bankruptcy!
あんた は 既に この 目 で 見て いる
||すでに||め||みて|
繭 に なる 前 に
まゆ|||ぜん|
Before I was placed in the cocoon.
どこ に い て も 私 に は 手 に 取る よう に 見える
|||||わたくし|||て||とる|||みえる
So I can see you, no matter where you are.
何 だ 今 私 の 分 身 を 攻撃 し た もの は
なん||いま|わたくし||ぶん|み||こうげき||||
What?
突然 何 の 気配 も なく
とつぜん|なん||けはい||
It came from nowhere.
プフ 何 だ それ は
|なん|||
Pouf, what is that?
分かり ませ ん
わかり||
I don't know.
私 の 分 身 が 敵 の 残党 に 反撃 さ れ た 結果 の よう です
わたくし||ぶん|み||てき||ざんとう||はんげき||||けっか|||
急ぐ ぞ
いそぐ|
We must hurry.
王 は
おう|
The King!
王 は 生き て い た
おう||いき|||
The King is alive.
朝 を むさぼり
あさ||
夜 を 吐き出し
よ||はきだし
いかん と する 我 が 性
|||われ||せい
湧き出す この 感情 は
わきだす||かんじょう|
白 か 黒 か
しろ||くろ|
目指す 未来 と
めざす|みらい|
置いて け ぼ り に し て き た 過去
おいて|||||||||かこ
ねじれ ながら ぐるぐる と 繋がって いる
||||つながって|
過ぎ ゆく 螺旋 に 目 を 細め て
すぎ||らせん||め||ほそめ|
不思議 な 夢 から
ふしぎ||ゆめ|
身 を 乗り出し た
み||のりだし|
表裏 一体 指 で 弾く コイン が 空 に 舞う
ひょうり|いったい|ゆび||はじく|||から||まう
僕 は いったい どっち の 結末 願う
ぼく|||||けつまつ|ねがう
表裏 一体 光 輝く ほど 僕 が ある だけ
ひょうり|いったい|ひかり|かがやく||ぼく|||
ならば どこ へ と 向かって ゆく
||||むかって|
重なった 二 つ の 未来
かさなった|ふた|||みらい
次回 「 ヒョウ テキ × ト × モク テキ 」
じかい|||||
Formidable Enemy x And x Clear Objective.
ねえ 何 々 的 な って いう じゃ ない
|なん||てき|||||
You know how people say "like" all the time?
いう の
Sure.
そう する と さ 標的 的 な 目的 的 な に なる の
||||ひょうてき|てき||もくてき|てき||||
So wouldn't it be a, like, "Formidable-like Enemy x And x Clear-like Objective"-like thing?
それ は …
Uh...