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サムライチャンプルー (Samurai Champloo), Samurai Champloo Episode 25

Samurai Champloo Episode 25

う わ っ …

ぐ はっ

クッソオ …

う っ …

教え て やる よ

俺 たち が どんな 思い で !

ど あっ …

生き 恥さらし て 生き延び て き た の か よ

う … ぐ あ ああ

お前 の 人生 台なし に して やる よ

俺 たち と おんなじ よう に なあ

( ムゲン ) ぐ ああ あ あっ

( 善吉 ( ぜん きち ) ) 誰 だ

( フウ ) あ … あの

霞 清蔵 ( かすみ せい ぞう ) さん … です か ?

( 善吉 ) 違う よ

ここ は あんた みたい な 若い 娘 が 来る 所 じゃ ない

戻り なさい

( フウ ) 私 … 人 を 訪ね て き た ん です

ずっと 遠く から …

その 人 に 会い に き た ん です

ひょっとして あんた …

( フウ ) え ?

( 善吉 ) ちょっと 待ち なさい

( ムゲン の うめき声 )

( 骨 が 折れる 音 )

お あ あっ …

( 馬 之 介 ) と っと っと

そう 簡単 に くたばら れ ちゃ あ 困 ん だ よ

今 から 教え て やる よ お

気持ち って やつ を よ お

( ムゲン ) ざ けん じゃ ねえ よ

は あ ?

俺 あな ありとあらゆる 屈辱 受け て 生き て き た

て め え に 教わる こと な ん ざ N これ っぽ っち も ね え ん だ よ

ぬ …

( ムゲン ) 同じ 気持ち を 味わえ だって ?

女々しい こと 言って ん じゃ ねえ

殺す か 殺さ れる か そん だけ だ ろ う が

ゴチャゴチャ 言って ん じゃ ねえ よ !

( 馬 之 介 ) オラッ !

よっ

よい さっ

( 馬 之 介 ) ず り い じゃ ねえ か よ

ん な とこ に 刀 隠し てる な ん ざ よ

( ムゲン ) あー あ

もう 切り札 使 っち まっ た よ

ヘッ

( 霞 清蔵 ) 誰 か いる の か

( 善吉 ) ええ

わざわざ 遠く から 来 な すった と か いう 娘 さん が

どう する か ね 何なら また に し て もらって

いや … いい ん だ

入って もらって くれ

( せき込む 声 )

すま ない が このまま で 失礼 する よ

どなた かな

悪い が この 目 は もう ほとんど 見え ない ん だ

ずっと 母親 と 2 人 で 暮らし て き まし た

父親 は ずっと 前 に 死 ん だ って そう 教え られ まし た

でも 違った ん です

私 と 母さん を 置 い て 出 て いった ん です

母さん が 死ぬ とき そう 教え て くれ まし た

私 は 今 でも 父親 の こと 聞か れ たら い ない って 答え ます

私 は もう その 人 の 娘 なんか じゃ ない

会った から って 言い訳 なんて 聞き たく ない

私 は その 人 の こと 許せ ない

きっと 知ら ない

だから …

会って その こと を 分から せ て やろ う って

会ったら 絶対 ぶん 殴って やろ う って …

そう 思った のに

ずるい よ

こんなに 弱って る ん じゃ 何も でき ない よ

フウ …

( フウ ) もう 会う こと も ない と 思い ます

さよなら

ハア …

( 幼い フウ ) 神様

お 願い し ます

一 度 で いい から …

いつか お 父さん に 会え ます よう に

あ あっ ?

( 善吉 ) やっぱり

清蔵 さん の 娘 さん だ ね

あんた の こと は よく 聞か さ れ とった よ

清蔵 さん は あんた ら の こと を …

あ …

だ … 誰 だ

はっ

待って !

いけ ねえ

放し て !

( 刈 屋 景 時 ( かり や かげ とき ) ) 霞 清蔵 だ な

大 番頭 刈 屋 景 時 だ

ご 下 命 に より 貴 殿 の 命 を 頂く

斬れ

私 は もう 死 ん だ も 同然 だ

ハッ …

( 刈 屋 ) 何 か 言い残し たい こと は ?

( 清蔵 ) フウ

ハッ

許し を 乞 う 資格 など 私 に は ない

しかし …

お前 たち の こと を 一 日 たり と も 忘れ た こと は ない

すま なかった

出 てき や がれ え !

あっ …

( 馬 之 介 ) う あ あっ …

霞 を 斬った のち 一族 郎党 皆殺し に せよ と の 命 だ

ハッ

ま … 待て

( 突く 音 ) ( 善吉 ) ぐ っ …

フフ フフッ

ヒヒヒハハッ

痛 ( い て ) え じゃ ねえ か よ

しつけ え ん だ よ !

( 馬 之 介 ) 逃げ ん なあ !

ヒーヒャアア !

ま ー た かくれんぼ か あ ?

もう いい か ー い

ま ー だ だ よ

あっ …

み っけ

う おりゃ !

は あ ?

終わら せ て やる !

うりゃ !

ざ けん なあ !

コラァ !

ひ ゃ … あ あっ

ムゲン

わざわざ 案内 し て くれ て 感謝 する よ

いさぎよく 死 を 選べ

( ムゲン ) う あ …

( 銃声 )

て … て め え は

はっ …

ジン

( 刈 屋 ) 褒め て やろ う

どうにか 急所 を 外し 命 を 取り留め た こと は な

しかし その 体 で は 私 に 勝て ん

なぜ 来る

拾った 命 を わざわざ 捨てる つもり か

命 を 懸ける べき 主君 な ど い ない そう 言った はず だ

( ジン ) ああ

私 は ずっと 自分 自身 の ため に 戦って き た

私 の 剣 は ただ 自分 の ため の 剣 に すぎ なかった

しかし …

( 真里 谷 円 四郎 ( まり や えん しろ う ) ) これ が 最後 の 教え だ

どうして も 勝て ない 相手 を 倒す ただ ひと つ の 方法 だ

恐らく 勝て は し ない が 相 打ち に する こと なら 可能 だ

わずか な 隙 を 作り 自ら を 斬ら せる

その とき に 生じ た ほんの 一瞬 の 隙 を 突く の だ

生き延び られる 確率 は 限りなく 少ない

一生 使わ ない で 終わら せ て くれ

まったく 損 な 役回り だ な

( ムゲン の 荒い 息 )

この … 野郎

( 刺す 音 )

う っ …

ジン

まさか …

わざと 自分 を 斬ら せ て …

( 刺す 音 ) ( 刈 屋 ) ああ …

ムゲン !

( ムゲン ) 何 だ よ

また お前 ら か よ

もう 体 が 動か ねえ

今度 こそ 俺 も … N 潮時 かも しん ねえ

( フウ ) ムゲン

ムゲン !

ムゲン !

生き て た

お前 か よ …

死に 神 か と 思った ぜ

( フウ ) なんか 私 泣 い て ばっ か で

ちゃんと 一 人 で やって こう と 思った のに

バカ 野郎

ヒマワリ の 侍 に は 会え た の か よ

( フウ ) うん …

そう か ん っ …

約束 どおり て め え と 決着 を つける 番 だ ぜ

その よう だ な

あ …

ざま あ ねえ ぜ

まったく だ

本当 は あんた たち も 一緒 に 連れ て いき たかった ん だ

幕府 の キリシタン 狩り に 追わ れる こと に なる

だから 一 人 で こっち 来 た ん だ

私 の 記憶 の 中 の 父さん は とても 大きく て 力強かった

でも 会って み たら 全然 違って た

とても 小さく て 弱々しく て

そう 感じ た

起き てる か ?

よ お

( ジン ) どうやら 地獄 じゃ ない よう だ

( ムゲン ) 妙 な 気分 だ ぜ

( ジン ) ん ?

たた っ 斬 ん ない と 気 が 済ま なかった

でも よ 今 は て め え を 斬る 気 が し ねえ

ずっと 探し て た もの が 分かった よう な 気 が する

( ムゲン ) あ ?

初めて 出会った 仲間 だ

あっ あんた たち

よう 寝 とった な かれこれ もう 1 週間 じゃ ぞ

そう か

腹 へった 何 かくれよ

じゃあ な

また 会 お う

( フウ ) あの さ 1 つ 言って なかった こと が ある ん だ

( ムゲン ) あ ? ( ジン ) 何 だ

最初 この 旅 を 始める とき 賭け を し た でしょ ?

これ を 投げ て もし 表 ( おもて ) が 出 たら 好き な だけ 斬り 合え ば いい

ただし 裏 が 出 たら 2 人 で 私 に つきあう

いい ?

裏 !

実は 表だった ん だ

( ムゲン ) な に い ? ( ジン ) まさか

( フウ ) そん だけ

だまさ れ た

何 だった ん だ よ この 旅 は

じゃあ ね また いつか

♪~

~♪


Samurai Champloo Episode 25 samurai|champloo|episode Samurai Champloo Episode 25

う わ っ …

ぐ はっ

クッソオ …

う っ …

教え て やる よ おしえ|||

俺 たち が どんな 思い で ! おれ||||おもい|

ど あっ …

生き 恥さらし て 生き延び て き た の か よ いき|はじさらし||いきのび||||||

う … ぐ あ ああ

お前 の 人生 台なし に して やる よ おまえ||じんせい|だいなし||||

俺 たち と おんなじ よう に なあ おれ||||||

( ムゲン ) ぐ ああ あ あっ

( 善吉 ( ぜん きち ) ) 誰 だ ぜんきち|||だれ|

( フウ ) あ … あの

霞 清蔵 ( かすみ せい ぞう ) さん … です か ? かすみ|きよぞう||||||

( 善吉 ) 違う よ ぜんきち|ちがう|

ここ は あんた みたい な 若い 娘 が 来る 所 じゃ ない |||||わかい|むすめ||くる|しょ||

戻り なさい もどり|

( フウ ) 私 … 人 を 訪ね て き た ん です |わたくし|じん||たずね|||||

ずっと 遠く から … |とおく|

その 人 に 会い に き た ん です |じん||あい|||||

ひょっとして あんた …

( フウ ) え ?

( 善吉 ) ちょっと 待ち なさい ぜんきち||まち|

( ムゲン の うめき声 ) ||うめきごえ

( 骨 が 折れる 音 ) こつ||おれる|おと

お あ あっ …

( 馬 之 介 ) と っと っと うま|ゆき|かい|||

そう 簡単 に くたばら れ ちゃ あ 困 ん だ よ |かんたん||||||こま|||

今 から 教え て やる よ お いま||おしえ||||

気持ち って やつ を よ お きもち|||||

( ムゲン ) ざ けん じゃ ねえ よ

は あ ?

俺 あな ありとあらゆる 屈辱 受け て 生き て き た おれ|||くつじょく|うけ||いき|||

て め え に 教わる こと な ん ざ \ N これ っぽ っち も ね え ん だ よ ||||おそわる|||||n|||||||||

ぬ …

( ムゲン ) 同じ 気持ち を 味わえ だって ? |おなじ|きもち||あじわえ| You utilize movements that confound any attempt to predict them.

女々しい こと 言って ん じゃ ねえ めめしい||いって|||

殺す か 殺さ れる か そん だけ だ ろ う が ころす||ころさ||||||||

ゴチャゴチャ 言って ん じゃ ねえ よ ! |いって||||

( 馬 之 介 ) オラッ ! うま|ゆき|かい| Quit talking like you're hot shit.

よっ

よい さっ

( 馬 之 介 ) ず り い じゃ ねえ か よ うま|ゆき|かい|||||||

ん な とこ に 刀 隠し てる な ん ざ よ ||||かたな|かくし|||||

( ムゲン ) あー あ How did you know about that?

もう 切り札 使 っち まっ た よ |きりふだ|つか||||

ヘッ

( 霞 清蔵 ) 誰 か いる の か かすみ|きよぞう|だれ||||

( 善吉 ) ええ ぜんきち|

わざわざ 遠く から 来 な すった と か いう 娘 さん が |とおく||らい||||||むすめ||

どう する か ね 何なら また に し て もらって ||||なんなら|||||

いや … いい ん だ

入って もらって くれ はいって||

( せき込む 声 ) せきこむ|こえ

すま ない が このまま で 失礼 する よ |||||しつれい||

どなた かな

悪い が この 目 は もう ほとんど 見え ない ん だ わるい|||め||||みえ|||

ずっと 母親 と 2 人 で 暮らし て き まし た |ははおや||じん||くらし||||

父親 は ずっと 前 に 死 ん だ って そう 教え られ まし た ちちおや|||ぜん||し|||||おしえ|||

でも 違った ん です |ちがった||

私 と 母さん を 置 い て 出 て いった ん です わたくし||かあさん||お|||だ||||

母さん が 死ぬ とき そう 教え て くれ まし た かあさん||しぬ|||おしえ||||

私 は 今 でも 父親 の こと 聞か れ たら い ない って 答え ます わたくし||いま||ちちおや|||きか||||||こたえ|

私 は もう その 人 の 娘 なんか じゃ ない わたくし||||じん||むすめ|||

会った から って 言い訳 なんて 聞き たく ない あった|||いいわけ||きき||

私 は その 人 の こと 許せ ない わたくし|||じん|||ゆるせ| Mugen!

きっと 知ら ない |しら|

だから …

会って その こと を 分から せ て やろ う って あって||||わから||||| You should go there before she ends up in little pieces.

会ったら 絶対 ぶん 殴って やろ う って … あったら|ぜったい||なぐって|||

そう 思った のに |おもった|

ずるい よ I'll take care of things here.

こんなに 弱って る ん じゃ 何も でき ない よ |よわって||||なにも|||

フウ …

( フウ ) もう 会う こと も ない と 思い ます ||あう|||||おもい|

さよなら What's the matter?

ハア …

( 幼い フウ ) 神様 おさない||かみさま

お 願い し ます |ねがい||

一 度 で いい から … ひと|たび|||

いつか お 父さん に 会え ます よう に ||とうさん||あえ|||

あ あっ ?

( 善吉 ) やっぱり ぜんきち| Fate is a fascinating thing.

清蔵 さん の 娘 さん だ ね きよぞう|||むすめ|||

あんた の こと は よく 聞か さ れ とった よ |||||きか||||

清蔵 さん は あんた ら の こと を … きよぞう|||||||

あ …

だ … 誰 だ |だれ|

はっ Serving Master Kariya is the same as serving the shogunate itself.

待って ! まって

いけ ねえ

放し て ! はなし|

( 刈 屋 景 時 ( かり や かげ とき ) ) 霞 清蔵 だ な か|や|けい|じ|||||かすみ|きよぞう|| I can't believe it. You were...

大 番頭 刈 屋 景 時 だ だい|ばんとう|か|や|けい|じ| Indeed I was.

ご 下 命 に より 貴 殿 の 命 を 頂く |した|いのち|||とうと|しんがり||いのち||いただく

斬れ きれ

私 は もう 死 ん だ も 同然 だ わたくし|||し||||どうぜん|

ハッ …

( 刈 屋 ) 何 か 言い残し たい こと は ? か|や|なん||いいのこし|||

( 清蔵 ) フウ きよぞう|

ハッ As you may have guessed, it was I who put him up to it.

許し を 乞 う 資格 など 私 に は ない ゆるし||きつ||しかく||わたくし|||

しかし …

お前 たち の こと を 一 日 たり と も 忘れ た こと は ない おまえ|||||ひと|ひ||||わすれ||||

すま なかった

出 てき や がれ え ! だ||||

あっ …

( 馬 之 介 ) う あ あっ … うま|ゆき|かい|||

霞 を 斬った のち 一族 郎党 皆殺し に せよ と の 命 だ かすみ||きった||いちぞく|ろうとう|みなごろし|||||いのち|

ハッ

ま … 待て |まて Hey, you're that guy from--

( 突く 音 ) ( 善吉 ) ぐ っ … つく|おと|ぜんきち|| I was ordered not to touch you until you got to the church...

フフ フフッ

ヒヒヒハハッ

痛 ( い て ) え じゃ ねえ か よ つう|||||||

しつけ え ん だ よ !

( 馬 之 介 ) 逃げ ん なあ ! うま|ゆき|かい|にげ||

ヒーヒャアア !

ま ー た かくれんぼ か あ ? |-||||

もう いい か ー い |||-|

ま ー だ だ よ |-||| There is nothing but lords who prize empty honor

あっ …

み っけ

う おりゃ !

は あ ?

終わら せ て やる ! おわら||| The Age of the Samurai will probably come to an end soon.

うりゃ !

ざ けん なあ !

コラァ ! Is that Ryukyu sword style of yours useless in tight spaces like this?

ひ ゃ … あ あっ

ムゲン

わざわざ 案内 し て くれ て 感謝 する よ |あんない|||||かんしゃ||

いさぎよく 死 を 選べ |し||えらべ

( ムゲン ) う あ …

( 銃声 ) じゅうせい This match will probably be settled by a razor-thin margin.

て … て め え は

はっ …

ジン

( 刈 屋 ) 褒め て やろ う か|や|ほめ|||

どうにか 急所 を 外し 命 を 取り留め た こと は な |きゅうしょ||はずし|いのち||とりとめ||||

しかし その 体 で は 私 に 勝て ん ||からだ|||わたくし||かて|

なぜ 来る |くる

拾った 命 を わざわざ 捨てる つもり か ひろった|いのち|||すてる||

命 を 懸ける べき 主君 な ど い ない そう 言った はず だ いのち||かける||しゅくん||||||いった||

( ジン ) ああ

私 は ずっと 自分 自身 の ため に 戦って き た わたくし|||じぶん|じしん||||たたかって||

私 の 剣 は ただ 自分 の ため の 剣 に すぎ なかった わたくし||けん|||じぶん||||けん|||

しかし …

( 真里 谷 円 四郎 ( まり や えん しろ う ) ) これ が 最後 の 教え だ まり|たに|えん|しろう||||||||さいご||おしえ|

どうして も 勝て ない 相手 を 倒す ただ ひと つ の 方法 だ ||かて||あいて||たおす|||||ほうほう|

恐らく 勝て は し ない が 相 打ち に する こと なら 可能 だ おそらく|かて|||||そう|うち|||||かのう|

わずか な 隙 を 作り 自ら を 斬ら せる ||すき||つくり|おのずから||きら|

その とき に 生じ た ほんの 一瞬 の 隙 を 突く の だ |||しょうじ|||いっしゅん||すき||つく||

生き延び られる 確率 は 限りなく 少ない いきのび||かくりつ||かぎりなく|すくない

一生 使わ ない で 終わら せ て くれ いっしょう|つかわ|||おわら|||

まったく 損 な 役回り だ な |そん||やくまわり||

( ムゲン の 荒い 息 ) ||あらい|いき

この … 野郎 |やろう

( 刺す 音 ) さす|おと

う っ …

ジン

まさか …

わざと 自分 を 斬ら せ て … |じぶん||きら||

( 刺す 音 ) ( 刈 屋 ) ああ … さす|おと|か|や|

ムゲン !

( ムゲン ) 何 だ よ |なん||

また お前 ら か よ |おまえ|||

もう 体 が 動か ねえ |からだ||うごか|

今度 こそ 俺 も …\ N 潮時 かも しん ねえ こんど||おれ||n|しおどき|||

( フウ ) ムゲン

ムゲン ! And then...

ムゲン !

生き て た いき||

お前 か よ … おまえ||

死に 神 か と 思った ぜ しに|かみ|||おもった|

( フウ ) なんか 私 泣 い て ばっ か で ||わたくし|なき|||||

ちゃんと 一 人 で やって こう と 思った のに |ひと|じん|||||おもった|

バカ 野郎 ばか|やろう

ヒマワリ の 侍 に は 会え た の か よ ひまわり||さむらい|||あえ|||| and were driven out of Satsuma.

( フウ ) うん …

そう か ん っ … Our only reason for living now is to track you down and kill you.

約束 どおり て め え と 決着 を つける 番 だ ぜ やくそく||||||けっちゃく|||ばん|| I sent him to the bottom of the sea a few minutes ago.

その よう だ な

あ … I'll put down my sword. In return, let the girl go.

ざま あ ねえ ぜ

まったく だ

本当 は あんた たち も 一緒 に 連れ て いき たかった ん だ ほんとう|||||いっしょ||つれ|||||

幕府 の キリシタン 狩り に 追わ れる こと に なる ばくふ||きりしたん|かり||おわ|||| Cut the crap.

だから 一 人 で こっち 来 た ん だ |ひと|じん|||らい|||

私 の 記憶 の 中 の 父さん は とても 大きく て 力強かった わたくし||きおく||なか||とうさん|||おおきく||ちからづよかった But... they're going to...

でも 会って み たら 全然 違って た |あって|||ぜんぜん|ちがって|

とても 小さく て 弱々しく て |ちいさく||よわよわしく| Get going.

そう 感じ た |かんじ|

起き てる か ? おき||

よ お Have it your way, then. I'll kill you nice and slow.

( ジン ) どうやら 地獄 じゃ ない よう だ ||じごく||||

( ムゲン ) 妙 な 気分 だ ぜ |たえ||きぶん||

( ジン ) ん ?

たた っ 斬 ん ない と 気 が 済ま なかった ||き||||き||すま|

でも よ 今 は て め え を 斬る 気 が し ねえ ||いま||||||きる|き|||

ずっと 探し て た もの が 分かった よう な 気 が する |さがし|||||わかった|||き||

( ムゲン ) あ ?

初めて 出会った 仲間 だ はじめて|であった|なかま|

あっ あんた たち

よう 寝 とった な かれこれ もう 1 週間 じゃ ぞ |ね|||||しゅうかん||

そう か

腹 へった 何 かくれよ はら||なん|

じゃあ な

また 会 お う |かい||

( フウ ) あの さ 1 つ 言って なかった こと が ある ん だ ||||いって||||||

( ムゲン ) あ ? ( ジン ) 何 だ |||なん|

最初 この 旅 を 始める とき 賭け を し た でしょ ? さいしょ||たび||はじめる||かけ||||

これ を 投げ て もし 表 ( おもて ) が 出 たら 好き な だけ 斬り 合え ば いい ||なげ|||ひょう|||だ||すき|||きり|あえ||

ただし 裏 が 出 たら 2 人 で 私 に つきあう |うら||だ||じん||わたくし||

いい ?

裏 ! うら

実は 表だった ん だ じつは|おもてだった||

( ムゲン ) な に い ? ( ジン ) まさか

( フウ ) そん だけ

だまさ れ た

何 だった ん だ よ この 旅 は なん||||||たび|

じゃあ ね また いつか

♪~

~♪