Magi : The Labyrinth of Magic Episode 19
ED
「 灼熱 の 双 掌 」
しゃくねつ||そう|てのひら
Halharl Infigar!
すごい 出力
|しゅつりょく
エロ ガキ の くせ に さすが は マギ ね
|がき|||||||
His perverted tendencies are deceiving, but he really is a Magi.
どう だい お ねえさん
How was that?
うん 全然 ダメ ね
|ぜんぜん|だめ|
Absolutely terrible.
確か に 魔力 の 出力 は すごい
たしか||まりょく||しゅつりょく||
Your magoi output is certainly amazing.
けれど ただ の 熱 の 放出 で 魔法 と し て は 単純 ね
|||ねつ||ほうしゅつ||まほう|||||たんじゅん|
However, simply releasing a lot of heat is a bit too simple to be called magic.
どう いう こと だ い
魔法 って の はね もっと いろんな こと が できる の よ
まほう||||||||||
Magic does a lot more.
例えば こんな ふう に
たとえば|||
For example, something like this.
お ねえさん ?
Miss?
ここ よ
I'm here.
これ は 「 隠 者 の 水 膜 」
||かく|もの||すい|まく
This is called Sharrar Magd.
水 を 集める 水蒸気 に 変換 する 光 を 屈折 さ せる
すい||あつめる|すいじょうき||へんかん||ひかり||くっせつ||
It's done by giving the rukh three commands.
と いう 3 つ の 命令 式 を ルフ に 与え て いる の
||||めいれい|しき||||あたえ|||
命令 式 ?
めいれい|しき
Commands?
魔法 と は ね 術 式 な の よ
まほう||||じゅつ|しき|||
Magic is made of formulas.
どの よう な 命令 を ルフ に 与え れ ば
|||めいれい||||あたえ||
What commands you give the rukh determine exactly what actions will occur.
何 が 起こる か は はっきり 決まって いる
なん||おこる||||きまって|
それ は この世 を 構成 し て いる 見え ない 真理 だ わ
||このよ||こうせい||||みえ||しんり||
This is the invisible truth that governs our world.
それ を 解き明かし 組み合わせ さまざま な 現象 を 引き起こす
||ときあかし|くみあわせ|||げんしょう||ひきおこす
To understand these formulas, to put them together, and therefore to give rise to different phenomenon,
それ こそ が 魔法 よ
|||まほう|
is magic.
君 ほど の 魔力 の 使い 手 なら 修行 しだい で
きみ|||まりょく||つかい|て||しゅぎょう||
Someone who can use as much magoi as yourself might be able to combine hundreds of commands
何 百 も の 命令 式 を 組み合わせ た 大 魔法 だって 使える かも しれ ない
なん|ひゃく|||めいれい|しき||くみあわせ||だい|まほう||つかえる|||
and perform great magics, but it all depends on how much training you undergo.
そう か 魔法 と は そう いう もの だった ん だ ね
||まほう|||||||||
ありがとう お ねえさん
Thanks, miss.
その 魔法 を もっと もっと 僕 に 教え て おくれよ
|まほう||||ぼく||おしえ||
Please teach me lots more about magic!
痛 ぇ …
つう|
がら空き だ なぁ お前 ほんと に その 剣 で やる の か
がらあき|||おまえ||||けん||||
You've got openings all over.
俺 の 魔 装 こう いう 感じ な ん で
おれ||ま|そう|||かんじ|||
My Djinn Equip blade is around this size, so I really want to master this.
これ で なんとか し たい ん です
つって も お前 の 剣 折れ て 炎 も 出 ねぇ ん だ ろ
||おまえ||けん|おれ||えん||だ||||
But isn't your sword broken to the point where it doesn't even shoot out flames anymore?
それ は そう な ん です けど …
あれ 以来 アモン は まったく 応え て くれ ない
|いらい||||こたえ|||
確か に ひどい 状態 だ な
たしか|||じょうたい||
シンドバッド さん
Sinbad!
まず は その 剣 を なんとか し ない と な
|||けん||||||
We've got to do something about that knife.
来 た まえ
らい||
Come with me.
その 剣 は もう ダメ だ ろ う
|けん|||だめ|||
That knife's no good anymore.
ジン が 死 ん だ の で は ない
||し||||||
ほか の 金属 器 に ジン を 移し替え れ ば また 使える よう に なる
||きんぞく|うつわ||||うつしかえ||||つかえる|||
I mean that if you transfer your djinn to another metal vessel, you'll be able to use him again.
よかった
Thank goodness.
しかし なんの 金属 に 移し替える か が 問題 だ な
||きんぞく||うつしかえる|||もんだい||
But the problem is what metal vessel to transfer him to.
ジン と は 主 と 一体 化 し て 力 を 発揮 する もの
|||おも||いったい|か|||ちから||はっき||
Djinn manifest their power by becoming one with their masters.
故 に その 金属 器 は 長い 間 身 に 付け た もの か
こ|||きんぞく|うつわ||ながい|あいだ|み||つけ|||
As such, metal vessels should be items that their masters have worn for a long time,
思い入れ や 縁 の ある もの が 望ましい
おもいいれ||えん|||||のぞましい
or items that their masters have strong emotional attachments to.
その ナイフ も 大切 な もの だった ん だ ろ
|ないふ||たいせつ||||||
Your knife fits that description, doesn't it?
そんな 大した もの じゃ ない ん です が
|たいした||||||
It's not really all that impressive.
王 宮 入り し て 間 も ない 頃
おう|みや|はいり|||あいだ|||ころ
A little while after I entered the palace,
商学 の 課外 実習 を バル バッド 先 王 … 父 が 一 度 だけ 見 に 来 た こと が あって
しょうがく||かがい|じっしゅう||||さき|おう|ちち||ひと|たび||み||らい||||
俺 は その 日 初めて 交渉 に 成功 し て
おれ|||ひ|はじめて|こうしょう||せいこう||
That day was the first time I succeeded in a trade negotiation,
その もうけ で 手 に 入れ た ナイフ な ん です
|||て||いれ||ないふ|||
and I bought this knife with the profits.
いや … 安物 な ん です けど ね
|やすもの|||||
It was actually pretty cheap.
壊れ て ちょっと 残念 です
こぼれ|||ざんねん|
But I'm kind of sad it's broken.
なるほど 先 王 に ゆかり の ある ナイフ か
|さき|おう|||||ないふ|
I understand. That knife is a connection to the late king.
これ は ?
What's this?
俺 が 昔 バル バッド 先 王 から 授かった 剣 だ
おれ||むかし|||さき|おう||さずかった|けん|
This is a sword the late king gifted to me a while ago.
父 から ?
ちち|
と ある 戦 で 国 と 民 が 傷つき
||いくさ||くに||たみ||きずつき
There was a battle in which I had hurt both my people and my country, and I was feeling lost and confused.
道 に 迷って い た 俺 に くれ た もの だ
どう||まよって|||おれ|||||
心 を 引き締めよ … と な
こころ||ひきしめよ||
今度 は 俺 が 君 に 託 そ う
こんど||おれ||きみ||たく||
Now, I will pass it onto you.
もし 君 に 再び 剣 を 取り 志さ ね ば なら ぬ もの が ある の なら
|きみ||ふたたび|けん||とり|しさ|||||||||
If you wish to once again take up a blade,
命 を 懸けて
いのち||かけて
I stake my on life on it.
アモン が 移った
||うつった
Amon transferred!
こんなに すぐ ジン が 移る なんて
||||うつる|
Your djinn transferred over so quickly. I'm sure your father's guiding you.
お 父上 の 導き かも しれ ない な
|ちちうえ||みちびき||||
さて 次 は モルジアナ の 番 だ
|つぎ||||ばん|
Now it's Morgiana's turn.
この 中 から 好き な 金属 の 品 を 1 つ 選び なさい
|なか||すき||きんぞく||しな|||えらび|
わ … 私 が です か ?
|わたくし|||
君 が リババ 君 たち と 共に 戦う の なら
きみ|||きみ|||ともに|たたかう||
If you plan on fighting alongside Alibaba and Aladdin, you could become part of their household.
その 眷族 に なる 場合 が ある
|けんぞく|||ばあい||
眷族 ?
けんぞく
Household?
王 の 器 に ひか れ 王 の 魔力 と その ジン の 能力 の 恩恵 を 受ける
おう||うつわ||||おう||まりょく|||||のうりょく||おんけい||うける
Household refers to the warriors who support a King Candidate.
強力 な 戦士 だ
きょうりょく||せんし|
その ため に は 眷属 器 と 呼ば れる 力 を 宿す 器 が 必要 な の だ よ
||||けんぞく|うつわ||よば||ちから||やどす|うつわ||ひつよう||||
身 に 付ける 金属 なら なんでも いい
み||つける|きんぞく|||
As long as it's metal and it touches your body, anything will work.
モルジアナ なら どれ も よく 似合う よ
|||||にあう|
そんな もの どれ も 身 に 付け た こと が あり ませ ん
||||み||つけ||||||
モルジアナ !
これ なんか 似合う ん じゃ ねぇ か
||にあう||||
アリババ 君 女の子 に それ は ない だ ろ う …
|きみ|おんなのこ|||||||
Alibaba... that's not something you say to a girl!
私 に 似合い ます か
わたくし||にあい||
Do they look good on me?
うん す っげ ぇ 強 そう
||||つよ|
You look really strong!
あれ なんか うれし そう だ ぞ
What? Does she actually look happy?
まあ 本当 は モルジアナ も ずっと 身 に 付け て い た 金属 の 方 が いい ん だ が
|ほんとう|||||み||つけ||||きんぞく||かた|||||
あの … 金属 なら なんでも いい ん です か
|きんぞく||||||
Anything works as long as it's metal, right?
おい これ って …
Wait, aren't those...
はい 私 が ずっと 付け て い た 足かせ です
|わたくし|||つけ||||あしかせ|
Yes, these are the shackles I used to wear.
捨て られ ず に ずっと 持って い まし た
すて|||||もって|||
I couldn't throw them away, so I kept bringing them with me everywhere I went.
これ は アラジン が 語りかけ
||||かたりかけ
This was something Aladdin used to encourage me,
ゴル タス が 断ち切り
|||たちきり
something Goltas broke for me,
アリババ さん が 外し て くれ た
|||はずし|||
and something you freed me from, Alibaba.
私 の 大切 な 人 たち から の 恩義 の 積もった 誇らしい 大事 な 品 です
わたくし||たいせつ||じん||||おんぎ||つもった|ほこらしい|だいじ||しな|
This is something I'm proud of, filled with all of the support of those most important to me.
シン 様
|さま
Master Sin.
煌 帝国 の 使節 団 が ご 到着 さ れ まし た
こう|ていこく||しせつ|だん|||とうちゃく||||
The delegation from the Kou Empire has arrived.
彼 が 煌 帝国 の 皇子 か
かれ||こう|ていこく||おうじ|
憎 め
にく|
Hate him.
なん だ ?
What was that?
煌 帝国 第 四 皇子 練 白 龍 です
こう|ていこく|だい|よっ|おうじ|ね|しろ|りゅう|
I am the fourth prince of the Kou Empire, Hakuryuu Ren.
陛下 から 伺って いる 歓迎 する よ
へいか||うかがって||かんげい||
義父 の 命 で なく と も 貴 殿 に は お 会い し たい と 思って おり まし た
ぎふ||いのち|||||とうと|しんがり||||あい||||おもって|||
Even without my father-in-laws orders, I wished to visit you.
それ は 光栄 だ ところ で 白 龍 殿 の 後ろ の 貴 人 は …
||こうえい||||しろ|りゅう|しんがり||うしろ||とうと|じん|
I am honored to hear that.
れ … 練 紅 玉 殿 !
|ね|くれない|たま|しんがり
Princess K-Kougyoku Ren!
あ あ ~ シンド バッド に 気 が ある って ヤツ か
|||||き||||やつ|
追っかけ て き た ん だ ぁ
おっかけ||||||
She followed him all the way out here!
先日 は どう も また お 会い でき て うれしい わ
せんじつ||||||あい||||
Thank you for last time.
こちら こそ
I am as well.
あれ 普通 だ よ ?
|ふつう||
Aw, she's talking to him normally.
よかった … 何も ない みたい だ
|なにも|||
Thank goodness.
な ~ んだ ぁ
Seriously?
お 久しぶり です ね
|ひさしぶり||
It's been a while!
煌 帝国 で は 一 度 も お 会い する 機会 が あり ませ ん でし た ね
こう|ていこく|||ひと|たび|||あい||きかい|||||||
I didn't see you at all when I visited the Kou Empire...
いや また 会え て 本当 に よかった
||あえ||ほんとう||
It's a pleasure to see you again now!
会う 機会 が 一 度 も なかった です って ?
あう|きかい||ひと|たび||||
You didn't see me, huh?
シンドバッド め …
Damn you, Sinbad!
謝ったら 国 の ため 涙 を 飲 ん で 耐え 忍 ぼ う と 思った けど
あやまったら|くに|||なみだ||いん|||たえ|おし||||おもった|
If you had apologized, I was going to try to swallow my tears and deal with it for the sake of my country!
やっぱり 許 せ ない わ !
|ゆる|||
But I can't let you get away with this!
決闘 し なさい シンド バッド !
けっとう||||
乙女 の 身 を 辱め た 蛮行 万 死 に 値する
おとめ||み||はずかしめ||ばんこう|よろず|し||あたいする
You deserve nothing but death for disgracing a maiden's body with such barbarianism!
やっぱり !
I knew it!
な … 何 し た ん です か
|なん|||||
何 も し て ない よ !
なん|||||
I-I didn't do anything!
どう いう こと な ん です か 姫 !
|||||||ひめ
What do you mean?
泣か し ち まった じゃ ねぇ か
なか||||||
And now she's crying...
あっ … えっ と その …
失礼 これ 以上 本 人 の 口 から 告げ させる の は 酷 と いう もの
しつれい||いじょう|ほん|じん||くち||つげ||||こく|||
Pardon me.
私 に 続け させ て ください
わたくし||つづけ|さ せ||
Please allow me to explain in her place.
本人 の 話 に よれ ば 次 の とおり です
ほんにん||はなし||||つぎ|||
The princess' tale goes such.
シンドバッド 王 の 煌 帝国 ご 滞在 最後 の 夜
|おう||こう|ていこく||たいざい|さいご||よ
It was the last night of King Sinbad's visit to the Kou Empire.
別れ の 酒宴 が 催さ れ まし た
わかれ||しゅえん||もよおさ|||
A lavish farewell banquet was held.
その 夜 が 明け 寝床 で 紅 玉 姫 が 目覚める と …
|よ||あけ|ねどこ||くれない|たま|ひめ||めざめる|
The next morning, Princess Kougyoku awoke in bed to see...
これ で 何も なかった と いう の なら …
||なにも|||||
If you insist that there was nothing, please do explain how that happened!
是非 と も ご 説明 頂き たく シンド バッド 王 !
ぜひ||||せつめい|いただき||||おう
私 は シンド リア 国王 シンド バッド
わたくし|||りあ|こくおう||
I am Sinbad, King of Sindria.
幾多 の 苦難 を 乗り越え て き た 私 だ が
いくた||くなん||のりこえ||||わたくし||
I have overcome many difficulties in my life,
今 かつて ない 危機 に 直面 し て いる
いま|||きき||ちょくめん|||
but I've never dealt with anything like this before.
煌 帝国 皇女 の 身 を 汚し た シンドバッド め !
こう|ていこく|おうじょ||み||きたなし|||
You've disgraced the body of a princess of the Kou Empire, Sinbad!
私 と 決闘 し なさい !
わたくし||けっとう||
I'll duel you to defend my honor!
断れ ば あなた を 殺し て 私 も 死ぬ …
ことわれ||||ころし||わたくし||しぬ
おいた わし や 姫 !
|||ひめ
なんたる 大 事態 !
|だい|じたい
What a distressing situation!
収め て ください !
おさめ||
Don't let her hurt herself!
俺 が 致し た の か
おれ||いたし|||
Did I do that?
悪い が まったく 記憶 が ない
わるい|||きおく||
I'm sorry, I really can't remember anything at all.
七海 の 覇王 と も あ ろ う 男 が
ななうみ||はおう||||||おとこ|
"The High King of the Seven Seas has never lost himself to alcohol and done something to a woman..."
酒 に 溺れ 女性 に 粗相 する など …
さけ||おぼれ|じょせい||そそう||
今 まで なかった と は 言わ ない が
いま|||||いわ||
...is not something that I can say.
シンド リア 国王 の 淫行
|りあ|こくおう||いんこう
The obscenities of the King of Sindria
そして 皇女 の 自害
|おうじょ||じがい
and the suicide of a princess
更に 煌 帝国 と の 戦争 へ !
さらに|こう|ていこく|||せんそう|
all lead to a war with the Kou Empire!
そ … その よう な 国民 へ の 不 義 俺 は 断じて 犯さ ん !
||||こくみん|||ふ|ただし|おれ||だんじて|おかさ|
I-I would never allow such injustice to befall my people!
待て 待て そもそも 一体 なぜ こんな こと に なった の だ ?
まて|まて||いったい|||||||
俺 は 滞在 中 彼女 と 一 度 も 会って すら い ない
おれ||たいざい|なか|かのじょ||ひと|たび||あって|||
The whole time I was at the palace, I never even saw her once!
そう いえ ば あの 夜 王様 は 全然 酔って なかった ぜ
||||よ|おうさま||ぜんぜん|よって||
Wait, that night, the King wasn't drunk at all!
だ ろ う
Right?
酒 は 儀礼 と し て ひと ふた 口 だけ
さけ||ぎれい||||||くち|
I only had a few sips out of courtesy.
その あと 俺 は まっすぐ 寝 所 へ 戻った
||おれ|||ね|しょ||もどった
And after that, I went straight to my bedroom.
それ は 私 たち が しかと 見届け た
||わたくし||||みとどけ|
そう 俺 は そのまま 眠った の だ
|おれ|||ねむった||
Exactly! I went straight to bed!
やはり 姫君 と は 何も なかった の だ
|ひめぎみ|||なにも|||
I didn't do anything with the princess!
では なぜ 私 が あなた の 部屋 に い た の ! ?
||わたくし||||へや||||
Then why was I in your room?
姫君 どう も 私 に は その 記憶 が ない の だ が …
ひめぎみ|||わたくし||||きおく|||||
I'm really sorry, Princess, but I have no memories of that.
じゃあ なぜ あなた は 裸 だった の ! ?
||||はだか||
Then why were you naked?
寝 て いる 間 に 服 を 脱ぎ捨てる こと が あって ! ?
ね|||あいだ||ふく||ぬぎすてる|||
うん それ は よく ある こと だ
Yes.
ふざけ ない で !
Stop lying!
そこ まで し ら を 切る つもり なら
|||||きる||
If you really plan on playing innocent, I'll tell you my side of the story!
今度 は 私 の 言い分 を 聞い て いた だ こ う かしら !
こんど||わたくし||いいぶん||ききい||||||
あの 夜 私 は 宴 の 片隅 に い た わ
|よ|わたくし||えん||かたすみ||||
That night, I hid myself in a corner of the banquet room.
でも 結局 声 を 掛ける こと も でき ぬ まま 宴 は 終わった
|けっきょく|こえ||かける||||||えん||おわった
But I could never muster up the courage to speak to you.
そして その あと
After that,
私 は 何者 か に 襲わ れ 意識 を 失い
わたくし||なにもの|||おそわ||いしき||うしない
I was attacked by something, lost consciousness,
気付け ば 私 は シンドバッド 様 の お 部屋 で 朝 を 迎え て い た わ
きづけ||わたくし|||さま|||へや||あさ||むかえ||||
and awoke to find myself in your room, Sinbad!
それ は つまり ?
つまり こう いう こと で あり ま しょ う
In other words, this happened!
己 の ゆ がん だ 欲望 を 満たさ ん と
おのれ|||||よくぼう||みたさ||
In order to satisfy your own twisted lust, you went so far as to knock the princess unconscious
姫君 を 昏倒 さ せ た うえ 行為 に 及 ん だ の で あり ま しょ う
ひめぎみ||こんとう|||||こうい||およ||||||||
ひどい
How terrible!
最低 です ね
さいてい||
He's disgusting!
お前 ら 信じろ よ 自分 の 王 を !
おまえ||しんじろ||じぶん||おう|
You guys! Believe in your king!
った く … 俺 が 外交 の 最中 に 酒 で 失態 を 犯す など
||おれ||がいこう||さい なか||さけ||しったい||おかす|
Come on, do you guys really think I would get drunk and commit a crime while on a diplomatic mission?
お前 たち は 本当 だ と 思う か ! ?
おまえ|||ほんとう|||おもう|
思い ます 酒 癖 に おい て は まったく 信用 し て おり ませ ん
おもい||さけ|くせ||||||しんよう|||||
We do.
毎度 の こと っす から
まいど||||
Cause this happens every time.
手 を 出さ れ た と いう 女性 から の 苦情 が 絶え ませ ん
て||ださ|||||じょせい|||くじょう||たえ||
The complaints from girls you've slighted is never-ending.
こない だ なんて す っ ごい おばあ ちゃん だった よね
There was even an old grandmother who complained recently!
未然 に 防 い だ けど な
みぜん||ふせ||||
She was able to defend herself before it happened though.
実は 私 も 一 度 手 を …
じつは|わたくし||ひと|たび|て|
You even made a move on me once.
な っ … ん だ と ! ?
What did you say?
お前 たち …
おまえ|
You guys...
だれ も かれ も 旅 の 中 で 出会い 共に 冒険 し
||||たび||なか||であい|ともに|ぼうけん|
My trusted subordinates.
信頼 を 築き上げ た 部下 たち な の に
しんらい||きずきあげ||ぶか||||
それ が どう だ
What happened to that?
マス ルール は 剣 奴 を し て い た 頃 の 絶望 と 諦め の 目 で 俺 を 見 て いる
ます|るーる||けん|やつ||||||ころ||ぜつぼう||あきらめ||め||おれ||み||
ジャー ファル など 出会った 当初 の 暗殺 者 の 目 で 俺 を 見 や がる
じゃー|||であった|とうしょ||あんさつ|もの||め||おれ||み||
When I first met Jafar, he glared at me through the eyes of an assassin.
なん だ よ …
What is this...
お … 俺 たち の 信頼 関係 は うそ だった の か よ ! ?
|おれ|||しんらい|かんけい||||||
酔っ払い の 言う こと を いちいち 聞い て られる か !
よっぱらい||いう||||ききい|||
As if we'd listen to the words of a drunkard!
ふだん は いい 王様 な ん だ けど ね
|||おうさま|||||
He's normally a good king though.
責任 を 取る に は 姫君 と 結婚 する ほか あり ませ ん
せきにん||とる|||ひめぎみ||けっこん|||||
In order for you to take responsibility for your actions, you must marry the princess!
な っ ! 結婚 だ と ! ?
||けっこん||
そう で あり ま しょ う
Yes!
夫婦 の 契り が あった と すれ ば 姫 の 名誉 は 傷つか ぬ
ふうふ||ちぎり||||||ひめ||めいよ||きずつか|
If you are husband and wife, then the princess' honor will remain intact!
我が 皇帝 陛下 も あなた 様 なら 姫 を 差し出す でしょ う
わが|こうてい|へいか|||さま||ひめ||さしだす||
His Majesty, the Kou Emperor, would surely give you the princess' hand in marriage.
ちょ … ちょっと 待て 何 を 勝手 に …
||まて|なん||かって|
W-Wait a moment!
致し方なし
いたしかたなし
We have no other way.
煌 帝国 と 政略 結婚 など …
こう|ていこく||せいりゃく|けっこん|
A political marriage with the Kou?
戦争 か 友好 か で は 選択 の 余地 は なか ろ う
せんそう||ゆうこう||||せんたく||よち||||
We only have two choices: war or friendship.
しかたない
That's really no choice at all.
主 の 失態 と 運命 を 共 に する の も …
おも||しったい||うんめい||とも||||
It is a retainer's duty to deal with his master's faults...
臣下 の 務め っす から ね
しんか||つとめ|||
シンドバッド 王 ご 決断 を
|おう||けつだん|
King Sinbad, your decision.
ああ ! ! もう 我慢 なら ん !
||がまん||
ヤムライハ お前 の 力 で 俺 の 無実 を 証明 し て くれ
|おまえ||ちから||おれ||むじつ||しょうめい|||
Yamraiha, use your power to prove my innocence!
いい ん です か ?
Are you sure?
私 は 本当 に あった こと しか 見せる こと が でき ませ ん よ ?
わたくし||ほんとう|||||みせる||||||
I can only show exactly what happened.
かまわ ん !
That's fine!
で は 来 て ください
||らい||
皇女 様 あなた も
おうじょ|さま||
Princess, you too.
見せ て あげる 本当 は 何 が あった の か
みせ|||ほんとう||なん||||
I'll show you what really happened.
いけ ませ ん 姫君 !
|||ひめぎみ
You must not, Princess!
「 真実 の 水 人形 劇 」
しんじつ||すい|にんぎょう|げき
Sharrar Raqesa!
これ は 一体 …
||いったい
What is this?
二 人 の ルフ に 事件 の 夜 の こと を 語って もらう の
ふた|じん||||じけん||よ||||かたって||
この 魔法 に うそ は つけ ない わ よ
|まほう|||||||
This magic shows only the truth!
寝 てる わ ね
ね|||
He's sleeping.
姫 様 は ?
ひめ|さま|
What about the princess?
歩 い てる
ふ||
She's walking.
浮 い た
うか||
誰 か に 運ば れ てる の ね
だれ|||はこば||||
Someone's carrying her.
そして シンド バッド 王 の 隣 へ 寝かさ れ た … と
|||おう||となり||ねかさ|||
And they put her to sleep right next to King Sinbad.
じゃあ おじさん は 何 も し て なかった ん だ ね
|||なん|||||||
Then Mister Sinbad didn't do anything after all.
これ から かも よ
Keep watching!
誰 か に 運ば せ た の かも しれ ねぇ
だれ|||はこば||||||
子供 は 見 て は いけ ませ ん !
こども||み|||||
Children should not watch!
でも 私 たち に は 見届ける 義務 が ある
|わたくし||||みとどける|ぎむ||
But we have a duty to stand witness.
そう !
いや ~ ん !
早 回し する わ ね
はや|まわし|||
I'm going to speed it up.
朝 だ
あさ|
It's morning.
寝 てる だけ だ よ
ね||||
They only slept.
結局 何 も …
けっきょく|なん|
So nothing happened.
ほら 見ろ 俺 は 何 も やって ねぇ だ ろ !
|みろ|おれ||なん|||||
I told you so!
った く … 俺 が どれ だけ 悲しい 気持ち に なった か
||おれ||||かなしい|きもち|||
Seriously, do you know how betrayed I felt?
姫 ! ご覧 の とおり 何も なかった
ひめ|ごらん|||なにも|
Princess!
あなた の 身 も 名誉 も 傷つ い て い ない の です
||み||めいよ||きずつ||||||
Both your body and your honor are uninjured!
そ … そう です ね …
I-I see...
だまさ れ て は なり ませ ん !
You must not be fooled!
そんな 怪しい 魔法 など 証明 に なり ませ ん
|あやしい|まほう||しょうめい||||
Such suspicious magic does not serve as proof!
潔く 罪 を 認め なさい シンド バッド 王 !
いさぎよく|ざい||みとめ||||おう
Be a man and acknowledge your sins, King Sinbad!
もう やめ て 夏 黄 文
|||なつ|き|ぶん
Stop it, Ka Koubun!
姫君 …
ひめぎみ
Princess!
本当 は 自分 でも おかしい と 思って た の
ほんとう||じぶん||||おもって||
I thought it was kind of strange, honestly.
服 も 髪 も 乱れ て なかった し …
ふく||かみ||みだれ|||
Neither my hair nor my clothes were in any disarray.
でも 訳 が 分から なく て 怖く て 騒 い で しまって
|やく||わから|||こわく||さわ|||
But I just couldn't understand...
ごめんなさい
I'm sorry!
姫君 !
ひめぎみ
Princess!
姫君 なんと …
ひめぎみ|
Oh Princess!
な … なんか かわいそう な こと に なっちゃ っ た わ ね
I-I feel bad for her.
しかし よ ぉ … って こと は 犯人 は 別に いる って こと だ
||||||はんにん||べつに||||
But doesn't that mean the culprit is still out there?
こんな 悪質 な こと を …
|あくしつ|||
What a horrible thing to do...
一体 誰 が ?
いったい|だれ|
姫 …
ひめ
Princess!
姫君
ひめぎみ
Princess...
私 の 名 は 夏 黄 文 紅 玉 姫 の 従者 で ある
わたくし||な||なつ|き|ぶん|くれない|たま|ひめ||じゅうしゃ||
My name is Ka Koubun.
長年 お 仕え し た 大切 な 姫君 が
ながねん||つかえ|||たいせつ||ひめぎみ|
My princess, whom I have long served, has been put through a distressing situation becasue of someone.
何者 か に よって この よう な 目 に 遭わ さ れ て いる わけ だ が …
なにもの|||||||め||あわ|||||||
ちなみに 犯人 は 私 で ある
|はんにん||わたくし||
And that someone was me.
あの 夜 私 は 姫君 を 気絶 さ せ
|よ|わたくし||ひめぎみ||きぜつ||
That night, I made the princess fall unconscious,
従者 二 人 と シンド バッド 王 の 寝 所 へ 届け た の で ある
じゅうしゃ|ふた|じん||||おう||ね|しょ||とどけ||||
and, with the help of her two other attendants, brought her to King Sinbad's bed.
そもそも なぜ 私 が この よう な 行動 に 出 た の か
||わたくし|||||こうどう||だ|||
Why did I do such a thing?
私 に は 計画 が あった
わたくし|||けいかく||
I had a plan.
バル バッド に 嫁ぐ 姫 に 付き 従い
|||とつぐ|ひめ||つき|したがい
I was going to accompany the princess on her political marriage to the King of Balbadd,
やがて 生まれる 世継ぎ の 後見人 と し て 国 を 操る 計画 だ
|うまれる|よつぎ||こうけんにん||||くに||あやつる|けいかく|
become the guardian of their child,
しかし それ は 頓挫 し て しまった
|||とんざ|||
But things did not go as planned.
だが そこ へ 現れ た の が シンドバッド 王 だ
|||あらわれ|||||おう|
And there appeared King Sinbad.
バル バッド の 代わり に シンド リア で それ を 成し遂げる
|||かわり|||りあ||||なしとげる
I would make what failed in Balbadd succeed in Sindria!
姫君 とて 意中 の 男 と 夫婦 に な れる
ひめぎみ||いちゅう||おとこ||ふうふ|||
And the princess could marry the man of her dreams!
まさに 一石二鳥 !
|いっせきにちょう
Two birds with one stone!
魔法 と やら で 真相 が バレ そう に なった が
まほう||||しんそう||||||
That damn magic revealed the truth,
強気 で いけ ば 押し切 れ そう な 雰囲気 だ
つよき||||おしき||||ふんいき|
but this still feels like a situation that can be controlled with a bit of persistence!
丸め込ま れ て は なり ませ ん ぞ 姫君 !
まるめこま||||||||ひめぎみ
You mustn't be taken in by them, Princess!
シンドバッド 王 に 責任 を 取って 結婚 し て いただく の で あり ます
|おう||せきにん||とって|けっこん|||||||
You must have King Sinbad take responsibility and marry you!
今回 こそ ゴリ 押し し て くれる わ
こんかい|||おし||||
I will force my way through this!
申し訳 あり ませ ん
もうし わけ|||
I am so sorry!
全部 夏 黄 文 さん が やり まし た
ぜんぶ|なつ|き|ぶん|||||
Everything was orchestrated by Sir Ka Koubun.
私 たち が 手伝い まし た
わたくし|||てつだい||
And we assisted him!
何 ぃ ! ? バ バ … バカ か お前 ら !
なん||||ばか||おまえ|
What?!
だって 姫君 かわいそう だ し
|ひめぎみ|||
But don't you feel bad for the princess?
シンドバッド 王 を 陥れ た 反逆 者 を ひ っ 捕らえろ
|おう||おちいれ||はんぎゃく|もの||||とらえろ
Capture the traitor who tried to deceive King Sinbad!
俺 たち 姫 の 部下 だ し
おれ||ひめ||ぶか||
ここ で 捕まる わけ に は いか ん
||つかまる|||||
I will not be captured here!
白 龍 皇子
しろ|りゅう|おうじ
Prince Hakuryuu!
もう 茶 番 は いい でしょ う
|ちゃ|ばん||||
Stop this farce.
シンドバッド 王 よ 今度 の 騒動 我が国 の 者 の 不 義 です
|おう||こんど||そうどう|わがくに||もの||ふ|ただし|
King Sinbad, this issue was the fault of my country's misconduct.
我が国 に も 透視 魔法 は ある
わがくに|||とうし|まほう||
Clairvoyance magic also exists in my country.
あの 水 魔 法 も 正しい と 見 た
|すい|ま|ほう||ただしい||み|
I believe that water magic showed the truth.
違う か 夏 黄 文
ちがう||なつ|き|ぶん
Am I wrong, Ka Koubun?
はい …
No.
同 行者 の 非 礼 煌 帝国 を 代表 し て お 詫び 申し上げる
どう|ぎょうじゃ||ひ|れい|こう|ていこく||だいひょう||||わび|もうしあげる
As the representative of the Kou Empire, I offer my sincerest apologies for the misconduct of my fellow travelers.
ですが 今回 の 留学 目的 は 別に ある ゆえ
|こんかい||りゅうがく|もくてき||べつに||
As the purpose of this trip is unrelated to this incident, I beg of you to please permit us to stay.
どう か 滞在 を お 許し いただき たい
||たいざい|||ゆるし||
ああ 許可 しよ う
|きょか||
Of course, permitted.
ありがとう ございます
Thank you very much.
こんな くだらない こと で …
皇子 に 膝 を 折ら せる なんて
おうじ||ひざ||おら||
Even the prince had to bow down and apologize...
くだらなく ない !
It wasn't stupid!
しかたなかった ん だ よ …
I had no choice!
僕 みたい な 汚らわしい クズ が 夢 を 見る に は
ぼく|||けがらわしい|くず||ゆめ||みる||
For lowly trash like me to fulfill my dreams, I had no choice but to do this!
こう する しか なかった ん だ よ !
そんな こと 言わ ない で !
||いわ||
Don't say that!
夏 黄 文 は 立派 な いい 子 よ
なつ|き|ぶん||りっぱ|||こ|
姫君 …
ひめぎみ
Princess!
謝れ ば 許し て いた だ け そう な 雰囲気
あやまれ||ゆるし|||||||ふんいき
And that situation felt like one where an apology would win me forgiveness.
ここ は 力 の かぎり 謝って おく で あり ます
||ちから|||あやまって||||
If so, then I'll apologize until my face is blue!
いい ん です か 彼ら を 許し て
||||かれら||ゆるし|
Was it okay to let them go?
いい さ 少なくとも あの 皇子 殿下 は
||すくなくとも||おうじ|でんか|
Yeah. His Highness, the prince, did not seem like he'd go home with his mission unfulfilled.
目的 と やら を 果たす まで は 帰って くれ そう も ない から な
もくてき||||はたす|||かえって||||||
すばらしい
It's amazing.
一 代 に し て これほど の 王国 を 築か れ
ひと|だい||||||おうこく||きずか|
You built this empire in just one generation,
強力 な 七海 連合 も 束ね て おら れる
きょうりょく||ななうみ|れんごう||たばね|||
and brought together the powerful Seven Seas Alliance.
なみなみ なら ぬ 才覚 と 仁徳 の な せる 業 な の でしょ う ね
|||さいかく||じんとく||||ぎょう|||||
It must have taken extraordinary skill and magnanimity on your part to do such a thing.
大げさ だ な 君 は
おおげさ|||きみ|
いえ 煌 の 皇帝 に あんな に 強く 物 を 言って のけ た の は
|こう||こうてい||||つよく|ぶつ||いって||||
No. You were the first to ever speak so forcefully to the Emperor of Kou.
貴 殿 が 初めて な の です よ
とうと|しんがり||はじめて||||
それ は バル バッド へ の 矛 を 収め て もらい たい 一 心 だった から だ
||||||ほこ||おさめ||||ひと|こころ|||
煌 帝国 と 友好 的 な 関係 を 続け たい の だ よ
こう|ていこく||ゆうこう|てき||かんけい||つづけ||||
I wish to continue friendly relations with the Kou Empire.
シンドバッド 王 よ
|おう|
King Sinbad.
あなた は うそ を つい て いる
You are lying.
友好 関係 など 表面 上 の もの でしょ う
ゆうこう|かんけい||ひょうめん|うえ||||
Friendly relations are but a superficial pretense.
一体 何 が 言い たい の か な ?
いったい|なん||いい||||
What are you trying to say?
誤解 し ない で ください
ごかい||||
Please don't misunderstand.
私 は 別に あなた と 敵対 し たい わけ で は あり ませ ん
わたくし||べつに|||てきたい||||||||
My goal is not to become enemies with you at all.
重要 な 知らせ が ある の です
じゅうよう||しらせ||||
I have important information to share.
煌 帝国 に 巣くう 組織 が シンド リア を 狙って い ます
こう|ていこく||すくう|そしき|||りあ||ねらって||
The organization that's currently dwelling in the shadows of Kou is targeting Sindria.
それ は すでに 動きだし て いる
|||うごきだし||
それ が 真実 だ と し て
||しんじつ||||
If that's true, why would a prince of the Kou Empire such as yourself come and tell me?
煌 帝国 の 皇子 で ある 君 が なぜ 私 に ?
こう|ていこく||おうじ|||きみ|||わたくし|
君 の 目的 は 一体 な ん だ ?
きみ||もくてき||いったい|||
What is your goal?
煌 帝国 を 滅ぼす こと です
こう|ていこく||ほろぼす||
To destroy the Kou Empire.