( ギルサンダ ー ) 一生 君 を 守り 続ける 。
( ナレ ー ション ) < メリオダス の 協力 に よって ギル サンダー は
10 年 に 及ぶ 呪縛 から 解放 さ れ
父 の 敵 で ある ヘンド リク セン を 打ち 倒し た >
♪~
< 暴 食 の 罪 暴 食 の 罪 マーリン の 登場 に より
ビビアン の 野望 も 砕か れる >
< 同じ ころ ホーク は 所在 不明 の 暗闇 の 中 で
不気味 に 響く 靴 音 を 聞いて い た >
( バン ) これ が 王国 の 至宝
「 ケルヌンノス の 角笛 」 か 。 N で け ぇ な 。
おい 女神 と やら 聞こえ てっ か ? もしも ~ し !
なあ この 声 が 聞こえ て ん なら
俺 の 命 を 引き換え に エレイン を 生き返ら せ て くれ 。
おい 聞こえ て ん の か ぁ ! ?
だ よ な ~。
ん な うまい 話 が ある かって の 。 N し ゃ あ ねぇ 。
≪ 誰 だ ? はっ !
( ホ ー ク ) と ~ ん ! ( バン ) 師匠 か よ !
つか そんな 所 で 何 やって ん だ よ ! ? つか なんで い ん だ よ ! ?
知ら ねぇ よ ! つ か ここ どこ よ ! ?
つか エリザベス ちゃん どこ よ ~ ! ?
< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が
分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >
< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり >
< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず >
< しか して その 成り立ち は
聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か >
< 故に 彼ら は 伝説 な の だ >
< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 >
< それ すなわち 七 つ の 大 罪 >
♪~
( 国王 ) 怖い か ? ( エリザベス ) あっ 。
いいえ 。 メリオダス 様 が きっと 来 て くれる から 。
それ に 今 は 父上 が 一緒 です 。
( 国王 ) そう か 。 N だ が じきに また わし と お前 は
離れ離れ に なって しまう 。 N えっ ?
( 国王 ) お前 は わし の 魔力 「 千里眼 」 を 知って いる ね ?
あくまで 自分 の 身 と その 周辺 で 起こる こと に すぎ ぬ が
漠然 と し た 言葉 や 映像 で 未来 を 察知 する こと が できる 。
何 か 見え た の です か ?
間もなく 絶対 不可侵 の この 領域 より
紅 蓮 の 豚 が わし を 救う 。 N 豚 ?
( バン ) んじゃ ~ 師匠 は 例の 仮面 魔術 士 に
ここ まで す っ 飛ば さ れ て き た と ? ああ 。 おそらくは
俺 の 実力 を 恐れ て の こと だ ろ う な 。
ふん ! とにかく 外 に 出る ぞ 。
まずは エリザベス ちゃん を 助け に 行か ねぇ と な 。
( バン ) 悪 ぃ が …。 N えっ ?
師匠 は 先 に 行って て くれ 。 N なぜ に ?
( 心 の 声 ) ≪ や っぱ 簡単 に 諦め られ っか よ 。
俺 に は まだ やる こと が あん だ よ ≫
( 女神 族 ) そう お前 に は やる べき こと が ある 。
はっ ! だ … 誰 だ ? おい こら っ !
( バン ) 女神 族 か ! ? 女神 … 族 ?
姿 を 見せろ ! ど っ から 話し て や がる ?
( 女神 族 ) 残念 ながら 今 は 不可能 です 。
古 の 戦 で 力 を 失った 我ら が
元 の 姿 を 再び 構築 する に は しばし 時間 が 必要 です 。
偉 そう だ な こいつ 。 N ( 女神 族 ) しかし
妖精 族 一 人 を よみがえら せる 程度 の こと は
造作 も ない 。 N ( バン ) 自分 で 願 っと い て
言う の も あれ だ が … へ っ !
女神 族 って の は こう も 簡単 に
誰 の 願い で も かなえ て くれ ん の か ?
本当 に 俺 の 命 と 引き換え に あいつ を …。
( 女神 族 ) いいえ お前 の 命 を 奪う 気 は あり ませ ん 。
かわり に 使命 を 与え ます 。
おい バン ! こいつ は どう 考え て も う さん くせ ぇ ぞ 。
ああ かも なぁ 。 N でも 黙って ろ 師匠 。
( 女神 族 ) お 黙り なさい 豚 。 N ダ … ダブル で ! ?
分かった なんでも やって やる 。
( 女神 族 ) ある 者 を 殺し て ほしい 。 N ( バン ) 殺し だ ぁ ?
バン や べ ぇ って ! プゴッ !
( バン ) 女神 様 と も あ ろ う 方 が 物騒 な 申し出 だ なぁ 。
( 女神 族 ) 引き受け て は いただけ ませ ん か ?
言った ろ う が なんでも やる って よ 。
で ? 殺す 相手 は ?
( 女神 族 ) その 者 は 現在 こう 呼ば れ て い ます 。
七 つ の 大 罪 憤怒 の 罪
メリオダス 。 N は っ !
( ジェリコ ) はっ ! ギーラ …。
( ギ ー ラ ) よかった 。 N ( ジェリコ ) て め ぇ よくも …。
ぶ っ 殺し て やる ! ( ジ ー ル ) ダメ !
( ジェリコ ) なん だ ? この チビ 。 N ( ギ ー ラ ) ジール 。 私 の 弟 よ 。
( ジェリコ ) あっ … 戦い は どう なった ? 七 つ の 大 罪 は ?
あっ 。 ん ?
( ギ ー ラ ) もはや 私 たち が 彼ら と 戦う 理由 は ない わ 。
私 たち は 彼ら に 負け た の よ 。 N ( ジェリコ ) は あ ! ?
( ギ ー ラ ) そう いえ ば まだ ジェリコ の 答え を
聞い て なかった わ ね 。 N ( ジェリコ ) あん ?
( ギ ー ラ ) あなた は なんの ため に 魔 神 族 の 血 を 飲 ん だ の か 。
( ビビアン ) う っ ! う ぅ …。
( マ ー リン ) ビビアン エリザベス 王女 は どこ に いる ?
( ビビアン ) こ … 国王 の 部屋 に …。 N ( マ ー リン ) だ そう だ 。
( ビビアン ) う わ っ ! くっ ! ( ア ー サ ー ) あっ 逃げ た 。
どう し ます ? ( メリオダス ) もう いい 。 それ より
今 は エリザベス の 救出 が 先 だ 。
( マ ー リン ) で は 急ぐ と しよ う 。 N パチン
ここ は ? ( マ ー ガレット ) 父上 の 部屋 の 前 だ わ 。
( マ ー リン ) 中 まで 移動 しよ う と し た の だ が はじか れ た 。
どうやら 不 肖 の 弟子 の 仕業 の よう だ 。
よし 。 N そんじゃ みんな 下がって ろ 。
( マ ー リン ) 待て 団長 殿 。 N ん ?
( マ ー リン ) お前 の 力 でも この 障壁 は 破れ ぬ 。
「 完璧 なる 立方体 」 だ 。
魔 界 に 由来 の 術 で 全て の 力 を はね返す 。
力 の 大小 に 関係なく な 。 N ( ギルサンダ ー ) う っ !
( ビビアン ) そう 。 あなた たち 全員 で 総 攻撃 しよ う と
傷 一 つ も 付け られ ない 。 N 残念 で し た わ ね 。
ざま ぁ みろ ! ふ は は はっ ! は は は はっ !
どう やって 魔力 を 消し た ?
「 絶対 強制 解除 」。 我が 弟子 と
この 部屋 に かかった 魔力 を 断ち切った 。
( ビビアン ) は … 反則 でしょ 。
よう ! ≪ タッタッタッ … ( 足音 )
離れ て 1 日 も たって い ない のに
メリオダス 様 に 会い たく て しかたがなかった 。
よし よし 。 N ( 国王 ) う ぉ い !
老け た な バル トラ 。
お前 は 少しも 変わ っと ら ん な 。 N まあ な 。
あ … あの …。 N ( 国王 ) う ぉ い !
( 2 人 ) あっ ! ( ギルサンダ ー ) ドレ ファス 。
お前 と 会う の も 久しぶり だ な ドレ ファス 。
( ドレファス ) これ は 一体 どういう こと だ ?
( ギルサンダ ー ) ヘンド リク セン は 死 ん だ 。
一生 逃れ え ぬ 罪 を 懺悔 する こと も なく 。
( ドレファス ) 罪 …。 N ( マ ー ガレット ) 私 は 見 た の です 。
10 年 前 の 王国 誕生 祭 の 朝
あなた が ヘンド リク セン と 共謀 し ザラ トラス を 殺す
ある べく も ない 場面 を 。
( ドレファス ) あぁ …。
( マ ー ガレット ) そして その こと を 怖く て たまら ず
ギル に 伝え まし た 。
でも ちょうど そこ に ビビアン が 居合わせ て い て …。
私 たち は それぞれ に 見張り を 付け られ
彼女 の 言いなり に 。
なるほど 。 ビビアン は 当時 から
ギル サンダー に 大層 ご 執心 だった から な 。
しかし その 呪縛 も メリオダス が 解 い て くれ た 。
♪~
( ドレファス ) 私 の 負け だ 。
彼ら の 言う とおり ヘンド リク セン と 共謀 し
聖 騎士 長 ザラ トラス を 殺し まし た 。
初め は 兄 へ の 嫉妬 で し た 。
それ が いつしか 憎しみ へ と 変わり …。
申し訳 あり ませ ん 。
でも それ と 今回 の こと と どう つなが ん だ ?
( ドレファス ) 聖戦 を 実行 する ため だ 。
( ア ー サ ー ) 聖戦 ? ブリ タニア に 伝わる
古い 詩 の 中 に ある 言葉 だ 。
それ が 近く 起こる で あ ろ う と 国王 陛下 が 予言 さ れ た 。
( ドレファス ) だが 陛下 は 剣 を 置け と 命じ られ た 。
私 は この 聖戦 を 機 に 10 年 前 の 事件 に
終止符 を 打つ つもり だった 。
七 つ の 大 罪 を 聖戦 の 敵 と して 葬り去る こと で
事件 の 真相 を 知る 者 は い なく なる 。
しかし ヘンド リク セン は 違った 。
( ビビアン ) 反則 よ 反則 !
あの 女 が 出 て くる なんて 聞い て な いわ よ !
おかげ で 何もかも むちゃくちゃ よ !
ギル … ギル ! う ぅ ~ う う っ …
私 の ギル !
う ぅ …。 N そんなに 恋し けれ ば
もう 一 度 奪い取れ 。
えっ ?
( ドレファス ) 10 年 前 の 一 件 を 境 に ヘンド リク セン は 変わった 。
よもや 魔 神 復活 を 企む まで 乱心 し て いよ う と は
私 も 知ら なかった 。
なぜ こう なった の か …。 私 は ただ
息子 に 誇れ る 父 で あり たかった だけ な のに 。
グリア モール は 生き て い ます 。 N は っ !
ベロニカ 姉 様 の 亡骸 を 守る よう に …
今 も きっと 。
( ドレファス ) くっ … う う っ …。
う お ぉ ~~~
父上 。
( 国王 ) ドレ ファス よ 。 N は っ 。
( 国王 ) 今 この とき を もって
お前 の 聖 騎士 長 と して の 任 を 解く 。
追って 沙汰 を 出す まで 地下 で 待て 。
( ドレファス ) は は ~。
( ギルサンダ ー ) 私 が 地下 まで 。 N うむ 。
ご ほっ ! ( マ ー ガレット エリザベス ) 父上 !
( マ ー リン ) 私 が 診よ う 。
( マ ー リン ) だいぶ 衰弱 し て いる 。 N 急ぎ 治療 が 必要 だ 。
マーリン 様 どう か 父上 を お 助け ください 。
( マ ー ガレット ) 私 から も お 願い いたし ます 。
( マ ー リン ) 私 も 全力 を 尽くし ま しょ う 。
ただ ここ に い て は 陛下 の 気 も 休まら ぬ 。
キャメロット で 治療 に 当たり たい が よろしい か ?
( 国王 ) 二 人 と も 心配 せ ず と も よい 。
エリザベス 私 が 先ほど 伝え た 「 千里眼 」 を
思い出す が よい 。 N 「 千里眼 」 ?
紅 蓮 の 豚 ?
あっ 。 マーガレット 姉 様
マーリン 様 に お 任せ いた し ま しょ う 。
( マ ー ガレット ) あなた が そう 言う の なら 。
なんだか 分か ん ねぇ が 話 が まとまった み て ぇ だ な 。
そう と 決まりゃ あ 早速 …。 N メリオダス 殿 !
我々 が 出会え た の は 大いなる 運命 の 導き 。
ぜひ キャメロット の 聖 騎士 長 と して
私 に 力 を 貸し て ください ! ( 一同 ) あっ 。
♪~
いい ぜ 。 N は っ 。
ほ … 本当 です か ! ? で は 早速 一緒 に …。
気 が 向 い たら な 。 N 街 の 後片づけ や
「 豚 の 帽子 」 亭 も ある し な 。
すぐに と は いか ねぇ よ 。 N そん なぁ …。
( マ ー リン ) あ は は はっ うまく かわさ れ た か 。
マーリン お前 こそ 七 つ の 大 罪 に は 戻って こ ねぇ の か ?
気 が 向 い たら な 。
ち っ うまく 返さ れ た か 。
あっ しまった … マーリン に 10 年 前 の こと 聞く ん だった 。
あ … あの …。 N ん ?
メリオダス 様 は いつか
本当 に 私 の 前 から …。
ドドーン ! あっ !
ドドォーーン !
し … 城 が ! き ゃ あ ~ !
あっ ! あ あ ~ !
大丈夫 か ? エリザベス 。 N あっ … はい 。
一体 何 が 起き た の でしょ う ? ( マ ー ガレット ) 二 人 と も 無事 で し た か 。
( ギルサンダ ー ) あと は もう 一 人 。 N ああ 。
ドレ ファス が 消え た 。
ドドォーーン !
( 聖 騎士 ) 一体 これ は ! ? あっ …。
( 聖 騎士 ) どこ の 騎士 団 だ ? 持ち場 に 戻れ 。 ここ は …。
メメザ ・ ネメザ … メメノマザ 。
血 よ 目覚める の だ 。
おい 聞い てる の か ! ? あっ !
( ハウザ ー ) どう なって ん だ ? 城 が 崩れ落ち た ぞ !
( ゴウセル ) だが 団長 たち の 魔力 は 消え て ない 。
( キング ) 急 い で 合流 しよ う 。 N う っ !
( ジェリコ ) ぐ わ っ ! ( ディアンヌ ) 待って
ギーラ と ジェリコ の 様子 が おかしい よ 。
( ジェリコ ) が あぁ ~~ ! あ あ ~ ~ !
( ハウザ ー ) 尋常 な 苦しみ 方 じゃ ねぇ ぞ 。
う ぅ …。 N ( ジ ー ル ) お 姉ちゃん !
ぐ っ ! は ぁ は ぁ …。 俺 は
後悔 なんか … し て ない 。
魔 神 の 血 だ ろ う が な ん だ ろ う が 力 は 力 !
あっ … あ あ ~ ~ !
( キング ) 二 人 の 内側 から どす黒い 魔力 が あふれ て くる この 感じ …。
( ゴウセル ) たぶん デール を 襲った 変化 と 同じ だ 。
絶対 に 見返し て やる …。
女 だ から と バカ に し 続け た 兄貴 を !
あっ あぁ …。
( 一同 ) あっ !
( ジェリコ ) キャハハハ ! キャハハハ !
う っ ! う う っ …。 N あぁ …。
( ディアンヌ ) くっ ! 今 の うち に ! ( ゴウセル ) ほっ 。
キャハハハ ! くっ …。
( キング ) ディ アンヌ ! ( ハウザ ー ) 待て キング ! どう する 気 だ ! ?
ジェリコ を 殺す ! ディ アンヌ は まだ
動く の で やっと の 状態 な ん だ !
僕 なら 平気 。
それ より ギーラ たち に 何 が 起こって いる の ?
( キング ) たぶん 彼女 たち 新 世代 に 入った 魔 神 の 血 が
暴走 を 始め た ん だ 。
いや 暴走 さ せ られ てる ! ドカッ !
団 長 ~ !
( ハウザ ー ) ギル お前 … どう なって ん だ ?
( ギルサンダ ー ) 今 説明 し て いる 暇 は ない 。
あと で ゆっくり 話す よ 。
団長 。 暴走 さ せ られ て いる って
まさか 誰 か が これ を ? ああ 。
ギーラ も ジェリコ も 新 世代 だ 。 N 二 人 だけ じゃ ねぇ
町 じゅう の 新 世代 が 一斉に 暴走 を 始める なんて
不自然 だ と 思わ ねぇ か ?
一斉に って …。 N 見ろ 。
う っ … う わ ぁ ~~ ! ギャハ !
( 一同 ) ギャハハハハ !
( ハウザ ー ) こ っ これ は …。
ディ アンヌ ! ≫ さすが は 察 し が いい 。
あっ 。 N 新 世代 と は いわば
聖 騎士 に なれ なかった 人間 を ベース に し た 出来 損ない 。
ヤツ ら の 心 に ある の は 聖 騎士 へ の 劣等 感 と
力なき 自身 へ の 怒り 。
古 の 呪 言 は その 気持ち を 高め
いずれ 彼ら 全て を 支配 する 。
き … 君 は !
生き て い た の か ヘンド リク セン !
( ハウザ ー ) ヘンド リク セン ! ? でも あの 姿 は ?
こいつ 魔 神 の 血 を 取り込 ん で い た か 。
( ヘンドリクセン ) すばらしい 恩恵 だ 。 N 魔 神 の 血 の 真 の 適合 は
肉体 を 超 活性 化 さ せ 魔力 を 増幅 する 。
研究 と 実験 を 重ね た 甲斐 が あった 。
エリザベス を 渡せ 。
そう すれ ば 同族 の 情け と して お前 を 生かし て やろ う 。
一緒 に す ん な 。 N お前 は 人間 でも 魔 神 族 でも ねぇ
ただ の バカ 野郎 だ 。
想定 内 の 反応 だ な 。
( キング ) じゃあ これ も 想定 内 ?
当然 だ 。 N くっ ! 新手 か ! ?
はっ ! なぜ …
君 は さっき 死 ん だ はず じゃ …。
ヘル ブラム !
話しかけ て も 無駄 だ 。 こいつ は もともと 死 ん で い た の だ 。
こいつ を 殺し た 張本人 は 貴 様 な の だ ろ う ?
お前 ヘル ブラム に 何 を し た ?
キング ! う っ …。
貴 様 ら 妖精 族 は 死 ん で も 腐ら ん そう だ な 。
こいつ の 死体 は 200 年 近く 闇 商人 の 間 で
高値 で 取り引き さ れ て い た が
私 が 買い取り かりそめ の 命 を 与え て やった 。
ドル イド に 伝わる 禁 呪 「 死者 使役 」 で な 。
しかし 蘇生 も 2 度 が 限界 で な 。
回数 を 重ねる 度 に 魂 が 摩滅 し
性能 が 著しく 低下 する ん だ 。
そんな … そんな … あんまり だ 。
あ あ ~ ~ ! もっと 喜 ん で くれ 。
貴 様 に は すばらしい 機会 を 与え て やった の だ 。
友 を 3 度 殺す 機会 を 。 N ( ヘルブラム ) キエェ ~ !
楽しい ショー の 始まり だ 。
くそ っ ! う お っ !
ドーン ! う っ くそ っ …。
ドゴン ! う わ っ ! ん ん !
おいおい マジ か よ 。
ヘンド リク セン !
よく やった ビビアン 。 N ( 2 人 ) あっ !
メリオダス 様 ! ( マ ー ガレット ) ギル サンダー !
ビビアン 貴 様 ! ( ビビアン ) あなた は 私 の もの よ ギル 。
私 が どんなに あなた を 愛し て …。
あっ ! ドスッ !
♪~
( マ ー ガレット ビビアン ) ギル ! あっ …。
メリオダス … 様 …。
( ビビアン ) なぜ ギル まで ! ? 話 が 違う わ !
( ヘンドリクセン ) 違わ ない さ 。 N これ で この 男 は お前 の もの だ 。
骸 と なれ ば もう 二 度 と お前 の もと から 逃げ ない 。
永遠 に な 。 N そんな …。
( ヘンドリクセン ) さて … 二 人 と も
念入り に とどめ を 刺し て やろ う 。
くっ ! やめ なさい 。
望み どおり あなた と 共に 参り ます 。
そのかわり 二 人 に 手 を 出さ ない で 。
エリザベス …。
( マ ー ガレット ) エリザベス ! あなた 何 を …。
いい 子 だ 。 生かす と 言った の は メリオダス だけ の つもり だった が
ギル サンダー は サービス だ 。
ダメ … だ 。 行く な …。
エリザベス !
メリオダス 様
たまに は 私 に も 守ら せ て ください 。
では 参り ま しょ う か 。
行く な エリザベス !
メリオダス 様
私 と の 約束 決して 忘れ ない で ください 。
♪~
( 回想 ) ( ( 俺 は エリザベス と 七 つ の 大 罪 を 捜し
聖 騎士 を 食い止める と 決め た ) )
( ( たとえ お前 が 死 ん で も 俺 は お前 と の 約束 を 果たす ) )
♪~
エリザベス ~
♪~
団 ち ょ 。
バン … 手 を 貸し て くれ 。
エリザベス が ヘンド リク セン に さらわ れ た 。
また か ! まったく 聖 騎士 ども は 王女 様 を なん だ と 思って ん だ 。
ホーク お前 も 来 て た の か 。
ん な こと より お前 死 に かけ じゃ ねぇ か 。
少し 寝 て ろ ! よし バン
俺 と エリザベス ちゃん を 助け に 行 こ う ぜ 。
もちろん 一緒 に 行く よ な ? な っ ! ?
お … おい 。 そ … そう か !
まずは ディ アンヌ たち を 助け て から だ よ な 。
うん うん !
バン … N お前 変な こと 考え て ねぇ よ な ?
バン なんで ずっと 黙って る ?
ああ …。
愛し てる ぜ 団 ち ょ 。 N くっ !
( バン ) だ から 苦しま せ たく ねぇ 。 N よけ ん な 。
断る ! バイ ~ ン !
の わ ぁ ~ ! 高 っ !
ん ? さすが だ な 団 ち ょ 。
この 忙しい とき に なんの 冗談 だ 。
は あ ~ ~~ !
お前 ら いいかげん に しろ ~ !
今 は 仲間 同士 で 争って る 場合 じゃ ねぇ だ ろ が !
なあ 団 ち ょ 。 俺 は
ずっと 言う まい 考え まい と し て た ん だ けど よ ぉ
あえて 今 聞く わ 。
あんた 魔 神 族 な の か ?
♪~
♪~
♪~
( ヘンドリクセン ) さあ エリザベス 様 もう じき です ぞ 。
いいえ ここ で 終わり よ 。
私 が い なけ れ ば
魔 神 復活 と やら は 果たせ ない の でしょ ?
( ヘンドリクセン ) いつの間に 。 さあ いい 子 だ から
剣 を こっち へ 渡し なさい 。
≫ ヘンド リク セン 。 N ( ヘンドリクセン ) その 声 は …
ドレ ファス 。
( グスタフ ) グスタフ と 申し ます 。 N ジェリコ の 兄 です 。
妹 が 迷惑 を お かけ し て 申し訳 あり ませ ん 。
次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 君 の ため に できる こと 」。
ああ 見え て 意外 と かわいい ところ も ある ん です よ 。
3 日 後 の 3 月 11 日 に
東 日本 大 震災 の 発生 から 4 年 と な る の を 前 に
被災 地 の 一部 で 追悼 式 が 行わ れ 、