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暁のヨナ, Akatsuki no Yona ( Yona of the Dawn ) Episode 9

Akatsuki no Yona ( Yona of the Dawn ) Episode 9

こちら に おら れ まし た か

陛下 の おしゃ って い た 通り 二 重 帳簿 が 見つかり まし た

諸税 の 管理 に 不正 が 行わ れ い た 形跡 が あり ます

ご苦労様 です

担当 者 は すでに 罷免 し まし た

やはり 腐敗 が 根深く 蔓延 って いる 様 です

イル 王 は 優しい 方 だった

優し さ 自体 は 決して 罪 で は あり ませ ん

だが それ を 時として 人 の 持つ 弱 さ や 欲 を 呼び覚まし て しまう

はい

陛下 それ は かつて 亡き ユホン 様 が 禁 書 に なされ た

ええ

四 龍 伝説 の 本 です

子供 の 頃 は よく ここ に 忍び込み

この 本 を 読 ん で は 胸 を 躍らせ た もの です

だが 所詮 は お伽話

この 高 華 王国 を 再び 立ち直ら せる の は 絵空事 の 神 など で は ない

久しぶり だ な

坊主 の 薬 待って た ぞ

お 爺さん 米 ある

それにしても 連れ が 居る 何て

誰 だ そっち の で かい 兄ちゃん

商売 仲間 です よ

ちょいと 国境 近く まで 商売 し に

姫 さん

姫 さん

何 怒って る ん です

袋 に 詰め て 担い だ 事

袋 に 入って いる の は 衣類 だ と 言って 乱暴 に 扱った 事

袋 に 入って る の を いい こと に 触り まくった 事

全部

どうして くれよ この 仕打ち

俺 は お 爺さん に ばれ ない か 心臓 バクバク

いい あんた 達

赤い 髪 の お姫様

野獣 の 元 将軍

雷 獣 だ

天才 美 少年

目立つ ん だ から 大人 しく し て よ ね

そして この 辺 は 火 の 部族 と 王 都 の 近く

見つかれ ば や ばい って 分かる よ ね

はい

しかし 神官 と いい 四 龍 と いい ややこしい 場所 に 住 ん で や がる

神官 様 よ 四 龍 の 手掛かり は ある の か

龍 の 血 を 継ぐ 者 は 今 は それぞれ 生活 を し

かつ 移動 し て いる ので

場所 の 特定 は 難しい の です

面倒 くさ っ

ですが 一 人 だけ

神話 の 時代 より 霧 深き 山 の 上 に 住まい ひっそり と

しかし 確実 に 血 を 守り 続け て いる 一族 が 居 ます

どこ の 部族 に も 属さ ず 他の 者 を 決して 受け入れ ない

国境 近く だ な

はい

火 の 部族 と 王 都 の 近く を 横切る ので

危険 です が

王 都 どころ か 戒 帝国 も 近い わ

俺 は 漸く 外 に 出 られ た から すげ ぇ 楽しみ 幻 の 里

国 中 を 旅 し たら 見聞録 を 書く

どう し た 目 が 赤い ぞ

神官 様 が 恋しく なったら

いつ で も 戻り な あの 山 ん 中 に

うるさい

おい 姫 さん

ハク まだ けが が 治って ない でしょ う

ずっと 私 を 抱え て 旅 する の 無理 よ

それ に 私 は 自分 の 目 で この 国 を もっと よく 見 たい

ま いい でしょ う

ただし くれぐれ も 気 は 抜か ねぇ こと

さっき の 話 に 出 た とおり 長閑 に 見える けど

ね ユン あれ は なに

大きな 水車

あんな の 初めて 見 た

ハク これ は

麦 向こう で は 米 も 作って る な この 辺 は 王 都 の お膝元 だ から ね

あんた が 言った 城 の 食糧 も

主に ここ で 賄わ れ てる ん だ と 思う よ

そう な ん だ

ほら 見 て

あら 上手 に でき た ね

えらい えらい

大体 揃った ね

けど いつ まで 山 ん 中 に 居 なきゃ なん ない か 分か ん ない し

不安 っ じゃ 不安 だ な

ハク どうか し た

なに か 買い 忘れ た 物 でも

いや

行って 来 て いい わ よ 私 ここ で ユン と 待って る から

いい ん じゃ ない

見 た ところ この 村 やばそな 奴等 と は 変 が な さ そう だ し

少し でも や ばい と 思ったら 逃げろ

その 時 は 村 の 外 の . . .

あの 大きな 木 の 所 で 落ち合う でしょ う

分かって る よ

すぐ 戻る

大刀 と 剣 は 見つかった が

弓 は 北山 で なく し た きり だった しな

守り 刀 です

小降り です し か弱い 女子 でも 扱い ます よ

必要な い

守る の は 俺 の 役目 だ

じゃ 本当 に 新しい 王様 が 戴冠 なさった の か

なんでも 噂 じゃ 随分 若く て 男前 らしい が

けど ユホン 様 の ご 子息 だ ろ う

そ っか

じゃ ムン ドク は あの 後 スウォン が 王座 に 就く の を 承認 し た の ね

よかった これ で 風 の 部族 に 危害 が 及ぶ こと が ない

どう し た の

大丈夫

スウォン が あの 城 の . . .

父上 亡き 後 の 王座 に

ね 聞い てる

お嬢さん

もう 一 杯 如何 か で

ありがとう

でも 結構 です

ちょ っ 待って よ

お 爺さん お 代

ま まいど

急に どう し た の さ

無駄 に 怪しま れる 様 な 行動 は 控え ない と

早く こっち

まず った な

多分 王 都 に でも 行って いて 留守 だった ん だ

どうも

何 時 空 都 から お 戻り で

つい 今 さっき だ

そう で し た ぁ

都 は 華やか だった ぞ

ええ

まるで 宴 の よう に 賑わって い て

初めて 見る 食べ物 や 酒 が 至る所 に あった

そい つ は すごい

まるで 宴 の よう に 賑わって い て

初めて 見る 食べ物 や 酒 が 至る所 に あった

そい つ は すごい

姫 さん 静か に

行く ぞ 長い は 無用 だ

悪い 俺 の 気 の 緩み だ

やはり お前等 を お 二 人 に す べき じゃ なかった

いや 俺 が . . .

ごめんなさい

王様 が 変わって 少し は 税 が 軽く なる って 話 だ ぞ

期待 す ん な よ

誰 が 王権 だ ろ う か 俺 達 の 苦労 や 傷み を 分かって くれる 訳 が ねぇ

登り は きつい けど 人目 を 気 に し なく て も いい の は 助かる な

油断 する な

火 の 部族 の 兵士 が 巡回 し て い ない と は 限ら ねぇ

私 覚え なきゃ 剣 術

ハク 教え て くれる って 言った よ ね

言って ませ ん が

みち すがら で も いい から 教え て

誰 が 襲って き て も 撃退 できる よう に

姫 さん

あんた に 人 が 殺せ る の か

撃退 と 言って も 都合 よく 敵 が 逃げる わけ じゃ ない

殺す もしくは 再起 不能 に する

あんた に できる か

北山 で 追い詰め られ た あの 時 も

私 剣 を 持って た の に 全然 使え なかった

敵 わ なく て も 殺せ なく て も

自分 や ハク が 逃げる 隙 を 作る くらい は やり たい

護身 用 の 剣 術

教え て くれる

分かり まし た

弓 ?

俺 が 前線 で 戦う

姫 さん は 身 を 隠し て 敵 を 狙う

はい

ね 剣 も 頂 戴

今 は 弓 しか 教え ませ ん

姫 様

イル 陛下 は 決して 姫 に 武器 を 触ら せ なかった

俺 は 今 陛下 の 命 に 背き ます

何故 陛下 が 武器 を 嫌った の か よく 考え て み て ください

でも さ 山登り ながら 弓 の 訓練 と かって どう する の

そう だ な

旅 の 途中 で なけりゃ 一 日 二 百 本 以上 射 さ せる ん だ が

二百

とりあえず 鳥 や 兎 を 弓 で 仕留める かな

それ 賛成 と ったら 夕食 に 困ら ない し

よろしく お姫様

ハク 当たら ない

どう すれ ば いい の

こんな 感じ

それ どう やった の

狙う

分から ない

何 が

天才 は 出来 ない 人 の 気持ち が 分から ない

ハク は 先生 に は なれ ない わ ね

待って 待って

いい です か

根本 的 に あんた に は 力 が 足り ない

振るえ ず に 弦 を 引く 力 を つけ て 後 は . . .

体 で 覚える

本当 の 弓 の 名士 は 目 を 瞑って でも 的 を 当てる らしい から

目 に 映る もの に 惑わ さ れ ない よう に

とりあえず 今 は 真っ直ぐ 矢 を 飛ばす 事 を 考え なさい な

何 の 音

弓 の 練習 . . . こんな 時間 に

今朝 は 鶏肉 の 炊き込み ご飯 だ

美味し そう

ユン って 本当 に なんでも できる の ね

ま 天才 だ から ね

様 に なって き た ん じゃ ない

本当 ユン は 弓 できる

でき なく は ない けど

生半可 な 気持ち なら 武器 を 持た ない 方 が いい よ

人 を 殺す か 殺さ ない か の 話

護身 用 って 言って る けど

俺 ら の 様 な 力 の ない 人間 が 戦場 に 放り込ま れ て

情け なんて かけ られる と 思う

俺 ら が 生き残る に は

容赦 なく 急所 を 狙う 一撃 必殺 の 技 か

ここ 頭脳 戦 しか ない って 事

手加減 し た り なんて 器用 な 真似 は

あの 雷 獣 さん だ から 出来る 事 な ん だ よ

可愛い

あの 子 が 人 で あった と して も

戦場 なら ば 矢 を 当て なけ れ ば . . .

弓 を 引く と いう 事 は

命 を 奪い 奪わ れる 事

父上 が 嫌った 痛み

でも 父上

奪わ なけ れ ば 私 は 今 生き て ゆけ ませ ん

惜しかった です ね

無駄 に けが さ せ た

反って 残酷 だ ね

迷い が ある から でしょ う

ユン 先 に 行け

いい けど 早く 来 て よ ね

もう すぐ イクス の 言って た 場所 だ から

あ すぐに 追いつく

さて どこ まで 上達 し た か 先生 が 見 て あげ ま しょ う

はい

まずは この 木

おめでとう ございます さすが です

とりあえず 当たって ます

なぜ かしら 忌々しい わ

後 は そう だ な

俺 狙って ください

無理

大丈夫 避け ます から

動 い てる もの に 当てる 練習

いや 人 に 当てる 練習 だ な

適当 に 動き ます から 射 って ください

当たって も 知ら ない から

もう ハク っ だ ら ちょ こまか し ない

まだまだ 当たる 気 は し ませ ん ね

まだまだ 殺気 が 足り ない

さ 殺気 何て ある 訳ない でしょ う

じゃ 追 手 だ と 思え ば いい

あんた が 殺し たい と 思う 相手 を 想像 しろ

そんな 相手 私 に は い ない

そう か じゃ

俺 を スウォン だ よ 思って 撃て

お前 の そう 言う 所 嫌い よ

それ でも

お前 を 守る 為 なら

誰 か を 犠牲 に し て でも 武器 を 手 に し たい と 望む の

ハク

守る と か そう 言う 事 言う な

どうして

欲 が 出る

とにかく 守る の は 俺 の 仕事 です

俺 を 道具 だ と 思え って 言った でしょ う

道具 の 心配 は し なく て いい ん です

大分 視界 が 悪く なって た な

ユン どこ まで 行った の かしら

霧 深き 幻 の 里

この 辺 だ と 思う が 里 なんて どこ に

ハク 大変

何も 見え ん

どこ です

ここ 早く 来 て

ハク これ ユン の 荷物 よ ね

ユン どこ

返事 し て

去れ 去れ

この 地 より 即刻 立ち去れ

だれ

これ 以上 踏み込め ば 天罰 が 下さ れる で あ ろ う

霧 に 隠れ て 天罰 だ さぞ ご 立派 な 神 な ん でしょ う ね

主ら 何者

一 振り で 我ら の 霧 を 晴らす と は

あんた ら 龍 の 里 の 門 か

我々 一族 を 知って いる よう だ な

ならば 益々 生き て 帰す わけ に は いか ぬ

先程 の 小僧 も お前 ら の 仲間 か

ユン を 連れ て 行った の は 貴方 達

ユン は どう し た の

あの 小僧 は

そ なた

赤い 髪

赤い 髪 だ

まさか

しかし 少女 だ

何 処 より 参ら れ た か 赤い 髪 の 少女 よ

風 の 地

神官 様 の お 導き に より 四 龍 の 戦士 を 訪ね て き た

あなた は 四 龍 の 血 を 持つ 人

神官 様 だ と

いいえ 我々 は 白き 龍 の 守り 人

ご 案内 し ま しょ う 白 龍 の 里 へ

私 は 古 より 受け継が れ し 龍 の 血 を 引く 者

お 待ち し て おり まし た 我 が 主 よ

次回 暁 の ヨナ 第 十 話

待望 Comment : 0,0 : 23 : 40.68,0 : 23 : 42.68 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , Comment : 0,0 : 23 : 40.68,0 : 23 : 42.68 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , ,


Akatsuki no Yona ( Yona of the Dawn ) Episode 9

こちら に おら れ まし た か So this is where you were.

陛下 の おしゃ って い た 通り 二 重 帳簿 が 見つかり まし た へいか||||||とおり|ふた|おも|ちょうぼ||みつかり|| As you predicted, I discovered a secret account.

諸税 の 管理 に 不正 が 行わ れ い た 形跡 が あり ます しょ ぜい||かんり||ふせい||おこなわ||||けいせき||| There are signs that taxes were being illegally managed.

ご苦労様 です ごくろうさま| Good work.

担当 者 は すでに 罷免 し まし た たんとう|もの|||ひめん||| I have already dismissed the man in charge.

やはり 腐敗 が 根深く 蔓延 って いる 様 です |ふはい||ねぶかく|まんえん|||さま| Evidently, the corruption runs deep.

イル 王 は 優しい 方 だった |おう||やさしい|かた| King Il was a kind man...

優し さ 自体 は 決して 罪 で は あり ませ ん やさし||じたい||けっして|ざい||||| Kindness is not a crime.

だが それ を 時として 人 の 持つ 弱 さ や 欲 を 呼び覚まし て しまう |||ときとして|じん||もつ|じゃく|||よく||よびさまし|| But sometimes, it awakens the weakness and greed in others.

はい Yes...

陛下 それ は かつて 亡き ユホン 様 が 禁 書 に なされ た へいか||||なき||さま||きん|しょ||| Your Majesty, the late King Il forbade anyone from reading that.

ええ Yes.

四 龍 伝説 の 本 です よっ|りゅう|でんせつ||ほん| It's a book on the legend of the four dragons.

子供 の 頃 は よく ここ に 忍び込み こども||ころ|||||しのびこみ When I was a child, I would often sneak in here

この 本 を 読 ん で は 胸 を 躍らせ た もの です |ほん||よ||||むね||おどらせ||| and find great excitement in reading this book.

だが 所詮 は お伽話 |しょせん||おとぎばなし

この 高 華 王国 を 再び 立ち直ら せる の は 絵空事 の 神 など で は ない |たか|はな|おうこく||ふたたび|たちなおら||||えそらごと||かみ|||| Gods of fantasy cannot put the Kingdom of Kouka back aright.

久しぶり だ な ひさしぶり|| Episode 9: Shaking Resolve

坊主 の 薬 待って た ぞ ぼうず||くすり|まって|| I've been waiting for your medicine.

お 爺さん 米 ある |じいさん|べい| Sir, do you have any rice?

それにしても 連れ が 居る 何て |つれ||いる|なんて But it's rare to see you traveling with someone.

誰 だ そっち の で かい 兄ちゃん だれ||||||にいちゃん

商売 仲間 です よ しょうばい|なかま|| I'm a fellow merchant.

ちょいと 国境 近く まで 商売 し に |くにざかい|ちかく||しょうばい|| We have business near the border.

姫 さん ひめ| Princess...

姫 さん ひめ| Princess!

何 怒って る ん です なん|いかって|||

袋 に 詰め て 担い だ 事 ふくろ||つめ||にない||こと Because I stuffed you in a bag and carried you?

袋 に 入って いる の は 衣類 だ と 言って 乱暴 に 扱った 事 ふくろ||はいって||||いるい|||いって|らんぼう||あつかった|こと

袋 に 入って る の を いい こと に 触り まくった 事 ふくろ||はいって|||||||さわり||こと Because I took advantage of you being in a bag to put my hands all over you?

全部 ぜんぶ All of it.

どうして くれよ この 仕打ち |||しうち How should I punish you for that?

俺 は お 爺さん に ばれ ない か 心臓 バクバク おれ|||じいさん|||||しんぞう| I was so afraid we'd be discovered, my heart was pounding.

いい あんた 達 ||さとる Listen up, you two.

赤い 髪 の お姫様 あかい|かみ||おひめさま A red-haired princess.

野獣 の 元 将軍 やじゅう||もと|しょうぐん BOOM! BOOM!

雷 獣 だ かみなり|けだもの| It's "Thunder Beast."

天才 美 少年 てんさい|び|しょうねん POINT! BOOM! BOOM!

目立つ ん だ から 大人 しく し て よ ね めだつ||||おとな||||| We all stand out, so don't draw attention.

そして この 辺 は 火 の 部族 と 王 都 の 近く ||ほとり||ひ||ぶぞく||おう|と||ちかく

見つかれ ば や ばい って 分かる よ ね みつかれ|||||わかる||

はい Yes, sir.

しかし 神官 と いい 四 龍 と いい ややこしい 場所 に 住 ん で や がる |しんかん|||よっ|りゅう||||ばしょ||じゅう||||

神官 様 よ 四 龍 の 手掛かり は ある の か しんかん|さま||よっ|りゅう||てがかり|||| Priest, do you know where we can find the four dragons?

龍 の 血 を 継ぐ 者 は 今 は それぞれ 生活 を し りゅう||ち||つぐ|もの||いま|||せいかつ|| The warriors who inherited the dragons' blood

かつ 移動 し て いる ので |いどう|||| now live and move around separately.

場所 の 特定 は 難しい の です ばしょ||とくてい||むずかしい|| Pinning down their locations is difficult.

面倒 くさ っ めんどう|| What a pain in the ass!

ですが 一 人 だけ |ひと|じん| But one of them...

神話 の 時代 より 霧 深き 山 の 上 に 住まい ひっそり と しんわ||じだい||きり|ふかき|やま||うえ||すまい|| Chishin Kouka Kingdom

しかし 確実 に 血 を 守り 続け て いる 一族 が 居 ます |かくじつ||ち||まもり|つづけ|||いちぞく||い|

どこ の 部族 に も 属さ ず 他の 者 を 決して 受け入れ ない ||ぶぞく|||ぞくさ||たの|もの||けっして|うけいれ| They don't belong to any of the tribes, and they never accept outsiders.

国境 近く だ な くにざかい|ちかく|| Current Location

はい Yes.

火 の 部族 と 王 都 の 近く を 横切る ので ひ||ぶぞく||おう|と||ちかく||よこぎる| You'll have to cut across Fire Tribe territory and pass by the capital,

危険 です が きけん|| so the journey will be dangerous.

王 都 どころ か 戒 帝国 も 近い わ おう|と|||かい|ていこく||ちかい|

俺 は 漸く 外 に 出 られ た から すげ ぇ 楽しみ 幻 の 里 おれ||すすむ く|がい||だ||||||たのしみ|まぼろし||さと I finally got to go outside, so I'm really excited to see this mysterious village.

国 中 を 旅 し たら 見聞録 を 書く くに|なか||たび|||けんぶん ろく||かく Once I travel across the kingdom, I'll record my personal experiences!

どう し た 目 が 赤い ぞ |||め||あかい|

神官 様 が 恋しく なったら しんかん|さま||こいしく| If you miss the priest, you can return to those mountains anytime.

いつ で も 戻り な あの 山 ん 中 に |||もどり|||やま||なか|

うるさい Shut up!

おい 姫 さん |ひめ| Hey, Princess!

ハク まだ けが が 治って ない でしょ う ||||なおって|||

ずっと 私 を 抱え て 旅 する の 無理 よ |わたくし||かかえ||たび|||むり| You can't carry me for the whole journey.

それ に 私 は 自分 の 目 で この 国 を もっと よく 見 たい ||わたくし||じぶん||め|||くに||||み|

ま いい でしょ う

ただし くれぐれ も 気 は 抜か ねぇ こと |くれ ぐれ||き||ぬか|| But don't let your guard down. Mais soyez très prudent.

さっき の 話 に 出 た とおり 長閑 に 見える けど ||はなし||だ|||ちょう ひま||みえる| As I mentioned earlier, it may appear peaceful, but...

ね ユン あれ は なに Hey, Yun, what is that?

大きな 水車 おおきな|すいしゃ Grande roue à eau

あんな の 初めて 見 た ||はじめて|み| I've never seen one that big!

ハク これ は Hak, what is this?

麦 向こう で は 米 も 作って る な むぎ|むこう|||べい||つくって|| They're growing rice over there, too. この 辺 は 王 都 の お膝元 だ から ね |ほとり||おう|と||おひざもと|||

あんた が 言った 城 の 食糧 も ||いった|しろ||しょくりょう|

主に ここ で 賄わ れ てる ん だ と 思う よ おもに|||まかなわ||||||おもう|

そう な ん だ Really?

ほら 見 て |み| Hey! Look!

あら 上手 に でき た ね |じょうず|||| Oh, my...

えらい えらい

大体 揃った ね だいたい|そろった|

けど いつ まで 山 ん 中 に 居 なきゃ なん ない か 分か ん ない し |||やま||なか||い|||||わか||| But we don't know how long we'll have to stay in the mountains. Mais je ne sais pas combien de temps je vais devoir rester dans les montagnes.

不安 っ じゃ 不安 だ な ふあん|||ふあん|| I guess I'm a little uncertain...

ハク どうか し た Hak, is something wrong?

なに か 買い 忘れ た 物 でも ||かい|わすれ||ぶつ|

いや No.

行って 来 て いい わ よ 私 ここ で ユン と 待って る から おこなって|らい|||||わたくし|||||まって|| You can go. I'll wait here with Yun.

いい ん じゃ ない It's probably fine.

見 た ところ この 村 やばそな 奴等 と は 変 が な さ そう だ し み||||むら|や ば そな|やつ とう|||へん|||||| From the looks of things,

少し でも や ばい と 思ったら 逃げろ すこし|||||おもったら|にげろ Run at the slightest sign of danger.

その 時 は 村 の 外 の . . . |じ||むら||がい|

あの 大きな 木 の 所 で 落ち合う でしょ う |おおきな|き||しょ||おちあう|| By that big tree, right?

分かって る よ わかって|| We know.

すぐ 戻る |もどる I'll be right back.

大刀 と 剣 は 見つかった が だい かたな||けん||みつかった|

弓 は 北山 で なく し た きり だった しな ゆみ||きたやま|||||||

守り 刀 です まもり|かたな|

小降り です し か弱い 女子 でも 扱い ます よ しょう ふり|||かよわい|じょし||あつかい|| La pluie est un peu forte, mais même les filles les plus faibles peuvent y faire face.

必要な い ひつような| I don't need it.

守る の は 俺 の 役目 だ まもる|||おれ||やくめ| Protecting her is my job.

じゃ 本当 に 新しい 王様 が 戴冠 なさった の か |ほんとう||あたらしい|おうさま||たいかん|||

なんでも 噂 じゃ 随分 若く て 男前 らしい が |うわさ||ずいぶん|わかく||おとこ まえ||

けど ユホン 様 の ご 子息 だ ろ う ||さま|||しそく||| But he's Yu-hong's son, right?

そ っか I see...

じゃ ムン ドク は あの 後 スウォン が 王座 に 就く の を 承認 し た の ね |||||あと|||おうざ||つく|||しょうにん|||| Then Mun-deok must have given his approval to Su-won's coronation.

よかった これ で 風 の 部族 に 危害 が 及ぶ こと が ない |||かぜ||ぶぞく||きがい||およぶ||| I'm relieved. Now the Wind Tribe will be safe.

どう し た の What's wrong?

大丈夫 だいじょうぶ Are you all right?

スウォン が あの 城 の . . . |||しろ| Su-won is the ruler of the castle.

父上 亡き 後 の 王座 に ちちうえ|なき|あと||おうざ|

ね 聞い てる |ききい| Are you listening?

お嬢さん おじょうさん

もう 一 杯 如何 か で |ひと|さかずき|いかが|| Would you like another drink?

ありがとう Thank you.

でも 結構 です |けっこう| But I'm fine.

ちょ っ 待って よ ||まって| Hey...

お 爺さん お 代 |じいさん||だい Sir, here's payment.

ま まいど Th-Thank you.

急に どう し た の さ きゅうに||||| What's gotten into you?

無駄 に 怪しま れる 様 な 行動 は 控え ない と むだ||あやしま||さま||こうどう||ひかえ|| You should try not to act too suspicious.

早く こっち はやく| Hurry! This way!

まず った な This isn't good...

多分 王 都 に でも 行って いて 留守 だった ん だ たぶん|おう|と|||おこなって||るす||| Il était probablement parti dans la capitale ou quelque chose comme ça.

どうも Hello.

何 時 空 都 から お 戻り で なん|じ|から|と|||もどり| When did you return from Kuuto?

つい 今 さっき だ |いま|| Just now.

そう で し た ぁ Really?

都 は 華やか だった ぞ と||はなやか|| The capital was gorgeous.

ええ

まるで 宴 の よう に 賑わって い て |えん||||にぎわって|| It was as lively as a banquet.

初めて 見る 食べ物 や 酒 が 至る所 に あった はじめて|みる|たべもの||さけ||いたるところ|| Everywhere I looked, I saw food and drink I'd never seen before.

そい つ は すごい That's incredible.

まるで 宴 の よう に 賑わって い て |えん||||にぎわって||

初めて 見る 食べ物 や 酒 が 至る所 に あった はじめて|みる|たべもの||さけ||いたるところ|| Everywhere I looked, I saw food and drink I'd never seen before.

そい つ は すごい

姫 さん 静か に ひめ||しずか| Be quiet, Princess.

行く ぞ 長い は 無用 だ いく||ながい||むよう|

悪い 俺 の 気 の 緩み だ わるい|おれ||き||ゆるみ| I'm sorry. I was careless.

やはり お前等 を お 二 人 に す べき じゃ なかった |おまえ とう|||ふた|じん||||| I shouldn't have left you two alone.

いや 俺 が . . . |おれ| No, I...

ごめんなさい

王様 が 変わって 少し は 税 が 軽く なる って 話 だ ぞ おうさま||かわって|すこし||ぜい||かるく|||はなし|| I heard that, since a new king was crowned, taxes will be decreased.

期待 す ん な よ きたい|||| Don't expect too much.

誰 が 王権 だ ろ う か 俺 達 の 苦労 や 傷み を 分かって くれる 訳 が ねぇ だれ||おうけん|||||おれ|さとる||くろう||いたみ||わかって||やく|| No matter who rules, they'll never understand our hardship and pain.

登り は きつい けど 人目 を 気 に し なく て も いい の は 助かる な のぼり||||ひとめ||き|||||||||たすかる| Climbing is rough, but I'm glad we don't have to worry about being watched.

油断 する な ゆだん|| Don't lower your guard.

火 の 部族 の 兵士 が 巡回 し て い ない と は 限ら ねぇ ひ||ぶぞく||へいし||じゅんかい|||||||かぎら|

私 覚え なきゃ 剣 術 わたくし|おぼえ||けん|じゅつ I need to learn swordsmanship.

ハク 教え て くれる って 言った よ ね |おしえ||||いった||

言って ませ ん が いって||| No, I didn't.

みち すがら で も いい から 教え て ||||||おしえ| You can teach me while we travel.

誰 が 襲って き て も 撃退 できる よう に だれ||おそって||||げきたい||| I need to be able to repel attackers.

姫 さん ひめ|

あんた に 人 が 殺せ る の か ||じん||ころせ|||

撃退 と 言って も 都合 よく 敵 が 逃げる わけ じゃ ない げきたい||いって||つごう||てき||にげる||| You may try to repel enemies, but they won't just run away.

殺す もしくは 再起 不能 に する ころす||さいき|ふのう|| You must kill or permanently incapacitate them.

あんた に できる か Can you do that?

北山 で 追い詰め られ た あの 時 も きたやま||おいつめ||||じ| When we were cornered in the mountains,

私 剣 を 持って た の に 全然 使え なかった わたくし|けん||もって||||ぜんぜん|つかえ| I had a sword, but I couldn't use it...

敵 わ なく て も 殺せ なく て も てき|||||ころせ||| Even if I can't kill or stand toe-to-toe with someone,

自分 や ハク が 逃げる 隙 を 作る くらい は やり たい じぶん||||にげる|すき||つくる|||| I want to be able to, at least, create opportunities for escape.

護身 用 の 剣 術 ごしん|よう||けん|じゅつ Self-defense swordsmanship...

教え て くれる おしえ||

分かり まし た わかり|| Very well.

弓 ? ゆみ A bow?

俺 が 前線 で 戦う おれ||ぜんせん||たたかう I'll fight on the front lines.

姫 さん は 身 を 隠し て 敵 を 狙う ひめ|||み||かくし||てき||ねらう You'll fire at our opponents while hidden.

はい Okay.

ね 剣 も 頂 戴 |けん||いただ|たい

今 は 弓 しか 教え ませ ん いま||ゆみ||おしえ|| For now, I'll only teach you the bow.

姫 様 ひめ|さま Princess, King Il never let you handle weapons.

イル 陛下 は 決して 姫 に 武器 を 触ら せ なかった |へいか||けっして|ひめ||ぶき||さわら||

俺 は 今 陛下 の 命 に 背き ます おれ||いま|へいか||いのち||そむき| Now I disobey the orders of my king.

何故 陛下 が 武器 を 嫌った の か よく 考え て み て ください なぜ|へいか||ぶき||きらった||||かんがえ|||| You should consider why the king hated weapons.

でも さ 山登り ながら 弓 の 訓練 と かって どう する の ||やまのぼり||ゆみ||くんれん||||| But how are you supposed to train with a bow while you hike through mountains?

そう だ な

旅 の 途中 で なけりゃ 一 日 二 百 本 以上 射 さ せる ん だ が たび||とちゅう|||ひと|ひ|ふた|ひゃく|ほん|いじょう|い|||||

二百 にひゃく Two hundred?!

とりあえず 鳥 や 兎 を 弓 で 仕留める かな |ちょう||うさぎ||ゆみ||しとめる| But for now, I guess you can practice shooting birds or rabbits.

それ 賛成 と ったら 夕食 に 困ら ない し |さんせい|||ゆうしょく||こまら|| I approve. If you shoot something, we can eat it for dinner.

よろしく お姫様 |おひめさま I'm counting on you, Princess.

ハク 当たら ない |あたら|

どう すれ ば いい の

こんな 感じ |かんじ That.

それ どう やった の How did you do that?

狙う ねらう I aimed.

分から ない わから| I don't get it.

何 が なん| Don't get what?

天才 は 出来 ない 人 の 気持ち が 分から ない てんさい||でき||じん||きもち||わから| Prodigies don't understand how the incompetent feel.

ハク は 先生 に は なれ ない わ ね ||せんせい||||||

待って 待って まって|まって Hold it.

いい です か

根本 的 に あんた に は 力 が 足り ない こんぽん|てき|||||ちから||たり| You lack basic strength.

振るえ ず に 弦 を 引く 力 を つけ て 後 は . . . ふるえ|||げん||ひく|ちから||||あと|

体 で 覚える からだ||おぼえる

本当 の 弓 の 名士 は 目 を 瞑って でも 的 を 当てる らしい から ほんとう||ゆみ||めいし||め||つぶって||てき||あてる||

目 に 映る もの に 惑わ さ れ ない よう に め||うつる|||まどわ||||| Don't be deceived by what you see. Ne vous laissez pas tromper par ce que vous voyez.

とりあえず 今 は 真っ直ぐ 矢 を 飛ばす 事 を 考え なさい な |いま||まっすぐ|や||とばす|こと||かんがえ|| For now, focus on shooting straight.

何 の 音 なん||おと What's that sound?

弓 の 練習 . . . こんな 時間 に ゆみ||れんしゅう||じかん| She's practicing archery this late at night?

今朝 は 鶏肉 の 炊き込み ご飯 だ けさ||けいにく||たきこみ|ごはん| This morning, we're having poultry and rice.

美味し そう おいし| That looks delicious!

ユン って 本当 に なんでも できる の ね ||ほんとう||||| You really can do anything.

ま 天才 だ から ね |てんさい||| Well, I am a genius.

様 に なって き た ん じゃ ない さま||||||| Your shooting posture is getting better.

本当 ユン は 弓 できる ほんとう|||ゆみ| Really? Can you shoot a bow?

でき なく は ない けど

生半可 な 気持ち なら 武器 を 持た ない 方 が いい よ なまはんか||きもち||ぶき||もた||かた||| But it's best not to take up weapons half-heartedly. Si vous n'êtes pas enthousiaste, vous ne devriez pas avoir d'arme.

人 を 殺す か 殺さ ない か の 話 じん||ころす||ころさ||||はなし

護身 用 って 言って る けど ごしん|よう||いって||

俺 ら の 様 な 力 の ない 人間 が 戦場 に 放り込ま れ て おれ|||さま||ちから|||にんげん||せんじょう||ほうりこま|| but do you really think powerless people like us are shown pity on the battlefield?

情け なんて かけ られる と 思う なさけ|||||おもう

俺 ら が 生き残る に は おれ|||いきのこる|| For us to survive,

容赦 なく 急所 を 狙う 一撃 必殺 の 技 か ようしゃ||きゅうしょ||ねらう|いちげき|ひっさつ||わざ| we need to learn merciless techniques to strike vital points,

ここ 頭脳 戦 しか ない って 事 |ずのう|いくさ||||こと

手加減 し た り なんて 器用 な 真似 は てかげん|||||きよう||まね| The Thunder Beast can afford to hold back because of how strong he is.

あの 雷 獣 さん だ から 出来る 事 な ん だ よ |かみなり|けだもの||||できる|こと||||

可愛い かわいい

あの 子 が 人 で あった と して も |こ||じん||||| Even if it were human, I'd have to shoot it on the battlefield.

戦場 なら ば 矢 を 当て なけ れ ば . . . せんじょう|||や||あて|||

弓 を 引く と いう 事 は ゆみ||ひく|||こと| Drawing a bow means taking and losing lives.

命 を 奪い 奪わ れる 事 いのち||うばい|うばわ||こと

父上 が 嫌った 痛み ちちうえ||きらった|いたみ My father hated pain.

でも 父上 |ちちうえ But, Father, if I do not take lives, I cannot live.

奪わ なけ れ ば 私 は 今 生き て ゆけ ませ ん うばわ||||わたくし||いま|いき||||

惜しかった です ね おしかった|| You almost had it.

無駄 に けが さ せ た むだ|||||

反って 残酷 だ ね かえって|ざんこく||

迷い が ある から でしょ う まよい|||||

ユン 先 に 行け |さき||いけ Yun, you go ahead.

いい けど 早く 来 て よ ね ||はやく|らい||| Sure, but you'd better come soon.

もう すぐ イクス の 言って た 場所 だ から ||||いって||ばしょ|| We're nearly at the place Ik-su mentioned.

あ すぐに 追いつく ||おいつく Okay. We'll be right there.

さて どこ まで 上達 し た か 先生 が 見 て あげ ま しょ う |||じょうたつ||||せんせい||み||||| Now, then. Show your teacher how much progress you've made.

はい Okay!

まずは この 木 ||き First, try to hit this tree.

おめでとう ございます さすが です

とりあえず 当たって ます |あたって| You hit the tree.

なぜ かしら 忌々しい わ ||い 々 しい| For some reason, I resent you right now.

後 は そう だ な あと||||

俺 狙って ください おれ|ねらって| Aim for me.

無理 むり I can't!

大丈夫 避け ます から だいじょうぶ|さけ|| It's all right. I'll dodge it.

動 い てる もの に 当てる 練習 どう|||||あてる|れんしゅう

いや 人 に 当てる 練習 だ な |じん||あてる|れんしゅう|| No, you'll practice shooting a person.

適当 に 動き ます から 射 って ください てきとう||うごき|||い|| I'll move around. Try to shoot me.

当たって も 知ら ない から あたって||しら|| Don't blame me if I hit you!

もう ハク っ だ ら ちょ こまか し ない

まだまだ 当たる 気 は し ませ ん ね |あたる|き||||| You aren't even close to hitting me.

まだまだ 殺気 が 足り ない |さっき||たり| You lack the intention to kill.

さ 殺気 何て ある 訳ない でしょ う |さっき|なんて||わけない|| Th-The intention to kill? Of course I don't have that.

じゃ 追 手 だ と 思え ば いい |つい|て|||おもえ|| Then imagine I'm one of your pursuers.

あんた が 殺し たい と 思う 相手 を 想像 しろ ||ころし|||おもう|あいて||そうぞう| Envision the men who want to kill you.

そんな 相手 私 に は い ない |あいて|わたくし|||| No one like that exists!

そう か じゃ Really? Then...

俺 を スウォン だ よ 思って 撃て おれ|||||おもって|うて Imagine I'm Su-won and shoot.

お前 の そう 言う 所 嫌い よ おまえ|||いう|しょ|きらい| I hate this side of you.

それ でも

お前 を 守る 為 なら おまえ||まもる|ため|

誰 か を 犠牲 に し て でも 武器 を 手 に し たい と 望む の だれ|||ぎせい|||||ぶき||て|||||のぞむ|

ハク Hak...

守る と か そう 言う 事 言う な まもる||||いう|こと|いう| Don't say you'll protect me.

どうして

欲 が 出る よく||でる It stirs my desire.

とにかく 守る の は 俺 の 仕事 です |まもる|||おれ||しごと| In any case, it's my job to protect you.

俺 を 道具 だ と 思え って 言った でしょ う おれ||どうぐ|||おもえ||いった|| I told you to think of me as a tool.

道具 の 心配 は し なく て いい ん です どうぐ||しんぱい||||||| You don't have to worry about your tools.

大分 視界 が 悪く なって た な だいぶ|しかい||わるく|||

ユン どこ まで 行った の かしら |||おこなった|| How far did Yun go?

霧 深き 幻 の 里 きり|ふかき|まぼろし||さと

この 辺 だ と 思う が 里 なんて どこ に |ほとり|||おもう||さと|||

ハク 大変 |たいへん Hak, there's trouble!

何も 見え ん なにも|みえ|

どこ です Where are you?

ここ 早く 来 て |はやく|らい| Here! Come quickly!

ハク これ ユン の 荷物 よ ね ||||にもつ|| Hak, these are Yun's belongings.

ユン どこ Yun! Where are you?

返事 し て へんじ|| Answer me!

去れ 去れ され|され Leave! Leave!

この 地 より 即刻 立ち去れ |ち||そっこく|たちされ Leave this land immediately.

だれ Who's there?

これ 以上 踏み込め ば 天罰 が 下さ れる で あ ろ う |いじょう|ふみこめ||てんばつ||くださ||||| If you intrude any further, the gods will punish you.

霧 に 隠れ て 天罰 だ さぞ ご 立派 な 神 な ん でしょ う ね きり||かくれ||てんばつ||||りっぱ||かみ||||| Your gods must be quite magnificent to punish people while hiding in the mist!

主ら 何者 あるじ ら|なにもの

一 振り で 我ら の 霧 を 晴らす と は ひと|ふり||われら||きり||はらす|| You cleared our mist with a single swing.

あんた ら 龍 の 里 の 門 か ||りゅう||さと||もん| Are you from the dragon's village?

我々 一族 を 知って いる よう だ な われわれ|いちぞく||しって|||| You're familiar with our clan.

ならば 益々 生き て 帰す わけ に は いか ぬ |ますます|いき||きす||||| All the more reason we cannot let you leave alive.

先程 の 小僧 も お前 ら の 仲間 か さきほど||こぞう||おまえ|||なかま| Is the boy one of your friends, too?

ユン を 連れ て 行った の は 貴方 達 ||つれ||おこなった|||あなた|さとる Did you take Yun?

ユン は どう し た の What did you do to Yun?

あの 小僧 は |こぞう| The boy...

そ なた You!

赤い 髪 あかい|かみ Red hair...

赤い 髪 だ あかい|かみ| Red hair.

まさか Could it be?

しかし 少女 だ |しょうじょ| But she's a young girl.

何 処 より 参ら れ た か 赤い 髪 の 少女 よ なん|しょ||まいら||||あかい|かみ||しょうじょ| Where did you come from, red-haired girl?

風 の 地 かぜ||ち From the Wind lands.

神官 様 の お 導き に より 四 龍 の 戦士 を 訪ね て き た しんかん|さま|||みちびき|||よっ|りゅう||せんし||たずね||| A priest instructed me to seek out the four dragon warriors.

あなた は 四 龍 の 血 を 持つ 人 ||よっ|りゅう||ち||もつ|じん Do you possess the blood of a dragon?

神官 様 だ と しんかん|さま|| A priest?

いいえ 我々 は 白き 龍 の 守り 人 |われわれ||しろき|りゅう||まもり|じん No... We are guardians of the white dragon.

ご 案内 し ま しょ う 白 龍 の 里 へ |あんない|||||しろ|りゅう||さと| We will show you the way to the village of the White Dragon.

私 は 古 より 受け継が れ し 龍 の 血 を 引く 者 わたくし||ふる||うけつが|||りゅう||ち||ひく|もの

お 待ち し て おり まし た 我 が 主 よ |まち||||||われ||おも|

次回 暁 の ヨナ 第 十 話 じかい|あかつき|||だい|じゅう|はなし

待望 Comment : 0,0 : 23 : 40.68,0 : 23 : 42.68 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , Comment : 0,0 : 23 : 40.68,0 : 23 : 42.68 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , たいぼう||つうよう|ひ|ぶん||つうよう|ひ|ぶん Anticipation.