Eromanga - sensei Episode 10
( 正宗 ( まさ むね )) フッ
( 正宗 ) よし 完成 !
徹夜 しち まった か
遊び で 小説 書く なんて ウェブ で 書いて た ころ 以来 だ な
あっ
フッ
♪~
~♪
( ムラマサ ) ん ~! ん っ
あー 面白かった !
( 正宗 ) フッ
( ムラマサ ) ふえ っ ? あっ マ … マサムネ くん
い … いつ から ?
結構 前 から いた けど
ふ … 不覚
フゥ …
よし すまなかった な
取り乱した ところ を 見せた
俺 の お蔵入り 小説 どう だった ?
す っ ごく 面白かった !
そう 言って もらえる と うれし いよ
あまりに 面白かった ので ここ で 読みふけって しまった
あっ ところで 君 は ?
( 正宗 ) これ 書いて たら 徹夜 しちゃ って
( ムラマサ ) ん ? これ は …
昨日 約束 した 新作 だ よ
「 銀 狼 ( ぎん ろう )」 の 続き か ! 早い な !
うわ あっ しか も 分厚い ぞ 夢 の ようだ !
早速 読ま せて もらう ! ありがとう マサムネ くん
( 正宗 の 寝息 )
( エルフ ) マサムネ 起きて
( 正宗 ) ん …
( エルフ ) 起きて って ば ( 正宗 ) ん …
ん ん …
ん っ !?
( エルフ ) 早く 起き ない と イタズラ しちゃ うわ よ
お … おい 何 を
取材 よ 取材
昨日 も した でしょ ? ラブ コメ 定番 シチュ の 再現 取材
( ムラマサ ) 成 敗 ! ( エルフ ) ぐ えっ
( 正宗 ) あ …
( エルフ ) くっ … くう ~
( ムラマサ ) 危ない ところ だった な マサムネ くん
せ … 先輩 その 格好 は ?
( ムラマサ ) 実は 朝食 の 準備 を 手伝わ せて もらった んだ
そこ の 亜人 風情 に
手 料理 の 誉れ を 独占 さ れる わけに は いか ない から な
( エルフ ) つう ~ この 中 二 病め
何て タイミング で 邪魔 す ん の よ ! ( 正宗 ) ハハハ …
つ ー か エルフ を 亜人 と 呼ぶ の は やめ なさい
先輩 料理 できる んだ ?
ま … まあ 人並みに は できる
昨夜 の ような ごちそう は 作れ ない が
和食 なら 亜人 に も 少し は 太刀打ち できる と 思う
( 正宗 ) 楽しみに し てるよ
う … うん
もう すぐ できる から 食堂 に 来て
フッ ここ は 私 の 負け の よう ね
( 正宗 ) エミリー ( エルフ ) ひ ゃっ
はっ はい
あ … あの マサムネ ?
よ … 呼んで みた だけ
う う っ
驚かせる んじゃ ない わ よ ! ぶ っ 殺さ れ たい の !
そこ まで 怒ら なくて も
怒る わ よ !
その 名前 で 私 を 呼ぶ 時 は
プロポーズ する 時 って 言った でしょ !
何で 気軽に 呼んじゃ う の ?
ごめん お前 が あんまり 平然と して る もん だ から
昨日 の あれ 夢 だった んじゃ ない か なって
夢 じゃ ない わ よ ! 私 あんなに 頑張った のに
なかった こと に さ れたら たまらない わ !
ほんと ごめん この とおり
まあい いわ 朝食 を 食べたら 早速 海 に 行く わ よ !
昨日 は みんな で 遊んだ から 今日 は 仕事 しよう ぜ
は あ ~?
朝 ご飯 食べたら ちょっと エッチ な 海水 浴 パート 2!
お 昼 は バーベキュー で
その あと は エルフ 先生 と 妖精 の 森 で お 散歩 デート
日 が 沈んだら 肝 試しに 花火
そして 夜 は ムフフ な …
あだ っ
( エルフ ) くっ くう … ( クリス ) うち の 妹 が 申し訳ない
( 正宗 ) い … いえ 慣れて ます から
( エルフ ) ひ ゃ あっ ( クリス ) さあ 先生
朝食 まで ひと 頑張り し ましょう か
ゲーム の 監修 が シャレ に なら ない こと に なって ます から
イヤー ! 助けて マサムネ !
南 の 島 まで 来て 仕事 なんて イヤー !
( 獅童 ( しどう )) 楽し そうに 読んで ます ね
ああ 最高に 楽しい
( 獅童 ) そこ まで 楽し そうに 読んで る の を 見る と
何だか こっち まで うれしく なって き ます ね
ん ? なに なに ? あんた も しか して ムラマサ に 気 が ある の ?
付き合っちゃ う ? 結婚 しちゃ う ?
魅力 的な 提案 です が 無理でしょう ね
ムラマサ さん は ほか に 好きな 人 が いる みたいです し
( ムラマサ ) ハッ ! ( 正宗 ) あ …
な っ な な な … なぜ 君 まで し ょれ を っ
何で 分から ない と 思った んです か ? ( エルフ ) 何で 分から ない と 思った の ?
あんた が ラノベ 天下一 武闘 会 に 出した 小説 って
マサムネ と あんた の こと でしょ ?
あれ 読めば 一 発 で 分かる わ よ
( ムラマサ ) と いう こと は ど … 読者 に も ?
きっと ムラマサ ちゃん の ピュア な 初恋 が
あれ を 読んだ 読者 全員 に 伝わった でしょう ね
“ ムラマサ 先生 ったら 小説 で 告白 して る !”
“ か っわ い ー ” って
あっ う っ …
実は ネット でも
“ ムラマサ 先生 の お 相手 探し ” が 盛り上がって たり する の よ
( ムラマサ ) う う …
そう いえば “ 千寿 ( せんじゅ ) ムラマサ 先生 の 初恋 ” と いう タイトル で
ネット に まとめ られて い ました ね
何 を 隠そう 私 が まとめた の よ !
お前 最悪だ な
う う っ う う …
もう ! 知る か ー !
いい だろう バレ て しまった もの は しかたがない
聞け い 皆 の もの !
私 は マサムネ くん が 大好きだ !
我が 恋心 に 恥 ず べき こと など 一片 も なし !
( 正宗 ) 先輩 かっこいい
でも 俺 が 恥ずかしい から やめて は ふう …
この際 だ から 全部 バラ して やる
私 が 亜人 風情 の 計略 に 乗って この 島 に 来た の は ―
マサムネ くん の お蔵入り 小説 を ―
読ま せて もらう ため だけ じゃ ない んだ ぞ
( ムラマサ ) そい つ が ! ( エルフ ) う ?
行き帰り の 乗り物 で マサムネ くん の 隣 に
座ら せて くれる って 言う から !
そ … それ に
一緒に 旅行 に 行ければ 2 人きり で 話す 機会 も ある かも って
( 正宗 ) あ … う …
はい はい マサムネ
ムラマサ の チョロ かわい さ に だまさ れちゃ ダメ よ
こいつ 絶対 1 人 の 時 部屋 で ブツブツ お 話し して る わ よ
( エルフ ) エアマサムネ と ( 正宗 ) えっ !?
( ムラマサ ) うん うん マサムネ くん は そう な の か
私 か ? 私 は そう だ な フフッ
それ は 秘密だ
さすが に それ は ねえ よ なあ ムラマサ 先輩
な … 何で 知って る ?
( 正宗 ) ほ … 本当だった … だ と ?
ダメ … かな ?
悪い それ だけ は マジ やめて
ギャー !
コオォォォォ …
盛り上がって いる ところ 申し訳ない が
山田 ( や まだ ) 先生 を 仕事 に 集中 さ せ たい んだ が ね
( 正宗 ・ 獅童 ) はい ( エルフ ) う う …
( エルフ の すすり泣き )
( エルフ ) う う う …
フゥ …
読み 終わった みたいだ な
君 が 予告 した とおり す っ ごく 面白い 駄作 だった ぞ
だ ろ ?
( エルフ ) ん ん …
“ す っ ごく 面白い 駄作 ” って どんな の よ ?
( 正宗 )「 銀 狼 」 の 作 中 で 死んだ キャラ が 全員 生き返って ―
幸せに 暮らす 話
( エルフ ) 駄作 だ ー い !
でも 面白かった んだ ?
ああ
私 が 読み たかった の は これ だ
あり が と な 先輩
( エルフ ) あっ !
( クリス ) すまない が 1 時間 ほど 席 を 外す
私 が い ない 間 サボる な よ
はい お 兄 様
わたくし 決して お 仕事 を サボったり いたし ませ ん わ
( クリス ) ハァ …
( ドア の 開閉 音 )
( エルフ ) ひ ゃっ ほ ー ! みんな 遊ぶ わ よ !
仕事 し ない と あと で 怒ら れる んじゃ ない か ?
ちょっと だけ だ から ! ねっ ねっ お 願 ~ い
ハァ … しょうがない ちょっと だけ だ ぞ
やった ! あんた の そういう 押し に 弱い ところ 好き !
では 何 を し ます ?
短い 時間 で 終わる もの が いい と 思い ます が
( エルフ ) だったら 王様 ゲーム ね
は あ ? お … 王様 ゲーム だ と ?
ムラマサ あんた も やる の よ
ん ? いや だ が 私 は …
( ムラマサ ) ああ っ ( 正宗 ) ん ?
いい ? ムラマサ ちゃん 王様 ゲーム って の は …
それ で マサムネ に …
( ムラマサ ) 何と そんな こと が
ふむ … ふむ …
マ … マサムネ くん
王様 ゲーム を やる ぞ ! ( エルフ ) ニヒヒッ
クジ の 代わり に これ を 使う わ よ
さっ あんた たち も 引き なさい
キング を 引いたら 王様 で
1 から 3 の 数字 を 引いた ヤツ に 何でも 命令 できる から ね
お っ 私 が 王様 ね
( 正宗 ) ん ?
( エルフ ) ん ー 最初 の 命令 は どう しよう かしら ねえ
( ムラマサ ) ん っ ん っ ん ん ー っ
フフン まずは 小手調べ
1 番 が …
2 番 に チュー する !
( 正宗 ) おい ! ( 獅童 ) え ?
( 獅童 ) うわ あー ! ( 正宗 ) え ?
貴 様 打ち合わせ と 違う じゃ ない か !
せっかく 番号 を 教えた のに !
( 正宗 ) おい 事前 打ち合わせ と か ずるい ぞ
( エルフ ) ンンッ 脱落 者 が 出た ので ―
メンバー を 補充 して ゲーム を 再開 し ます
( 紗霧 ( さ ぎり )) 王様 ゲーム と 聞いて は ―
参加 し ない わけに は いか ない な
でも スカイプ だ と カード 引け ないだ ろ ?
どう する んだ ?
そん なら 王様 を エロマンガ 先生 に 固定 しちゃ い ましょう か ?
( 紗霧 ) えっ ほんと ? いい の ?
さっ 引いて
( 正宗 ) ん … ( ムラマサ ) ん ん …
( エルフ ) うん …
さっ いい わ よ 何でも 命じて ちょうだい
今 この 時 より 我ら は ―
エロマンガ 大王 の 下 僕 と なった わ !
( 紗霧 ) そ … そんな 危険な 名前 の 人 は 知ら ない !
えー っと 3 番 の 人 が 服 を 1 枚 脱ぐ !
私 よ
( 正宗 ) おわ っ
( 紗霧 ) エルフ ちゃん ずるい ! それ 水着 じゃ ー ん
( 正宗 ) ん … ん ん ?
( エルフ ) クフフフ …
こんな こと も あろう か と 準備 して おいて よかった わ
( 紗霧 ) ずる ー い かわいい けど
クフフッ さあ 次の ターン よ エロマンガ 大王 !
( 紗霧 ) 次 は …
( 正宗 ) ん … ( エルフ ) う …
( ムラマサ ) う う …
( 紗霧 )1 番 の 人 が …
あっ !
( 紗霧 ) どんな パンツ は いて る の か 教えて
ハッ !
う っ う っ う う …
( 紗霧 ) どうした の ?
ムラマサ ちゃん どんな パンツ はいてん の ?
あっ 分かった !
ムラマサ あんた さては … ( ムラマサ ) うわ っ
それ 以上 言ったら 殺す
( 紗霧 ) ムラマサ ちゃん も しか して …
ノーパン な の ?
( しし おどし の 音 )
( 尺八 の 音 )
き … 着物 だ から !
着物 だ から な の ~!
( ムラマサ ) う っ う う … ( 正宗 ) フゥ …
( ムラマサ ) う う っ …
コオォォォォ …
おい お前 の せい で
超 気まずい ゲーム に なっちゃ った だ ろ … ん ?
超 気まずい ゲーム に なっちゃ った だ ろ … ん ?
( 紗霧 ) あっ
超 気まずい ゲーム に なっちゃ った だ ろ … ん ?
( 獅童 ) や あ ハハ … ( 正宗 ) あっ
( エルフ ) あっ
国光 ( くに みつ ) あんた 裏切った わ ね
私 たち が 仕事 サボって 王様 ゲーム で 遊んで いる こと を
兄貴 に 言いつける なんて !
( 獅童 ) 違い ます よ
クリス さん と は そこ で 偶然 お 会い した だけ で
な ー んだ 疑って 悪 か っ …
( クリス ) ほう 仕事 を サボって 王様 ゲーム で 遊んで いた の か
あ …
まったく お前 と いう ヤツ は …
ムラマサ 先生 を 少し は 見習ったら どう だ
( 正宗 ) アハハ … ( エルフ ) 息 して る だけ で ―
指先 から 小説 が 湧いて くる 能力 者 と 比べ ないで ほしい んです けど
( ムラマサ ) あ …
うち の 作家 の わがままに 付き合わ せて しまって
申し訳 あり ませ ん
ところで 先生 が 今 お 書き に なって いる の は
もし かして 「 幻 刀 」 の 13 巻 …
いや 違う と いう か …
小説 は もう 書か ない
え ?
( エルフ ) ふ ー ん …
( 獅童 ) わ あー すごい !
うーん お 酒 が 進み ます
( エルフ ) あなた に は エビ だけ
ぷは ー !
一体 どういう こと な ん れ す か あ
何の 話 … って か 大丈夫です か ?
め っちゃ 酒 まわって る みたいです けど
らい じょ ー ぶれ すよ
し ょれ より さっき の ムラマサ さん の 発言 れ すよ
私 の 発言 ?
( 獅童 )“ 小説 は もう 書か ない ” って いう あれ で しゅ
本気な んで しゅ か ?
本気だ
くう ー ! そんな ! 何で やめちゃ うん れ す か ?
( ムラマサ ) 夢 が かなった から
えっ ?
私 が 世界 で 一 番 面白い と 思う 小説 を
たくさん 手 に 入れる こと
それ が 私 の 夢 だった
その ため に 私 は 小説 を 書いて いた
でも この 合宿 で 気づいた んだ
ん ?
( ムラマサ ) マサムネ くん が こんなふうに ―
私 の ため に 小説 を 書いて くれる の なら ―
もう 自分 で 書か なく たって いい んじゃ ない か って
そんな …
心配 する こと ない って
こいつ みたいな 小説 バカ が 書く の を やめ られる わけない から
まっ 一晩 もた ない わ ね
寝て 起きたら 気 が 変わって る わ よ
むっ それ だ と 私 が バカ みたいじゃ ない か !
だから 小説 バカ だって 言って る でしょ
貴 様 … あっ !
何 か 言い た そうだ な 後輩
うん 言い たい って いう か … 伝え たい こと が ある
ん ?
( ムラマサ ) マサムネ くん 伝え たい こと と いう の は ?
その 前 に 見せ たい もの が ある んだ
これ 何 だ と 思う ?
そ っ それ は !
俺 の とっておき の ファンレター だ
( ムラマサ ) そ … そう か
ほう … ファンレター ね
俺 に 熱烈な ファンレター を くれる 人 が いて さ
一 番 新しい の なんか 便せ ん 50 枚 だ ぜ すげ えだ ろ ?
中学生 の 女の子 みたいな んだ けど …
色 エンピツ で イラスト まで 描いて くれて る
( ムラマサ ) ん …
き … 君 は いつも ファンレター を 持ち歩いて いる の か ?
これ 編集 部 から 届いた ばっ か で さ
早く 読み たくて 持ってきた んだ
あと それ から …
先輩 に 見せる ため
あ …
デビュー して から ずっと
この 人 は 手紙 を 送り 続けて くれて さ
俺 は 何度 も 何度 も 読み返して ―
元気 を もらった
本 が 出せ なくて つらい 時 も 本 の 評判 が 悪くて ヘコ んだ 時 も ―
この 人 の おかげ で “ 俺 の 小説 は 面白い んだ ”
“ 書いて よかった ” って 胸 を 張れた
( ムラマサ ) う … う う …
( 正宗 ) 先輩 ( ムラマサ ) あ …
この ファンレター を 送って くれた の は 先輩 だ ろ ?
ち … 違う ! 私 で は …
この前 「 幻 刀 」12 巻 の 手書き 原稿 を 送って くれ ただ ろ
字 が 同じ だって すぐに 気づいた ( ムラマサ ) あ …
こんなに きれいな 字 を 書く 中学生 女子 の 俺 の ファン なんて
1 人 しか 思いつか ない
( ムラマサ ) ん …
バレ て しまって は しかたがない な
だが それ と 伝え たい こと と いう のに
何 か 関係 が ?
ありがとう
( ムラマサ ) あ … ( 正宗 ) ずっと ―
ずっと この 気持ち を 伝え たかった
俺 の 小説 を こんなに も 楽しんで くれた 人 に …
( ムラマサ ) あ …
これ で デビュー して から の 夢 が やっと かなった な
あっ ちょっと 待て 君 の 夢 は 確か ―
自分 の 小説 を アニメ 化 して ―
それ を 妹 と 2 人 で 見る と いう …
( 正宗 ) ああ もちろん それ も ある よ
けど 今 の は それ と は また 別の 夢
別の 夢 ? いい の か ? そんな の
( 正宗 ) 夢 なんて いく つ あって も いい に 決まって る だ ろ
だから さ 夢 が 1 つ か なった くらい で
書く の やめちゃ う なんて もったいない と 思わ ない ?
( ムラマサ ) ん …
( 正宗 ) 俺 は あの 夢 が かなって も 書く の は やめ ない と 思う
だって 俺 を 100万 点 以上 の 気持ち に する ファンレター を
送って くれる 人 が いる んだ から さ
( ムラマサ ) あ …
う っ
決めた ぞ マサムネ くん
世界 で 一 番 面白い 小説 を 書き 自分 で 読む こと
改めて 今度 は 自分 の 手 で かなえて みよう と 思う
小説 書か ない 宣言 ―
一晩 どころ か 数 時間 も もた なかった な
( ムラマサ ) う っ う う …
ハハハハハ 亜人 風情 の 予言 は 大 ハズレ だった な
( 正宗 ) フゥ …
( ムラマサ ) そして もう 1 つ ( 正宗 ) ん ?
たった今 新しい 夢 を 見つけた
へえ どんな 夢 ?
( ムラマサ ) ああ 私 の 新しい 夢 は ―
私 1 人 で は 絶対 に かなえ られ ない もの な んだ
詳細 は 教え られ ない が … フフッ そうだ な
( 正宗 ) あ …
さし あたって は 君 に ―
私 の こと を 好きに なって もらおう か
♪~
~♪
( 正宗 ) 次回 …