Eromanga - sensei Episode 5
( セミ の 鳴き声 )
( 正宗 ( まさ むね )) あの こと が あって から 数 日 が たった
( 紗霧 ( さ ぎり )) 兄さん 私 ―
好きな 人 が いる の
( 正宗 ) けど 俺 は いつも の ように 妹 の メシ を 作って いる
( 紗霧 ) フフッ エヘヘ … フフ …
う ー フフッ
あっ
う … う う …
う ー っ
ウフフ … ヒヒヒ … ウフフ … フフ …
あう ー っ
( ノック ) ( 紗霧 ) あ …
( 正宗 ) 紗霧 ここ 置 いとく から 食えよ
わ あ
ん ? あ …
( 正宗 ) よっ
あっ
( 正宗 ) だ あー ! 紗霧 待って くれ 大事な 話 が ある んだ
( 紗霧 ) 大事な 話 ? ( 正宗 ) ああ だ から 聞いて くれ
( 紗霧 ) うーん …
待って 準備 して くる から
ん ?
( 正宗 ) あ …
何 やって ん … う っ
ど … どうした ん だ その 服
変 ?
( 正宗 ) いや へ … 変じゃ ない けど
なら よかった
あ …
え … じろじろ 見 ないで
な っ す … すま ん
もう …
ど … どうして いきなり そんな 服
分から ない んだ あんな の 読ま せた くせ に
ま … まあ あんな もん 読ま さ れたら
お前 が 俺 の こと を 警戒 しち まう の も 無理 は ねえ よ な
( 正宗 ) 紗霧 ( 紗霧 ) あ …
( 正宗 ) 俺 は お前 の こと が 好きだ
一目 ぼ れ だった よ
ウフフ …
でも な
俺 は お前 の 兄貴 に なり たい んだ
うん うん … え !?
( 正宗 ) 兄妹 で 恋愛 なんて あり え ないだ ろ
な … 何で そう なる の ?
( 正宗 ) 何 が だ ( 紗霧 ) あ … あの …
あの 時 私 “ 好きな 人 が いる の ” って
( 正宗 ) ああ だ から ―
俺 の 気持ち に は 応え られ ない って こと だ ろ
ちゃんと 分かって る
ハァー
ん ? 紗霧 ?
えっ
( スピーカー から の 物音 )
( 息 を 吸う 音 )
( 紗霧 ) バカ ~!
♪~
~♪
で 大事な 話 って 何 ?
俺 と 一緒に 企画 書 を 作って くれ
( 紗霧 ) 企画 書 ? ( 正宗 ) ああ
こない だ 書き上げた 新作 を 本 に する に は ―
まずは 企画 書 を 出さ なきゃ なら ない
もし それ が ボツ に なったら ―
あの 原稿 を 本 に する こと は でき なく なる
俺 たち が 本 に し たい の は あの 原稿 な んだ
( 紗霧 ) 分かった でも 私 どう すれば …
( 正宗 ) お前 に やって もらい たい こと は 決まって る
わ っ あ …
エッチ な 妹 の イラスト を 描いて くれ
( たたく 音 )
( 車 の ブレーキ 音 )
( 紗霧 ) まったく エッチ なんだ から 兄さん は
何で 私 に エッチ な 妹 の イラスト を 描け と か 言う の ?
( 正宗 ) 俺 の 作品 の ヒロイン が 妹 で ―
お前 が エッチ な イラスト を 描く の が うまい から そう 頼んだ だけ だ
ウソ ぜ ー った い エッチ な 理由 で 言った もん !
何で 決めつける んだ よ
だ … だって だって …
好き … な んでしょ ? 兄さん 私 の こと
一目 ぼ れ しちゃ う くらい
( 正宗 ) だ が それ は あくまでも 兄貴 と して だ !
妹 に 対して エッチ な こと を 考えたり は し ない !
( 紗霧 ) ふ ー ん …
何 だ その 顔 は
( 紗霧 ) ぷ いっ
ハァ …
まったく …
( 正宗 ) お …
( 紗霧 ) う ~ ん
( 紗霧 の 鼻歌 )
む ~
に ~
( メール の 着信 音 )
( エルフ ) 助け なさい ! 今 すぐ !
ハァ …
( メール の 着信 音 ) ( 正宗 ) フンッ
( 紗霧 ) できた
とりあえず 私 の イメージ を 絵 に して みた
ヒロイン の 見た目 って こんな 感じ で合って る ?
おお っ ! あ …
( 正宗 ) 何 か 違う な ( 紗霧 ) と 言う と ?
もっと かわいく 描いて くれ
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 紗霧 ) うーん
かわいく って どんな 感じ ?
えっ と …
お前 みたいな 感じ に
な っ !
あ … また ! 兄さん は そういう こと 言う !
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
私 に 私 みたいな 妹 の エッチ な イラスト を 描け と か !
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
すごい セクハラ !
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
理想 の ヒロイン が お前 そのもの な んだ から しょうが ねえ だ ろ
理想 の ヒロイン が お前 そのもの な んだ から しょうが ねえ だ ろ
( 紗霧 ) む … む う う …
ハァ …
私 みたいに って 言わ れて も …
具体 的に 言って
( 正宗 ) うーん そう だ なあ
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
もう ちょっと 幻想 的な 妖精 と か 天使 みたいな
( 紗霧 ) そういう イメージ なんだ
( 正宗 ) あと は 顔つき を 今 より 幼く して
胸 も 小さく
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
それ と エロ さ の 質 を 変えて ほしい
( 紗霧 ) 質 ?
( 正宗 ) ちっとも 色気 なんか ない お 子 様 な のに ―
ふと 気づいたら 服 の 裾 が めく れて 太もも 丸出し に なって て ―
つい ドキドキ しちゃ う みたいな エロ さ に
( 紗霧 ) う う っ … ( 正宗 ) そう ! まさに そんな
( 紗霧 ) う う … ( 正宗 ) いっ
( 物音 ) ( 紗霧 ・ 正宗 ) あっ
( 物音 ) ( 紗霧 ・ 正宗 ) お ?
( 物音 )
ん ?
( 正宗 ) おい やめ … ( エルフ ) ふん っ
( エルフ ) ねえ 何で すぐ 助け に 来 ない の よ
結局 助けて やった んだ から 文句 言う な よ
う …
( エルフ ) ギャッ ( 正宗 ) う う …
そ … そう ね あり が と
で 至急 脱出 し なきゃ なら ない って 一体 何 が あった んだ ?
ヤ … ヤツ ら が 来た の よ !
( 正宗 ) ヤツ ら ?
( エルフ ) フル ドライブ 文庫 の 編集 者 よ
ちゃんと 仕事 を する か 監視 する って !
よし ! 山田 ( や まだ ) エルフ 先生 家 に 戻って 仕事 しよう か
( エルフ ) マサムネ 先生 お 願い し ます かくまって ください !
何でも 何でも し ます から
フン … 今 何でも する って 言った よ ね
( エルフ ) え … ええ ( 正宗 ) フン
それ じゃあ …
企画 書 の 書き 方 を 教えて くれ !
( エルフ ) い … いや ~ ん ! この ひきょう 者 !
高貴なる 私 に 何て 卑 わ いな !
は ? 超 美 少女 の 私 が 何でも する って 言って る の よ
そんな お 願い で いい と 思って …
そんな お 願い で いい と 思って …
( 床 を たたく 音 )
( エルフ ・ 正宗 ) ん ? ( 正宗 )“ うるさい ” って か
( 床 を たたく 音 )
“ 早く 来い ” か
( エルフ ) え ? あ …
( エルフ ) 待ち なさい ! ( 正宗 ) 何 だ よ
私 も エロマンガ 先生 に 会い たい
う っ う う …
( 紗霧 ) よう こうして しゃべる の は 初めて だ な
山田 エルフ 先生
( エルフ ) エロマンガ 先生 ?
( 紗霧 ) いや そんな 名前 の 人 知ら ない
( エルフ ) 違う って 言って る けど ?
今 の は 口癖 みたいな もん だ から 気 に し ないで くれ
( 紗霧 ) ヤベ え !
エルフ 先生 間近 で 見たら 超 かわいい !
ねえ ねえ 今 どんな パンツ はいてん の ?
いっ いきなり 何て こと 聞いて くる の よ !
( 紗霧 ) ウヒヒヒ エルフ ちゃん って 呼んで いい ?
本名 ? 何 歳 ? ブラ って もう つけて る の か な ?
ああ … 何 よ これ は !
何 って お前 が 会い た がって た エロマンガ 先生 だ ぞ
( エルフ ) 言動 が 完全に エロ 親父 な んです けど !
( 紗霧 ) イメージ と 違った ?
いいえ むしろ ペンネーム の イメージ どおり すぎて ビックリ した
あんた の あの 原稿 を 読んだ かぎり じゃ ―
この 子 性格 だって これ と 大 違い な んでしょ ?
( 紗霧 ) に … 兄さん あの 原稿 こいつ に 見せた の ?
読んだ し いろいろ 聞いて る わ
大変だった わ ね あんな 熱烈な ラブ レター 読ま さ れて
( 紗霧 ) そこ まで 知って る んだ ふ ー ん
まあ ね 私 たち マブダチ だ から ね
ん ? いや 違う
( エルフ ) 私 を お姫様 だっこ して …
( 正宗 ) 姫 ( エルフ ) マサムネ
… って 呼び 合う 仲 じゃ ない !
( 正宗 ) 記憶 の 改ざん は やめろ
( 紗霧 ) ふ ー ん 仲 いい んだ
( 紗霧 ) 別に 和泉 ( いずみ ) 先生 が ―
誰 と いちゃ つこう が どう で も いい んだ けど さ
そんな こと より 企画 書 の 作り 方 教えて もらう んじゃ なかった っけ ?
あっ そうだ 企画 書 !
( エルフ ) ああ そんな 話 を して たわ ね
けど あんな の 5 分 くらい で 適当に 書けば いい んじゃ ない の ?
そ したら 何 か ひと 仕事 した 気 に なって
ゲーム に 没頭 できる じゃ ない
お前 は そんな ん だ から 編集 部 に 監視 つけ られる んだ よ
( エルフ ) 私 だけ じゃ ないで す ~
みんな ゲーム して サボって ます ~
( 正宗 ) んな わけ ねえ だ ろ
はい て な わけで これ で 企画 書 の 話 は おしまい !
( 正宗 ) おい ! ( エルフ ) ねえ ゲーム 好き よ ね ?
部屋 に ハード いっぱい あった し 対戦 し ま しょ 対戦 !
( 男性 の 息切れ )
( センサー チャイム ) ( 店員 ) ありがとう ございました
( 正宗 ) まったく 何で 俺 が お 菓子 の 買い出し やらさ れて んだ よ
妹 と 一緒に ゲーム なんて 俺 だって した こと ない のに
でも …
フフッ
うん
( 正宗 ) ただいま
あ ? あ …
なな … 何 やって んだ お前
えっ … エロマンガ 先生 に パンツ を 見せて た だけ よ !
何の プレイ だ よ !
しょうがない でしょ
パンツ 見せて くれたら イラスト 描いて くれる って 言う から
つい …
つい …
( 紗霧 ) だって パンツ 見 たかった んだ もん
( 紗霧 ) だって パンツ 見 たかった んだ もん
( 正宗 ) それ で 済んだら 警察 は いら ねえ よ !
( 紗霧 ) かわいい 女の子 を 見たら ―
その 子 の パンツ が 見 たく なる の は しょうがない
イラストレーター なら みんな そう !
謝れ ! 全国 の イラストレーター さん に 謝れ !
これ で 分かった でしょ
あの いやらしい ポーズ も エロマンガ 先生 の 指定 なんだ から
勘違い し ないで ちょうだい !
( 紗霧 ) フフフ …
これ で 次に 山田 先生 の 裸 を 描く 時 は ―
もっと うまく 描ける はず
意外 と お前 ら いい コンビ だ よ な
( 玄関 の チャイム ) あっ ん ?
( 正宗 ) 誰 だ ? ( エルフ ) ゲゲゲ !
私 を 売った わ ね マサムネ !
仕事 を する の は イヤ ! ゲーム を やる の
仕事 を する の は イヤ ! ゲーム を やる の
( クリス ) ご 協力 感謝 し ます
仕事 を する の は イヤ ! ゲーム を やる の
( 正宗 ) なあ 紗霧 俺 が 買い物 に 行って る 間 ―
あいつ と どんな 話 を した んだ ?
( 紗霧 ) 別に 何でもない
( 正宗 ) そ っか
じゃあ エルフ の こと どう 思う ?
( 紗霧 ) あ … うん …
変な 人
( 正宗 ) ふうん
( 紗霧 ) 何 ?
いや 別に 何でもない よ
あの さ ―
また うち に 遊び に 来て もらおう か
あ … うん
( 男性 の 息切れ )
( 正宗 ) うーん 小説 だったら いくら でも 書ける んだ が ―
企画 書 って の は なあ
( メール の 着信 音 ) ( 正宗 ) ん ?
( 神楽坂 ( かぐら ざ か )) 新作 マダー ?
出版 枠 確保 して 待って る よ ~ ん
( 正宗 ) 出版 枠 確保 って …
企画 さえ 通れば すぐ に でも 出せる って ことか
( 床 を たたく 音 ) ( 正宗 ) ん ?
( 紗霧 ) これ 見て
( 正宗 ) おい これ って さっき の … ( 紗霧 ) すごい でしょ
パンツ の エッチ なし わ と か 恥ずかしい 表情 と か
( 正宗 ) うん うん ( 紗霧 ) フフフッ
す っ ごく うまく 描けた から 兄さん に 自慢 し たく なっちゃ った
( 正宗 ) よし 出そう ( 紗霧 ) え ?
( 正宗 ) こいつ を 俺 の 作品 に 登場 さ せる
え えっ ?
( 正宗 ) ひらめいた んだ この イラスト を 見て
す っげ ーシーン が 書ける って
これ だ よ これ !
紗霧 こんな イラスト を もっと 描いて くれ ない か ?
( 紗霧 ) え ?
( 正宗 ) お前 が 自分 で ―
萌 ( も ) えちゃ う くらい の イラスト を 描いて くれれば ―
今 みたいに 新しい アイデア が ひらめく かも しれ ない
( 紗霧 ) ほんとに ? ( 正宗 ) ああ
また 描いて くれる か ?
うん
( 正宗 ) それ じゃあ よろしく 頼む ぜ エロマンガ 先生 !
そ … そんな 名前 の 人 知ら ない
( 男性 ) ハァ ハァ ハァ … ああ っ !
( インターネット 電話 の 着信 音 ) ( 正宗 ) ん ?
紗霧 ?
( 紗霧 ) 深刻な 問題 が 発生 した
ん ?
( 紗霧 ) ロリ しか 描け なく なった
あ ?
そりゃ 確かに 深刻だ な けど 何で ?
練習 して 巨乳 も 描ける ように なった んじゃ …
ハァ …
あれ は 動画 と か テレビ に 出て る アイドル を 見て 描いた
( 正宗 ) それ じゃ ダメな の か ?
( 紗霧 ) 今 は エルフ ちゃん を 見た 時 みたいな ―
ビビビーッ て 感じ が ない と インスピレーション が 湧か ない
( 正宗 ) ビビビーッ て …
( 紗霧 ) 部屋 から 出 ず に 間近で 生 パンツ を 見せて もらう 方法 を ―
今 必死 で 考えて る
( 正宗 ) そ … そう か
とにかく ! エルフ ちゃん 以外 でも ビビビーッ て 子 が 見 たい の !
和泉 先生 が ―
新 ヒロイン を 思いつく ような イラスト を 描く ため に !
あっ
兄さん の 知り合い に かわいくて おっぱい 大きくて
パンツ 見せて くれ そうな 子 は い ない の ?
( 正宗 ) いる わけない だろう !
( ナレーター ) 累計 1,450万 部 の 大 ヒット 作
最 年少の 超 人気 作家 ―
( 正宗 ) うーん …
( 正宗 ) うーん …
千寿 ( せんじゅ ) ムラマサ が 送る 「 幻想 妖刀 伝 」 第 11 巻 発売
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( 携帯 電話 の 着信 音 )
千寿 ( せんじゅ ) ムラマサ が 送る 「 幻想 妖刀 伝 」 第 11 巻 発売
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( 正宗 ) あっ
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アニメ も 絶賛 放送 中
ハァ …
はい
( めぐみ ) は い は ー い ! みんな 大好き め ぐみん です よ
( めぐみ ) は い は ー い ! みんな 大好き め ぐみん です よ
( 正宗 ) ああ …
( めぐみ ) ねえ 分かり ます ?
私 今 …
お 風呂 に 入って る んです よ ~
あれ あれ あれ ?
お 兄さん も しか して 想像 しちゃ い ました あ ?
( 正宗 ) 何の 用 だ
和泉 ちゃん ―
その後 どう です ?
お 部屋 から 出て きたり し ました ?
いや
でも 最近 ―
友達 が できた みたいだ ぞ
( めぐみ ) ちょ ! それ 詳しく !
どう だ ? すごい 進展 だ ろ ?
( めぐみ ) む う … あの ー 本音 言って いい です ?
どうぞ
では !
う や ー ! 悔しい !
私 が 友達 第 1 号 に なり たかった のに ー !
( めぐみ の 荒い 息 )
( 正宗 ) なあ 俺 も 本音 言って いい か ?
( めぐみ ) どうぞ
( 正宗 ) 俺 も 悔しかった 先 を 越さ れた って 思った
お前 と 同じだ
( めぐみ ) ウフフ 仲間 で すね 私 たち
ねえ お 兄さん 今 から 会え ます ?
( 正宗 ) えっ 今 から ?
( めぐみ ) 私 が 和泉 ちゃん と 友達 に なる ため の プラン の ―
相談 し たい んです けど
ハァ … ああ そういう こと か
いい よ どこ 行けば いい ?
駅前 の たか さ ご 書店 って 知って ます ?
( 正宗 ) フゥ … ちょっと 早く 来 すぎた かな
( 智恵 ( ともえ )) へい へ い お 客 様 今日 は どんな 本 を お 探し で ?
エロマンガ 先生 が ビビーッ と くる ような ヒロイン を 頼む
は ? シャナ ちゃん と か ?
( シャナ ) うるさい うるさい うるさい !
大河 ( たい が ) ちゃん と か ?
( 大河 ) この バカ 犬
メイゼル ちゃん と か ?
( メイゼル ) あたし 背 の 高い 人 が そう やって ―
は いつ くばる とこ 見る の 大好きだ わ
そい つら は 俺 が ビビーッ と くる ヒロイン な
って そう じゃ なくて ! ( 智恵 ) え ?
ふん ふん つまり
エロマンガ 先生 に インスピレーション を 与える ような
おっぱい 大きい 美 少女 を 探して いる と !
まあ そう だ
エヘヘッ いや あ まいった なあ
( 正宗 ) 何で お前 が 照れて る んだ ? ( 智恵 ) ん ?
ボク を 君 の 新作 の モデル に 使い たい って 話 でしょ ?
( 正宗 ) え ? お前 乗り気な の ?
じゃあ エロマンガ 先生 に スカイプ で ―
パンツ を 見せて やって くれ
お 安い 御用 だ ぜ !
は ? って そんな ん ダメ に 決まって んでしょ !
( めぐみ ) だ ー れ だ
ん ー めぐみ か ?
当ったり ~
お 待た せ しちゃ って すみません
えー っと 和泉 先生 !
あれ ? バレ ちゃ って る の ?
( 正宗 ) そうだ よ な カレンダー 貼って た もん な
つか ペンネーム まん まだ もん な
早速 です けど 和泉 ちゃん と 友達 に なる ため の プラン の 相談 を …
あ … ああ その 話 だった な
( めぐみ ) お 兄さん って 小説 書いて る んです よ ね ?
イラスト ついて る …
( 正宗 ) そうだ けど …
( めぐみ ) だったら 和泉 ちゃん も そういう の 好きだ と 思う んです よ
うーん まあ 確かに 結構 持って る みたいだ な
( めぐみ ) でしょ ?
だから 私
キモオタ 小説 を 読もう と 思う んです !
( 正宗 ) えっ …
( 正宗 ) いや … ( 智恵 ) フフフ …
♪~
~♪
( 正宗 ) 次回 …