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幽☆遊☆白書, Yuu☆Yuu☆Hakusho (Yu Yu Hakusho: Ghost Files) Episode 97

Yuu ☆ Yuu ☆ Hakusho ( Yu Yu Hakusho : Ghost Files ) Episode 97

♪ ~

~ ♪

( ナレーション ) 初代 霊 界 探偵 真田 黒 呼 ( さ なだ くろ こ ) の 家 で

浦 飯 幽助 ( うらめし ゆうす け ) は 魔 界 の 男 たち の 訪問 を 受け た

力 の きっ抗 し た 3 人 が 勢力 を 張り

500 年 間 危うい ながら も バランス が 取れ て き た と いう

だが この 3 人 の うち の 1 人 戦い の 神 雷 禅 が

今 死に そう に なって いる

それ が 幽助 の 父親 だ と いう の だ

( 幽助 ) て め え み たい な う さん くせ え の が

いちばん 気 に 入ら ねえ ぜ

( 北 神 ( ほ くしん ) ) う お っ

( 幽助 ) 思いっきり 手加減 し て やった ぜ

ぶ っ 殺す か どう か は 話 を 聞い て から 決め て やる

( 北 神 ) 見事 です 殴ら れる まで 気付き ませ ん でし た よ

確か に 私 は 全て を 話し て い ませ ん しかし それ は

たぶん あなた が 我々 の 仲間 意識 を 理解 し にくい と 思った から です

( 幽助 ) もったいぶって ん じゃ ねえ よ

ん な こと は お め えら に すりゃ 食い物 ( もん ) の 問題 だ ろ う

国民 が 何 食 お う が 国王 が 絶食 しよ う が

そりゃ そい つ 自身 の 問題 で

つながり は 別に ある って こと な ん だ ろ う が

誰 も お め え の 話 が 全部 ウソ だ なんて 思っちゃ い ねえ よ

国王 と 対立 し て いる 強い 妖怪 2 匹 は

今 も お め えら と 同じく 人間 を 食料 と し てん だ ろ う ?

それ でも お め えら は そい つ ら に 逆らって

人間 を 絶って いる 国王 側 に 付く 理由 が ある

初 め っ から そう 言わ れ た ほう が よっぽど 合点 が いく ぜ

やはり あなた は 雷 禅 国王 の ご 子息 です

よく 似 て いらっしゃる

( 幽助 ) ハッ 冗談 じゃ ねえ

( 北 神 ) 理由 は 簡単 です

雷 禅 国王 が あなた の よう な 方 だ から です よ

( 幽助 ) 何 ?

( 北 神 ) 共に 戦って 楽しい か そう で ない か

それ が 私 の 全て です から

フッ

最終 的 に は 私 も 人間 を 食料 と する こと を 絶ち ます

もう 人間 を 食べる こと は ない でしょ う

しかし 今 は 敵 ( てき ) に 対抗 する ため の 体力 が

どう し て も 欲しい の です

( 幽助 ) お め え は

なんで そう まで し て その 2 匹 の 敵 の 妖怪 と 戦う ん だ ?

( 北 神 ) 国王 が そい つ ら の こと を 嫌い だ から です よ

国王 が 嫌い な 妖怪 は なぜ か 私 も 嫌い です

なるほど わかり やすい

( 北 神 ) ぜひ あなた を 雷 禅 国王 に 会わ せ たく なり まし た

1 週間 後 に また 会い に 来 ます 返事 は その とき に

たぶん もう 答え は 出 て いる でしょ う が

この 世界 を 去る の です

やって おく こと が いろいろ ある でしょ う

( 足音 )

( 黒 呼 ) 幽助 君

黒 呼 さ ん 何 だ よ 怖 ( こえ ) え 顔 し て

君 魔 界 へ 行った ほう が いい

それ が たぶん いちばん いい

人間 を 食べ た 妖怪 を 目 の 前 に し て

それ を “ 食事 ” と 割り切 れ て しまう 君 は

もう 人間 界 の 住人 じゃ ない

( 幽助 ) そう かも しん ねえ

黙って いよ う か と 思った けど

実は あたし の 所 に も 霊 界 の 使者 が 来 た の よ

誰 ?

ハッ

( 霊 界 の 使者 ) 浦 飯 幽助 を 抹殺 し なさい

( 黒 呼 ) 浦 飯 幽助 ?

( 霊 界 の 使者 ) その 者 は 魔 族 の 血 を 持つ 危険 な 若者

直ちに 抹殺 し なさい

私 は 霊 界 探偵 を 引退 し まし た お 断り し ます

( 幽助 ) チェッ やっぱり な コエンマ が 言って た とおり だ

霊 界 の 連中 どう し て も 俺 を 消し たい らしい ぜ

( 黒 呼 ) あたし は 断った

その あと で 幻 海 ( げんかい ) 師範 に 電話 し て 君 の こと を 聞い た

で ばあさん は 何て ?

“ 実際 会え ば あいつ が わかる ” そう 言わ れ た わ

さっき まで は あたし も 実際 に 君 を 見 て 安心 し て い た

でも 今 は 違う

今 は 君 が 怖い

あたし は 幻 海 師範 ほど 君 を 信用 する こと が でき ない

( 幽助 ) な … 何 だって ?

君 が い たら いつか 子供 たち と 戦う こと に なり そう で すごく 怖い

( 幽助 ) そんな こと ある わけ ねえ じゃ ねえ か

( 黒 呼 ) 確信 を 持って 言 える かしら

助け に なり たい と 思った けど さっき の 3 人 も 君 も

あたし より はるか に 上 の 力 を 持って いる 力 に な れ ない わ

わかった いきなり 押しかけ て 悪かった

( 晶 吾 ( しょうご ) ) 幽助 君

( 晶 吾 ) ちょっと ( 幽助 ) え ?

さっき 占い の 途中 だった よね

ああ

あまり に ハッキリ 表れ て い た ので 言いそびれ た の だ けど

さっき の 占い で 大きな 別れ が 出 て いた ん だ

大きな 別れ ?

ああ

血 を 伴った 戦友 と の 別れ

( 雷鳴 )

( 蔵 馬 ( くらま ) ) 深夜 の 来客 は 歓迎 でき ない な

用件 しだい で は あしらい が 乱暴 に なる

( 黄泉 の 使者 ) これ を

黄泉 様 から の 言 霊 で ござい ます

黄泉 だ と ?

( 黄泉 の 使者 ) で は 失礼

( 蔵 馬 ) 黄泉 から の 言 霊

黄泉 …

( 黄泉 ) 久しぶり だ な 蔵 馬 生き て い て うれしい よ

と 言って も 言 霊 じゃ 一方的 に 俺 が 話す だけ だ

早く 会い たい よ

今 思え ば 以前 共に い た ころ は

お互い 未熟 な 妖怪 だった

だが 俺 は 強く なった

もう 少し で 魔 界 を 掌握 できる ほど だ

俺 たち が 生まれ た とき に は

すでに 魔 界 を 支配 しよ う と し て い た 妖怪 だ

何 百 年 か 前 俺 は この 2 匹 と 肩 を 並べる まで に なった

この 2 匹 を 凌 駕 ( りょう が ) し 魔 界 を 統一 し たい

蔵 馬 お前 の 力 を 貸し て くれ

今度 は 俺 を 助け て くれ 来 て くれる と 信じ て いる

言い 忘れ た が 俺 から 光 を 奪った 妖怪 は

100 年 ほど 前 に 見つけだす こと が でき た よ

お前 に 会わ せ たく て 殺さ ず に 飼って ある

ぜひ 見 て ほしい 笑って しまう から

( 飛 影 ( ひえ い ) ) 古い 知り合い か ?

飛 影

( 飛 影 ) フン 驚 い た か

お前 らしく も なく 周り が 見え ない ほど 熱中 し て い た な

俺 は めったに 人前 に 姿 を 見せ ない

危険 だ から じゃ ない 顔 が 売れる と 動き づらい から な

フッ

早速 だ が お前 俺 の 目 に かなった ぜ 部下 に なら ない か

お前 なら 俺 の 片腕 に だって な れる

これ は 極秘 情報 だ が お前 に だけ 教え て やろ う

実は 雷 禅 が くたばり かけ て いる

雷 禅 が 死 ん だ ら すぐ に でも 黄泉 に 総 攻撃 を かける

ヤツ は 魔 界 統一 と か いって て め え 好み の 秩序 を 押しつける

雷 禅 以上 に いけ 好か ねえ 野郎 だ

魔 界 は もう すぐ 正常 に 戻る

その とき は 俺 の そば に いろ

バカ が よく しゃべる 野郎 だ いわゆる 引き抜き って やつ か

ヤツ ら 魔 界 の あちこち で 起きる 大きな 妖気 の 衝突 を

余す こと なく チェック し て いる

手っとり早く 戦闘 能力 を 上げる に は 年中 戦って る の が 一 番

せいぜい 利用 さ せ て もらう ぜ

飛 影 …

( 桑原 ( くわばら ) の いびき )

( 桑原 ) 永吉 ( えい きち ) …

( 永吉 の 鳴き声 )

( 桑原 ) キャイーン 何 し や がん だ よ

( 静 流 ( し ずる ) ) いつ まで も と ぼけ た 顔 し て 寝 てん じゃ ない よ

この 顔 は 親 が 作った ん だい 俺 の せい じゃ ねえ や

( 静 流 ) ハァ … ねえ 和 真 ( かず ま )

お前 高校 どう す ん の ?

( 桑原 ) 行く よ

( 静 流 ) だったら 少し は 勉強 し なさい

( 桑原 ) うる せ え な ほっとけ …

な … 何 な ん だ よ

姉さん は … 姉さん は ねえ …

お前 の こと が 心配 で …

チッ わかって る よ

お前 今 の まま だ と 人生 ダメ に する よ

( 桑原 ) 姉ちゃん に だけ は 言わ れ た か ねえ や な

( 静 流 ) お 黙り ! あんた 桑原 家 の 長男 でしょ

しっかり し なきゃ あたし が 困 ん の よ

あたし が 好き な こと でき ない でしょ う が

( 桑原 ) 俺 だって 自分 の 将来 の こと ぐらい

マジ で 考え てる よ

( 桑原 ) う わ ~ っ ( 静 流 ) バカ たれ

フゥ …

った く なんで あたし に 似 ない で だらしない 弟 な ん だ ろ う ね

( お なら の 音 )

( 桑原 ) … こい て しまった

大事 な とき か

一生 に 一 度 ぐらい マジ に なって みる かな

ケンカ ばっかり やって たら

ホント に 人生 破滅 に な っち まう かも しれ ねえ から な

( 螢子 ( けいこ ) ) 何 ?

学校 サボって る と 思ったら 急に 呼び出し たり し て …

俺 魔 族 に な っち まっ た

( 螢子 ) え ?

ほれ 洞窟 出 て き た とき 俺 変わって た ろ

ええ

話せ ば 長く なる けど な

( 螢子 ) ふ ~ ん それ で 前 の 幽助 と どこ が 違う の ?

( 幽助 ) 基本 的 に は 変わり ねえ ん だ けど よ

( 螢子 ) じゃ いい じゃ ない の 別に

実は よ 俺 魔 界 に 行 こ う と 思って ん だ

( 螢子 ) いつ ?

( 幽助 ) あした

( 螢子 ) お 母 さん に は そう 言った の ?

( 幽助 ) ああ

( 幽助 ) おふくろ の ヤツ

“ アメリカ と どっち が 遠い の ? ” と か 言って た な

( 螢子 ) で 帰って こ れる の ?

( 北 神 ) 人間 界 に 来る 方法 は いく つ か あり ます が

我々 は それ を 掟 ( おきて ) で 禁じ て い ます

え ?

帰って こ れる の ?

た … たぶん

( 螢子 ) いつごろ ?

( 幽助 ) わかん ねえ

( 螢子 ) そう

桑原 君 ね 骸 工 大 ( が いこう だい ) 付属 高校 を 受ける らしい わ よ

( 幽助 ) 桑原 が ?

あたし ね 第 一 女子 ( だいいち じょし ) 受ける

( 幽助 ) そ っか 女子 高 受け ん の か

( 螢子 ) すぐ 隣 は 男子 高 よ

さて と …

帰って き たら 教え て ね あたし の 彼 氏 紹介 し て あげる

いって らっしゃい

( 幽助 ) 螢子

お 願い 僕 を 捨て ない で あっ う わ っ

( 螢子 ) アハ ハハ バーカ もう 手遅れ よ

アハハ

バイバイ

あ ~ あ

( 桑原 ) そう か ! に に ん が はち だ よ

( 引き戸 の 開閉 音 ) ( 螢子 の 父 ) すいません ね

今日 は もう 閉店 なんで …

お っ 幽 ( ゆう ) ちゃん じゃ ねえ か 久しぶり だ な

いつも の やつで いい かい ?

( 幽助 ) うん

おい 螢子 幽 ちゃん が 来 た ぞ

( 幽助 ) いい よ メシ 食い に 来 た だけ だ から

そう は いか ねえ よ おい 螢子 手伝え って ん だ よ

( 螢子 ) 何 よ 勉強 し て ん のに

何 が 勉強 だ

親 の 手伝い も でき ねえ ほど 勉強 し なきゃ 入れ ねえ 高校 なんか

入る 必要 ねえ って ん だ

( 螢子 ) もう わかった わ よ

( 螢子 の 父 ) 焼き肉 定食 1 丁

( 螢子 ) は いはい

( 螢子 の 父 ) 何 だ よ 何 だ よ その 手つき は

った く いつ まで たって も うまく な ん ねえ な

そんな こっちゃ お め え 立派 な お 嫁 さん に は なれ ねえ ぞ

( 螢子 ) うるさい わ ね

お 待ち ど お さま

ご ゆっくり どうぞ

( 幽助 ) 何 だ よ 座 ん な よ

( 螢子 ) なんで ? ( 幽助 ) まあ いい から さ

うま そう

こりゃ うまい いい 味付け だ

そりゃ どう も

( 幽助 ) 食う ?

( 螢子 ) いら ない ( 幽助 ) あ そう

あの さ 俺 あした 誕生 日 な ん だ よ な

知って る わ よ

で さ …

何 よ

ちょうど 3 年 し たら 戻って くる

約束 する よ そ したら …

そし たら ?

結婚 しよ う

あ …

ハァ … フラ れ た あ と の プロポーズ ?

あんた なんて 節操 ない の ?

( 螢子 の 父 ) ハハハハハ

久しぶり に 聞い た な 幽 ちゃん の その セリフ

昔 は ケンカ する 度 言って た もん な

ヒッ

( 螢子 ) 3 年 ね ? ( 幽助 ) そう きっちり 3 年 だけ

どう なる か わかん ない わ ね そんな 先 の こと

( 幽助 ) 螢子 愛し てる って

( 螢子 ) は いはい 私 も よ

( 幽助 ) ヘヘ

( 螢子 の 父 ) エヘヘ

ハァ …

( 引き戸 の 開閉 音 )

幽助 3 年 よ

( 幽助 ) いよいよ 魔 界 へ 出発 だ

俺 の オヤジ の いる 所 俺 の ふるさと へ

桑原 の ヤツ は 怒って や がった が これ ばっかり は どう に も でき ねえ

今 の 宙 ぶら りん な 生活 に ケリ を つける ため に は

俺 の オヤジ に 会って ヤツ を 超える しか ね え ん だ

わかって くれ

次回 「 魔 界 へ ! 父 と の 対面 」

行って くる ぜ !

♪ ~

~ ♪


Yuu ☆ Yuu ☆ Hakusho ( Yu Yu Hakusho : Ghost Files ) Episode 97

♪ ~

~ ♪

( ナレーション ) 初代 霊 界 探偵 真田 黒 呼 ( さ なだ くろ こ ) の 家 で なれーしょん|しょだい|れい|かい|たんてい|さなだ|くろ|よ||||||いえ| At the house of Sanada Kuroko, the first Spirit Realm Detective,

浦 飯 幽助 ( うらめし ゆうす け ) は 魔 界 の 男 たち の 訪問 を 受け た うら|めし|ゆうすけ|||||ま|かい||おとこ|||ほうもん||うけ| Urameshi Yusuke received a visit from men from the Demon Realm.

力 の きっ抗 し た 3 人 が 勢力 を 張り ちから||きっこう|||じん||せいりょく||はり all of comparable strength, had been engaged in a power struggle,

500 年 間 危うい ながら も バランス が 取れ て き た と いう とし|あいだ|あやうい|||ばらんす||とれ|||||

だが この 3 人 の うち の 1 人 戦い の 神 雷 禅 が ||じん||||じん|たたかい||かみ|かみなり|ぜん| However, one of the three, the God of Fighting, Raizen,

今 死に そう に なって いる いま|しに||||

それ が 幽助 の 父親 だ と いう の だ ||ゆうすけ||ちちおや||||| He is also said to be Yusuke's father!

( 幽助 ) て め え み たい な う さん くせ え の が ゆうすけ|||||||||||| It's shady characters like you that infuriate me more than anything!

いちばん 気 に 入ら ねえ ぜ |き||はいら||

( 北 神 ( ほ くしん ) ) う お っ きた|かみ|||||

( 幽助 ) 思いっきり 手加減 し て やった ぜ ゆうすけ|おもいっきり|てかげん|||| I held back as hard as I could.

ぶ っ 殺す か どう か は 話 を 聞い て から 決め て やる ||ころす|||||はなし||ききい|||きめ||

( 北 神 ) 見事 です 殴ら れる まで 気付き ませ ん でし た よ きた|かみ|みごと||なぐら|||きづき|||||

確か に 私 は 全て を 話し て い ませ ん しかし それ は たしか||わたくし||すべて||はなし||||||| It is true, I have not told you everything. However...

たぶん あなた が 我々 の 仲間 意識 を 理解 し にくい と 思った から です |||われわれ||なかま|いしき||りかい||||おもった|| ...it was because I thought that you would have difficulty

( 幽助 ) もったいぶって ん じゃ ねえ よ ゆうすけ||||| Don't be so pretentious!

ん な こと は お め えら に すりゃ 食い物 ( もん ) の 問題 だ ろ う |||||||||くいもの|||もんだい||| To you guys, it's a matter of what you eat, isn't it?

国民 が 何 食 お う が 国王 が 絶食 しよ う が こくみん||なん|しょく||||こくおう||ぜっしょく||| Whatever your countrymen eat, or whatever your king is abstaining from,

そりゃ そい つ 自身 の 問題 で |||じしん||もんだい| that only matters to them personally,

つながり は 別に ある って こと な ん だ ろ う が ||べつに||||||||| and what binds you together lies somewhere else, doesn't it?

誰 も お め え の 話 が 全部 ウソ だ なんて 思っちゃ い ねえ よ だれ||||||はなし||ぜんぶ|うそ|||おもっちゃ||| Nobody thinks that your whole story is untrue.

国王 と 対立 し て いる 強い 妖怪 2 匹 は こくおう||たいりつ||||つよい|ようかい|ひき| The other two strong Yokai that oppose your king are still using humans as food,

今 も お め えら と 同じく 人間 を 食料 と し てん だ ろ う ? いま||||||おなじく|にんげん||しょくりょう|||||| just like you are, right?

それ でも お め えら は そい つ ら に 逆らって ||||||||||さからって Even so, there's some reason why you guys are going against them,

人間 を 絶って いる 国王 側 に 付く 理由 が ある にんげん||たって||こくおう|がわ||つく|りゆう|| and siding with your king, who has given up humans.

初 め っ から そう 言わ れ た ほう が よっぽど 合点 が いく ぜ はつ|||||いわ||||||がてん||| If you had told me what that was from the start,

やはり あなた は 雷 禅 国王 の ご 子息 です |||かみなり|ぜん|こくおう|||しそく| You are indeed a descendant of King Raizen.

よく 似 て いらっしゃる |に|| You take after him quite closely.

( 幽助 ) ハッ 冗談 じゃ ねえ ゆうすけ||じょうだん|| Ha! You've gotta be kidding.

( 北 神 ) 理由 は 簡単 です きた|かみ|りゆう||かんたん| The reason is simple. King Raizen is a lot like you.

雷 禅 国王 が あなた の よう な 方 だ から です よ かみなり|ぜん|こくおう||||||かた||||

( 幽助 ) 何 ? ゆうすけ|なん

( 北 神 ) 共に 戦って 楽しい か そう で ない か きた|かみ|ともに|たたかって|たのしい||||| Whether someone is fun to fight with, or they aren't, is everything to me.

それ が 私 の 全て です から ||わたくし||すべて||

フッ

最終 的 に は 私 も 人間 を 食料 と する こと を 絶ち ます さいしゅう|てき|||わたくし||にんげん||しょくりょう|||||たち| In the end, I will also give up using humans for food.

もう 人間 を 食べる こと は ない でしょ う |にんげん||たべる||||| I will probably never eat a human again.

しかし 今 は 敵 ( てき ) に 対抗 する ため の 体力 が |いま||てき|||たいこう||||たいりょく| However, right now, no matter what, I want to have the strength

どう し て も 欲しい の です ||||ほしい|| to resist my enemies.

( 幽助 ) お め え は ゆうすけ|||| Why are you going through all of this to fight against the two opposing Yokai?

なんで そう まで し て その 2 匹 の 敵 の 妖怪 と 戦う ん だ ? ||||||ひき||てき||ようかい||たたかう||

( 北 神 ) 国王 が そい つ ら の こと を 嫌い だ から です よ きた|かみ|こくおう||||||||きらい|||| Because the king hates them.

国王 が 嫌い な 妖怪 は なぜ か 私 も 嫌い です こくおう||きらい||ようかい||||わたくし||きらい| For whatever reason, any Yokai the king hates, I hate too.

なるほど わかり やすい I see. That's easy to understand.

( 北 神 ) ぜひ あなた を 雷 禅 国王 に 会わ せ たく なり まし た きた|かみ||||かみなり|ぜん|こくおう||あわ|||||

1 週間 後 に また 会い に 来 ます 返事 は その とき に しゅうかん|あと|||あい||らい||へんじ|||| I will come to see you again in one week. I will get your answer then.

たぶん もう 答え は 出 て いる でしょ う が ||こたえ||だ||||| You probably have your answer already, but we will leave this world.

この 世界 を 去る の です |せかい||さる||

やって おく こと が いろいろ ある でしょ う

( 足音 ) あしおと

( 黒 呼 ) 幽助 君 くろ|よ|ゆうすけ|きみ Yusuke-kun...

黒 呼 さ ん 何 だ よ 怖 ( こえ ) え 顔 し て くろ|よ|||なん|||こわ|||かお|| Kuroko-san, what's with the severe look on your face?

君 魔 界 へ 行った ほう が いい きみ|ま|かい||おこなった||| You should go to the Demon Realm.

それ が たぶん いちばん いい

人間 を 食べ た 妖怪 を 目 の 前 に し て にんげん||たべ||ようかい||め||ぜん||| If you can stand before a man-eating Yokai like that,

それ を “ 食事 ” と 割り切 れ て しまう 君 は ||しょくじ||わりき||||きみ| and allow that we are just meals to them,

もう 人間 界 の 住人 じゃ ない |にんげん|かい||じゅうにん|| then you are no longer a resident of the Human Realm.

( 幽助 ) そう かも しん ねえ ゆうすけ||||

黙って いよ う か と 思った けど だまって|||||おもった| I wasn't going to say anything...

実は あたし の 所 に も 霊 界 の 使者 が 来 た の よ じつは|||しょ|||れい|かい||ししゃ||らい||| ...but there was a messenger from the Spirit Realm that came to me as well.

誰 ? だれ

ハッ

( 霊 界 の 使者 ) 浦 飯 幽助 を 抹殺 し なさい れい|かい||ししゃ|うら|めし|ゆうすけ||まっさつ||

( 黒 呼 ) 浦 飯 幽助 ? くろ|よ|うら|めし|ゆうすけ Urameshi Yusuke?

( 霊 界 の 使者 ) その 者 は 魔 族 の 血 を 持つ 危険 な 若者 れい|かい||ししゃ||もの||ま|ぞく||ち||もつ|きけん||わかもの

直ちに 抹殺 し なさい ただちに|まっさつ||

私 は 霊 界 探偵 を 引退 し まし た お 断り し ます わたくし||れい|かい|たんてい||いんたい|||||ことわり||

( 幽助 ) チェッ やっぱり な コエンマ が 言って た とおり だ ゆうすけ||||||いって||| Sheesh! Sure enough, it's just like Koenma said.

霊 界 の 連中 どう し て も 俺 を 消し たい らしい ぜ れい|かい||れんちゅう|||||おれ||けし||| It looks like the Spirit Realm folks want to rub me out no matter what.

( 黒 呼 ) あたし は 断った くろ|よ|||たった I turned them down.

その あと で 幻 海 ( げんかい ) 師範 に 電話 し て 君 の こと を 聞い た |||まぼろし|うみ||しはん||でんわ|||きみ||||ききい| Afterward, I telephoned Master Genkai and asked about you.

で ばあさん は 何て ? |||なんて And what did Ba-san tell you?

“ 実際 会え ば あいつ が わかる ” そう 言わ れ た わ じっさい|あえ||||||いわ||| That I would know about you if I were to actually meet you.

さっき まで は あたし も 実際 に 君 を 見 て 安心 し て い た |||||じっさい||きみ||み||あんしん|||| Until a moment ago, having actually seen you, I was at ease.

でも 今 は 違う |いま||ちがう But it's different now. Now, I'm afraid of you.

今 は 君 が 怖い いま||きみ||こわい

あたし は 幻 海 師範 ほど 君 を 信用 する こと が でき ない ||まぼろし|うみ|しはん||きみ||しんよう|||||

( 幽助 ) な … 何 だって ? ゆうすけ||なん|

君 が い たら いつか 子供 たち と 戦う こと に なり そう で すごく 怖い きみ|||||こども|||たたかう|||||||こわい If you're around,

( 幽助 ) そんな こと ある わけ ねえ じゃ ねえ か ゆうすけ|||||||| There's no way that's going to happen, you know!

( 黒 呼 ) 確信 を 持って 言 える かしら くろ|よ|かくしん||もって|げん|| Can you say that with any conviction?

助け に なり たい と 思った けど さっき の 3 人 も 君 も たすけ|||||おもった||||じん||きみ|

あたし より はるか に 上 の 力 を 持って いる 力 に な れ ない わ ||||うえ||ちから||もって||ちから|||||

わかった いきなり 押しかけ て 悪かった ||おしかけ||わるかった I understand.

( 晶 吾 ( しょうご ) ) 幽助 君 あき|われ||ゆうすけ|きみ Yusuke-kun! Just a minute!

( 晶 吾 ) ちょっと ( 幽助 ) え ? あき|われ||ゆうすけ|

さっき 占い の 途中 だった よね |うらない||とちゅう|| I was in the middle of reading your fortune earlier, right?

ああ Yeah...

あまり に ハッキリ 表れ て い た ので 言いそびれ た の だ けど ||はっきり|あらわれ|||||いいそびれ|||| It came through so clearly that I failed to mention it,

さっき の 占い で 大きな 別れ が 出 て いた ん だ ||うらない||おおきな|わかれ||だ|||| but I saw a great parting in your reading earlier.

大きな 別れ ? おおきな|わかれ A great parting?

ああ Yeah. A parting with your comrades in arms, over blood.

血 を 伴った 戦友 と の 別れ ち||ともなった|せんゆう|||わかれ

( 雷鳴 ) らいめい

( 蔵 馬 ( くらま ) ) 深夜 の 来客 は 歓迎 でき ない な くら|うま||しんや||らいきゃく||かんげい|||

用件 しだい で は あしらい が 乱暴 に なる ようけん||||||らんぼう|| I might treat you roughly, depending on your lousiness.

( 黄泉 の 使者 ) これ を こうせん||ししゃ|| Here.

黄泉 様 から の 言 霊 で ござい ます こうせん|さま|||げん|れい|||

黄泉 だ と ? こうせん|| Did you say Yomi?!

( 黄泉 の 使者 ) で は 失礼 こうせん||ししゃ|||しつれい Now, if you'll excuse us...

( 蔵 馬 ) 黄泉 から の 言 霊 くら|うま|こうせん|||げん|れい A messageball from Yomi?

黄泉 … こうせん Yomi...!

( 黄泉 ) 久しぶり だ な 蔵 馬 生き て い て うれしい よ こうせん|ひさしぶり|||くら|うま|いき||||| It's been a long time, huh, Kurama? I'm glad you're alive.

と 言って も 言 霊 じゃ 一方的 に 俺 が 話す だけ だ |いって||げん|れい||いっぽうてき||おれ||はなす|| Then again, with this messageball, I can only speak one-way.

早く 会い たい よ はやく|あい|| I'd like to see you right away.

今 思え ば 以前 共に い た ころ は いま|おもえ||いぜん|ともに|||| Thinking back on it now, back when we were together,

お互い 未熟 な 妖怪 だった おたがい|みじゅく||ようかい| we were both underdeveloped Yokai.

だが 俺 は 強く なった |おれ||つよく| But I have become strong.

もう 少し で 魔 界 を 掌握 できる ほど だ |すこし||ま|かい||しょうあく||| I'm this close to being able to control the Demon Realm.

俺 たち が 生まれ た とき に は おれ|||うまれ|||| They are the Yokai who were

すでに 魔 界 を 支配 しよ う と し て い た 妖怪 だ |ま|かい||しはい||||||||ようかい| already attempting to rule the Spirit Realm when we were born.

何 百 年 か 前 俺 は この 2 匹 と 肩 を 並べる まで に なった なん|ひゃく|とし||ぜん|おれ|||ひき||かた||ならべる||| Several hundred years ago, I came to be on par with them.

この 2 匹 を 凌 駕 ( りょう が ) し 魔 界 を 統一 し たい |ひき||しの|が||||ま|かい||とういつ||

蔵 馬 お前 の 力 を 貸し て くれ くら|うま|おまえ||ちから||かし|| Kurama, lend me your strength. This time, you help me.

今度 は 俺 を 助け て くれ 来 て くれる と 信じ て いる こんど||おれ||たすけ|||らい||||しんじ||

言い 忘れ た が 俺 から 光 を 奪った 妖怪 は いい|わすれ|||おれ||ひかり||うばった|ようかい|

100 年 ほど 前 に 見つけだす こと が でき た よ とし||ぜん||みつけだす||||| I was able to find the Yokai who stole my light from me.

お前 に 会わ せ たく て 殺さ ず に 飼って ある おまえ||あわ||||ころさ|||かって| I've wanted you to see him, so I've been keeping him alive.

ぜひ 見 て ほしい 笑って しまう から |み|||わらって||

( 飛 影 ( ひえ い ) ) 古い 知り合い か ? と|かげ|||ふるい|しりあい| An old friend of yours?

飛 影 と|かげ Hiei...!

( 飛 影 ) フン 驚 い た か と|かげ|ふん|おどろ|||

お前 らしく も なく 周り が 見え ない ほど 熱中 し て い た な おまえ||||まわり||みえ|||ねっちゅう||||| You were so caught up, you became unaware of your surroundings,

俺 は めったに 人前 に 姿 を 見せ ない おれ|||ひとまえ||すがた||みせ| I don't often show myself to others. Not because it's dangerous;

危険 だ から じゃ ない 顔 が 売れる と 動き づらい から な きけん|||||かお||うれる||うごき|||

フッ

早速 だ が お前 俺 の 目 に かなった ぜ 部下 に なら ない か さっそく|||おまえ|おれ||め||||ぶか|||| Getting to the point, you've caught my attention.

お前 なら 俺 の 片腕 に だって な れる おまえ||おれ||かたうで|||| You could even become my right-hand man.

これ は 極秘 情報 だ が お前 に だけ 教え て やろ う ||ごくひ|じょうほう|||おまえ|||おしえ||| This is top-secret information that I will only tell you.

実は 雷 禅 が くたばり かけ て いる じつは|かみなり|ぜん||||| As it happens, Raizen is on the verge of death.

雷 禅 が 死 ん だ ら すぐ に でも 黄泉 に 総 攻撃 を かける かみなり|ぜん||し|||||||こうせん||そう|こうげき|| Once Raizen dies, I will immediately launch an all-out offensive on Yomi.

ヤツ は 魔 界 統一 と か いって て め え 好み の 秩序 を 押しつける やつ||ま|かい|とういつ|||||||よしみ||ちつじょ||おしつける

雷 禅 以上 に いけ 好か ねえ 野郎 だ かみなり|ぜん|いじょう|||すか||やろう| He's an even more insufferable bastard than Raizen.

魔 界 は もう すぐ 正常 に 戻る ま|かい||||せいじょう||もどる The Demon Realm will soon return to normal.

その とき は 俺 の そば に いろ |||おれ|||| When that happens, be at my side.

バカ が よく しゃべる 野郎 だ いわゆる 引き抜き って やつ か ばか||||やろう|||ひきぬき||| Idiot. That bastard sure talks a lot. He's what you'd call a "poacher."

ヤツ ら 魔 界 の あちこち で 起きる 大きな 妖気 の 衝突 を やつ||ま|かい||||おきる|おおきな|ようき||しょうとつ| They're looking near and far throughout the Demon Realm

余す こと なく チェック し て いる あます|||ちぇっく|||

手っとり早く 戦闘 能力 を 上げる に は 年中 戦って る の が 一 番 てっとりばやく|せんとう|のうりょく||あげる|||ねんじゅう|たたかって||||ひと|ばん Fighting year-round is the best way to quickly raise your fighting abilities.

せいぜい 利用 さ せ て もらう ぜ |りよう||||| I'm going to make good use of him.

飛 影 … と|かげ

( 桑原 ( くわばら ) の いびき ) くわばら|||

( 桑原 ) 永吉 ( えい きち ) … くわばら|えいきち|| Eikichi...

( 永吉 の 鳴き声 ) えいきち||なきごえ

( 桑原 ) キャイーン 何 し や がん だ よ くわばら||なん|||||

( 静 流 ( し ずる ) ) いつ まで も と ぼけ た 顔 し て 寝 てん じゃ ない よ せい|りゅう|||||||||かお|||ね|||| Quit sleeping with that blank look on your face!

この 顔 は 親 が 作った ん だい 俺 の せい じゃ ねえ や |かお||おや||つくった|||おれ|||||

( 静 流 ) ハァ … ねえ 和 真 ( かず ま ) せい|りゅう|||わ|まこと||

お前 高校 どう す ん の ? おまえ|こうこう||||

( 桑原 ) 行く よ くわばら|いく|

( 静 流 ) だったら 少し は 勉強 し なさい せい|りゅう||すこし||べんきょう|| In that case, study a little!

( 桑原 ) うる せ え な ほっとけ … くわばら|||||

な … 何 な ん だ よ |なん|||| W-What now?

姉さん は … 姉さん は ねえ … ねえさん||ねえさん|| Your sister... Your sister, see... is worried about you...

お前 の こと が 心配 で … おまえ||||しんぱい|

チッ わかって る よ Sheesh, I know that.

お前 今 の まま だ と 人生 ダメ に する よ おまえ|いま|||||じんせい|だめ||| The way things are going, you're going to ruin your life.

( 桑原 ) 姉ちゃん に だけ は 言わ れ た か ねえ や な くわばら|ねえちゃん||||いわ|||||| My sister is the last person I want to hear that from.

( 静 流 ) お 黙り ! あんた 桑原 家 の 長男 でしょ せい|りゅう||だまり||くわばら|いえ||ちょうなん| Be quiet!

しっかり し なきゃ あたし が 困 ん の よ |||||こま||| If you don't pull it together, it's going to put me out!

あたし が 好き な こと でき ない でしょ う が ||すき||||||| I won't be able to do what I want, you know!

( 桑原 ) 俺 だって 自分 の 将来 の こと ぐらい くわばら|おれ||じぶん||しょうらい||| I know! I've been seriously thinking about my future too!

マジ で 考え てる よ ||かんがえ||

( 桑原 ) う わ ~ っ ( 静 流 ) バカ たれ くわばら||||せい|りゅう|ばか| You stupid goon!

フゥ …

った く なんで あたし に 似 ない で だらしない 弟 な ん だ ろ う ね |||||に||||おとうと||||||

( お なら の 音 ) |||おと

( 桑原 ) … こい て しまった くわばら||| I let that one rip.

大事 な とき か だいじ||| This is an important time.

一生 に 一 度 ぐらい マジ に なって みる かな いっしょう||ひと|たび|||||| Maybe I should get serious for once in my life.

ケンカ ばっかり やって たら けんか||| Maybe doing nothing but fighting really will be the ruin of my life.

ホント に 人生 破滅 に な っち まう かも しれ ねえ から な ほんと||じんせい|はめつ|||||||||

( 螢子 ( けいこ ) ) 何 ? けいこ||なん What is it? Here I thought you were skipping school,

学校 サボって る と 思ったら 急に 呼び出し たり し て … がっこう|さぼって|||おもったら|きゅうに|よびだし|||

俺 魔 族 に な っち まっ た おれ|ま|ぞく||||| I've become a demonkin.

( 螢子 ) え ? けいこ|

ほれ 洞窟 出 て き た とき 俺 変わって た ろ |どうくつ|だ|||||おれ|かわって|| Remember? When I came out of that cave, I was different, right?

ええ Yeah...

話せ ば 長く なる けど な はなせ||ながく||| It would take a long time to explain it all.

( 螢子 ) ふ ~ ん それ で 前 の 幽助 と どこ が 違う の ? けいこ|||||ぜん||ゆうすけ||||ちがう|

( 幽助 ) 基本 的 に は 変わり ねえ ん だ けど よ ゆうすけ|きほん|てき|||かわり||||| There's no fundamental difference.

( 螢子 ) じゃ いい じゃ ない の 別に けいこ||||||べつに Then there's no problem, right?

実は よ 俺 魔 界 に 行 こ う と 思って ん だ じつは||おれ|ま|かい||ぎょう||||おもって||

( 螢子 ) いつ ? けいこ| When?

( 幽助 ) あした ゆうすけ| Tomorrow.

( 螢子 ) お 母 さん に は そう 言った の ? けいこ||はは|||||いった| Have you told your mother?

( 幽助 ) ああ ゆうすけ| Yeah. The old lady asked which was farther away, there or America.

( 幽助 ) おふくろ の ヤツ ゆうすけ|||やつ

“ アメリカ と どっち が 遠い の ? ” と か 言って た な あめりか||||とおい||||いって||

( 螢子 ) で 帰って こ れる の ? けいこ||かえって||| So, can you come back?

( 北 神 ) 人間 界 に 来る 方法 は いく つ か あり ます が きた|かみ|にんげん|かい||くる|ほうほう|||||||

我々 は それ を 掟 ( おきて ) で 禁じ て い ます われわれ||||おきて|||きんじ||| However, regulations prohibit us from using them.

え ?

帰って こ れる の ? かえって||| Can you come back?

た … たぶん P-Probably...

( 螢子 ) いつごろ ? けいこ| When?

( 幽助 ) わかん ねえ ゆうすけ||

( 螢子 ) そう けいこ|

桑原 君 ね 骸 工 大 ( が いこう だい ) 付属 高校 を 受ける らしい わ よ くわばら|きみ||むくろ|こう|だい||||ふぞく|こうこう||うける||| Kuwabara-kun, you know...

( 幽助 ) 桑原 が ? ゆうすけ|くわばら| Kuwabara is?!

あたし ね 第 一 女子 ( だいいち じょし ) 受ける ||だい|ひと|じょし|||うける And me, I'm getting into Daiichi Women's.

( 幽助 ) そ っか 女子 高 受け ん の か ゆうすけ|||じょし|たか|うけ||| Is that right? You're getting into a girls' school, huh?

( 螢子 ) すぐ 隣 は 男子 高 よ けいこ||となり||だんし|たか| There's a boys' school right next door.

さて と … Well, then...

帰って き たら 教え て ね あたし の 彼 氏 紹介 し て あげる かえって|||おしえ|||||かれ|うじ|しょうかい||| When you get home, let me know. I'll introduce you to my boyfriend.

いって らっしゃい

( 幽助 ) 螢子 ゆうすけ|けいこ Keiko!

お 願い 僕 を 捨て ない で あっ う わ っ |ねがい|ぼく||すて|||||| Please! Don't dump me!

( 螢子 ) アハ ハハ バーカ もう 手遅れ よ けいこ|||||ておくれ|

アハハ

バイバイ Bye-bye.

あ ~ あ

( 桑原 ) そう か ! に に ん が はち だ よ くわばら||||||||| That's it! 2 x 2 = 8!

( 引き戸 の 開閉 音 ) ( 螢子 の 父 ) すいません ね ひきど||かいへい|おと|けいこ||ちち||

今日 は もう 閉店 なんで … きょう|||へいてん|

お っ 幽 ( ゆう ) ちゃん じゃ ねえ か 久しぶり だ な ||ゆう||||||ひさしぶり||

いつも の やつで いい かい ? You want your usual?

( 幽助 ) うん ゆうすけ| Mm-hmm.

おい 螢子 幽 ちゃん が 来 た ぞ |けいこ|ゆう|||らい|| Hey, Keiko! Yu-chan's here!

( 幽助 ) いい よ メシ 食い に 来 た だけ だ から ゆうすけ|||めし|くい||らい|||| It's okay, I just came to eat, that's all.

そう は いか ねえ よ おい 螢子 手伝え って ん だ よ ||||||けいこ|てつだえ|||| Oh, no you don't. Hey, Keiko! Come give me a hand!

( 螢子 ) 何 よ 勉強 し て ん のに けいこ|なん||べんきょう|||| What for? I'm in the middle of studying!

何 が 勉強 だ なん||べんきょう| Who cares about your studying?

親 の 手伝い も でき ねえ ほど 勉強 し なきゃ 入れ ねえ 高校 なんか おや||てつだい|||||べんきょう|||いれ||こうこう|

入る 必要 ねえ って ん だ はいる|ひつよう||||

( 螢子 ) もう わかった わ よ けいこ|||| Geez, all right!

( 螢子 の 父 ) 焼き肉 定食 1 丁 けいこ||ちち|やきにく|ていしょく|ちょう One yakiniku platter.

( 螢子 ) は いはい けいこ|| Okay, okay.

( 螢子 の 父 ) 何 だ よ 何 だ よ その 手つき は けいこ||ちち|なん|||なん||||てつき| What's the matter with the way you're holding those?

った く いつ まで たって も うまく な ん ねえ な All this time, and you still haven't gotten good at it.

そんな こっちゃ お め え 立派 な お 嫁 さん に は なれ ねえ ぞ |||||りっぱ|||よめ|||||| You ain't never gonna make anyone a good wife like that.

( 螢子 ) うるさい わ ね けいこ||| Just leave me alone.

お 待ち ど お さま |まち||| Thanks for waiting.

ご ゆっくり どうぞ Take your time.

( 幽助 ) 何 だ よ 座 ん な よ ゆうすけ|なん|||ざ||| What's that for? Sit down!

( 螢子 ) なんで ? ( 幽助 ) まあ いい から さ けいこ||ゆうすけ|||| Why?

うま そう It looks good!

こりゃ うまい いい 味付け だ |||あじつけ| This is great! The seasoning is just right!

そりゃ どう も Thanks so much.

( 幽助 ) 食う ? ゆうすけ|くう --Have some? --Don't want any.

( 螢子 ) いら ない ( 幽助 ) あ そう けいこ|||ゆうすけ||

あの さ 俺 あした 誕生 日 な ん だ よ な ||おれ||たんじょう|ひ||||| You know, tomorrow is my birthday.

知って る わ よ しって|||

で さ … And, well...

何 よ なん|

ちょうど 3 年 し たら 戻って くる |とし|||もどって| I'll be back in exactly three years. I promise. And when I do...

約束 する よ そ したら … やくそく||||

そし たら ? When you do...?

結婚 しよ う けっこん||

あ …

ハァ … フラ れ た あ と の プロポーズ ? |||||||ぷろぽーず

あんた なんて 節操 ない の ? ||せっそう||

( 螢子 の 父 ) ハハハハハ けいこ||ちち|

久しぶり に 聞い た な 幽 ちゃん の その セリフ ひさしぶり||ききい|||ゆう||||せりふ I haven't heard Yu-chan use that line in a long time.

昔 は ケンカ する 度 言って た もん な むかし||けんか||たび|いって||| He used to say that every time you got into a fight way back when, huh?

ヒッ

( 螢子 ) 3 年 ね ? ( 幽助 ) そう きっちり 3 年 だけ けいこ|とし||ゆうすけ|||とし| Three years, huh?

どう なる か わかん ない わ ね そんな 先 の こと ||||||||さき|| There's no telling what will happen, you know!

( 幽助 ) 螢子 愛し てる って ゆうすけ|けいこ|あいし|| Keiko! I love you!

( 螢子 ) は いはい 私 も よ けいこ|||わたくし|| Right, right, me too.

( 幽助 ) ヘヘ ゆうすけ|

( 螢子 の 父 ) エヘヘ けいこ||ちち|

ハァ …

( 引き戸 の 開閉 音 ) ひきど||かいへい|おと

幽助 3 年 よ ゆうすけ|とし| Yusuke, three years...

( 幽助 ) いよいよ 魔 界 へ 出発 だ ゆうすけ||ま|かい||しゅっぱつ| I'm about to leave for the Demon Realm.

俺 の オヤジ の いる 所 俺 の ふるさと へ おれ||おやじ|||しょ|おれ||| To where my Pop is-- to where my homeland is.

桑原 の ヤツ は 怒って や がった が これ ばっかり は どう に も でき ねえ くわばら||やつ||いかって||||||||||| Kuwabara is angry about it,

今 の 宙 ぶら りん な 生活 に ケリ を つける ため に は いま||ちゅう||||せいかつ||||||| In order to put an end to this head-over-heels life,

俺 の オヤジ に 会って ヤツ を 超える しか ね え ん だ おれ||おやじ||あって|やつ||こえる||||| I have to meet my old man, and surpass him.

わかって くれ Please understand.

次回 「 魔 界 へ ! 父 と の 対面 」 じかい|ま|かい||ちち|||たいめん Next time, "To the Demon Realm! A Meeting with the Father."

行って くる ぜ ! おこなって||

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