地獄 少女 三 鼎 - 02
山河 三 差 路 分かれ 道
守り たい の は 己 か 人 か
常 世 の 闇 か …
非だ の 乱れ は 貢が ない
終わる 事 ない 阿 鼻 の 芸
時に 分け入れ 扉 が 開く
晴らせ ぬ 恨み 晴らし ます
私 は 貴方 の 中 に いる
どうして
驚いた ?
秋 恵
元気 ない ねえ
未 だ 気 に して る の ?
逸子 の こと
柚木 が 気 に する こと ない よ
逸子 プライド 高い から さ
まさか 転校 まで する と は 思わ な っ かた けど
でも 丹下 先生 の こと を
あんなに 騒ぎ かけちゃ ん った もん ねえ
居場所 が なくなっちゃ った んだ よ きっと
丹下 先生 何 処 へ 行っちゃ った んだ ろ
アミーゴス は 駆け落ち だって と 言って だけ と
絶対 それ は ない ね
だって 丹下 先生 どう 見た って
ご免 用事 思い出した
ああ ちょっと 柚木
秋 恵 発見
アミーゴス
何 してん の 一 人 ?
ハハ まあ …
ケーキ 食べ に 行く んな よ
秋 恵 ちゃん も 一緒に 行く ?
行く 行く
よし じゃあ 行く ぜ
こんばん は 明 君
明 君 ?
はい はい
それ じゃ …
お 客 さん 待た せて いる ので
御免なさい ね
いつも お 待た せ しちゃ って
あら 切れちゃ って る わ ね
単 三 で いい の ?
はい
昨日 も 一昨日 も 単 三 だった わ よ ね
あら ご免 ね 余計 なく と 言っちゃ て
47 円 よ
色 んな ので 使う から
ああ そう よね
どうした の ?
えっ と …
足りない の ?
いくら 足りない の ?
46 円
1 円 ね 曲げて あげる
でも …
いつも 買って くれる から サービス よ
暖かい
毎度
いらっしゃい
あなた
あの 子 お 金 が 足りなくて …
御免なさい 御免なさい 御免なさい
多い な 声 を 出せ な バカ
隣人 が 聞える だろう
ガキ に 随分 と 色 目 を 使った って た じゃ ない か
なあ 美津子
何 時 から ね
違い ます そう 言う 違う
今度 来たら 追い返せ
でも お 客 さん だ から
あいつ は 客 じゃ ない
返事 は
はい
あいつ
あった
あいつ 名前 何 って 言う んだ
明 君
はい 山岡 電気 です
俺 だ
はい
ちゃんと いる な 客 は
今日 は まだ 一 人 も
また 電話 する
誠 次 … か
御 景 合格
いい 顔
地獄 少女 知って て 好 かった よ
そう そ っ
貴方 たち …
恨んで る 奴 が いたら 言えよ
俺 達 地獄 少年 隊 が 呪い の 藁 人形 を プレゼント する から
オレオレ
痛 え
バカ !
何 だ よ
そこ まで 怒る こと か よ
一 遍 死んで みろ
もう 一 度 聞く
三 時 過ぎ 電話 に 出る 遅れた の は
何で だ
だから 洗濯物 取り込んで …
嘘 つけ !
分かって る んだ 分かって る んだ ぞ
あの ガキ を 誘い込んで った んだ ろ
本当に 洗濯物 を …
本当の こと を 言えよ 美津子
見て ろ よ
来た よ
地 … 地獄 少女
よ 坊主
輪 入 道
はい よ お 嬢
受け取り なさい
貴方 の 本当に 恨み を 晴らし たい と 思う なら
この 赤 糸 を 解けば いい
糸 を 解けば 私 と 正式に 契約 交わした こと に なる
恨み の 相手 は 速やかに 地獄 へ 流さ れる わ
ただし 怨み を 晴らしたら あなた 自身 に も 代償 を 支払って もらう
人 を 呪わ ば 穴 二 つ
契約 を 交わしたら
あなた の 魂 は 地獄 へ 落ちる
死んだ 後 の 話した けど
俺 も … 地獄 へ ?
後 は 貴方 が 決める こと よ
どうして 見せる の
どうして 地獄 少女
あ お 父さん 朝 早く ご免
ちょっと 声 が 聴き たく なっちゃ って
そっち は 如何 ?
お 母さん も 元気 ?
うん うん
うん 私 は 元気だ よ
ちょっと いい ?
何 ?
聴いて ほしい 話 が ある んだ
友達 に 相談 さ れて さ
って その 人 の こと どの くらい 好きな の ?
その 友達
どの くらい って …
虐め られて 女 の 人 が いて 助け たい って 気持ち は 分かる けど
本気だ と 思う よ あいつ
そう
やっぱり 悪い 男 を 何とか した ほう が いい よ ね
何とか って ?
それ は …
その 女 の 人 その 男 の 人 が 嫌いな の か な
嫌いに 決まって る んじゃ ない
毎日 虐め られて る んだ よ
じゃあ 何で 逃げ ない の か な
逃げ られ ない んだ よ
逃げ って も 追いかけて くる から
それ で もっと 虐める んだ
そう 言う 奴 な んだ よ あの 男 は
っあ 俺 は 会った こと ない けど
多分 そう だ っと 思う
じゃあ 明 君
その 女 の 人 は 友達 の こと どう 思って る の
好き だって 言わ れた の ?
明 君 その 友達 に 言って ?
もう 関わら ない ほう が いい って
え ?
よく 分から ない けど
好き って いろんな 形 ある と 思う の
その 女 の 人 は 多分 …
違う
あの 人 逃げ たい んだ
明 君
ねえ お 嬢 は 何 だ あの 子 に …
何となく じゃ ない の ?
あんた じゃ ある まい し
そう と も 言え ない ぜ
借り の 屋 と と 言う 可能 性 も あり ます ね
蝶 より 人間 の ほう が 動く 易い でしょう し
実体 が ない んじゃ 何 か に 憑依 する しか ない も なあ
まあ 何 れ 分かる って
暫く 様子 を 見ろ う ぜ
この 町 で また 呪わ しい こと が 起こる の か ね
き … 君 ?
嫌だ 嚇 かさ ないで よ も
あの …
学校 は ?
未 だ 終わる 時間 じゃ ない でしょ
あの …
学校 で 嫌な こと で も あった の ね
駄目 よ 学校 サボっちゃ
ほら ほら 戻って 戻って
知って る よ 縄 の 痕 でしょ
どうして ?
放して
あいつ の 電話 なんか 出る な よ
でも
あんな 奴 の 言いなり に なる こと ない よ
お 願い 放して
切れちゃ った
何で 我慢 して る んだ よ 逃げ な よ
あんな 奴 と 一緒に 居る こと ない じゃ ない か
今 すぐ 逃げる んだ よ
もし 行く ところ が ない なら
うち に くれば いい 親 に は 俺 は 説明 する から
そう だ よ うち に 来 いよ
君 それ で 来た の ?
学校 サボって それ を 言う ため に ?
ありがとう
じゃあ 一緒に …
どうして
行き なさい
あの 人 が 帰って くる わ 見つかったら 大変 こと に なる 速く
嫌だ 俺 と 一緒に
テメェー !
止めて
御免なさい 私 が 悪い んです 私 …
煩い
クソ
御免なさい 私 が 悪い んです だ から 落ち着け …
黙れ !
やっぱり 誘い込んだ じゃ ない か
っち 違い
逃げて 速く
止めろ よ
誘い込んで た んだ ろ な おい
あなた の 魂 も 地獄 へ 落ちる
逃げて 速く
怨み 聞き届けたり
暑い どこ だ ここ は …
何 じゃ こりゃ あ
さっぱり した
体 が 暑い 暑い
さあ ご飯 に し ましょう
はい
よかった きく り ウインナー
今日 は 暑い で すね
バカ 電気 を 使い 過ぎ だ
ねえ レンジ 電源 入って ない よ
や 済ま ん 済ま ん
お 父さん が 持って たよ コンセント
無理 無理 レンジ は 無理 だって
さあ 行く よ
止めろ
ふざけ ない 俺 が 何 を したて 言う んだ
上 さん を 弄る って った じゃ ない か
弄る って たん じゃ ない
俺 は 俺 は あいつ を 守って る んで
守って だって ?
あいつ 分かった あいつ は 俺 の 俺 の 女房 の ため に 俺 が 俺 が
だって さ お 嬢
寒い よ
これ 以上 無理
闇 に 惑い し 哀れな 影 よ
人 を 傷つけ 貶めて
罪 に 溺れ し ごう の 魂
一 遍 死んで 見る
電気 は 大切に
おい 電話 だ 電話 を しめ あいつ に
おい 電話 を お 貸し くれ おい おい
この 怨み 地獄 へ 流し ます
聞こえる じゃ ないだ ろ
もう 大丈夫だ から
帰り なさい
また 明日 いらっしゃい
明日
うん 分かった 朝 学校 の 前 に 寄る よ
待って る
じゃあ 明日
翌朝 電気 屋 の 奥さん は 姿 を 消して いた
貴方 の 怨み 晴らし ます
名前 は ?
桃 戸 雅子
あんた の 怨み は 根深 そうだ ね
だって 今に なって
昔 の こと は 反省 して る から 許して くれ なんて
そんな の 虫 が 良 すぎる わ
私 が どんな 思う よう した と 思って る の
その せい で 私 は 絶対 許せ ない
地獄 へ 流して
怨み 聞き届けたり
次回
腐 坏的 果 实