NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン １９ - 397 - リーダー に 相応しい者 ||しっぷう|つたい|しーずん|りーだー||ふさわしい しゃ Naruto Shippuden - Season 19 - 397 - A Leader Worthy of Leadership Naruto Shippuden - Temporada 19 - 397 - Un Líder Digno de Ser Liderado Naruto Shippuden - Seizoen 19 - 397 - Een leider die leiderschap waard is NARUTO Shippuden - 第 19 季 - 397 - 适合成为领导者

( ｻｼﾞﾝ ) ﾊｯ こんな 問題 どんなに ﾊﾞｶ だろう と 解ける だ ろ ｡ |||もんだい|||||とける||

《 ｼﾗ : え !?》 ああ そう だ ｡

( ﾈｼﾞ ) で は お前 は どの 問題 を 解く と いう のだ ？ |||おまえ|||もんだい||とく|||

教える 筋合い は ねえ な ｡ おしえる|すじあい|||

どの 問題 を 解けば いい か が わから なくて ➡ |もんだい||とけば|||||

皆 悩んで いる はずだ ｡ みな|なやんで||

[ ﾓﾆﾀ ]( ﾈｼﾞ ) 他の 仲間 が どれ を 選択 する か ➡ ||たの|なかま||||せんたく||

わから ない から な ｡

( ｼｶﾏﾙ ) ﾈｼﾞ が 何 か やる 気 だ な ｡ |||なん|||き||

( ﾃﾏﾘ ) しかし 何 か 手 を 思いついた と して ➡ ||なん||て||おもいついた||

なぜ 他の やつ に 教える んだ ？ |たの|||おしえる|

( ｼｶﾏﾙ ) ﾈｼﾞ の 解き 方 で は そう する 必要 が ある んだろう ｡ |||とき|かた|||||ひつよう|||

( ｺﾑｷﾞ ) お前 は わかる の か ？ |おまえ||||

仲間 の こと は 俺 に も わから ない ｡ なかま||||おれ||||

( ｼﾋﾞﾚ ) 何 だ それ ｡ |なん||

だが 俺 が 何 点 を 取る か ➡ |おれ||なん|てん||とる|

仲間 に 伝える こと が できれば 問題 は 解決 する ｡ なかま||つたえる||||もんだい||かいけつ|

ああ 伝え られれば な ｡ |つたえ||

振動 で 他の 部屋 に 数 を 伝える ｡ しんどう||たの|へや||すう||つたえる

壁 に ４ 発 振動 を 送る ｡ かべ||はつ|しんどう||おくる

教室 から 出る こと なく 壊す こと なく 伝える ｡ きょうしつ||でる|||こわす|||つたえる

( ｼﾋﾞﾚ ) だけど 壁 を 叩いて 合図 した ところ で ➡ ||かべ||たたいて|あいず|||

それ で こちら の 意図 が 伝わる の か ？ ||||いと||つたわる||

４ 発 の 合図 を どう 考え ます ？ はつ||あいず|||かんがえ|

( ﾋﾅﾀ ) もし 私 に ４ 回 の 合図 が 聞こえて きたら …｡ ||わたくし||かい||あいず||きこえて|

( ﾋﾅﾀ ) 私 と もう １ 人 に 40 点 を 取れ と 言って いる わけじゃ ない ｡ |わたくし|||じん||てん||とれ||いって|||

２ 人 が 40 点 ずつ 取ったら 80 点 ｡ じん||てん||とったら|てん

これ で は 合図 を した 人 が 50 点 ➡ |||あいず|||じん||てん

40 点 30 点 ０ 点 ➡ てん|てん|てん

どれ を 解答 して も ➡ ||かいとう||

100 点 に なる 組み合わせ は ない ｡ てん|||くみあわせ||

だから これ は 合図 を 出した 人 が ➡ |||あいず||だした|じん|

40 点 を 取る と いう ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ だ と 考え られる ｡ てん||とる||||||||かんがえ|

他の ２ 人 は 30 点 を 取れば いい ｡ たの|じん||てん||とれば|

( ざわめき )

源 内 と ｲﾅﾎ も そう 考える かな …｡ げん|うち|||||かんがえる|

( ｼﾋﾞﾚ ) ﾐﾉｼﾞ と ﾀﾝｿﾞｳ 大丈夫 か ？ ||||だいじょうぶ|

各 里 で それぞれ ｽﾘ ｰ ﾏﾝｾﾙ を 組み ➡ かく|さと|||||||くみ

中 忍 試験 に 乗り込んで きた 仲間 だろう ｡ なか|おし|しけん||のりこんで||なかま|

お互い の 仲間 を 信じて やる こと だ な ｡ おたがい||なかま||しんじて||||

( ｺﾑｷﾞ ) だけど なんで それ を 俺 たち に も 教える んだ ？ |||||おれ||||おしえる|

お前 は 俺 が いきなり 壁 を ４ 発 叩いたら どう 思う ？ おまえ||おれ|||かべ||はつ|たたいたら||おもう

そりゃ 変に 思う ｡ |へんに|おもう

( ﾈｼﾞ ) まあ 当然だ な ｡ ||とうぜんだ|

なら そう 思う 連中 に 途中 で 妙な 邪魔 を さ れ たく ない ｡ ||おもう|れんちゅう||とちゅう||みょうな|じゃま|||||

そこ で あらかじめ 洗いざらい 話した うえ で ➡ |||あらいざらい|はなした||

この くだらない ﾍﾟ ｰ ﾊﾟ ｰ ﾃｽﾄ を ➡

参加 者 全員 で 突破 する の が 目的 だ ｡ さんか|もの|ぜんいん||とっぱ||||もくてき|

( ｻｼﾞﾝ / ｺﾑｷﾞ ) 全員 !? ||ぜんいん

そう くる か ｡ 全員 合格 と は ➡ |||ぜんいん|ごうかく||

また 試験 官 泣か せ だ な ｡ |しけん|かん|なか|||

ま あいつ の 統率 力 って の が よく わかった よ ｡ |||とうそつ|ちから||||||

《 全員 で だ と ？》 ぜんいん|||

なるほど あんた の 言う とおり だ ｡ |||いう||

だが 他の 教室 に 伝える 役目 は ➡ |たの|きょうしつ||つたえる|やくめ|

俺 に やら せて もらえ ねえ か ？ おれ||||||

かまわ ん が なぜ だ ？

木 ノ 葉 ばかり 責任 を 負わ せて も いら れ ねえ ｡ き||は||せきにん||おわ|||||

教室 を 壊したら 俺 が 被る ｡ きょうしつ||こわしたら|おれ||かぶる

振動 で 伝えれば いい んだ ろ ？ しんどう||つたえれば|||

ああ ｡

は ぁ ～！

１！

２ ３｡

４！

ﾌｯ ｡

おい ５ 回 だ ぞ ｡ |かい||

( ｺﾑｷﾞ ) どういう こと だ ？

( ｻｼﾞﾝ ) 全員 で 合格 ？ |ぜんいん||ごうかく

何 甘い こと 言って や がん だ よ ｡ なん|あまい||いって||||

誰 か が 落ち なきゃ 試験 の 意味 が ねえ だ ろ ｡ だれ|||おち||しけん||いみ||||

ｸｯ こいつ ｡

( ざわめき )

ﾌﾊﾊﾊｯ 今更 取り消せ ねえ ぜ ｡ |いまさら|とりけせ||

４ 回 を 送り 直したら 混乱 する だけ だ ｡ かい||おくり|なおしたら|こんらん|||

別に ５ 回 なら ５ 回 で かまわ ない ｡ べつに|かい||かい|||

何 ？ ( ﾈｼﾞ )３ 回 でも よかった ｡ なん||かい||

ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ を 出せれば どれ でも な ｡ ||||だせれば|||

どれ でも ？ ３ 回 でも ４ 回 でも ➡ ||かい||かい|

５ 回 でも 同じ だって いう の か ？ かい||おなじ||||

ああ そう だ ｡ いや 少し 違う な ｡ ||||すこし|ちがう|

( ﾈｼﾞ ) 俺 が どの 問題 を 解く か が 違って くる ｡ |おれ|||もんだい||とく|||ちがって|

は ？ あっ ｡

( ﾐｺｼ ) なるほど ｡

( ｻｸﾗ ) 今 の は 何 か の 合図 ｡ |いま|||なん|||あいず

( ｷﾊﾞ ) やたら 大声 張り上げる より は 確かに 伝わる やり 方 だ な ｡ ||おおごえ|はりあげる|||たしかに|つたわる||かた||

( ﾃﾝﾃﾝ ) でも なんで ５ 回 ？ |||かい

５ 回って の は きっと 50 点 の 問題 じゃ ねえ の か ？ まわって||||てん||もんだい||||

それ を どう する んだろう ？

そう か …｡

( ｻｸﾗ )50 点 の 問題 を 解いて 100 点 に する に は ➡ |てん||もんだい||といて|てん||||

誰 か が ０ 点 で 他の ２ 人 が 50 点 を 解く ﾊﾟﾀ ｰ ﾝ だ けど ➡ だれ|||てん||たの|じん||てん||とく|||||

ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ を 出した 人 が 50 点 を 解く の は あり え ない ｡ ||||だした|じん||てん||とく|||||

これ は きっと そういう 合図 よ ｡ ||||あいず|

何 だ ？ それ ｡ なん||

( ｻｸﾗ ) だ から 他の ２ 人 が 50 点 と ０ 点 の ➡ |||たの|じん||てん||てん|

どちら を 解けば いい か 判断 が つか ない でしょ ｡ ||とけば|||はんだん||||

つまり 他の ２ 人 に 50 点 の 問題 を 解け と 言って る の よ ｡ |たの|じん||てん||もんだい||とけ||いって|||

ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ を 出した 人 は ０ 点 を とる って わけ ？ ||||だした|じん||てん||||

そういう こと ね ｡ 受け取った ほう が ➡ |||うけとった||

他の 仲間 の こと も 考えて 判断 する と 期待 して ｡ たの|なかま||||かんがえて|はんだん|||きたい|

だけど 誰 が ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ 出した んだ ？ |だれ|||||だした|

誰 か は わから ない けど ➡ だれ|||||

この ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ を 出した 教室 の みんな の 意見 が 一致 した の ね ｡ |||||だした|きょうしつ||||いけん||いっち|||

で なきゃ こんな 真似 は 無理 よ ｡ |||まね||むり|

( ｼﾉ ) つまり ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ を 出した 教室 の 受験 生 は ➡ ||||||だした|きょうしつ||じゅけん|せい|

全員 ０ 点 を とる ｡ なぜなら これ は 他の ２ 人 が ➡ ぜんいん|てん||||||たの|じん|

50 点 ずつ とれ と いう ﾒｯｾ ｰ ｼﾞ だ から だ ｡ てん||||||||||

( ﾘ ｰ ) そういう こと です か ｡

( 源 内 ) しかし ０ 点 を 選ぶ なんて 大胆だ ぞ ｡ げん|うち||てん||えらぶ||だいたんだ|

３ 回 の 場合 でも こちら の 意図 は 伝わった だろう ｡ かい||ばあい||||いと||つたわった|

その 場合 は 俺 たち が 40 点 を とる と な ｡ |ばあい||おれ|||てん||||

どうして わかる ？

30 点 30 点 40 点 で 100 点 の 組み合わせ に する なら ➡ てん|てん|てん||てん||くみあわせ|||

合図 を 出した 人 は 30 点 を とら ない ｡ あいず||だした|じん||てん|||

( ﾐｺｼ ) 合図 を 受けた ２ 人 の 間 で ➡ |あいず||うけた|じん||あいだ|

どちら が 40 点 を とる か 決め られ ない から です ｡ ||てん||||きめ||||

だから 合図 を 出した 人 が 40 点 で ➡ |あいず||だした|じん||てん|

他の ２ 人 が 30 点 を とれば いい ｡ たの|じん||てん|||

て め え だったら なんで その 説明 を し なかった ？ ||||||せつめい|||

言った はずだ 妙な 邪魔 を さ れ たく ない と ｡ いった||みょうな|じゃま||||||

もし 他の 仲間 と 意思 疎通 できる 術 者 が いれば ➡ |たの|なかま||いし|そつう||じゅつ|もの||

この 全員 合格 と いう ﾌﾟﾗﾝ の 邪魔 を する と 思った から な ｡ |ぜんいん|ごうかく|||||じゃま||||おもった||

あなた は できる んです ね ？ |||ん です|

ﾌｯ ｡

くっ …｡ 邪魔 は させ ない ｡ |じゃま||さ せ|

ん …｡

て め え こそ 邪魔 す んじゃ ねえ ！ ||||じゃま|||

試験 官 戦闘 を 許可 する か ？ しけん|かん|せんとう||きょか||

応答 が なければ 許可 する もの と みなす が ｡ おうとう|||きょか|||||

ﾊﾊｯ ！ やる 気 かよ ｡ ||き|

許可 して くれよ 試験 官 様 ！ ( ﾈｼﾞ / ｻｼﾞﾝ ) ん ？ きょか|||しけん|かん|さま|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ]( ｼｶﾏﾙ ) 一 次 は 筆記 と 言った はずだ ｡ ||||ひと|つぎ||ひっき||いった|

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 戦闘 は 禁止 ｡ |||せんとう||きんし

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] おとなしく 時間 まで 問題 を 解く ように ｡ ||||じかん||もんだい||とく|よう に

だ そうだ ｡ ﾁｯ ！ |そう だ|

ﾈｼﾞ の やつ 俺 から ﾋﾝﾄ まで 引き出し や がった ｡ |||おれ||||ひきだし||

さっき の 注意 の こと か ？ ||ちゅうい|||

教室 に 届いた ５ 回 の 振動 ➡ きょうしつ||とどいた|かい||しんどう

それ を 他の 教室 の 連中 が ➡ ||たの|きょうしつ||れんちゅう|

試験 官 が 出した 音 かも しれ ない と 疑う 可能 性 も あった んだ が ➡ しけん|かん||だした|おと|||||うたがう|かのう|せい||||

試験 官 が 注意 を 出した と いう こと は ➡ しけん|かん||ちゅうい||だした||||

他の 教室 の 誰 か が やった 可能 性 が 高まった し ➡ たの|きょうしつ||だれ||||かのう|せい||たかまった|

事実 そう だ から な ｡ じじつ||||

これ で 全員 100 点 か ｡ ||ぜんいん|てん|

いや そう と も 限ら ない ぜ ｡ ||||かぎら||

♪♪～

冷静に 理論 を 重ねれば ﾈｼﾞ の 結論 に 至る が ➡ れいせいに|りろん||かさねれば|||けつろん||いたる|

どこ まで 冷静で い られる か ➡ ||れいせいで|||

どこ まで 仲間 を 信頼 できる か は また 別の 問題 だ ｡ ||なかま||しんらい|||||べつの|もんだい|

( ﾃﾏﾘ ) お前 の 用意 した 正解 は 何 だ ？ ( ｼｶﾏﾙ ) ん ？ 俺 ？ |おまえ||ようい||せいかい||なん||||おれ

お前 が 受験 者 と して 向こう に いたら ｡ おまえ||じゅけん|もの|||むこう||

俺 だったら 影 真似 の 術 を 応用 する ｡ おれ||かげ|まね||じゅつ||おうよう|

だが そもそも 俺 が 試験 官 じゃ なきゃ ➡ ||おれ||しけん|かん||

この 問題 は 存在 し ない ｡ |もんだい||そんざい||

だから 俺 が 解いたら と いう 疑問 も 存在 し ない だろう ｡ |おれ||といたら|||ぎもん||そんざい|||

なんだ その ﾍﾘｸﾂ は ｡

まっ どこ まで 仲間 と 状況 に 対して ➡ |||なかま||じょうきょう||たいして

考え を 重ねる か だ よ ｡ かんがえ||かさねる|||

でも かなり の 合格 者 が 出る だろう な ｡ |||ごうかく|もの||でる||

二 次 試験 が 面倒 そうだ ｡ ふた|つぎ|しけん||めんどう|そう だ

( ｼｶﾏﾙ ) 砂 隠れ に 迷惑 は かけ ねえ ｡ |すな|かくれ||めいわく|||

一 次 の 問題 は もう 一 つ ある ｡ ひと|つぎ||もんだい|||ひと||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ]( ｼｶﾏﾙ ) 制限 時間 だ ｡ ( ﾌﾞｻﾞ ｰ ) ||||せいげん|じかん|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 全員 答案 用紙 を 裏返し に して くれ ｡ |||ぜんいん|とうあん|ようし||うらがえし|||

続いて 第 ２ 問 ｡ つづいて|だい|とい

( みんな ) えっ !? [ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 問題 ｡ |||||もんだい

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] ﾁ ｰ ﾑ で 任務 中 敵 に 見つかった ｡ |||||||にんむ|なか|てき||みつかった

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 追撃 を 振り切る ため ➡ |||ついげき||ふりきる|

１ 人 を ｵﾄﾘ で 残す と したら 誰 に する か ｡ じん||||のこす|||だれ|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] ｵﾄﾘ は 間違い なく 死ぬ もの と する ｡ |||||まちがい||しぬ|||

えっ !? えっ !?

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 解答 は 今 裏返した 用紙 を 使え ｡ |||かいとう||いま|うらがえした|ようし||つかえ

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ]３ 人 と も 答え が 一致 した ﾁ ｰ ﾑ を 合格 と する ｡ |||じん|||こたえ||いっち||||||ごうかく||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] ｵﾄﾘ に 選ば れ 名前 を 書か れた 受験 者 だけ は ➡ |||||えらば||なまえ||かか||じゅけん|もの||

死んだ もの と みなし 失格 と する ｡ えっ !? しんだ||||しっかく|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 制限 時間 は ３ 分 だ ｡ ( ざわめき ) |||せいげん|じかん||ぶん||

始め ｡ はじめ

《 いったい 誰 を …》 |だれ|

《 砂 文字 》 すな|もじ

《 ﾑｼﾞﾝ : ﾐｼﾞﾝ に する … か 》

《 ﾐｼﾞﾝ : な っ 俺 !?》 |||おれ

《 ｸｿｯ 》

《 昔 の 第 七 班 なら 答え は ﾅﾙﾄ ね ｡ むかし||だい|なな|はん||こたえ|||

だって あいつ が 自分 で きっと そう 書く から 》 |||じぶん||||かく|

(( ﾅﾙﾄ : ｻｸﾗ ちゃん ｻｽｹ ➡

俺 が ｵﾄﾘ に なる から ２ 人 は 逃げろ って ば よ )) おれ||||||じん||にげろ|||

《 ｻｸﾗ : だ から 答え は …》 |||こたえ|

(( ｻｽｹ : この ｳｽﾗﾄﾝｶﾁ が ！

う っせ え ！ だいたい ２ 人 揃って ➡ ||||じん|そろって

ｵﾄﾘ は 俺 って 何 な んだ よ ！ ||おれ||なん|||

お前 こそ ｢ ｵﾚ ｣ って 何 だ よ ！ おまえ||||なん||

お前 が 自分 で 自分 を 選ぶ だろう から って ➡ おまえ||じぶん||じぶん||えらぶ|||

俺 も ｻｸﾗ も ﾅﾙﾄ に した んだろう が ！ おれ||||||||

お前 が ｢ ｵﾚ ｣ と 書く なんて 読める か ！ おまえ||||かく||よめる|

ひ っで えよ ２ 人 と も ！ |||じん||

仲間 を 大切に し ない やつ は ｸｽﾞ だ ～！)) なかま||たいせつに||||||

《 答え は ﾅﾙﾄ じゃ ない ｡ こたえ||||

今 の 私 の 仲間 は い の と ﾁｮｳｼﾞ ｡ だ から …》 いま||わたくし||なかま|||||||

《 いの : ｻｸﾗ ！ どう しよう ｡

誰 か を 選ぶ なんて でき ない ｡ だれ|||えらぶ|||

ｼｶﾏﾙ ったら 何 考えて んだろう 》 ||なん|かんがえて|

《 い の ﾁｮｳｼﾞ に も 伝えて ｡ 答え は …》 |||||つたえて|こたえ|

《 えっ そんな 》

( ﾌﾞｻﾞ ｰ )

( ｲｽﾞﾓ ) 答案 用紙 を 回収 する ｡ |とうあん|ようし||かいしゅう|

採点 が 済む まで 教室 で 待機 ｡ さいてん||すむ||きょうしつ||たいき

合格 者 は ｱﾅｳﾝｽ で 校庭 に 呼び出す こと に なって いる ｡ ごうかく|もの||||こうてい||よびだす||||

( 綱 手 ) そちら から 来る と は 珍しい な ｡ つな|て|||くる|||めずらしい|

( ｺﾊﾙ ) 少し 耳 に 入れて おき たい こと が あって な ｡ |すこし|みみ||いれて||||||

( ﾉｯｸ )

( 綱 手 ) 二 次 試験 の 試験 官 に 木 ノ 葉 の 者 は いら ぬ と いう の か ？ つな|て|ふた|つぎ|しけん||しけん|かん||き||は||もの|||||||

( ｶﾝｸﾛｳ ) 砂 隠れ で すべて を ➡ |すな|かくれ|||

取り仕切ら せて いただき たい のです ｡ とりしきら||||の です

( 綱 手 ) 理由 は ？ つな|て|りゆう|

二 次 試験 会場 の 魔 の 砂漠 は ➡ ふた|つぎ|しけん|かいじょう||ま||さばく|

土地 勘 の ある 我々 でも 危険な 場所 です ｡ とち|かん|||われわれ||きけんな|ばしょ|

警備 上 の 都合 と ご 理解 願える と ｡ けいび|うえ||つごう|||りかい|ねがえる|

その 警備 と やら は 誰 の ため だ ？ |けいび||||だれ|||

もちろん 受験 者 の ため です ｡ |じゅけん|もの|||

受験 者 の 担当 上 忍 は 砂 隠れ の 里 に 同行 する ｡ じゅけん|もの||たんとう|うえ|おし||すな|かくれ||さと||どうこう|

それ は 譲ら ぬ ぞ ｡ ( ｶﾝｸﾛｳ ) はい それ で かまい ませ ん ｡ ||ゆずら|||||||||

どう 思う ？ ( ﾎﾑﾗ ) きな臭い な ｡ |おもう||きなくさい|

ああ 何 か を 隠して いる ｡ |なん|||かくして|

だが 臭う の は 砂 ばかり で は ない ｡ |くさう|||すな||||

雨 隠れ の 反応 は どう な のじゃ ？ あめ|かくれ||はんのう||||

我々 も 先ほど ﾀﾞﾝｿﾞｳ に 呼ば れて の ｡ われわれ||さきほど|||よば||

あっ ｡

謹慎 中 の 身 だ が あや つ も それなり の 人脈 を 持って おる ｡ きんしん|なか||み||||||||じんみゃく||もって|

(( ﾀﾞﾝｿﾞｳ : わし が 雨 隠れ の 長 山椒 魚 の 半 蔵 に ➡ |||あめ|かくれ||ちょう|さんしょ|ぎょ||はん|くら|

手 を 貸して いた こと は 知って おる な ？ て||かして||||しって||

うむ ｡ お ぬし が 根 を 束ねて おった 頃 よ な ｡ ||||ね||たばねて||ころ||

わし が 失脚 した あと も ➡ ||しっきゃく|||

半 蔵 と は 密かに 連絡 は 取り合って いた ｡ はん|くら|||ひそかに|れんらく||とりあって|

ﾀﾞﾝｿﾞｳ お ぬし まさか ？

( ﾀﾞﾝｿﾞｳ ) その 半 蔵 から の 連絡 が ふいに 途絶えた ｡ ||はん|くら|||れんらく|||とだえた

わし を 見限った と いう の なら ➡ ||みかぎった||||

さまざまな 秘密 を 知る わし を おびき出し ➡ |ひみつ||しる|||おびきだし

殺せば いい もの を そう も せ ぬ ｡ ころせば|||||||

半 蔵 に 何 か あった のであろう ｡ はん|くら||なん|||

何かと は ？ なにかと|

わし は 雨 隠れ で 何 か 事件 が あった と にらんで いる ｡ ||あめ|かくれ||なん||じけん|||||

最悪 半 蔵 は もう この世 に い ない ｡ まさか ｡ さいあく|はん|くら|||このよ||||

表向き 雨 隠れ の 長 は 半 蔵 の まま ぞ ｡ おもてむき|あめ|かくれ||ちょう||はん|くら|||

この 状況 下 で 参加 して きた 雨 隠れ の 受験 者 に は ➡ |じょうきょう|した||さんか|||あめ|かくれ||じゅけん|もの||

くれぐれも 注意 する ように と 綱 手 姫 に 伝えて くれ )) |ちゅうい||よう に||つな|て|ひめ||つたえて|

確かに 伝えた ぞ ｡ たしかに|つたえた|

( 綱 手 ) あの ﾀﾞﾝｿﾞｳ が そんな こと を ｡ つな|て||||||

( ｺﾊﾙ ) 鷹 派 だ と か 忍 の 闇 と か 呼ば れる 男 だ が ➡ |たか|は||||おし||やみ|||よば||おとこ||

木 ノ 葉 の ため を 思って 動いて いる こと に は 違いない ｡ き||は||||おもって|うごいて|||||ちがいない

雨 隠れ か ｡ あめ|かくれ|

監視 を 強化 し なければ な ｡ かんし||きょうか|||

砂 の 件 も ある ｡ すな||けん||

受験 者 の 担当 上 忍 に は この 件 を 伝えて おこう ｡ じゅけん|もの||たんとう|うえ|おし||||けん||つたえて|

( ｺﾊﾙ ) 一 次 試験 を 通過 した ﾁ ｰ ﾑ の だけ で よい な ｡ |ひと|つぎ|しけん||つうか|||||||||

ああ ｡

ｸｿ ｡

あ ～｡

ここ に いる の が 一 次 試験 の 合格 者 だ ｡ |||||ひと|つぎ|しけん||ごうかく|もの|

( ｼｶﾏﾙ ) おめでとう ｡

ﾈｼﾞ が あの 合図 を 送って くれた んです ね ｡ |||あいず||おくって||ん です|

おかげ で 助かった わ ｡ ||たすかった|

正確に は 砂 の そ いつ が やって くれた んだ が な ｡ せいかくに||すな|||||||||

お前 ら なんで ３ 人 いる んだ ？ おまえ|||じん||

ｵﾄﾘ と して 選ば れた １ 人 は 失格 じゃ ねえ の かよ ｡ |||えらば||じん||しっかく||||

３ 人 の 答え が 一致 すれば 合格 だ ｡ じん||こたえ||いっち||ごうかく|

俺 たち は 誰 も 選ば なかった ｡ おれ|||だれ||えらば|

( ｻｼﾞﾝ ) 何 !? 白紙 で 出し ました から ｡ |なん|はくし||だし||

白紙 !? ３ 人 と も !? はくし|じん||

( ﾃﾝﾃﾝ ) 仲間 を １ 人 だけ 犠牲 に なんて ➡ |なかま||じん||ぎせい||

できる わけない でしょ ？ (２ 人 ) くっ ｡ |||じん|

見ろ ３ 人 と も 生き残った ﾁ ｰ ﾑ が どれ だけ ある の か ｡ みろ|じん|||いきのこった|||||||||

( ﾕｶﾀ ) ごめん ね 問題 の 意味 全然 わから なくて ｡ |||もんだい||いみ|ぜんぜん||

( ﾏﾂﾘ ) 大丈夫 ｡ ( ﾐｺｼ ) そう 思って ➡ |だいじょうぶ|||おもって

僕たち で 調整 した のです から ｡ ぼくたち||ちょうせい||の です|

うん ２ 人 を 信じて 何も 書か なかった の ｡ |じん||しんじて|なにも|かか||

書け なかった でしょ ？ ( ﾐｺｼ ) あぁ ｡ かけ||||

お前 ら ～｡ 一 次 突破 だ ～｡ おまえ||ひと|つぎ|とっぱ|

( ﾈｼﾞ ) 意思 疎通 の できる お前たち の 能力 が 仇 に なった な ｡ |いし|そつう|||おまえたち||のうりょく||あだ|||

いや 他の 仲間 を 見殺し に する と 考えた 時点 で ➡ |たの|なかま||みごろし||||かんがえた|じてん|

それ は 正解 で は なかった んだ ｡ ||せいかい||||

て め え ｡

二 次 試験 を 担当 する 砂 隠れ の ﾃﾏﾘ だ ｡ ふた|つぎ|しけん||たんとう||すな|かくれ|||

一 次 の 合格 者 が 多い ので ➡ ひと|つぎ||ごうかく|もの||おおい|

更に この 中 から 足 切り を さ せて もらう ｡ さらに||なか||あし|きり||||

何 だ よ 足 切り って ｡ なん|||あし|きり|

( ﾃﾏﾘ ) まず 二 次 試験 も ﾁ ｰ ﾑ 戦 だ ｡ ||ふた|つぎ|しけん|||||いくさ|

３ 名 揃って い ない ﾁ ｰ ﾑ は ➡ な|そろって||||||

この 場 で 不 合格 だ ｡ 何 だって ？ |じょう||ふ|ごうかく||なん|

その うえ で 二 次 試験 は 砂 隠れ の 里 で 行う ｡ |||ふた|つぎ|しけん||すな|かくれ||さと||おこなう

魔 の 砂漠 監視 所 が 集合 場所 だ ｡ ま||さばく|かんし|しょ||しゅうごう|ばしょ|

( ﾃﾏﾘ ) 木 ノ 葉 と 砂 の 間 の ﾙ ｰ ﾄ は 確立 さ れて いる と は いえ ➡ |き||は||すな||あいだ||||||かくりつ||||||

どんなに 急いで も 忍 の 足 で ３ 日 は かかる 距離 だ ｡ |いそいで||おし||あし||ひ|||きょり|

あの 伝 書 鷹 で 砂 隠れ に 連絡 を 送った ｡ |つたい|しょ|たか||すな|かくれ||れんらく||おくった

到着 順 の 下位 30 名 は その場で 失格 に しろ と な ｡ とうちゃく|じゅん||かい|な||そのばで|しっかく||||

( ﾃﾏﾘ ) なお 一 次 同様 道中 は 戦闘 禁止 だ ｡ ||ひと|つぎ|どうよう|どうちゅう||せんとう|きんし|

ﾊﾞﾄﾙ は 二 次 で 思う存分 やら せて やる 以上 ！ ||ふた|つぎ||おもうぞんぶん||||いじょう

ﾘ ｰ ﾃﾝﾃﾝ ｡ (２ 人 ) あっ ｡ |||じん|

や っぱ あいつ 状況 判断 が 早い わ ｡ |||じょうきょう|はんだん||はやい|

どうした ？ 以上 と 言った はずだ ぞ ｡ |いじょう||いった||

いの ﾁｮｳｼﾞ ｡

何 だ ？ あ ～ わかった ！ なん|||

足 切り の 競争 は もう 始まって いる んだ ！ あし|きり||きょうそう|||はじまって||

( ざわめき )

用意 ﾄﾞﾝ くらい 言ったら どう だ ？ ようい|||いったら||

これ は 中 忍 試験 だ ｱｶﾃﾞﾐ ｰ じゃ ない ｡ ||なか|おし|しけん|||||

あれ ？ ( ﾏﾂﾘ ) ちょっと ﾕｶﾀ ｡

急ぎ たまえ ｡ いそぎ|

次回 は もっと 普通に 学力 を 問う か ｡ じかい|||ふつうに|がくりょく||とう|

一 番 で 到着 し ましょう ｡ ひと|ばん||とうちゃく||

一 番 に なって も 特に いい こと ない わ よ ｡ ひと|ばん||||とくに|||||

あっ ｡

白 眼 ｡ しろ|がん

俺 たち の 前 に ひと 組 いる ｡ (２ 人 ) えっ ？ おれ|||ぜん|||くみ||じん|

風 影 様 中 忍 選抜 試験 第 一 次 試験 が 終了 し ました ｡ かぜ|かげ|さま|なか|おし|せんばつ|しけん|だい|ひと|つぎ|しけん||しゅうりょう||

受験 者 たち は 現在 砂 隠れ に 向かって い ます ｡ じゅけん|もの|||げんざい|すな|かくれ||むかって||

( 我 愛 羅 ) そう か ｡ われ|あい|ら||

二 次 試験 に 備えろ ｡ ふた|つぎ|しけん||そなえろ

( 開演 ﾌﾞｻﾞ ｰ ) かいえん||

皆様 お 変わり ございませ ん か ？ みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です ｡ び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください ｡ |さいご|||||たのしみ|

『 木曜 ８ 時 の ｺﾝｻ ｰ ﾄ 名曲 ！ に っぽ ん の 歌 』｡ もくよう|じ|||||めいきょく|||||うた

ｵ ｰ ﾌﾟﾆﾝｸﾞ を 飾る の は 昭和 の 名曲 『 あ ゝ 上野 駅 』 です ｡ ||||かざる|||しょうわ||めいきょく|||うえの|えき|