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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 096 - 見えざる敵

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 096 - 見え ざる 敵

( ガマ 吉 ) 新 術 を 今 すぐ 完成 さ せ たい じゃ と ?

お前 そりゃ ムチャ って いう もん じゃ 。 ( ナルト ) ムチャ でも なんでも ➡

やる っき ゃね えん だって !

よし ち と 荒療治 に なる が 試して みる か 。

お ぉ なんか 作戦 が ある の か ?

( ガマ 吉 ) オメエ ガマ 竜 の 口 の 中 に 入れ 。 ハァ ?

( カカシ ) 問題 は オレ たち だ な 。

敵 は すでに こっち の 存在 に 気づいて いる 。

いつ 動きだして も おかしく ない 状況 だ 。

( ヒナタ ) 考え られる 敵 の 動き は ムダ な 接触 を 避け 逃走 する か ➡

仕掛けて くる か …。 ( キバ ) どっち に せよ ➡

オレ たち の 任務 は 相手 を 捕獲 し 情報 を 入手 する こと だ ぜ 。

( キバ ) 万一 相手 を 見失う ような こと が あれば ➡

それ は 後々 木 ノ 葉 の リスク に なる かも しれ ねえ 。

( ヒナタ ) 索敵 を 続け ます 。 ( カカシ ) そうだ な 。

( 紅 蓮 ) よく 聞き な 野郎 ども 。

大 蛇 丸 様 から ありがたい 任務 を 賜った よ 。

( 紅 蓮 ) コイツ を 無事 ある 湖 まで 送り届ける こと 。

絶対 に 失敗 は 許さ れ ない よ 。

( 紅 蓮 ) だ が 妙な 連中 が アジト から 追って きて る ようだ な 。

( 麟児 ) いや ぁ さすが は 紅 蓮 さん 。 すでに ご存じ と は 。

( 麟児 ) 現在 3 人 と 1 匹 が 数 キロ 先 の 森 を ➡

ゆっくり で は あり ます が こちら に 向かって いる ようです 。

どう し ます ?

決まって る 。

そんな 連中 に いつまでも ついてこ られちゃ ➡

たまらない から な 。 ヤツ ら を 捜せ ! ここ で 潰して おく !

ハァ ハァ …。

よし ! なんか でき そうな 気 が して きた って ば よ !

その 意気 じゃ け え ナルト 。

よっ しゃ ガマ 竜 ! もう ひと つ 頼む ぜ 。

( ガマ 竜 ) モゴモゴ … うん … ムム …。

よしっ 。

《 感じる んだ 。 ガマ 竜 の チャクラ を 》

♪♪~

《 一気に ためて 吐き出す その とき を 》

ウオォ ~!

ホエ ? お っ おお ~。

ナルト 大丈夫 か ?

でも 今 なんか つかんだ 気 が する って ば よ 。

そう か 。 《 フン 。 こりゃ お もろう なって きた の ぉ 》

よし 今 の 感じ を 忘れ ない うち に おさらい だって ば よ 。

( サクラ ) ナルト ~! ( ガマ 竜 / ガマ 吉 ) ん ?

あ サクラ ちゃん 。

( サクラ ) もう アンタ こんな ところ で 油 売って る んじゃ ない わ よ 。

ん ?

なんか 生臭い 。

っつ ~ か なんで アンタ そんなに ベトベト の ヨレヨレ な わけ ?

いや あの これ は さ … 今 す ん げ え 大事な ところ で …。

( サクラ ) とにかく みんな 待ちくたびれて る んだ から 。

行 くわ よ 。 あぁ ちょっと 待って サクラ ちゃん 。

今 おさらい を 。 問答 無用 !

ガマ 吉 ガマ 竜 絶対 また 呼ぶ から な !

お … お ぅ 。 気張れ や 。

兄ちゃん 口直し して いい ?

とらえ ました !

この チャクラ の 感じ … 忍 です !

( ヒナタ ) 危ない !

( 牛 頭 ) お前 が 頭 か ~ っ !! フンッ !

カカシ 先生 っ !!

先生 ! ダメ キバ 君 !

なに っ !?

( 麟児 ) 外した か 。

でも ま ぁ 牛 頭 の ヤツ が 大将 を 引き受けて くれた おかげ で ➡

楽 が でき そうだ 。

お前 ら なかなか の 探索 能力 だ よ 。

実に 惜しい ところ まで いったん だ が な …。

もし かして … この 人 たち …。

あぁ たぶん … あの アジト に いた 連中 だ 。

気 を つけろ よ いい な 。

うん … 相手 は 3 人 だ よ 。 どう する キバ 君 。

( キバ ) オレ と 赤 丸 の 術 は 連動 して る から な 。

まずは 先手 必勝 だ 。

1 人 倒して 敵 の 数 を 減らす …。

その あと は ?

オレ ら だけ で 倒 せりゃ いい が …。

まずは カカシ 先生 が 来る まで の 持久 戦 に 持ち込む の が ➡

ベスト って とこ だろう な 。

( ヒナタ ) 了解 。

《 キバ : 狙う の は 手前 の 2 人 の いずれ か だ が …➡

見るからに 何 か 仕込んで そうな マスク 野郎 は 避け とく か …。

… と なる と 》

行く ぜ 赤 丸 ! ( 赤 丸 ) ワンッ !

( キバ ) 牙 通 牙 !!

鬼 霧 煙幕 。

キバ 君 !

クソッ ! 毒 霧 か …。

ワンワン !

そう か サンキュ ー 赤 丸 !

《 だが 毒 じゃ ねえ って こと は ただ の 目 くらまし か …》

《 なに … これ は !?》

辺り の におい が … 全部 消えた だ と …。

《 そう か … 連中 は これ を 使って ➡

移動 中 の 痕跡 を 消して た わけ か 》

うわ っ !

《 まずい ぜ … 視界 が ダメ な 上 に 嗅覚 まで …》

《 待てよ 相手 も 条件 は 同じ はず …➡

なのに なんで ヤツ ら 正確に オレ の 居場所 が わかる んだ !?》

行け 濡 羅 吏 !

《 やられる …》

伏せて っ !

ヒナタ か !?

キバ 君 下がって て !

ここ は 私 が …。

気 を つけろ ヒナタ !

どんな カラクリ か 知ら ねえ が ➡

こいつ ら この 煙幕 の 中 でも 自在に 動ける らしい 。

大丈夫 ! 視覚 と 嗅覚 が 奪わ れて も ➡

私 の 白 眼 は 奪え ない !

♪♪~

( キバ ) わかった 。 さがれ 赤 丸 。

♪♪~

あなた の 相手 は 私 よ !

♪♪~

なんだ と !? お前 まさか この 煙幕 の 中 …。

そう よ あなた の 攻撃 は すべて 見える !

♪♪~

( ヒナタ ) ここ よ !

う あ ~ っ !

( 濡 羅 吏 ) なんて な …。

( ヒナタ ) まさか はずした !?

キャッ !

♪♪~

《 ヒナタ : そんな はず は ない わ 。 でも どうして …。

これ は !?》

( ヒナタ ) キャ ~ ッ !!

《 う っ … なんて 力 だ 》

フン !

♪♪~

死ね !

ぐ あっ !

( 牛 頭 ) 影 分身 か …。 ( カカシ ) 正解 。

お前 みたいな ヤバ そうな ヤツ と ➡

いきなり 組み 合う わけ ない でしょ 。

( カカシ ) その 限界 を 超えた 筋肉 の 強化 。

やった の は 大 蛇 丸 かな ?

( カカシ ) ここ で 逃げて も お前 は オレ に は 勝て ない よ 。

見た ところ お前 の 武器 は 速度 と 力 。

破壊 力 バツグン の タイプ だ が 先 読み は オレ の 得意 分野 で ね 。

ムダ な 抵抗 は やめて 一緒に 里 まで 来て もらおう か 。

断る 。

( 爆発 音 )

始まった みたいだ ね 。

まずは 敵 も 味方 も お 手並み 拝見 と 。

じゃ こっち も 仕込み に 掛かる と する か 。

ハァ … ハァ … ハァ …。

残念 … 姿 が 見えた ところ で 意味 なかった 。

《 ヒナタ : あの 人 の 体 何 か に 覆わ れて いる んだ わ 。

だから いくら チャクラ を 打ち込んで も まるで 手応え が ない 》

( 濡 羅 吏 ) ククク …。

お前 は 柔 拳 使い の ようだ が 相手 が 悪かった な 。

さっき の ボウヤ に 助け を 求める ?

《 ダメ … ここ で キバ 君 を 呼んで も 狙い撃ち に なる だけ 》

アハッ !

( ヒナタ ) キャ ~ ッ !

ヒナタ !!

ヒナタ ! ( ヒナタ の 悲鳴 )

( キバ ) クソッ ! なんか 手 は ねえ の かよ !

( 赤 丸 ) キュ ー ン 。

そう か ! これ なら うまく いく かも しれ ねえ !

行く ぞ 赤 丸 ! ワン !

♪♪~

( 牛 頭 ) こっち だ ! ぐ わ っ !

♪♪~

さっき より 速い !

♪♪~

( カカシ ) だが 攻撃 は 直線 的 。 かえって 見切り は 容易だ !

フン 。

なに !?

間に合う か !?

♪♪~

( 麒児 ) とど め を 刺せ 濡 羅 吏 !

( 濡 羅 吏 ) 了解 。

♪♪~

な … 何 だ !?

( キバ ) もう いっち ょ いく ぜ ! 牙 通 牙 !!

キバ 君 …。

( 濡 羅 吏 ) 何 だ これ は !?

ヒナタ ! ワン !

( キバ ) わり いな 遅く な っち まって 。

おい 大丈夫 か ?

キバ 君 どう やって …?

あぁ 。 牙 通 牙 の 回転 で この 辺り の 空気 を かき回して やった の さ 。

ついでに 辺り の 風通し も よくしたら ➡

やっと クソ 忌 々 しい 煙幕 が 晴れた って わけだ 。

視覚 と 嗅覚 さえ 戻れば こっち の もん だ ぜ !

さんざん 好き勝手 しや が って ! テメエ ら 覚悟 し や がれ !!

( 麒児 ) 覚悟 ? どっち が ?

( ヒナタ の 咳き込む 声 )

クソ ー ッ ! まだ 伏兵 が いやがった の か !

( 麒児 ) フンッ 残念 だった な 。

ま ぁ これ で お前 ら の 手の内 は わかった 。

次 で 仕留める ぞ !! ( 濡 羅 吏 たち ) 承知 !

( 蟲 の 音 )

なに !?

そんな バカ な !

( 蟲 の 音 )

( 麟児 ) この 反応 囲ま れて や がる 。

( 鬼 霧 ) おい アニキ ! 鬼 霧 煙幕 だ !

撤退 する ぞ ! なに !?

ゴホッ ゴホッ !

テメエ ら どういう つもり …。

( シノ ) 敵 も 優れた 感知 能力 を 持って いる ようだ 。

( キバ ) シノ !

( シノ ) 惜しい こと を した もの だ 。

( シノ ) もう 少し で 包囲 網 が 完成 する ところ だった が …。

ヘッ 。

( カカシ ) みんな 無事 か ?

( キバ ) カカシ 先生 。

( カカシ ) これ で 全員 揃った な 。

( キバ ) あぁ だ が ヒナタ が …。

どう だ ? 動け そう か ?

はい なんとか … う ぅ !

クゥ ~ ン 。

先生 あの で かい ヤツ は やった の か ?

( カカシ ) いや 仕留め 損ねた 。

( キバ ) そう か … こっち も 逃げ られた ぜ 。

じゃあ まだ 戦闘 は 終わって い ない 。

近く に あの 術 の 使い 手 が いる はずだ 。

( 紅 蓮 ) へ ぇ おもしろい な 。

( 紅 蓮 ) まさか 追っ手 が あの ➡

コピ ー 忍者 の カカシ だった と は ね 。

牛 頭 や 麟児 に は 荷 が 重 すぎた か 。

仕込み は 上々 さて そろそろ 私 が 出る か 。

♪♪~

( 幽鬼 丸 ) 母 さま …。

うん おいしい ! ( サクラ ) ヒナタ !

あっ ! こんな ところ で 何 やって る の ?

べ 別に なんでもない よ 。

は は ~ ん バレンタインチョコ ね 誰 に あげる の ?

そ それ は …。

でも これ じゃ ダメ ! いい ?

バレンタインデ ー って の は チョコ で 勝負 が 決まる の よ 。

私 に 任せ なさい !

( サクラ ) 滋養 強壮に マンネンダケ の 粉 。

疲労 回復 に ドラゴンガメ の エキス 。

それ から 美 肌 効果 に ネバイモ の すり おろし !

できた ~!

( サクラ ) と いう わけで 義理 チョコ 。

( キバ ) 何 が 「 と いう わけ 」 なんだ よ ?

あの 怖くて 渡せ なかった の 。 ご ごめんなさい !

あ ~ ちょっと ! ヒナタ ~!

ん ? 誰 に 渡せ なかった って ?

ナルト だ ろ 。

まっ いっか ! いった だき ま ~…。

( キバ ) うわ っ ! な んじゃ こりゃ !?

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 096 - 見え ざる 敵 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|みえ||てき Naruto Shippuden Season 5-096 - Invisible Enemy Naruto Shippuden - Seizoen 5 - 096 - Onzichtbare Vijand Naruto Shippuden - Säsong 5 - 096 - Osynlig fiende 火影忍者疾风传 - 第 5 季 - 096 - 看不见的敌人

( ガマ 吉 ) 新 術 を 今 すぐ 完成 さ せ たい じゃ と ? |きち|しん|じゅつ||いま||かんせい|||||

お前 そりゃ ムチャ って いう もん じゃ 。 ( ナルト ) ムチャ でも なんでも ➡ おまえ||||||||||

やる っき ゃね えん だって !

よし ち と 荒療治 に なる が 試して みる か 。 |||あらりょうじ||||ためして||

お ぉ なんか 作戦 が ある の か ? |||さくせん||||

( ガマ 吉 ) オメエ ガマ 竜 の 口 の 中 に 入れ 。 ハァ ? |きち|||りゅう||くち||なか||いれ|

( カカシ ) 問題 は オレ たち だ な 。 |もんだい|||||

敵 は すでに こっち の 存在 に 気づいて いる 。 てき|||||そんざい||きづいて|

いつ 動きだして も おかしく ない 状況 だ 。 |うごきだして||||じょうきょう|

( ヒナタ ) 考え られる 敵 の 動き は ムダ な 接触 を 避け 逃走 する か ➡ |かんがえ||てき||うごき||||せっしょく||さけ|とうそう||

仕掛けて くる か …。 ( キバ ) どっち に せよ ➡ しかけて||||||

オレ たち の 任務 は 相手 を 捕獲 し 情報 を 入手 する こと だ ぜ 。 |||にんむ||あいて||ほかく||じょうほう||にゅうしゅ||||

( キバ ) 万一 相手 を 見失う ような こと が あれば ➡ |まんいち|あいて||みうしなう||||

それ は 後々 木 ノ 葉 の リスク に なる かも しれ ねえ 。 ||あとあと|き||は|||||||

( ヒナタ ) 索敵 を 続け ます 。 ( カカシ ) そうだ な 。 |さくてき||つづけ|||そう だ|

( 紅 蓮 ) よく 聞き な 野郎 ども 。 くれない|はす||きき||やろう|

大 蛇 丸 様 から ありがたい 任務 を 賜った よ 。 だい|へび|まる|さま|||にんむ||たまった|

( 紅 蓮 ) コイツ を 無事 ある 湖 まで 送り届ける こと 。 くれない|はす|||ぶじ||こ||おくりとどける|

絶対 に 失敗 は 許さ れ ない よ 。 ぜったい||しっぱい||ゆるさ|||

( 紅 蓮 ) だ が 妙な 連中 が アジト から 追って きて る ようだ な 。 くれない|はす|||みょうな|れんちゅう||||おって||||

( 麟児 ) いや ぁ さすが は 紅 蓮 さん 。 すでに ご存じ と は 。 りんじ|||||くれない|はす|||ごぞんじ||

( 麟児 ) 現在 3 人 と 1 匹 が 数 キロ 先 の 森 を ➡ りんじ|げんざい|じん||ひき||すう||さき||しげる|

ゆっくり で は あり ます が こちら に 向かって いる ようです 。 ||||||||むかって||

どう し ます ?

決まって る 。 きまって|

そんな 連中 に いつまでも ついてこ られちゃ ➡ |れんちゅう||||

たまらない から な 。 ヤツ ら を 捜せ ! ここ で 潰して おく ! ||||||さがせ|||つぶして|

ハァ ハァ …。

よし ! なんか でき そうな 気 が して きた って ば よ ! |||そう な|き||||||

その 意気 じゃ け え ナルト 。 |いき||||

よっ しゃ ガマ 竜 ! もう ひと つ 頼む ぜ 。 |||りゅう||||たのむ|

( ガマ 竜 ) モゴモゴ … うん … ムム …。 |りゅう|||

よしっ 。

《 感じる んだ 。 ガマ 竜 の チャクラ を 》 かんじる|||りゅう|||

♪♪~

《 一気に ためて 吐き出す その とき を 》 いっきに||はきだす|||

ウオォ ~!

ホエ ? お っ おお ~。

ナルト 大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

でも 今 なんか つかんだ 気 が する って ば よ 。 |いま|||き|||||

そう か 。 《 フン 。 こりゃ お もろう なって きた の ぉ 》

よし 今 の 感じ を 忘れ ない うち に おさらい だって ば よ 。 |いま||かんじ||わすれ|||||||

( サクラ ) ナルト ~! ( ガマ 竜 / ガマ 吉 ) ん ? |||りゅう||きち|

あ サクラ ちゃん 。

( サクラ ) もう アンタ こんな ところ で 油 売って る んじゃ ない わ よ 。 ||||||あぶら|うって|||||

ん ?

なんか 生臭い 。 |なまぐさい

っつ ~ か なんで アンタ そんなに ベトベト の ヨレヨレ な わけ ?

いや あの これ は さ … 今 す ん げ え 大事な ところ で …。 |||||いま|||||だいじな||

( サクラ ) とにかく みんな 待ちくたびれて る んだ から 。 |||まちくたびれて|||

行 くわ よ 。 あぁ ちょっと 待って サクラ ちゃん 。 ぎょう|||||まって||

今 おさらい を 。 問答 無用 ! いま|||もんどう|むよう

ガマ 吉 ガマ 竜 絶対 また 呼ぶ から な ! |きち||りゅう|ぜったい||よぶ||

お … お ぅ 。 気張れ や 。 |||きばれ|

兄ちゃん 口直し して いい ? にいちゃん|くちなおし||

とらえ ました !

この チャクラ の 感じ … 忍 です ! |||かんじ|おし|

( ヒナタ ) 危ない ! |あぶない

( 牛 頭 ) お前 が 頭 か ~ っ !! フンッ ! うし|あたま|おまえ||あたま|||

カカシ 先生 っ !! |せんせい|

先生 ! ダメ キバ 君 ! せんせい|||きみ

なに っ !?

( 麟児 ) 外した か 。 りんじ|はずした|

でも ま ぁ 牛 頭 の ヤツ が 大将 を 引き受けて くれた おかげ で ➡ |||うし|あたま||||たいしょう||ひきうけて|||

楽 が でき そうだ 。 がく|||そう だ

お前 ら なかなか の 探索 能力 だ よ 。 おまえ||||たんさく|のうりょく||

実に 惜しい ところ まで いったん だ が な …。 じつに|おしい||||||

もし かして … この 人 たち …。 |||じん|

あぁ たぶん … あの アジト に いた 連中 だ 。 ||||||れんちゅう|

気 を つけろ よ いい な 。 き|||||

うん … 相手 は 3 人 だ よ 。 どう する キバ 君 。 |あいて||じん||||||きみ

( キバ ) オレ と 赤 丸 の 術 は 連動 して る から な 。 |||あか|まる||じゅつ||れんどう||||

まずは 先手 必勝 だ 。 |せんて|ひっしょう|

1 人 倒して 敵 の 数 を 減らす …。 じん|たおして|てき||すう||へらす

その あと は ?

オレ ら だけ で 倒 せりゃ いい が …。 ||||たお|||

まずは カカシ 先生 が 来る まで の 持久 戦 に 持ち込む の が ➡ ||せんせい||くる|||じきゅう|いくさ||もちこむ||

ベスト って とこ だろう な 。

( ヒナタ ) 了解 。 |りょうかい

《 キバ : 狙う の は 手前 の 2 人 の いずれ か だ が …➡ |ねらう|||てまえ||じん|||||

見るからに 何 か 仕込んで そうな マスク 野郎 は 避け とく か …。 みるからに|なん||しこんで|そう な||やろう||さけ||

… と なる と 》

行く ぜ 赤 丸 ! ( 赤 丸 ) ワンッ ! いく||あか|まる|あか|まる|

( キバ ) 牙 通 牙 !! |きば|つう|きば

鬼 霧 煙幕 。 おに|きり|えんまく

キバ 君 ! |きみ

クソッ ! 毒 霧 か …。 |どく|きり|

ワンワン !

そう か サンキュ ー 赤 丸 ! ||||あか|まる

《 だが 毒 じゃ ねえ って こと は ただ の 目 くらまし か …》 |どく||||||||め||

《 なに … これ は !?》

辺り の におい が … 全部 消えた だ と …。 あたり||||ぜんぶ|きえた||

《 そう か … 連中 は これ を 使って ➡ ||れんちゅう||||つかって

移動 中 の 痕跡 を 消して た わけ か 》 いどう|なか||こんせき||けして|||

うわ っ !

《 まずい ぜ … 視界 が ダメ な 上 に 嗅覚 まで …》 ||しかい||||うえ||きゅうかく|

《 待てよ 相手 も 条件 は 同じ はず …➡ まてよ|あいて||じょうけん||おなじ|

なのに なんで ヤツ ら 正確に オレ の 居場所 が わかる んだ !?》 ||||せいかくに|||いばしょ|||

行け 濡 羅 吏 ! いけ|ぬら|ら|り

《 やられる …》

伏せて っ ! ふせて|

ヒナタ か !?

キバ 君 下がって て ! |きみ|さがって|

ここ は 私 が …。 ||わたくし|

気 を つけろ ヒナタ ! き|||

どんな カラクリ か 知ら ねえ が ➡ |||しら||

こいつ ら この 煙幕 の 中 でも 自在に 動ける らしい 。 |||えんまく||なか||じざいに|うごける|

大丈夫 ! 視覚 と 嗅覚 が 奪わ れて も ➡ だいじょうぶ|しかく||きゅうかく||うばわ||

私 の 白 眼 は 奪え ない ! わたくし||しろ|がん||うばえ|

♪♪~

( キバ ) わかった 。 さがれ 赤 丸 。 |||あか|まる

♪♪~

あなた の 相手 は 私 よ ! ||あいて||わたくし|

♪♪~

なんだ と !? お前 まさか この 煙幕 の 中 …。 ||おまえ|||えんまく||なか

そう よ あなた の 攻撃 は すべて 見える ! ||||こうげき|||みえる

♪♪~

( ヒナタ ) ここ よ !

う あ ~ っ !

( 濡 羅 吏 ) なんて な …。 ぬら|ら|り||

( ヒナタ ) まさか はずした !?

キャッ !

♪♪~

《 ヒナタ : そんな はず は ない わ 。 でも どうして …。

これ は !?》

( ヒナタ ) キャ ~ ッ !!

《 う っ … なんて 力 だ 》 |||ちから|

フン !

♪♪~

死ね ! しね

ぐ あっ !

( 牛 頭 ) 影 分身 か …。 ( カカシ ) 正解 。 うし|あたま|かげ|ぶんしん|||せいかい

お前 みたいな ヤバ そうな ヤツ と ➡ おまえ|||そう な||

いきなり 組み 合う わけ ない でしょ 。 |くみ|あう|||

( カカシ ) その 限界 を 超えた 筋肉 の 強化 。 ||げんかい||こえた|きんにく||きょうか

やった の は 大 蛇 丸 かな ? |||だい|へび|まる|

( カカシ ) ここ で 逃げて も お前 は オレ に は 勝て ない よ 。 |||にげて||おまえ|||||かて||

見た ところ お前 の 武器 は 速度 と 力 。 みた||おまえ||ぶき||そくど||ちから

破壊 力 バツグン の タイプ だ が 先 読み は オレ の 得意 分野 で ね 。 はかい|ちから||||||さき|よみ||||とくい|ぶんや||

ムダ な 抵抗 は やめて 一緒に 里 まで 来て もらおう か 。 ||ていこう|||いっしょに|さと||きて||

断る 。 ことわる

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

始まった みたいだ ね 。 はじまった||

まずは 敵 も 味方 も お 手並み 拝見 と 。 |てき||みかた|||てなみ|はいけん|

じゃ こっち も 仕込み に 掛かる と する か 。 |||しこみ||かかる|||

ハァ … ハァ … ハァ …。

残念 … 姿 が 見えた ところ で 意味 なかった 。 ざんねん|すがた||みえた|||いみ|

《 ヒナタ : あの 人 の 体 何 か に 覆わ れて いる んだ わ 。 ||じん||からだ|なん|||おおわ||||

だから いくら チャクラ を 打ち込んで も まるで 手応え が ない 》 ||||うちこんで|||てごたえ||

( 濡 羅 吏 ) ククク …。 ぬら|ら|り|

お前 は 柔 拳 使い の ようだ が 相手 が 悪かった な 。 おまえ||じゅう|けん|つかい||||あいて||わるかった|

さっき の ボウヤ に 助け を 求める ? ||||たすけ||もとめる

《 ダメ … ここ で キバ 君 を 呼んで も 狙い撃ち に なる だけ 》 ||||きみ||よんで||ねらいうち|||

アハッ !

( ヒナタ ) キャ ~ ッ !

ヒナタ !!

ヒナタ ! ( ヒナタ の 悲鳴 ) |||ひめい

( キバ ) クソッ ! なんか 手 は ねえ の かよ ! |||て||||

( 赤 丸 ) キュ ー ン 。 あか|まる|||

そう か ! これ なら うまく いく かも しれ ねえ !

行く ぞ 赤 丸 ! ワン ! いく||あか|まる|

♪♪~

( 牛 頭 ) こっち だ ! ぐ わ っ ! うし|あたま|||||

♪♪~

さっき より 速い ! ||はやい

♪♪~

( カカシ ) だが 攻撃 は 直線 的 。 かえって 見切り は 容易だ ! ||こうげき||ちょくせん|てき||みきり||よういだ

フン 。

なに !?

間に合う か !? まにあう|

♪♪~

( 麒児 ) とど め を 刺せ 濡 羅 吏 ! きじ||||させ|ぬら|ら|り

( 濡 羅 吏 ) 了解 。 ぬら|ら|り|りょうかい

♪♪~

な … 何 だ !? |なん|

( キバ ) もう いっち ょ いく ぜ ! 牙 通 牙 !! ||||||きば|つう|きば

キバ 君 …。 |きみ

( 濡 羅 吏 ) 何 だ これ は !? ぬら|ら|り|なん|||

ヒナタ ! ワン !

( キバ ) わり いな 遅く な っち まって 。 |||おそく|||

おい 大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

キバ 君 どう やって …? |きみ||

あぁ 。 牙 通 牙 の 回転 で この 辺り の 空気 を かき回して やった の さ 。 |きば|つう|きば||かいてん|||あたり||くうき||かきまわして|||

ついでに 辺り の 風通し も よくしたら ➡ |あたり||かぜとおし||

やっと クソ 忌 々 しい 煙幕 が 晴れた って わけだ 。 ||い|||えんまく||はれた||

視覚 と 嗅覚 さえ 戻れば こっち の もん だ ぜ ! しかく||きゅうかく||もどれば|||||

さんざん 好き勝手 しや が って ! テメエ ら 覚悟 し や がれ !! |すきかって||||||かくご|||

( 麒児 ) 覚悟 ? どっち が ? きじ|かくご||

( ヒナタ の 咳き込む 声 ) ||せきこむ|こえ

クソ ー ッ ! まだ 伏兵 が いやがった の か ! ||||ふくへい||||

( 麒児 ) フンッ 残念 だった な 。 きじ||ざんねん||

ま ぁ これ で お前 ら の 手の内 は わかった 。 ||||おまえ|||てのうち||

次 で 仕留める ぞ !! ( 濡 羅 吏 たち ) 承知 ! つぎ||しとめる||ぬら|ら|り||しょうち

( 蟲 の 音 ) むし||おと

なに !?

そんな バカ な !

( 蟲 の 音 ) むし||おと

( 麟児 ) この 反応 囲ま れて や がる 。 りんじ||はんのう|かこま|||

( 鬼 霧 ) おい アニキ ! 鬼 霧 煙幕 だ ! おに|きり|||おに|きり|えんまく|

撤退 する ぞ ! なに !? てったい|||

ゴホッ ゴホッ !

テメエ ら どういう つもり …。

( シノ ) 敵 も 優れた 感知 能力 を 持って いる ようだ 。 |てき||すぐれた|かんち|のうりょく||もって||

( キバ ) シノ !

( シノ ) 惜しい こと を した もの だ 。 |おしい|||||

( シノ ) もう 少し で 包囲 網 が 完成 する ところ だった が …。 ||すこし||ほうい|あみ||かんせい||||

ヘッ 。

( カカシ ) みんな 無事 か ? ||ぶじ|

( キバ ) カカシ 先生 。 ||せんせい

( カカシ ) これ で 全員 揃った な 。 |||ぜんいん|そろった|

( キバ ) あぁ だ が ヒナタ が …。

どう だ ? 動け そう か ? ||うごけ||

はい なんとか … う ぅ !

クゥ ~ ン 。

先生 あの で かい ヤツ は やった の か ? せんせい||||||||

( カカシ ) いや 仕留め 損ねた 。 ||しとめ|そこねた

( キバ ) そう か … こっち も 逃げ られた ぜ 。 |||||にげ||

じゃあ まだ 戦闘 は 終わって い ない 。 ||せんとう||おわって||

近く に あの 術 の 使い 手 が いる はずだ 。 ちかく|||じゅつ||つかい|て|||

( 紅 蓮 ) へ ぇ おもしろい な 。 くれない|はす||||

( 紅 蓮 ) まさか 追っ手 が あの ➡ くれない|はす||おって||

コピ ー 忍者 の カカシ だった と は ね 。 ||にんじゃ||||||

牛 頭 や 麟児 に は 荷 が 重 すぎた か 。 うし|あたま||りんじ|||に||おも||

仕込み は 上々 さて そろそろ 私 が 出る か 。 しこみ||じょうじょう|||わたくし||でる|

♪♪~

( 幽鬼 丸 ) 母 さま …。 ゆうき|まる|はは|

うん おいしい ! ( サクラ ) ヒナタ !

あっ ! こんな ところ で 何 やって る の ? ||||なん|||

べ 別に なんでもない よ 。 |べつに||

は は ~ ん バレンタインチョコ ね 誰 に あげる の ? |||||だれ|||

そ それ は …。

でも これ じゃ ダメ ! いい ?

バレンタインデ ー って の は チョコ で 勝負 が 決まる の よ 。 |||||||しょうぶ||きまる||

私 に 任せ なさい ! わたくし||まかせ|

( サクラ ) 滋養 強壮に マンネンダケ の 粉 。 |じよう|きょうそうに|||こな

疲労 回復 に ドラゴンガメ の エキス 。 ひろう|かいふく||||

それ から 美 肌 効果 に ネバイモ の すり おろし ! ||び|はだ|こうか|||||

できた ~!

( サクラ ) と いう わけで 義理 チョコ 。 ||||ぎり|

( キバ ) 何 が 「 と いう わけ 」 なんだ よ ? |なん||||||

あの 怖くて 渡せ なかった の 。 ご ごめんなさい ! |こわくて|わたせ||||

あ ~ ちょっと ! ヒナタ ~!

ん ? 誰 に 渡せ なかった って ? |だれ||わたせ||

ナルト だ ろ 。

まっ いっか ! いった だき ま ~…。

( キバ ) うわ っ ! な んじゃ こりゃ !?