NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 127 - ド 根性 忍 伝 ~自 来 也忍 法 帖 ~前 編
鈴 は 2 つ だ 。
2 つ しか ない って こと は ?
1 人 は 丸太 か …。 ( 猿 飛 ) 察し が いい な 大 蛇 丸 。
なぁ 。 オレ が 鈴 と ったら デ ー ト して くれよ 。
アンタ が 負けたら もう つきまとわ ないで 。
よっ しゃ ! やっ たる で !
( 自 来 也 ) スキ だらけ だ ぜ 今 だ !
自 来 也 アンタ と の 賭け 勝った わ ね 。
や っぱ アンタ が 丸太 行き 。
うる せ え ! 胸 ペッタンコ の まな板 綱 手 が !
んだ と コラ ! この インテリエロ 助 が !!
は いはい もう いい から 。
綱 手 と 大 蛇 丸 は 帰って ろ 。
は ~ い 。 フン 。
( 猿 飛 ) まったく お前 は …。
忍者 が バレバレ の 罠 に 何度 も 引っかかる と は 何事 か !
だって …。
お前 に 足りない の は 目的 か の ぉ 。
そう じゃ のう …。
お ぉ あの 手 が ある か 。
な 何 だ !? ま 慌てる な 。 見て おれ 。
忍法 口 寄せ !
すげ え ! 口 寄せ の 術 。
あらゆる 生き物 と 血 で 契約 を 交わして おき ➡
好きな とき 自在に 忍術 で 呼び出す 時 空間 忍術 じゃ 。
オレ も ! そい つと 契約 を 結び たい !
そい つ は ムリ じゃ 。
( 猿 飛 ) 人 の 運命 が それぞれ 違う ように ➡
契約 できる 生き物 も それぞれ 運命 が 決めて くれる 。
じゃあ オレ の は ど いつ だ ?
契約 の 前 に もっと チャクラ を 練り ➡
印 の 結び 方 を 勉強 せ ねば なら ん 。
え ~ っ また 修業 か …。
コラ ! 修業 の 中 に 答え は ある のじゃ !
< 目的 を もった 自 来 也 は ➡
その 日 から マジメ に 修業 を 始めた が …>
《 もっと チャクラ を 練り ➡
印 の 結び 方 を 勉強 し …》
時空 間 忍術 を マスタ ー せ ねば !
この !
いつ に なったら 契約 できる んだ ?
《 オレ なんで こんな 辛い 修業 を して る んだ ?》
(( 彼 氏 に する ん なら や っぱ インテリエロ 助 より 大 蛇 丸 かな ))
答え は 単純だ !
最高の 忍者 に なって 綱 手 の ヤツ を 振り向か せて み せる って こった !
そう と なり ゃあ ジッ と して る ヒマ なんか ねえ !!
ほ ぉ ~!
忍 と して の 目的 に 気 が ついた か !
《 綱 手 だけ じゃ ねえ 。
きれいな 姉ちゃん を 独り占め だ !
えっ と … チャクラ を 集中 さ せて …。
印 は 亥 戌 酉 申 未 …》
待て ! 契約 も せ んで 時空 間 忍術 を 使って は ➡
何 が 起こる か わから ん !
い っけ ~!!
うわ ぁ ~ っ !!
ここ は …。
ん っ ?
あい や 待た れ い !
その ケンカ この 自 来 也様 が 買った !!
ヘン ! ざっと こんな もん だ !
( ブン 太 ) ふむ 人間 の 子 じゃ 。
えっ !? ガ … ガマ が しゃべった !
そっち こそ 人間 の くせ に ホント に 妙 木山 に 来 よって からに 。
どういう 意味 だ ?
フカサク 様 ~!
人間 の 子 で さ ぁ !
( フカサク ) お ぉ 現れた か 。
まるで オレ が 現れる の を 知って た みたいだ な 。
あぁ 知って おった 。
大 じじ 様 の 予言 で な 。
(( この 妙 木山 に 1 人 の 人間 の 子 が 迷い 込む 。
その 子 に ガマ の 力 を 与え 予言 を 与える 。
それ が ワシ が ワシ 自身 の ため に 見た 夢 …。
予言 だった んじゃ ))
その 人間 が オレ だったら ➡
与えて くれる 予言 って 何 な んだ ?
さ ぁな ワシ は 知ら ん 。
知ら ん って …。
お前 は ここ で 修業 し ながら ➡
大 じじ 様 の 予言 を 待つ のじゃ 。
ちょ っ … ちょっと 待てよ !
せっかく 強く なって 女の子 に モテモテ に なろう って のに !
カエル に モテ て も しようがない ぜ !
つべこべ 言う で ない !
これ が お前 の 運命 じゃ け え !
運命 だって !? あぁ 。
この 妙 木山 に 来る こと が できた 。 これ すなわち ➡
お前 が 選ば れた 運命 の 子 と いう 証拠 だ !
《 選ば れた 人間 か …。
ここ で 修業 して 強く なる って の も ➡
結構 捨て がたい かも しれ ない な 》
< それ 以来 自 来 也 は ガマ の 里 妙 木山 と ➡
木 ノ 葉 隠れ の 里 を 行き来 し ながら ➡
仙人 と 忍術 の 修業 を 積む 少年 時代 を 過ごして いった >
♪♪~
< しかし それ は ➡
自 来 也 が 考えて いた ほど 甘い もの で は なかった >
♪♪~
《 ここ へ 来て 確かに ワシ は 強く なった 。
でも …。
相変わらず 綱 手 は 冷たい …。
いや … そもそも 選ば れた 運命 を 持つ 人間 の 目的 が ➡
女の子 に モテ る こと だけ で いい の か …。
それ だけ の ため に ワシ は 強く なろう と して いる の か 》
( ブン 太 ) 自 来 也 ! 自 来 也 !
おう !
自 来 也 。 大 じじ 様 が 呼 ん じ ょる 。
大 ガマ 仙人 が ? は よ 行け 。
お前 へ の 予言 が 出 とんじゃ !
それ ホント か ! ブン 太 !
( 自 来 也 ) お呼び で 。 お ぉ 。
よう 来た よう 来た 。
え ? 誰 だった かい の ?
大 じじ 様 。 自 来 也 です じゃ 自 来 也 !
お ぉ … そうじゃ った そうじゃ った 。
大きゅう なった の ぉ …。
( シマ ) った く 自分 で 呼んだ くせ に の ぉ 。
この 大 ボケ じじ いが ! 母ちゃん 。
大 じじ 様 に 向かって 大 ボケ じじ いと は 何 じゃ !
大 ボケ じじ いと は !
コラ コラ ケンカ は いけ ん 。
夫婦 は 仲 ような 。
ところで そこ の … 誰 じゃ った かい の ?
自 来 也 ちゃん よ … 大 じじ 様 は ➡
お前 の 夢 を 見 られた んじゃ 。
お前 も 知って の とおり これ は 予言 じゃ 。
心して 聞け 。 はい 。
では 伝える … ワシ の 夢 で は ➡
エロ いだけ の お 主 も いずれ 立派な 忍 に なる 。
そして 一人前 に 弟子 を 持つ こと に なる のじゃ が …。
《 エロ いだけ って … そういう こと は ➡
しっかり 覚えて んだ から った く 》
その 弟子 は 将来 ➡
忍 の 世に 大きな 変革 を もたらす 忍 に なる 。
夢 で は そう 見えた 。 変革 ?
世に それ まで に ない 安定 を もたらす か …。
破滅 を もたらす か … その どちら か の 変革 じゃ 。
どちら かって … どういう こと です か ?
お 主 は その 変革 者 を 導く 者 じゃ 。
いずれ お 主に は 大きな 選択 を 迫ら れる 時 が 来る じゃ ろう 。
選択 ?
その 選択 次第 で 世 の 変革 が ➡
どちら に 転ぶ か 決まって しまう のじゃ 。
ワシ は … どう すれば いい んです か ? 正しく 選択 する に は …。
夢 で は 世界 を 歩いて 本 を 書いて おった の ぉ 。
本 ? なんで また …。
ワシ に も 理由 は わから ん が の …。
世界 を めぐり 森羅 万象 を 見て 回る と いう こと じゃ ろうか 。
大 じじ 様 の 予言 … 今 まで に はずれた こと は ?
ない の ぉ …。
自 来 也 。 いよいよ 旅 へ 出る ん か ?
お ぉ 。 今 の ワシ じゃ 変革 者 を 導く こと なんて でき ん 。
まして や 正しい 選択 なんて できる わけ が ない …。
ふむ …。 もっと いろんな こと を 見て ➡
いろんな 人 と 出会う 時間 が 必要な ようじゃ 。
そう か …。
まずは 大 じじ 様 の 夢 の まま に 世界 を 歩いて ➡
本 でも 書く こと に する さ 。
それ が ワシ の 運命 らしい から な 。
< 自 来 也 が 大 ガマ 仙人 の 夢 の 意味 を 求めて ➡
放浪 の 旅 を して いる 頃 ➡
世の中 は 次第に 騒がしく なって いった 。
忍 五 大国 の 統治 に よる 平穏 も 危うく なり ➡
その 揺らぎ は 各国 に 侵略 や 内乱 を 呼び起こし ➡
人々 の 生活 を も 脅かし 始めた >
お 若い の な んで 旅 を して おる ?
自分 の 運命 を 探して る んだ 。
ほう 。 ある 方 が 見た 夢 の まま に ➡
世界 を 歩いて いる 。
( 泣き声 )
お ぉ どうした ?
ひと つ どう じゃ 乳 アメ じゃ 。
傀儡 ? ほう この 子 が 言う て おる 。
運命 は 探す もの で は ない 。
やってきた 運命 に のっかる もの だ と な 。
戦乱 の とき が 迫って おる 。
平和な とき に は 役 に 立た ぬ カラクリ の 技 も ➡
どこ か の 大名 に 高く 売れる かも しれ ん 。
《 あやつ も また 忍 か …。
ヤツ は 破滅 の 時代 の 波 に のる こと を 選択 した んだ の ぉ 。
しかし それ で は …》
もっと 楽しみ ましょう よ 。
ねぇ 。 う ~ ん …。
何 を 書いて る の ?
時代 の 波 に のる だけ じゃ ➡
この世 を 今 まで なかった ような ➡
平和に する ため の 変革 は ムリ だって こと を な …。
ねぇ ねぇ 変える なら 私 を 変えて よ 。
そう だ の ぉ そのほう が 楽し そうだ 。
≪ こんな の イカサマ だ !
こんな もん に カネ なんか 払える か !
あい や 待た れ い !
この ケンカ ワシ が 買った !!
クソッ ! 何て ひで え 運命 だ 。
一族 復興 の ため に 慣れ ぬ クワ を 手 に ➡
畑 を 耕して きた と いう のに 。
《 コイツ 今 の 世 の 流れ に 不満 を 持って おる の か …》
どう だ 一 献 。
ワシ も 自分 の 運命 を 探して おる のだ が ➡
なかなか 見つから ん 。
フン … そんな もん 探して も ムダ さ 。
オレ たち 一族 だけ じゃ 大国 の 忍 里 に ゃ ➡
太刀打ち でき ねえ …。
《 何 だ コイツ グチ を 言 っと る だけ かい 》
それ は 違う ぞ 。 うん ?
ボク は ある 里 で 子供 たち を 教えて いる 。
困難な 運命 に 向き合った とき どう 対処 す べき か 。
その 方法 を …。
教育 で 戦 が 止め られる って の か 。
きれい事 を 言う んじゃ ねえ !
何 !? 《 こや つ も 忍 !?》
それ は ムリ だ な 。 だ が より よき 選択肢 を 選ぶ 力 を ➡
身 に つけ させる こと は できる かも しれ ん 。
お 主に 問う 。 その 選択肢 と は ?
死ぬ か 生きる か の 選択肢 よ 。
ボク に 教え られる の は 生き残る ため の 方法 だけ だ 。
《 それ だけ で は ダメ な んだ 。
ワシ は この世 に 平和 を な せる 変革 者 を ➡
選ば ねば なら ない …》
この世 に 破滅 を もたらす か ➡
今 まで なかった ような 平和に 導く か 。
それ は 皆 の 心がけ 次第 だ !
《 ほう コイツ ひょっとして …》
お 主 !
ひょっとして ワシ の 探して いる 人間 かも しれ ん !
ほう 。
この世 を 平和に 導く に は どう する ?
世 は 戦乱 に 向かって 動き 始めた のだ 。
もう 止め られ ん 。
でも 今 心がけ 次第 と 。
どう やれば この 人 たち の 運命 が 変わる のだ ?
ただ ひたすら 祈り なされ 。
人 に できる こと は それ しか ない 。
《 フン … やはり この 男 も 違った か 》
今 の は !?
これ は 普通の 人 たち が 住む 村 。 なぜ 忍 が !?
その 手 裏 剣 術 … お前 風 魔 だ な !?
なぜ 平穏に 暮らす 人々 の 村 を 襲う !
お前 も 忍 だ ろ 。
( 自 来 也 ) 弟子 と する べき 男 と 出会う ため 旅 を して いる 。
フン ! 何 を 悠長な こと を 。
今や 各国 の バランス は 崩れ ➡
いつ 大戦 に 発展 して も おかしく ない と いう この 時期 に 。
あの 村 も 忍 が 潜入 して いる と いう 情報 の もと 潰さ れた のだ 。
ただ それ だけ で か !?
潰さ なければ 潰さ れる 。
ためらった もの は やられる 世の中 だ 。
《 煙 玉 か !》
( 自 来 也 ) うわ っ ! う っ …。
なかなか やる の ぉ 。
お前 も 忍 なら 見逃す こと は でき ぬ 。
あきらめろ ! これ が オレ たち 忍 の 運命 だ 。
ひと言 いい か ?
聞く 気 は ねえ 。 もう くたばれ !!
ワシ が あきらめる の を …。
あきらめろ 。
クッ …。
オレ を 倒して も また 次の 刺客 が 村 を 襲う 。
オレ たち が 呪わ れた 忍 の 世界 に 生きて いる 限り ➡
平穏 は ない ぞ 。
《 ガマ 仙人 は ワシ が ➡
この世 に 平和 を もたらす 変革 者 を 育てる こと を 予言 した 。
しかし ワシ は まだ ➡
その 運命 の 弟子 に も 会え ず に いる …》
< すでに この とき ➡
止めよう も ない 戦い の 連鎖 が 起こって いた 。
自 来 也 も また 運命 と 出会う 旅 を しばし 休み ➡
木 ノ 葉 の 里 に 戻ら ねば なら なかった >
♪♪~
戦争 だ から ね 今 は 。
大 蛇 丸 …。
《 忍 の 世 から こんな 悲し み を なくす ため に は ➡
ワシ が 変革 者 を 見つけ ねば 。
平和な 世 を 作る 者 を 選択 せ ねば なら ん のだ 》
< 戦い の 炎 は ついに 自 来 也 たち まで ➡
その 渦 に いやおう も なく 巻き込む こと に なる 。
これ が 後 の 第 三 次 忍 界 大戦 と 呼ば れる 戦い である 。
自 来 也 たち が 伝説 の 三 忍 と 呼ば れる の は ➡
これ より しばらく して の こと である >
( ナツ )『 FAIRY TAIL 』 前回 まで は …。
( ル ー シィ ) いつのまにか カナ と はぐれた 私 は ➡
七 眷属 の 華院 ヒカル と 戦う こと に なった の 。
( ハッピ ー ) おい ら と ナツ は 途中 から 参戦 する こと に なった けど ➡
ナツ は いい と こ なかった ね 。 う っせ え !
でも その場で ひらめいた 新 必殺 技 で ➡
白 だんご を とっちめた ぞ ! 必殺 技 ねぇ …。