NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 174 - うずまきナルト物語
( 長門 ) 弥彦 は 死んだ …。
それ から 俺 は 弥彦 に 代わり 組織 の リ ー ダ ー と なった 。
( 長門 ) その後 何 人 も 仲間 が 戦い で 死んで いった …。
何 人 も 何 人 も … 何 人 も 死に 続けた 。
平和 ボケ の お前たち 火 の 国 の 民 …。
木 ノ 葉 隠れ に 依頼 する 小さな 依頼 金 が ➡
戦争 の 資金 に なる 。
火 の 国 の 民 は 少なからず 戦争 に 加担 した 事実 を 知り つつ ➡
偽善 の 平和 を 口 に する 。
お前たち 大国 の 平和 は ➡
俺 たち 小国 の 犠牲 の 上 に 危うく 成り立って いる だけ だ 。
お前たち の 平和 が 我々 へ の 暴力 な のだ 。
人 は 生きて いる だけ で 気づか ぬ うち に ➡
他人 を 傷つけて いる 。
人 が 存在 し 続ける 限り 同時に 憎しみ が 存在 する 。
この 呪わ れた 世界 に 本当の 平和 など 存在 し ない 。
自 来 也 先生 の 言って いた こと は すべて 虚構 で しか ない !
俺 の 話 を 聞か せて やった …。
答え を 聞こう 。
俺 の 話 を 聞か せて やった …。
答え を 聞こう 。
(( 自 来 也 : 人 が 本当の 意味 で 理解 し 合える 時代 が 来る と ➡
わし は 信じ とる ))
( ナルト ) 確かに そう かもし ん ねえ …。
俺 も あんた の 言って た とおり そう 思う 。
そう か …。 あんた たち の こと は 理解 した 。
それ でも やっぱり … お前 ら は 許せ ねえ !
やっぱり 憎い 。
なら 決着 を つける と ?
でも … エロ 仙人 は 俺 の こと を 信じて 託して くれた 。
なら 俺 は エロ 仙人 の 信じた こと を 信じて みる 。
それ が 俺 の 答え だ !
だから お前たち は 殺さ ねえ 。
「 自 来 也 先生 の 信じた こと を 信じて みる 」 か … なるほど ➡
それ が お前 の 答え か 。
で 俺 たち に … お前 が 世界 を 平和に する の を ➡
待て と でも 言う の か !?
ふざける な ! 今更 自 来 也 の 言った こと など ➡
信じ られる か !
本当の 平和 など あり は し ない のだ !
俺 たち が 呪わ れた 世界 に 生きて いる 限り ➡
そんな もの あり は し ない !
なら なら 俺 が その 呪い を 解いて やる 。
平和 って の が ある なら 俺 が それ を つかみ取って やる 。
俺 は あきらめ ねえ 。
お前 それ は …。
( 小南 ) 長門 … どうした の ?
その セリフ は …。
そう だって ば よ 。 今 の は 全部 この 本 の 中 の セリフ だ 。
エロ 仙人 の 書いた 最初の 本 だ 。
エロ 仙人 は この 本 で 本気で 世界 を 変えよう と して た 。
本 の 最後に この 本 を 書く ヒント を くれた ➡
弟子 の こと が 書いて あった 。
あんた の 名前 だ 長門 。
そんな …。
(( 先生 。 どうした ?
今 大丈夫です か ?
ああ 本 を 書こう と 思って おった が ➡
なかなか アイデア が 出 なくて の ぉ 。
腹ごしらえ を して から に しよう と 休憩 中 だ 。
で どうした ?
先生 が 前 に 言わ れた この 世界 の 憎しみ に ついて ➡
俺 なり に 考えて み ました 。
ほ ぉ 何 か いい 案 でも 見つけた か の ぉ ?
平和 … そこ へ 行く 方法 は まだ 俺 に も わかり ませ ん 。
でも いつか 俺 が この 呪い を 解いて みせ ます 。
平和 って の が ある なら 俺 が つかみ取って みせ ます 。
方法 より 大切な こと … 要は それ を 信じる 力 です 。
そう か 。 いい 案 だ のう 。 確かに そう かもし れ ん 。
おう ! どう なさった んです ?
どうやら お前 の おかげ で いい 本 が 書け そうだ 。
さて そう なる と まず 主人公 の 名前 を 何 に する か だ が …。
これ で 安心 して 里 に 帰れる 。
これ から は お前たち だけ で やっていけ 。
この 3 年間 よく 頑張った の ぉ 。
おっと 泣く な 弥彦 。 弱虫 だ と 思わ れる ぞ 。
小南 お前 は 美人 に なる だろう 。
大きく なったら また 会おう の ぉ 。
この 国 は 貧しい し この先 悲しい こと も 多々 ある だろう 。
だが … 今度 は お前たち の 力 で この 国 を 変えて ゆけ 。
長門 お前たち は 成長 した 。
そう だ ろ ?
ありがとう 先生 。
いつまで 泣いて ん の 弥彦 。 また いつか 会える よ 。
う ぅ … 先生 。
そろそろ 観念 したら どう だ ?
鬼ごっこ も もう 飽きて きた ぜ 。
ハァ ハァ ハァ ハァ …。
《 煙 玉 か !》
ぐ あっ !
あきらめろ 。 ひと 言い いか ?
聞く 気 は ねえ !
もう くたばれ 。
俺 が あきらめる の を …。
あきらめろ 。
クッ … お 俺 を 倒して も ➡
また 次の 刺客 が この 里 を 襲う 。
ククッ …。
俺 たち が 呪わ れた 忍 の 世界 に 生きて いる 限り ➡
平穏 は ない 。
なら 俺 が その 呪い を 解いて やる 。
平和 って の が もし ある なら 俺 が それ を つかみ取って やる 。
俺 は あきらめ ない 。
き … 貴 様 は …。
俺 の 名 は …))
俺 の 名 は …。
(( もしかすると ➡
お前 は 仙人 の 生まれ変わり な の かも しれ ん の ぉ 。
お前 の 目 に 仙人 の 思い が 託さ れて いる 気 が する わ い 。
わし は ある 仙人 から お告げ を 受けとる 。
わし の 弟子 が 忍 の 世界 に 大きな 変革 を もたらす と 。
わし は その 変革 者 を 導く 者 だ と 。
それ が お前 だ と 信じ とる 。
そして お前 を 信じ とる ))
♪♪~
(( 弥彦 : お前 は この世 の 救世 主だ 。
お前 なら 本当に …。
要は それ を 信じる 力 です ))
(( 自 来 也 : すごい の ぉ 弥彦 ! よう こんな 大物 を 釣った の ぉ 。
ヘヘッ どんな もんだい !
おいしい ! ねぇ 長門 。 うん おいしい 。
うま そうだ な 母さん 。
さ ぁ 召し上がれ 長門 。 うん ))
(( 痛み で 世界 を 導く より ➡
痛み を 乗り越えた お前 の 力 で それ を 成し遂げて ほしかった 。
なら 俺 は … エロ 仙人 の 信じた こと を 信じて みる 。
そして この 本 の 主人公 の 名前 ➡
それ が …。
俺 が その 呪い を 解いて やる 。
平和 って の が もし ある なら 俺 が それ を つかみ取って やる !
俺 は あきらめ ない !
き … 貴 様 は !?
俺 の 名 は …。
ナルト だ !
この 本 の 主人公 の 名前 ➡
それ が ナルト だ !
だから 俺 の 名前 は エロ 仙人 から もらった 大切な 形見 だ 。
俺 が あきらめて 師匠 の 形見 に 傷 を つける わけに は いか ねえ !
俺 は 火影 に なる ! そんで も って 雨 隠れ も 平和に して み せる !!
俺 を 信じて くれ !
なぜ だ ? お前 は どうして 自分 が 変わら ない と 言い切れる ?
これ から どれほど の 痛み が ➡
お前 を 襲う こと に なって も 変わら ない と ➡
自分 を 信じた まま で いら れる か ?
そう 言い切れる の か ?
自分 自身 を 信じ られる の か !?
俺 だって … 痛み は あった 。
♪♪~
腹 の 中 に も で っけ え 痛み を 飼って る 。
これ から だって どんな 痛 み が 俺 に 襲いかかる か …。
でも だ から って 自分 を 信じ られ なく な っち まったら ➡
主人公 が 変わ っち まったら ➡
別の 物語 に な っち まう 。
師匠 の 残した モン と 別の 本 に な っち まう 。
それ じゃあ ナルト じゃ ねえ 。
俺 は 師匠 みて え に 本 は 書け ねえ 。
だから 続編 は 俺 自身 の 歩く 生き様 だ 。
どんなに いて え こと が あって も 歩いて く 。
それ が ナルト だ !
主人公 が 変わったら 別の 物語 に …。
俺 は 兄 弟子 同じ 師 を 仰いだ 者 同士 ➡
理解 し あえる はずだ と 前 に 言った な 。
あれ は 冗談 の つもり だった んだ が な 。
お前 は 不思議な やつ だ 。
昔 の 俺 を 思い出さ せる 。
長門 …。
俺 は 自 来 也 を 信じる こと が でき なかった 。
いや 自分 自身 を も …。
だが お前 は 俺 と 違った 道 を 歩く ➡
未来 を 予感 さ せて くれる 。
お前 を 信じて みよう うずまき ナルト 。
外 道 輪廻 天 生 の 術 。
長門 ! あなた !
小南 もう いい 。
俺 に 新たな 選択肢 が できた 。
あきらめて いた 選択肢 が 。
何 だ ? 何の 術 だって ば よ !?
輪廻 眼 を 持つ 者 は ペイン 6 人 すべて の 術 を 扱い ➡
生 と 死 の 存在 する 世界 の 外 に いる と いわ れて いる 。
長門 の 瞳 力 は 生死 を つかさどる 術 。
7 人 目 の ペイン 。
外 道 !
《 今 の チャクラ で この 術 を 使ったら 長門 は …。
そこ まで して この 子 に …。
長門 を 変えた 不思議な 子 …》
♪♪~
( ガマ 仙人 ) 終わった ようじゃ のう 。 ( ガマブン 太 ) どう なった が じゃ ?
予言 どおり じゃ 。
自 来 也 の 弟子 2 人 と も が 予言 の 子 と して 交わり ➡
忍 の 変革 を 導く 者 たち だった と は 思わ なんだ が …。
あの とき 自 来 也 が あきらめ ん 選択 を した 時点 で ➡
この こと は もう 決まって いた の かも しれ ん のう 。
あの 本 が 本当に 世界 を 変える カギ に なる と は のう 。
ビ ー ル いかがです か ~ ビ ー ル いかがです か ~?