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進撃の巨人 3, Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 12

Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 12

( リヴァイ ) つまり これ で ウォール ・ マリア の 穴 を 塞ぐ こと が 可能に なった

( アルミン ) 調査 兵 団 は ウォール ・ マリア 奪還 作戦 の 準備 を 急いで いた

( ハンジ ) おお 〜

いい ぞ やった な エレ …

エレン ?

( エレン ) 早く 武器 を そろえて 行き ましょう

シガンシナ 区 に

( ケニー ) どうも こいつ を 打って 巨人 に なる らしい な

( アルミン ) そして もう 1 つ

彼ら の 運命 を 握る もの が ここ に あった

( ドア が 開く 音 )

( ザックレー ) 遅れて すま ん な

それ で ? 瓶 の 中身 は 解明 でき そうな の か ?

( ハンジ ) それ が どうも 我々 の 技術 で は

これ 以上 探る こと は でき ない ようです

エレン と ヒストリア から 聞いた ように

人間 の 骨髄 液 由来 の 成分 で は ある ような のです が

この 液体 は 空気 に 触れる と たちまち 気化 して しまい

分析 は 困難です

やはり 我々 の 技術 と は 比較 に なら ない ほど 高度な 代物 です

レイス 家 が 作った のだ と したら 一体 どう やって …

( ザックレー ) う 〜 ん

( ピクシス ) ならば 下手に 扱う より も 当初 の 目的 に 使用 する ほか なかろう

すると 誰 に 委ねる ?

エルヴィン 君 か ?

( エルヴィン ) いえ

私 は 兵士 と して は 手負い の 身 です

この 箱 は 最も 生存 確率 の 高い 優れた 兵士 に 委ねる べき か と

リヴァイ 引き受けて くれる か ?

( リヴァイ ) 任務 なら 命令 すれば いい なぜ そんな こと を 聞く ?

これ を 使用 する 際 は どんな 状況 下 か 分から ない

つまり 現場 の 判断 も 含めて 君 に 託す こと に なり そうだ

状況 に よって は 誰 に 使用 する べき か 君 が 決める こと に なる

任せて も いい か ?

お前 の 夢 って の が かなったら その あと は どう する ?

( エルヴィン ) それ は … 分から ない か なえて み ない こと に は な

そう か 分かった 了解 だ

う 〜 ん

ところで そろそろ 私 の 作品 を 披露 し たい のだ が

考えて くれた か ?

まだ 諦めて おら ん かった か

あのような おぞましい もの 民衆 に 晒 ( さら ) して みよ

兵 団 へ の 信頼 も 地 に 叩 ( たた ) き 落とさ れる ぞ

( ザックレー ) 芸術 を 分から ん ヤツ め

♪〜

〜♪

つまり エレン の 父 グリシャ ・ イェーガー は

壁 の 外 から 来た 人間 である 可能 性 が 高い と

そう アニ や ライナー ベルトルト と 同じ ように

彼 は 巨人 の 力 を 持って いた し ね

でも その 3 人 と 違う の は

壁 の 中 の 人類 に 協力 的だった って こと

( クラース ) 調査 兵 団 に 興味 を 持って たって 話 なら

もっと 協力 して くれて も よかった んだ が な

( ハンジ ) どうか な

恐らくは この 壁 に 入って から

独力 で 王政 を 探る など して いた んだろう し

いずれ に して も

すさまじい 意識 と 覚悟 が なきゃ できる こと じゃ ない

そんな お 父さん が 調査 兵 団 に 入り たい と 言った —

10 歳 の 息子 に 見せ たかった 家 の 地下 室

死に際 に そこ に 全て が ある と 言い残した 地下 室

そこ に は 一体 何 が ある と 思う ?

( エルヴィン ) 言って は いけなかった こと

いや

グリシャ ・ イェーガー が 言い たくて も 言え なかった こと

つまり 初代 レイス 王 が

我々 の 記憶 から 消して しまった 世界 の 記憶 …

だ と 思い たい が

ここ で 考えた ところ で 分かる わけ が ない

本日 で 全て の 準備 は 整った

ウォール ・ マリア 奪還 作戦 は 2 日 後 に 決行 する

地下 室 に は 何 が ある の か ? 知り たければ 見 に 行けば いい

それ が 調査 兵 団 だ ろ ?

では 各 班 を 任せた ぞ

( クラース ) ああ ( 立ち上がる 音 )

くれぐれも 秘密裏 に な

( ハロルド ) でも 今日 ぐらい は 肉 を 食って も いい です よ ね ?

( ディルク ) そうだ な

たまに は ガキ ども に 大人 の 甲斐 ( かい ) 性 を 見せつけて やら ねえ と

シャーディス 団長 の 隠匿 罪 に ついて は どう する ?

( ハンジ ) 放っとけば いい あんな の に 構って る 暇 は ない よ

( マレーネ ) ショック だ よ な ハンジ あんた の 憧れ だった のに

( ハンジ ) うるさい ! あっ

( エルヴィン ) 何 だ ? リヴァイ

( リヴァイ ) 気 の 早い 話 だ が

ウォール ・ マリア を 奪還 した あと は どう する ?

何より 防衛 策 の 確立 が 先 だ と 思う が その あと は ?

脅威 の 排除 だ

壁 の 外 に は どうしても 我々 を 巨人 に 食わせ たい と

思って いる ヤツ が いる らしい から な

もっとも それ が 何 な の か は 地下 室 に 答え が ある と 踏んで いる

だから さっき 言った とおり だ 地下 室 に 行った あと に 考えよう

お前 が そこ まで 生きて る か 分から ねえ から 聞いて んだ ぜ

その 体 は もう 以前 の ように は 動かせ ねえ

現場 の 指揮 は ハンジ に 託せ

お 荷物 抱え ん の は 真っ 平 だ

お前 は ここ で 果報 を 待て

連中 に は 俺 が そう ゴネ た と 説明 する

いや 実際 そう する つもりだ

それ で いい な ?

( エルヴィン ) ダメだ

餌 で かまわ ない 囮 ( おとり ) に 使え

指揮 権 の 序列 も これ まで どおり

私 が ダメ なら ハンジ ハンジ が ダメ なら 次 だ

確かに 困難な 作戦 に なる と 予想 さ れる が

人類 に とって 最も 重要な 作戦 に なる

その ため に 手 は 尽くして ある 全て 私 の 発案 だ

私 が やら なければ 成功 率 が 下がる

そう だ 作戦 は 失敗 する かも しれ ねえ

その うえ お前 が くたばったら 後 が ねえ

お前 は 椅子 に 座って 頭 を 動かす だけ で 十分だ

巨人 に とっちゃ それ が いちばん 迷惑な 話 で

人間 に とっちゃ それ が いちばん いい 選択 の はずだ

( エルヴィン ) いい や 違う

いちばん は この 作戦 に 全て を 懸ける こと に …

おいおい おいおい 待て 待て

これ 以上 俺 に 建て前 を 使う なら お前 の 両 脚 の 骨 を 折る

ちゃんと あと で 繋 ( つな ) がり やすい ように して み せる

だが ウォール ・ マリア 奪還 作戦 は 確実に お 留守番 し ねえ と な

しばらく は 便所 に 行く の も 苦労 する ぜ

フッ … それ は 困る な

確かに お前 の 言う とおり —

手負い の 兵士 は 現場 を 退く ころ かも しれ ない

でも な この世 の 真実 が 明らかに なる 瞬間 に は

私 が 立ち会わ なければ なら ない

それ が そんなに 大事 か ? て め え の 脚 より ?

ああ

人類 の 勝利 より ?

( エルヴィン ) ああ

( リヴァイ ) そう か

エルヴィン お前 の 判断 を 信じよう

( ドア の 開閉 音 )

( ハロルド ) 今日 は 特別な 夜 だ が くれぐれも 民間 人 に 悟ら れる な よ

兵士 ならば 騒ぎ 過ぎ ぬ よう 英気 を 養って みせろ

( コニー ) えっ … 肉 ?

何 これ … 肉 ?

( サシャ ) マジ かや

( ハロルド ) 今晩 は ウォール ・ マリア 奪還 の 前祝い だ

( ハロルド ) かんぱ 〜 い ! ( 調査 兵 たち ) う お 〜!

( ハロルド ) あれ ? ちょっと …

( 調査 兵 ) 落ち着けよ 均等に 分ける んだ よ

( 調査 兵 ) おい ! それ は デケ え から 2 枚 分 だ

( 調査 兵 ) ダメだ !

( 調査 兵 ) お前 は 槍 ( やり ) が 下手くそだ ろ

期待 でき ねえ から 俺 に 譲れ !

なんだ と !

( ジャン ) て め え ! ふざけ んじゃ ねえ ぞ ! 芋 女

自分 が 何 して っか 分かって ん の か ?

やめて くれ ! サシャ 俺 お前 を 殺し たく ねえ んだ

( ジャン ) 1 人 で 全部 食う ヤツ が ある か

うわ あ 〜! 食って る 食って る 食って る !

サシャ ! その 肉 は ジャン だ 分から なく な っち まった の か ?

( マルロ ) 調査 兵 団 は 肉 も 食え なかった の か 不憫 ( ふびん ) だ な

( コニー ) あ …

( ミカサ ) コニー 早く サシャ を 落として

( コニー ) やって る

けど こいつ 意識 ない の に 動いて んだ よ

( ディルク ) オイ 負傷 者 が 出て る ぞ …

( ハンジ ) 誰 だ 肉 を 与えよう って 言った の は

( ハロルド ) すいません

奮発 して 2 か月 分 の 食費 を つぎ込んだ の が よく なかった ようです

( エレン ) これ で いい か

( コニー ) やっと 力尽きた

しかし こんな クズ でも

以前 は 人 に 肉 を 分け 与えよう と して た んだ よ な

えっ いつ だ よ ?

4 か月 前 固定 砲 整備 の あの 日 だ よ

あ …

上官 の 食料 庫 から お 肉 盗 ( と ) って き ました

大丈夫です よ !

土地 を 奪還 すれば また 牛 も 羊 も 飼え ます から

( コニー ) また だ また 巨人 が 入って くる !

消えた !

( ベルトルト ) 気の毒だ と 思った よ

( 肩 を 叩く 音 ) ( コニー ) おい

あっ

あれ から まだ 4 か月 しか 経 ( た ) って ない の か

まだ 4 か月 だ

でも 4 か月 で 俺 たち あの リヴァイ 班 だ

スピード 出世 って やつ だ よ な ?

( エレン ) お前 は 天才 だ から な

当ったり 前 だ ろ

( エレン ) 食 おうぜ メシ が 冷め ち ま うよ

( サシャ ) ん ん 〜!

( ジャン ) だ から お前 は まだ 何の 経験 も ねえ んだ から

後衛 ( こうえい ) だっ つって んだ ろ

( マルコ ) 確かに 俺 は まだ 弱い が

だからこそ 前線 で 敵 の 出方 を 探る に は

うってつけじゃ ない か

何 だ ? いっち ょ まえ に 自己 犠牲 語って 勇敢 気取り か

しかし その 精神 が なければ

全体 を 機能 さ せる こと は でき ない だろう

あの なあ 誰 だって 最初 は 新 兵 な んだ

新 兵 から 真っ先 に 捨て 駒 に して たら 次の 世代 に 続か ねえ だろう ?

だから お前 ら の 班 は 後ろ から 見学 でも して

生きて 帰る こと が 仕事 な んだ よ

う …

いちばん 使え ねえ の は

一 に も 二 に も 突撃 しか でき ねえ 死に 急ぎ 野郎 だ よ なあ ?

ジャン そりゃ 誰 の こと だ ?

(2 人 ) あっ

お前 以外 に いる かよ 死 に 急ぎ 野郎 は

それ が 最近 分かった んだ けど 俺 は 結構 普通な んだ よ な

そんな 俺 に 言わ せりゃ お前 は 臆病 すぎ だ ぜ ジャン

いい 調子 じゃ ねえ か イノシシ 野郎 !

て め え こそ なんで 髪 伸ばして んだ この 勘違い 野郎 !

( 調査 兵 ) おい 何 だ ?

( コニー ) 顔 以外 に し とけよ

( ジャン ) て め え ! ( エレン ) 破けちゃ うだろう が !

( マルコ ) あいつ ら 何 やって んだ ?

( エレン ) おりゃ ! ( ジャン ) どう っ …

( ジャン ) ああ …

( ジャン ) この 野郎 ! ( エレン ) ぐう っ

( 調査 兵 ) 根性 見せろ !

( 調査 兵 ) 腰 引けて ん ぞ !

何 か 始まった ぞ

騒ぐ なって 言った のに

ハア ハア … マジ な 話 よ お

( エレン ) ああ ?

( ジャン ) 巨人 の 力 が なかったら お前 何 回 死んで んだ ?

その 度 に ミカサ に 助けて もらって

これ 以上 死 に 急いだら

( ジャン ) ぶ っ 殺す ぞ ! ( エレン ) セイッ

それ は 肝 に 銘じ とく から !

お前 こそ 母ちゃん 大事に しろ よ

ジャンボー !

( ジャン ) それ は 忘れろ 〜!

( エレン ) ワッサッ

( アルミン ) 止め なくて いい の ?

うん

いい と 思う

( エレン ) ハア ハア …

( エレン ) なんで 誰 も 止めて くれ ねえ んだ

( ジャン ) いつまで 続く んだ ? マズ い ぞ もう 肉 が 出て きち まう

( リヴァイ ) おい

( エレン ) が っ … ( ジャン ) う お っ

( リヴァイ ) お前 ら 全員 はしゃぎ 過ぎ だ

もう 寝ろ

( ジャン が 吐く 声 )

あと 掃除 しろ

( 一同 ) 了解 !

( サシャ ) ん 〜 ん 〜!

( エレン ) いって え

自分 で 言う の も な んだ けど

俺 もっと 大事に さ れた ほう が いい と 思う

( アルミン ) むしろ ケガ して も

すぐ 治る から な あって 思って 見て たよ

ひで え 話 だ

自分 から 仕掛けた くせ に

( アルミン ) でも 元気 が 戻った ね

( エレン ) 教官 に 会って よかった よ

俺 は 別に …

元気 が あろう と なかろう と やる こと を やる つもりだ

でも そう だ な 楽に なった よ

考えて もしょう が ねえ こと ばかり 考えて た

なんで 俺 に は

ミカサ や リヴァイ 兵 長 みて え な 力 が ね えん だって

妬 ん じ まった

でも 兵 長 だって お前 だって 一 人 じゃ どうにも なら ない よ な

だから 俺 たち は

自分 に できる こと を なんか 見つけて

それ を 繋ぎ合わせて 大きな 力 に 変える こと が できる

人 と 人 が 違う の は きっと こういう とき の ため だった んだ

( アルミン ) うん

きっと そう だ

あ …

( エレン ) うん ?

( ミカサ ) ウォール ・ マリア を 取り戻して 襲って くる 敵 を 全部 倒したら

また 戻れる の ? あの とき に

( エレン ) 戻す んだ よ

でも もう 全部 は 返って こ ねえ

ツケ を 払って もらわ ねえ と

( ミカサ ) そう

( アルミン ) それ だけ じゃ ない よ

海 だ

商人 が 一生 かけて も 取り 尽くせ ない ほど の

巨大な 塩 の 湖 が ある

壁 の 外 に ある の は 巨人 だけ じゃ ない よ

炎 の 水 氷 の 大地 砂 の 雪原

それ を 見 に 行く ため に 調査 兵 団 に 入った んだ から

あっ ああ … そう だった な

あ …

( アルミン ) だ から まずは 海 を 見 に 行こう よ !

エレン は まだ 疑って いる んだろう ?

見て ろ よ 絶対 ある んだ から !

しょうが ねえ

そりゃ 実際 見る しか ねえ な

( アルミン ) 約束 だ から ね 絶対 だ よ !

( ミカサ ) また 2 人 しか 分から ない 話して る

( アルミン ) この 壁 の 中 の 何 倍 も 広い んだ よ !

( エレン ) 分かって る よ

( エレン ) 日没 直前 …

いよいよ だ な

( フレーゲル ) お 〜 い !

( ハンジ ) ん ?

( フレーゲル ) ハンジ さ 〜 ん !

頑張れ 〜!

( ハンジ ) フレーゲル ?

( 住民 ) ウォール ・ マリア を 取り返して くれ !

( 住民 ) 人類 の 未来 を 任せた ぞ !

( 住民 ) リヴァイ 兵 長 !

この 街 を 救って くれて ありがとう !

全員 無事 で 帰って きて くれよ

( 住民 ) でも 領土 は 取り戻して くれ !

勝手 を 言 いやがる

( ハンジ ) まあ あん だけ 騒いだら バレ る よ ね

( ハロルド ) それ が リーブス 商会 から 肉 を 取り寄せた もの で

( ディルク ) フレーゲル め

(3 人 ) う お 〜! 任せろ 〜!

( クラース ) 調査 兵 団 が これ だけ 歓迎 さ れる の は

いつ 以来 だ ?

さて な そんな とき が あった の か ?

私 が 知る かぎり で は 初めて だ

う お 〜!

( 住民 たち ) う お 〜!

う お 〜!

( 住民 たち ) う お 〜!

ウォール ・ マリア 最終 奪還 作戦 開始 !

( 調査 兵 たち ) う お 〜!

進め 〜!

( いななき )

( 雄 たけ び )

♪〜

( 乱れる 音楽 ) ( リヴァイ ) お前 ら …

( 乱れる 音楽 と セリフ の 断片 )

( 止まる 音楽 )

( リヴァイ ) お前 ら …

自分 で 何 を やって いる の か 分かって いる の か ?

( ミカサ の 雄 たけ び )

ぐ っ う う …

う う 〜 っ

♪〜

〜♪


Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 12 shingeki||kyojin|season|attack||titan|season|episode Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 12

( リヴァイ ) つまり これ で ウォール ・ マリア の 穴 を 塞ぐ こと が 可能に なった |||||まりあ||あな||ふさぐ|||かのうに|

( アルミン ) 調査 兵 団 は ウォール ・ マリア 奪還 作戦 の 準備 を 急いで いた |ちょうさ|つわもの|だん|||まりあ|だっかん|さくせん||じゅんび||いそいで|

( ハンジ ) おお 〜

いい ぞ   やった な エレ …

エレン ?

( エレン ) 早く 武器 を そろえて 行き ましょう |はやく|ぶき|||いき|

シガンシナ 区 に |く|

( ケニー ) どうも こいつ を 打って 巨人 に なる らしい な ||||うって|きょじん||||

( アルミン ) そして もう 1 つ

彼ら の 運命 を 握る もの が ここ に あった かれら||うんめい||にぎる|||||

( ドア が 開く 音 ) どあ||あく|おと

( ザックレー ) 遅れて すま ん な |おくれて|||

それ で ? 瓶 の 中身 は 解明 でき そうな の か ? ||びん||なかみ||かいめい||そう な||

( ハンジ ) それ が どうも 我々 の 技術 で は ||||われわれ||ぎじゅつ||

これ 以上 探る こと は でき ない ようです |いじょう|さぐる|||||

エレン と ヒストリア から 聞いた ように ||||きいた|

人間 の 骨髄 液 由来 の 成分 で は ある ような のです が にんげん||こつずい|えき|ゆらい||せいぶん||||||

この 液体 は 空気 に 触れる と たちまち 気化 して しまい |えきたい||くうき||ふれる|||きか||

分析 は 困難です ぶんせき||こんなんです

やはり 我々 の 技術 と は 比較 に なら ない ほど 高度な 代物 です |われわれ||ぎじゅつ|||ひかく|||||こうどな|しろもの|

レイス 家 が 作った のだ と したら 一体 どう やって … |いえ||つくった||||いったい||

( ザックレー ) う 〜 ん

( ピクシス ) ならば 下手に 扱う より も 当初 の 目的 に 使用 する ほか なかろう ||へたに|あつかう|||とうしょ||もくてき||しよう|||

すると 誰 に 委ねる ? |だれ||ゆだねる

エルヴィン 君 か ? |きみ|

( エルヴィン ) いえ

私 は 兵士 と して は 手負い の 身 です わたくし||へいし||||ておい||み|

この 箱 は 最も 生存 確率 の 高い 優れた 兵士 に 委ねる べき か と |はこ||もっとも|せいぞん|かくりつ||たかい|すぐれた|へいし||ゆだねる|||

リヴァイ 引き受けて くれる か ? |ひきうけて||

( リヴァイ ) 任務 なら 命令 すれば いい なぜ そんな こと を 聞く ? |にんむ||めいれい|||||||きく

これ を 使用 する 際 は どんな 状況 下 か 分から ない ||しよう||さい|||じょうきょう|した||わから|

つまり 現場 の 判断 も 含めて 君 に 託す こと に なり そうだ |げんば||はんだん||ふくめて|きみ||たくす||||そう だ

状況 に よって は 誰 に 使用 する べき か 君 が 決める こと に なる じょうきょう||||だれ||しよう||||きみ||きめる|||

任せて も いい か ? まかせて|||

お前 の 夢 って の が かなったら その あと は どう する ? おまえ||ゆめ|||||||||

( エルヴィン ) それ は … 分から ない か なえて み ない こと に は な |||わから|||||||||

そう か 分かった   了解 だ ||わかった|りょうかい|

う 〜 ん

ところで そろそろ 私 の 作品 を 披露 し たい のだ が ||わたくし||さくひん||ひろう||||

考えて くれた か ? かんがえて||

まだ 諦めて おら ん かった か |あきらめて||||

あのような おぞましい もの 民衆 に 晒 ( さら ) して みよ |||みんしゅう||さら|||

兵 団 へ の 信頼 も 地 に 叩 ( たた ) き 落とさ れる ぞ つわもの|だん|||しんらい||ち||たた|||おとさ||

( ザックレー ) 芸術 を 分から ん ヤツ め |げいじゅつ||わから||やつ|

♪〜

〜♪

つまり エレン の 父 グリシャ ・ イェーガー は |||ちち|||

壁 の 外 から 来た 人間 である 可能 性 が 高い と かべ||がい||きた|にんげん||かのう|せい||たかい|

そう   アニ や ライナー ベルトルト と 同じ ように |||らいなー|||おなじ|

彼 は 巨人 の 力 を 持って いた し ね かれ||きょじん||ちから||もって|||

でも その 3 人 と 違う の は ||じん||ちがう||

壁 の 中 の 人類 に 協力 的だった って こと かべ||なか||じんるい||きょうりょく|てきだった||

( クラース ) 調査 兵 団 に 興味 を 持って たって 話 なら |ちょうさ|つわもの|だん||きょうみ||もって||はなし|

もっと 協力 して くれて も よかった んだ が な |きょうりょく|||||||

( ハンジ ) どうか な

恐らくは この 壁 に 入って から おそらくは||かべ||はいって|

独力 で 王政 を 探る など して いた んだろう し どくりょく||おうせい||さぐる|||||

いずれ に して も

すさまじい 意識 と 覚悟 が なきゃ できる こと じゃ ない |いしき||かくご||||||

そんな お 父さん が 調査 兵 団 に 入り たい と 言った — ||とうさん||ちょうさ|つわもの|だん||はいり|||いった

10 歳 の 息子 に 見せ たかった 家 の 地下 室 さい||むすこ||みせ||いえ||ちか|しつ

死に際 に そこ に 全て が ある と 言い残した 地下 室 しにぎわ||||すべて||||いいのこした|ちか|しつ

そこ に は 一体 何 が ある と 思う ? |||いったい|なん||||おもう

( エルヴィン ) 言って は いけなかった こと |いって|||

いや

グリシャ ・ イェーガー が 言い たくて も 言え なかった こと |||いい|||いえ||

つまり 初代 レイス 王 が |しょだい||おう|

我々 の 記憶 から 消して しまった 世界 の 記憶 … われわれ||きおく||けして||せかい||きおく

だ と 思い たい が ||おもい||

ここ で 考えた ところ で 分かる わけ が ない ||かんがえた|||わかる|||

本日 で 全て の 準備 は 整った ほんじつ||すべて||じゅんび||ととのった

ウォール ・ マリア 奪還 作戦 は 2 日 後 に 決行 する |まりあ|だっかん|さくせん||ひ|あと||けっこう|

地下 室 に は 何 が ある の か ? 知り たければ 見 に 行けば いい ちか|しつ|||なん|||||しり||み||いけば|

それ が 調査 兵 団 だ ろ ? ||ちょうさ|つわもの|だん||

では 各 班 を 任せた ぞ |かく|はん||まかせた|

( クラース ) ああ ( 立ち上がる 音 ) ||たちあがる|おと

くれぐれも 秘密裏 に な |ひみつり||

( ハロルド ) でも 今日 ぐらい は 肉 を 食って も いい です よ ね ? ||きょう|||にく||くって|||||

( ディルク ) そうだ な |そう だ|

たまに は ガキ ども に 大人 の 甲斐 ( かい ) 性 を 見せつけて やら ねえ と ||がき|||おとな||かい||せい||みせつけて|||

シャーディス 団長 の 隠匿 罪 に ついて は どう する ? |だんちょう||いんとく|ざい|||||

( ハンジ ) 放っとけば いい あんな の に 構って る 暇 は ない よ |ほっとけば|||||かまって||いとま|||

( マレーネ ) ショック だ よ な ハンジ あんた の 憧れ だった のに |しょっく|||||||あこがれ||

( ハンジ ) うるさい !  あっ

( エルヴィン ) 何 だ ?  リヴァイ |なん||

( リヴァイ ) 気 の 早い 話 だ が |き||はやい|はなし||

ウォール ・ マリア を 奪還 した あと は どう する ? |まりあ||だっかん|||||

何より 防衛 策 の 確立 が 先 だ と 思う が その あと は ? なにより|ぼうえい|さく||かくりつ||さき|||おもう||||

脅威 の 排除 だ きょうい||はいじょ|

壁 の 外 に は どうしても 我々 を 巨人 に 食わせ たい と かべ||がい||||われわれ||きょじん||くわせ||

思って いる ヤツ が いる らしい から な おもって||やつ|||||

もっとも それ が 何 な の か は 地下 室 に 答え が ある と 踏んで いる |||なん|||||ちか|しつ||こたえ||||ふんで|

だから さっき 言った とおり だ 地下 室 に 行った あと に 考えよう ||いった|||ちか|しつ||おこなった|||かんがえよう

お前 が そこ まで 生きて る か 分から ねえ から 聞いて んだ ぜ おまえ||||いきて|||わから|||きいて||

その 体 は もう 以前 の ように は 動かせ ねえ |からだ|||いぜん||||うごかせ|

現場 の 指揮 は ハンジ に 託せ げんば||しき||||たくせ

お 荷物 抱え ん の は 真っ 平 だ |にもつ|かかえ||||まっ|ひら|

お前 は ここ で 果報 を 待て おまえ||||かほう||まて

連中 に は 俺 が そう ゴネ た と 説明 する れんちゅう|||おれ||||||せつめい|

いや 実際 そう する つもりだ |じっさい|||

それ で いい な ?

( エルヴィン ) ダメだ |だめだ

餌 で かまわ ない   囮 ( おとり ) に 使え えさ||||おとり|||つかえ

指揮 権 の 序列 も これ まで どおり しき|けん||じょれつ||||

私 が ダメ なら ハンジ ハンジ が ダメ なら 次 だ わたくし||だめ|||||だめ||つぎ|

確かに 困難な 作戦 に なる と 予想 さ れる が たしかに|こんなんな|さくせん||||よそう|||

人類 に とって 最も 重要な 作戦 に なる じんるい|||もっとも|じゅうような|さくせん||

その ため に 手 は 尽くして ある 全て 私 の 発案 だ |||て||つくして||すべて|わたくし||はつあん|

私 が やら なければ 成功 率 が 下がる わたくし||||せいこう|りつ||さがる

そう だ 作戦 は 失敗 する かも しれ ねえ ||さくせん||しっぱい||||

その うえ お前 が くたばったら 後 が ねえ ||おまえ|||あと||

お前 は 椅子 に 座って 頭 を 動かす だけ で 十分だ おまえ||いす||すわって|あたま||うごかす|||じゅうぶんだ

巨人 に とっちゃ それ が いちばん 迷惑な 話 で きょじん||||||めいわくな|はなし|

人間 に とっちゃ それ が いちばん いい 選択 の はずだ にんげん|||||||せんたく||

( エルヴィン ) いい や 違う |||ちがう

いちばん は この 作戦 に 全て を 懸ける こと に … |||さくせん||すべて||かける||

おいおい おいおい 待て 待て ||まて|まて

これ 以上 俺 に 建て前 を 使う なら お前 の 両 脚 の 骨 を 折る |いじょう|おれ||たてまえ||つかう||おまえ||りょう|あし||こつ||おる

ちゃんと あと で 繋 ( つな ) がり やすい ように して み せる |||つな|||||||

だが ウォール ・ マリア 奪還 作戦 は 確実に お 留守番 し ねえ と な ||まりあ|だっかん|さくせん||かくじつに||るすばん||||

しばらく は 便所 に 行く の も 苦労 する ぜ ||べんじょ||いく|||くろう||

フッ … それ は 困る な |||こまる|

確かに お前 の 言う とおり — たしかに|おまえ||いう|

手負い の 兵士 は 現場 を 退く ころ かも しれ ない ておい||へいし||げんば||しりぞく||||

でも な この世 の 真実 が 明らかに なる 瞬間 に は ||このよ||しんじつ||あきらかに||しゅんかん||

私 が 立ち会わ なければ なら ない わたくし||たちあわ|||

それ が そんなに 大事 か ? て め え の 脚 より ? |||だいじ||||||あし|

ああ

人類 の 勝利 より ? じんるい||しょうり|

( エルヴィン ) ああ

( リヴァイ ) そう か

エルヴィン お前 の 判断 を 信じよう |おまえ||はんだん||しんじよう

( ドア の 開閉 音 ) どあ||かいへい|おと

( ハロルド ) 今日 は 特別な 夜 だ が くれぐれも 民間 人 に 悟ら れる な よ |きょう||とくべつな|よ||||みんかん|じん||さとら|||

兵士 ならば 騒ぎ 過ぎ ぬ よう 英気 を 養って みせろ へいし||さわぎ|すぎ|||えいき||やしなって|

( コニー ) えっ … 肉 ? ||にく

何 これ … 肉 ? なん||にく

( サシャ ) マジ かや

( ハロルド ) 今晩 は ウォール ・ マリア 奪還 の 前祝い だ |こんばん|||まりあ|だっかん||まえいわい|

( ハロルド ) かんぱ 〜 い ! ( 調査 兵 たち ) う お 〜! |||ちょうさ|つわもの|||

( ハロルド ) あれ ?  ちょっと …

( 調査 兵 ) 落ち着けよ 均等に 分ける んだ よ ちょうさ|つわもの|おちつけよ|きんとうに|わける||

( 調査 兵 ) おい ! それ は デケ え から 2 枚 分 だ ちょうさ|つわもの|||||||まい|ぶん|

( 調査 兵 ) ダメだ ! ちょうさ|つわもの|だめだ

( 調査 兵 ) お前 は 槍 ( やり ) が 下手くそだ ろ ちょうさ|つわもの|おまえ||やり|||へたくそだ|

期待 でき ねえ から 俺 に 譲れ ! きたい||||おれ||ゆずれ

なんだ と !

( ジャン ) て め え !  ふざけ んじゃ ねえ ぞ ! 芋 女 ||||||||いも|おんな

自分 が 何 して っか 分かって ん の か ? じぶん||なん|||わかって|||

やめて くれ !  サシャ 俺 お前 を 殺し たく ねえ んだ |||おれ|おまえ||ころし|||

( ジャン ) 1 人 で 全部 食う ヤツ が ある か |じん||ぜんぶ|くう|やつ|||

うわ あ 〜! 食って る 食って る 食って る ! ||くって||くって||くって|

サシャ !  その 肉 は ジャン だ 分から なく な っち まった の か ? ||にく||||わから||||||

( マルロ ) 調査 兵 団 は 肉 も 食え なかった の か 不憫 ( ふびん ) だ な |ちょうさ|つわもの|だん||にく||くえ||||ふびん|||

( コニー ) あ …

( ミカサ ) コニー 早く サシャ を 落として ||はやく|||おとして

( コニー ) やって る

けど こいつ 意識 ない の に 動いて んだ よ ||いしき||||うごいて||

( ディルク ) オイ 負傷 者 が 出て る ぞ … |おい|ふしょう|もの||でて||

( ハンジ ) 誰 だ 肉 を 与えよう って 言った の は |だれ||にく||あたえよう||いった||

( ハロルド ) すいません

奮発 して 2 か月 分 の 食費 を つぎ込んだ の が よく なかった ようです ふんぱつ||かげつ|ぶん||しょくひ||つぎこんだ|||||

( エレン ) これ で いい か

( コニー ) やっと 力尽きた ||ちからつきた

しかし こんな クズ でも ||くず|

以前 は 人 に 肉 を 分け 与えよう と して た んだ よ な いぜん||じん||にく||わけ|あたえよう||||||

えっ いつ だ よ ?

4 か月 前 固定 砲 整備 の あの 日 だ よ かげつ|ぜん|こてい|ほう|せいび|||ひ||

あ …

上官 の 食料 庫 から お 肉 盗 ( と ) って き ました じょうかん||しょくりょう|こ|||にく|ぬす||||

大丈夫です よ ! だいじょうぶです|

土地 を 奪還 すれば また 牛 も 羊 も 飼え ます から とち||だっかん|||うし||ひつじ||かえ||

( コニー ) また だ また 巨人 が 入って くる ! ||||きょじん||はいって|

消えた ! きえた

( ベルトルト ) 気の毒だ と 思った よ |きのどくだ||おもった|

( 肩 を 叩く 音 ) ( コニー ) おい かた||たたく|おと||

あっ

あれ から まだ 4 か月 しか 経 ( た ) って ない の か |||かげつ||へ|||||

まだ 4 か月 だ |かげつ|

でも 4 か月 で 俺 たち あの リヴァイ 班 だ |かげつ||おれ||||はん|

スピード 出世 って やつ だ よ な ? すぴーど|しゅっせ|||||

( エレン ) お前 は 天才 だ から な |おまえ||てんさい|||

当ったり 前 だ ろ あたったり|ぜん||

( エレン ) 食 おうぜ メシ が 冷め ち ま うよ |しょく||めし||さめ|||

( サシャ ) ん ん 〜!

( ジャン ) だ から お前 は まだ 何の 経験 も ねえ んだ から |||おまえ|||なんの|けいけん||||

後衛 ( こうえい ) だっ つって んだ ろ こうえい|||||

( マルコ ) 確かに 俺 は まだ 弱い が |たしかに|おれ|||よわい|

だからこそ 前線 で 敵 の 出方 を 探る に は |ぜんせん||てき||でかた||さぐる||

うってつけじゃ ない か

何 だ ?  いっち ょ まえ に 自己 犠牲 語って 勇敢 気取り か なん||||||じこ|ぎせい|かたって|ゆうかん|きどり|

しかし その 精神 が なければ ||せいしん||

全体 を 機能 さ せる こと は でき ない だろう ぜんたい||きのう|||||||

あの なあ 誰 だって 最初 は 新 兵 な んだ ||だれ||さいしょ||しん|つわもの||

新 兵 から 真っ先 に 捨て 駒 に して たら 次の 世代 に 続か ねえ だろう ? しん|つわもの||まっさき||すて|こま||||つぎの|せだい||つづか||

だから お前 ら の 班 は 後ろ から 見学 でも して |おまえ|||はん||うしろ||けんがく||

生きて 帰る こと が 仕事 な んだ よ いきて|かえる|||しごと|||

う …

いちばん 使え ねえ の は |つかえ|||

一 に も 二 に も 突撃 しか でき ねえ 死に 急ぎ 野郎 だ よ なあ ? ひと|||ふた|||とつげき||||しに|いそぎ|やろう|||

ジャン   そりゃ 誰 の こと だ ? ||だれ|||

(2 人 ) あっ じん|

お前 以外 に いる かよ 死 に 急ぎ 野郎 は おまえ|いがい||||し||いそぎ|やろう|

それ が 最近 分かった んだ けど 俺 は 結構 普通な んだ よ な ||さいきん|わかった|||おれ||けっこう|ふつうな|||

そんな 俺 に 言わ せりゃ お前 は 臆病 すぎ だ ぜ ジャン |おれ||いわ||おまえ||おくびょう||||

いい 調子 じゃ ねえ か イノシシ 野郎 ! |ちょうし||||いのしし|やろう

て め え こそ なんで 髪 伸ばして んだ この 勘違い 野郎 ! |||||かみ|のばして|||かんちがい|やろう

( 調査 兵 ) おい 何 だ ? ちょうさ|つわもの||なん|

( コニー ) 顔 以外 に し とけよ |かお|いがい|||

( ジャン ) て め え ! ( エレン ) 破けちゃ うだろう が ! |||||やぶけちゃ||

( マルコ ) あいつ ら 何 やって んだ ? |||なん||

( エレン ) おりゃ ! ( ジャン ) どう っ …

( ジャン ) ああ …

( ジャン ) この 野郎 ! ( エレン ) ぐう っ ||やろう|||

( 調査 兵 ) 根性 見せろ ! ちょうさ|つわもの|こんじょう|みせろ

( 調査 兵 ) 腰 引けて ん ぞ ! ちょうさ|つわもの|こし|ひけて||

何 か 始まった ぞ なん||はじまった|

騒ぐ なって 言った のに さわぐ||いった|

ハア ハア … マジ な 話 よ お ||||はなし||

( エレン ) ああ ?

( ジャン ) 巨人 の 力 が なかったら お前 何 回 死んで んだ ? |きょじん||ちから|||おまえ|なん|かい|しんで|

その 度 に ミカサ に 助けて もらって |たび||||たすけて|

これ 以上 死 に 急いだら |いじょう|し||いそいだら

( ジャン ) ぶ っ 殺す ぞ ! ( エレン ) セイッ |||ころす|||

それ は 肝 に 銘じ とく から ! ||かん||めいじ||

お前 こそ 母ちゃん 大事に しろ よ おまえ||かあちゃん|だいじに||

ジャンボー !

( ジャン ) それ は 忘れろ 〜! |||わすれろ

( エレン ) ワッサッ

( アルミン ) 止め なくて いい の ? |とどめ|||

うん

いい と 思う ||おもう

( エレン ) ハア ハア …

( エレン ) なんで 誰 も 止めて くれ ねえ んだ ||だれ||とどめて|||

( ジャン ) いつまで 続く んだ ? マズ い ぞ もう 肉 が 出て きち まう ||つづく||||||にく||でて||

( リヴァイ ) おい

( エレン ) が っ … ( ジャン ) う お っ

( リヴァイ ) お前 ら 全員 はしゃぎ 過ぎ だ |おまえ||ぜんいん||すぎ|

もう 寝ろ |ねろ

( ジャン が 吐く 声 ) ||はく|こえ

あと 掃除 しろ |そうじ|

( 一同 ) 了解 ! いちどう|りょうかい

( サシャ ) ん 〜 ん 〜!

( エレン ) いって え

自分 で 言う の も な んだ けど じぶん||いう|||||

俺 もっと 大事に さ れた ほう が いい と 思う おれ||だいじに|||||||おもう

( アルミン ) むしろ ケガ して も ||けが||

すぐ 治る から な あって 思って 見て たよ |なおる||||おもって|みて|

ひで え 話 だ ||はなし|

自分 から 仕掛けた くせ に じぶん||しかけた||

( アルミン ) でも 元気 が 戻った ね ||げんき||もどった|

( エレン ) 教官 に 会って よかった よ |きょうかん||あって||

俺 は 別に … おれ||べつに

元気 が あろう と なかろう と やる こと を やる つもりだ げんき||||||||||

でも そう だ な   楽に なった よ ||||らくに||

考えて もしょう が ねえ こと ばかり 考えて た かんがえて||||||かんがえて|

なんで 俺 に は |おれ||

ミカサ や リヴァイ 兵 長 みて え な 力 が ね えん だって |||つわもの|ちょう||||ちから||||

妬 ん じ まった ねた|||

でも 兵 長 だって お前 だって 一 人 じゃ どうにも なら ない よ な |つわもの|ちょう||おまえ||ひと|じん||||||

だから 俺 たち は |おれ||

自分 に できる こと を なんか 見つけて じぶん||||||みつけて

それ を 繋ぎ合わせて 大きな 力 に 変える こと が できる ||つなぎあわせて|おおきな|ちから||かえる|||

人 と 人 が 違う の は きっと こういう とき の ため だった んだ じん||じん||ちがう|||||||||

( アルミン ) うん

きっと そう だ

あ …

( エレン ) うん ?

( ミカサ ) ウォール ・ マリア を 取り戻して 襲って くる 敵 を 全部 倒したら ||まりあ||とりもどして|おそって||てき||ぜんぶ|たおしたら

また 戻れる の ?  あの とき に |もどれる||||

( エレン ) 戻す んだ よ |もどす||

でも もう 全部 は 返って こ ねえ ||ぜんぶ||かえって||

ツケ を 払って もらわ ねえ と つけ||はらって|||

( ミカサ ) そう

( アルミン ) それ だけ じゃ ない よ

海 だ うみ|

商人 が 一生 かけて も 取り 尽くせ ない ほど の しょうにん||いっしょう|||とり|つくせ|||

巨大な 塩 の 湖 が ある きょだいな|しお||こ||

壁 の 外 に ある の は 巨人 だけ じゃ ない よ かべ||がい|||||きょじん||||

炎 の 水 氷 の 大地 砂 の 雪原 えん||すい|こおり||だいち|すな||せつげん

それ を 見 に 行く ため に 調査 兵 団 に 入った んだ から ||み||いく|||ちょうさ|つわもの|だん||はいった||

あっ ああ … そう だった な

あ …

( アルミン ) だ から まずは 海 を 見 に 行こう よ ! ||||うみ||み||いこう|

エレン は まだ 疑って いる んだろう ? |||うたがって||

見て ろ よ   絶対 ある んだ から ! みて|||ぜったい|||

しょうが ねえ

そりゃ 実際 見る しか ねえ な |じっさい|みる|||

( アルミン ) 約束 だ から ね   絶対 だ よ ! |やくそく||||ぜったい||

( ミカサ ) また 2 人 しか 分から ない 話して る ||じん||わから||はなして|

( アルミン ) この 壁 の 中 の 何 倍 も 広い んだ よ ! ||かべ||なか||なん|ばい||ひろい||

( エレン ) 分かって る よ |わかって||

( エレン ) 日没 直前 … |にちぼつ|ちょくぜん

いよいよ だ な

( フレーゲル ) お 〜 い !

( ハンジ ) ん ?

( フレーゲル ) ハンジ さ 〜 ん !

頑張れ 〜! がんばれ

( ハンジ ) フレーゲル ?

( 住民 ) ウォール ・ マリア を 取り返して くれ ! じゅうみん||まりあ||とりかえして|

( 住民 ) 人類 の 未来 を 任せた ぞ ! じゅうみん|じんるい||みらい||まかせた|

( 住民 ) リヴァイ 兵 長 ! じゅうみん||つわもの|ちょう

この 街 を 救って くれて ありがとう ! |がい||すくって||

全員 無事 で 帰って きて くれよ ぜんいん|ぶじ||かえって||

( 住民 ) でも 領土 は 取り戻して くれ ! じゅうみん||りょうど||とりもどして|

勝手 を 言 いやがる かって||げん|

( ハンジ ) まあ あん だけ 騒いだら バレ る よ ね ||||さわいだら||||

( ハロルド ) それ が リーブス 商会 から 肉 を 取り寄せた もの で ||||しょうかい||にく||とりよせた||

( ディルク ) フレーゲル め

(3 人 ) う お 〜!  任せろ 〜! じん|||まかせろ

( クラース ) 調査 兵 団 が これ だけ 歓迎 さ れる の は |ちょうさ|つわもの|だん||||かんげい||||

いつ 以来 だ ? |いらい|

さて な そんな とき が あった の か ?

私 が 知る かぎり で は 初めて だ わたくし||しる||||はじめて|

う お 〜!

( 住民 たち ) う お 〜! じゅうみん|||

う お 〜!

( 住民 たち ) う お 〜! じゅうみん|||

ウォール ・ マリア 最終 奪還 作戦 開始 ! |まりあ|さいしゅう|だっかん|さくせん|かいし

( 調査 兵 たち ) う お 〜! ちょうさ|つわもの|||

進め 〜! すすめ

( いななき )

( 雄 たけ び ) おす||

♪〜

( 乱れる 音楽 ) ( リヴァイ ) お前 ら … みだれる|おんがく||おまえ|

( 乱れる 音楽 と セリフ の 断片 ) みだれる|おんがく||せりふ||だんぺん

( 止まる 音楽 ) とまる|おんがく

( リヴァイ ) お前 ら … |おまえ|

自分 で 何 を やって いる の か 分かって いる の か ? じぶん||なん||||||わかって|||

( ミカサ の 雄 たけ び ) ||おす||

ぐ っ う う …

う う 〜 っ

♪〜

〜♪