( 鳶 一 折紙 ( と び いち おりがみ ) ) 五 河 琴 里 ( いつか ことり ) …
( 五 河 琴 里 ) う っ う う う …
ち … ちょっと 士 道 ( しどう ) これ …
( 五 河 士 道 ) 来る ぞ 琴 里 !
( 士 道 ・ 琴 里 ) あっ
( 琴 里 ) う わ あ ~ っ !
♪ ~
( ナレーション ) 日常 の 中 で 思い は いつも 交錯 する
真実 を 忘れ た 赤い 炎
事実 を 知った 白い 炎
2 つ の 炎 ま みえる 時 ―
すべて は 焼き 尽くさ れる
~ ♪
う っ う う …
ああ … 乗せ られ た あ …
う わ あ ~ っ !
( 神無月 恭平 ( かんなづき きょうへい ) ) う ー む …
大丈夫 でしょ か ね 士 道 君 は
( 村雨 令 音 ( むらさめ れい ね ) ) いや むしろ 琴 里 に 限って は こちら の ほう が いい の かも しれ ない
フッ … シン も やる じゃ ない か
少し 余計 な 気 を 回し すぎ た かも しれ ない な
( 神無月 ) そう でしょ う か …
ほら 琴 里 手
( 琴 里 ) は あっ ? 子供 扱い し ない で くれる ?
それとも もし かして 怖い の ? 士 道
そう だ よ ~ だ から 手 つ ない で くれよ ~
( 琴 里 ) ん … 何 よ 気持ち 悪い !
う ぇ ー ん 琴 里 う ぇ ー ん
( 琴 里 ) 分かった わ よっ ! もう …
( 神無月 ) あ あっ ! なんと もったいない こと を 士 道 君
司令 に 抱きつけ ば ―
合法 的 に 柔らか な お 体 を 堪能 でき ―
もしかしたら ―
硬い 靴 底 で 顔 に 跡 を つけ て いただける かも しれ ない の に っ !
ど わ ー っ なぜ 一緒に 乗る ん です か っ ! ?
そこ は 司令 だけ を カート に 乗せ 自分 は 足 で 走る べき でしょ う !
サディスティック に ほほ笑み ながら ―
迫る 司令 の カート !
次第に 詰まる 距離 !
その 場 に 倒れ込 ん だ なら ―
苛烈 な バンパー の 洗礼 が 体 を 蹂躙 ( じゅうりん ) する !
あー っ 司令 お 慈悲 を !
あー っ お 慈悲 を ! お 慈悲 を !
( 椎崎 ( し いざ き ) ) 士 道 君 インカム 捨て て 正解 で し た ね
( 夜 刀 神 十 香 ( や とが み と おか ) ) うむ さすが は シドー お すすめ の ジャングル クルーズ だ !
( 四 糸 乃 ( よしの ) ) 楽しい です ね …
( よし の ん ) のんびり できる し ねえ
シドー と 琴 里 が 一緒 なら もっと 楽しい と 思う の だ が ―
なぜ 来 ない の だ ?
よし やはり 呼 ん で こよ う
( 四 糸 乃 ) あ ダメ です 十 香 さん …
( 十 香 ) なぜ だ ? 楽しい こと は みんな で …
そう じゃ ない ん です …
まあ 全部 はっきり 聞い た わけ じゃ ない ん だ けど ね …
琴 里 が 精霊 だ と ! ?
士 道 さん は 十 香 さん や 私 の 時 と 同じ ように ―
琴 里 さん の 精霊 の 力 を 封印 しよ う と し てる みたい です …
( よし の ん ) 失敗 し たら 琴 里 ちゃん が どう なる か 分から ない
なんて こと も 聞こえ た から さ
邪魔 は マズ い か な あって
そう だった の か …
何 か 私 たち に できる こと は ない の か ?
琴 里 に は 恩義 が ある 私 に も 助け させ て ほしい の だ
それ に 琴 里 は 何と いう か シドー に 似 て いる 匂い が する
あっ シャンプー が 同じ だ から ねえ
キャッハハハハッ
( 四 糸 乃 ) 今 は 士 道 さん に 任せる しか あり ませ ん
( オペレーター A ) 緊急 事態 発生 NDW 029 ( ゼロ ニイ キュウ ) 所在 不明 !
( オペレーター B ) 搬入 車 の 使用 形跡 なし !
( 日下部 燎子 ( くさ かべ りょう こ ) ) う っ !
( 整備 チーフ ) ホワイト ・ リコリス の 兵 装 一式 と ―
ありったけ の 弾薬 が 丸ごと なくなって ます
配備 点検 を 終え て 休憩 から 戻った 時 に は すでに …
( 折紙 ) これ を 使え ば “ イフリート ” を 倒す こと も 可能 ?
( 燎子 ) 折紙 …
ハアッ …
あー っ 遊園地 ナメ て た わ 超 楽しい わ
フンッ 子供 な ん だ から
高校 卒業 まで に は おし め が 取れる と いい わ ね
( 士 道 ) スプラッシュ コースター で は しゃい で た お 前 に 言わ れ たく ねえ
何で すって !
フンッ いい わ 疲れ た し それ に …
まあ つまらなく は なかった し …
( 士 道 ) うん そ っか
遊園地 来 た の どれ くらい ぶり だ っけ か
家族 で なんて 確か …
5 年 前 よ
( 士 道 ) そんなに なる か
私 の 両親 は 5 年 前 …
( 琴 里 ) 5 年 前 私 は 精霊 に なった
何 ?
え ? もし かして …
( 士 道 ) 琴 里 ( 琴 里 ) う … ふ ぁ ふ ぁい っ ! ?
し … 士 道 ? その うん …
確か に 頃合い だ と は 思う ん だ けど …
その せめて もう 少し 人 け の ない 場所 に 行か ない ?
( 士 道 ) なんで だ ? ( 琴 里 ) な なんで って …
う …
別に いい じゃ ない か ここ で
その だ な … 琴 里
( 琴 里 ) ん … 何 ?
( 士 道 ) 聞き たい こと が …
キ … キス し たい だ なんて そんな はっきり ! ?
て … え ?
な … 何でも ない わ よっ !
何 よ 聞き たい こと って 早く 言い なさい よ !
( 士 道 ) あ ああ …
その 琴 里 お前 は 5 年 前 …
( 爆発 音 )
ハッ
琴 里 ! う っ !
( 折紙 ) 士 道 ここ は 危険 離れ て い て
折紙 ?
( 人々 の 叫び声 )
( 士 道 ) 折紙 ! お前 …
今 何 し た か 分かって る の か !
五 河 琴 里 を … 殺し た
( 琴 里 ) “ 殺し た ” ねえ
ずいぶん と まあ お 手軽 に 言って くれる じゃ ない の
鳶 一 折紙 …
あなた は もう 少し 賢明 な 人 か と 思って い た の だ けれど
警報 も 鳴って い ない 避難 も でき て い ない 中 で ―
ミサイル ぶ っ放す よう な クレイジー な 女 だった と は ね
( 士 道 ) 琴 里 !
神 威 霊 装 ・ 五 番 ( エロ ヒム ・ ギボール )
灼 爛 殲鬼 ( カマ エル )
見つけ た …
よう や くっ !
う っ ぐ あっ !
琴 里 折紙 やめろ っ !
やめろ !
やめ て くれ えー っ !
( 爆発 音 )
この 感じ …
( 十 香 ) まさか 琴 里 が ?
な … 何 を する よし の ん
( よし の ん ) ダメ だ よ 十 香 ちゃん !
今 の 君 たち は 精霊 の 力 を 士 道 君 の 中 に ―
封印 し て いる 状態 な ん だ よ
この 爆発 音 から 考え て も 相手 は よっぽど の やつ だ
行け ば 命 の 保証 は ない !
あっ …
忠告 は 感謝 する だ が シドー を 放って は お けん
十 香 ちゃん …
( 十 香 ) シドー が 全力 で 琴 里 を 助ける なら ―
私 も 全力 で シドー を 守る !
よし の ん
私 も … ダメ ?
( よし の ん ) 四 糸 乃 が 自分 で 決め た こと なら 止める わけない でしょ
う う う …
ずいぶん と 行儀 の 悪い 武器 を 使う わ ね
( 折紙 ) 指向 性 随意 領域 ( テリトリー ) 展開
座標 固定 !
ハァ ハァ う っ
やって くれる じゃ ない
見 た こと の ない 機体 ね 新型 かしら
う っ う っ …
力 を 使い すぎ … あっ
琴 里 !
クリーヴリーフ 展開 !
指向 性 随意 領域 ( テリトリー ) 展開
う っ う っ …
討 滅 せよ ブラスターク !
琴 里 !
( 折紙 ) 防 性 随意 領域 ( プロテクト テリトリー ) 展開 !
くっ !
( 琴 里 ) あら さっき まで の 威勢 は どう し た の ?
私 を 倒す ん でしょ う ?
私 を 討つ ん でしょ う ?
私 を 殺す ん でしょ う ?
なら 早く 飛び なさい
切 っ 先 を 銃口 を 私 に 向け なさい
で ない と … フフ フッ
あなた が 先 に 死 ん で しまう わ よ
( 士 道 ) 琴 里 やめる ん だ !
( 折紙 ) ぐ う っ !
( 琴 里 ) な ー んだ もう 終わり ? つまらない の
灼 爛 殲鬼 ( カマ エル ) 砲 ( メギド )
いい わ 戦 え ない の なら あなた は もう 要ら ない
( 士 道 ) 琴 里 やめろ ー っ !
イフリート
イヤ な 名前 を 知って いる わ ね 一体 どこ で 調べ た の かしら ?
( 折紙 ) そう やって 殺し た の ?
5 年 前 私 の お 父さん と お 母 さん を !
えっ 何 を ?
5 年 前 私 の 両親 は 炎 の 精霊 あなた の 手 で 殺さ れ た
忘れる もの か !
絶対 に 忘れる もの か
だから 殺す 私 が 殺す
あなた を 殺す !
イフリートッ !
ハッ そんな 私 は …
今度 は 外さ な いっ !
( 琴 里 ) うつ …
琴 里 !
( 折紙 ) 随意 領域 ( テリトリー ) 凝縮
ホワイト ・ リコリス 臨界 駆動
折紙 やめろ ! やめ て くれ !
( 折紙 ) 士 道 邪魔 を し ない で
( 士 道 ) そんな わけ いく か !
( 折紙 ) あなた に は 言った はず
私 は 両 親 の 敵 ( かたき ) を 討つ ため に 今 まで 生き て き た
イフリート を
五 河 琴 里 を 殺す こと だけ が 今 の 私 の 存在 理由
( 士 道 ) ダメ だ !
ダメ な ん だ お前 は 殺し ちゃ
その 引き金 を 引 い たら きっと 戻 れ なく なる !
( 崇 宮 真 那 ( たかみ や ま な ) ) 慣れ て いやがり ます から …
俺 は そんな お 前 を 見 たく ない !
それ でも かまわ ない
私 の 手 で イフリート を 討 てる なら …
折紙 1 つ 答え て くれ
お前 が 敵 ( かたき ) と 狙って る の は “ イフリート ” なん だ よ な
俺 の 妹 五 河 琴 里 じゃ なく 炎 の 精霊 イフリート な ん だ よ な !
何 を 言って いる の ?
( 士 道 ) いい から 答えろ
お前 の 敵 ( かたき ) は 炎 の 精霊 で 人間 で ある 俺 の 妹 は 関係ない ん だ な
( 折紙 ) あなた の 言う こと は 不可解
確か に 私 の 敵 ( かたき ) は 炎 の 精霊 イフリート
でも 五 河 琴 里 は 精霊
その 条件 は 成立 し 得 ない
そこ を ど い て 士 道
ダメ だ 折紙 俺 に 時間 を くれ
( 折紙 ) 認め られ ない 今 が イフリート を 討つ 最大 の 好機
頼む !
きれい事 かも しれ ない けど ―
俺 は かわいい 妹 が 殺さ れる の を 無視 する こと も
友達 が 絶望 に ひた っち まう の を ―
黙って 見 て いる こと も でき ない ん だ よ !
それ でも 私 は …
ハッ … 折紙 !
( 折紙 ) ああ あ あっ ! ( 十 香 ) ああ あ あっ !
( 士 道 ) 十 香 四 糸 乃
無事 か 2 人 と も
( よし の ん ) やっ は ー 間一髪 だった ねえ
感謝 の 言葉 なら あと で 聞く よ
でも 今 は …
邪魔 を !
シドー ここ は 私 たち に 任せ て 早く 逃げろ !
( 士 道 ) 十 香 四 糸 乃
( 十 香 ) いい から 早く !
そんなに 長く は もち ませ ん !
( 士 道 ) すま ん
あなた たち に 構って る 暇 は ない !
もう やめる の だ 鳶 一 折紙
琴 里 を 殺し て も 意味 など ない !
あなた に 何 が 分かる っ !
分かる 分かる と も ! 忘れ た の か
貴 様 が シドー に し た こと を っ !
私 は あの 時 とても とても イヤ な 気持ち だった
つらかった 悲しかった
貴 様 も 父母 ( ふ ぼ ) を 失った 時 そう だった の で あ ろ う
今度 は シドー に 同じ 思い を 味わわ せる つもり か
私 は イヤ だ
シドー を あんな 気持ち に さ せ たく は ない !
( 士 道 ) お前 に あんな いい 奴 ら を 殺し て ほしく ない ん だ
( 折紙 ) う あ あー っ !
( 十 香 ) ぐ あ あー っ !
士 道 …
( 士 道 ) 大丈夫 だ すぐ に 何とか し て やる
琴 里
( 琴 里 ) は … はい
( 士 道 ) 令 音 さん と 連絡 が 取れ ない 以上 琴 里 の 好感 度 を 確かめる 手 は ない
もし 力 が 封印 でき なかったら …
( 折紙 ) イフリートッ !
琴 里
琴 里 琴 里
お前 は 俺 の かわいい 妹 だ この世 で 一 番 の 自慢 の 妹 だ
もう どう しよう も ない くらい 大好き だ
愛し てる !
ふ … ふ えー っ …
琴 里 お前 は 俺 の こと 好き か ?
そ そんな こと 急に 言わ れ て も …
( 士 道 ) 琴 里 !
( 琴 里 ) 好き ! 私 も 大好き よ !
お 兄ちゃん 大好き !
世界 で 一 番 愛し てる !
今 の は …
( 琴 里 ) 思い … 出し た …
あの 時 あそこ に は …
ぐ あっ !
士 道 ! ?
ハッ … 今 の は …
( 士 道 ) 折紙 お前 は さっき 言った よ な
自分 の 敵 ( かたき ) は “ 炎 の 精霊 イフリート ” であって
“ 人間 の 五 河 琴 里 ” じゃ ない って
もう 琴 里 は 精霊 じゃ ない 人間 だ
だから 俺 を 狙え
今 は 俺 が イフリート だ !
何 が 一体 …
( 士 道 ) 思い出し た ん だ
5 年 前 の あの 時 俺 と 琴 里 が 何 を し て い た か
( 折紙 ) イフリート は 私 の 両親 を !
( 士 道 ) 確か に 火事 が 起こった の は イフリート が 原因 だ
でも 琴 里 は … 誰 も 殺し て なんか い ない !
( 折紙 ) そんな はず は ない あれ は 確か に 精霊 の 姿 だった
( 士 道 ) いたん だ よ あの 場 に は !
もう 1 人 … 琴 里 を こんな 目 に 遭わ せ た 精霊 が !
そんな 言葉 を 信じろ と いう の ?
( 士 道 ) ああ
( 折紙 ) 信じ たい でも 信じ られ ない
どう し て も 信じ られ ない なら イフリート を
この 俺 を 討って くれ
折紙 お前 あの 時 言った よ な
( 折紙 ) もう 私 と 同じ 思い を する 人 は 作ら せ ない
あ …
くっ … 活動 限界 ?
そんな こんな 所 で !
お 願い だ 俺 から 琴 里 を 奪わ ない で くれ
あいつ は 俺 を 救って くれ た
あいつ が い なかったら 今 の 俺 は い なかった
頼む ! 俺 を 信じ て くれ っ !
は ぁ っ …
( 時 崎 狂 三 ( と きさき くるみ ) ) フウッ まだまだ 足り ませ ん わ ねえ …
( 令 音 ) すま なかった シン
今日 の こと は 完全 に 私 の 判断 ミス だ
( 士 道 ) 十 香 たち を デート に 同行 さ せ た こと です か ?
でも それ なら …
いや そもそも デート など す べき で は なかった ん だ
昨日 シン が 目覚め て すぐ ―
封印 し て しまった ほう が 安全 だった
ただ あまり に も 琴 里 が ―
今日 の デート を 楽しみ に し て い た ので ね
は ? でも そんな の 無理 でしょ う ?
好感 度 を 上げ ない と 封印 は …
これ は …
( 令 音 ) 昨日 から の 君 に 対する 琴 里 の 好感 度 の 推移 さ
そう 一 度 たり と も 変動 し て い ない
ずっと MAX 状態 の まま
最後 に 言って い た じゃあ ない か
琴 里 は お 兄ちゃん が 大好き な の さ
えっ
( 士 道 ) の わ っ ! ? ( 琴 里 ) て え えー いっ !
そんな の 数値 ミス よ 計測 ミス に 決まって る ん だ から !
( 令 音 ) そんな こと は ない
数値 に 問題 は
( 琴 里 ) “ ラ ・ ピュセル ” の 限定 ミルク シュー クリーム 10 個
すま ない シン きっと 故障 だ
( 士 道 ) は は あ …
それ より 体 は 大丈夫 な の か ?
まだ 寝 て た ほう が いい ん じゃ …
そんな 暇 ない わ すぐ に 資料 を 作成 し ない と
ようやく 思い出し た ん だ も の 5 年 前 の 精霊 の こと
また 記憶 が 消さ れる 可能 性 が ゼロ じゃ ない 以上 ―
私 たち 2 人 の 頭 の 中 以外 に 記録 し て おく 必要 が ある わ
そう か … 無理 する な よ
( 琴 里 ) 善処 する わ
ねえ 士 道
私 の 霊 力 を 封印 する 前 に 言った こと 本当 ?
もちろん 本当 さ 大好き だ ぞ 琴 里
あっ
あ その … わ 私 …
( 士 道 ) 妹 と し て な
そっち か ー いっ !
う は ぁ っ ! ? 琴 里
何 よ !
( 士 道 ) その リボン 最高 に 似合って る ぞ !
( 琴 里 ) うん あり が と お 兄ちゃん
( 士 道 ) あり が と な 助け て くれ て
お前 と 四 糸 乃 が 来 て くれ なかったら ―
琴 里 も 折紙 も 今頃 どう なって た か 分から ない
( 十 香 ) 私 は シドー の 思い に 応え た だけ だ きっと 四 糸 乃 も 同じ だ ろ う
シドー お 願い だ
これ から も 精霊 が 現れ たら 救って やって ほしい
私 や 四 糸 乃 や 琴 里 と 同じ ように
( 士 道 ) ああ 約束 する
( 十 香 ) だ が キス は する な ( 士 道 ) えっ ! ?
( 十 香 ) な … なぜ だ か 分から ない が ―
シドー が 誰 か と キス を する の を 見る と ―
イヤ な 感じ が する の だ だ から …
い い や ちょっと それ は 何と いう か …
( 十 香 ) だったら 今 私 と キス を し て くれ っ !
なん で っ ! ?
シドー ダメ か ?
( 琴 里 ) ひ ゅ ー っ やる わ ね 士 道
私 たち に かまわ ず 続き を し たら ?
( 士 道 ) な … 何 の ぞい てん だ よ !
シドー いい から …
( 琴 里 ) キース ! キース !
( 一同 ) キース ! キース ! キース ! キース !
( 士 道 ・ 十 香 ) う っ あっ ! ?
続き は いずれ
いずれ
♪ ~
~ ♪