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Hikaru no go episode 5 (audio+ subtitle)

Hikaru no go episode 5 (audio+ subtitle)

平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は

遥かな 時 を 越えて

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に

さあ 投 了かい ?

冬 の プール が 待って る ぜ

まったって 言った じゃ ない か ヒカル 石 は 一 度 置いたら 動かせません それ が 一 手 の 重み です でも … 落ち着いて ヒカル 大丈夫 また 逆転 の 余地 は あります さあ まっすぐ 全力 で 追いかけます よ ね 今 ヒカル の 声 し なかった ? 進藤 君 ?

あ ! 分かった !

私 たち の 前 誰 か 誘ったって 言って た の あれ 進藤 君 でしょう ? 何 よ ~

いい から ~ いい から ~

ねこ の たこ焼き とっても 美味しい よ

もう 一 個 買って こよう よ

どこ に 買ったっけ ? 交差 の あっち 側 美味しい ね これ 青海苔 つい てるよ おかしかった ね 先 の 本当 ! でも あの オチ は ない よ ね

あれ 進藤 君 じゃ ない ?

本当に 来て た んだ

じゃ 私 たち は

そう ね

そんな !

進藤 君 に よろしく ~

もう !

ヒカル 来て た の ?

行か ないって 言う から 私 サヤカ たち と 来ちゃった の 何 して ん の ? 碁 ? また ?

コミ を 入れて 白 六十八 目 半

黒 六十八 目

半 目 … 負け … 一 歩 届きません でした か くそ ! 佐 為 !

お前 「 大丈夫 」って 言った くせ に 私 は 精一杯 やりました よ バカヤロ ! お前 の せい だ !

あ ~ 冬 の プール ~

あの 大差 から

半 目差 まで 追い詰めた

しっ信じられ ん … この 怒涛 の 追撃 か と 思う と 筒井 でも やら ない ような あの 中盤 の ボカ 僕 でも は 余計だ 筒井 ! 学 ラン 脱げ

何で プール に 入る の は 彼 だった いい から 脱げって わ ~? 何 す んだ よ

筒井 囲碁 大会 の 団体 戦 の メンバー が 決まった ぜ

俺 に お前 に こいつ だ !

そんな の だめだ よ

負けた んだろう 一 つ くらい 言う こと を 聞け !

いつ な の ? その 大会

今度 の 日曜日 十 時 から

場所 は ?

海 王 中

う ひ ょ ~ ここ が 海 王 中 か

うんっと 下駄 箱 で 上履き に 履き 替えって 本館 四 階 の 第 二 会議 室 か 迷子 なる そう まあ 全国 有数 の 進学 校 なんて こんな 機会 で も なきゃ 一生 来る こと ない よ なぁ

日曜日 も 練習 して る んだ

ええっと ここ か ちょっと 早かった かな 筒井 さん たち まだ いない や いい か いつも 以上 の 力 が 出せる と 思う な 当たった 相手 が 自分 より 強けりゃ 負ける の は 当たり前な んだ から じゃ 少し 打っと こう か 今井 は 岡田 と 竹下 は 私 と 今年 も やはり 海 王 が ずば抜けて る みたいです が さて 次 は どこ が 来る でしょう ね 今日 は どういった 大会 です か 中学 の 団体 戦 だって さ

三 人 一 組 で

二 勝 した ほう が 勝ち らしい よう

男子 八 校 に 女子 六 校 か

意外 と 少ない んだ な

葉 瀬 中 はっと あった あった

わくわく します ね あ ~ 早く 打ちたい あ ~ もう どきどき です ~ 佐 為今 日 お前 寝て て い いよ 俺 が 打つ から ヒカル ! でっでも … 俺 だって さ 少し は 覚えて きた し 打ちたい んだ よ 自分 で でも ! 昨晩 「 あ ! 明日 は 大会 行か なきゃ 」 と 言って

歴史 の 宿題 さ せました よ ね ! 別に お前 に 打た せて やる なんて 一言 も 言って ないし

ヒカル ずるい ずるい ~

ヒカル なんか

あっという間 に 負けちゃ います よ いい んだ よ 負けたって どうせ 俺 は おまけ なんだ から な けっこう 盛り上がって る だろう げっあ の 人 高田 さんち の 兄ちゃん じゃ ない か ヤッベー 俺 たち も ちょっと 打っと こうぜ あ しかし 海 王 の 囲碁 部 は すげ ー な この ホール だって 部室 と して 使って る らしい ぜ 何 だって 規模 が 違う から な 部員 の 数 だって 五十 人 くらい いる らしい ぜ

この 辺 に じっと して よ

トーナメント 表 見た か

あー

海 王 と は 決勝 まで は あたら ない

うまく いけば

準 優勝 は できる かも しれ ない

あー

わり ぃわ り ぃ

何 やって んだ よ もう ~!

ええっと こう だっけ ? そこ じゃ ない だろう

何 言って んだ よ こう だ よ !

いや それ は そこ じゃ ないって 俺 やろう か おい 何 す んだ ! ヒカル ! こう 来て それ から こうって こう なって ええっと この後 は … あこう だ それ から で さっき の ところ が こう なって ええっと ここ まで それ が どうした ! そんな こと 分かって る んだ よ

一 手 目 から 並べる なんて

ちょっと 打てる 者 なら 誰 でも でき ら ぁ

あっち 行って ろ ごっごめん 石 が ずれて りゃ 形成 逆転 だった のに さあ 続き やろう ぜ どっち から な ? お前 これ 本当に できる か …

くそ どこ の 中学 だ あいつ

え ? 知って る 人 が いる ?

だから あんまり 目立た ないで ね

あっちゃ ー

ばれたら その 時 で

確かに ちょっと 打てる 者 なら

一 手 目 から 並べ 返す の は たやすい こと

しかし ヒカル が 石 を 持った の は つい この 間

石 に 触れた こと は 数えるほど

今 分かった ような 気 が する

私 は なぜ ヒカル に 引き寄せられた の か 時間 だ それ で は 一 回 戦 を 始めます えー 女子 一 回 戦 海 王 中 対 岩名 中 は A 席 阿 由 中 対 川 萩中 は B 席 男子 の 一 回 戦 は 海 王 中 対 浜地 中 が C 席

D 席 が 田 井 中 対 岩名 中

E 席 は 阿 由 中 対 佐 和良 中

そして

葉 瀬 中 対 川 萩中 は F 席

それぞれ 席 に 着きました か おっと 小さく なって なきゃ なっ何 す んだ ! まだ 始まって ない のに !

だめ だって

対局 時計 は 押す と 動き 始める から

たっ対局 時計 ? 持ち 時間 一 人 四十五 分

一 手 打つ ごと に これ を 押す んだ よ

分かった ?

おいおい 騒が ず に 目立た ず に じゃ なかった の か

佐 為 !

何で 黙って た んだ よ ?

時計 の こと ぐらい 教えて くれて も いい だろう !

そんな もの 秀 策 の 時代 に は ありません よ 大体 「 今日 は 俺 が 打つ 」 なんて 偉 そうな こと を 言って おいて 私 に 頼る なんて おかしい じゃ ないで す か ぁ あっこの ヤロ ! もう いい !

お前 なんか 一切 出て くる な !

へん 知りません から ね ヒカル もし かして 将棋 部 の 人 ? 何で 将棋 部 の 人 が 来て る の ?

メンバー は 足りなかった の ?

たった 三 人 が いない んだ いい から 速く ニギ れよ ニギ る ? 振り駒 の 方 が いい んじゃ ない ?

碁 で よかった な

如 果 是 将棋 的 话

将棋 なら お前 の 王将 は 五 分 で 死んで いる が

碁 なら 十 分 は かかる

五 分 だけ 寿命 が 延びた な

くそ !

僕 の 棋 力 も 知ら ないで よく そんな こと が 言える ね

強い 奴 か 弱い 奴 か すぐに 分かる

鼻 からきゃ ん き ゃん 噛み付いて くる の は 弱い

はい そこ 速く ニギって 二 、 四 、 六 、 八 、 九 俺 が 白 だ な 白 ? じゃ 僕 が 黒

で 進藤 君 は 白

白 ?

では 始めて ください

お 願い します 筒井 ! 何 して る ?

バカ かお 前 は ?

本 見て 打って る だ ぁ ?

別に ルール 違反 じゃ …

そんな も 広げてっから 弱い んだ よ お前 は ! 相手 が 変化 して くれば

定石 の 本 なんか 役立た ず な の は 分かって んだろう か

それ は 百 も 承知 だ けど これ 開いて ない と 不安で

そこ ! 静かに !

頼む 目立た ないで ~

知る か もう !

バーカ

君 時計 押し 忘れ てるよ

僕って 親切でしょう やれやれ ひどい 部 だ な 対局 時計 も 知ら ない 奴 と 定石 の 本 広げて る バカ と 人数 あわせ の 将棋 部 一 回 戦 は 楽勝 だ な

いい な ~ 私 も 打ちたい ~ 打ちたい です ~ ヒカル ~ ヒカルって ば 聞こえ ね ー よ まっ負けました … よ ー し 十 分 気 を 散らす な 先生 大丈夫 二 勝 した 方 が 勝ち なんだ

お前たち 二 人 は 勝てる

森山 に は 気の毒だった が

相手 が 強 すぎ だ

さてっと こいつ の 実力 を 見せて もらおう か 何 じゃ こりゃ ? めちゃくちゃ へたくそじゃ ね ー か

そう な んです

いくら なんでも お粗末 すぎる

あの 怒涛 の 追撃 は まぐれ だった の か

あれ は 私 私

お前 な やる 気 ある の か

やる 気 満々

お前 の 実力 は こんな もん じゃ ね ー だろう

それとも 遊んで ん の か

遊んで る よ

何 ?

だって

ね ほら

碁盤 に は 九 つ の 星 が ある だろう ?

ここ は 宇宙 な んだ

そこ に さ 石 を 一つ一つ 置いて いく んだ

星 を 一つ一つ 増やす ように さ

どんどん 宇宙 を 作って いく んだ

まるで 神様 みたいだろう

俺 は 神様 に なる んだ

この 碁盤 の 上 で

ね まだ 打つ の ?

俺 もっと 打ちたい けど だめ かな だって もう 勝ち負け はっきり して る じゃ ん 僕 疲れる だけ だ よ 先ほど ヒカル が 一 手 目 から 並べた の は まぐれ だった んでしょう か ヒカル に

塔 矢 アキラ ほど の 碁 打ち の 才 の 片鱗 を 見た と 思った のに

これ で 一 勝 一 敗

頼み は 筒井 だ


Hikaru no go episode 5 (audio+ subtitle) hikaru||||| Hikaru no go Folge 5 (Audio+Untertitel) Hikaru no go episode 5 (audio+ subtitle)

平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は へいあん|じだい||ご|うち|ふしわら|たすく|ため| Fujiwara Sawa

遥かな 時 を 越えて はるかな|じ||こえて Beyond the distant time

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った しんどう|||こころ||よみがえった

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に かみ||ひと|て||きわめる||

さあ 投 了かい ? |とう|りょうかい

冬 の プール が 待って る ぜ ふゆ||ぷーる||まって||

まったって 言った じゃ ない か ヒカル 石 は 一 度 置いたら 動かせません それ が 一 手 の 重み です でも … 落ち着いて ヒカル まった って|いった|||||いし||ひと|たび|おいたら|うごかせ ませ ん|||ひと|て||おもみ|||おちついて| 大丈夫 だいじょうぶ また 逆転 の 余地 は あります さあ まっすぐ 全力 で 追いかけます よ ね 今 ヒカル の 声 し なかった ? |ぎゃくてん||よち||あり ます|||ぜんりょく||おいかけ ます|||いま|||こえ|| 進藤 君 ? しんどう|きみ

あ ! 分かった ! わかった

私 たち の 前 誰 か 誘ったって 言って た の あれ 進藤 君 でしょう ? わたくし|||ぜん|だれ||さそった って|いって||||しんどう|きみ| 何 よ ~ なん|

いい から ~ いい から ~

ねこ の たこ焼き とっても 美味しい よ ||たこやき||おいしい|

もう 一 個 買って こよう よ |ひと|こ|かって||

どこ に 買ったっけ ? ||かった っけ 交差 の あっち 側 美味しい ね これ 青海苔 つい てるよ おかしかった ね 先 の こうさ||あっ ち|がわ|おいしい|||あおのり|||||さき| 本当 ! ほんとう でも あの オチ は ない よ ね ||おち||||

あれ 進藤 君 じゃ ない ? |しんどう|きみ||

本当に 来て た んだ ほんとうに|きて||

じゃ 私 たち は |わたくし||

そう ね

そんな !

進藤 君 に よろしく ~ しんどう|きみ||

もう !

ヒカル 来て た の ? |きて||

行か ないって 言う から 私 サヤカ たち と 来ちゃった の 何 して ん の ? いか|ない って|いう||わたくし||||きちゃ った||なん||| 碁 ? また ?

コミ を 入れて 白 六十八 目 半 こみ||いれて|しろ|ろくじゅうはち|め|はん

黒 六十八 目 くろ|ろくじゅうはち|め

半 目 … 負け … 一 歩 届きません でした か くそ ! はん|め|まけ|ひと|ふ|とどき ませ ん||| 佐 為 ! たすく|ため

お前 「 大丈夫 」って 言った くせ に 私 は 精一杯 やりました よ バカヤロ ! おまえ|だいじょうぶ||いった|||わたくし||せいいっぱい|やり ました|| お前 の せい だ ! おまえ|||

あ ~ 冬 の プール ~ |ふゆ||ぷーる

あの 大差 から |たいさ|

半 目差 まで 追い詰めた はん|まなざし||おいつめた

しっ信じられ ん … この 怒涛 の 追撃 か と 思う と 筒井 でも やら ない ような あの 中盤 の ボカ 僕 でも は 余計だ 筒井 ! しっ しんじ られ|||どとう||ついげき|||おもう||つつい||||||ちゅうばん|||ぼく|||よけいだ|つつい 学 ラン 脱げ まな|らん|ぬげ

何で プール に 入る の は 彼 だった いい から 脱げって わ ~? なんで|ぷーる||はいる|||かれ||||ぬげ って| 何 す んだ よ なん|||

筒井 囲碁 大会 の 団体 戦 の メンバー が 決まった ぜ つつい|いご|たいかい||だんたい|いくさ||めんばー||きまった|

俺 に お前 に こいつ だ ! おれ||おまえ|||

そんな の だめだ よ

負けた んだろう 一 つ くらい 言う こと を 聞け ! まけた||ひと|||いう|||きけ

いつ な の ? その 大会 |たいかい

今度 の 日曜日 十 時 から こんど||にちようび|じゅう|じ|

場所 は ? ばしょ|

海 王 中 うみ|おう|なか

う ひ ょ ~ ここ が 海 王 中 か |||||うみ|おう|なか|

うんっと 下駄 箱 で 上履き に 履き 替えって 本館 四 階 の 第 二 会議 室 か 迷子 なる そう まあ うん っと|げた|はこ||うわばき||はき|かえ って|ほんかん|よっ|かい||だい|ふた|かいぎ|しつ||まいご||| 全国 有数 の 進学 校 なんて ぜんこく|ゆうすう||しんがく|こう| こんな 機会 で も なきゃ 一生 来る こと ない よ なぁ |きかい||||いっしょう|くる||||

日曜日 も 練習 して る んだ にちようび||れんしゅう|||

ええっと ここ か ちょっと 早かった かな 筒井 さん たち まだ いない や いい か いつも 以上 の 力 が 出せる と 思う な 当たった 相手 が 自分 より 強けりゃ ええ っと||||はやかった||つつい|||||||||いじょう||ちから||だせる||おもう||あたった|あいて||じぶん||つよけりゃ 負ける の は 当たり前な んだ から まける|||あたりまえな|| じゃ 少し 打っと こう か 今井 は 岡田 と 竹下 は 私 と 今年 も やはり 海 王 が ずば抜けて る みたいです が さて 次 は どこ が 来る でしょう ね |すこし|だ っと|||いまい||おかた||たけした||わたくし||ことし|||うみ|おう||ずばぬけて|||||つぎ||||くる|| 今日 は どういった 大会 です か きょう|||たいかい|| 中学 の 団体 戦 だって さ ちゅうがく||だんたい|いくさ||

三 人 一 組 で みっ|じん|ひと|くみ|

二 勝 した ほう が 勝ち らしい よう ふた|か||||かち||

男子 八 校 に 女子 六 校 か だんし|やっ|こう||じょし|むっ|こう|

意外 と 少ない んだ な いがい||すくない||

葉 瀬 中 はっと あった あった は|せ|なか|||

わくわく します ね あ ~ 早く 打ちたい あ ~ もう どきどき です ~ 佐 為今 日 お前 寝て て い いよ 俺 が 打つ から |し ます|||はやく|うち たい|||||たすく|ためいま|ひ|おまえ|ねて||||おれ||うつ| ヒカル ! でっでも … 俺 だって さ 少し は 覚えて きた し 打ちたい んだ よ 自分 で でも ! で っ でも|おれ|||すこし||おぼえて|||うち たい|||じぶん|| 昨晩 「 あ ! さくばん| 明日 は 大会 行か なきゃ 」 と 言って あした||たいかい|いか|||いって

歴史 の 宿題 さ せました よ ね ! れきし||しゅくだい||せま した|| 別に お前 に 打た せて やる なんて 一言 も 言って ないし べつに|おまえ||うた||||いちげん||いって|

ヒカル ずるい ずるい ~

ヒカル なんか

あっという間 に 負けちゃ います よ いい んだ よ 負けたって どうせ 俺 は おまけ なんだ から な けっこう 盛り上がって る だろう げっあ の 人 高田 さんち の 兄ちゃん じゃ ない か ヤッベー 俺 たち も ちょっと 打っと こうぜ あ しかし 海 王 の 囲碁 部 は すげ ー な この ホール だって 部室 と して 使って る らしい ぜ あっというま||まけちゃ|い ます|||||まけた って||おれ|||||||もりあがって|||げ っあ||じん|たかた|||にいちゃん|||||おれ||||だ っと||||うみ|おう||いご|ぶ|||-|||ほーる||ぶしつ|||つかって||| 何 だって 規模 が 違う から な なん||きぼ||ちがう|| 部員 の 数 だって 五十 人 くらい いる らしい ぜ ぶいん||すう||ごじゅう|じん||||

この 辺 に じっと して よ |ほとり||||

トーナメント 表 見た か とーなめんと|ひょう|みた|

あー

海 王 と は 決勝 まで は あたら ない うみ|おう|||けっしょう||||

うまく いけば

準 優勝 は できる かも しれ ない じゅん|ゆうしょう|||||

あー

わり ぃわ り ぃ

何 やって んだ よ もう ~! なん||||

ええっと こう だっけ ? ええ っと||だ っけ そこ じゃ ない だろう

何 言って んだ よ こう だ よ ! なん|いって|||||

いや それ は そこ じゃ ないって 俺 やろう か おい 何 す んだ ! |||||ない って|おれ||||なん|| ヒカル ! こう 来て それ から こうって こう なって ええっと この後 は … あこう だ それ から で さっき の ところ が こう なって |きて|||こう って|||ええ っと|このあと|||||||||||| ええっと ここ まで それ が どうした ! ええ っと||||| Nun, was ist hier passiert? そんな こと 分かって る んだ よ ||わかって|||

一 手 目 から 並べる なんて ひと|て|め||ならべる|

ちょっと 打てる 者 なら 誰 でも でき ら ぁ |うてる|もの||だれ||||

あっち 行って ろ ごっごめん 石 が ずれて りゃ 形成 逆転 だった のに さあ 続き やろう ぜ どっち から な ? あっ ち|おこなって||ご っ ごめん|いし||||けいせい|ぎゃくてん||||つづき||||| Geh dorthin, Rogogo, es tut mir leid. Wenn die Steine falsch ausgerichtet waren, war es eine Umkehrung der Formation. Nun lass uns fortfahren, welches ist es? お前 これ 本当に できる か … おまえ||ほんとうに||

くそ どこ の 中学 だ あいつ |||ちゅうがく||

え ? 知って る 人 が いる ? しって||じん||

だから あんまり 目立た ないで ね ||めだた||

あっちゃ ー |-

ばれたら その 時 で ||じ| Wenn es herauskommt, dann

確かに ちょっと 打てる 者 なら たしかに||うてる|もの|

一 手 目 から 並べ 返す の は たやすい こと ひと|て|め||ならべ|かえす||||

しかし ヒカル が 石 を 持った の は つい この 間 |||いし||もった|||||あいだ

石 に 触れた こと は 数えるほど いし||ふれた|||かぞえるほど

今 分かった ような 気 が する いま|わかった||き||

私 は なぜ ヒカル に 引き寄せられた の か 時間 だ それ で は 一 回 戦 を 始めます えー 女子 一 回 戦 海 王 中 対 岩名 中 は A 席 阿 由 中 対 川 萩中 は B 席 わたくし|||||ひきよせ られた|||じかん|||||ひと|かい|いくさ||はじめ ます||じょし|ひと|かい|いくさ|うみ|おう|なか|たい|いわな|なか||a|せき|おもね|よし|なか|たい|かわ|はぎなか||b|せき 男子 の 一 回 戦 は だんし||ひと|かい|いくさ| 海 王 中 対 浜地 中 が C 席 うみ|おう|なか|たい|はまち|なか||c|せき

D 席 が 田 井 中 対 岩名 中 d|せき||た|い|なか|たい|いわな|なか

E 席 は 阿 由 中 対 佐 和良 中 e|せき||おもね|よし|なか|たい|たすく|かずよし|なか

そして

葉 瀬 中 対 川 萩中 は F 席 は|せ|なか|たい|かわ|はぎなか||f|せき

それぞれ 席 に 着きました か おっと 小さく なって なきゃ なっ何 す んだ ! |せき||つき ました|||ちいさく|||な っ なん|| Bist du zu jedem der Plätze gekommen? まだ 始まって ない のに ! |はじまって||

だめ だって

対局 時計 は 押す と 動き 始める から たいきょく|とけい||おす||うごき|はじめる|

たっ対局 時計 ? たっ たいきょく|とけい 持ち 時間 一 人 四十五 分 もち|じかん|ひと|じん|しじゅうご|ぶん

一 手 打つ ごと に これ を 押す んだ よ ひと|て|うつ|||||おす||

分かった ? わかった

おいおい 騒が ず に 目立た ず に じゃ なかった の か |さわが|||めだた|||||| War es nicht dumm und unbemerkt?

佐 為 ! たすく|ため

何で 黙って た んだ よ ? なんで|だまって|||

時計 の こと ぐらい 教えて くれて も いい だろう ! とけい||||おしえて||||

そんな もの 秀 策 の 時代 に は ありません よ 大体 「 今日 は 俺 が 打つ 」 なんて 偉 そうな こと を 言って おいて 私 に 頼る なんて おかしい じゃ ないで す か ぁ あっこの ヤロ ! ||しゅう|さく||じだい|||あり ませ ん||だいたい|きょう||おれ||うつ||えら|そう な|||いって||わたくし||たよる||||||||あっ この| もう いい !

お前 なんか 一切 出て くる な ! おまえ||いっさい|でて||

へん 知りません から ね ヒカル もし かして 将棋 部 の 人 ? |しり ませ ん||||||しょうぎ|ぶ||じん 何で 将棋 部 の 人 が 来て る の ? なんで|しょうぎ|ぶ||じん||きて||

メンバー は 足りなかった の ? めんばー||たりなかった|

たった 三 人 が いない んだ いい から 速く ニギ れよ ニギ る ? |みっ|じん||||||はやく|||| 振り駒 の 方 が いい んじゃ ない ? ふりごま||かた||||

碁 で よかった な ご|||

如 果 是 将棋 的 话 ごと|か|ぜ|しょうぎ|てき| Ryo Kasho Shogi Geschichte

将棋 なら お前 の 王将 は 五 分 で 死んで いる が しょうぎ||おまえ||おうしょう||いつ|ぶん||しんで||

碁 なら 十 分 は かかる ご||じゅう|ぶん||

五 分 だけ 寿命 が 延びた な いつ|ぶん||じゅみょう||のびた|

くそ !

僕 の 棋 力 も 知ら ないで よく そんな こと が 言える ね ぼく||き|ちから||しら||||||いえる|

強い 奴 か 弱い 奴 か すぐに 分かる つよい|やつ||よわい|やつ|||わかる

鼻 からきゃ ん き ゃん 噛み付いて くる の は 弱い はな|||||かみついて||||よわい Es ist schwach, aus meiner Nase zu beißen

はい そこ 速く ニギって 二 、 四 、 六 、 八 、 九 俺 が 白 だ な 白 ? ||はやく|ニギ って|ふた|よっ|むっ|やっ|ここの|おれ||しろ|||しろ じゃ 僕 が 黒 |ぼく||くろ

で 進藤 君 は 白 |しんどう|きみ||しろ

白 ? しろ

では 始めて ください |はじめて|

お 願い します 筒井 ! |ねがい|し ます|つつい 何 して る ? なん||

バカ かお 前 は ? ばか||ぜん| Bist du dumm?

本 見て 打って る だ ぁ ? ほん|みて|うって|||

別に ルール 違反 じゃ … べつに|るーる|いはん|

そんな も 広げてっから 弱い んだ よ お前 は ! ||ひろげて っ から|よわい|||おまえ| 相手 が 変化 して くれば あいて||へんか||

定石 の 本 なんか 役立た ず な の は 分かって んだろう か じょうせき||ほん||やくだた|||||わかって||

それ は 百 も 承知 だ けど これ 開いて ない と 不安で ||ひゃく||しょうち||||あいて|||ふあんで Ich weiß das hundert, aber ich mache mir Sorgen, dass dies nicht offen ist

そこ ! 静かに ! しずかに

頼む 目立た ないで ~ たのむ|めだた|

知る か もう ! しる||

バーカ

君 時計 押し 忘れ てるよ きみ|とけい|おし|わすれ|

僕って 親切でしょう やれやれ ひどい 部 だ な 対局 時計 も 知ら ない 奴 と 定石 の 本 広げて る バカ と ぼく って|しんせつでしょう|||ぶ|||たいきょく|とけい||しら||やつ||じょうせき||ほん|ひろげて||ばか| 人数 あわせ の 将棋 部 にんずう|||しょうぎ|ぶ 一 回 戦 は 楽勝 だ な ひと|かい|いくさ||らくしょう|| Die erste Runde ist ein leichter Sieg

いい な ~ 私 も 打ちたい ~ 打ちたい です ~ ヒカル ~ ヒカルって ば 聞こえ ね ー よ まっ負けました … よ ー し 十 分 気 を 散らす な 先生 ||わたくし||うち たい|うち たい|||ヒカル って||きこえ||-||まっ まけ ました||-||じゅう|ぶん|き||ちらす||せんせい 大丈夫 だいじょうぶ 二 勝 した 方 が 勝ち なんだ ふた|か||かた||かち| Derjenige, der zwei gewinnt, gewinnt

お前たち 二 人 は 勝てる おまえたち|ふた|じん||かてる

森山 に は 気の毒だった が もりやま|||きのどくだった|

相手 が 強 すぎ だ あいて||つよ||

さてっと こいつ の 実力 を 見せて もらおう か 何 じゃ こりゃ ? さて っと|||じつりょく||みせて|||なん|| Was ist es übrigens? めちゃくちゃ へたくそじゃ ね ー か |||-|

そう な んです

いくら なんでも お粗末 すぎる ||おそまつ| Egal wie schlimm die Dinge sind

あの 怒涛 の 追撃 は まぐれ だった の か |どとう||ついげき||||| Verfolgte dieser wütende Ansturm einen Zufall?

あれ は 私 私 ||わたくし|わたくし

お前 な やる 気 ある の か おまえ|||き||| Bist du motiviert?

やる 気 満々 |き|まんまん

お前 の 実力 は こんな もん じゃ ね ー だろう おまえ||じつりょく||||||-|

それとも 遊んで ん の か |あそんで|||

遊んで る よ あそんで||

何 ? なん

だって

ね ほら

碁盤 に は 九 つ の 星 が ある だろう ? ごばん|||ここの|||ほし|||

ここ は 宇宙 な んだ ||うちゅう||

そこ に さ 石 を 一つ一つ 置いて いく んだ |||いし||ひとつひとつ|おいて||

星 を 一つ一つ 増やす ように さ ほし||ひとつひとつ|ふやす||

どんどん 宇宙 を 作って いく んだ |うちゅう||つくって||

まるで 神様 みたいだろう |かみさま|

俺 は 神様 に なる んだ おれ||かみさま|||

この 碁盤 の 上 で |ごばん||うえ|

ね まだ 打つ の ? ||うつ|

俺 もっと 打ちたい けど だめ かな だって もう 勝ち負け はっきり して る じゃ ん 僕 疲れる だけ だ よ 先ほど ヒカル が 一 手 目 から 並べた の は おれ||うち たい||||||かちまけ||||||ぼく|つかれる||||さきほど|||ひと|て|め||ならべた|| まぐれ だった んでしょう か ヒカル に

塔 矢 アキラ ほど の 碁 打ち の 才 の 片鱗 を 見た と 思った のに とう|や||||ご|うち||さい||へんりん||みた||おもった|

これ で 一 勝 一 敗 ||ひと|か|ひと|はい

頼み は 筒井 だ たのみ||つつい|