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トリニティセブン 7人の魔書使い, Trinity Seven Episode 10

Trinity Seven Episode 10

♪〜

〜♪

( イリア ) あっ

アッ アラタ さん …?

( ソラ ) 魔 王 アストラル ・ トリニティ

( 魔 王 ) ああ

その とおり だ

き ゃ 〜!

えっ ?

( 魔 王 ) よく 見て おけ

( ソラ ) う っ !

( 魔 王 ) これ が 本当の 支配 と いう もの だ

( ミラ ) 大丈夫です か ?

( ソラ ) ああ おかげ で 出 られた けど な

( 地響き ) (2 人 ) うわ っ

( ミラ ) これ は まさか …

崩壊 現象 を 生み出し 支配 して いる と いう のです か ?

あれ は マスター の 支配 と いう テーマ の 顕 現

真 の 魔 王 の 意識 みたいな もの さ

( イリア ) そんな …

アラタ さん …?

魔力 が 戻って きて いる

マスター が … いや 魔 王 が この 世界 を 支配 して

主導 権 を イリア から 奪った から だろう な

魔 王 …

そんな もの 認める わけに は いきま せ ん

スペルビア の アーカイブ に 接続 テーマ を 実行 し ます !

イチ か バチ か 仕掛けて みる か

フッ

悪い が 全力 で いかせて もらう ぜ !

( 魔 王 ) ハッ ( ソラ ) あっ !

ああ っ アンチマジック !

魔 道 書 の 私 の まで !

あっ

ああ !

( 魔 王 ) いい 素質 を 持って いる じゃ ない か メイガス

素質 で すって ?

俺 に ふさわしい 素質 だ

このまま 俺 の もの に なれ

( ビンタ の 音 )

あ …

あっ あなた は アラタ さん で は あり ませ ん !

彼 で は ない あなた に

私 は 何も 差し上げる もの なんて あり ませ ん !

あっ ! で か した ツンデレ 娘 !

ちょいと 眠って な 魔 王

あっ ! ああ …

これ … あっ !

ア … アラタ さん

フウ …

アホ な ほう の マスター が 私 も 好きだ ぜ

もう 大丈夫な のです か ?

ああ 一応 な

お っ 気 が 付いた か ? マスター

( アラタ ) あっ ああ

( アラタ ) サンキュー ミラ ナイスビンタ だった

覚えて いる のです か ?

ああ あれ の おかげ で 目 が 覚めた

って 今 感激 に 浸って いる 場合 じゃ な さ そうだ な

( ソラ ) まあ な

さて どうした もん だ ? こりゃ

いちばん 手っとり早い の は

そこ の 魔 道 書 娘 を やっつけ ち まう こと だ ぜ

( アラタ ) イリア …

確かに この 世界 の 要 ( かなめ ) は 彼女 自身 でしょう から ね

なるほど な

だけど 俺 は やっつけて おしまい に する つもり は ない

イリア ここ から 出る 方法 を 教えて くれ

はい ?

お前 と 一緒に ずっと ここ で 過ごす っ つう の も 悪く ねえ けど さ

だけど 俺 は やっぱり 聖 ( ひじり ) に は このまま 直接 会い たい んだ

( アラタ ) それ に … ( イリア ) ん ?

外 に 出 ない と お前 に お 礼 も 言え ないだ ろ ?

( イリア ) えっ お 礼 ? ( ソラ ) ハア … また 始まった

( アラタ ) いや ほら 聖 が い ない とき って

お前 が 聖 の 姿 で その 代わり を して た んだ ろ ?

( イリア ) は い そうです が …

って こと は 結構 世話に なって る はずだ から な

だから 感謝 さ せて くれ イリア

自分 を 閉じ込めよう と した ヤツ に それ で いい の かよ マスター

俺 は 自分 を 殺そう って ヤツ と だって

できれば 仲良く し たい ぜ

な っ !

もう … 学園 に 戻ったら いろいろ と 許し ませ ん から ね

不 浄 な アラタ さん

ああ

( イリア ) です が すみ ませ ん アラタ さん

( アラタ ) ん ?

この 空間 は もう 私 の 制御 を 離れて しまって いて

何も でき ない んです

やっぱり か

多分 マスター が 作った あの 黒い 太陽 の せい だ な

あんな の も 出せる んだ な 俺

そりゃ な 真 の 魔 王 の 力 って の は すごい もん な の さ

あ 〜 俺 って や っぱ スゲ え 魔 王 だった んだ な

いつも いまいましい の は あなた です ね

( アラタ ) ハハッ まあまあ そう 言う なって

どうして …

どうして こんなに も 絶望 的な の に 笑って なんて い られる んです か ?

私 の 作った 空間 は もう 完全に 出る 方法 が なくて

皆さん は このまま

ここ で 消えて しまう かも しれ ない んです よ ?

まあ 今 まで も

割と 何と な 〜 く なんとか なって きた んだ よ

まあ な 何 つ 〜 か マスター は 運 が いい から な

まったく いまいましい 話 です けど ね

え … なんとか なる んです か ?

なんとか する の さ みんな の 力 で な

リアライズ !

コンセプション !

おいおい さっき の 魔 王 化 で

もう そんな 同時 展開 を 身 に つけて た の か よ

不 浄 な 力 も かなり 高まって い ます

じゃあ 私 も きちんと 本気 を 見せる しか ない な

( ミラ ) 魔力 が 戻った 以上 私 も 後れ を 取れ ませ ん

さあ イリア

アラタ さん

また あっ ち の 世界 で 仲良く して くれよ

はい アラタ さん ! フフッ

お ? ああ …

なんか 力 が スゲ え 安定 して ホッと した 気分 に なる

はい 私 の 魔力 は 全部 アラタ さん に 送り込み ました

私 が 得意な の は サポート 系 の 魔術 な んです

そう な んだ な

よし ! じゃあ 力 を 貸して くれ みんな !

(3 人 ) はい !

( アラタ ) 食らい 尽くせ メテオドラグナー !

スカーレット ・ ゲブラー !

ホワイト ・ ユニバース !

( リリス ) アラタ 〜!

( アキオ ) 大将 !

(2 人 ) ハア ハア ハア …

( リリス ) よかった 2 人 と も 無事です ね

一体 どこ に 行って しまった の か と …

( リリス ) あっ な な … あっ

( ミラ ) 無理 も あり ませ ん

魔 王 化 を 果たした あと に 更 なる 魔力 の 放出

さすが の アラタ さん も もう 魔力 は ゼロ に 近い でしょう

魔 王 化 …

その 話 は 落ち着いて から し ます

今 は アラタ さん を 運び ましょう あっ

( アキオ ) 何 だ 〜?

いつの間に 名前 で 呼ぶ ように なった んだ ? 大将

へ っ ? そ っ それ は

ほら ! 彼 は 今 仮 の セカンド です から

ふ 〜 ん

まあ そういう こと に して おいて やる さ

( リリス ) ともかく 2 人 と も 発見 できた こと です し

早く 学園 に 戻り ましょう

そう だ な

ああ っ ! アキオ !

懐かしい だ ろ ? 心配 した んだ ぞ

ごめん … なさい

いい さ 無事で いて くれれば な

それにしても 魔 道 書 を 2 冊 も なんて …

ん ? あっ !

今 誰 か に 見 られて いる ような 気 が し ました が …

( 聖 ) アラタ さん

どうやら 私 たち 敵 同士 に なっちゃ う みたいです ね

今日 は 一旦 ここ で 休み ましょう

そう です ね

すっかり 魔力 が す っ から かんだ な

魔 道 書 の 魔力 も 感じ ねえ

やはり 魔 王 化 と いう の は それ だけ 危険な ようです ね

魔 王 化 …

アラタ が です か ?

はい

魔 王 アストラル ・ トリニティ

本当に 危険な 存在 でした

( ミラ ) アラタ さん の 中 に 眠る 魔 王 と して の 本質

彼 が あの まま 暴走 して いたら

今 の 私 たち で は 一切 の 対処 が でき ない でしょう

ミラ さん …

ミラ が そこ まで 言う ん なら

さっさと 殺して おいた ほう が いい んだろう な

ア … アキオ !

フッ 分かって る さ 大将 殺し は し ない さ

私 も こいつ の こと は 気 に 入って いる しな

それ に そんな こと すれば ユイ や アリン に 怒ら れ ち まう だ ろ ?

そ っ そう です ね

ホッ …

ついでに リリス 先生 や ミラ に も かなり 怒ら れ ち まう んじゃ ない か ?

わ … 私 は 別に !

そう です ! 私 だって こんな 不 浄 な 男 の こと なんて …

フッ アハハハッ !

( せきばらい )

ともあれ この こと は 学園 長 に も 報告 し ない と いけ ませ ん ね

はい 今後 の 対策 も 練ら なければ なり ませ ん し

そんで 今回 の 件 だ が リベル 学園 を ぶち壊した の は …

魔 道 書 …

( ミラ ) イーリアス 断 章

その 本来 の 持ち主 である 少女

アラタ さん が 捜して いる 春日 ( かす が ) 聖 が 行 ( お こな ) った と 見 られて い ます

( リリス ) 聖 さん です か

彼女 は メイガス だった ようで

それ も 伝説 の 魔 道 書 と 契約 できる ほど の

高位 魔 道 士 だった ようです

そんな 方 が 魔 王 候補 である アラタ の そば に いた と いう の は …

明らかに 偶然じゃ ない だろう な

( アラタ ) あ …

ああ …

ハア ハア …

聖 … 聖

う … あっ

聖 か …?

よく 分かり ました ね アラタ さん

俺 が 見 間違う はず ないだ ろ

フフッ

ちょっぴり うれしい です

( アラタ ) ごめん な 聖

はい ?

( アラタ ) あの とき お前 の 手 を つかめ なくて

お前 を 助け られ なくて

いいん です アラタ さん

私 を 助ける ため に 魔 道 士 に まで なって くれて

私 とっても うれしい んです よ

お前 を 助ける ため なら 何 だって して やる さ

だから もっと 強く なって

聖 を 俺 の ところ に 取り戻して み せる

私 たち が 敵 だって こと も 今 は 私 の ほう が 強い と いう こと も

分かっちゃ う んです ね

ああ 何となく だ けど な

でも 俺 は かなり 最強な 魔 王 候補 らしい ぜ

フフッ その とおり です

私 の 大切な アラタ さん は 魔 王様 の 候補 な んです もの ね

ああ だ から 必ず 俺 の ほう から この 手 を 届か せる よ 聖

( 聖 ) はい 私 に 届く の を 待って い ます ね

ですから 今 は アラタ さん を 倒して しまい ます

まっ そう な んだ よ な

う あ !

無事です か ? アラタ

いい ところ だった んだ けど な

まっ こっち も おいしい から いい か

き ゃあ !

( アラタ ) あれ は 聖だ よ

( リリス ) その ようです ね

そして 悔しい です が 全く 無傷 の ようです

浅見 ( あさみ ) リリス

ビブリア 学園 の 才女

最 年少で トリニティセブン に なった 天才 魔 道 士 です か

その 魔力 …

あなた も リーゼ さん の ように 魔 王 因子 を 宿して いる のです ね ?

はい

あの 日 飛ばさ れた 破滅 世界 から 頂いて き ました

そして これ が その 魔 王 因子 を 使用 した —

メイガスモード の 上 を 行く 高位 変換

う っ う う …

ああ 〜!

これ が アーカイブ イラ の 顕 現 装束 セイタン です よ

そんな ! アーカイブ の 顕 現 装束 を まとう と いう こと は …

その とおり です リリス さん

崩壊 “ ルイーナ ” の テーマ

創造 “ パルタム ” の テーマ

分解 “ アナリシス ” の テーマ

3 つ の テーマ を 極めた 私 は

既に トリニティ たる 資格 を 手 に して いる と いう こと です

あっ アラタ !

う お っ ? お … おい ! リリス ?

( リリス ) 魔力 の 尽きて いる アラタ は

あんな もの を 食らったら ひと たまり も あり ませ ん から

えっ

あくまで アラタ さん を 守る と いう こと です ね

なるほど

アラタ さん の 魔力 と 魔 道 書 は ちゃんと 回収 して あげ ます

そう すれば いつか あなた を 再生 する こと も でき ます ので

なるべく なら 殺さ ないで くれる の が うれしい んだ が

では 耐えて みせて ください ね

この 魔 王 候補 が 放つ イラ の 一撃 を

ブラック ・ アザゼル !

( アラタ ) 聖 !

あっ …

( アラタ ) ア … アリン !

旦那 様 の 声 が 聞こえた から

時間 と 空間 を 崩壊 さ せて 飛んで きた わ

えっ 空間 を 飛ぶ なんて そんな こと が ?

多分 旦那 様 が 私 の こと を 呼んで くれた から だ と 思う

俺 が 呼んだ ?

( アリン ) そう

あと は この カオシック ・ ルーン の 始祖 である —

スカサハ が 使って いた 槍 ( やり ) を 顕 現 でき たから かも

魔 槍 ( まそう ) ゲイボルグ

それ が あれば 確かに 私 の 魔術 を 無効 化 でき ます ね

( 壁 が 壊れる 音 )

アラタ ! 遅く なった な 助け に 来た ぜ

アラタ さん まだ 生きて ます か ?

“ アラタ … さん ”?

デレ た の ?

えっ ? あっ いや デレ てま せ ん !

サンキュー まだ 生きて る ぜ

リリス と アリン が 助けて くれた から な

はい

空間 を 越え させて まで この 世界 の つがい を 召喚 する なんて

アラタ さん は 本当に どんどん 魔 王 に なって しまう んです ね

聖 …

( 聖 ) です が アリン さん が こちら に いら した なら

あちら … ビブリア 学園 の ほう は もっと 大変でしょう

( アラタ ) 学園 の ほう ?

ウフッ ここ で 皆さん を 闇 に 封じて も いい のです が

せっかく です から もう 少し 遊ば せて もらい ます ね

ひと 足先 に 我々 イシュ ・ カリオテ が アラタ さん の 学園 に 向かい ます

イシュ ・ カリオテ ?

早く 帰ら ない と

また 帰る 場所 が なくなっちゃ い ます よ アラタ さん

まっ 待て ! 聖 !

学園 に 転移 した のでしょう か ?

多分 そう

私 が 呼ば れた とき と 同じ 魔力 を 感じた わ

私 の は 旦那 様 に 呼ば れて 初めて 使える —

旦那 様 の 場所 に 来る 限定 の 魔術 みたいだ けど

どういう 理屈 な の か ちょっと まだ 分から ない が

来て くれて 助かった ぜ アリン サンキュー な

あ …

うん

旦那 様 を 助け られて よかった

どうやら リベル 学園 を 破壊 した の は

彼女 と その 仲間 —

イシュ ・ カリオテ で 間違い ない ようです ね

そして 彼女 が 向かった の は

恐らく 私 たち の 学園

リベル 学園 同様に 破壊 する つもりな のでしょう

った く 困った 連中 だ ぜ

しかし アラタ が この 状態 で は 早く 帰る なんて …

いや すぐに 帰ろう

ですが あなた の 魔力 は

生命 の 危機 レベル まで 下がって い ます

俺 は いい

それ より リリス たち トリニティセブン が

すぐに 帰ら ない の は マズ そうだ ろ

あっ !

そう だ な

今 こんな 状態 の 学園 に は

ユイ と 忍者 しか い ない って こと に なる

悠長に して る 時間 は ないだ ろ 早く 帰って …

アラタ

( アラタ ) 聖 必ず 追いついて お前 を なんとか して み せる から な

♪〜

〜♪

( 聖 ) アラタ さん が い ない 間 に

トリニティセブン は 全て 倒さ せて もらい ます ね

なぜ って もう 未来 は …

次回 「 フィアナナイツ と シスターズ 」

そう でした よ ね ? リーゼ さん


Trinity Seven Episode 10

♪〜

〜♪

( イリア ) あっ

アッ アラタ さん …?

( ソラ ) 魔 王 アストラル ・ トリニティ |ま|おう||

( 魔 王 ) ああ ま|おう|

その とおり だ

き ゃ 〜!

えっ ?

( 魔 王 ) よく 見て おけ ま|おう||みて|

( ソラ ) う っ !

( 魔 王 ) これ が 本当の 支配 と いう もの だ ま|おう|||ほんとうの|しはい||||

( ミラ ) 大丈夫です か ? |だいじょうぶ です|

( ソラ ) ああ おかげ で 出 られた けど な ||||だ|||

( 地響き ) (2 人 ) うわ っ じひびき|じん||

( ミラ ) これ は まさか …

崩壊 現象 を 生み出し 支配 して いる と いう のです か ? ほうかい|げんしょう||うみだし|しはい|||||の です|

あれ は マスター の 支配 と いう テーマ の 顕 現 ||ますたー||しはい|||てーま||あきら|げん

真 の 魔 王 の 意識 みたいな もの さ まこと||ま|おう||いしき|||

( イリア ) そんな …

アラタ さん …?

魔力 が 戻って きて いる まりょく||もどって||

マスター が … いや 魔 王 が この 世界 を 支配 して ますたー|||ま|おう|||せかい||しはい|

主導 権 を イリア から 奪った から だろう な しゅどう|けん||||うばった|||

魔 王 … ま|おう

そんな もの 認める わけに は いきま せ ん ||みとめる|||||

スペルビア の アーカイブ に 接続 テーマ を 実行 し ます ! ||||せつぞく|てーま||じっこう||

イチ か バチ か 仕掛けて みる か いち||||しかけて||

フッ

悪い が 全力 で いかせて もらう ぜ ! わるい||ぜんりょく||いか せて||

( 魔 王 ) ハッ ( ソラ ) あっ ! ま|おう|||

ああ っ アンチマジック !

魔 道 書 の 私 の まで ! ま|どう|しょ||わたくし||

あっ

ああ !

( 魔 王 ) いい 素質 を 持って いる じゃ ない か メイガス ま|おう||そしつ||もって|||||

素質 で すって ? そしつ||

俺 に ふさわしい 素質 だ おれ|||そしつ|

このまま 俺 の もの に なれ |おれ||||

( ビンタ の 音 ) ||おと

あ …

あっ あなた は アラタ さん で は あり ませ ん !

彼 で は ない あなた に かれ|||||

私 は 何も 差し上げる もの なんて あり ませ ん ! わたくし||なにも|さしあげる|||||

あっ ! で か した ツンデレ 娘 ! |||||むすめ

ちょいと 眠って な 魔 王 |ねむって||ま|おう

あっ ! ああ …

これ … あっ !

ア … アラタ さん

フウ …

アホ な ほう の マスター が 私 も 好きだ ぜ ||||ますたー||わたくし||すきだ|

もう 大丈夫な のです か ? |だいじょうぶな|の です|

ああ 一応 な |いちおう|

お っ 気 が 付いた か ? マスター ||き||ついた||ますたー

( アラタ ) あっ ああ

( アラタ ) サンキュー ミラ ナイスビンタ だった |さんきゅー|||

覚えて いる のです か ? おぼえて||の です|

ああ あれ の おかげ で 目 が 覚めた |||||め||さめた

って 今 感激 に 浸って いる 場合 じゃ な さ そうだ な |いま|かんげき||ひたって||ばあい||||そう だ|

( ソラ ) まあ な

さて どうした もん だ ? こりゃ

いちばん 手っとり早い の は |てっとりばやい||

そこ の 魔 道 書 娘 を やっつけ ち まう こと だ ぜ ||ま|どう|しょ|むすめ|||||||

( アラタ ) イリア …

確かに この 世界 の 要 ( かなめ ) は 彼女 自身 でしょう から ね たしかに||せかい||かなめ|||かのじょ|じしん|||

なるほど な

だけど 俺 は やっつけて おしまい に する つもり は ない |おれ||||||||

イリア ここ から 出る 方法 を 教えて くれ |||でる|ほうほう||おしえて|

はい ?

お前 と 一緒に ずっと ここ で 過ごす っ つう の も 悪く ねえ けど さ おまえ||いっしょに||||すごす|||||わるく|||

だけど 俺 は やっぱり 聖 ( ひじり ) に は このまま 直接 会い たい んだ |おれ|||せい|||||ちょくせつ|あい||

( アラタ ) それ に … ( イリア ) ん ?

外 に 出 ない と お前 に お 礼 も 言え ないだ ろ ? がい||だ|||おまえ|||れい||いえ||

( イリア ) えっ お 礼 ? ( ソラ ) ハア … また 始まった |||れい||||はじまった

( アラタ ) いや ほら 聖 が い ない とき って |||せい|||||

お前 が 聖 の 姿 で その 代わり を して た んだ ろ ? おまえ||せい||すがた|||かわり|||||

( イリア ) は い そうです が … |||そう です|

って こと は 結構 世話に なって る はずだ から な |||けっこう|せわに|||||

だから 感謝 さ せて くれ イリア |かんしゃ||||

自分 を 閉じ込めよう と した ヤツ に それ で いい の かよ マスター じぶん||とじこめよう|||やつ|||||||ますたー

俺 は 自分 を 殺そう って ヤツ と だって おれ||じぶん||ころそう||やつ||

できれば 仲良く し たい ぜ |なかよく|||

な っ !

もう … 学園 に 戻ったら いろいろ と 許し ませ ん から ね |がくえん||もどったら|||ゆるし||||

不 浄 な アラタ さん ふ|きよし|||

ああ

( イリア ) です が すみ ませ ん アラタ さん

( アラタ ) ん ?

この 空間 は もう 私 の 制御 を 離れて しまって いて |くうかん|||わたくし||せいぎょ||はなれて||

何も でき ない んです なにも|||ん です

やっぱり か

多分 マスター が 作った あの 黒い 太陽 の せい だ な たぶん|ますたー||つくった||くろい|たいよう||||

あんな の も 出せる んだ な 俺 |||だせる|||おれ

そりゃ な   真 の 魔 王 の 力 って の は すごい もん な の さ ||まこと||ま|おう||ちから||||||||

あ 〜 俺 って や っぱ スゲ え 魔 王 だった んだ な |おれ||||||ま|おう|||

いつも いまいましい の は あなた です ね

( アラタ ) ハハッ まあまあ そう 言う なって ||||いう|

どうして …

どうして こんなに も 絶望 的な の に 笑って なんて い られる んです か ? |||ぜつぼう|てきな|||わらって||||ん です|

私 の 作った 空間 は もう 完全に 出る 方法 が なくて わたくし||つくった|くうかん|||かんぜんに|でる|ほうほう||

皆さん は このまま みなさん||

ここ で 消えて しまう かも しれ ない んです よ ? ||きえて|||||ん です|

まあ 今 まで も |いま||

割と 何と な 〜 く なんとか なって きた んだ よ わりと|なんと|||||||

まあ な   何 つ 〜 か マスター は 運 が いい から な ||なん|||ますたー||うん||||

まったく いまいましい 話 です けど ね ||はなし|||

え … なんとか なる んです か ? |||ん です|

なんとか する の さ みんな の 力 で な ||||||ちから||

リアライズ !

コンセプション !

おいおい さっき の 魔 王 化 で |||ま|おう|か|

もう そんな 同時 展開 を 身 に つけて た の か よ ||どうじ|てんかい||み||||||

不 浄 な 力 も かなり 高まって い ます ふ|きよし||ちから|||たかまって||

じゃあ 私 も きちんと 本気 を 見せる しか ない な |わたくし|||ほんき||みせる|||

( ミラ ) 魔力 が 戻った 以上 私 も 後れ を 取れ ませ ん |まりょく||もどった|いじょう|わたくし||おくれ||とれ||

さあ イリア

アラタ さん

また あっ ち の 世界 で 仲良く して くれよ ||||せかい||なかよく||

はい アラタ さん ! フフッ

お ? ああ …

なんか 力 が スゲ え 安定 して ホッと した 気分 に なる |ちから||||あんてい||ほっと||きぶん||

はい   私 の 魔力 は 全部 アラタ さん に 送り込み ました |わたくし||まりょく||ぜんぶ||||おくりこみ|

私 が 得意な の は サポート 系 の 魔術 な んです わたくし||とくいな|||さぽーと|けい||まじゅつ||ん です

そう な んだ な

よし ! じゃあ 力 を 貸して くれ みんな ! ||ちから||かして||

(3 人 ) はい ! じん|

( アラタ ) 食らい 尽くせ メテオドラグナー ! |くらい|つくせ|

スカーレット ・ ゲブラー !

ホワイト ・ ユニバース ! ほわいと|

( リリス ) アラタ 〜!

( アキオ ) 大将 ! |たいしょう

(2 人 ) ハア ハア ハア … じん|||

( リリス ) よかった  2 人 と も 無事です ね ||じん|||ぶじ です|

一体 どこ に 行って しまった の か と … いったい|||おこなって||||

( リリス ) あっ な な … あっ

( ミラ ) 無理 も あり ませ ん |むり||||

魔 王 化 を 果たした あと に 更 なる 魔力 の 放出 ま|おう|か||はたした|||こう||まりょく||ほうしゅつ

さすが の アラタ さん も もう 魔力 は ゼロ に 近い でしょう ||||||まりょく||||ちかい|

魔 王 化 … ま|おう|か

その 話 は 落ち着いて から し ます |はなし||おちついて|||

今 は アラタ さん を 運び ましょう あっ いま|||||はこび||

( アキオ ) 何 だ 〜? |なん|

いつの間に 名前 で 呼ぶ ように なった んだ ? 大将 いつのまに|なまえ||よぶ|よう に|||たいしょう

へ っ ? そ っ それ は

ほら ! 彼 は 今 仮 の セカンド です から |かれ||いま|かり||せかんど||

ふ 〜 ん

まあ そういう こと に して おいて やる さ

( リリス ) ともかく 2 人 と も 発見 できた こと です し ||じん|||はっけん||||

早く 学園 に 戻り ましょう はやく|がくえん||もどり|

そう だ な

ああ っ ! アキオ !

懐かしい だ ろ ? 心配 した んだ ぞ なつかしい|||しんぱい|||

ごめん … なさい

いい さ   無事で いて くれれば な ||ぶじで|||

それにしても 魔 道 書 を 2 冊 も なんて … |ま|どう|しょ||さつ||

ん ? あっ !

今 誰 か に 見 られて いる ような 気 が し ました が … いま|だれ|||み||||き||||

( 聖 ) アラタ さん せい||

どうやら 私 たち 敵 同士 に なっちゃ う みたいです ね |わたくし||てき|どうし||||みたい です|

今日 は 一旦 ここ で 休み ましょう きょう||いったん|||やすみ|

そう です ね

すっかり 魔力 が す っ から かんだ な |まりょく||||||

魔 道 書 の 魔力 も 感じ ねえ ま|どう|しょ||まりょく||かんじ|

やはり 魔 王 化 と いう の は それ だけ 危険な ようです ね |ま|おう|か|||||||きけんな|よう です|

魔 王 化 … ま|おう|か

アラタ が です か ?

はい

魔 王 アストラル ・ トリニティ ま|おう||

本当に 危険な 存在 でした ほんとうに|きけんな|そんざい|

( ミラ ) アラタ さん の 中 に 眠る 魔 王 と して の 本質 ||||なか||ねむる|ま|おう||||ほんしつ

彼 が あの まま 暴走 して いたら かれ||||ぼうそう||

今 の 私 たち で は 一切 の 対処 が でき ない でしょう いま||わたくし||||いっさい||たいしょ||||

ミラ さん …

ミラ が そこ まで 言う ん なら ||||いう||

さっさと 殺して おいた ほう が いい んだろう な |ころして||||||

ア … アキオ !

フッ 分かって る さ 大将 殺し は し ない さ |わかって|||たいしょう|ころし||||

私 も こいつ の こと は 気 に 入って いる しな わたくし||||||き||はいって||

それ に そんな こと すれば ユイ や アリン に 怒ら れ ち まう だ ろ ? |||||ゆい||||いから|||||

そ っ そう です ね

ホッ … ほっ

ついでに リリス 先生 や ミラ に も かなり 怒ら れ ち まう んじゃ ない か ? ||せんせい||||||いから||||||

わ … 私 は 別に ! |わたくし||べつに

そう です ! 私 だって こんな 不 浄 な 男 の こと なんて … ||わたくし|||ふ|きよし||おとこ|||

フッ アハハハッ !

( せきばらい )

ともあれ この こと は 学園 長 に も 報告 し ない と いけ ませ ん ね ||||がくえん|ちょう|||ほうこく|||||||

はい   今後 の 対策 も 練ら なければ なり ませ ん し |こんご||たいさく||ねら|||||

そんで 今回 の 件 だ が リベル 学園 を ぶち壊した の は … |こんかい||けん||||がくえん||ぶちこわした||

魔 道 書 … ま|どう|しょ

( ミラ ) イーリアス 断 章 ||だん|しょう

その 本来 の 持ち主 である 少女 |ほんらい||もちぬし||しょうじょ

アラタ さん が 捜して いる 春日 ( かす が ) 聖 が 行 ( お こな ) った と 見 られて い ます |||さがして||かすが|||せい||ぎょう|||||み|||

( リリス ) 聖 さん です か |せい|||

彼女 は メイガス だった ようで かのじょ||||

それ も 伝説 の 魔 道 書 と 契約 できる ほど の ||でんせつ||ま|どう|しょ||けいやく|||

高位 魔 道 士 だった ようです こうい|ま|どう|し||よう です

そんな 方 が 魔 王 候補 である アラタ の そば に いた と いう の は … |かた||ま|おう|こうほ||||||||||

明らかに 偶然じゃ ない だろう な あきらかに|ぐうぜんじゃ|||

( アラタ ) あ …

ああ …

ハア ハア …

聖 … 聖 せい|せい

う … あっ

聖 か …? せい|

よく 分かり ました ね アラタ さん |わかり||||

俺 が 見 間違う はず ないだ ろ おれ||み|まちがう|||

フフッ

ちょっぴり うれしい です

( アラタ ) ごめん な 聖 |||せい

はい ?

( アラタ ) あの とき お前 の 手 を つかめ なくて |||おまえ||て|||

お前 を 助け られ なくて おまえ||たすけ||

いいん です アラタ さん

私 を 助ける ため に 魔 道 士 に まで なって くれて わたくし||たすける|||ま|どう|し||||

私 とっても うれしい んです よ わたくし|||ん です|

お前 を 助ける ため なら 何 だって して やる さ おまえ||たすける|||なん||||

だから もっと 強く なって ||つよく|

聖 を 俺 の ところ に 取り戻して み せる せい||おれ||||とりもどして||

私 たち が 敵 だって こと も 今 は 私 の ほう が 強い と いう こと も わたくし|||てき||||いま||わたくし||||つよい||||

分かっちゃ う んです ね わかっちゃ||ん です|

ああ 何となく だ けど な |なんとなく|||

でも 俺 は かなり 最強な 魔 王 候補 らしい ぜ |おれ|||さいきょうな|ま|おう|こうほ||

フフッ その とおり です

私 の 大切な アラタ さん は 魔 王様 の 候補 な んです もの ね わたくし||たいせつな||||ま|おうさま||こうほ||ん です||

ああ   だ から 必ず 俺 の ほう から この 手 を 届か せる よ 聖 |||かならず|おれ|||||て||とどか|||せい

( 聖 ) はい 私 に 届く の を 待って い ます ね せい||わたくし||とどく|||まって|||

ですから 今 は アラタ さん を 倒して しまい ます |いま|||||たおして||

まっ そう な んだ よ な

う あ !

無事です か ? アラタ ぶじ です||

いい ところ だった んだ けど な

まっ こっち も おいしい から いい か

き ゃあ !

( アラタ ) あれ は 聖だ よ |||せいだ|

( リリス ) その ようです ね ||よう です|

そして 悔しい です が 全く 無傷 の ようです |くやしい|||まったく|むきず||よう です

浅見 ( あさみ ) リリス あさみ||

ビブリア 学園 の 才女 |がくえん||さいじょ

最 年少で トリニティセブン に なった 天才 魔 道 士 です か さい|ねんしょうで||||てんさい|ま|どう|し||

その 魔力 … |まりょく

あなた も リーゼ さん の ように 魔 王 因子 を 宿して いる のです ね ? |||||よう に|ま|おう|いんし||やどして||の です|

はい

あの 日 飛ばさ れた 破滅 世界 から 頂いて き ました |ひ|とばさ||はめつ|せかい||いただいて||

そして これ が その 魔 王 因子 を 使用 した — ||||ま|おう|いんし||しよう|

メイガスモード の 上 を 行く 高位 変換 ||うえ||いく|こうい|へんかん

う っ う う …

ああ 〜!

これ が アーカイブ イラ の 顕 現 装束 セイタン です よ |||||あきら|げん|しょうぞく|||

そんな ! アーカイブ の 顕 現 装束 を まとう と いう こと は … |||あきら|げん|しょうぞく||||||

その とおり です リリス さん

崩壊 “ ルイーナ ” の テーマ ほうかい|||てーま

創造 “ パルタム ” の テーマ そうぞう|||てーま

分解 “ アナリシス ” の テーマ ぶんかい|||てーま

3 つ の テーマ を 極めた 私 は ||てーま||きわめた|わたくし|

既に トリニティ たる 資格 を 手 に して いる と いう こと です すでに|||しかく||て|||||||

あっ アラタ !

う お っ ? お … おい ! リリス ?

( リリス ) 魔力 の 尽きて いる アラタ は |まりょく||つきて|||

あんな もの を 食らったら ひと たまり も あり ませ ん から |||くらったら|||||||

えっ

あくまで アラタ さん を 守る と いう こと です ね ||||まもる|||||

なるほど

アラタ さん の 魔力 と 魔 道 書 は ちゃんと 回収 して あげ ます |||まりょく||ま|どう|しょ|||かいしゅう|||

そう すれば いつか あなた を 再生 する こと も でき ます ので |||||さいせい||||||

なるべく なら 殺さ ないで くれる の が うれしい んだ が ||ころさ|||||||

では 耐えて みせて ください ね |たえて|||

この 魔 王 候補 が 放つ イラ の 一撃 を |ま|おう|こうほ||はなつ|||いちげき|

ブラック ・ アザゼル ! ぶらっく|

( アラタ ) 聖 ! |せい

あっ …

( アラタ ) ア … アリン !

旦那 様 の 声 が 聞こえた から だんな|さま||こえ||きこえた|

時間 と 空間 を 崩壊 さ せて 飛んで きた わ じかん||くうかん||ほうかい|||とんで||

えっ 空間 を 飛ぶ なんて そんな こと が ? |くうかん||とぶ||||

多分 旦那 様 が 私 の こと を 呼んで くれた から だ と 思う たぶん|だんな|さま||わたくし||||よんで|||||おもう

俺 が 呼んだ ? おれ||よんだ

( アリン ) そう

あと は この カオシック ・ ルーン の 始祖 である — ||||||しそ|

スカサハ が 使って いた 槍 ( やり ) を 顕 現 でき たから かも ||つかって||やり|||あきら|げん|||

魔 槍 ( まそう ) ゲイボルグ ま|やり||

それ が あれば 確かに 私 の 魔術 を 無効 化 でき ます ね |||たしかに|わたくし||まじゅつ||むこう|か|||

( 壁 が 壊れる 音 ) かべ||こぼれる|おと

アラタ ! 遅く なった な 助け に 来た ぜ |おそく|||たすけ||きた|

アラタ さん まだ 生きて ます か ? |||いきて||

“ アラタ … さん ”?

デレ た の ?

えっ ? あっ いや デレ てま せ ん !

サンキュー   まだ 生きて る ぜ さんきゅー||いきて||

リリス と アリン が 助けて くれた から な ||||たすけて|||

はい

空間 を 越え させて まで この 世界 の つがい を 召喚 する なんて くうかん||こえ|さ せて|||せかい||||しょうかん||

アラタ さん は 本当に どんどん 魔 王 に なって しまう んです ね |||ほんとうに||ま|おう||||ん です|

聖 … せい

( 聖 ) です が アリン さん が こちら に いら した なら せい||||||||||

あちら … ビブリア 学園 の ほう は もっと 大変でしょう ||がくえん|||||たいへんでしょう

( アラタ ) 学園 の ほう ? |がくえん||

ウフッ ここ で 皆さん を 闇 に 封じて も いい のです が |||みなさん||やみ||ほうじて|||の です|

せっかく です から もう 少し 遊ば せて もらい ます ね ||||すこし|あそば||||

ひと 足先 に 我々 イシュ ・ カリオテ が アラタ さん の 学園 に 向かい ます |あしさき||われわれ|||||||がくえん||むかい|

イシュ ・ カリオテ ?

早く 帰ら ない と はやく|かえら||

また 帰る 場所 が なくなっちゃ い ます よ アラタ さん |かえる|ばしょ|||||||

まっ 待て ! 聖 ! |まて|せい

学園 に 転移 した のでしょう か ? がくえん||てんい|||

多分 そう たぶん|

私 が 呼ば れた とき と 同じ 魔力 を 感じた わ わたくし||よば||||おなじ|まりょく||かんじた|

私 の は 旦那 様 に 呼ば れて 初めて 使える — わたくし|||だんな|さま||よば||はじめて|つかえる

旦那 様 の 場所 に 来る 限定 の 魔術 みたいだ けど だんな|さま||ばしょ||くる|げんてい||まじゅつ||

どういう 理屈 な の か ちょっと まだ 分から ない が |りくつ||||||わから||

来て くれて 助かった ぜ アリン サンキュー な きて||たすかった|||さんきゅー|

あ …

うん

旦那 様 を 助け られて よかった だんな|さま||たすけ||

どうやら リベル 学園 を 破壊 した の は ||がくえん||はかい|||

彼女 と その 仲間 — かのじょ|||なかま

イシュ ・ カリオテ で 間違い ない ようです ね |||まちがい||よう です|

そして 彼女 が 向かった の は |かのじょ||むかった||

恐らく 私 たち の 学園 おそらく|わたくし|||がくえん

リベル 学園 同様に 破壊 する つもりな のでしょう |がくえん|どうよう に|はかい|||

った く 困った 連中 だ ぜ ||こまった|れんちゅう||

しかし アラタ が この 状態 で は 早く 帰る なんて … ||||じょうたい|||はやく|かえる|

いや すぐに 帰ろう ||かえろう

ですが あなた の 魔力 は |||まりょく|

生命 の 危機 レベル まで 下がって い ます せいめい||きき|れべる||さがって||

俺 は いい おれ||

それ より リリス たち トリニティセブン が

すぐに 帰ら ない の は マズ そうだ ろ |かえら|||||そう だ|

あっ !

そう だ な

今 こんな 状態 の 学園 に は いま||じょうたい||がくえん||

ユイ と 忍者 しか い ない って こと に なる ゆい||にんじゃ|||||||

悠長に して る 時間 は ないだ ろ 早く 帰って … ゆうちょうに|||じかん||||はやく|かえって

アラタ

( アラタ ) 聖 必ず 追いついて お前 を なんとか して み せる から な |せい|かならず|おいついて|おまえ|||||||

♪〜

〜♪

( 聖 ) アラタ さん が い ない 間 に せい||||||あいだ|

トリニティセブン は 全て 倒さ せて もらい ます ね ||すべて|たおさ||||

なぜ って もう 未来 は … |||みらい|

次回 「 フィアナナイツ と シスターズ 」 じかい|||

そう でした よ ね ? リーゼ さん