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ナルト, Naruto Episode 137

Naruto Episode 137

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ

♪ 明日 なんて もう いら ない から

♪ 握った 拳 を 隠す な よ

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ

♪ 少年 よ 心 の 銃 の

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に

♪ たった 今 生き て いる から

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ すべて の 本当 と 嘘 を

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる

♪ からっぽ の この 街 で

♪ すべて の 若者 は 行った

♪ 風 の 無い この 夜 に

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から

♪ ~

( 自 来 也 ) この 山 を 下り た 所 に 田 ノ 国 で 最も にぎやか な

宿場町 が ある らしい の う 。 ( ナルト ) また 調査 に かこつけ て

変 な 所 に 行く 気 だ ろ う エロ 仙人 。

( サクラ ) もう やめ て ください 。

あれ から ぼっ たく り バー の 用心棒 を まく の

大変 だった ん です から 。 うん うん 。

( 自 来 也 ) う ~ ん … お前 ら が そう 言う の も 分かる 。

… が 音 隠れ の 里 を 探し出す に は ほか に 方法 が ない から のう 。

い や ぁ わし だって 嫌 な ん じゃ が う ~ ん … 。

いや 実に 困った ぁ 。

しかし 嫌 な こと でも やら ぬ わけ に は いく まい し 。

のう ? は ぁ … 。

さ ぁ 行く ぞ ナルト サクラ ! モタモタ す ん な よ !

調査 じゃ 調査 じゃ !

あぁ つらい のう ! あぁ つらい ! アッハハハ !

楽し そう に … 。 全然 懲り て ねえ って ば よ … 。

( 男性 1 ) 痛 ぇ な 。 ( 男性 2 ) こっち が 痛 ぇ わ !

( 殴る 音 ) ( 男性 3 ) う わ ~ !

前 の 宿場町 より 柄 が 悪い って ば よ … 。

こんな 所 さっさと パス し て 音 隠れ の 里 を 探し ま しょ う 。

あっ ?

あぁ … 。 は ぁ … 。

ニ ~ ! ヌフ フフ … 。

のう 。

もう 金 なら ねえ って ば よ 。

あたし も もう お 金 は あり ませ ん 。

( 自 来 也 ) ほれ 。 ( サクラ ・ ナルト ) ん ?

お前 ら それ で 飯 でも 食ったら

街 外れ の お 堂 で 待 っと け の 。

( サクラ ・ ナルト ) ん ?

こう いう 所 に は 情報 が 集まる が 若い お前 ら に は 目 の 毒 だ 。

わし が 犠牲 に なって 調査 し て くる から のう 。

意外 と いい 人 だった の ね 。

サクラ ちゃん まだまだ 甘い って ば よ 。

( 自 来 也 ) え ~ まず は どこ から 調べよ う かのう 。

い や ぁ つらい ! 調査 は つらい のう !

お っ ! ウフ フフ !

エロ 仙人 は ほっと い て 2 人 で ほか を 当たって みる って ば よ !

ん ? どう し た の ? サクラ ちゃん 。

この 国 に は もう サスケ 君 は い ない ん じゃ … 。

どう し た ん だって ば よ ?

そんな こと 調べ て み なきゃ 分か ん ない って !

そう だ けど … 。

相手 は 大 蛇 丸 だ 。

そりゃ 簡単 に は いか ねえ かも しん ねえ 。

でも よ 。

でも きっと 見つけ て やる って ば よ !

うん !

ナルト !

お前 って ば こ ない だ の !

( ササメ ) あっ ! う っ … !

この 子 ケガ を し てる わ 。

お前 … 。

ナルト !

♪ ~

あっ !

♪ ~

( カミキリ ) フフ フフ 。

♪ ~

( ジグモ ) ん ? ( カミキリ ) フフ フフ … ん ?

( 丸太 が 転がり 落ちる 音 )

( カミキリ ) 変わり 身 か チッ … 逃がし ち まった 。

( カゲロウ ) フフ フフ … 。

( ジグモ ) な ~ に 俺 の かわいい 子ども ら が

白銀 の 道 を 作って くれ て いる 。

もう 俺 たち から 逃げる こと は でき ねえ 。

( カゲロウ ) フハハハ … 。 ( ジグモ ) ハハハハ … 。

あの 2 人 どこ か の 忍者 の 端くれ らしい が

俺 ら に 関わ っち まっ た の が 運 の 尽き さ な 。

( カゲロウ ) 気の毒 に 。

どうせ この 国 に 忍び込 ん で くる ヤツ ら の 目的 は

大 蛇 丸 様 さ ハハハ … 。

フフ フフ … 。 ( カゲロウ ) ハハハハ … 。

( 自 来 也 ) エヘッヘヘヘヘ … 。

や っぱ 若い 子 の 肌 は 張り が ええ のう 。

( 女性 1 ) あん いじわる ! ( 自 来 也 ) え ?

あぁ 悪い 悪い 。

ところで お前 たち 音 の 里 の うわさ を

聞い た こと と か ない か の う ? ( 女性 2 ) 音 の 里 ?

そんな 里 の 名前 聞い た こ と ない わ 。

( 自 来 也 ) 教え て くれ たら チップ を 弾む ぞい ?

ん ? ( 女性 2 ・ 女性 1 ) わ ~ !

でも 本当 に 知ら ない の よ 。 ( 女性 2 ) 聞い た こ と ない よ ね 。

う ~ ん … 。 ≪ ( 女性 3 ) 聞い た こ と ある わ 。

( 一同 ) ん ?

( 女性 3 ) なじみ の 客 に そう いう の に 詳しい ヤツ が いる の 。

来る ? ( 自 来 也 ) うん !

( 女性 3 ) ヤツ の 家 は この 路地 の 奥 よ 。

( 自 来 也 ) ほう 。

( 自 来 也 ) ん ?

( 自 来 也 ) ほう 。

( 男 1 ) ヘヘ ヘヘ … 袋 の ネズミ だ ぜ 。

( 男 2 ) 何 だ し け た じ じい じゃ ねえ か 。

おい 金 は 持って る ん だ ろ う な ?

大丈夫 だ よ この 目 で 確かめ た ん だ から 。

( ハンザキ ) て め ぇ ら ! ムダ 口 たた い て ねえ で

さっさと 始末 し ねえ か ?

へい 頭 !

♪ ~

フン 色 香 に 迷った の が 運 の 尽き だ 成仏 し な !

♪ ~

( 女性 3 ) あっ … 。

( 自 来 也 ) 忍法 針 地蔵 !

貴 様 … 。

こ ちと ら 急 い でる ん だ が のう 。

音 隠れ の 里 の こと 知って いる の か 知ら ん の か

素直 に 答え た ほう が 身 の ため だ と 思う が のう 。

俺 が 素直 な 人間 に 見える の なら

て め ぇ は バカ だ ぜ 。

忍者 か 。

( 自 来 也 ) だったら ?

おもし れ ぇ じゃ ねえ か 。

今 は 盗賊 な ん ぞ に 身 を 落とし ちゃ いる が

俺 ら も ここ ら じゃ ちった ぁ 知ら れ た 忍 の 一族 よ 。

命 を 取る 代わり に 何なら 雇って やって も いい ん だ ぜ ?

忍者 ねぇ 。

( 自 来 也 ) だったら 手加減 は い らん のう 。

( 男 3 ) 大物 ぶってん じゃ ねえ ぞ じ じい !

( 自 来 也 ) 黙れ 若 造 !

( 一同 ) う っ … 。

( 自 来 也 ) 忍者 と は 耐え 忍ぶ 者 の こと だ 。

すきっ腹 に 耐え かね て 研さん し て き た その 術 を

盗み に 使う よう な ヤツ ら を

忍者 と は 呼ば ん のう !

( ハンザキ ) 聞き 捨て なら ねえ !

忍 どうし と 思って 情け を かけりゃ

いい気 に なり や が って !

2 つ に なって 後悔 し や がれ !

( 自 来 也 ) フン 。

ふう ま 忍 剣 斬 馬 刀 !

♪ ~

螺旋 丸 !

あ … 。

あ ~ !

♪ ~

て め ぇ よく も 頭 を !

こ … これ 以上 やら せ ねえ ぜ !

ほう 。 ( ハンザキ ) て め ぇ ら 待ち や がれ 。

ん ~ ! ( 自 来 也 ) ん ?

( ハンザキ ) お 見 それ いたし や し た !

今 の 術 は さぞや 名 の ある お方 か と お 察し いたし やす 。

よろし けれ ば お 名前 を お 聞か せ 願 え ませ ん でしょ う か ?

( 自 来 也 ) フン !

知ら ざ ぁ 言って 聞か せ や しょう !

己 の 色 香 に 女 も 惑う 。

忍 に ゃ 強い が 女 に ゃ 弱い 。

木 ノ 葉 隠れ に その 人 あり と

ちった ぁ 知ら れ た … 。

♪ ~

自 来 也 様 た ぁ

あわし の こと ~ よ ~ !

えっ … え ぇ ~ ! ?

お … お前 ら も 頭 を 下げ て 命乞い せ ん か !

皆殺し に なる ぞ !

( 一同 ) は は あ ~ !

知ら ぬ こと と は いい ながら

木 ノ 葉 の 里 の 伝説 の 三 忍 と うたわ れ て いる 自 来 也 様 に

失礼 の 儀 何とぞ … 何とぞ お 許し を ~ !

アッハハハ ~ こんな 国 に も わし の 名 が 知ら れ とる か 。

ま ぁ いい って こと よ 。

んで 音 隠れ の 里 に つい て 知って いる と 言って い た の は

本当 か の う ? ( ハンザキ ) へい 。

田 ノ 国 に は われら ふう ま を 含め

いく つ か の 忍者 の 一族 が おり や し た 。

お互いに 役目 を 分け 合って この 国 の 忍者 たち は

それなり に うまく やって き て い た ん です 。

あの 男 が 現れる まで は … 。

( 自 来 也 ) ん ! ?

その 男 と は … 。

その 名 を 口 に する の も 口惜しい 。

( ハンザキ ) 大 蛇 丸 の ヤツ で ござい ます !

( ササメ ) はっ !

大丈夫 安心 し て ! ( ササメ ) う っ !

傷 から 菌 が 入って 破傷風 に でも なったら 助から ない わ 。

幸い 傷 薬 は 持って る から 治療 さ せ て 。

ヤツ ら もう 追って こ ない って ば よ 。

さ ~ て いい から 傷 を 見せ て みろ 。

あっ 。

ん ? ん ?

ナルト 治療 の 間 外 に 出 て て 。 は ?

だっ ! だ は ~ !

だっ ! 痛 ぇ !

何で 俺 だけ 追い出さ れ なきゃ な ん ねえ ん だって ば よ !

った く よ ~ !

しょうが ねえ な ~ !

のぞく な ! あ ~ !

あ ~ !

( 衝突 音 )

分かって る さっ 傷 を 見せ て 。

ひで ぇ … いきなり 殴る なんて よ 。

ん ?

は ぁ ~ お も しれ ぇ 。

ナルト いい わ よ ~ !

ウヘ ~ ! ?

かわ ゆい 女の子 ?

サクラ ちゃん こ の 子 … この 子 一体 ! ?

鈍 っ さっき の 忍者 じゃ ない 。 えっ … 。

あっ !

そう いえ ば … 。

った ぁ ~ ! 何で また … 。

ふう ま ササメ と 申し ます 。

なぁ ササメ ちゃん

どう し て あんな ヤツ ら に 追わ れ て いた ん だ ?

よかったら 話し て み て 。

何 か 力 に な れる かも しれ ない わ 。

あれ は 大 蛇 丸 と いう 男 の 屋敷 を 守る 音 忍 たち な ん です 。

( サクラ ・ ナルト ) えっ ! ? ( ササメ ) 先日 は

あなた 方 を 音 忍 たち と 間違え て しまって すみません 。

そんな こと は どう だって いい って ば よ !

私 たち も 大 蛇 丸 を 捜し て いる の よ !

お 願い 詳しく 話し て くれ ない ?

はい 。

事 の 起こり は

田 ノ 国 の 殿様 が 領土 を 広げよ う と

近隣 の 国 に 戦 を 仕掛け た こと に 始まり ます 。

( ササメ ) 田 ノ 国 は 小さな 国 です 。

忍 の 数 だって たかが 知れ て い ます 。

( ササメ ) 無謀 な 戦 で し た 負ける の が 当たり前 だった ん です 。

そして 負け 戦 に 参加 し た この 国 の 忍 の 一族 は

すべて 没落 し て いき まし た 。

私 たち の ふう ま 一族 も 。

生き残った 忍 の 中 に は 国 を 去る 者

盗賊 に 身 を 落とし た 者 も いる と 聞き ます 。

それ でも 私 たち は 一族 の 復興 を 信じ て

陰に 潜み 続け ながら 生き て き まし た 。

そんな 時 に 私 たち の 前 に 現れ た の が

田 ノ 国初 の 本格 的 な 忍 の 里 を 作 ろ う と し た

音 隠れ の 里 の 使者 だった の です 。

音 隠れ の 里 の 使者 は 言い まし た 。

( 君 麻 呂 ) < わが あるじ 大 蛇 丸 様 は

あらゆる 種類 の 術 を 集め て おら れる 。

お前 たち の 術 に も 興味 を 持た れ た 。

働き に よって は 殿 に 仕える チャンス も 与え られる だ ろ う >

( ササメ ) 私 の いとこ の アラシ 兄ちゃん は

一族 復興 の 期待 の 星 で し た 。

アラシ 兄ちゃん は 一族 の 代表 と し て

使者 と 共に 音 隠れ の 里 へ と 向かった ん です 。

でも … 。

んで ?

私 たち は アラシ 兄ちゃん から の 知らせ を 待ち まし た 。

でも … 。

何 の 連絡 も ない の ね 。

く っそ ~ ! 大 蛇 丸 の ヤツ に だまさ れ た ん だ !

ナルト ! えっ … 。

あぁ … 。

いや … だ から って アラシ って いとこ が

無事 か そう じゃ ない か なんて なぁ ほら 分 っか ん ねえ じゃ ん !

でも って その … でも って … 。 バカ … 。

( ササメ ) 私 が アラシ 兄ちゃん を 助ける ん です !

私 体 も 小さい し 力 も 弱い し

何 を やって も 忍術 修業 でも 足手まとい に なって ばっかり で

でも アラシ 兄ちゃん は そんな 私 を い っつ も 助け て くれ た 。

里 の みんな は もう 諦め ちゃ った けど … 。

だから 私 は 1 人 で 音 隠れ の 里 を … 。

はっ … それ で 音 の 忍者 に 追わ れ て た の ね 。

今度 は 私 が アラシ 兄ちゃん を 助ける 番 です !

う っ ! ササメ ちゃん !

私 アラシ 兄ちゃん の 力 に なり たい … 。

ナルト !

ああ 分かって る って ば よ 。

どうせ サスケ を 連れ戻し に

音 の 里 へ は 行か なきゃ なら ねえ ん だ 。

連れ戻す ヤツ が 1 人 から 2 人 に なった だけ の 話 だ 。

ササメ ちゃん の いとこ の 兄ちゃん は

俺 が 助ける って ば よ !

ん ? ヤダ クモ !

う わ … 。 何 ? これ … 。

ナルト !

な … 何 だ ! ? こりゃ !

( ジグモ ) フフ フフ … 。

忍法 風 蜘蛛 !

かわいい 俺 の 子ども たち が 白銀 の 糸 で 道 を 作り

お前 たち の 行く手 を 教え て くれ た ん だ よ 。

( ジグモ ) 3 人 まとめ て 秘密 を 抱え た まま

地獄 へ 落ち て もらう ぜ ! フフ フフ … 。

フフ フフ … !

ナルト ! これ は 空 蝉 の 術 声 を 多 方向 に 分散 さ せ て

居場所 や 人数 を ごまかし て いる の よ 。

そう か サクラ ちゃん その 子 を 頼む !

多重 影 分身 の 術 !

♪ ~

さ ぁ ど っ から でも かかって こい って ば よ !

( ジグモ ) フン 数 は 多い が しょせん は 分身 の 術 。

( カミキリ ) いや よく 見ろ ジグモ 。

糸 が 絡 ん で いやがる 。

すべて の 分身 に 実体 が ある 影 分身 か 。

ならば カゲロウ 。

( カゲロウ ) 承知 。

出 て こい って ば よ ! どこ だ ? どこ だ ?

( カゲロウ ) 生まれ 生まれ て 生き 生き て

1 つ の 日の出 1 つ の 日 の 入り 。

カゲロウ の 生 は 僅か 一 日 。

なれ ど その はかな さ を あわれ と 思う こと こそ あわれ なり 。

その 本領 は

闇 深き 土中 に 生きる 時 に こそ ある と 知れ 。

う わ っ ! う わ っ !

( カゲロウ ) 忍法 蟻 地獄 の 術 !

う わ っ ! 何 だ ! ? こりゃ !

( カゲロウ ) ハハハハ … 。

あ ~ ! う わ ~ !

ダァ ~ !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに

♪ 色褪せ た 言葉 は

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった

♪ 答え の 出 ない 夜 と

♪ 一片 の 温もり と

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの

♪ 時 の しずく

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶

♪ 失 くし た 言葉

♪ ~

♪ この 思い は

〈 チクショ ~ ! 何て しつこい 連中 だ !

でも こ ちと ら そう 簡単 に

やら れる わけ に ゃ いか ねえ ん だ !

俺 って ば 大 蛇 丸 の 野郎 を ぶ っ 飛ばし て

サスケ と ササメ ちゃん の いとこ を

連れ帰 ん なきゃ いけ ねえ ん だ から な !

お前 ら が やり手 だ ろ う が 関係 ねえ !

片っ端から 丸め て やっ から ど っ から でも かかって き や がれ 〉

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Naruto Episode 137 naruto|episode Naruto Episode 137

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ しょうねん||ききい||

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ にんげん|||||||

♪ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♪ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど ふあん||ゆめ||うりとばす|

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ |ろう|||||||

♪ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♪ たった 今 生き て いる から |いま|いき|||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に けっして|わすれ|||||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う しぬ|||わか||||

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる ||おもて||なみ||

♪ からっぽ の この 街 で |||がい|

♪ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♪ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から なん|||かえよ|||||

♪ ~

( 自 来 也 ) この 山 を 下り た 所 に 田 ノ 国 で 最も にぎやか な じ|らい|や||やま||くだり||しょ||た||くに||もっとも||

宿場町 が ある らしい の う 。 ( ナルト ) また 調査 に かこつけ て しゅくばまち||||||||ちょうさ|||

変 な 所 に 行く 気 だ ろ う エロ 仙人 。 へん||しょ||いく|き|||||せんにん

( サクラ ) もう やめ て ください 。

あれ から ぼっ たく り バー の 用心棒 を まく の |||||ばー||ようじんぼう|||

大変 だった ん です から 。 うん うん 。 たいへん||||||

( 自 来 也 ) う ~ ん … お前 ら が そう 言う の も 分かる 。 じ|らい|や|||おまえ||||いう|||わかる

… が 音 隠れ の 里 を 探し出す に は ほか に 方法 が ない から のう 。 |おと|かくれ||さと||さがしだす|||||ほうほう||||

い や ぁ わし だって 嫌 な ん じゃ が う ~ ん … 。 |||||いや||||||

いや 実に 困った ぁ 。 |じつに|こまった|

しかし 嫌 な こと でも やら ぬ わけ に は いく まい し 。 |いや|||||||||||

のう ? は ぁ … 。

さ ぁ 行く ぞ ナルト サクラ ! モタモタ す ん な よ ! ||いく|||さくら|もたもた||||

調査 じゃ 調査 じゃ ! ちょうさ||ちょうさ|

あぁ つらい のう ! あぁ つらい ! アッハハハ !

楽し そう に … 。 全然 懲り て ねえ って ば よ … 。 たのし|||ぜんぜん|こり|||||

( 男性 1 ) 痛 ぇ な 。 ( 男性 2 ) こっち が 痛 ぇ わ ! だんせい|つう|||だんせい|||つう||

( 殴る 音 ) ( 男性 3 ) う わ ~ ! なぐる|おと|だんせい||

前 の 宿場町 より 柄 が 悪い って ば よ … 。 ぜん||しゅくばまち||え||わるい|||

こんな 所 さっさと パス し て 音 隠れ の 里 を 探し ま しょ う 。 |しょ||ぱす|||おと|かくれ||さと||さがし|||

あっ ?

あぁ … 。 は ぁ … 。

ニ ~ ! ヌフ フフ … 。

のう 。

もう 金 なら ねえ って ば よ 。 |きむ|||||

あたし も もう お 金 は あり ませ ん 。 ||||きむ||||

( 自 来 也 ) ほれ 。 ( サクラ ・ ナルト ) ん ? じ|らい|や||||

お前 ら それ で 飯 でも 食ったら おまえ||||めし||くったら

街 外れ の お 堂 で 待 っと け の 。 がい|はずれ|||どう||ま|||

( サクラ ・ ナルト ) ん ?

こう いう 所 に は 情報 が 集まる が 若い お前 ら に は 目 の 毒 だ 。 ||しょ|||じょうほう||あつまる||わかい|おまえ||||め||どく|

わし が 犠牲 に なって 調査 し て くる から のう 。 ||ぎせい|||ちょうさ|||||

意外 と いい 人 だった の ね 。 いがい|||じん|||

サクラ ちゃん まだまだ 甘い って ば よ 。 さくら|||あまい|||

( 自 来 也 ) え ~ まず は どこ から 調べよ う かのう 。 じ|らい|や||||||しらべよ||

い や ぁ つらい ! 調査 は つらい のう ! ||||ちょうさ|||

お っ ! ウフ フフ !

エロ 仙人 は ほっと い て 2 人 で ほか を 当たって みる って ば よ ! |せんにん|||||じん||||あたって||||

ん ? どう し た の ? サクラ ちゃん 。 |||||さくら|

この 国 に は もう サスケ 君 は い ない ん じゃ … 。 |くに||||さすけ|きみ|||||

どう し た ん だって ば よ ?

そんな こと 調べ て み なきゃ 分か ん ない って ! ||しらべ||||わか|||

そう だ けど … 。

相手 は 大 蛇 丸 だ 。 あいて||だい|へび|まる|

そりゃ 簡単 に は いか ねえ かも しん ねえ 。 |かんたん|||||||

でも よ 。

でも きっと 見つけ て やる って ば よ ! ||みつけ|||||

うん !

ナルト !

お前 って ば こ ない だ の ! おまえ||||||

( ササメ ) あっ ! う っ … !

この 子 ケガ を し てる わ 。 |こ|けが||||

お前 … 。 おまえ

ナルト !

♪ ~

あっ !

♪ ~

( カミキリ ) フフ フフ 。

♪ ~

( ジグモ ) ん ? ( カミキリ ) フフ フフ … ん ?

( 丸太 が 転がり 落ちる 音 ) まるた||ころがり|おちる|おと

( カミキリ ) 変わり 身 か チッ … 逃がし ち まった 。 |かわり|み|||にがし||

( カゲロウ ) フフ フフ … 。

( ジグモ ) な ~ に 俺 の かわいい 子ども ら が |||おれ|||こども||

白銀 の 道 を 作って くれ て いる 。 しろがね||どう||つくって|||

もう 俺 たち から 逃げる こと は でき ねえ 。 |おれ|||にげる||||

( カゲロウ ) フハハハ … 。 ( ジグモ ) ハハハハ … 。

あの 2 人 どこ か の 忍者 の 端くれ らしい が |じん||||にんじゃ||はしくれ||

俺 ら に 関わ っち まっ た の が 運 の 尽き さ な 。 おれ|||かかわ||||||うん||つき||

( カゲロウ ) 気の毒 に 。 |きのどく|

どうせ この 国 に 忍び込 ん で くる ヤツ ら の 目的 は ||くに||しのびこ||||やつ|||もくてき|

大 蛇 丸 様 さ ハハハ … 。 だい|へび|まる|さま||

フフ フフ … 。 ( カゲロウ ) ハハハハ … 。

( 自 来 也 ) エヘッヘヘヘヘ … 。 じ|らい|や|

や っぱ 若い 子 の 肌 は 張り が ええ のう 。 ||わかい|こ||はだ||はり|||

( 女性 1 ) あん いじわる ! ( 自 来 也 ) え ? じょせい|||じ|らい|や|

あぁ 悪い 悪い 。 |わるい|わるい

ところで お前 たち 音 の 里 の うわさ を |おまえ||おと||さと|||

聞い た こと と か ない か の う ? ( 女性 2 ) 音 の 里 ? ききい|||||||||じょせい|おと||さと

そんな 里 の 名前 聞い た こ と ない わ 。 |さと||なまえ|ききい|||||

( 自 来 也 ) 教え て くれ たら チップ を 弾む ぞい ? じ|らい|や|おしえ||||ちっぷ||はずむ|

ん ? ( 女性 2 ・ 女性 1 ) わ ~ ! |じょせい|じょせい|

でも 本当 に 知ら ない の よ 。 ( 女性 2 ) 聞い た こ と ない よ ね 。 |ほんとう||しら||||じょせい|ききい||||||

う ~ ん … 。 ≪ ( 女性 3 ) 聞い た こ と ある わ 。 ||じょせい|ききい|||||

( 一同 ) ん ? いちどう|

( 女性 3 ) なじみ の 客 に そう いう の に 詳しい ヤツ が いる の 。 じょせい|||きゃく||||||くわしい|やつ|||

来る ? ( 自 来 也 ) うん ! くる|じ|らい|や|

( 女性 3 ) ヤツ の 家 は この 路地 の 奥 よ 。 じょせい|やつ||いえ|||ろじ||おく|

( 自 来 也 ) ほう 。 じ|らい|や|

( 自 来 也 ) ん ? じ|らい|や|

( 自 来 也 ) ほう 。 じ|らい|や|

( 男 1 ) ヘヘ ヘヘ … 袋 の ネズミ だ ぜ 。 おとこ|||ふくろ||ねずみ||

( 男 2 ) 何 だ し け た じ じい じゃ ねえ か 。 おとこ|なん|||||||||

おい 金 は 持って る ん だ ろ う な ? |きむ||もって||||||

大丈夫 だ よ この 目 で 確かめ た ん だ から 。 だいじょうぶ||||め||たしかめ||||

( ハンザキ ) て め ぇ ら ! ムダ 口 たた い て ねえ で |||||むだ|くち|||||

さっさと 始末 し ねえ か ? |しまつ|||

へい 頭 ! |あたま

♪ ~

フン 色 香 に 迷った の が 運 の 尽き だ 成仏 し な ! ふん|いろ|かおり||まよった|||うん||つき||じょうぶつ||

♪ ~

( 女性 3 ) あっ … 。 じょせい|

( 自 来 也 ) 忍法 針 地蔵 ! じ|らい|や|にんぽう|はり|じぞう

貴 様 … 。 とうと|さま

こ ちと ら 急 い でる ん だ が のう 。 |||きゅう||||||

音 隠れ の 里 の こと 知って いる の か 知ら ん の か おと|かくれ||さと|||しって||||しら|||

素直 に 答え た ほう が 身 の ため だ と 思う が のう 。 すなお||こたえ||||み|||||おもう||

俺 が 素直 な 人間 に 見える の なら おれ||すなお||にんげん||みえる||

て め ぇ は バカ だ ぜ 。 ||||ばか||

忍者 か 。 にんじゃ|

( 自 来 也 ) だったら ? じ|らい|や|

おもし れ ぇ じゃ ねえ か 。

今 は 盗賊 な ん ぞ に 身 を 落とし ちゃ いる が いま||とうぞく|||||み||おとし|||

俺 ら も ここ ら じゃ ちった ぁ 知ら れ た 忍 の 一族 よ 。 おれ||||||||しら|||おし||いちぞく|

命 を 取る 代わり に 何なら 雇って やって も いい ん だ ぜ ? いのち||とる|かわり||なんなら|やとって||||||

忍者 ねぇ 。 にんじゃ|

( 自 来 也 ) だったら 手加減 は い らん のう 。 じ|らい|や||てかげん||||

( 男 3 ) 大物 ぶってん じゃ ねえ ぞ じ じい ! おとこ|おおもの||||||

( 自 来 也 ) 黙れ 若 造 ! じ|らい|や|だまれ|わか|つく

( 一同 ) う っ … 。 いちどう||

( 自 来 也 ) 忍者 と は 耐え 忍ぶ 者 の こと だ 。 じ|らい|や|にんじゃ|||たえ|しのぶ|もの|||

すきっ腹 に 耐え かね て 研さん し て き た その 術 を すきっぱら||たえ|||けんさん||||||じゅつ|

盗み に 使う よう な ヤツ ら を ぬすみ||つかう|||やつ||

忍者 と は 呼ば ん のう ! にんじゃ|||よば||

( ハンザキ ) 聞き 捨て なら ねえ ! |きき|すて||

忍 どうし と 思って 情け を かけりゃ おし|どう し||おもって|なさけ||

いい気 に なり や が って ! いいき|||||

2 つ に なって 後悔 し や がれ ! |||こうかい|||

( 自 来 也 ) フン 。 じ|らい|や|ふん

ふう ま 忍 剣 斬 馬 刀 ! ||おし|けん|き|うま|かたな

♪ ~

螺旋 丸 ! らせん|まる

あ … 。

あ ~ !

♪ ~

て め ぇ よく も 頭 を ! |||||あたま|

こ … これ 以上 やら せ ねえ ぜ ! ||いじょう||||

ほう 。 ( ハンザキ ) て め ぇ ら 待ち や がれ 。 ||||||まち||

ん ~ ! ( 自 来 也 ) ん ? |じ|らい|や|

( ハンザキ ) お 見 それ いたし や し た ! ||み|||||

今 の 術 は さぞや 名 の ある お方 か と お 察し いたし やす 。 いま||じゅつ|||な|||おかた||||さっし||

よろし けれ ば お 名前 を お 聞か せ 願 え ませ ん でしょ う か ? ||||なまえ|||きか||ねがい||||||

( 自 来 也 ) フン ! じ|らい|や|ふん

知ら ざ ぁ 言って 聞か せ や しょう ! しら|||いって|きか|||

己 の 色 香 に 女 も 惑う 。 おのれ||いろ|かおり||おんな||まどう

忍 に ゃ 強い が 女 に ゃ 弱い 。 おし|||つよい||おんな|||よわい

木 ノ 葉 隠れ に その 人 あり と き||は|かくれ|||じん||

ちった ぁ 知ら れ た … 。 ||しら||

♪ ~

自 来 也 様 た ぁ じ|らい|や|さま||

あわし の こと ~ よ ~ !

えっ … え ぇ ~ ! ?

お … お前 ら も 頭 を 下げ て 命乞い せ ん か ! |おまえ|||あたま||さげ||いのちごい|||

皆殺し に なる ぞ ! みなごろし|||

( 一同 ) は は あ ~ ! いちどう|||

知ら ぬ こと と は いい ながら しら||||||

木 ノ 葉 の 里 の 伝説 の 三 忍 と うたわ れ て いる 自 来 也 様 に き||は||さと||でんせつ||みっ|おし||||||じ|らい|や|さま|

失礼 の 儀 何とぞ … 何とぞ お 許し を ~ ! しつれい||ぎ|なにとぞ|なにとぞ||ゆるし|

アッハハハ ~ こんな 国 に も わし の 名 が 知ら れ とる か 。 ||くに|||||な||しら|||

ま ぁ いい って こと よ 。

んで 音 隠れ の 里 に つい て 知って いる と 言って い た の は |おと|かくれ||さと||||しって|||いって||||

本当 か の う ? ( ハンザキ ) へい 。 ほんとう|||||

田 ノ 国 に は われら ふう ま を 含め た||くに|||||||ふくめ

いく つ か の 忍者 の 一族 が おり や し た 。 ||||にんじゃ||いちぞく|||||

お互いに 役目 を 分け 合って この 国 の 忍者 たち は おたがいに|やくめ||わけ|あって||くに||にんじゃ||

それなり に うまく やって き て い た ん です 。

あの 男 が 現れる まで は … 。 |おとこ||あらわれる||

( 自 来 也 ) ん ! ? じ|らい|や|

その 男 と は … 。 |おとこ||

その 名 を 口 に する の も 口惜しい 。 |な||くち|||||くちおしい

( ハンザキ ) 大 蛇 丸 の ヤツ で ござい ます ! |だい|へび|まる||やつ|||

( ササメ ) はっ !

大丈夫 安心 し て ! ( ササメ ) う っ ! だいじょうぶ|あんしん|||||

傷 から 菌 が 入って 破傷風 に でも なったら 助から ない わ 。 きず||きん||はいって|はしょうふう||||たすから||

幸い 傷 薬 は 持って る から 治療 さ せ て 。 さいわい|きず|くすり||もって|||ちりょう|||

ヤツ ら もう 追って こ ない って ば よ 。 やつ|||おって|||||

さ ~ て いい から 傷 を 見せ て みろ 。 ||||きず||みせ||

あっ 。

ん ? ん ?

ナルト 治療 の 間 外 に 出 て て 。 は ? |ちりょう||あいだ|がい||だ|||

だっ ! だ は ~ !

だっ ! 痛 ぇ ! |つう|

何で 俺 だけ 追い出さ れ なきゃ な ん ねえ ん だって ば よ ! なんで|おれ||おいださ|||||||||

った く よ ~ !

しょうが ねえ な ~ !

のぞく な ! あ ~ !

あ ~ !

( 衝突 音 ) しょうとつ|おと

分かって る さっ 傷 を 見せ て 。 わかって|||きず||みせ|

ひで ぇ … いきなり 殴る なんて よ 。 |||なぐる||

ん ?

は ぁ ~ お も しれ ぇ 。

ナルト いい わ よ ~ !

ウヘ ~ ! ?

かわ ゆい 女の子 ? ||おんなのこ

サクラ ちゃん こ の 子 … この 子 一体 ! ? さくら||||こ||こ|いったい

鈍 っ さっき の 忍者 じゃ ない 。 えっ … 。 どん||||にんじゃ|||

あっ !

そう いえ ば … 。

った ぁ ~ ! 何で また … 。 ||なんで|

ふう ま ササメ と 申し ます 。 ||||もうし|

なぁ ササメ ちゃん

どう し て あんな ヤツ ら に 追わ れ て いた ん だ ? ||||やつ|||おわ|||||

よかったら 話し て み て 。 |はなし|||

何 か 力 に な れる かも しれ ない わ 。 なん||ちから|||||||

あれ は 大 蛇 丸 と いう 男 の 屋敷 を 守る 音 忍 たち な ん です 。 ||だい|へび|まる|||おとこ||やしき||まもる|おと|おし||||

( サクラ ・ ナルト ) えっ ! ? ( ササメ ) 先日 は ||||せんじつ|

あなた 方 を 音 忍 たち と 間違え て しまって すみません 。 |かた||おと|おし|||まちがえ|||

そんな こと は どう だって いい って ば よ !

私 たち も 大 蛇 丸 を 捜し て いる の よ ! わたくし|||だい|へび|まる||さがし||||

お 願い 詳しく 話し て くれ ない ? |ねがい|くわしく|はなし|||

はい 。

事 の 起こり は こと||おこり|

田 ノ 国 の 殿様 が 領土 を 広げよ う と た||くに||とのさま||りょうど||ひろげよ||

近隣 の 国 に 戦 を 仕掛け た こと に 始まり ます 。 きんりん||くに||いくさ||しかけ||||はじまり|

( ササメ ) 田 ノ 国 は 小さな 国 です 。 |た||くに||ちいさな|くに|

忍 の 数 だって たかが 知れ て い ます 。 おし||すう|||しれ|||

( ササメ ) 無謀 な 戦 で し た 負ける の が 当たり前 だった ん です 。 |むぼう||いくさ||||まける|||あたりまえ|||

そして 負け 戦 に 参加 し た この 国 の 忍 の 一族 は |まけ|いくさ||さんか||||くに||おし||いちぞく|

すべて 没落 し て いき まし た 。 |ぼつらく|||||

私 たち の ふう ま 一族 も 。 わたくし|||||いちぞく|

生き残った 忍 の 中 に は 国 を 去る 者 いきのこった|おし||なか|||くに||さる|もの

盗賊 に 身 を 落とし た 者 も いる と 聞き ます 。 とうぞく||み||おとし||もの||||きき|

それ でも 私 たち は 一族 の 復興 を 信じ て ||わたくし|||いちぞく||ふっこう||しんじ|

陰に 潜み 続け ながら 生き て き まし た 。 いんに|ひそみ|つづけ||いき||||

そんな 時 に 私 たち の 前 に 現れ た の が |じ||わたくし|||ぜん||あらわれ|||

田 ノ 国初 の 本格 的 な 忍 の 里 を 作 ろ う と し た た||こくしょ||ほんかく|てき||おし||さと||さく|||||

音 隠れ の 里 の 使者 だった の です 。 おと|かくれ||さと||ししゃ|||

音 隠れ の 里 の 使者 は 言い まし た 。 おと|かくれ||さと||ししゃ||いい||

( 君 麻 呂 ) < わが あるじ 大 蛇 丸 様 は きみ|あさ|ろ|||だい|へび|まる|さま|

あらゆる 種類 の 術 を 集め て おら れる 。 |しゅるい||じゅつ||あつめ|||

お前 たち の 術 に も 興味 を 持た れ た 。 おまえ|||じゅつ|||きょうみ||もた||

働き に よって は 殿 に 仕える チャンス も 与え られる だ ろ う > はたらき||||しんがり||つかえる|ちゃんす||あたえ||||

( ササメ ) 私 の いとこ の アラシ 兄ちゃん は |わたくし|||||にいちゃん|

一族 復興 の 期待 の 星 で し た 。 いちぞく|ふっこう||きたい||ほし|||

アラシ 兄ちゃん は 一族 の 代表 と し て |にいちゃん||いちぞく||だいひょう|||

使者 と 共に 音 隠れ の 里 へ と 向かった ん です 。 ししゃ||ともに|おと|かくれ||さと|||むかった||

でも … 。

んで ?

私 たち は アラシ 兄ちゃん から の 知らせ を 待ち まし た 。 わたくし||||にいちゃん|||しらせ||まち||

でも … 。

何 の 連絡 も ない の ね 。 なん||れんらく||||

く っそ ~ ! 大 蛇 丸 の ヤツ に だまさ れ た ん だ ! ||だい|へび|まる||やつ||||||

ナルト ! えっ … 。

あぁ … 。

いや … だ から って アラシ って いとこ が

無事 か そう じゃ ない か なんて なぁ ほら 分 っか ん ねえ じゃ ん ! ぶじ|||||||||ぶん|||||

でも って その … でも って … 。 バカ … 。 |||||ばか

( ササメ ) 私 が アラシ 兄ちゃん を 助ける ん です ! |わたくし|||にいちゃん||たすける||

私 体 も 小さい し 力 も 弱い し わたくし|からだ||ちいさい||ちから||よわい|

何 を やって も 忍術 修業 でも 足手まとい に なって ばっかり で なん||||にんじゅつ|しゅぎょう||あしでまとい||||

でも アラシ 兄ちゃん は そんな 私 を い っつ も 助け て くれ た 。 ||にいちゃん|||わたくし|||||たすけ|||

里 の みんな は もう 諦め ちゃ った けど … 。 さと|||||あきらめ|||

だから 私 は 1 人 で 音 隠れ の 里 を … 。 |わたくし||じん||おと|かくれ||さと|

はっ … それ で 音 の 忍者 に 追わ れ て た の ね 。 |||おと||にんじゃ||おわ|||||

今度 は 私 が アラシ 兄ちゃん を 助ける 番 です ! こんど||わたくし|||にいちゃん||たすける|ばん|

う っ ! ササメ ちゃん !

私 アラシ 兄ちゃん の 力 に なり たい … 。 わたくし||にいちゃん||ちから|||

ナルト !

ああ 分かって る って ば よ 。 |わかって||||

どうせ サスケ を 連れ戻し に |さすけ||つれもどし|

音 の 里 へ は 行か なきゃ なら ねえ ん だ 。 おと||さと|||いか|||||

連れ戻す ヤツ が 1 人 から 2 人 に なった だけ の 話 だ 。 つれもどす|やつ||じん||じん|||||はなし|

ササメ ちゃん の いとこ の 兄ちゃん は |||||にいちゃん|

俺 が 助ける って ば よ ! おれ||たすける|||

ん ? ヤダ クモ ! ||くも

う わ … 。 何 ? これ … 。 ||なん|

ナルト !

な … 何 だ ! ? こりゃ ! |なん||

( ジグモ ) フフ フフ … 。

忍法 風 蜘蛛 ! にんぽう|かぜ|くも

かわいい 俺 の 子ども たち が 白銀 の 糸 で 道 を 作り |おれ||こども|||しろがね||いと||どう||つくり

お前 たち の 行く手 を 教え て くれ た ん だ よ 。 おまえ|||ゆくて||おしえ||||||

( ジグモ ) 3 人 まとめ て 秘密 を 抱え た まま |じん|||ひみつ||かかえ||

地獄 へ 落ち て もらう ぜ ! フフ フフ … 。 じごく||おち|||||

フフ フフ … !

ナルト ! これ は 空 蝉 の 術 声 を 多 方向 に 分散 さ せ て |||から|せみ||じゅつ|こえ||おお|ほうこう||ぶんさん|||

居場所 や 人数 を ごまかし て いる の よ 。 いばしょ||にんずう||||||

そう か サクラ ちゃん その 子 を 頼む ! ||さくら|||こ||たのむ

多重 影 分身 の 術 ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

♪ ~

さ ぁ ど っ から でも かかって こい って ば よ !

( ジグモ ) フン 数 は 多い が しょせん は 分身 の 術 。 |ふん|すう||おおい||||ぶんしん||じゅつ

( カミキリ ) いや よく 見ろ ジグモ 。 |||みろ|

糸 が 絡 ん で いやがる 。 いと||から|||

すべて の 分身 に 実体 が ある 影 分身 か 。 ||ぶんしん||じったい|||かげ|ぶんしん|

ならば カゲロウ 。

( カゲロウ ) 承知 。 |しょうち

出 て こい って ば よ ! どこ だ ? どこ だ ? だ|||||||||

( カゲロウ ) 生まれ 生まれ て 生き 生き て |うまれ|うまれ||いき|いき|

1 つ の 日の出 1 つ の 日 の 入り 。 ||ひので|||ひ||はいり

カゲロウ の 生 は 僅か 一 日 。 ||せい||わずか|ひと|ひ

なれ ど その はかな さ を あわれ と 思う こと こそ あわれ なり 。 ||||||||おもう||||

その 本領 は |ほんりょう|

闇 深き 土中 に 生きる 時 に こそ ある と 知れ 。 やみ|ふかき|どちゅう||いきる|じ|||||しれ

う わ っ ! う わ っ !

( カゲロウ ) 忍法 蟻 地獄 の 術 ! |にんぽう|あり|じごく||じゅつ

う わ っ ! 何 だ ! ? こりゃ ! |||なん||

( カゲロウ ) ハハハハ … 。

あ ~ ! う わ ~ !

ダァ ~ !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば ひとつひとつ|おもいだせ|

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに すべて||||き||||||

♪ 色褪せ た 言葉 は いろあせ||ことば|

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった ぼく|||||お|||

♪ 答え の 出 ない 夜 と こたえ||だ||よ|

♪ 一片 の 温もり と いっぺん||ぬくもり|

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と はるか|かなた||あこがれ|

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる くりかえし|ぼく||いき||

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの |りょうて||かかえ|||

♪ 時 の しずく じ||

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶 |にぎりしめ||わすれ||きおく

♪ 失 くし た 言葉 うしな|||ことば

♪ ~

♪ この 思い は |おもい|

〈 チクショ ~ ! 何て しつこい 連中 だ ! |なんて||れんちゅう|

でも こ ちと ら そう 簡単 に |||||かんたん|

やら れる わけ に ゃ いか ねえ ん だ !

俺 って ば 大 蛇 丸 の 野郎 を ぶ っ 飛ばし て おれ|||だい|へび|まる||やろう||||とばし|

サスケ と ササメ ちゃん の いとこ を さすけ||||||

連れ帰 ん なきゃ いけ ねえ ん だ から な ! つれかえ||||||||

お前 ら が やり手 だ ろ う が 関係 ねえ ! おまえ|||やりて|||||かんけい|

片っ端から 丸め て やっ から ど っ から でも かかって き や がれ 〉 かたっぱしから|まるめ|||||||||||