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ナルト, Naruto Episode 194

Naruto Episode 194

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♬ 新たな 旅 が 今 始まる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を

♬ 生き抜く 度 に 僕ら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に

♬ 置き去り に した 思い を

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♬ きっと 会える よ

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♬~

♬~

( 男性 ) ん ?

( 男性 ) 奥 方 様 空 もよう が 怪しく なって まいり ました 。 ➡

雨 に 降ら れる 前 に こ よい の 宿 へ 。

( 加代 ) 分かり ました お 願い し ます 。

はっ 。

何 だ ? この 霧 は 。 ( 供 侍 1 ) 前 が 見え ぬ ぞ 。

何 だ ?

どう し ました ? ( 女 中 ) 加代 様 。

≪ う ~!

( 供 侍 1 ・ 供 侍 2 ) う っ !

≪ あ ~!

はっ ! ≪ あ ~!

≪ あ ~!

( 供 侍 たち ) うわ っ ! ( 加代 ) あっ !

( 綱 手 ) 密 の 国 の 奥 方 加代 様 は ➡

ご 実家 である あん の 国 へ お国 帰り の 途中 だった そうだ 。 ➡

到着 が 遅い の を 不審に 思った ➡

あん の 国 の 者 が 迎え に 行った ところ ➡

峠 道 に は 籠 や 長持ち が 投げ出さ れて る だけ で ➡

加代 様 を はじめ 供 の 者 全員 姿 を 消して いた そうだ 。

( キバ ) つまり その 奥 方 様 を 捜し出せ って こと です か ?

その とおり 。 ➡

ナルト は ともかく ヒナタ の 白 眼 キバ と 赤 丸 の 嗅覚 ➡

捜索 任務 に は うってつけだ ろ 。

( ナルト ) 何 だ よ 何 だ よ ばあちゃん って ば !

俺 に は 何の とりえ も ない って いう の か ?

そう で は ない の か ? だ ひ ゃ … 。

( ヒナタ ) ナルト 君 ナルト 君 に だって いい ところ が ある と 思う よ 。

お っ ! さすが ヒナタ ! その いい ところ って の を ➡

ビシ っと 綱 手 の ばあちゃん に 聞か せて やって くれよ !

なぁ なぁ ! 俺 の いい ところ って どこ だって ば よ ?

あ … え … えっ と その … 。

だから … 。

そこ で 悩む なって ば よ !

( シズネ ) フフ … 。 ( ヒナタ ) あっ そんな つもり じゃ … 。

( キバ の あくび ) ( 赤 丸 の あくび )

こら こら ! そこ の 2 人 もう いい か ?

あの さ ばあちゃん この 任務 って 変な こと ねえ よ な ?

ん ? 変な こと ?

あの ~… つまり その … 幽霊 と か ?

幽霊 ? お前 そんな もん に ビビ って た の か ?

うん … ま ぁね 。

幽霊 なんか いる わけない だろう 。 ( シズネ ) ウッフフフ … 。

バカな こと 言って ないで さっさと 出発 しろ 。

( キバ ) 出発 しろ って 五 代 目 場所 は ?

首 崎峠 。

か … 首 !? 首 って この 首 か !?

やっぱり 何 か 嫌な 予感 が する って ば よ !

バカ 者 ! 忍 が そんな こと で グダグダ 言う な !

さっさと 行って こい ! お ~ 幽霊 よか ➡

こっち の ほう が 怖 ぇっ てば よ ! ( キバ ) いって きま ~ す !

失礼 し ます … 。

は ぁ ~ チッ … った く あいつ は いつも いつも … 。

綱 手 様 首 崎峠 って ➡

確か 首 の 国 の 都 が あった 場所 です よ ね ?

50 年 ほど 前 に 滅んだ 首 崎 一族 の 落城 した 城跡 が ➡

まだ あった はずです が … 。 ( 綱 手 ) それ が どうした ?➡

城跡 なんて どこ に だって ある ぞ 。

ナルト の 臆病 風 が うつった か ? シズネ 。

い … いえ そう いう わけで は 。

♬~

お っ ここ だ ぜ 。

「 首 崎峠 」。

何 か 不気味な 感じ が する って ば よ 。

あっ ヤッベェ 降って きや がった 急ごう ぜ 。

… って あ ~! 本降り に なって きた ぞ 。

( 雷鳴 )

あっ お 城 。

城 が 立って る なんて 聞いて ねえ ぞ 。

( ヒナタ ) 何 か 嫌な 雰囲気 … 。 ほら な ほら な !

ますます 不気味な 任務 だって ば よ 。

でも これ って デッケェ 手がかり って こと だ ろ ?

行き ましょう 。 ( キバ ) ああ 。 ➡

このまま じゃ ずぶぬれ に な っち まう 。

あっ おい そんなに 急ぐ なって 。

( ヒナタ ) 立派な お 城 だ ね 。

やっ ぱさ ぁ … いきなり お邪魔 す ん の は どう か なぁ ?

もう すぐ 夜 だ し 迷惑な んじゃ … 。

( キバ ) ナルト まさか マジ で ビビ って ん の か ?

そんな こと … ねえ って ば よ 。 しっかり ナルト 君 。

行く ぞ 。

えっ ?

扉 が 勝手に 開いた … 。

えっ !?

( ヒナタ ) すみ ませ ん どなた か いらっしゃい ませ ん か ?

( キバ ) 明かり が ついて る ぜ 。

ちょっと 雨宿り さ せて くれよ な 。

( 赤 丸 の ほえ 声 )

( キバ ) あっ おい … 待てよ 赤 丸 !

お邪魔 する って ば よ 。

こ … こんばん は 。

何 か いい 匂い が する ぜ 。

あっ まだ 温かい 。

さっき まで 誰 かいた の か ?

ん ?

( キバ ) 何 だ ?

怖 そうな お っ さん だって ば よ 。

この お 城 の 城主 かしら ?

城主 って こと は 大名 って こと だ ろ ?

大名 の 城 が ある なら この 辺り は 都 の はず 。 ➡

でも よ ここ は 国境 だ ぜ ?➡

あぁ こら 赤 丸 ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )

何 やって んだ !➡

勝手に 食ったら マズ い だろう が 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 )

だ ぁ ~!?

ナルト 君 ? ( キバ ) 何 だ ? 脅かす な よ !

今 この 絵 目 が 動いた って ば よ !

アホ ! 絵 が 動く わけ ねえ だ ろ ! お前 ビビ り すぎ !

あっ この 食事 7 人 分 ある 。

それ が どうかした の か ?

行方 不明に なった 密 の 国 の 人 たち も 確か 7 人 … 。

この 城 の 中 に 奥 方 様 たち が まだ いる の かも … 。

手分け して 捜して みよ 。 えっ … 手分け す ん の ?

せっかく だ から みんな で 一緒に 行こう ぜ 。

なぁ そう しよう キバ ヒナタ 。

ナルト いつまでも ガキ みて ぇな こ と 言って んじゃ ねえ !

こりゃ 任務 な んだ ぜ ! ん … 。

そんなに ガミガミ 言わ なく って も 分かって る って ば よ 。

( キバ ) フン !

あっ ちょっと 待って くれよ !

は ぁ ~… 。

俺 や っぱ こういう の だけ は 苦手 だって ば よ 。

夜 便所 に 行く より 怖い って ば 。

あっ … いっ … い ぃ ~!

怖い 怖い 怖い 怖い …! ハァ ハァ ヘェ … 。

( 雷鳴 )

♬~

( 雷鳴 )

♬~

嫌 ~‼

また だ よ ~!

キバ ! ヒナタ ! 赤 丸 ~!

や っぱ 1 人 じゃ 怖 ぇっ てば よ ~!

( ほえ 声 )

お前 も 感じる の か 確かに これ は 人 の におい だ 。

ここ だ 。

( キバ ) 誰 も い ねえ 。

≪ 食らう 。 ( キバ ) 誰 だ !? 誰 か い ん の か ?

あっ 天井 が … 。

野郎 !➡

ど わ っ !

あ … あっ あ ~!

すごい 本 … 。

「 首 崎城 私 史 」。

50 年 も 前 の もの 。 ➡

「 城 は すでに 敵 の 軍勢 に 囲ま れた 。 ➡

わが 民 は 無残に も 撃ち 殺さ れ ➡

城 内 に 残る 手 勢 も いく ば く か 。 ➡

こ よい を 待た ず に わが身 も 死 ぬる 身 と なろう 。 ➡

だが わ が 恨み は 城 内 に 残り ➡

この 城 を もって 一 人 残らず 食らい 尽くす 。 ➡

城 に 入り し 者 すべて を 。 ➡

首 崎剛 佐 記す 」。

食らい 尽くす ?

≪ 食らう 。 ( ヒナタ ) あっ !

何 ? これ 。

あ ~!

( ヒナタ ) う っ !

あっ !➡

首 崎剛 佐 … 。

あっ !

あ ~!

え … え … え … 。

♬~

あっ !

く っそ ~!

あっ ! あ … あ ~!

ヒナタ おい !

ヒナタ しっかり しろ 。

ナルト 君 。

ん ?

≪ ( 赤 丸 の ほえ 声 ) お っ 。

ナルト ヒナタ ! 無事 か ?

キバ 赤 丸 !

( キバ )50 年 前 に 落ちた 城 ? そんな バカな 。

巻物 の 日付 は そう なって た 。

この 城 に 入った 者 は すべて 食らい 尽くす って 。

確かに 俺 たち 食わ れ ち まった な 。

えっ … あっ と !

ナルト 君 ! ( キバ ) 大丈夫 か ? おい 。

痛 ぇ … 。

あ … あ … 出た ~!

ご ご ご … ごめんなさい 。 何 だ ? こりゃ 。

首 崎家 の よろい と 違う 。

もし かして これ は 敵 方 の 兵 ?

向こう に も ある ぜ 別の よろい だ 。

( ヒナタ ) あの よろい は 首 崎家 の もの 。

早く こっか ら 出よう ぜ 。

♬~

あの 絵 と 同じ よろい だって ば よ 。

まさか これ が ➡

本物 の 首 崎剛 佐 … 。

( 唾 を 飲み込む 音 ) 首 崎剛 佐 … 。

何 だ !?

あっ ! 溶けて くって ば よ 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ と ?➡

何 か 酸 っぺ ぇ に おい が する 。

この 城 何 か おかしい って ば 。

ヒナタ ! うん 。

白 眼 !

( ヒナタ ) 壁 全体 が チャクラ の 流れ に 覆わ れて いる 。

どうして … 。

( キバ ) 動いて る ぜ 。

この 壁 って ば 生きて る みて ぇだ ぞ !

もしかしたら … 。

柔 拳 !➡

ハァ ~!

≪ う ~!

あっ ! 大丈夫 か ? ヒナタ !

う … うん 。 これ と よく 似た の ➡

俺 見た こと あん ぞ 。

エロ 仙人 が 口 寄せ を した 大 蝦蟇 の 腹 ん 中 だって ば よ 。

( キバ ) 腹 ん 中 !?

じゃあ も しか して この におい は 胃液 か !?

( ヒナタ ) 首 崎剛 佐 は 落城 前 に 口 寄せ の 術 を 行った 。 ➡

でも その 口 寄せ さ れた もの は ➡

城 全体 を のみ込む ほど の 大き さ だった 。

この 城 に 入った 時 から 私 たち 食べ られて た んだ よ 。

でも よ 何で こいつ って ば わざわざ 城 に 化けて ➡

俺 たち を 食べる まね なんか した んだ ?

分から ない 。 ≪ ( 女性 ) キャ ~!

( キバ ) 何 だ ?

あっ !

た … 助けて … 。

密 の 国 の 奥 方 様 !?

壁 に 埋まって や がる … 。

木 ノ 葉 隠れ の 里 の 者 です 。

あなた 方 を 助け に 参り ました 。

今 助ける って ば ! フッ ! くっ … あ ~!

ダ … ダメだ !

しっかり して ください ! う … あっ !

ヤベェ ! こいつ すっかり 中 の 人間 全員 ここ に 集めて ➡

姿 を 本来 の 姿 に 戻して きて や がる 。 ➡

このまま じゃ 俺 たち も 危 ねぇ !

ナルト ヒナタ ! こっか ら 出る ぞ !➡

獣 人 分身 !

( キバ ) 牙 通 牙 !

≪ われ は 城 なり 剛 佐 様 の 命 に より ➡

城 内 に 入り し 者 を 食らう 。

あっ … うわ っ !

だ ぁ ~! ナルト 君 !

痛 て て … 。

あっ ! ( ほえ 声 )

≪ 食らう 。

どう やったら こいつ の 腹 ん 中 から 出 られる んだ ?

分から ない !

口 寄せ した んだったら よ 契約 の 巻物 が ある はずだ ぜ 。

そい つ を 破棄 しち まえば こいつ は 元 の 世界 に 戻る はずだ !

そう か !

ヒナタ ! うん !

白 眼 !

( ヒナタ ) あった ! 上 … 恐らく 天守 の 間 よ !

この 中 どう やって 上 まで 上 がん だって ば よ !

壁 の チャクラ が また 安定 し 始めた 。

≪ ( 扉 が 開く 音 ) あっ 。

誰 だ ?

首 崎剛 佐 … 。

もう だまさ れ ねえ ぞ 。

あれ も 口 寄せ の 作った 幻影 だって ば よ 。

( ヒナタ ) ま … 待って ! さっき の と 様子 が 違う 。

♬~

な … 何 だ ?

ついてこい って 感じ だ ぜ 。

♬~

あっ 。

♬~

あれ ? いない って ば よ 。

ナルト 君 あそこ 。

あっ 巻物 だ !

≪ う ~ お ~! ( キバ ) また 暴れ だし や がった !

ナルト 急げ ! よし !

♬~

これ は …➡

口 寄せ 動物 の 本当の 姿 よ 。

う お っ ! 酸 の 濃度 が 高く なって や がる !

おい 早く 始末 しち まおう ぜ 。 ちょっと 待った 。

このまま 口 寄せ 動物 が 帰 っち まったら ➡

もしかしたら 俺 たち も 一緒に … 。

もう 一 か 八 か だ ! やる っき ゃね えだ ろ !

( ほえ 声 )

よし ! ん !

どう だ ?

≪ う ~ お ~! だ ぁ ~!

ナルト ! ( ヒナタ ) ナルト 君 !

≪ う ~!

ナルト 君 そこ ! そこ なら 壁 を 破れる はず !

よっ しゃ ! 影 分身 の 術 !

螺旋 丸 !

≪ う お ~! う … だっ … あ ~!

あ ~!

が っ !

ナルト 君 !

≪ う ~ あ ~!

( キバ ) 城主 は この 城 を 奪った ヤツ ら を 恨んで 死んだ んだろう な 。

( ヒナタ ) でも あの 人 が 巻物 の 場所 まで 案内 して くれた 。

じゃあ 城主 の 恨み は もう 晴れて たって こと か ?

( キバ ) きっと そう だ な その うえ で 50 年 も の 間 ➡

けなげに 言いつけ を 守り 続けた 口 寄せ 動物 を あわれに 思い ➡

帰して やり たかった んじゃ ねえ か ?

そ っか じゃあ あの 城主 って ば ➡

口 寄せ 動物 を 解放 して くれる ヤツ を 待って た の か 。

( ヒナタ ) これ で やっと 戻れた ね 。

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と

♬ 口 に は 出せ ない なぁ

♬ 思わせぶり テリー

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の

♬ 上 で 光る トロンボーン の

♬ ピッチ が 段々

♬ 外れて いって いる の も

♬ 気 に なる けど

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?

♬~

♬~

〈 ゲジマユ 結果 どう だった ?〉 ( テンテン ) 〈 シッ 何 か 様子 が 変 よ 〉

〈 あいつ やたら 暗い 顔 しや が って 〉

( テンテン ) 〈 診断 結果 が 悪かった の よ しか も 相当 ね 〉

〈 えっ ! 相当 ?〉 ( テンテン ) 〈 しかたない じゃ ない 。 ➡

あれ は きっと 相当 …〉 〈 そんな … まさか ゲジマユ が …〉

( テンテン ) 〈 ええ 残念だ けど …〉 〈 だ ぁ ~!➡

じゃあ あいつ って ば 相当 … 相当な の か ~!?〉

( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。 「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ !

♬( オ ー プニングテ ー マ )

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Naruto Episode 194 Naruto Episode 194

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♬ 新たな 旅 が 今 始まる あらたな|たび||いま|はじまる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♬ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど ちえ||つよ|||て||いれた|

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に ながれて||じかん||なか|

♬ 置き去り に した 思い を おきざり|||おもい|

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた わすれた|こと||わすれて|

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って くずれ||じ|こどく||しって

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない であえた|ぼくら|ひと|じん||

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く なみだ|め||うんめい||かえて|いく

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♬ きっと 会える よ |あえる|

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♬~

♬~

( 男性 ) ん ? だんせい|

( 男性 ) 奥 方 様 空 もよう が 怪しく なって まいり ました 。 ➡ だんせい|おく|かた|さま|から|||あやしく|||

雨 に 降ら れる 前 に こ よい の 宿 へ 。 あめ||ふら||ぜん|||||やど|

( 加代 ) 分かり ました お 願い し ます 。 かよ|わかり|||ねがい||

はっ 。

何 だ ? この 霧 は 。 ( 供 侍 1 ) 前 が 見え ぬ ぞ 。 なん|||きり||とも|さむらい|ぜん||みえ||

何 だ ? なん|

どう し ました ? ( 女 中 ) 加代 様 。 |||おんな|なか|かよ|さま

≪ う ~!

( 供 侍 1 ・ 供 侍 2 ) う っ ! とも|さむらい|とも|さむらい||

≪ あ ~!

はっ ! ≪ あ ~!

≪ あ ~!

( 供 侍 たち ) うわ っ ! ( 加代 ) あっ ! とも|さむらい||||かよ|

( 綱 手 ) 密 の 国 の 奥 方 加代 様 は ➡ つな|て|みつ||くに||おく|かた|かよ|さま|

ご 実家 である あん の 国 へ お国 帰り の 途中 だった そうだ 。 ➡ |じっか||||くに||おくに|かえり||とちゅう||そう だ

到着 が 遅い の を 不審に 思った ➡ とうちゃく||おそい|||ふしんに|おもった

あん の 国 の 者 が 迎え に 行った ところ ➡ ||くに||もの||むかえ||おこなった|

峠 道 に は 籠 や 長持ち が 投げ出さ れて る だけ で ➡ とうげ|どう|||かご||ながもち||なげださ||||

加代 様 を はじめ 供 の 者 全員 姿 を 消して いた そうだ 。 かよ|さま|||とも||もの|ぜんいん|すがた||けして||そう だ

( キバ ) つまり その 奥 方 様 を 捜し出せ って こと です か ? |||おく|かた|さま||さがしだせ||||

その とおり 。 ➡

ナルト は ともかく ヒナタ の 白 眼 キバ と 赤 丸 の 嗅覚 ➡ |||||しろ|がん|||あか|まる||きゅうかく

捜索 任務 に は うってつけだ ろ 。 そうさく|にんむ||||

( ナルト ) 何 だ よ 何 だ よ ばあちゃん って ば ! |なん|||なん|||||

俺 に は 何の とりえ も ない って いう の か ? おれ|||なんの|||||||

そう で は ない の か ? だ ひ ゃ … 。

( ヒナタ ) ナルト 君 ナルト 君 に だって いい ところ が ある と 思う よ 。 ||きみ||きみ||||||||おもう|

お っ ! さすが ヒナタ ! その いい ところ って の を ➡

ビシ っと 綱 手 の ばあちゃん に 聞か せて やって くれよ ! ||つな|て||||きか|||

なぁ なぁ ! 俺 の いい ところ って どこ だって ば よ ? ||おれ||||||||

あ … え … えっ と その … 。

だから … 。

そこ で 悩む なって ば よ ! ||なやむ|||

( シズネ ) フフ … 。 ( ヒナタ ) あっ そんな つもり じゃ … 。

( キバ の あくび ) ( 赤 丸 の あくび ) |||あか|まる||

こら こら ! そこ の 2 人 もう いい か ? ||||じん|||

あの さ ばあちゃん この 任務 って 変な こと ねえ よ な ? ||||にんむ||へんな||||

ん ? 変な こと ? |へんな|

あの ~… つまり その … 幽霊 と か ? |||ゆうれい||

幽霊 ? お前 そんな もん に ビビ って た の か ? ゆうれい|おまえ||||||||

うん … ま ぁね 。

幽霊 なんか いる わけない だろう 。 ( シズネ ) ウッフフフ … 。 ゆうれい||||||

バカな こと 言って ないで さっさと 出発 しろ 。 ばかな||いって|||しゅっぱつ|

( キバ ) 出発 しろ って 五 代 目 場所 は ? |しゅっぱつ|||いつ|だい|め|ばしょ|

首 崎峠 。 くび|さきとうげ

か … 首 !? 首 って この 首 か !? |くび|くび|||くび|

やっぱり 何 か 嫌な 予感 が する って ば よ ! |なん||いやな|よかん|||||

バカ 者 ! 忍 が そんな こと で グダグダ 言う な ! ばか|もの|おし||||||いう|

さっさと 行って こい ! お ~ 幽霊 よか ➡ |おこなって|||ゆうれい|

こっち の ほう が 怖 ぇっ てば よ ! ( キバ ) いって きま ~ す ! ||||こわ|||||||

失礼 し ます … 。 しつれい||

は ぁ ~ チッ … った く あいつ は いつも いつも … 。

綱 手 様 首 崎峠 って ➡ つな|て|さま|くび|さきとうげ|

確か 首 の 国 の 都 が あった 場所 です よ ね ? たしか|くび||くに||と|||ばしょ|||

50 年 ほど 前 に 滅んだ 首 崎 一族 の 落城 した 城跡 が ➡ とし||ぜん||ほろんだ|くび|さき|いちぞく||らくじょう||しろあと|

まだ あった はずです が … 。 ( 綱 手 ) それ が どうした ?➡ ||はず です||つな|て|||

城跡 なんて どこ に だって ある ぞ 。 しろあと||||||

ナルト の 臆病 風 が うつった か ? シズネ 。 ||おくびょう|かぜ||||

い … いえ そう いう わけで は 。

♬~

お っ ここ だ ぜ 。

「 首 崎峠 」。 くび|さきとうげ

何 か 不気味な 感じ が する って ば よ 。 なん||ぶきみな|かんじ|||||

あっ ヤッベェ 降って きや がった 急ごう ぜ 。 ||ふって|||いそごう|

… って あ ~! 本降り に なって きた ぞ 。 ||ほんぶり||||

( 雷鳴 ) らいめい

あっ お 城 。 ||しろ

城 が 立って る なんて 聞いて ねえ ぞ 。 しろ||たって|||きいて||

( ヒナタ ) 何 か 嫌な 雰囲気 … 。 ほら な ほら な ! |なん||いやな|ふんいき||||

ますます 不気味な 任務 だって ば よ 。 |ぶきみな|にんむ|||

でも これ って デッケェ 手がかり って こと だ ろ ? ||||てがかり||||

行き ましょう 。 ( キバ ) ああ 。 ➡ いき|||

このまま じゃ ずぶぬれ に な っち まう 。

あっ おい そんなに 急ぐ なって 。 |||いそぐ|

( ヒナタ ) 立派な お 城 だ ね 。 |りっぱな||しろ||

やっ ぱさ ぁ … いきなり お邪魔 す ん の は どう か なぁ ? ||||おじゃま|||||||

もう すぐ 夜 だ し 迷惑な んじゃ … 。 ||よ|||めいわくな|

( キバ ) ナルト まさか マジ で ビビ って ん の か ?

そんな こと … ねえ って ば よ 。 しっかり ナルト 君 。 ||||||||きみ

行く ぞ 。 いく|

えっ ?

扉 が 勝手に 開いた … 。 とびら||かってに|あいた

えっ !?

( ヒナタ ) すみ ませ ん どなた か いらっしゃい ませ ん か ?

( キバ ) 明かり が ついて る ぜ 。 |あかり||||

ちょっと 雨宿り さ せて くれよ な 。 |あまやどり||||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

( キバ ) あっ おい … 待てよ 赤 丸 ! |||まてよ|あか|まる

お邪魔 する って ば よ 。 おじゃま||||

こ … こんばん は 。

何 か いい 匂い が する ぜ 。 なん|||におい|||

あっ まだ 温かい 。 ||あたたかい

さっき まで 誰 かいた の か ? ||だれ|||

ん ?

( キバ ) 何 だ ? |なん|

怖 そうな お っ さん だって ば よ 。 こわ|そう な||||||

この お 城 の 城主 かしら ? ||しろ||じょうしゅ|

城主 って こと は 大名 って こと だ ろ ? じょうしゅ||||だいみょう||||

大名 の 城 が ある なら この 辺り は 都 の はず 。 ➡ だいみょう||しろ|||||あたり||と||

でも よ ここ は 国境 だ ぜ ?➡ ||||くにざかい||

あぁ こら 赤 丸 ! ( 赤 丸 の ほえ 声 ) ||あか|まる|あか|まる|||こえ

何 やって んだ !➡ なん||

勝手に 食ったら マズ い だろう が 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 ) かってに|くったら|||||あか|まる||なきごえ

だ ぁ ~!?

ナルト 君 ? ( キバ ) 何 だ ? 脅かす な よ ! |きみ||なん||おびやかす||

今 この 絵 目 が 動いた って ば よ ! いま||え|め||うごいた|||

アホ ! 絵 が 動く わけ ねえ だ ろ ! お前 ビビ り すぎ ! |え||うごく|||||おまえ|||

あっ この 食事 7 人 分 ある 。 ||しょくじ|じん|ぶん|

それ が どうかした の か ?

行方 不明に なった 密 の 国 の 人 たち も 確か 7 人 … 。 ゆくえ|ふめいに||みつ||くに||じん|||たしか|じん

この 城 の 中 に 奥 方 様 たち が まだ いる の かも … 。 |しろ||なか||おく|かた|さま||||||

手分け して 捜して みよ 。 えっ … 手分け す ん の ? て わけ||さがして|||て わけ|||

せっかく だ から みんな で 一緒に 行こう ぜ 。 |||||いっしょに|いこう|

なぁ そう しよう キバ ヒナタ 。

ナルト いつまでも ガキ みて ぇな こ と 言って んじゃ ねえ ! ||がき|||||いって||

こりゃ 任務 な んだ ぜ ! ん … 。 |にんむ||||

そんなに ガミガミ 言わ なく って も 分かって る って ば よ 。 |がみがみ|いわ||||わかって||||

( キバ ) フン ! |ふん

あっ ちょっと 待って くれよ ! ||まって|

は ぁ ~… 。

俺 や っぱ こういう の だけ は 苦手 だって ば よ 。 おれ|||||||にがて|||

夜 便所 に 行く より 怖い って ば 。 よ|べんじょ||いく||こわい||

あっ … いっ … い ぃ ~!

怖い 怖い 怖い 怖い …! ハァ ハァ ヘェ … 。 こわい|こわい|こわい|こわい|||

( 雷鳴 ) らいめい

♬~

( 雷鳴 ) らいめい

♬~

嫌 ~‼ いや

また だ よ ~!

キバ ! ヒナタ ! 赤 丸 ~! ||あか|まる

や っぱ 1 人 じゃ 怖 ぇっ てば よ ~! ||じん||こわ|||

( ほえ 声 ) |こえ

お前 も 感じる の か 確かに これ は 人 の におい だ 。 おまえ||かんじる|||たしかに|||じん|||

ここ だ 。

( キバ ) 誰 も い ねえ 。 |だれ|||

≪ 食らう 。 ( キバ ) 誰 だ !? 誰 か い ん の か ? くらう||だれ||だれ|||||

あっ 天井 が … 。 |てんじょう|

野郎 !➡ やろう

ど わ っ !

あ … あっ あ ~!

すごい 本 … 。 |ほん

「 首 崎城 私 史 」。 くび|さきしろ|わたくし|し

50 年 も 前 の もの 。 ➡ とし||ぜん||

「 城 は すでに 敵 の 軍勢 に 囲ま れた 。 ➡ しろ|||てき||ぐんぜい||かこま|

わが 民 は 無残に も 撃ち 殺さ れ ➡ |たみ||むざんに||うち|ころさ|

城 内 に 残る 手 勢 も いく ば く か 。 ➡ しろ|うち||のこる|て|ぜい|||||

こ よい を 待た ず に わが身 も 死 ぬる 身 と なろう 。 ➡ |||また|||わがみ||し||み||

だが わ が 恨み は 城 内 に 残り ➡ |||うらみ||しろ|うち||のこり

この 城 を もって 一 人 残らず 食らい 尽くす 。 ➡ |しろ|||ひと|じん|のこらず|くらい|つくす

城 に 入り し 者 すべて を 。 ➡ しろ||はいり||もの||

首 崎剛 佐 記す 」。 くび|さきつよし|たすく|しるす

食らい 尽くす ? くらい|つくす

≪ 食らう 。 ( ヒナタ ) あっ ! くらう||

何 ? これ 。 なん|

あ ~!

( ヒナタ ) う っ !

あっ !➡

首 崎剛 佐 … 。 くび|さきつよし|たすく

あっ !

あ ~!

え … え … え … 。

♬~

あっ !

く っそ ~!

あっ ! あ … あ ~!

ヒナタ おい !

ヒナタ しっかり しろ 。

ナルト 君 。 |きみ

ん ?

≪ ( 赤 丸 の ほえ 声 ) お っ 。 あか|まる|||こえ||

ナルト ヒナタ ! 無事 か ? ||ぶじ|

キバ 赤 丸 ! |あか|まる

( キバ )50 年 前 に 落ちた 城 ? そんな バカな 。 |とし|ぜん||おちた|しろ||ばかな

巻物 の 日付 は そう なって た 。 まきもの||ひづけ||||

この 城 に 入った 者 は すべて 食らい 尽くす って 。 |しろ||はいった|もの|||くらい|つくす|

確かに 俺 たち 食わ れ ち まった な 。 たしかに|おれ||くわ||||

えっ … あっ と !

ナルト 君 ! ( キバ ) 大丈夫 か ? おい 。 |きみ||だいじょうぶ||

痛 ぇ … 。 つう|

あ … あ … 出た ~! ||でた

ご ご ご … ごめんなさい 。 何 だ ? こりゃ 。 ||||なん||

首 崎家 の よろい と 違う 。 くび|さきいえ||||ちがう

もし かして これ は 敵 方 の 兵 ? ||||てき|かた||つわもの

向こう に も ある ぜ 別の よろい だ 。 むこう|||||べつの||

( ヒナタ ) あの よろい は 首 崎家 の もの 。 ||||くび|さきいえ||

早く こっか ら 出よう ぜ 。 はやく|||でよう|

♬~

あの 絵 と 同じ よろい だって ば よ 。 |え||おなじ||||

まさか これ が ➡

本物 の 首 崎剛 佐 … 。 ほんもの||くび|さきつよし|たすく

( 唾 を 飲み込む 音 ) 首 崎剛 佐 … 。 つば||のみこむ|おと|くび|さきつよし|たすく

何 だ !? なん|

あっ ! 溶けて くって ば よ 。 |とけて|||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ と ?➡ あか|まる|||こえ||なん||

何 か 酸 っぺ ぇ に おい が する 。 なん||さん||||||

この 城 何 か おかしい って ば 。 |しろ|なん||||

ヒナタ ! うん 。

白 眼 ! しろ|がん

( ヒナタ ) 壁 全体 が チャクラ の 流れ に 覆わ れて いる 。 |かべ|ぜんたい||||ながれ||おおわ||

どうして … 。

( キバ ) 動いて る ぜ 。 |うごいて||

この 壁 って ば 生きて る みて ぇだ ぞ ! |かべ|||いきて||||

もしかしたら … 。

柔 拳 !➡ じゅう|けん

ハァ ~!

≪ う ~!

あっ ! 大丈夫 か ? ヒナタ ! |だいじょうぶ||

う … うん 。 これ と よく 似た の ➡ |||||にた|

俺 見た こと あん ぞ 。 おれ|みた|||

エロ 仙人 が 口 寄せ を した 大 蝦蟇 の 腹 ん 中 だって ば よ 。 |せんにん||くち|よせ|||だい|がま||はら||なか|||

( キバ ) 腹 ん 中 !? |はら||なか

じゃあ も しか して この におい は 胃液 か !? |||||||いえき|

( ヒナタ ) 首 崎剛 佐 は 落城 前 に 口 寄せ の 術 を 行った 。 ➡ |くび|さきつよし|たすく||らくじょう|ぜん||くち|よせ||じゅつ||おこなった

でも その 口 寄せ さ れた もの は ➡ ||くち|よせ||||

城 全体 を のみ込む ほど の 大き さ だった 。 しろ|ぜんたい||のみこむ|||おおき||

この 城 に 入った 時 から 私 たち 食べ られて た んだ よ 。 |しろ||はいった|じ||わたくし||たべ||||

でも よ 何で こいつ って ば わざわざ 城 に 化けて ➡ ||なんで|||||しろ||ばけて

俺 たち を 食べる まね なんか した んだ ? おれ|||たべる||||

分から ない 。 ≪ ( 女性 ) キャ ~! わから||じょせい|

( キバ ) 何 だ ? |なん|

あっ !

た … 助けて … 。 |たすけて

密 の 国 の 奥 方 様 !? みつ||くに||おく|かた|さま

壁 に 埋まって や がる … 。 かべ||うずまって||

木 ノ 葉 隠れ の 里 の 者 です 。 き||は|かくれ||さと||もの|

あなた 方 を 助け に 参り ました 。 |かた||たすけ||まいり|

今 助ける って ば ! フッ ! くっ … あ ~! いま|たすける|||||

ダ … ダメだ ! |だめだ

しっかり して ください ! う … あっ !

ヤベェ ! こいつ すっかり 中 の 人間 全員 ここ に 集めて ➡ |||なか||にんげん|ぜんいん|||あつめて

姿 を 本来 の 姿 に 戻して きて や がる 。 ➡ すがた||ほんらい||すがた||もどして|||

このまま じゃ 俺 たち も 危 ねぇ ! ||おれ|||き|

ナルト ヒナタ ! こっか ら 出る ぞ !➡ ||||でる|

獣 人 分身 ! けだもの|じん|ぶんしん

( キバ ) 牙 通 牙 ! |きば|つう|きば

≪ われ は 城 なり 剛 佐 様 の 命 に より ➡ ||しろ||かたし|たすく|さま||いのち||

城 内 に 入り し 者 を 食らう 。 しろ|うち||はいり||もの||くらう

あっ … うわ っ !

だ ぁ ~! ナルト 君 ! |||きみ

痛 て て … 。 つう||

あっ ! ( ほえ 声 ) ||こえ

≪ 食らう 。 くらう

どう やったら こいつ の 腹 ん 中 から 出 られる んだ ? ||||はら||なか||だ||

分から ない ! わから|

口 寄せ した んだったら よ 契約 の 巻物 が ある はずだ ぜ 。 くち|よせ||||けいやく||まきもの||||

そい つ を 破棄 しち まえば こいつ は 元 の 世界 に 戻る はずだ ! |||はき|||||もと||せかい||もどる|

そう か !

ヒナタ ! うん !

白 眼 ! しろ|がん

( ヒナタ ) あった ! 上 … 恐らく 天守 の 間 よ ! ||うえ|おそらく|てんしゅ||あいだ|

この 中 どう やって 上 まで 上 がん だって ば よ ! |なか|||うえ||うえ||||

壁 の チャクラ が また 安定 し 始めた 。 かべ|||||あんてい||はじめた

≪ ( 扉 が 開く 音 ) あっ 。 とびら||あく|おと|

誰 だ ? だれ|

首 崎剛 佐 … 。 くび|さきつよし|たすく

もう だまさ れ ねえ ぞ 。

あれ も 口 寄せ の 作った 幻影 だって ば よ 。 ||くち|よせ||つくった|げんえい|||

( ヒナタ ) ま … 待って ! さっき の と 様子 が 違う 。 ||まって||||ようす||ちがう

♬~

な … 何 だ ? |なん|

ついてこい って 感じ だ ぜ 。 ||かんじ||

♬~

あっ 。

♬~

あれ ? いない って ば よ 。

ナルト 君 あそこ 。 |きみ|

あっ 巻物 だ ! |まきもの|

≪ う ~ お ~! ( キバ ) また 暴れ だし や がった ! ||||あばれ|||

ナルト 急げ ! よし ! |いそげ|

♬~

これ は …➡

口 寄せ 動物 の 本当の 姿 よ 。 くち|よせ|どうぶつ||ほんとうの|すがた|

う お っ ! 酸 の 濃度 が 高く なって や がる ! |||さん||のうど||たかく|||

おい 早く 始末 しち まおう ぜ 。 ちょっと 待った 。 |はやく|しまつ|||||まった

このまま 口 寄せ 動物 が 帰 っち まったら ➡ |くち|よせ|どうぶつ||かえ||

もしかしたら 俺 たち も 一緒に … 。 |おれ|||いっしょに

もう 一 か 八 か だ ! やる っき ゃね えだ ろ ! |ひと||やっ|||||||

( ほえ 声 ) |こえ

よし ! ん !

どう だ ?

≪ う ~ お ~! だ ぁ ~!

ナルト ! ( ヒナタ ) ナルト 君 ! |||きみ

≪ う ~!

ナルト 君 そこ ! そこ なら 壁 を 破れる はず ! |きみ||||かべ||やぶれる|

よっ しゃ ! 影 分身 の 術 ! ||かげ|ぶんしん||じゅつ

螺旋 丸 ! らせん|まる

≪ う お ~! う … だっ … あ ~!

あ ~!

が っ !

ナルト 君 ! |きみ

≪ う ~ あ ~!

( キバ ) 城主 は この 城 を 奪った ヤツ ら を 恨んで 死んだ んだろう な 。 |じょうしゅ|||しろ||うばった|やつ|||うらんで|しんだ||

( ヒナタ ) でも あの 人 が 巻物 の 場所 まで 案内 して くれた 。 |||じん||まきもの||ばしょ||あんない||

じゃあ 城主 の 恨み は もう 晴れて たって こと か ? |じょうしゅ||うらみ|||はれて|||

( キバ ) きっと そう だ な その うえ で 50 年 も の 間 ➡ ||||||||とし|||あいだ

けなげに 言いつけ を 守り 続けた 口 寄せ 動物 を あわれに 思い ➡ |いいつけ||まもり|つづけた|くち|よせ|どうぶつ|||おもい

帰して やり たかった んじゃ ねえ か ? かえして|||||

そ っか じゃあ あの 城主 って ば ➡ ||||じょうしゅ||

口 寄せ 動物 を 解放 して くれる ヤツ を 待って た の か 。 くち|よせ|どうぶつ||かいほう|||やつ||まって|||

( ヒナタ ) これ で やっと 戻れた ね 。 ||||もどれた|

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に ほしくず||おどる|いちまつ||よ|

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と ||かえり|||

♬ 口 に は 出せ ない なぁ くち|||だせ||

♬ 思わせぶり テリー おもわせぶり|

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼ あいす||かお||つば|

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の あせ|くさい|すてーじ|

♬ 上 で 光る トロンボーン の うえ||ひかる||

♬ ピッチ が 段々 ぴっち||だんだん

♬ 外れて いって いる の も はずれて||||

♬ 気 に なる けど き|||

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の |こと|||ない|むね|

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ もやもや|||どん|

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ? こーら||||

♬~

♬~

〈 ゲジマユ 結果 どう だった ?〉 ( テンテン ) 〈 シッ 何 か 様子 が 変 よ 〉 |けっか|||||なん||ようす||へん|

〈 あいつ やたら 暗い 顔 しや が って 〉 ||くらい|かお|||

( テンテン ) 〈 診断 結果 が 悪かった の よ しか も 相当 ね 〉 |しんだん|けっか||わるかった|||||そうとう|

〈 えっ ! 相当 ?〉 ( テンテン ) 〈 しかたない じゃ ない 。 ➡ |そうとう||||

あれ は きっと 相当 …〉 〈 そんな … まさか ゲジマユ が …〉 |||そうとう||||

( テンテン ) 〈 ええ 残念だ けど …〉 〈 だ ぁ ~!➡ ||ざんねんだ|||

じゃあ あいつ って ば 相当 … 相当な の か ~!?〉 ||||そうとう|そうとうな||

( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。 「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ ! |こ|||あつまって|||こ|||はじまる|

♬( オ ー プニングテ ー マ )