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ナルト, Naruto Episode 206

Naruto Episode 206

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

( 印 を 唱える 声 )

♪ ~

( ナルト ) 《 そんな … 三 代 目 の じいちゃん が

八雲 を 抹殺 しよ う と し て た なんて

ん な こと ある わけ ねえ って ば よ ! でも … もし 万が一

そんな 任務 を 紅 先生 が 受け て た ん なら … 。

紅 先生 の 変 な 態度 に も 説明 が つく の かも 。

いや 違う ! ん な こと 絶対 ある わけ ねえ ! 》

♪ ~

( サクラ ) 大丈夫 です か ? 紅 先生 。

( 紅 ) ええ あなた の 応急 処置 の おかげ で

ずいぶん 楽 に なった わ 。

♪ ~

( キバ ) 紅 先生 は 一体 誰 を かばって る ん だ ?

( ヒナタ ) 八雲 さん を 預かる よう に 言った の は 三 代 目 火影 様 。

( シノ ) 先生 の 本当 の 任務 と は 一体 … 。

どう なって ん だって ば よ ! ?

♪ ~

あ … あれ は !

こ … 木 ノ 葉 隠れ の 里 が … 。

( ヒナタ ) そんな … 。

♪ ~

まるで 大きな 戦争 が あった 後 みたい だ 。

ヒナタ 。 ( ヒナタ ) は … はい 。

白 眼 。

♪ ~

( ヒナタ ) 里 に 人影 が ない 。

( 紅 ) これ は … 。

何 が どう なって る ん だ ?

♪ ~

キバ ヒナタ 周辺 に 異常 は ?

敵 らしい 影 は どこ に も … 。

( 赤 丸 が におい を かぐ 音 )

赤 丸 も よそ者 の におい は 感じ て ねえ 。

俺 たち が 留守 に し て いる 間 に 里 に 何 が あった ん だ ?

先 に 八雲 さん と 紅 先生 を 病院 に 連れ て いき ま しょ う 。

里 を 調べる の は それ から に し て 。

あ … ああ 。

♪ ~

これ は … 。

とにかく 2 人 を 病室 に 。

私 は 大丈夫 それ より 八雲 を 。

はい 。

もう 安心 だ ぞ 。

あっ 大変 だ ! 意識 が ねえ って ば よ !

生体 反応 が 落ち てる 薬 が 残って る か … 。

ナルト 一緒に 探す の 手伝って 。

いや … でも … 。 いい から 早く !

えっ うん … 。

血 の におい は し ねえ 。

里 の みんな は どこ か に 避難 し てる はず だ 。

( シノ ) 俺 たち は 里 を 調べよ う 。 ( ヒナタ ) うん 。

常に 行動 は 3 人 一緒に 。

何 が あって も 30 分 し たら もう 一 度 ここ に 戻って くる の よ 。

ああ 。

どう し た の ?

エヘヘ やっぱり 俺 たち に 命令 す ん の は 紅 先生 じゃ なきゃ な 。

どう し た の ? ナルト さっき から 薬剤 室 は あ っち よ 。

い や ぁ ちょっと 紅 先生 の こと が 心配 で … 。

だから 急 い で 薬 を … 。 そう じゃ なく て

紅 先生 が … 八雲 を 抹殺 … 。

抹殺 ?

まま … まさか ね … アハ ハハ … 。

俺 って ば 何 か ボ ~ っと し ちゃ って さ 。

は ぁ ?

あっ 今 の … 。 どう し た の ? サクラ ちゃん 。

私 たち 以外 に 誰 か いる 。 えっ ?

えっ ?

危 ねっ !

サクラ ちゃん は 病室 の 2 人 を 頼む !

俺 あいつ を 追う って ば よ ! 分かった 。

待ち や がれ ! 多重 影 分身 の 術 !

えっ … 術 が 発動 し ない ! ?

( 雲海 ) う っ ! オラ !

♪ ~

( 雲海 ) 待て 今 は 争って いる 時 で は ない 。

山荘 を 襲った の は お前 たち だ な !

鞍馬 一族 の 雲海 と 申す 。

鞍馬 ? 八雲 と 同じ 一族 。

何で 同じ 一族 が 八雲 を 襲う ん だ ! ?

( 雲海 ) 話 を 聞け さもなくば 全員 死ぬ ぞ !

えっ … 。

( 赤 丸 の ほえ 声 )

何 だ ? この 生臭い に おい は 。

はっ 白 眼 !

( シノ ) はっ 。

( シノ ) ヒナタ は 白 眼 を 閉じろ !

キバ 赤 丸 は 嗅覚 を 抑えろ !

( ヒナタ ) えっ ? ( キバ ) 何 だって ん だ よ ?

なぜ なら 俺 たち は 何者 か の 術中 に 陥って いる から だ 。

何 だって ? ( 雲海 ) ああ 。

われら は 今 八雲 の 幻 術 の 中 に いる 。

木 ノ 葉 の 里 中 が 戦争 で も あった か の よう に 見える が

これ も あやつ の 幻 術 の 一 つ に すぎ ぬ 。

この 木 ノ 葉 の 里 が 全部 幻 術 で

俺 たち みんな 閉じ込め られ た って の か よ ?

そんな の 絶対 あり え ねえ って ば よ !

しかし あやつ の 潜在 能力 が 目覚め た と し たら

造作 も ない こと な の だ 。

( キバ ) この 里 全体 が ?

俺 たち が 立って る この 地面 も 空 も

全部 幻 術 だって の か よ ! ?

( シノ ) 時として 優れ た 感覚 が 邪魔 に なる こと が ある 。

なぜ なら どんな に 優れ た 視覚 や 嗅覚 を 持って い て も

最終 的 に 情報 を 処理 し

認知 する の は 人間 の 脳 だ から だ 。

特に 大きく 発達 し た 脳 は

複雑 な 電気 信号 を 解釈 する 過程 で

誤り を 犯す こと が ある 。

しかし 昆虫 は 鋭い 感覚 だけ で 動く 。

脳 が 処理 する 情報 も 人間 の それ と は 違い

必要 最低 限 に 絞ら れ て いる 。

見ろ 俺 の 蟲 たち は 平静 さ を 保って いる 。

彼ら は ごまかさ れ ない 。

あっ … 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

( 雲海 ) 八雲 の 幻 術 は 時として 雷雲 を 呼び 炎 を おこす 。

それ は あたかも 現実 に 起き た こと の よう に

人間 の 脳 に 直接 植え付け られ て しまう 。

その こと で 脳 は みずから の 体 を 傷つけ て しまう の だ 。

そんじゃ あ ばあちゃん ちの … 。

あれ も 八雲 の 力 な の か ?

それ だけ で は ない 。

その 気 に なれ ば 人 の 命 を あ やめる こと すら 容易 な の だ 。

でも この 振動 は … 。 ( キバ ) これ も 幻 術 だって の か ?

( シノ ) 今 に 分かる 。

♪ ~

あっ 蛇 ! ( キバ ) デカ すぎる だ ろ !

( ほえ 声 )

あれ も 幻 術 か ! ?

( シノ ) 俺 たち の 大脳 が 作り出し た 恐怖 の 映像 だ 。

決して 物理 的 な 影響 は … 。

( シノ ) 考え られ ない … 。

バカ な !

( シノ ・ キバ ・ ヒナタ ) う わ ~ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )

八雲 さん ? 紅 先生 ?

えっ ?

♪ ~

う あ ~ !

♪ ~

《 マジ か よ … 。

八雲 は 幻 術 で 人 が 殺 せる の か ?

だから 三 代 目 の じいちゃん は

八雲 を 抹殺 しよ う と し た って の か ? 》

う あ ~ !

♪ ~

( 紅 ) 八雲 ? 八雲 ?

はっ 。

≪ ( 八雲 ) 紅 先生 。

紅 先生 。

ここ です よ 紅 先生 。

♪ ~

はっ !

や っぱ 信じ らん ねえ 。

八雲 が そんな こと する なんて … 。

( 雲海 ) われら 鞍馬 一族 に

何 代 か に 1 人 特異 体質 の 持ち主 が 生まれる 。

それ が 八雲 。

しかも 八雲 自身 が その 能力 を 操る こと が でき ず

無意識 に 使って いる こと が 恐ろしい の だ 。

何だか 暑い って ば よ … 。

♪ ~

やめろ !

♪ ~

ドア の 外 は どう なって る ん だ ?

( 雲海 ) 開ける で ない !

あっ … こ … これ は … 。

♪ ~

何で こんな 所 に 溶岩 が … 。

♪ ~

( 雲海 ) あれ は 八雲 の 幻 術 に よって

われわれ の 脳 が 生み出し た 幻 だ 。

だが 幻 と は いえ ひとたび 溶岩 に 飛び込め ば

脳 は 現実 の 溶岩 と 判断 し 肉体 は 燃え上がる 。

それ が 八雲 の 能力 な の だ 。

だから 三 代 目 の じいちゃん と 紅 先生 は

八雲 を 抹殺 しよ う と し た の か よ ! ?

それ は 違う 。

2 人 が 本当 に なき もの に しよ う と し た の は

八雲 の 中 に 存在 する 怪物 な の だ 。

怪物 ?

八雲 の あまり に も 大き すぎる 力 は

いつしか その 身 に 恐ろしい 怪物 を 生み出し て しまった 。

放って おけ ば 成長 を 続ける 怪物 は

いつか 八雲 の 意識 を 取り込み 一 つ に な ろ う と する で あ ろ う 。

そう 判断 し た 三 代 目 と 紅 は

八雲 を 救う ため に

八雲 の 力 を 封印 する しか なかった の だ 。

体 の 中 に 怪物 … 。

そう だった の か 。

こう し ちゃ い らん ねえ って ば よ 。

だ ぁ ~ !

あぁ … 俺 の 全 財産 が … 。

( 雲海 ) 言った だ ろ 溶岩 に 飛び込め ば

肉体 は 本当 に 燃え尽きる 。

そんじゃ あ こっか ら 出 られ ない って こと か よ ?

( 雲海 ) い や 一 つ だけ 方法 は ある 。 それ って どんな 方法 だ ?

五感 を 閉じ て い れ ば

幻 術 は 肉体 に 影響 を 与える こと は でき ない 。

お前 だけ でも この 世界 から 逃れ 八雲 を 討て !

八雲 を … 。

う っ !

( 雲海 ) フン !

だっ … ! 痛 っ … た た !

あれ ? ここ は … 里見 ヶ 丘 。

あっ … 雲海 の おっちゃん !

あぁ … 無事 に 八雲 の 幻 術 から 抜け出し た らしい な … 。

一体 これ は … 。

八雲 を 連れ て 山荘 から 出 た 時点 で

お前 たち は すでに 幻 術 に 落ち て い た の だ … 。

えっ ?

あっ 。

みんな しっかり しろ って ば よ !

ほら キバ ! シノ !

あっ ここ は … 。 サクラ ちゃん

雲海 の おっちゃん の 傷 を 診 て やって くれ 。

雲海 ?

どう し た の ? ひどい やけど じゃ ない 。

この おっちゃん の おかげ で

俺 たち 八雲 の 幻 術 から 抜け出 せ た ん だって ば よ 。

と いう より 追い出さ れ た と 言う べき か 。

えっ ?

八雲 の 標的 は 夕日 紅 ただ 一 人 だった の だ な 。

( キバ ) 紅 先生 は 今 どこ に ?

あぁ 恐らく … 。

八雲 … 。

( 八雲 ) 紅 先生 どう です ? 私 の 絵 は 。

すばらしい でしょ ?

みんな に 何 を し た の ?

( 八雲 ) 心配 し ない で 邪魔者 を 追い出し た だけ だ から 。

いずれ 木 ノ 葉 の 里 に は 復しゅう を 果たさ なけ れ ば なら ない わ 。

でも まず は 先生 に 用 が ある から 。

なぜ 木 ノ 葉 の 里 まで … 。

復しゅう の 相手 なら 私 一 人 で 十 分 の はず 。

知ら ない と は 言わ せ ない 。

はっ !

どう ? すごい でしょ ?

今 の 私 は 先生 を 生かす も 殺す も 自由自在 な の よ 。

( 八雲 ) 本当 の こと を 教え て 。

私 の 父さん と 母 さん を 殺し 鞍馬 一族 を …

そして 私 を 木 ノ 葉 の 里 より 消す よう に 命じ た の は

三 代 目 火影 な の ね ?

( 紅 ) いいえ 。

はっ 。

《 ウッフフフフ … 》

三 代 目 は その よう な 任務 を 命じ て は おら れ ない わ 。

どう し て うそ を つく の ?

♪ ~

( 八雲 ) お 願い 本当の こと を 言って 。

で ない と 紅 先生 あなた は 消え て しまう 。

( 紅 ) あわれ な 子 。

私 を この世 から 消し て 苦し み が 消える の なら そう すれ ば いい 。

あなた の 苦しみ と ともに

憎しみ が 消え て なく なる の なら 。

なぜ 泣く の ? そんな 涙 なんか に だまさ れ ない わ 。

( ガイ ) 1,001 1,002

1,003 1,004 1,005 。

ふ ぅ ~ ! いつ いかなる とき も 汗 を かく と いう の は 気持ち が いい 。

( 物音 ) ん ?

( 物音 )

まだ い た か 鞍馬 一族 !

この マイト ・ ガイ が 相手 に なる ぞ !

トォ ~ !

( 暗部 ) 待て ガイ さん !

ガ … ガイ さん ? えっ ?

そう か お前 たち も 鞍馬 の 幻 術 に 。

( 忍 ) すみません 。 ( ガイ ) ハハハハ … !

ま ぁ 命 あって の 何と やら よかった よかった !

おう お前 たち 戻った か 。

おや ? 里 の 援軍 は どう し た ?

今 説明 し てる 暇 は ね え ん だって ば よ !

えっ ?

あっ おい ! 待て お 前 ら !

何 だ ? あいつ ら … お っ ?

その 男 は ? それ に みんな は ?

いい から ガイ 先生 手伝って ください 。

いや … しかし だ な … 。 いい から 早く !

ああ … 。

白 眼 !

あいつ ら !

やめ なさい 八雲 !

八雲 さん と 紅 先生 は いちばん 奥 の 部屋 に いる 。

( キバ ) おし !

おい 待て って !

( キバ ) だっ !

う … う わ ~ !

キバ ~ !

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

〈 みんな 状況 は どう なって る の ? 〉

( ヒナタ ) 〈 ナルト 君 が 入った っきり 出 て こ ない の 〉

( シノ ) 〈 蟲 たち も 何 か 異変 を 感じ て 出 て き て しまった 〉

〈 白 眼 で 中 を のぞく こと は ? 〉

( ヒナタ ) 〈 それ が 何 か 大きな 力 が 邪魔 を し て … 〉

〈 私 たち は ただ ここ で 見守る しか ない の ? 〉

( キバ ) 〈 俺 ら は あいつ を 信じ て 待つ しか ねえ って こと か よ ? 〉

( コナン ) < またもや キッド から 予告 状 が 届 い た >

< しかし 今回 は 以前 別 の 泥棒 が 盗 ん だ 品 を

元 の 持ち主 に 返し に 来る と いう >

< その 品 は 3 つ と も 坂本 龍 馬 ゆかり の 物 だった >

< おりしも 元 の 持ち主 の 樽見 氏 は

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Naruto Episode 206 Naruto Episode 206 Naruto Avsnitt 206

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

( 印 を 唱える 声 ) いん||となえる|こえ

♪ ~

( ナルト ) 《 そんな … 三 代 目 の じいちゃん が ||みっ|だい|め|||

八雲 を 抹殺 しよ う と し て た なんて やくも||まっさつ|||||||

ん な こと ある わけ ねえ って ば よ ! でも … もし 万が一 |||||||||||まんがいち

そんな 任務 を 紅 先生 が 受け て た ん なら … 。 |にんむ||くれない|せんせい||うけ||||

紅 先生 の 変 な 態度 に も 説明 が つく の かも 。 くれない|せんせい||へん||たいど|||せつめい||||

いや 違う ! ん な こと 絶対 ある わけ ねえ ! 》 |ちがう||||ぜったい|||

♪ ~

( サクラ ) 大丈夫 です か ? 紅 先生 。 |だいじょうぶ|||くれない|せんせい

( 紅 ) ええ あなた の 応急 処置 の おかげ で くれない||||おうきゅう|しょち|||

ずいぶん 楽 に なった わ 。 |がく|||

♪ ~

( キバ ) 紅 先生 は 一体 誰 を かばって る ん だ ? |くれない|せんせい||いったい|だれ|||||

( ヒナタ ) 八雲 さん を 預かる よう に 言った の は 三 代 目 火影 様 。 |やくも|||あずかる|||いった|||みっ|だい|め|ほかげ|さま

( シノ ) 先生 の 本当 の 任務 と は 一体 … 。 しの|せんせい||ほんとう||にんむ|||いったい

どう なって ん だって ば よ ! ?

♪ ~

あ … あれ は !

こ … 木 ノ 葉 隠れ の 里 が … 。 |き||は|かくれ||さと|

( ヒナタ ) そんな … 。

♪ ~

まるで 大きな 戦争 が あった 後 みたい だ 。 |おおきな|せんそう|||あと||

ヒナタ 。 ( ヒナタ ) は … はい 。

白 眼 。 しろ|がん

♪ ~

( ヒナタ ) 里 に 人影 が ない 。 |さと||ひとかげ||

( 紅 ) これ は … 。 くれない||

何 が どう なって る ん だ ? なん||||||

♪ ~

キバ ヒナタ 周辺 に 異常 は ? ||しゅうへん||いじょう|

敵 らしい 影 は どこ に も … 。 てき||かげ||||

( 赤 丸 が におい を かぐ 音 ) あか|まる|||||おと

赤 丸 も よそ者 の におい は 感じ て ねえ 。 あか|まる||よそもの||||かんじ||

俺 たち が 留守 に し て いる 間 に 里 に 何 が あった ん だ ? おれ|||るす|||||あいだ||さと||なん||||

先 に 八雲 さん と 紅 先生 を 病院 に 連れ て いき ま しょ う 。 さき||やくも|||くれない|せんせい||びょういん||つれ|||||

里 を 調べる の は それ から に し て 。 さと||しらべる|||||||

あ … ああ 。

♪ ~

これ は … 。

とにかく 2 人 を 病室 に 。 |じん||びょうしつ|

私 は 大丈夫 それ より 八雲 を 。 わたくし||だいじょうぶ|||やくも|

はい 。

もう 安心 だ ぞ 。 |あんしん||

あっ 大変 だ ! 意識 が ねえ って ば よ ! |たいへん||いしき|||||

生体 反応 が 落ち てる 薬 が 残って る か … 。 せいたい|はんのう||おち||くすり||のこって||

ナルト 一緒に 探す の 手伝って 。 |いっしょに|さがす||てつだって

いや … でも … 。 いい から 早く ! ||||はやく

えっ うん … 。

血 の におい は し ねえ 。 ち|||||

里 の みんな は どこ か に 避難 し てる はず だ 。 さと|||||||ひなん||||

( シノ ) 俺 たち は 里 を 調べよ う 。 ( ヒナタ ) うん 。 しの|おれ|||さと||しらべよ|||

常に 行動 は 3 人 一緒に 。 とわに|こうどう||じん|いっしょに

何 が あって も 30 分 し たら もう 一 度 ここ に 戻って くる の よ 。 なん||||ぶん||||ひと|たび|||もどって|||

ああ 。

どう し た の ?

エヘヘ やっぱり 俺 たち に 命令 す ん の は 紅 先生 じゃ なきゃ な 。 ||おれ|||めいれい|||||くれない|せんせい|||

どう し た の ? ナルト さっき から 薬剤 室 は あ っち よ 。 |||||||やくざい|しつ||||

い や ぁ ちょっと 紅 先生 の こと が 心配 で … 。 ||||くれない|せんせい||||しんぱい|

だから 急 い で 薬 を … 。 そう じゃ なく て |きゅう|||くすり|||||

紅 先生 が … 八雲 を 抹殺 … 。 くれない|せんせい||やくも||まっさつ

抹殺 ? まっさつ

まま … まさか ね … アハ ハハ … 。

俺 って ば 何 か ボ ~ っと し ちゃ って さ 。 おれ|||なん|||||||

は ぁ ?

あっ 今 の … 。 どう し た の ? サクラ ちゃん 。 |いま||||||さくら|

私 たち 以外 に 誰 か いる 。 えっ ? わたくし||いがい||だれ|||

えっ ?

危 ねっ ! き|

サクラ ちゃん は 病室 の 2 人 を 頼む ! さくら|||びょうしつ||じん||たのむ

俺 あいつ を 追う って ば よ ! 分かった 。 おれ|||おう||||わかった

待ち や がれ ! 多重 影 分身 の 術 ! まち|||たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

えっ … 術 が 発動 し ない ! ? |じゅつ||はつどう||

( 雲海 ) う っ ! オラ ! うんかい|||

♪ ~

( 雲海 ) 待て 今 は 争って いる 時 で は ない 。 うんかい|まて|いま||あらそって||じ|||

山荘 を 襲った の は お前 たち だ な ! さんそう||おそった|||おまえ|||

鞍馬 一族 の 雲海 と 申す 。 あんば|いちぞく||うんかい||もうす

鞍馬 ? 八雲 と 同じ 一族 。 あんば|やくも||おなじ|いちぞく

何で 同じ 一族 が 八雲 を 襲う ん だ ! ? なんで|おなじ|いちぞく||やくも||おそう||

( 雲海 ) 話 を 聞け さもなくば 全員 死ぬ ぞ ! うんかい|はなし||きけ||ぜんいん|しぬ|

えっ … 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

何 だ ? この 生臭い に おい は 。 なん|||なまぐさい|||

はっ 白 眼 ! |しろ|がん

( シノ ) はっ 。 しの|

( シノ ) ヒナタ は 白 眼 を 閉じろ ! しの|||しろ|がん||とじろ

キバ 赤 丸 は 嗅覚 を 抑えろ ! |あか|まる||きゅうかく||おさえろ

( ヒナタ ) えっ ? ( キバ ) 何 だって ん だ よ ? |||なん||||

なぜ なら 俺 たち は 何者 か の 術中 に 陥って いる から だ 。 ||おれ|||なにもの|||じゅっちゅう||おちいって|||

何 だって ? ( 雲海 ) ああ 。 なん||うんかい|

われら は 今 八雲 の 幻 術 の 中 に いる 。 ||いま|やくも||まぼろし|じゅつ||なか||

木 ノ 葉 の 里 中 が 戦争 で も あった か の よう に 見える が き||は||さと|なか||せんそう||||||||みえる|

これ も あやつ の 幻 術 の 一 つ に すぎ ぬ 。 ||||まぼろし|じゅつ||ひと||||

この 木 ノ 葉 の 里 が 全部 幻 術 で |き||は||さと||ぜんぶ|まぼろし|じゅつ|

俺 たち みんな 閉じ込め られ た って の か よ ? おれ|||とじこめ||||||

そんな の 絶対 あり え ねえ って ば よ ! ||ぜったい||||||

しかし あやつ の 潜在 能力 が 目覚め た と し たら |||せんざい|のうりょく||めざめ||||

造作 も ない こと な の だ 。 ぞうさく||||||

( キバ ) この 里 全体 が ? ||さと|ぜんたい|

俺 たち が 立って る この 地面 も 空 も おれ|||たって|||じめん||から|

全部 幻 術 だって の か よ ! ? ぜんぶ|まぼろし|じゅつ||||

( シノ ) 時として 優れ た 感覚 が 邪魔 に なる こと が ある 。 しの|ときとして|すぐれ||かんかく||じゃま|||||

なぜ なら どんな に 優れ た 視覚 や 嗅覚 を 持って い て も ||||すぐれ||しかく||きゅうかく||もって|||

最終 的 に 情報 を 処理 し さいしゅう|てき||じょうほう||しょり|

認知 する の は 人間 の 脳 だ から だ 。 にんち||||にんげん||のう|||

特に 大きく 発達 し た 脳 は とくに|おおきく|はったつ|||のう|

複雑 な 電気 信号 を 解釈 する 過程 で ふくざつ||でんき|しんごう||かいしゃく||かてい|

誤り を 犯す こと が ある 。 あやまり||おかす|||

しかし 昆虫 は 鋭い 感覚 だけ で 動く 。 |こんちゅう||するどい|かんかく|||うごく

脳 が 処理 する 情報 も 人間 の それ と は 違い のう||しょり||じょうほう||にんげん|||||ちがい

必要 最低 限 に 絞ら れ て いる 。 ひつよう|さいてい|げん||しぼら|||

見ろ 俺 の 蟲 たち は 平静 さ を 保って いる 。 みろ|おれ||むし|||へいせい|||たもって|

彼ら は ごまかさ れ ない 。 かれら||||

あっ … 。

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

( 雲海 ) 八雲 の 幻 術 は 時として 雷雲 を 呼び 炎 を おこす 。 うんかい|やくも||まぼろし|じゅつ||ときとして|らいうん||よび|えん||

それ は あたかも 現実 に 起き た こと の よう に |||げんじつ||おき|||||

人間 の 脳 に 直接 植え付け られ て しまう 。 にんげん||のう||ちょくせつ|うえつけ|||

その こと で 脳 は みずから の 体 を 傷つけ て しまう の だ 。 |||のう||||からだ||きずつけ||||

そんじゃ あ ばあちゃん ちの … 。

あれ も 八雲 の 力 な の か ? ||やくも||ちから|||

それ だけ で は ない 。

その 気 に なれ ば 人 の 命 を あ やめる こと すら 容易 な の だ 。 |き||||じん||いのち||||||ようい|||

でも この 振動 は … 。 ( キバ ) これ も 幻 術 だって の か ? ||しんどう|||||まぼろし|じゅつ|||

( シノ ) 今 に 分かる 。 しの|いま||わかる

♪ ~

あっ 蛇 ! ( キバ ) デカ すぎる だ ろ ! |へび|||||

( ほえ 声 ) |こえ

あれ も 幻 術 か ! ? ||まぼろし|じゅつ|

( シノ ) 俺 たち の 大脳 が 作り出し た 恐怖 の 映像 だ 。 しの|おれ|||だいのう||つくりだし||きょうふ||えいぞう|

決して 物理 的 な 影響 は … 。 けっして|ぶつり|てき||えいきょう|

( シノ ) 考え られ ない … 。 しの|かんがえ||

バカ な ! ばか|

( シノ ・ キバ ・ ヒナタ ) う わ ~ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 ) しの|||||あか|まる||なきごえ

八雲 さん ? 紅 先生 ? やくも||くれない|せんせい

えっ ?

♪ ~

う あ ~ !

♪ ~

《 マジ か よ … 。

八雲 は 幻 術 で 人 が 殺 せる の か ? やくも||まぼろし|じゅつ||じん||ころ|||

だから 三 代 目 の じいちゃん は |みっ|だい|め|||

八雲 を 抹殺 しよ う と し た って の か ? 》 やくも||まっさつ||||||||

う あ ~ !

♪ ~

( 紅 ) 八雲 ? 八雲 ? くれない|やくも|やくも

はっ 。

≪ ( 八雲 ) 紅 先生 。 やくも|くれない|せんせい

紅 先生 。 くれない|せんせい

ここ です よ 紅 先生 。 |||くれない|せんせい

♪ ~

はっ !

や っぱ 信じ らん ねえ 。 ||しんじ||

八雲 が そんな こと する なんて … 。 やくも|||||

( 雲海 ) われら 鞍馬 一族 に うんかい||あんば|いちぞく|

何 代 か に 1 人 特異 体質 の 持ち主 が 生まれる 。 なん|だい|||じん|とくい|たいしつ||もちぬし||うまれる

それ が 八雲 。 ||やくも

しかも 八雲 自身 が その 能力 を 操る こと が でき ず |やくも|じしん|||のうりょく||あやつる||||

無意識 に 使って いる こと が 恐ろしい の だ 。 むいしき||つかって||||おそろしい||

何だか 暑い って ば よ … 。 なんだか|あつい|||

♪ ~

やめろ !

♪ ~

ドア の 外 は どう なって る ん だ ? どあ||がい||||||

( 雲海 ) 開ける で ない ! うんかい|あける||

あっ … こ … これ は … 。

♪ ~

何で こんな 所 に 溶岩 が … 。 なんで||しょ||ようがん|

♪ ~

( 雲海 ) あれ は 八雲 の 幻 術 に よって うんかい|||やくも||まぼろし|じゅつ||

われわれ の 脳 が 生み出し た 幻 だ 。 ||のう||うみだし||まぼろし|

だが 幻 と は いえ ひとたび 溶岩 に 飛び込め ば |まぼろし|||||ようがん||とびこめ|

脳 は 現実 の 溶岩 と 判断 し 肉体 は 燃え上がる 。 のう||げんじつ||ようがん||はんだん||にくたい||もえあがる

それ が 八雲 の 能力 な の だ 。 ||やくも||のうりょく|||

だから 三 代 目 の じいちゃん と 紅 先生 は |みっ|だい|め||||くれない|せんせい|

八雲 を 抹殺 しよ う と し た の か よ ! ? やくも||まっさつ||||||||

それ は 違う 。 ||ちがう

2 人 が 本当 に なき もの に しよ う と し た の は じん||ほんとう|||||||||||

八雲 の 中 に 存在 する 怪物 な の だ 。 やくも||なか||そんざい||かいぶつ|||

怪物 ? かいぶつ

八雲 の あまり に も 大き すぎる 力 は やくも|||||おおき||ちから|

いつしか その 身 に 恐ろしい 怪物 を 生み出し て しまった 。 ||み||おそろしい|かいぶつ||うみだし||

放って おけ ば 成長 を 続ける 怪物 は はなって|||せいちょう||つづける|かいぶつ|

いつか 八雲 の 意識 を 取り込み 一 つ に な ろ う と する で あ ろ う 。 |やくも||いしき||とりこみ|ひと|||||||||||

そう 判断 し た 三 代 目 と 紅 は |はんだん|||みっ|だい|め||くれない|

八雲 を 救う ため に やくも||すくう||

八雲 の 力 を 封印 する しか なかった の だ 。 やくも||ちから||ふういん|||||

体 の 中 に 怪物 … 。 からだ||なか||かいぶつ

そう だった の か 。

こう し ちゃ い らん ねえ って ば よ 。

だ ぁ ~ !

あぁ … 俺 の 全 財産 が … 。 |おれ||ぜん|ざいさん|

( 雲海 ) 言った だ ろ 溶岩 に 飛び込め ば うんかい|いった|||ようがん||とびこめ|

肉体 は 本当 に 燃え尽きる 。 にくたい||ほんとう||もえつきる

そんじゃ あ こっか ら 出 られ ない って こと か よ ? ||||だ||||||

( 雲海 ) い や 一 つ だけ 方法 は ある 。 それ って どんな 方法 だ ? うんかい|||ひと|||ほうほう||||||ほうほう|

五感 を 閉じ て い れ ば ごかん||とじ||||

幻 術 は 肉体 に 影響 を 与える こと は でき ない 。 まぼろし|じゅつ||にくたい||えいきょう||あたえる||||

お前 だけ でも この 世界 から 逃れ 八雲 を 討て ! おまえ||||せかい||のがれ|やくも||うて

八雲 を … 。 やくも|

う っ !

( 雲海 ) フン ! うんかい|ふん

だっ … ! 痛 っ … た た ! |つう|||

あれ ? ここ は … 里見 ヶ 丘 。 |||さとみ||おか

あっ … 雲海 の おっちゃん ! |うんかい||

あぁ … 無事 に 八雲 の 幻 術 から 抜け出し た らしい な … 。 |ぶじ||やくも||まぼろし|じゅつ||ぬけだし|||

一体 これ は … 。 いったい||

八雲 を 連れ て 山荘 から 出 た 時点 で やくも||つれ||さんそう||だ||じてん|

お前 たち は すでに 幻 術 に 落ち て い た の だ … 。 おまえ||||まぼろし|じゅつ||おち|||||

えっ ?

あっ 。

みんな しっかり しろ って ば よ !

ほら キバ ! シノ ! ||しの

あっ ここ は … 。 サクラ ちゃん |||さくら|

雲海 の おっちゃん の 傷 を 診 て やって くれ 。 うんかい||||きず||み|||

雲海 ? うんかい

どう し た の ? ひどい やけど じゃ ない 。

この おっちゃん の おかげ で

俺 たち 八雲 の 幻 術 から 抜け出 せ た ん だって ば よ 。 おれ||やくも||まぼろし|じゅつ||ぬけで||||||

と いう より 追い出さ れ た と 言う べき か 。 |||おいださ||||いう||

えっ ?

八雲 の 標的 は 夕日 紅 ただ 一 人 だった の だ な 。 やくも||ひょうてき||ゆうひ|くれない||ひと|じん||||

( キバ ) 紅 先生 は 今 どこ に ? |くれない|せんせい||いま||

あぁ 恐らく … 。 |おそらく

八雲 … 。 やくも

( 八雲 ) 紅 先生 どう です ? 私 の 絵 は 。 やくも|くれない|せんせい|||わたくし||え|

すばらしい でしょ ?

みんな に 何 を し た の ? ||なん||||

( 八雲 ) 心配 し ない で 邪魔者 を 追い出し た だけ だ から 。 やくも|しんぱい||||じゃまもの||おいだし||||

いずれ 木 ノ 葉 の 里 に は 復しゅう を 果たさ なけ れ ば なら ない わ 。 |き||は||さと|||ふくしゅう||はたさ||||||

でも まず は 先生 に 用 が ある から 。 |||せんせい||よう|||

なぜ 木 ノ 葉 の 里 まで … 。 |き||は||さと|

復しゅう の 相手 なら 私 一 人 で 十 分 の はず 。 ふくしゅう||あいて||わたくし|ひと|じん||じゅう|ぶん||

知ら ない と は 言わ せ ない 。 しら||||いわ||

はっ !

どう ? すごい でしょ ?

今 の 私 は 先生 を 生かす も 殺す も 自由自在 な の よ 。 いま||わたくし||せんせい||いかす||ころす||じゆうじざい|||

( 八雲 ) 本当 の こと を 教え て 。 やくも|ほんとう||||おしえ|

私 の 父さん と 母 さん を 殺し 鞍馬 一族 を … わたくし||とうさん||はは|||ころし|あんば|いちぞく|

そして 私 を 木 ノ 葉 の 里 より 消す よう に 命じ た の は |わたくし||き||は||さと||けす|||めいじ|||

三 代 目 火影 な の ね ? みっ|だい|め|ほかげ|||

( 紅 ) いいえ 。 くれない|

はっ 。

《 ウッフフフフ … 》

三 代 目 は その よう な 任務 を 命じ て は おら れ ない わ 。 みっ|だい|め|||||にんむ||めいじ||||||

どう し て うそ を つく の ?

♪ ~

( 八雲 ) お 願い 本当の こと を 言って 。 やくも||ねがい|ほんとうの|||いって

で ない と 紅 先生 あなた は 消え て しまう 。 |||くれない|せんせい|||きえ||

( 紅 ) あわれ な 子 。 くれない|||こ

私 を この世 から 消し て 苦し み が 消える の なら そう すれ ば いい 。 わたくし||このよ||けし||にがし|||きえる||||||

あなた の 苦しみ と ともに ||くるしみ||

憎しみ が 消え て なく なる の なら 。 にくしみ||きえ|||||

なぜ 泣く の ? そんな 涙 なんか に だまさ れ ない わ 。 |なく|||なみだ||||||

( ガイ ) 1,001 1,002

1,003 1,004 1,005 。

ふ ぅ ~ ! いつ いかなる とき も 汗 を かく と いう の は 気持ち が いい 。 ||||||あせ|||||||きもち||

( 物音 ) ん ? ものおと|

( 物音 ) ものおと

まだ い た か 鞍馬 一族 ! ||||あんば|いちぞく

この マイト ・ ガイ が 相手 に なる ぞ ! ||||あいて|||

トォ ~ !

( 暗部 ) 待て ガイ さん ! あんぶ|まて||

ガ … ガイ さん ? えっ ?

そう か お前 たち も 鞍馬 の 幻 術 に 。 ||おまえ|||あんば||まぼろし|じゅつ|

( 忍 ) すみません 。 ( ガイ ) ハハハハ … ! おし|||

ま ぁ 命 あって の 何と やら よかった よかった ! ||いのち|||なんと|||

おう お前 たち 戻った か 。 |おまえ||もどった|

おや ? 里 の 援軍 は どう し た ? |さと||えんぐん||||

今 説明 し てる 暇 は ね え ん だって ば よ ! いま|せつめい|||いとま|||||||

えっ ?

あっ おい ! 待て お 前 ら ! ||まて||ぜん|

何 だ ? あいつ ら … お っ ? なん|||||

その 男 は ? それ に みんな は ? |おとこ|||||

いい から ガイ 先生 手伝って ください 。 |||せんせい|てつだって|

いや … しかし だ な … 。 いい から 早く ! ||||||はやく

ああ … 。

白 眼 ! しろ|がん

あいつ ら !

やめ なさい 八雲 ! ||やくも

八雲 さん と 紅 先生 は いちばん 奥 の 部屋 に いる 。 やくも|||くれない|せんせい|||おく||へや||

( キバ ) おし !

おい 待て って ! |まて|

( キバ ) だっ !

う … う わ ~ !

キバ ~ !

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う |かぜ||ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

〈 みんな 状況 は どう なって る の ? 〉 |じょうきょう|||||

( ヒナタ ) 〈 ナルト 君 が 入った っきり 出 て こ ない の 〉 ||きみ||はいった||だ||||

( シノ ) 〈 蟲 たち も 何 か 異変 を 感じ て 出 て き て しまった 〉 しの|むし|||なん||いへん||かんじ||だ||||

〈 白 眼 で 中 を のぞく こと は ? 〉 しろ|がん||なか||||

( ヒナタ ) 〈 それ が 何 か 大きな 力 が 邪魔 を し て … 〉 |||なん||おおきな|ちから||じゃま|||

〈 私 たち は ただ ここ で 見守る しか ない の ? 〉 わたくし||||||みまもる|||

( キバ ) 〈 俺 ら は あいつ を 信じ て 待つ しか ねえ って こと か よ ? 〉 |おれ|||||しんじ||まつ||||||

( コナン ) < またもや キッド から 予告 状 が 届 い た > こなん||||よこく|じょう||とどけ||

< しかし 今回 は 以前 別 の 泥棒 が 盗 ん だ 品 を |こんかい||いぜん|べつ||どろぼう||ぬす|||しな|

元 の 持ち主 に 返し に 来る と いう > もと||もちぬし||かえし||くる||

< その 品 は 3 つ と も 坂本 龍 馬 ゆかり の 物 だった > |しな|||||さかもと|りゅう|うま|||ぶつ|

< おりしも 元 の 持ち主 の 樽見 氏 は |もと||もちぬし||たるみ|うじ|