Mahou Shoujo Madoka Magica Episode 12 mahou|shoujo|madoka|magica|episode Mahou Shoujo Madoka Magica Episode 12

ほ むら ちゃん ごめん ね

私 魔法 少女 に なる わたくし|まほう|しょうじょ|| I'm going to be a magical girl

まどか そんな Oh, no.

私 やっと わかった の わたくし|||

叶え たい 願 いご と 見つけ た の かなえ||ねがい|||みつけ||

だから その ため に この 命 を 使う ね |||||いのち||つかう|

やめ て

それ じゃ それ じゃ 私 は ||||わたくし|

何の ため に なんの||

ごめん ホント に ごめん |ほんと||

これ まで ずっと

ずっと ずっと ほ むら ちゃん に 守ら れ て 望ま れ て き た から ||||||まもら|||のぞま|||||

今 の 私 が ある ん だ と 思う いま||わたくし||||||おもう

ホント に ごめん ほんと||

そんな 私 が やっと 見つけ出し た 答え な の |わたくし|||みつけだし||こたえ||

信じ て しんじ|

絶対 に 今日 まで の ほ むら ちゃん を 無駄 に し たり し ない から ぜったい||きょう|||||||むだ||||||

まどか

数多 の 世界 の 運命 を 束ね かずおお||せかい||うんめい||たばね

因果 の 特異 点 と なった 君 なら いんが||とくい|てん|||きみ|

どんな 途方 も ない 望み だ ろ う と 叶え られる だ ろ う |とほう|||のぞみ|||||かなえ||||

本当 だ ね ほんとう||

さあ 鹿目 まどか |かのめ|

その 魂 を 代価 に し て |たましい||だいか|||

君 は 何 を 願う きみ||なん||ねがう

私 全て の 魔女 を 生まれる 前 に 消し去り たい わたくし|すべて||まじょ||うまれる|ぜん||けしさり| 全て の 宇宙 過去 と 未来 の 全て の 魔女 を すべて||うちゅう|かこ||みらい||すべて||まじょ|

この 手 で |て|

その 祈り は そんな 祈り が 叶う と すれ ば |いのり|||いのり||かなう|||

それ は 時間 干渉 なんて レベル じゃ ない ||じかん|かんしょう||れべる||

因果 律 そのもの に 対 する 反逆 だ いんが|りつ|その もの||たい||はんぎゃく|

君 は 本当 に 神 に なる つもり かい きみ||ほんとう||かみ||||

神様 でも 何でも いい かみさま||なんでも|

今日 まで 魔女 と 戦って き た みんな を きょう||まじょ||たたかって||||

希望 を 信じ た 魔法 少女 を きぼう||しんじ||まほう|しょうじょ|

私 は 泣か せ たく ない わたくし||なか|||

最後 まで 笑顔 で い て ほしい さいご||えがお||||

それ を 邪魔 する ルール なんて ||じゃま||るーる|

壊し て みせる 変え て み せる こわし|||かえ|||

これ が 私 の 祈り 私 の 願い ||わたくし||いのり|わたくし||ねがい

さあ 叶え て よ |かなえ||

インキュベーター

鹿目 さん それ が どんなに 恐ろしい 願い か わかって いる の かのめ|||||おそろしい|ねがい||||

たぶん

未来 と 過去 と 全て の 時間 で みらい||かこ||すべて||じかん|

あなた は 永遠 に 戦い 続ける こと に なる の よ ||えいえん||たたかい|つづける|||||

そう なれ ば きっと あなた は あなた と いう 個体 を 保て なく なる |||||||||こたい||たもて||

死ぬ なんて 生易しい もの じゃ ない しぬ||なまやさしい|||

未来 永 劫 に 終わり なく 魔女 を 滅ぼす 概念 と して みらい|なが|ごう||おわり||まじょ||ほろぼす|がいねん||

この 宇宙 に 固定 さ れ て しまう わ |うちゅう||こてい|||||

いい ん です その つもり です

希望 を 抱く の が 間違い だ なんて 言わ れ たら きぼう||いだく|||まちがい|||いわ||

私 そんな の は 違う って 何度 でも そう 言い 返せ ます わたくし||||ちがう||なんど|||いい|かえせ|

きっと いつ まで も 言い張れ ます ||||いいはれ|

いい ん じゃ ねぇ の

やれ る もん なら やって みな よ

戦う 理由 見つけ た ん だ ろ たたかう|りゆう|みつけ||||

逃げ ない って 自分 で 決め た ん だ ろ にげ|||じぶん||きめ||||

なら 仕方ない じゃ ん |しかたない||

後 は もう とことん 突っ走る しか ねぇ ん だ から さ あと||||つっぱしる||||||

うん ありがとう 杏子 ちゃん ||きようこ|

じゃあ 預かって い た 物 を 返さ ない と ね |あずかって|||ぶつ||かえさ|||

はい コレ

あなた は 希望 を 叶える ん じゃ ない ||きぼう||かなえる|||

あなた 自身 が 希望 に なる の よ |じしん||きぼう||||

私 達 全て の 希望 に わたくし|さとる|すべて||きぼう|

あなた 達 の 祈り を |さとる||いのり|

絶望 で 終わら せ たり し ない ぜつぼう||おわら||||

あなた 達 は 誰 も 呪わ ない 祟 ら ない |さとる||だれ||のろわ||たたり||

因果 は すべて 私 が 受け止める いんが|||わたくし||うけとめる

だから お 願い ||ねがい

最後 まで 自分 を 信じ て さいご||じぶん||しんじ|

もう いい の

もう いい ん だ よ

もう 誰 も 恨ま なく て いい の |だれ||うらま||||

誰 も 呪わ なく て いい ん だ よ だれ||のろわ||||||

そんな 姿 に なる 前 に |すがた|||ぜん|

あなた は 私 が 受け止め て あげる から ||わたくし||うけとめ|||

ここ は

まどか が もたらし た 新しい 法則 に 基づ い て 宇宙 が 再編 さ れ て いる ん だ よ ||||あたらしい|ほうそく||もとづ|||うちゅう||さいへん|||||||

そう か 君 も また 時間 を 越える 魔法 の 使い 手 だった ね ||きみ|||じかん||こえる|まほう||つかい|て||

じゃあ 一緒 に 見届けよ う か |いっしょ||みとどけよ||

鹿目 まどか と いう 存在 の 結末 を かのめ||||そんざい||けつまつ|

あれ が 彼女 の 祈り が もたらし た ソウル ジェム だ ||かのじょ||いのり||||そうる||

そんな

その 壮大 過ぎる 祈り を 叶え た 対価 に |そうだい|すぎる|いのり||かなえ||たいか|

ど か が 背負う こと に なる 呪い の 量 が 分かる かい |||せおう||||まじない||りょう||わかる|

一 つ の 宇宙 を 作り出す に 等しい 希望 が 遂げ られ た ひと|||うちゅう||つくりだす||ひとしい|きぼう||とげ||

それ は 即 ち 一 つ の 宇宙 を 終わら せる ほど の 絶望 を もたらす こと を 意味 する ||そく||ひと|||うちゅう||おわら||||ぜつぼう|||||いみ|

当然 だ よ ね とうぜん|||

う うん 大丈夫 ||だいじょうぶ

私 の 願い は 全て の 魔女 を 消し去る こと わたくし||ねがい||すべて||まじょ||けしさる|

本当 に それ が 叶った ん だ と し たら ほんとう||||かなった|||||

私 だって わたくし|

もう 絶望 する 必要 なんて ない |ぜつぼう||ひつよう||

まどか これ で 君 の 人生 は 始まり も 終わり も なくなった |||きみ||じんせい||はじまり||おわり||

この 世界 に 生き た 証 も その 記憶 も |せかい||いき||あかし|||きおく|

もう 何 処 に も 残さ れ て い ない |なん|しょ|||のこさ||||

君 と いう 存在 は 一 つ 上 の 領域 に シフト し て きみ|||そんざい||ひと||うえ||りょういき||しふと||

ただ の 概念 に 成り果て て しまった ||がいねん||なりはて||

もう 誰 も 君 を 認識 でき ない し |だれ||きみ||にんしき|||

君 も また 誰 に も 干渉 でき ない きみ|||だれ|||かんしょう||

君 は この 宇宙 の 一員 で は なく なった きみ|||うちゅう||いちいん||||

何 よ それ これ が まどか の 望 ん だ 結末 だって 言う の なん|||||||のぞみ|||けつまつ||いう|

こんな 終わり 方 で まどか は 報われる の |おわり|かた||||むくわれる|

冗談 じゃ ない わ じょうだん|||

これ じゃ 死ぬ より も もっと ひどい ひどい ||しぬ|||||

う うん 違う よ ほ むら ちゃん ||ちがう||||

今 の 私 に はね 過去 と 未来 の 全て が 見える の いま||わたくし|||かこ||みらい||すべて||みえる|

かつて あった 宇宙 も ||うちゅう|

いつか あり 得る かも しれ ない 宇宙 も ||える||||うちゅう|

みんな

まどか

だから ね 全部 わかった よ ||ぜんぶ||

いく つ も の 時間 で ||||じかん|

ほ むら ちゃん が 私 の ため に がんばって くれ た こと ||||わたくし|||||||

何もかも なにもかも

何度 も 泣 い て 傷 だらけ に なり ながら なんど||なき|||きず||||

それ でも 私 の ため に ||わたくし|||

ずっと 気づけ なく て ごめん |きづけ|||

ごめん ね

今 の 私 に なった から 本当 の あなた を 知る こと が でき た いま||わたくし||||ほんとう||||しる||||

私 に は こん なにも 大切 な 友達 が い て くれ た ん だ って わたくし|||||たいせつ||ともだち||||||||

だから 嬉しい よ |うれしい|

ほ むら ちゃん ありがとう

あなた は 私 の 最高 の 友達 だった ん だ ね ||わたくし||さいこう||ともだち||||

だから って あなた は このまま 帰る 場所 も なくなって |||||かえる|ばしょ||

大好き な 人 たち と も 離れ離れ に なって だいすき||じん||||はなればなれ||

こんな 場所 に 一 人 ぼ っち で 永遠 に 取り残さ れる って 言う の |ばしょ||ひと|じん||||えいえん||とりのこさ|||いう|

一 人 じゃ ない よ ひと|じん|||

みんな みんな いつ まで も 私 と 一緒 だ よ |||||わたくし||いっしょ||

これ から の 私 は ね いつ でも どこ に でも いる の |||わたくし|||||||||

だから 見え なく て も 聞こえ なく て も |みえ||||きこえ|||

私 は ほ むら ちゃん の 傍 に いる よ わたくし||||||そば|||

まどか は それ でも いい の

私 は あなた を 忘れ ちゃ う の に わたくし||||わすれ||||

まどか の こと もう 二 度 と 感じ取る こと さえ でき なく なっちゃ う の に ||||ふた|たび||かんじとる||||||||

う うん 諦める の は まだ 早い よ ||あきらめる||||はやい|

ほ むら ちゃん は こんな 場所 まで 付い て 来 て くれ た ん だ もん |||||ばしょ||つけい||らい||||||

だから 元 の 世界 に 戻って も |もと||せかい||もどって|

もしかしたら 私 の こと 忘れ ず に い て くれる か も |わたくし|||わすれ|||||||

大丈夫 きっと 大丈夫 だいじょうぶ||だいじょうぶ

信じよ う よ しんじよ||

まどか

だって 魔法 少女 は さ 夢 と 希望 を 叶える ん だ から |まほう|しょうじょ|||ゆめ||きぼう||かなえる|||

きっと ほんの 少し なら ||すこし|

本当 の 奇跡 が ある かも しれ ない ほんとう||きせき|||||

そう でしょ

まどか 行か ない で |いか||

ごめん ね 私 みんな を 迎え に 行か ない と ||わたくし|||むかえ||いか||

いつか また もう 一 度 ほ むら ちゃん と も 会 える から |||ひと|たび||||||かい||

それ まで は ほんの ちょっと だけ お 別れ だ ね |||||||わかれ||

まどか あぁ ぁぁ ッ

25 番 上条 恭介 です ばん|かみじょう|きようすけ|

課題 曲 は かだい|きょく|

アヴェ マリア |まりあ

何 か 手間 かけ させ ちゃ った ね なん||てま||さ せ|||

う うん こっち こそ ごめん

さやか ちゃん を 救う に は 何もかも なかった こと に する しか なく て |||すくう|||なにもかも|||||||

そ したら この 未来 も 消え て なく なっちゃ う の |||みらい||きえ|||||

でも それ は たぶん さやか ちゃん が 望む 形 じゃ ない ん だ ろ うなって |||||||のぞむ|かた||||||

さやか ちゃん が 祈った こと も その ため に がんばって き た こと も |||いのった||||||||||

とっても 大切 で 絶対 無意味 じゃ なかった と 思う の |たいせつ||ぜったい|むいみ||||おもう|

だから

うん

これ で いい よ

そう だ よ 私 は ただ もう 一 度 アイツ の 演奏 が 聴き たかった だけ な ん だ |||わたくし||||ひと|たび|||えんそう||きき|||||

あの ヴァイオリン を もっと もっと 大勢 の 人 に 聴 い て ほしかった |ヴぁいおりん||||おおぜい||じん||き|||

それ を 思い出せ た だけ で 十 分 だ よ ||おもいだせ||||じゅう|ぶん||

もう 何 の 後悔 も ない |なん||こうかい||

まあ そりゃ ちょっぴり 悔しい けど さ |||くやしい||

仁美 じゃ 仕方ない や ひとみ||しかたない|

恭介 に は もったいない くらい いい 子 だ し きようすけ||||||こ||

幸せ に なって くれる よ ね しあわせ|||||

うん

じゃ い こっか

うん

さやか

さやか は

オイ さやか は どう し た おい|||||

行って しまった わ おこなって||

円 環 の 理 に 導か れ て えん|かん||り||みちびか||

美樹 さん さっき の あの 一撃 に 全て の 力 を 使って しまった の ね みき|||||いちげき||すべて||ちから||つかって|||

バカ 野郎 惚れ た 男 の ため だ から って ばか|やろう|ほれ||おとこ|||||

自分 が 消え ち まって どう する ん だ よ じぶん||きえ|||||||

バカ やっと 友達 に なれ た のに ばか||ともだち||||

それ が 魔法 少女 の 運命 よ ||まほう|しょうじょ||うんめい|

この 力 を 手 に 入れた 時 から わかって い た はず でしょ う |ちから||て||いれた|じ|||||||

希望 を 求め た 因果 が この世 に 呪い を もたらす 前 に きぼう||もとめ||いんが||このよ||まじない|||ぜん|

私 達 は ああ やって 消え去る しか ない の よ わたくし|さとる||||きえさる||||

まどか

暁美 さん まどか って あけみ|||

誰 だ よ だれ||

まどか まどか ぁ

うん そう だ ね そっくり だ よ

コラ ダメ じゃ ない か タツヤ |だめ||||

女 の 人 の 髪 を 引っ張る の ダメ おんな||じん||かみ||ひっぱる||だめ

まどか ぁ まどか ぁ

すみません 大丈夫 で し た か |だいじょうぶ||||

いえ こちら こそ お邪魔 し て しまって |||おじゃま|||

まどか だ ね

はい

行く よ いく|

さ ぁ 来い よ っと ||こい||

ま ぁ その

あの 子 が 一 人 遊び する 時 の 見え ない お 友達 って やつ |こ||ひと|じん|あそび||じ||みえ|||ともだち||

子供 の 頃 に は よく ある こと な ん だ けど ねぇ こども||ころ||||||||||

ええ 私 に も 覚え が あり ます |わたくし|||おぼえ|||

まどか って さ あなた も 知って る の |||||しって||

アニメ か 何 か の キャラ と か あにめ||なん|||||

さあ どう だった か

聞き覚え が ある よう な ない よう な ききおぼえ|||||||

そ っか アタシ もど っか で タツヤ と 一緒 に 見 た の か なぁ ||||||||いっしょ||み||||

たまに ね す っ ごく 懐かしい 響き だ なって 思う こと が ある ん だ よ ね |||||なつかしい|ひびき|||おもう|||||||

まどか

そう です か

その リボン すごく かわいい ね |りぼん|||

アタシ の 好み に ド 直球 だ わ ぁ ||よしみ|||ちょっきゅう|||

ちょっと ビックリ し た くらい |びっくり|||

差し上げ ま しょ う か さしあげ||||

こんな おばさん に は 似合わ ない って ||||にあわ||

まあ 娘 とか い たら 付け させ た かも しれ ない ね |むすめ|と か|||つけ|さ せ|||||

なるほど ね

確かに 君 の 話 は 一 つ の 仮説 と して は 成り立つ ね たしかに|きみ||はなし||ひと|||かせつ||||なりたつ|

仮説 じゃ なく て 本当 の こと よ かせつ||||ほんとう|||

だ と して も 証明 し よう が ない よ ||||しょうめい|||||

君 が 言う よう に 宇宙 の ルール が 書き換え られ て しまった の だ と すれ ば きみ||いう|||うちゅう||るーる||かきかえ||||||||

今 の 僕ら に それ を 確かめる 手段 なんて ない 訳 だ し いま||ぼくら||||たしかめる|しゅだん|||やく||

君 だけ が その 記憶 を 持ち越し て いる の だ と して も きみ||||きおく||もちこし|||||||

それ は 君 の 頭 の 中 に しか ない 夢 物語 と 区別 が つか ない ||きみ||あたま||なか||||ゆめ|ものがたり||くべつ|||

まあ 確かに 浄化 し きれ なく なった ソウル ジェム が 何故 消滅 し て しまう の か |たしかに|じょうか|||||そうる|||なぜ|しょうめつ|||||

その 原理 は 僕たち でも 解明 でき て ない |げんり||ぼくたち||かいめい|||

その 点 君 の 話 に あった 『 魔女 』 の 概念 は 中 々 興味深く は ある |てん|きみ||はなし|||まじょ||がいねん||なか||きょうみぶかく||

人間 の 感情 エネルギー を 収集 する 方法 と して は 確かに 魅力 的 だ にんげん||かんじょう|えねるぎー||しゅうしゅう||ほうほう||||たしかに|みりょく|てき|

そんな 上手い 方法 が ある なら |うまい|ほうほう|||

僕たち インキュベイター の 戦略 も もっと 違った もの に なった だ ろ う ね ぼくたち|||せんりゃく|||ちがった|||||||

そう ね

あなた たち は そういう 奴 ら よ ね ||||やつ|||

君 が 言う 『 魔女 』 の い た 世界 で は きみ||いう|まじょ||||せかい||

今 僕ら が 戦って いる よう な 魔 獣 なんて 存在 し なかった ん だ ろ う いま|ぼくら||たたかって||||ま|けだもの||そんざい||||||

呪い を 集める 方法 と して は 余程 手っ取り早い じゃ ない か まじない||あつめる|ほうほう||||よほど|てっとりばやい|||

そう 簡単 じゃ なかった わ |かんたん|||

あなた たち と の 関係 だって かなり 険悪 だった し ||||かんけい|||けんあく||

やっぱり 理解 でき ない なあ 人間 の 価値 観 は |りかい||||にんげん||かち|かん|

たとえ 魔女 が 生まれ なく なった 世界 でも |まじょ||うまれ|||せかい|

それ で 人 の 世 の 呪い が 消え失せる わけ で は ない ||じん||よ||まじない||きえうせる||||

世界 の 歪み は 形 を 変え て 今 も 闇 の 底 から 人々 を 狙って いる せかい||ゆがみ||かた||かえ||いま||やみ||そこ||ひとびと||ねらって|

今夜 は つくづく 瘴気 が 濃い ね こんや|||しょうき||こい|

魔 獣 ども も 次 から 次 へ と 湧 い て くる ま|けだもの|||つぎ||つぎ|||わ|||

幾ら 倒し て も キリ が ない いくら|たおし|||きり||

ボヤ いたって 仕方ない わ ぼや||しかたない|

さあ 行く わ よ |いく||

悲しみ と 憎しみ ばかり を 繰り返す かなしみ||にくしみ|||くりかえす

救い よう の ない 世界 だ けれど すくい||||せかい||

だ と して も ここ は かつて あの 子 が 守 ろ う と し た 場所 な ん だ ||||||||こ||しゅ||||||ばしょ|||

それ を 覚え てる 決して 忘れ たり し ない ||おぼえ||けっして|わすれ|||

だから 私 は |わたくし|

戦い 続ける たたかい|つづける

がんばって