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「C」 THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL, C: The Money of Soul and Possibility Control Episode 6

C : The Money of Soul and Possibility Control Episode 6

( 宣 野 座 ) 常に 何 か を 消費 せ ず に 人 は 生き て いけ ない 。 → N

そういう 罪深い 存在 で ある と 承知 し た 上 で → N

なお 生き て い か なけ れ ば なら ない の なら → N

せめて 誰 か の ため に 。 → N

それ が 自然 な 考え 方 じゃ ない です か 。

そう です よ ね 。 でも それ を 実践 に 移す の は → N

容易 な こと で は ない と 思う の です が 。

( 宣 野 座 ) 誰 だって 人 の こと を 思う 気持ち は 持って いる でしょ ? → N

少し 前 に も ちょっと し た トレンド み たい に → N

匿名 で の 寄付 の 連鎖 が 続 い た って こ と あった じゃ ない です か 。

( 宣 野 座 ) 慈善 を 行う って こと が 上 から 目線 に 思え たり し て → N

自分 の 気持ち を 素直 に 表わせ ない 。 ( サトウ ) 《 宣 野 座 功 29 歳 》 → N

《 ディール 戦 歴 57 戦 56 勝 1 敗 》 → N

《 現在 の 個人 資産 98 億 7,000 万 円 》 → N

《 ディール は 次週 木曜日 に 予定 》 → N

《 対戦 相手 余 賀 公 麿 》

( 宣 野 座 ) 自分 は 未来 へ の 投資 を 行って いる 。 → N

そう 考え れ ば いい ん だ と 思う ん です けど ね 。

( サトウ ) 《 フフッ 。 あの 子 と 》

・~ N

( 真 朱 ) ハアッ !

( 公 麿 ) 真 朱 アントレ を 捜せ !

( 真 朱 ) OK !

( 公 麿 ) 今 だ ! ( 真 朱 ) お っし ゃ ー !

アセット は 倒せ た けど 。

や っぱ アントレ 見つけ なきゃ 。 だ よ な 。

( 後藤 ) この 役立た ず が !

( 公 麿 ・ 真 朱 ) い た ! ! ( 後藤 ) あ … 。 ヤバッ … 。

「 DIRECT 」 !

分かった よ ! 好き に しろ !

使った 分 だけ 頂き ます 。

う う っ !

「 CLOSING 」 ! 「 YOU HAVE GAIN 」 !

やった ね 。 ああ 。

何 が ?

出す ため に やって ん だ から 。

気分 ?

いい わけな い だ ろ 。

でも 今日 ノリ ノリ って 感じ ?

すっきり し ない 戦い や だ なって 思って た けど さ 。

よせよ そんな 。

ああ そう だ っけ 。

そういう の 時々 忘れ てる 俺 。

今日 の クマ み たい な の が アセット だったら → N

また 違って ん だ ろ う な 。

違う って ?

あっ いや 。

( おなか の 鳴る 音 )

あっ あ … 。

う あっ ! 何 ? えっ ?

人 の こと じろじろ 見 ちゃ って 。

別に 見 て な ん か 。

アセット は アントレ の 未来 を 体現 し た もの って 言って た よ な 。

( 宣 野 座 ) 余 賀 君 って 君 ? は ?

( 宣 野 座 ) 君 の アセット ?

カップ 麺 おいしい ? うん 。

はっ ? カワイイ ね 。

角 の カーブ が とって も チャーミング 。

あの 。 ああ 。

宣 野 座 。 次 の ディール で 君 と マッチング さ れ てる 。 → N

強い ん だって ね 。 そんな 。

( 宣 野 座 ) あの さ 気 悪く し ない で 聞い て ほしい ん だ けど 。

ディール を パス する 方法 が ある の 知って る よ ね 。

ここ の 銀行 に 一定 額 振り込め ば って 聞い た こと は … 。

額 は 知ら ない けど 。

自己 資産 の 半分 。 そんなに ! ?

( 宣 野 座 ) それ 僕 が 肩代わり し て あげ よっ か 。

どういう 意味 ? だ から さ → N

ディール を やら ず に 済まさ ない か って 。

ち ょ ちょっと 待って ! だったら 自分 で パス すれ ば 。

( 宣 野 座 ) 自分 の 資産 の 半分 は さすが に きつい よ 。 → N

でも 君 程度 の 資産 なら 払え ない 額 じゃ ない 。

( 宣 野 座 ) 安心 し て 。

ただ 落ち着 い て 話 が し たい だけ だ から 。

さっき の 話 俺 の 資産 まで 調べ た わけ ?

君 だけ じゃ ない 。 毎回 相手 は リサーチ し てる し → N

パス を 頼 ん でる の は いつも の こと だ よ 。

受け て もらえ た ためし は ない ん だ けど ね 。

どうして そんな 。

いくら バランス よく ディール を 行った って → N

現実 へ の 影響 は 避け られ ない 。

だったら やら ない の が 一 番 いい と 思わ ない ? → N

すぐに 返事 を くれ なんて 言わ ない 。 → N

気 が 向 い たら 連絡 し て 。 → N

じゃ 。

感じ 悪い 。 感じ いい 。

けど あいつ 。 どう し た の ?

いや ど っか で 見 た こ と ある よう な … 。

あぁ ~ っ ! !

あ … 。

《 NPO 法人 の 代表 と して 注目 を 浴び て いる 彼 の 活動 は → N

新 興国 へ の ワクチン 寄贈 に 始まり 多岐 に わたって いる 》

《 堅い 肩書 の イメージ と は 異なった 軽やか な スタンス と → N

母性 本能 を くすぐる イケメン ぶり に → N

ボランティア 王子 など と 呼ぶ 声 も 》

や っぱ 感じ 悪い 。

( サトウ ) 余 賀 君 ? 余 賀 公 麿 君 だ よ ね ?

はい ? ( サトウ ) 急 い で 乗って ! → N

君 の おばさん が 。 えっ ?

( サトウ ) 詳しい こと は 中 で 。 早く !

あ ~ !

あの … 。 ( 鍵 が 掛かる 音 )

ちょ っ ! 「 カチャ 」 って 何 ! ? 「 カチャ 」 って ! ?

( サトウ ) すまない 。 君 を だまし た 。

お … 俺 み たい な 下層 階級 さらって も → N

いい こと ない けど 。

( サトウ ) 話 が 終われ ば すぐ に 帰す 。 → N

行き たい 所 が あれ ば 言って 。

金融 街 は 無理 だ けど ね 。

あんた は ? ( サトウ ) わたし も アントレ の 一 人 。

金融 街 の こと を 調べ てる 。

俺 に 聞か れ て も こっち も 聞き たい こと ばかり だ し 。

( サトウ ) それ で 構わ ない 。 話 が し たい だけ 。

( サトウ ) 三國 壮 一郎 が 君 に 興味 を 持った こと を → N

どう 解釈 す べき か 正直 戸惑って る 。

金融 街 に いる 人間 は 大きく 分け れ ば 2 つ 。 → N

のみ込ま れ て いる 者 と そう で は ない 者 。

君 は まだ のみ込ま れ て は い ない 。 → N

わたし も その つもり 。 そして 三國 も 。

あれほど どっぷり 漬かって い ながら → N

むしろ いかに 積極 的 に 利用 できる か を 考え てる 。 → N

だけど それ は 危うい 賭け だ 。 賭け ?

彼 は 今 の 経済 を 安定 さ せる ため に は → N

未来 を 食いつぶし て も いい と 考え てる に 違いない 。

分から ない の は 彼 が どこ まで 自覚 的 に 行って いる か と いう こと 。

あれほど の 知性 と 戦略 性 を 持った 男 が → N

そこ に 気付 い て ない と も 思え ない 。

言って る 意味 が いまひとつ 。

要するに 金融 街 は つぶさ なけ れ ば 危険 だ と いう こと 。

この 国 の あるいは もっと 大きな 未来 が 。 → N

わたし は 君 に 協力 し て ほしい と 思って る 。

協力 ? だいたい 金融 街 を つぶす こと なんて でき ん の ?

あの 街 を 形成 する システム や 集団 を → N

一 つ ずつ つぶし て いけ ば あるいは 。

それ って 。

そう ムクドリ ギルド の よう な 。 待って よ !

ギルド は ディール の 影響 を 最小 限 に し てる だ ろ ?

この 前 の 芭蕉 製薬 の 倒産 騒ぎ だって 。

( サトウ ) 確かに 資産 家 同士 の 強引 な ディール に よって → N

引き起こさ れ た 負債 を 回収 し → N

倒産 に よる 損失 の 発生 を 未然 に 防 い だ 。

あの 人 は 未来 を つぶ そ う と し てる わけ じゃ … 。

( サトウ ) だ けど しょせん は 応急 処置 に すぎ ない 。 → N

三國 は 1 万 人 の 人々 を 救い は し た けど → N

その ため に 投入 さ れ た 巨額 の ミダス マネー が → N

結果 どれ だけ 未来 を 奪う こと に なる の か → N

誰 に も 分から ない 。

さっき から 分から ない こと ばかり じゃ ん 。

( サトウ ) なら 君 は ? う わ ~ !

ちょっと … 。

( サトウ ) 君 自身 は どう 思う ? お … 俺 ?

俺 は その ギルド に 入った ばっ か だ し 。

そ … そもそも こんな こと 俺 に 言って いい わけ ?

( サトウ ) いい と 思った 。 へ っ ! ?

( サトウ ) 君 は まだ → N

金 以外 の こと を 考え られる 目 を し てる 。

( サトウ ) じっくり 考え て 。 返事 は いつ でも 構わ ない 。

また 宿題 か よ 。 ( サトウ ) 宿題 ?

次 の ディール の 相手 に も 同じ こと 言わ れ て 。

( サトウ ) 宣 野 座 功 。 えっ ?

彼 も 三國 が 一目 置 い て いる 男 な ん だ 。 → N

ムクドリ ギルド に も 誘わ れ た が 断って る 。

あの さ いくら 考え た って 一緒 だって 。

急に 現れ た あんた と 三國 さん どっち を 信じる か って 言え ば ー !

な … 何 ? 何 ? ( サトウ ) 追って き てる 。

えっ ?

( サトウ ) 走れ ! !

( 井 種田 ) また この 手 の ご 利用 です か 。

手慣れ た もん ねぇ 。

( 井 種田 ) そりゃ あ この 車 を 利用 する 方々 は → N

トラブル を 抱える こと も 多い です から 。

トラブル ねぇ 。

お … 俺 だって そんな 。

あ … 。 → N

車 どう し よ 。

今 の 皆さん の 気分 から すれ ば → N

あした の こと を 考えろ なんて 言わ れる と → N

何 を バカ な なんて 思わ れる かも しれ ない 。 → N

でも ね 今 を どう やって 生きる かって こと ばっかり → N

考え て いる だけ で は やっぱり 活力 が 湧 い て こ ない 。

そんな 気 が し ませ ん か ?

( サトウ ) 《 宣 野 座 に も 聞い て みる と いい 》

《 えっ ? 》 《 彼 も 金融 街 と 現実 が → N

どう ある べき か 心 を 砕 い て いる 一 人 だ 》

( 宣 野 座 ) わざわざ 来 て くれ た ん だ 。 腹 決まった ?

その こと は まだ 。

ただ 少し 話 聞け たら と 思って 。 ( 宣 野 座 ) OK 。 → N

事務 所 に 戻る ところ だ から そっち で 。

( 宣 野 座 ) 確かに 今 は → N

景気 が いい みたい に いわ れ て いる 。

だけど 実情 は さっき 見 た とおり さ 。 → N

経済 格差 は 開く 一方 。 → N

この 国 に 大量 に 流入 し て いる あの 世界 の 金 が → N

バランス を 崩し て いる 。

その 原因 が ムクドリ ギルド ?

( 宣 野 座 ) 内輪 で ディール を コントロール し て → N

現実 へ の 影響 を できる 限り 抑える 。 → N

しかし 彼ら が 動く たび に → N

世の中 が だんだん 閉塞 し て き て いる 気 が する ん だ 。

可能 性 の 失わ れ た 未来 しか 残ら ない なら → N

現在 が ある 意味 も ない 。

あの 街 が 未来 を 担保 に し て 成立 し てる って 話 は 聞い てる よ ね ?

実際 に それ で 起き た 影響 自分 も 見 て ます 。

そう 僕 も ね 。

見 て もらい たい もの が ある ん だ 。 → N

ワクチン を 届け てる 国 の ね 。 → N

子供 たち から 毎年 送ら れ て くる 絵 だ よ 。 → N

何も お返し する もの が ない から って 。

は あ 。 ( 宣 野 座 ) 絵 の テーマ も 同じ 。 → N

何だか 分かる かい ? えっ ? バラバラ じゃ な いす か ?

街 だったり 人 だったり 。

未来 だ そう だ 。 貧しい 自分 の 国 が 発展 し た 姿 。 → N

将来 なり たい 自分 の 姿 。

そ っか 。

( 宣 野 座 ) 一 度 ディール で 負け た こと が ある 。 → N

それほど 大きな 負け 方 じゃ なかった が → N

負け は 負け 。 それ で 戻って から 気 が 付い た 。 → N

ここ に はら れ て い た 絵 の 何 枚 か が → N

別 の 絵 に すり 替わって いる のに ね 。

それ って 。 ( 宣 野 座 ) 消え た ん だ よ 。 → N

描 い た 未来 と 一緒 に 。

( 宣 野 座 ) 《 ディール を やれ ば 必ず → N

どちら か 一方 に かかわる 可能 性 の 一 つ が 失わ れる 》 → N

《 避け られる なら それ が ベスト 》 → N

《 だが どうして も やら なけ れ ば なら ない とき → N

できる 唯一 の こと は 失わ れる 可能 性 の 一 つ を → N

別 な 可能 性 で 埋め合わせる 。 それ だけ だ 》

( 島田 ) ごめん ごめん 。 長く なって 。

また 保険 の 話 です か ?

( 島田 ) うるさい ん だ 。 解約 する って 言ったら 。

解約 し た 方 が いい 話 な ん です か ?

( 島田 ) 長い 目 で 見 たら 損 かも しれ ない ね 。 → N

若い ころ から ずっと 掛け て た から 。 → N

けど ここ ん とこ 苦しく て さ → N

正直 当座 の 金 が 欲しい 。 → N

老後 の 心配 が できる の は まだ 幸せ だ よ 。 → N

この 年 に なって も 今日 明日 の こと だけ で かつ かつ だ 。

惨め な もん だ ね 。

いい ん じゃ ない ? 簡単 だ な 。

だって 最初 っ から 気持ち 決まって る ん でしょ ?

一応 ほら 君 の … 。

気分 って やつ ? 戦う の や めん の に 気分 も 何 も 。

だけど あの 人 やっぱり わたし の 思った とおり でしょ ?

感じ いい って 。

( 壮 一郎 ) そんな 顔 で 見る こと は ない だ ろ う ? → N

ここ に 来 た の は 俺 に 会 える と 思った から じゃ ない の か ?

それ は 。

( 壮 一郎 ) 会い たい よう な 会い たく ない よう な か 。 → N

ディール の 前日 に デート と は 余裕 だ な 。

デ … デート って そんな 。

( Q ) わたし たち は デート な の です 。

へ っ ? デート って 何 ?

その ディール の こと な ん だ けど 。

( 壮 一郎 ) パス を 頼ま れ た か ? → N

いつも の こと だ から な 。 それ で どう する つもり だ ?

迷って る 。

宣 野 座 は 俺 に も 同じ こと を 頼 ん で き た こと が あった 。 → N

もっとも 俺 の 資産 を 肩代わり できる はず も ない が 。

あの 人 が 負け た 相手 って 。

( 壮 一郎 ) あの 男 の 考え 面白い と は 思った 。 → N

方向 性 の 一 つ と して は な 。 → N

しかし そこ が 彼 の 限界 だ ! 限界 ?

( 壮 一郎 ) 未来 と いって も しょせん は 現在 から の 地続き だ 。

現在 が 失わ れ れ ば 未来 も 存在 し ない 。

だけど 可能 性 の 失わ れ た 未来 しか 残ら ない なら 。

( 壮 一郎 ) 「 現在 が ある 意味 が ない 」 だった か な 。 → N

俺 も 聞か さ れ た 。

だが それ は 強い 者 の 論理 だ 。 → N

遠く を 見る 余裕 の ある 者 の 理屈 だ 。 → N

本当 に 弱い 者 は → N

その 日 その 日 を もっと 切実 に 生き て いる 。

( 壮 一郎 ) 宣 野 座 は おそらく → N

さほど 不自由 を 知ら ず に 生き て き た の だ ろ う 。

あの 男 は 金 に 漂う 血 の におい に 鈍感 だ 。

血 ? ( 壮 一郎 ) 使う とき や 場所 → N

それ を 選 ん で いる うち に 金 の 周り で 流れる 血 も ある 。

お前 に も 分かる はず だ 。 → N

明日 の ディール は 好き に する と いい 。 → N

だが この 街 に いる かぎり 逃げ 続ける こと は 不可能 だ 。 → N

戦い 勝つ 。 そう する こと が この 世界 で は → N

よほど 誠実 な 生き 方 だ と 俺 は 思って いる 。

気 に する こと ない って 。

ねえ 聞い てる ?

( Q ) に おい など ない の です 。 ( 壮 一郎 ) うん ?

( Q ) 血 の におい が どんな もの か 分から ない の です 。 → N

これ に は におい など ない の です 。

そう か 。 ( Q ) ただ 色々 な 味 は する の です 。

( 宣 野 座 ) あの 話 受け て くれる と 思って い た 。

その つもり だった けど でも … 。

( 宣 野 座 ) でも 何 ?

分から ない 。

( 宣 野 座 ) そう 。

( 宣 野 座 ) 《 可能 性 の 失わ れ た 未来 しか 残ら ない なら … 》 → N

《 現在 が ある 意味 も ない 》

( サトウ ) 《 君 は まだ → N

金 以外 の こと を 考え られる 目 を し てる 》

《 戦い 勝つ 。 そう する こと が この 世界 で は → N

よほど 誠実 な 生き 方 だ と 俺 は 思って いる 》

気持ち は 分かる けど 決め た なら やら なきゃ 。

「 OPEN DEAL 」 !

公 磨 !

愚 かな !

( 宣 野 座 ) カリュマ !

「 ANGEL 」 !

う っ 。

くっ … あっ 。

くっ … 。 真 朱 !

強い … N 半端 なく 強い よ あの 人 。

持た ない かも 。

「 ANGEL 」 !

あー っ ! うわ ー っ !

う ぐ ぐ っ 。 うわ ー っ ! !

あ … 。 う う っ … 。

ま … 真 朱 !

真 朱 。

「 ANGEL 」 !

真 朱 !

うわ ー っ ! キャー !

真 朱 ! ?

うわ ー ! う わ っ … うわ ー っ ! !

おい 真 朱 真 朱 … 。

真 朱 ー ! !

大丈夫 。 すぐ 治る から 。

真 朱 。

正面 から いく しか ない と 思う 。

フレーション を … とど め を 刺さ れる かも しれ ない けど 。

真 朱 ! 無 茶 だ よ もう 。

フフッ 。 分かって る あなた の 気分 。

勝ち たく ない ん でしょ 。 いい よ わたし も 何 か 同じ 気分 。

違う よ 真 朱 。 えっ ?

勝ち たく ない けど 負け たく も ない 。

未来 より も 何より も → N

俺 は とにかく 身近 な もの を 失う の が 怖い 。

行 こ う 真 朱 。

「 ANGEL 」 !

( 公 麿 ・ 真 朱 ) う お ー っ ! !

( 宣 野 座 ) フゥ … 。

あっ 。 や あ 。

あの さっき 事務 所 の 方 に 行って き た ん です けど 。

ああ 引き払う こと に し た ん だ 。 スタッフ も 少数 精鋭 で 出直し だ よ 。

そんなに その … 影響 が ?

へ っ ?

( 宣 野 座 ) あっ ち 行 こっか 。

( 宣 野 座 ) まさか あそこ で メゾ フレーション を → N

二 度 も 撃ち込 ん で くる なんて ね 。

すみません 。 ( 宣 野 座 ) わびる 必要 ない って 。 → N

必死 だった の は こっち も 同じ だった ん だ から 。

でも あんな 勝ち 方 は 。

( 宣 野 座 ) 僕 も あの 戦い が 続け ば → N

間違い なく コントロール できる 余裕 を なくし て た 。 → N

そういう 意味 じゃ 君 の 判断 は まったく 適切 だった って こと さ 。

僕 は 君 を 少し 甘く 見て い た の かも しれ ない 。

自分 と 似 た よう な もの 感じ て た から 。

君 は あの 街 で 戦い抜く こと が できる 人間 だ と 思う よ 。

あの あそこ に はら れ て い た 絵 は 。

( 宣 野 座 ) 聞き たい かい ?

いえ 。 ( 宣 野 座 ) 余 賀 君 !

( 宣 野 座 ) 今 は そんな もの な ん か を 近く の 施設 に 送って る ん だ 。 → N

これ から は 寄付 や カンパ に 頼る しか ない から → N

大掛かり な 援助 は でき ない けど 。

でも ね あの 金 に 頼る より は ずっと いい 。 → N

それ 君 の チャーミング な アセット に 渡し て よ 。 → N

僕 から の プレゼント だって ね 。

・~ N

風 が しゃべり 掛け ます おいしい ! おいし 過ぎる !

( じ ん たん ) 《 まず 整理 する 必要 が ある 》

《 どうして めん ま が ここ に いる の か 》

( じ ん たん ) この世 に 心残り が あって 成仏 でき ない … って の が → N

妥当 な とこ だ よ な 。

《 分から ねえ 。 だって → N


C : The Money of Soul and Possibility Control Episode 6 C: The Money of Soul and Possibility Control Episode 6

( 宣 野 座 ) 常に 何 か を 消費 せ ず に 人 は 生き て いけ ない 。 →\ N のたま|の|ざ|とわに|なん|||しょうひ||||じん||いき||||

そういう 罪深い 存在 で ある と 承知 し た 上 で →\ N |つみふかい|そんざい||||しょうち|||うえ||

なお 生き て い か なけ れ ば なら ない の なら →\ N |いき|||||||||||

せめて 誰 か の ため に 。 →\ N |だれ|||||

それ が 自然 な 考え 方 じゃ ない です か 。 ||しぜん||かんがえ|かた||||

そう です よ ね 。 でも それ を 実践 に 移す の は →\ N |||||||じっせん||うつす|||

容易 な こと で は ない と 思う の です が 。 ようい|||||||おもう|||

( 宣 野 座 ) 誰 だって 人 の こと を 思う 気持ち は 持って いる でしょ ? →\ N のたま|の|ざ|だれ||じん||||おもう|きもち||もって|||

少し 前 に も ちょっと し た トレンド み たい に →\ N すこし|ぜん||||||とれんど||||

匿名 で の 寄付 の 連鎖 が 続 い た って こ と あった じゃ ない です か 。 とくめい|||きふ||れんさ||つづ||||||||||

( 宣 野 座 ) 慈善 を 行う って こと が 上 から 目線 に 思え たり し て →\ N のたま|の|ざ|じぜん||おこなう||||うえ||めせん||おもえ||||

自分 の 気持ち を 素直 に 表わせ ない 。 ( サトウ ) 《 宣 野 座 功 29 歳 》 →\ N じぶん||きもち||すなお||あらわせ|||のたま|の|ざ|いさお|さい|

《 ディール 戦 歴 57 戦 56 勝 1 敗 》 →\ N |いくさ|れき|いくさ|か|はい|

《 現在 の 個人 資産 98 億 7,000 万 円 》 →\ N げんざい||こじん|しさん|おく|よろず|えん|

《 ディール は 次週 木曜日 に 予定 》 →\ N ||じしゅう|もくようび||よてい|

《 対戦 相手 余 賀 公 麿 》 たいせん|あいて|よ|が|おおやけ|まろ

( 宣 野 座 ) 自分 は 未来 へ の 投資 を 行って いる 。 →\ N のたま|の|ざ|じぶん||みらい|||とうし||おこなって||

そう 考え れ ば いい ん だ と 思う ん です けど ね 。 |かんがえ|||||||おもう||||

( サトウ ) 《 フフッ 。 あの 子 と 》 |||こ|

・~\ N

( 真 朱 ) ハアッ ! まこと|しゅ|

( 公 麿 ) 真 朱 アントレ を 捜せ ! おおやけ|まろ|まこと|しゅ|||さがせ

( 真 朱 ) OK ! まこと|しゅ|

( 公 麿 ) 今 だ ! ( 真 朱 ) お っし ゃ ー ! おおやけ|まろ|いま||まこと|しゅ||||-

アセット は 倒せ た けど 。 ||たおせ||

や っぱ アントレ 見つけ なきゃ 。 だ よ な 。 |||みつけ||||

( 後藤 ) この 役立た ず が ! ことう||やくだた||

( 公 麿 ・ 真 朱 ) い た ! ! ( 後藤 ) あ … 。 ヤバッ … 。 おおやけ|まろ|まこと|しゅ|||ことう||

「 DIRECT 」 !

分かった よ ! 好き に しろ ! わかった||すき||

使った 分 だけ 頂き ます 。 つかった|ぶん||いただき|

う う っ !

「 CLOSING 」 ! 「 YOU HAVE GAIN 」 !

やった ね 。 ああ 。

何 が ? なん|

出す ため に やって ん だ から 。 だす||||||

気分 ? きぶん

いい わけな い だ ろ 。

でも 今日 ノリ ノリ って 感じ ? |きょう|のり|のり||かんじ

すっきり し ない 戦い や だ なって 思って た けど さ 。 |||たたかい||||おもって|||

よせよ そんな 。

ああ そう だ っけ 。

そういう の 時々 忘れ てる 俺 。 ||ときどき|わすれ||おれ

今日 の クマ み たい な の が アセット だったら →\ N きょう||くま||||||||

また 違って ん だ ろ う な 。 |ちがって|||||

違う って ? ちがう|

あっ いや 。

( おなか の 鳴る 音 ) ||なる|おと

あっ あ … 。

う あっ ! 何 ? えっ ? ||なん|

人 の こと じろじろ 見 ちゃ って 。 じん||||み||

別に 見 て な ん か 。 べつに|み||||

アセット は アントレ の 未来 を 体現 し た もの って 言って た よ な 。 ||||みらい||たいげん|||||いって|||

( 宣 野 座 ) 余 賀 君 って 君 ? は ? のたま|の|ざ|よ|が|きみ||きみ|

( 宣 野 座 ) 君 の アセット ? のたま|の|ざ|きみ||

カップ 麺 おいしい ? うん 。 かっぷ|めん||

はっ ? カワイイ ね 。

角 の カーブ が とって も チャーミング 。 かど||かーぶ||||ちゃーみんぐ

あの 。 ああ 。

宣 野 座 。 次 の ディール で 君 と マッチング さ れ てる 。 →\ N のたま|の|ざ|つぎ||||きみ||||||

強い ん だって ね 。 そんな 。 つよい||||

( 宣 野 座 ) あの さ 気 悪く し ない で 聞い て ほしい ん だ けど 。 のたま|の|ざ|||き|わるく||||ききい|||||

ディール を パス する 方法 が ある の 知って る よ ね 。 ||ぱす||ほうほう||||しって|||

ここ の 銀行 に 一定 額 振り込め ば って 聞い た こと は … 。 ||ぎんこう||いってい|がく|ふりこめ|||ききい|||

額 は 知ら ない けど 。 がく||しら||

自己 資産 の 半分 。 そんなに ! ? じこ|しさん||はんぶん|

( 宣 野 座 ) それ 僕 が 肩代わり し て あげ よっ か 。 のたま|の|ざ||ぼく||かたがわり|||||

どういう 意味 ? だ から さ →\ N |いみ||||

ディール を やら ず に 済まさ ない か って 。 |||||すまさ|||

ち ょ ちょっと 待って ! だったら 自分 で パス すれ ば 。 |||まって||じぶん||ぱす||

( 宣 野 座 ) 自分 の 資産 の 半分 は さすが に きつい よ 。 →\ N のたま|の|ざ|じぶん||しさん||はんぶん||||||

でも 君 程度 の 資産 なら 払え ない 額 じゃ ない 。 |きみ|ていど||しさん||はらえ||がく||

( 宣 野 座 ) 安心 し て 。 のたま|の|ざ|あんしん||

ただ 落ち着 い て 話 が し たい だけ だ から 。 |おちつ|||はなし||||||

さっき の 話 俺 の 資産 まで 調べ た わけ ? ||はなし|おれ||しさん||しらべ||

君 だけ じゃ ない 。 毎回 相手 は リサーチ し てる し →\ N きみ||||まいかい|あいて||りさーち||||

パス を 頼 ん でる の は いつも の こと だ よ 。 ぱす||たの|||||||||

受け て もらえ た ためし は ない ん だ けど ね 。 うけ||||||||||

どうして そんな 。

いくら バランス よく ディール を 行った って →\ N |ばらんす||||おこなった||

現実 へ の 影響 は 避け られ ない 。 げんじつ|||えいきょう||さけ||

だったら やら ない の が 一 番 いい と 思わ ない ? →\ N |||||ひと|ばん|||おもわ||

すぐに 返事 を くれ なんて 言わ ない 。 →\ N |へんじ||||いわ||

気 が 向 い たら 連絡 し て 。 →\ N き||むかい|||れんらく|||

じゃ 。

感じ 悪い 。 感じ いい 。 かんじ|わるい|かんじ|

けど あいつ 。 どう し た の ?

いや ど っか で 見 た こ と ある よう な … 。 ||||み||||||

あぁ ~ っ ! !

あ … 。

《 NPO 法人 の 代表 と して 注目 を 浴び て いる 彼 の 活動 は →\ N |ほうじん||だいひょう|||ちゅうもく||あび|||かれ||かつどう||

新 興国 へ の ワクチン 寄贈 に 始まり 多岐 に わたって いる 》 しん|こうこく|||わくちん|きぞう||はじまり|たき|||

《 堅い 肩書 の イメージ と は 異なった 軽やか な スタンス と →\ N かたい|かたがき||いめーじ|||ことなった|かろやか||すたんす||

母性 本能 を くすぐる イケメン ぶり に →\ N ぼせい|ほんのう||||||

ボランティア 王子 など と 呼ぶ 声 も 》 ぼらんてぃあ|おうじ|||よぶ|こえ|

や っぱ 感じ 悪い 。 ||かんじ|わるい

( サトウ ) 余 賀 君 ? 余 賀 公 麿 君 だ よ ね ? |よ|が|きみ|よ|が|おおやけ|まろ|きみ|||

はい ? ( サトウ ) 急 い で 乗って ! →\ N ||きゅう|||のって|

君 の おばさん が 。 えっ ? きみ||||

( サトウ ) 詳しい こと は 中 で 。 早く ! |くわしい|||なか||はやく

あ ~ !

あの … 。 ( 鍵 が 掛かる 音 ) |かぎ||かかる|おと

ちょ っ ! 「 カチャ 」 って 何 ! ? 「 カチャ 」 って ! ? ||||なん||

( サトウ ) すまない 。 君 を だまし た 。 ||きみ|||

お … 俺 み たい な 下層 階級 さらって も →\ N |おれ||||かそう|かいきゅう|||

いい こと ない けど 。

( サトウ ) 話 が 終われ ば すぐ に 帰す 。 →\ N |はなし||おわれ||||きす|

行き たい 所 が あれ ば 言って 。 いき||しょ||||いって

金融 街 は 無理 だ けど ね 。 きんゆう|がい||むり|||

あんた は ? ( サトウ ) わたし も アントレ の 一 人 。 |||||||ひと|じん

金融 街 の こと を 調べ てる 。 きんゆう|がい||||しらべ|

俺 に 聞か れ て も こっち も 聞き たい こと ばかり だ し 。 おれ||きか||||||きき|||||

( サトウ ) それ で 構わ ない 。 話 が し たい だけ 。 |||かまわ||はなし||||

( サトウ ) 三國 壮 一郎 が 君 に 興味 を 持った こと を →\ N |みくに|そう|いちろう||きみ||きょうみ||もった|||

どう 解釈 す べき か 正直 戸惑って る 。 |かいしゃく||||しょうじき|とまどって|

金融 街 に いる 人間 は 大きく 分け れ ば 2 つ 。 →\ N きんゆう|がい|||にんげん||おおきく|わけ||||

のみ込ま れ て いる 者 と そう で は ない 者 。 のみこま||||もの||||||もの

君 は まだ のみ込ま れ て は い ない 。 →\ N きみ|||のみこま||||||

わたし も その つもり 。 そして 三國 も 。 |||||みくに|

あれほど どっぷり 漬かって い ながら →\ N ||つかって|||

むしろ いかに 積極 的 に 利用 できる か を 考え てる 。 →\ N ||せっきょく|てき||りよう||||かんがえ||

だけど それ は 危うい 賭け だ 。 賭け ? |||あやうい|かけ||かけ

彼 は 今 の 経済 を 安定 さ せる ため に は →\ N かれ||いま||けいざい||あんてい||||||

未来 を 食いつぶし て も いい と 考え てる に 違いない 。 みらい||くいつぶし|||||かんがえ|||ちがいない

分から ない の は 彼 が どこ まで 自覚 的 に 行って いる か と いう こと 。 わから||||かれ||||じかく|てき||おこなって|||||

あれほど の 知性 と 戦略 性 を 持った 男 が →\ N ||ちせい||せんりゃく|せい||もった|おとこ||

そこ に 気付 い て ない と も 思え ない 。 ||きづ||||||おもえ|

言って る 意味 が いまひとつ 。 いって||いみ||

要するに 金融 街 は つぶさ なけ れ ば 危険 だ と いう こと 。 ようするに|きんゆう|がい||||||きけん||||

この 国 の あるいは もっと 大きな 未来 が 。 →\ N |くに||||おおきな|みらい||

わたし は 君 に 協力 し て ほしい と 思って る 。 ||きみ||きょうりょく|||||おもって|

協力 ? だいたい 金融 街 を つぶす こと なんて でき ん の ? きょうりょく||きんゆう|がい|||||||

あの 街 を 形成 する システム や 集団 を →\ N |がい||けいせい||しすてむ||しゅうだん||

一 つ ずつ つぶし て いけ ば あるいは 。 ひと|||||||

それ って 。

そう ムクドリ ギルド の よう な 。 待って よ ! |むくどり|ぎるど||||まって|

ギルド は ディール の 影響 を 最小 限 に し てる だ ろ ? ぎるど||||えいきょう||さいしょう|げん|||||

この 前 の 芭蕉 製薬 の 倒産 騒ぎ だって 。 |ぜん||ばしょう|せいやく||とうさん|さわぎ|

( サトウ ) 確かに 資産 家 同士 の 強引 な ディール に よって →\ N |たしかに|しさん|いえ|どうし||ごういん|||||

引き起こさ れ た 負債 を 回収 し →\ N ひきおこさ|||ふさい||かいしゅう||

倒産 に よる 損失 の 発生 を 未然 に 防 い だ 。 とうさん|||そんしつ||はっせい||みぜん||ふせ||

あの 人 は 未来 を つぶ そ う と し てる わけ じゃ … 。 |じん||みらい|||||||||

( サトウ ) だ けど しょせん は 応急 処置 に すぎ ない 。 →\ N |||||おうきゅう|しょち||||

三國 は 1 万 人 の 人々 を 救い は し た けど →\ N みくに||よろず|じん||ひとびと||すくい|||||

その ため に 投入 さ れ た 巨額 の ミダス マネー が →\ N |||とうにゅう||||きょがく|||まねー||

結果 どれ だけ 未来 を 奪う こと に なる の か →\ N けっか|||みらい||うばう||||||

誰 に も 分から ない 。 だれ|||わから|

さっき から 分から ない こと ばかり じゃ ん 。 ||わから|||||

( サトウ ) なら 君 は ? う わ ~ ! ||きみ|||

ちょっと … 。

( サトウ ) 君 自身 は どう 思う ? お … 俺 ? |きみ|じしん|||おもう||おれ

俺 は その ギルド に 入った ばっ か だ し 。 おれ|||ぎるど||はいった||||

そ … そもそも こんな こと 俺 に 言って いい わけ ? ||||おれ||いって||

( サトウ ) いい と 思った 。 へ っ ! ? |||おもった||

( サトウ ) 君 は まだ →\ N |きみ|||

金 以外 の こと を 考え られる 目 を し てる 。 きむ|いがい||||かんがえ||め|||

( サトウ ) じっくり 考え て 。 返事 は いつ でも 構わ ない 。 ||かんがえ||へんじ||||かまわ|

また 宿題 か よ 。 ( サトウ ) 宿題 ? |しゅくだい||||しゅくだい

次 の ディール の 相手 に も 同じ こと 言わ れ て 。 つぎ||||あいて|||おなじ||いわ||

( サトウ ) 宣 野 座 功 。 えっ ? |のたま|の|ざ|いさお|

彼 も 三國 が 一目 置 い て いる 男 な ん だ 。 →\ N かれ||みくに||いちもく|お||||おとこ||||

ムクドリ ギルド に も 誘わ れ た が 断って る 。 むくどり|ぎるど|||さそわ||||たって|

あの さ いくら 考え た って 一緒 だって 。 |||かんがえ|||いっしょ|

急に 現れ た あんた と 三國 さん どっち を 信じる か って 言え ば ー ! きゅうに|あらわれ||||みくに||||しんじる|||いえ||-

な … 何 ? 何 ? ( サトウ ) 追って き てる 。 |なん|なん||おって||

えっ ?

( サトウ ) 走れ ! ! |はしれ

( 井 種田 ) また この 手 の ご 利用 です か 。 い|おいだ|||て|||りよう||

手慣れ た もん ねぇ 。 てなれ|||

( 井 種田 ) そりゃ あ この 車 を 利用 する 方々 は →\ N い|おいだ||||くるま||りよう||ほうぼう||

トラブル を 抱える こと も 多い です から 。 とらぶる||かかえる|||おおい||

トラブル ねぇ 。 とらぶる|

お … 俺 だって そんな 。 |おれ||

あ … 。 →\ N

車 どう し よ 。 くるま|||

今 の 皆さん の 気分 から すれ ば →\ N いま||みなさん||きぶん||||

あした の こと を 考えろ なんて 言わ れる と →\ N ||||かんがえろ||いわ|||

何 を バカ な なんて 思わ れる かも しれ ない 。 →\ N なん||ばか|||おもわ|||||

でも ね 今 を どう やって 生きる かって こと ばっかり →\ N ||いま||||いきる||||

考え て いる だけ で は やっぱり 活力 が 湧 い て こ ない 。 かんがえ|||||||かつりょく||わ||||

そんな 気 が し ませ ん か ? |き|||||

( サトウ ) 《 宣 野 座 に も 聞い て みる と いい 》 |のたま|の|ざ|||ききい||||

《 えっ ? 》 《 彼 も 金融 街 と 現実 が →\ N |かれ||きんゆう|がい||げんじつ||

どう ある べき か 心 を 砕 い て いる 一 人 だ 》 ||||こころ||くだ||||ひと|じん|

( 宣 野 座 ) わざわざ 来 て くれ た ん だ 。 腹 決まった ? のたま|の|ざ||らい||||||はら|きまった

その こと は まだ 。

ただ 少し 話 聞け たら と 思って 。 ( 宣 野 座 ) OK 。 →\ N |すこし|はなし|きけ|||おもって|のたま|の|ざ||

事務 所 に 戻る ところ だ から そっち で 。 じむ|しょ||もどる|||||

( 宣 野 座 ) 確かに 今 は →\ N のたま|の|ざ|たしかに|いま||

景気 が いい みたい に いわ れ て いる 。 けいき||||||||

だけど 実情 は さっき 見 た とおり さ 。 →\ N |じつじょう|||み||||

経済 格差 は 開く 一方 。 →\ N けいざい|かくさ||あく|いっぽう|

この 国 に 大量 に 流入 し て いる あの 世界 の 金 が →\ N |くに||たいりょう||りゅうにゅう|||||せかい||きむ||

バランス を 崩し て いる 。 ばらんす||くずし||

その 原因 が ムクドリ ギルド ? |げんいん||むくどり|ぎるど

( 宣 野 座 ) 内輪 で ディール を コントロール し て →\ N のたま|の|ざ|うちわ||||こんとろーる|||

現実 へ の 影響 を できる 限り 抑える 。 →\ N げんじつ|||えいきょう|||かぎり|おさえる|

しかし 彼ら が 動く たび に →\ N |かれら||うごく|||

世の中 が だんだん 閉塞 し て き て いる 気 が する ん だ 。 よのなか|||へいそく||||||き||||

可能 性 の 失わ れ た 未来 しか 残ら ない なら →\ N かのう|せい||うしなわ|||みらい||のこら|||

現在 が ある 意味 も ない 。 げんざい|||いみ||

あの 街 が 未来 を 担保 に し て 成立 し てる って 話 は 聞い てる よ ね ? |がい||みらい||たんぽ||||せいりつ||||はなし||ききい|||

実際 に それ で 起き た 影響 自分 も 見 て ます 。 じっさい||||おき||えいきょう|じぶん||み||

そう 僕 も ね 。 |ぼく||

見 て もらい たい もの が ある ん だ 。 →\ N み|||||||||

ワクチン を 届け てる 国 の ね 。 →\ N わくちん||とどけ||くに|||

子供 たち から 毎年 送ら れ て くる 絵 だ よ 。 →\ N こども|||まいとし|おくら||||え|||

何も お返し する もの が ない から って 。 なにも|おかえし||||||

は あ 。 ( 宣 野 座 ) 絵 の テーマ も 同じ 。 →\ N ||のたま|の|ざ|え||てーま||おなじ|

何だか 分かる かい ? えっ ? バラバラ じゃ な いす か ? なんだか|わかる|||ばらばら||||

街 だったり 人 だったり 。 がい||じん|

未来 だ そう だ 。 貧しい 自分 の 国 が 発展 し た 姿 。 →\ N みらい||||まずしい|じぶん||くに||はってん|||すがた|

将来 なり たい 自分 の 姿 。 しょうらい|||じぶん||すがた

そ っか 。

( 宣 野 座 ) 一 度 ディール で 負け た こと が ある 。 →\ N のたま|の|ざ|ひと|たび|||まけ|||||

それほど 大きな 負け 方 じゃ なかった が →\ N |おおきな|まけ|かた||||

負け は 負け 。 それ で 戻って から 気 が 付い た 。 →\ N まけ||まけ|||もどって||き||つけい||

ここ に はら れ て い た 絵 の 何 枚 か が →\ N |||||||え||なん|まい|||

別 の 絵 に すり 替わって いる のに ね 。 べつ||え|||かわって|||

それ って 。 ( 宣 野 座 ) 消え た ん だ よ 。 →\ N ||のたま|の|ざ|きえ|||||

描 い た 未来 と 一緒 に 。 えが|||みらい||いっしょ|

( 宣 野 座 ) 《 ディール を やれ ば 必ず →\ N のたま|の|ざ|||||かならず|

どちら か 一方 に かかわる 可能 性 の 一 つ が 失わ れる 》 →\ N ||いっぽう|||かのう|せい||ひと|||うしなわ||

《 避け られる なら それ が ベスト 》 →\ N さけ|||||べすと|

《 だが どうして も やら なけ れ ば なら ない とき →\ N

できる 唯一 の こと は 失わ れる 可能 性 の 一 つ を →\ N |ゆいいつ||||うしなわ||かのう|せい||ひと|||

別 な 可能 性 で 埋め合わせる 。 それ だけ だ 》 べつ||かのう|せい||うめあわせる|||

( 島田 ) ごめん ごめん 。 長く なって 。 しまだ|||ながく|

また 保険 の 話 です か ? |ほけん||はなし||

( 島田 ) うるさい ん だ 。 解約 する って 言ったら 。 しまだ||||かいやく|||いったら

解約 し た 方 が いい 話 な ん です か ? かいやく|||かた|||はなし||||

( 島田 ) 長い 目 で 見 たら 損 かも しれ ない ね 。 →\ N しまだ|ながい|め||み||そん|||||

若い ころ から ずっと 掛け て た から 。 →\ N わかい||||かけ||||

けど ここ ん とこ 苦しく て さ →\ N ||||くるしく|||

正直 当座 の 金 が 欲しい 。 →\ N しょうじき|とうざ||きむ||ほしい|

老後 の 心配 が できる の は まだ 幸せ だ よ 。 →\ N ろうご||しんぱい||||||しあわせ|||

この 年 に なって も 今日 明日 の こと だけ で かつ かつ だ 。 |とし||||きょう|あした|||||||

惨め な もん だ ね 。 みじめ||||

いい ん じゃ ない ? 簡単 だ な 。 ||||かんたん||

だって 最初 っ から 気持ち 決まって る ん でしょ ? |さいしょ|||きもち|きまって|||

一応 ほら 君 の … 。 いちおう||きみ|

気分 って やつ ? 戦う の や めん の に 気分 も 何 も 。 きぶん|||たたかう||||||きぶん||なん|

だけど あの 人 やっぱり わたし の 思った とおり でしょ ? ||じん||||おもった||

感じ いい って 。 かんじ||

( 壮 一郎 ) そんな 顔 で 見る こと は ない だ ろ う ? →\ N そう|いちろう||かお||みる|||||||

ここ に 来 た の は 俺 に 会 える と 思った から じゃ ない の か ? ||らい||||おれ||かい|||おもった|||||

それ は 。

( 壮 一郎 ) 会い たい よう な 会い たく ない よう な か 。 →\ N そう|いちろう|あい||||あい||||||

ディール の 前日 に デート と は 余裕 だ な 。 ||ぜんじつ||でーと|||よゆう||

デ … デート って そんな 。 |でーと||

( Q ) わたし たち は デート な の です 。 ||||でーと|||

へ っ ? デート って 何 ? ||でーと||なん

その ディール の こと な ん だ けど 。

( 壮 一郎 ) パス を 頼ま れ た か ? →\ N そう|いちろう|ぱす||たのま||||

いつも の こと だ から な 。 それ で どう する つもり だ ?

迷って る 。 まよって|

宣 野 座 は 俺 に も 同じ こと を 頼 ん で き た こと が あった 。 →\ N のたま|の|ざ||おれ|||おなじ|||たの||||||||

もっとも 俺 の 資産 を 肩代わり できる はず も ない が 。 |おれ||しさん||かたがわり|||||

あの 人 が 負け た 相手 って 。 |じん||まけ||あいて|

( 壮 一郎 ) あの 男 の 考え 面白い と は 思った 。 →\ N そう|いちろう||おとこ||かんがえ|おもしろい|||おもった|

方向 性 の 一 つ と して は な 。 →\ N ほうこう|せい||ひと||||||

しかし そこ が 彼 の 限界 だ ! 限界 ? |||かれ||げんかい||げんかい

( 壮 一郎 ) 未来 と いって も しょせん は 現在 から の 地続き だ 。 そう|いちろう|みらい||||||げんざい|||じつづき|

現在 が 失わ れ れ ば 未来 も 存在 し ない 。 げんざい||うしなわ||||みらい||そんざい||

だけど 可能 性 の 失わ れ た 未来 しか 残ら ない なら 。 |かのう|せい||うしなわ|||みらい||のこら||

( 壮 一郎 ) 「 現在 が ある 意味 が ない 」 だった か な 。 →\ N そう|いちろう|げんざい|||いみ||||||

俺 も 聞か さ れ た 。 おれ||きか|||

だが それ は 強い 者 の 論理 だ 。 →\ N |||つよい|もの||ろんり||

遠く を 見る 余裕 の ある 者 の 理屈 だ 。 →\ N とおく||みる|よゆう|||もの||りくつ||

本当 に 弱い 者 は →\ N ほんとう||よわい|もの||

その 日 その 日 を もっと 切実 に 生き て いる 。 |ひ||ひ|||せつじつ||いき||

( 壮 一郎 ) 宣 野 座 は おそらく →\ N そう|いちろう|のたま|の|ざ|||

さほど 不自由 を 知ら ず に 生き て き た の だ ろ う 。 |ふじゆう||しら|||いき|||||||

あの 男 は 金 に 漂う 血 の におい に 鈍感 だ 。 |おとこ||きむ||ただよう|ち||||どんかん|

血 ? ( 壮 一郎 ) 使う とき や 場所 →\ N ち|そう|いちろう|つかう|||ばしょ|

それ を 選 ん で いる うち に 金 の 周り で 流れる 血 も ある 。 ||せん||||||きむ||まわり||ながれる|ち||

お前 に も 分かる はず だ 。 →\ N おまえ|||わかる|||

明日 の ディール は 好き に する と いい 。 →\ N あした||||すき|||||

だが この 街 に いる かぎり 逃げ 続ける こと は 不可能 だ 。 →\ N ||がい||||にげ|つづける|||ふかのう||

戦い 勝つ 。 そう する こと が この 世界 で は →\ N たたかい|かつ||||||せかい|||

よほど 誠実 な 生き 方 だ と 俺 は 思って いる 。 |せいじつ||いき|かた|||おれ||おもって|

気 に する こと ない って 。 き|||||

ねえ 聞い てる ? |ききい|

( Q ) に おい など ない の です 。 ( 壮 一郎 ) うん ? |||||||そう|いちろう|

( Q ) 血 の におい が どんな もの か 分から ない の です 。 →\ N |ち|||||||わから||||

これ に は におい など ない の です 。

そう か 。 ( Q ) ただ 色々 な 味 は する の です 。 ||||いろいろ||あじ||||

( 宣 野 座 ) あの 話 受け て くれる と 思って い た 。 のたま|の|ざ||はなし|うけ||||おもって||

その つもり だった けど でも … 。

( 宣 野 座 ) でも 何 ? のたま|の|ざ||なん

分から ない 。 わから|

( 宣 野 座 ) そう 。 のたま|の|ざ|

( 宣 野 座 ) 《 可能 性 の 失わ れ た 未来 しか 残ら ない なら … 》 →\ N のたま|の|ざ|かのう|せい||うしなわ|||みらい||のこら|||

《 現在 が ある 意味 も ない 》 げんざい|||いみ||

( サトウ ) 《 君 は まだ →\ N |きみ|||

金 以外 の こと を 考え られる 目 を し てる 》 きむ|いがい||||かんがえ||め|||

《 戦い 勝つ 。 そう する こと が この 世界 で は →\ N たたかい|かつ||||||せかい|||

よほど 誠実 な 生き 方 だ と 俺 は 思って いる 》 |せいじつ||いき|かた|||おれ||おもって|

気持ち は 分かる けど 決め た なら やら なきゃ 。 きもち||わかる||きめ||||

「 OPEN DEAL 」 !

公 磨 ! おおやけ|みがく

愚 かな ! ぐ|

( 宣 野 座 ) カリュマ ! のたま|の|ざ|

「 ANGEL 」 !

う っ 。

くっ … あっ 。

くっ … 。 真 朱 ! |まこと|しゅ

強い …\ N 半端 なく 強い よ あの 人 。 つよい||はんぱ||つよい|||じん

持た ない かも 。 もた||

「 ANGEL 」 !

あー っ ! うわ ー っ ! |||-|

う ぐ ぐ っ 。 うわ ー っ ! ! |||||-|

あ … 。 う う っ … 。

ま … 真 朱 ! |まこと|しゅ

真 朱 。 まこと|しゅ

「 ANGEL 」 !

真 朱 ! まこと|しゅ

うわ ー っ ! キャー ! |-||

真 朱 ! ? まこと|しゅ

うわ ー ! う わ っ … うわ ー っ ! ! |-|||||-|

おい 真 朱 真 朱 … 。 |まこと|しゅ|まこと|しゅ

真 朱 ー ! ! まこと|しゅ|-

大丈夫 。 すぐ 治る から 。 だいじょうぶ||なおる|

真 朱 。 まこと|しゅ

正面 から いく しか ない と 思う 。 しょうめん||||||おもう

フレーション を … とど め を 刺さ れる かも しれ ない けど 。 |||||ささ|||||

真 朱 ! 無 茶 だ よ もう 。 まこと|しゅ|む|ちゃ|||

フフッ 。 分かって る あなた の 気分 。 |わかって||||きぶん

勝ち たく ない ん でしょ 。 いい よ わたし も 何 か 同じ 気分 。 かち|||||||||なん||おなじ|きぶん

違う よ 真 朱 。 えっ ? ちがう||まこと|しゅ|

勝ち たく ない けど 負け たく も ない 。 かち||||まけ|||

未来 より も 何より も →\ N みらい|||なにより||

俺 は とにかく 身近 な もの を 失う の が 怖い 。 おれ|||みぢか||||うしなう|||こわい

行 こ う 真 朱 。 ぎょう|||まこと|しゅ

「 ANGEL 」 !

( 公 麿 ・ 真 朱 ) う お ー っ ! ! おおやけ|まろ|まこと|しゅ|||-|

( 宣 野 座 ) フゥ … 。 のたま|の|ざ|

あっ 。 や あ 。

あの さっき 事務 所 の 方 に 行って き た ん です けど 。 ||じむ|しょ||かた||おこなって|||||

ああ 引き払う こと に し た ん だ 。 スタッフ も 少数 精鋭 で 出直し だ よ 。 |ひきはらう|||||||すたっふ||しょうすう|せいえい||でなおし||

そんなに その … 影響 が ? ||えいきょう|

へ っ ?

( 宣 野 座 ) あっ ち 行 こっか 。 のたま|の|ざ|||ぎょう|

( 宣 野 座 ) まさか あそこ で メゾ フレーション を →\ N のたま|の|ざ|||||||

二 度 も 撃ち込 ん で くる なんて ね 。 ふた|たび||うちこ|||||

すみません 。 ( 宣 野 座 ) わびる 必要 ない って 。 →\ N |のたま|の|ざ||ひつよう|||

必死 だった の は こっち も 同じ だった ん だ から 。 ひっし||||||おなじ||||

でも あんな 勝ち 方 は 。 ||かち|かた|

( 宣 野 座 ) 僕 も あの 戦い が 続け ば →\ N のたま|の|ざ|ぼく|||たたかい||つづけ||

間違い なく コントロール できる 余裕 を なくし て た 。 →\ N まちがい||こんとろーる||よゆう|||||

そういう 意味 じゃ 君 の 判断 は まったく 適切 だった って こと さ 。 |いみ||きみ||はんだん|||てきせつ||||

僕 は 君 を 少し 甘く 見て い た の かも しれ ない 。 ぼく||きみ||すこし|あまく|みて||||||

自分 と 似 た よう な もの 感じ て た から 。 じぶん||に|||||かんじ|||

君 は あの 街 で 戦い抜く こと が できる 人間 だ と 思う よ 。 きみ|||がい||たたかいぬく||||にんげん|||おもう|

あの あそこ に はら れ て い た 絵 は 。 ||||||||え|

( 宣 野 座 ) 聞き たい かい ? のたま|の|ざ|きき||

いえ 。 ( 宣 野 座 ) 余 賀 君 ! |のたま|の|ざ|よ|が|きみ

( 宣 野 座 ) 今 は そんな もの な ん か を 近く の 施設 に 送って る ん だ 。 →\ N のたま|の|ざ|いま||||||||ちかく||しせつ||おくって||||

これ から は 寄付 や カンパ に 頼る しか ない から →\ N |||きふ||かんぱ||たよる||||

大掛かり な 援助 は でき ない けど 。 おおがかり||えんじょ||||

でも ね あの 金 に 頼る より は ずっと いい 。 →\ N |||きむ||たよる|||||

それ 君 の チャーミング な アセット に 渡し て よ 。 →\ N |きみ||ちゃーみんぐ||||わたし|||

僕 から の プレゼント だって ね 。 ぼく|||ぷれぜんと||

・~\ N

風 が しゃべり 掛け ます おいしい ! おいし 過ぎる ! かぜ|||かけ||||すぎる

( じ ん たん ) 《 まず 整理 する 必要 が ある 》 ||||せいり||ひつよう||

《 どうして めん ま が ここ に いる の か 》

( じ ん たん ) この世 に 心残り が あって 成仏 でき ない … って の が →\ N |||このよ||こころのこり|||じょうぶつ||||||

妥当 な とこ だ よ な 。 だとう|||||

《 分から ねえ 。 だって →\ N わから|||