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スラムダンク (Slam Dunk), Slam Dunk Episode 11

Slam Dunk Episode 11

( 観客 の 歓声 )

♪〜

〜♪

( ナレーション ) パス や ドリブル の 基礎 練習 を こなし —

ようやく バスケット 部員 らしく なった 桜木 花道 ( さくら ぎ はなみち )

( 赤木 剛 憲 ( あか ぎ たけ のり )) よ ー し ランニング シュート

( ナレーション ) キャプテン の 赤木 の 進言 で —

初めて シュート を 打た せて もらえる ように なった の は いい が —

スラムダンク しか 頭 に ない 花道 は それ 以外 の シュート を —

“ 庶民 の シュート ” と バカに して いた

ところが これ が 一 本 も 入ら なかった

( 桜木 花道 ) う う … 晴子 ( はるこ ) さん

( 赤木 晴子 ) レイ アップ だったら 私 も 少し は 教えて あげ られる わ

中学 の 頃 私 この シュート だけ は 得意だった の よ

( 桜木 ) これ は 2 人 だけ の 秘密 特訓 と いう やつで は …

幸せ の 予感

( 桜木 )“ 二 人 だけ の 愛 の 秘密 特訓 !?”

( ドリブル の 音 )

いき ます

だ あ ! ぐ っ …

だ ああ … 晴子 さん !

う う …

フー フー フー フー …

よ ー し 今度 こそ

い … いや もう やめた ほう が いい っす よ 晴子 さん

私 の こと トロ い 女 だって 思って る でしょ

う う …

やっぱり ね みんな いつも そう 言う んだ から

失礼 しちゃ うわ

いや … いやいや 決して そのような …

でも 大丈夫 ほんとに 得意な んだ から

中学 時代 ね 私 何も 取りえ が なかった の

桜木 君 みたいに 背 が 高い わけじゃ ないし

スリーポイントシュート は 届か ない し

ドリブル は すぐ 取ら れる し 相手 に パス しちゃ うし …

だけど 走る こと だけ なら 私 に も できる から —

速攻 で 真っ先 に 走る こと だけ は やろう って 決めた の

( 女子 生徒 ) こっち こっち こっち よ 早く 早く !

( 中学生 の 晴子 ) キャー ハハハッ

( 晴子 ) だ から ランニング シュート だけ は 外さ ない ように 練習 した わ

お 兄ちゃん に 教えて もらって ね

ゴリ に …

うん ゴリ 兄ちゃん に

だ あー ! いやいや お 兄 様 に !

ウフッ 桜木 君 って すごい よ ね

あの お 兄ちゃん に 向かって いける 人 は 桜木 君 ぐらい よ

いや あ ハハハハハッ それほど でも ハーハハハ …

( 晴子 ) 私 だ から 今 でも ランニング シュート は 得意な の よ

おお ー

う っ …

入った ?

アハッ 入った 入った 入り ました よ

キャハハー やった !

ねっ 得意 だって 言った でしょ

( 桜木 ) そう か 努力 した んだ な 晴子 さん

よ ー し 俺 も 努力 しよう

( 晴子 ) さっ 今度 は 桜木 君 の 番 よ

私 が コーチ して あげる ヘヘッ

( 桜木 ) はい !

( 流川 楓 ( る かわ かえで )) くそ 先客 か …

あれ ?

うりゃ ー !

ああ ! 残念

( 桜木 ) おかしい な 何 が 悪い んだ ? なぜ 入ら ん ?

( 流川 ) 手 が 悪い

早く 帰れ

桜木 君 最初 は 誰 だって うまく いか ない もの よ

そう す か ?

( 晴子 ) そう よ 気 に する こと ない わ よ

( 桜木 ) 優しい な 晴子 さん は …

よ ー し 絶対 に 決める ぞ

何 か コツ が ある はずだ

それ さえ つかめば この 俺 に でき ない はず は ない

う うむ それ は 一体 …

( 晴子 ) 何 が いけない の かしら ? フォーム は おかしく ない と 思う けど

迫力 ある し …

( 桜木 ) そう いえば 流川 は もっと フワッ と 跳んで た ような …

く ー っ ! 汚らわしい ! 引っ込め 流川 ! くっ くっ !

ん ?

( 桜木 ) ジャンプ が 足り ねえ の かも

よし 高く ジャンプ して みよう

高く ジャンプ !

高く ジャンプ 高く ジャンプ !

お っ

( 晴子 ) あっ いい 感じ

( 桜木 ) ああ しまった !

( 晴子 ) 今 の すごく いい 感じ だった わ

うん 今 の は いい !

いや あ … 晴子 さん

今 の は 高く 跳ぶ こと に 気 を 取ら れて 手 が ほったらかし に …

今 の は なし よ

手 が ほったらかし に ?

そう か !

それ で いい の 手 を 使い すぎて た の よ

あん ?

そう か ! お 兄ちゃん の 言って た “ 置いて くる ” って —

こういう こと だった の ね

( 桜木 ) 置いて くる ?

うん あの ね …

ねえ お 兄ちゃん

ランニング シュート の コツ を 教えて よ

そう だ な お 前 の は 膝 が 硬い よ

まず 膝 を 柔らかく して —

体 全体 で 跳んで —

ボール は リング に —

置いて くる ような 感覚 だ な

置いて くる ?

そう だった んだ

置いて くる

そう か 手 の 力 は いら ない の か

そう よ うん うん

なるほど 何 か を つかんだ ような 気 が する

よ ー し

膝 を 柔らかく 高く 跳んで 置いて くる 感覚

( 晴子 ) いい なあ 高く 跳べる 人 は …

私 に は そんな 感覚 全然 分か ん なかった

ちょっと 悔しい な

いき ます よ 晴子 さん 今度 は バッチリ

うん ! 頑張って !

イエーイ

( 桜木 ) 膝 を 柔らかく 高く 跳んで 置いて くる

膝 を 柔らかく 高く 跳んで 置いて くる

入った ー !

できた !

晴子 さん ! できた よ !

うん できた わ ね できた わ ね アハハッ

早起き して よかった

( 晴子 ) すごい わ 桜木 君 やった やった !

( ナレーション ) これ が 桜木 花道 が 初めて 入れた —

“ 庶民 の シュート ” であった

( 流川 ) 終わった ん なら 早く 帰れよ な くそ っ

ハッハハハハッ …

うーん 晴子 さん の 香り

アハッ アハハハハ ハハハハ …

( 男子 生徒 ) 桜木 君 どうした んだろう ?

今日 は やけに 機嫌 が いい なあ

( 女子 生徒 ) 珍しい わ ね

( 桜木 ) ヌハッ アハハハハ … おお ?

おお 君 は 晴子 さん の 友達

( 藤井 ( ふじい )) あっ はい ! 藤井 です

藤井 さん いや 結構 結構

ナハハハ … ダーハハハ …

ああ …

( 高宮 望 ( たかみ や のぞみ )) よう 花道 ! どうした ? ヘラヘラ して

女 に フラ れ すぎて とうとう 頭 に きた か ?

いよ ー 高宮 相変わらず 丸い な

バスケ 部 の おやじ と いい 勝負 だ

えー い 放せ 引っ張る な

ヌハハハッ ダイエット し なさい ダイエット を

これ が 16 歳 の 腹 か ? ん ん ?

この ビール 腹 が 高宮 君 ! うん ?

う う … うるさい な

スポーツ を し なさい スポーツ を

スポーツ は いい よ 君 たち 特に 早朝 は いい

ヌハハハハ …

何 なんだ 一体 … くそ っ

( 水戸 洋平 ( みと ようへい )) どうした ん だ ?

( 大楠 雄二 ( おおく す ゆうじ )) 洋平 何 か あった の か 花道

やけに 上機嫌じゃ ねえ か

フン

ああ それ が さ あった んだ よ

何 ! 晴子 ちゃん と 朝 練 を ?

( 野間 忠一郎 ( の ま ちゅうい ちろう ))2 人 っきり で ?

いつの間に そこ まで の 仲 に …

( 野間 ) でも よく 考えたら 単なる 偶然だ ろ それ …

( 大楠 ) そうだ よ な たまたま 通った だけ の こと だ もん な

進展 と は 言え ねえ な

その とおり 進展 する わけ が ない

でも そんな 偶然で あそこ まで 幸せに なれる やつ も 珍しい わ

単純 の 極地 だ な

う ー む 単純 王 だ

( 桜木 の いびき )

( 小池 ( こ いけ )) くう う … この 男 も 堂々と 寝 おって …

わし の 授業 は そんなに つまら ん か

うん が あ … は … 晴子 さん

( 生徒 たち の 笑い声 )

う ー む まさに 単純 王

俺 も 眠く なって きた

( 教師 ) 赤木

赤木 ! 赤木 !

( 松井 ( ま つい )) 晴子

レイアップシュート !

( 生徒 たち の 笑い声 )

( 男子 生徒 ) うん ?

流川 君 また 寝て ます

( 教師 ) ほっとけ

( 桜木 の いびき )

ああ … 晴子 さん …

( 桜木 ) いき ます よ 晴子 さん !

うん 頑張って 小田 ( お だ ) 君 !

小田 君 ?

あ … アハッ イエーイ

膝 を 柔らかく 高く 跳んで —

置いて くる

桜木 君 ボール ボール !

あ ?

あ ?

( 猫 の 鳴き声 )

ど わ あ !

( 猫 の 鳴き声 )

ふん が !

( 猫 の 鳴き声 )

( 猫 の 鳴き声 )

ニャーオ

おお お ー !

何 だ ありゃ …

( 晴子 ) 桜木 君 大丈夫 ?

いや … この くらい …

大丈夫 ?

おお お ー !

ど わ あ !

な … 何 だ ?

( 荒い 息 )

( 小池 ) う う う …

この 男 は …

は あ … 不吉な …

う う お … お えー

た わけ !

う っ う う …

まったく レイ アップ が 一 度 入った くらい で —

浮かれて て どう する ?

む むっ

( 木暮 公 延 ( こぐ れ きみ の ぶ )) いや あ しかし 大した 進歩 だ よ

まだ 習った ばかり だって いう のに な っ 桜木

ハッハハハ やっぱり そう 思う ?

( 赤木 ) バカ 者 !

シュート は 毎日 の 反復 練習 が 一 番 大事な んだ

浮かれて る 暇 が あったら 練習 せい た わけ が !

ぬ !

しかし まあ こんなに 成長 の 早い やつ は 初めて 見た よ

ハハッ

その 調子 で 頑張れよ 桜木

やっぱり !

練習 第 一 だ

運動 神経 が いい んだ よ な きっと

( 赤木 ) ガミガミガミガミ

( 木暮 ) ホメホメホメホメ

( 赤木 ) ガミガミガミ …

( 木暮 ) ホメホメホメ …

( 赤木 ) ガミガミガミ …

( 木暮 ) ホメホメホメ …

( 赤木 ) ガミガミガミ …

( 木暮 ) ホメホメホメ … ( 赤木 ) ガミガミガミ …

( 彩子 ( あやこ )) 湘北 バスケ 部 名物 アメ と ムチ

なるほど

( 赤木 ) とにかく いい か !

1 週間 後 に は 陵南 と の 練習 試合 が 迫って いる

( 潮 崎哲 士 ( しお ざ きて つ し )) 陵南 !

( 安田 靖 春 ( やす だ やす はる )) 昨年 県 で ベスト 4( フォー ) の …

そう だ あの 陵南 だ

( 部員 たち の どよめき )

( 赤木 ) 新 チーム の 実力 が 試さ れる 初めて の 試合 に なる

これ に 勝って インターハイ 予選 へ の 弾み を つける んだ

気合 入れて いけよ !

( 桜木 ) いよいよ 試合 か …

俺 の 実力 を 発揮 する 時 が ついに 来た !

よ ー し そんじゃ いく ぞ !

湘北 !

ファイト !

( 部員 たち ) オー !

( 相田 彦一 ( あいだ ひ こい ち )) 湘北 高校 部員 13 名

去年 の 成績 は どの 大会 も いまいち パッと せ え へん

しかし 今年 は スーパー ルーキー と 言わ れる 流川 が 加わ っと る

要 チェック や !

( 女子 生徒 ) ほんとに そんで さ 笑う に 笑え ない じゃ ない …

( 相田 ) ああ そこ の お 姉ちゃん ちょっと 聞き ます けど …

バスケ 部 の 体育 館 は ?

( 女子 生徒 ) ん …

( 相田 ) どうも おおき に

フフフッ

( 女子 生徒 たち ) フフフ …

( 相田 ) 要 チェック や

よっ しゃ !

( 桜木 ) だいぶ 入る ように なって きた ぞ レイアップシュート

3 本 に 1 本 は 入る な

これ が 天才 に つきもの の 陰 の 努力 って やつ だ な

やった ! やった !

アハハハハ … ウハハハハ …

( 桜木 ) 晴子 さん が この 姿 を 見たら どう 思う かな ?

あ … いや 見 られたら 陰 の 努力 に なん ねえ か

( 桜木 ) この 天才 桜木 が —

実は みんな が 帰って から も 1 人 で 特訓 して る と は 誰 も 思う まい

よっ しゃ ! 今日 の 最後 は スカッ と 一 発 ダンク で 締め だ !

見て ろ よ ゴリ 流川 !

お ー やっ とる やっ とる こんな 遅う まで

感心 感心

湘北 高校 さすが うち の 最初の 相手 だけ ある

要 チェック や !

おお ー ! ああ … おお !

踏み切り 位置 が 遠 すぎた

うん ?

う お ー !

何 だ て め え は ?

( 相田 ) 見た で 見た で わ い は 見た で

シュート は 失敗 に 終わった けど 信じ られ へん ジャンプ 力 や

もし 踏み切り 位置 が もう ちょっと 近かったら —

あの ジャンプ 力 なら ものすごい ダンク を 決め とった はず や

間違い ない この 男 の こと や な

お前 うち の 学校 の もん じゃ ねえ な

あんた が 流川 君 や な

ふ ぬ !

( ナレーション ) ようやく レイアップシュート が 打てる ように なった 桜木 花道

その 花道 の 前 に 現れた この 男 の 正体 は ?

♪〜

〜♪

( 桜木 ) 陵南 の エース 仙道 ( せんどう )? そい つ は 俺 が 倒す !

( 赤木 ) そうだ

あいつ を 止め ん こと に は うち の 勝ち は ない

( 桜木 ) う う う … それ で 俺 だけ 居残り 特訓 と は !

ゴリ め 俺 の 天才 に 嫉妬 して る な

( 赤木 ) 天才 なら これ くらい 軽い だ ろ ん ?

( 桜木 ) うーん 晴子 さん と の 練習 に 比べたら —

まさに 天国 と 地獄

「 スラムダンク 」

“ 倒せ 陵南 ! 決戦 前夜 の 猛 特訓 ”

見てくれ よ な


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( 観客 の 歓声 ) かんきゃく||かんせい

♪〜

〜♪

( ナレーション ) パス や ドリブル の 基礎 練習 を こなし — なれーしょん|ぱす||どりぶる||きそ|れんしゅう||

ようやく バスケット 部員 らしく なった 桜木 花道 ( さくら ぎ はなみち ) |ばすけっと|ぶいん|||さくらぎ|はなみち|||

( 赤木 剛 憲 ( あか ぎ たけ のり )) よ ー し ランニング シュート あかぎ|かたし|けん||||||-||らんにんぐ|しゅーと

( ナレーション ) キャプテン の 赤木 の 進言 で — なれーしょん|きゃぷてん||あかぎ||しんげん|

初めて シュート を 打た せて もらえる ように なった の は いい が — はじめて|しゅーと||うた||||||||

スラムダンク しか 頭 に ない 花道 は それ 以外 の シュート を — ||あたま|||はなみち|||いがい||しゅーと|

“ 庶民 の シュート ” と バカに して いた しょみん||しゅーと||ばかに||

ところが これ が 一 本 も 入ら なかった |||ひと|ほん||はいら|

( 桜木 花道 ) う う … 晴子 ( はるこ ) さん さくらぎ|はなみち|||はるこ||

( 赤木 晴子 ) レイ アップ だったら 私 も 少し は 教えて あげ られる わ あかぎ|はるこ|れい|あっぷ||わたくし||すこし||おしえて|||

中学 の 頃 私 この シュート だけ は 得意だった の よ ちゅうがく||ころ|わたくし||しゅーと|||とくいだった||

( 桜木 ) これ は 2 人 だけ の 秘密 特訓 と いう やつで は … さくらぎ|||じん|||ひみつ|とっくん||||

幸せ の 予感 しあわせ||よかん

( 桜木 )“ 二 人 だけ の 愛 の 秘密 特訓 !?” さくらぎ|ふた|じん|||あい||ひみつ|とっくん

( ドリブル の 音 ) どりぶる||おと

いき ます

だ あ ! ぐ っ …

だ ああ … 晴子 さん ! ||はるこ|

う う …

フー フー フー フー …

よ ー し 今度 こそ |-||こんど|

い … いや もう やめた ほう が いい っす よ 晴子 さん |||||||||はるこ|

私 の こと トロ い 女 だって 思って る でしょ わたくし|||||おんな||おもって||

う う …

やっぱり ね みんな いつも そう 言う んだ から |||||いう||

失礼 しちゃ うわ しつれい||

いや … いやいや 決して そのような … ||けっして|

でも 大丈夫 ほんとに 得意な んだ から |だいじょうぶ||とくいな||

中学 時代 ね 私 何も 取りえ が なかった の ちゅうがく|じだい||わたくし|なにも|とりえ|||

桜木 君 みたいに 背 が 高い わけじゃ ないし さくらぎ|きみ||せ||たかい||

スリーポイントシュート は 届か ない し ||とどか||

ドリブル は すぐ 取ら れる し 相手 に パス しちゃ うし … どりぶる|||とら|||あいて||ぱす||

だけど 走る こと だけ なら 私 に も できる から — |はしる||||わたくし||||

速攻 で 真っ先 に 走る こと だけ は やろう って 決めた の そっこう||まっさき||はしる||||||きめた|

( 女子 生徒 ) こっち こっち こっち よ   早く 早く ! じょし|せいと|||||はやく|はやく

( 中学生 の 晴子 ) キャー ハハハッ ちゅうがくせい||はるこ||

( 晴子 ) だ から ランニング シュート だけ は 外さ ない ように 練習 した わ はるこ|||らんにんぐ|しゅーと|||はずさ|||れんしゅう||

お 兄ちゃん に 教えて もらって ね |にいちゃん||おしえて||

ゴリ に …

うん ゴリ 兄ちゃん に ||にいちゃん|

だ あー ! いやいや お 兄 様 に ! ||||あに|さま|

ウフッ 桜木 君 って すごい よ ね |さくらぎ|きみ||||

あの お 兄ちゃん に 向かって いける 人 は 桜木 君 ぐらい よ ||にいちゃん||むかって||じん||さくらぎ|きみ||

いや あ ハハハハハッ それほど でも ハーハハハ …

( 晴子 ) 私 だ から 今 でも ランニング シュート は 得意な の よ はるこ|わたくし|||いま||らんにんぐ|しゅーと||とくいな||

おお ー |-

う っ …

入った ? はいった

アハッ 入った 入った 入り ました よ |はいった|はいった|はいり||

キャハハー やった !

ねっ 得意 だって 言った でしょ |とくい||いった|

( 桜木 ) そう か 努力 した んだ な 晴子 さん さくらぎ|||どりょく||||はるこ|

よ ー し 俺 も 努力 しよう |-||おれ||どりょく|

( 晴子 ) さっ 今度 は 桜木 君 の 番 よ はるこ||こんど||さくらぎ|きみ||ばん|

私 が コーチ して あげる ヘヘッ わたくし||こーち|||

( 桜木 ) はい ! さくらぎ|

( 流川 楓 ( る かわ かえで )) くそ 先客 か … ながれかわ|かえで|||||せんきゃく|

あれ ?

うりゃ ー ! |-

ああ ! 残念 |ざんねん

( 桜木 ) おかしい な 何 が 悪い んだ ? なぜ 入ら ん ? さくらぎ|||なん||わるい|||はいら|

( 流川 ) 手 が 悪い ながれかわ|て||わるい

早く 帰れ はやく|かえれ

桜木 君 最初 は 誰 だって うまく いか ない もの よ さくらぎ|きみ|さいしょ||だれ||||||

そう す か ?

( 晴子 ) そう よ 気 に する こと ない わ よ はるこ|||き||||||

( 桜木 ) 優しい な 晴子 さん は … さくらぎ|やさしい||はるこ||

よ ー し 絶対 に 決める ぞ |-||ぜったい||きめる|

何 か コツ が ある はずだ なん||こつ|||

それ さえ つかめば この 俺 に でき ない はず は ない ||||おれ||||||

う うむ それ は 一体 … ||||いったい

( 晴子 ) 何 が いけない の かしら ? フォーム は おかしく ない と 思う けど はるこ|なん|||||ふぉーむ|||||おもう|

迫力 ある し … はくりょく||

( 桜木 ) そう いえば 流川 は もっと フワッ と 跳んで た ような … さくらぎ|||ながれかわ|||||とんで||

く ー っ ! 汚らわしい ! 引っ込め 流川 ! くっ くっ ! |-||けがらわしい|ひっこめ|ながれかわ||

ん ?

( 桜木 ) ジャンプ が 足り ねえ の かも さくらぎ|じゃんぷ||たり|||

よし 高く ジャンプ して みよう |たかく|じゃんぷ||

高く ジャンプ ! たかく|じゃんぷ

高く ジャンプ 高く ジャンプ ! たかく|じゃんぷ|たかく|じゃんぷ

お っ

( 晴子 ) あっ いい 感じ はるこ|||かんじ

( 桜木 ) ああ しまった ! さくらぎ||

( 晴子 ) 今 の すごく いい 感じ だった わ はるこ|いま||||かんじ||

うん 今 の は いい ! |いま|||

いや あ … 晴子 さん ||はるこ|

今 の は 高く 跳ぶ こと に 気 を 取ら れて 手 が ほったらかし に … いま|||たかく|とぶ|||き||とら||て|||

今 の は なし よ いま||||

手 が ほったらかし に ? て|||

そう か !

それ で いい の 手 を 使い すぎて た の よ ||||て||つかい||||

あん ?

そう か ! お 兄ちゃん の 言って た “ 置いて くる ” って — |||にいちゃん||いって||おいて||

こういう こと だった の ね

( 桜木 ) 置いて くる ? さくらぎ|おいて|

うん あの ね …

ねえ お 兄ちゃん ||にいちゃん

ランニング シュート の コツ を 教えて よ らんにんぐ|しゅーと||こつ||おしえて|

そう だ な お 前 の は 膝 が 硬い よ ||||ぜん|||ひざ||かたい|

まず 膝 を 柔らかく して — |ひざ||やわらかく|

体 全体 で 跳んで — からだ|ぜんたい||とんで

ボール は リング に — ぼーる||りんぐ|

置いて くる ような 感覚 だ な おいて|||かんかく||

置いて くる ? おいて|

そう だった んだ

置いて くる おいて|

そう か 手 の 力 は いら ない の か ||て||ちから|||||

そう よ うん うん

なるほど 何 か を つかんだ ような 気 が する |なん|||||き||

よ ー し |-|

膝 を 柔らかく 高く 跳んで 置いて くる 感覚 ひざ||やわらかく|たかく|とんで|おいて||かんかく

( 晴子 ) いい なあ 高く 跳べる 人 は … はるこ|||たかく|とべる|じん|

私 に は そんな 感覚 全然 分か ん なかった わたくし||||かんかく|ぜんぜん|わか||

ちょっと 悔しい な |くやしい|

いき ます よ 晴子 さん 今度 は バッチリ |||はるこ||こんど||

うん ! 頑張って ! |がんばって

イエーイ

( 桜木 ) 膝 を 柔らかく 高く 跳んで 置いて くる さくらぎ|ひざ||やわらかく|たかく|とんで|おいて|

膝 を 柔らかく 高く 跳んで 置いて くる ひざ||やわらかく|たかく|とんで|おいて|

入った ー ! はいった|-

できた !

晴子 さん ! できた よ ! はるこ|||

うん できた わ ね できた わ ね アハハッ

早起き して よかった はやおき||

( 晴子 ) すごい わ 桜木 君 やった やった ! はるこ|||さくらぎ|きみ||

( ナレーション ) これ が 桜木 花道 が 初めて 入れた — なれーしょん|||さくらぎ|はなみち||はじめて|いれた

“ 庶民 の シュート ” であった しょみん||しゅーと|

( 流川 ) 終わった ん なら 早く 帰れよ な   くそ っ ながれかわ|おわった|||はやく|かえれよ|||

ハッハハハハッ …

うーん 晴子 さん の 香り |はるこ|||かおり

アハッ アハハハハ ハハハハ …

( 男子 生徒 ) 桜木 君 どうした んだろう ? だんし|せいと|さくらぎ|きみ||

今日 は やけに 機嫌 が いい なあ きょう|||きげん|||

( 女子 生徒 ) 珍しい わ ね じょし|せいと|めずらしい||

( 桜木 ) ヌハッ アハハハハ … おお ? さくらぎ|||

おお 君 は 晴子 さん の 友達 |きみ||はるこ|||ともだち

( 藤井 ( ふじい )) あっ はい ! 藤井 です ふじい||||ふじい|

藤井 さん いや 結構 結構 ふじい|||けっこう|けっこう

ナハハハ … ダーハハハ …

ああ …

( 高宮 望 ( たかみ や のぞみ )) よう 花道 ! どうした ? ヘラヘラ して たかみや|のぞみ|||||はなみち||へらへら|

女 に フラ れ すぎて とうとう 頭 に きた か ? おんな||||||あたま|||

いよ ー 高宮 相変わらず 丸い な |-|たかみや|あいかわらず|まるい|

バスケ 部 の おやじ と いい 勝負 だ |ぶ|||||しょうぶ|

えー い 放せ   引っ張る な ||はなせ|ひっぱる|

ヌハハハッ ダイエット し なさい ダイエット を |だいえっと|||だいえっと|

これ が 16 歳 の 腹 か ? ん ん ? ||さい||はら|||

この ビール 腹 が 高宮 君 ! うん ? |びーる|はら||たかみや|きみ|

う う … うるさい な

スポーツ を し なさい スポーツ を すぽーつ||||すぽーつ|

スポーツ は いい よ 君 たち 特に 早朝 は いい すぽーつ||||きみ||とくに|そうちょう||

ヌハハハハ …

何 なんだ 一体 … くそ っ なん||いったい||

( 水戸 洋平 ( みと ようへい )) どうした ん だ ? みと|ようへい|||||

( 大楠 雄二 ( おおく す ゆうじ )) 洋平 何 か あった の か 花道 おおくす|ゆうじ||||ようへい|なん|||||はなみち

やけに 上機嫌じゃ ねえ か |じょうきげんじゃ||

フン ふん

ああ それ が さ あった んだ よ

何 ! 晴子 ちゃん と 朝 練 を ? なん|はるこ|||あさ|ね|

( 野間 忠一郎 ( の ま ちゅうい ちろう ))2 人 っきり で ? のま|ちゅういちろう|||||じん||

いつの間に そこ まで の 仲 に … いつのまに||||なか|

( 野間 ) でも よく 考えたら 単なる 偶然だ ろ それ … のま|||かんがえたら|たんなる|ぐうぜんだ||

( 大楠 ) そうだ よ な たまたま 通った だけ の こと だ もん な おおくす|そう だ||||かよった||||||

進展 と は 言え ねえ な しんてん|||いえ||

その とおり 進展 する わけ が ない ||しんてん||||

でも そんな 偶然で あそこ まで 幸せに なれる やつ も 珍しい わ ||ぐうぜんで|||しあわせに||||めずらしい|

単純 の 極地 だ な たんじゅん||きょくち||

う ー む 単純 王 だ |-||たんじゅん|おう|

( 桜木 の いびき ) さくらぎ||

( 小池 ( こ いけ )) くう う … この 男 も 堂々と 寝 おって … こいけ||||||おとこ||どうどうと|ね|

わし の 授業 は そんなに つまら ん か ||じゅぎょう|||||

うん が あ … は … 晴子 さん ||||はるこ|

( 生徒 たち の 笑い声 ) せいと|||わらいごえ

う ー む まさに 単純 王 |-|||たんじゅん|おう

俺 も 眠く なって きた おれ||ねむく||

( 教師 ) 赤木 きょうし|あかぎ

赤木 ! 赤木 ! あかぎ|あかぎ

( 松井 ( ま つい )) 晴子 まつい|||はるこ

レイアップシュート !

( 生徒 たち の 笑い声 ) せいと|||わらいごえ

( 男子 生徒 ) うん ? だんし|せいと|

流川 君 また 寝て ます ながれかわ|きみ||ねて|

( 教師 ) ほっとけ きょうし|

( 桜木 の いびき ) さくらぎ||

ああ … 晴子 さん … |はるこ|

( 桜木 ) いき ます よ 晴子 さん ! さくらぎ||||はるこ|

うん 頑張って 小田 ( お だ ) 君 ! |がんばって|おだ|||きみ

小田 君 ? おだ|きみ

あ … アハッ イエーイ

膝 を 柔らかく 高く 跳んで — ひざ||やわらかく|たかく|とんで

置いて くる おいて|

桜木 君 ボール ボール ! さくらぎ|きみ|ぼーる|ぼーる

あ ?

あ ?

( 猫 の 鳴き声 ) ねこ||なきごえ

ど わ あ !

( 猫 の 鳴き声 ) ねこ||なきごえ

ふん が !

( 猫 の 鳴き声 ) ねこ||なきごえ

( 猫 の 鳴き声 ) ねこ||なきごえ

ニャーオ

おお お ー ! ||-

何 だ ありゃ … なん||

( 晴子 ) 桜木 君 大丈夫 ? はるこ|さくらぎ|きみ|だいじょうぶ

いや … この くらい …

大丈夫 ? だいじょうぶ

おお お ー ! ||-

ど わ あ !

な … 何 だ ? |なん|

( 荒い 息 ) あらい|いき

( 小池 ) う う う … こいけ|||

この 男 は … |おとこ|

は あ … 不吉な … ||ふきつな

う う お … お えー

た わけ !

う っ う う …

まったく レイ アップ が 一 度 入った くらい で — |れい|あっぷ||ひと|たび|はいった||

浮かれて て どう する ? うかれて|||

む むっ

( 木暮 公 延 ( こぐ れ きみ の ぶ )) いや あ しかし 大した 進歩 だ よ こぐれ|おおやけ|のぶ|||||||||たいした|しんぽ||

まだ 習った ばかり だって いう のに な っ 桜木 |ならった|||||||さくらぎ

ハッハハハ やっぱり そう 思う ? |||おもう

( 赤木 ) バカ 者 ! あかぎ|ばか|もの

シュート は 毎日 の 反復 練習 が 一 番 大事な んだ しゅーと||まいにち||はんぷく|れんしゅう||ひと|ばん|だいじな|

浮かれて る 暇 が あったら 練習 せい   た わけ が ! うかれて||いとま|||れんしゅう||||

ぬ !

しかし まあ こんなに 成長 の 早い やつ は 初めて 見た よ |||せいちょう||はやい|||はじめて|みた|

ハハッ

その 調子 で 頑張れよ 桜木 |ちょうし||がんばれよ|さくらぎ

やっぱり !

練習 第 一 だ れんしゅう|だい|ひと|

運動 神経 が いい んだ よ な きっと うんどう|しんけい||||||

( 赤木 ) ガミガミガミガミ あかぎ|がみがみ がみがみ

( 木暮 ) ホメホメホメホメ こぐれ|

( 赤木 ) ガミガミガミ … あかぎ|

( 木暮 ) ホメホメホメ … こぐれ|

( 赤木 ) ガミガミガミ … あかぎ|

( 木暮 ) ホメホメホメ … こぐれ|

( 赤木 ) ガミガミガミ … あかぎ|

( 木暮 ) ホメホメホメ … ( 赤木 ) ガミガミガミ … こぐれ||あかぎ|

( 彩子 ( あやこ )) 湘北 バスケ 部 名物 アメ と ムチ あやこ||しょうきた||ぶ|めいぶつ|あめ||むち

なるほど

( 赤木 ) とにかく いい か ! あかぎ|||

1 週間 後 に は 陵南 と の 練習 試合 が 迫って いる しゅうかん|あと|||りょうみなみ|||れんしゅう|しあい||せまって|

( 潮 崎哲 士 ( しお ざ きて つ し )) 陵南 ! しお|さきさとし|し||||||りょうみなみ

( 安田 靖 春 ( やす だ やす はる )) 昨年 県 で ベスト 4( フォー ) の … やすた|おさむ|はる|||||さくねん|けん||べすと|ふぉー|

そう だ あの 陵南 だ |||りょうみなみ|

( 部員 たち の どよめき ) ぶいん|||

( 赤木 ) 新 チーム の 実力 が 試さ れる 初めて の 試合 に なる あかぎ|しん|ちーむ||じつりょく||ためさ||はじめて||しあい||

これ に 勝って インターハイ 予選 へ の 弾み を つける んだ ||かって||よせん|||はずみ|||

気合 入れて いけよ ! きあい|いれて|

( 桜木 ) いよいよ 試合 か … さくらぎ||しあい|

俺 の 実力 を 発揮 する 時 が ついに 来た ! おれ||じつりょく||はっき||じ|||きた

よ ー し そんじゃ いく ぞ ! |-||||

湘北 ! しょうきた

ファイト ! ふぁいと

( 部員 たち ) オー ! ぶいん||おー

( 相田 彦一 ( あいだ ひ こい ち )) 湘北 高校 部員 13 名 あいた|ひこいち|||||しょうきた|こうこう|ぶいん|な

去年 の 成績 は どの 大会 も いまいち パッと せ え へん きょねん||せいせき|||たいかい|||ぱっと|||

しかし 今年 は スーパー ルーキー と 言わ れる 流川 が 加わ っと る |ことし||すーぱー|るーきー||いわ||ながれかわ||くわわ||

要 チェック や ! かなめ|ちぇっく|

( 女子 生徒 ) ほんとに そんで さ 笑う に 笑え ない じゃ ない … じょし|せいと||||わらう||わらえ|||

( 相田 ) ああ そこ の お 姉ちゃん ちょっと 聞き ます けど … あいた|||||ねえちゃん||きき||

バスケ 部 の 体育 館 は ? |ぶ||たいいく|かん|

( 女子 生徒 ) ん … じょし|せいと|

( 相田 ) どうも おおき に あいた|||

フフフッ

( 女子 生徒 たち ) フフフ … じょし|せいと||

( 相田 ) 要 チェック や あいた|かなめ|ちぇっく|

よっ しゃ !

( 桜木 ) だいぶ 入る ように なって きた ぞ レイアップシュート さくらぎ||はいる|||||

3 本 に 1 本 は 入る な ほん||ほん||はいる|

これ が 天才 に つきもの の 陰 の 努力 って やつ だ な ||てんさい||||かげ||どりょく||||

やった ! やった !

アハハハハ … ウハハハハ …

( 桜木 ) 晴子 さん が この 姿 を 見たら どう 思う かな ? さくらぎ|はるこ||||すがた||みたら||おもう|

あ … いや 見 られたら 陰 の 努力 に なん ねえ か ||み||かげ||どりょく||||

( 桜木 ) この 天才 桜木 が — さくらぎ||てんさい|さくらぎ|

実は みんな が 帰って から も 1 人 で 特訓 して る と は 誰 も 思う まい じつは|||かえって|||じん||とっくん|||||だれ||おもう|

よっ しゃ ! 今日 の 最後 は スカッ と 一 発 ダンク で 締め だ ! ||きょう||さいご||||ひと|はつ|||しめ|

見て ろ よ ゴリ 流川 ! みて||||ながれかわ

お ー やっ とる やっ とる こんな 遅う まで |-||||||おそう|

感心 感心 かんしん|かんしん

湘北 高校 さすが うち の 最初の 相手 だけ ある しょうきた|こうこう||||さいしょの|あいて||

要 チェック や ! かなめ|ちぇっく|

おお ー ! ああ … おお ! |-||

踏み切り 位置 が 遠 すぎた ふみきり|いち||とお|

うん ?

う お ー ! ||-

何 だ て め え は ? なん|||||

( 相田 ) 見た で 見た で わ い は 見た で あいた|みた||みた|||||みた|

シュート は 失敗 に 終わった けど 信じ られ へん ジャンプ 力 や しゅーと||しっぱい||おわった||しんじ|||じゃんぷ|ちから|

もし 踏み切り 位置 が もう ちょっと 近かったら — |ふみきり|いち||||ちかかったら

あの ジャンプ 力 なら ものすごい ダンク を 決め とった はず や |じゃんぷ|ちから|||||きめ|||

間違い ない この 男 の こと や な まちがい|||おとこ||||

お前 うち の 学校 の もん じゃ ねえ な おまえ|||がっこう|||||

あんた が 流川 君 や な ||ながれかわ|きみ||

ふ ぬ !

( ナレーション ) ようやく レイアップシュート が 打てる ように なった 桜木 花道 なれーしょん||||うてる|||さくらぎ|はなみち

その 花道 の 前 に 現れた この 男 の 正体 は ? |はなみち||ぜん||あらわれた||おとこ||しょうたい|

♪〜

〜♪

( 桜木 ) 陵南 の エース 仙道 ( せんどう )? そい つ は 俺 が 倒す ! さくらぎ|りょうみなみ||えーす|せんどう|||||おれ||たおす

( 赤木 ) そうだ あかぎ|そう だ

あいつ を 止め ん こと に は うち の 勝ち は ない ||とどめ|||||||かち||

( 桜木 ) う う う … それ で 俺 だけ 居残り 特訓 と は ! さくらぎ||||||おれ||いのこり|とっくん||

ゴリ め 俺 の 天才 に 嫉妬 して る な ||おれ||てんさい||しっと|||

( 赤木 ) 天才 なら これ くらい 軽い だ ろ ん ? あかぎ|てんさい||||かるい|||

( 桜木 ) うーん 晴子 さん と の 練習 に 比べたら — さくらぎ||はるこ||||れんしゅう||くらべたら

まさに 天国 と 地獄 |てんごく||じごく

「 スラムダンク 」

“ 倒せ 陵南 ! 決戦 前夜 の 猛 特訓 ” たおせ|りょうみなみ|けっせん|ぜんや||もう|とっくん

見てくれ よ な みてくれ||