Akatsuki no Yona ( Yona of the Dawn ) Episode 13
今日 は やけに 目 が 疼く
きょう|||め||うずく
My eyes tingle more than usual today.
侵入 者
しんにゅう|もの
Intruders?
小さな 弱い 女 の 声
ちいさな|よわい|おんな||こえ
A small and weak female voice.
地下 に 閉じ込める 気 だ
ちか||とじこめる|き|
They intend to trap her underground.
ダメ だ
だめ|
They mustn't.
四 龍 の 戦士 よ
よっ|りゅう||せんし|
なん だ
What is this?
これ より お前 達 は 我々 の 分身
||おまえ|さとる||われわれ||ぶんしん
You are now our other halves.
緋 龍 を 主 と し 命 の 限り これ を 守り これ を 愛 し 決して 裏切る な
ひ|りゅう||おも|||いのち||かぎり|||まもり|||あい||けっして|うらぎる|
You will serve Hiryuu as your master, protecting him with your lives.
なん だ この 声 は
|||こえ|
What is this voice?
目 が 疼く
め||うずく
My eyes throb...
あの 少女 に 触れ た 時 声 が 響 い て
|しょうじょ||ふれ||じ|こえ||ひび||
その 場 に 崩れ落ち て しまい そう に なった
|じょう||くずれおち|||||
I nearly collapsed where I stood.
白い 龍 が 居 た
しろい|りゅう||い|
There was a white dragon...
どうして 俺 は 彼 を 白い 龍 だ と 思って あん だ ろ う
|おれ||かれ||しろい|りゅう|||おもって||||
Why did I think he was a white dragon?
どうして こんなに . . .
Why does it feel
血 が 炊け る よう に 熱い
ち||たけ||||あつい
like my blood is boiling?
目 が 疼く
め||うずく
My eyes throb...
静まれ
しずまれ
Be still.
この 力 は もう 二 度 と 知ら れ て は なら ない の だ から
|ちから|||ふた|たび||しら||||||||
里 の 人間 に 地下 に 連れ て 行か れ そう に なった
さと||にんげん||ちか||つれ||いか||||
A villager nearly took you below ground?!
おのれ
Damn them.
オノレ 姫 様 を 敬わ ぬ ばかり か 地下 に 閉じ込める など
|ひめ|さま||うやまわ||||ちか||とじこめる|
Not only do they refuse to respect you, but they tried to trap you underground.
余程 私 の 逆 鱗 に 触れ たい らしい な
よほど|わたくし||ぎゃく|うろこ||ふれ|||
キジャ 顔 が
|かお|
Gija, your face!
落ち着け
おちつけ
Calm down.
まったく 坊ちゃん 育ち は 一般 人 殺す 気 が
|ぼっちゃん|そだち||いっぱん|じん|ころす|き|
You're such a sheltered kid.
大人 に なれよ
おとな||
あんた も な 元 将軍
|||もと|しょうぐん
You should grow up yourself, former general.
けど さっき の 彼 奴 が 青 龍 だ なんて 間違い ない の
|||かれ|やつ||あお|りゅう|||まちがい||
But you're sure that man was the Blue Dragon?
だったら なんで 逃げ た ん だ
||にげ|||
Then why did he run away?
分から ぬ
わから|
I don't know.
青 龍 と いい 里 人 と いい
あお|りゅう|||さと|じん||
The Blue Dragon, the villagers...
どう なって いる の だ ここ は
What's going on with this place?
同じ 龍 の 里 でも 白 龍 の 里 と は 真 逆 って こと だ ね
おなじ|りゅう||さと||しろ|りゅう||さと|||まこと|ぎゃく||||
They're both dragon villages,
なに
What?
白 龍 の 里 を 見 て き た から ここ は 異質 に 見える けど
しろ|りゅう||さと||み|||||||いしつ||みえる|
考え て み たら 白 龍 の 里 が 特別 な の かも
かんがえ||||しろ|りゅう||さと||とくべつ|||
But now that I think about it, maybe the White Dragon's village was the exception.
ここ で は 赤い 髪 へ の 信仰 は ない し
|||あかい|かみ|||しんこう|||
These villagers don't revere red hair,
龍神 の 力 を 崇高 な もの と も し て い ない
りゅうじん||ちから||すうこう||||||||
それどころか 忌まわしく 思って そう な 節 だって ある
|いまわしく|おもって|||せつ||
They may even think it's abominable.
村人 に は もちろん
むらびと|||
The villagers and the Blue Dragon may actually regard us only as intruders.
青 龍 に とって も 俺 等 は 本当 に 侵入 者 で しか ない の かも
あお|りゅう||||おれ|とう||ほんとう||しんにゅう|もの|||||
ばか な
That's ridiculous!
四 龍 たる も の 主 の 元 に 一刻 も 早く は せ 参じ る もの だ
よっ|りゅう||||おも||もと||いっこく||はやく|||さんじ|||
The four dragon warriors must hasten to join their master immediately.
私 は 姫 様 に 会って 里 を 出る まで 何も 躊躇 う 事 は なかった ぞ
わたくし||ひめ|さま||あって|さと||でる||なにも|ちゅうちょ||こと|||
Once I met the princess, up until the moment I left my village, I did not hesitate.
あんた は 迷い なさ すぎ
||まよい|な さ|
You don't hesitate enough.
当然
とうぜん
Of course not.
いや 褒め て は い ない
|ほめ||||
That wasn't a compliment.
でも 助け て くれ た よ
|たすけ||||
But he saved me.
青 龍 優しい 手 を し て い た
あお|りゅう|やさしい|て|||||
The Blue Dragon had gentle hands.
会って 話し て たい
あって|はなし||
I want to meet and speak with him.
つまり また あの 迷路 に 入る の
|||めいろ||はいる|
So you're going back into that maze?
ええ
怖い 目 に あった の に 全然 怯 ま ない の な
こわい|め|||||ぜんぜん|きょう||||
Even after that scary ordeal, you're not fazed at all.
根性 ある じゃ ん お姫様
こんじょう||||おひめさま
You have guts, Princess.
行 こ う
ぎょう||
Let's go.
あの 行き止まり の 場所 に なに か ある ん だ よ ね
|いきどまり||ばしょ||||||||
There was something at that dead end, right?
姫 さん は ここ に いろ
ひめ|||||
You stay here, Princess.
ハク
Hak?
青 龍 は 俺 と ユン で 首根っこ 引 っ 掴 ん で くる から
あお|りゅう||おれ||||くびねっこ|ひ||つか||||
Yun and I will find the Blue Dragon.
なに を 言う 行く なら 私 だ ろ う
||いう|いく||わたくし|||
What are you saying? I shall go.
よし 任せ た 白 蛇 様
|まかせ||しろ|へび|さま
Okay. We're counting on you, White Snake.
なに
What?!
とにかく 姫 さん は もう 中 に 入る な
|ひめ||||なか||はいる|
In any case, don't go back in there, Princess.
外 で 待って
がい||まって
Wait outside and—
いいえ
No.
行く の は 私 と キジャ よ ユン
いく|||わたくし||||
Gija, Yun, and I will go.
ハク は ここ で 待って て
||||まって|
キジャ は 青 龍 の 場所 が ユン は 道 が 分かる
||あお|りゅう||ばしょ||||どう||わかる
Gija knows the Blue Dragon's location, and Yun knows the way.
そして 私 が 青 龍 に 会わ なきゃ
|わたくし||あお|りゅう||あわ|
And I must meet the Blue Dragon.
それ は 私 の 役目 だ と 思う の
||わたくし||やくめ|||おもう|
お 願い
|ねがい
Please.
で だれ か が 外 で 里 人 を 見張って なきゃ いけない
||||がい||さと|じん||みはって||
And someone has to stay outside and watch for the villagers.
それ が 余った 俺 って わけ です か
||あまった|おれ||||
I'm the only one left, so I have to do it?
ハク だ から 任せる の
|||まかせる|
Because I know I can depend on you.
さっき み たい な 事 に なら ない よう 気 を 付ける から
||||こと|||||き||つける|
I'll be careful not to let anything like that happen again.
ハク
Hak?
今度 は ちゃんと 戻って ください よ
こんど|||もどって||
This time, come back.
で ない と この先 う ぜ ぇ くらい 側 から 離れ ませ ん から ね
|||このさき|||||がわ||はなれ||||
Otherwise, I'll stick annoyingly close to you from now on.
ハク
Hak...
う ざい の は 嫌 だ
||||いや|
I don't want to be annoyed.
だから 気 を 付ける
|き||つける
So I'll be careful.
お そうして 下さい よ
||ください|
不愍
ふびん
I pity him.
おい 白 蛇
|しろ|へび
Hey, White Snake.
白 蛇 で は な っ . . .
しろ|へび||||
I'm not a White—
頼む
たのむ
I'm counting on you.
言わ れ ず と も
いわ||||
I know.
見 てる
み|
ずっと 監視 し て や がる
|かんし||||
They've been observing us this whole time.
気味 悪い 連中 だ な
きみ|わるい|れんちゅう||
What a creepy bunch.
ま せいぜい 威嚇 して やる さ
||いかく|||
I'll just have to intimidate them.
お姫様 本当 は 少し 怖い でしょ う
おひめさま|ほんとう||すこし|こわい||
Princess, you're actually a bit scared without the Thunder Beast, aren't you?
雷 獣 が 居 ない から
かみなり|けだもの||い||
ユン 言わ ない で
|いわ||
Yun, don't say that!
ハク が 居る と 当たり前 の よう に 便り 過ぎ ちゃ う もの
||いる||あたりまえ||||たより|すぎ|||
When Hak's around, I rely on him too much.
頼ら れ たい ん じゃ ない の 雷 獣 は
たよら|||||||かみなり|けだもの|
Doesn't the Thunder Beast want you to rely on him?
でも ハク は 本当 は 私 で は なく 父上 に 仕え て い た の
|||ほんとう||わたくし||||ちちうえ||つかえ||||
今 も 父上 の 命令 を 守って くれ て いる の よ
いま||ちちうえ||めいれい||まもって|||||
He's still following my father's orders.
それ だけ じ ゅ あ ない と 思う けど
|||||||おもう|
I don't think that's the only reason...
ハク 将軍 と か 護衛 と か 嫌がって た し
|しょうぐん|||ごえい|||いやがって||
Hak didn't like being a general or a bodyguard.
今 は まだ でき ない けど いつか は ハク に 自由 を 返し たい と 思う
いま||||||||||じゆう||かえし|||おもう
I can't do it yet,
え ここ の 行き止まり に 隠し 通路
|||いきどまり||かくし|つうろ
Huh? The dead end has a hidden passage?
ええ
Yes.
開 い た 開 い た
ひらき|||ひらき||
It's open!
面白い
おもしろい
How interesting!
キジャ 行く よ
|いく|
Gija, let's go.
どう し た の
What's wrong?
あっ いえ
Ah, nothing...
青 龍 は その先 に 居 ます
あお|りゅう||そのさき||い|
私 は ここ で 待って い ます から
わたくし||||まって|||
I'll wait out here.
お 二 人 で 行って ください
|ふた|じん||おこなって|
You two go ahead.
どうして
大丈夫
だいじょうぶ
It's all right.
この 天才 美 少年 が 道 なら 把握 し てる から
|てんさい|び|しょうねん||どう||はあく|||
This handsome genius knows the way.
頼 ん だ ぞ
たの|||
I'll depend on you.
了解
りょうかい
Got it.
さて
この 狭き 様 な 場所 で 何 用 だ
|せまき|さま||ばしょ||なん|よう|
What do you want to do in this narrow space?
その先 へ 行った 者 は 帰す わけ に は ゆか ない
そのさき||おこなった|もの||きす|||||
We cannot allow those who follow that path to leave.
黙れ
だまれ
赤き 龍 の 尊 さ を も 忘れ た 不届き 者 と も
あかき|りゅう||とうと||||わすれ||ふとどき|もの||
You are scoundrels that have forgotten the Red Dragon's nobility.
あの お方 に 近づく 事 この 白 龍 が 許さ ぬ
|おかた||ちかづく|こと||しろ|りゅう||ゆるさ|
I, the White Dragon, shall not allow you to approach her.
白い 龍 が 近く に 居る
しろい|りゅう||ちかく||いる
The White Dragon is nearby.
誰 か 通路 を 渡って いる
だれ||つうろ||わたって|
アオ 隠れ て
|かくれ|
Ao, hide.
侵入 者
しんにゅう|もの
Intruders?
敵 なら ば 倒す
てき|||たおす
I will defeat any enemies!
こんにちは
Hello.
なん だ
What is this?
此奴 は なん な ん だ
これやつ|||||
Who is this person?
や ば いよ 姫 様
|||ひめ|さま
This isn't good, Princess!
こんな 穴倉 の 奥 で 面 付け て 蹲って る なんて
|あなぐら||おく||おもて|つけ||うずくまって||
A masked man crouching at the back of a hole like this must be dangerous!
や っぱ 危ない 人 だった ん だ よ
||あぶない|じん||||
まだ あった
It's you again.
な に この 頬 袋 ぱん ぱん の 小 動物
|||ほお|ふくろ||||しょう|どうぶつ
What's this little creature with swollen cheeks?
詰め込み 過ぎ た よ
つめこみ|すぎ||
He's stuffed too much in there!
この 子 何て 言う 名前
|こ|なんて|いう|なまえ
What's his name?
アオ
答え て くれる ん だ
こたえ||||
Ao.
全然 似合わ ない わ ね
ぜんぜん|にあわ|||
That name doesn't suit him at all.
歩み寄 ろ う よ お姫様
あゆみよ||||おひめさま
Try to meet him halfway, Princess!
似合わ ない
にあわ|
It doesn't suit him...
やっぱり
I knew it.
俺 も そう 思う
おれ|||おもう
私 は ヨナ あなた の 名前 は
わたくし|||||なまえ|
I'm Yona. What's your name?
青 . . . 龍
あお|りゅう
The Blue Dragon.
あなた の 名前 よ
||なまえ|
No, your name.
それ は あなた 自身 の 名 で は ない でしょ う
|||じしん||な|||||
That isn't your name, is it?
名 は ない
な||
I don't have a name.
ただ 青 龍 だ
|あお|りゅう|
寄る な
よる|
Stay back!
お前 達 は なん だ
おまえ|さとる|||
Who are you people?
なぜ この 里 に 入って くる
||さと||はいって|
Why have you entered this village?
なぜ 俺 に 近づく なぜ あの 白い 龍 は . . .
|おれ||ちかづく|||しろい|りゅう|
Why do you approach me? Why is the White Dragon...
私 は あなた に 会う 為 に ここ まで 来 た の
わたくし||||あう|ため||||らい||
なぜ 俺 は こんなに も . . .
|おれ|||
青 龍 あなた の 力 を 借り たい の
あお|りゅう|||ちから||かり||
Blue Dragon, I'd like you to lend me your power.
私 と 一緒 に 来 て ほしい
わたくし||いっしょ||らい||
I want you to come with me.
この 少女 に 会い たかった と 思う の だ ろ う
|しょうじょ||あい|||おもう||||
...as though I've wanted to meet this girl?
俺 の . . . 力
おれ||ちから
My power...
お姫様
おひめさま
敵
青 龍 の 力 を 欲 する 者 は 敵
てき|あお|りゅう||ちから||よく||もの||てき
Those who desire the power of the Blue Dragon are enemies!
四 龍 の 戦士 達 よ
よっ|りゅう||せんし|さとる|
Warriors of the four dragons...
お前 達 は 我々 の 分身
おまえ|さとる||われわれ||ぶんしん
You are now our other halves.
お前 . . .
おまえ
You...
お前 は なん だ
おまえ|||
Who are you?
なぜ 手 が 震える
|て||ふるえる
Why do my hands tremble?
お前 なんか 知ら ない
おまえ||しら|
I don't know you...
どうして
Why?
泣き たい の だ ろ う
なき|||||
Why do I want to cry?
青 龍 私 は 貴方 の 敵 じゃ ない よ
あお|りゅう|わたくし||あなた||てき|||
Blue Dragon, I am not your enemy.
私 は 私 と 仲間 が 生き て ゆく 為 に 四 龍 探し を し て いる の
わたくし||わたくし||なかま||いき|||ため||よっ|りゅう|さがし|||||
I am searching for the four dragons, so that my friends and I may live.
貴方 を 仲間 と して 迎え たい
あなた||なかま|||むかえ|
I want you to become my ally.
なか . . . ま
Ally...
仲間
なかま
Ally.
俺 は 呪わ れ て いる から
おれ||のろわ||||
I am cursed...
呪わ れ て
のろわ||
Cursed?
この 力 は 決して 外 に 知ら れ て は なら ない
|ちから||けっして|がい||しら|||||
The outside world must never learn of this power.
破滅 の 力
はめつ||ちから
This power of destruction.
誰 が そんな 事 を
だれ|||こと|
Who told you that?
事実 だ
じじつ|
だから 行か ない と
|いか||
Nod Nod
どうして も
No matter what?
去れ
され
Leave.
去れ
され
Leave!
お姫様
おひめさま
Princess...
一 つ 言わ せ て
ひと||いわ||
Let me say one thing.
貴方 の 手 は とても 暖かかった
あなた||て|||あたたかかった
Your hand was very warm.
呪い が どんな もの か は 知ら ない
まじない||||||しら|
でも あれ が 呪わ れ た 者 の 手 だ と いう なら
|||のろわ|||もの||て||||
But if that was the hand of a cursed man,
貴方 が 恐ろしい 呪い を 持って いたって 私 は 全然 構わ ない
あなた||おそろしい|まじない||もって||わたくし||ぜんぜん|かまわ|
then I don't care, even if you do bear a horrific curse.
行って しまう
おこなって|
She's leaving.
心臓 が 引きちぎら れる よう だ
しんぞう||ひきちぎら|||
It feels as if my heart is being torn apart.
貴方 を 仲間 と して 迎え たい
あなた||なかま|||むかえ|
I want you to become my ally.
仲間
なかま
Ally...
アオ
Ao... I want friends.
友達 . . . 欲しい
ともだち|ほしい
そんな 事 ずっと 忘れ て い た のに
|こと||わすれ||||
お姫様
おひめさま
Princess...
す っ げ 腑 に 落ち ない って 顔 し てる よ
|||ふ||おち|||かお|||
You look really displeased.
あの 部屋 何も なかった
|へや|なにも|
There was nothing in that room.
彼 は ちゃんと 食べ て いる の かしら
かれ|||たべ||||
Is he getting enough to eat?
何だか 大切 な 人 を 暗い 檻 に 置き去り に し た 気分
なんだか|たいせつ||じん||くらい|おり||おきざり||||きぶん
I feel like I've left someone very important in a dark cage.
変 ね 初めて 会った のに
へん||はじめて|あった|
It's strange. That was our first meeting, and yet...
下がる
さがる
キジャ
Gija...
出 て き た
だ|||
They're back.
出 て き た ぞ
だ||||
They came back.
片づけろ
かたづけろ
Finish them.
姫 様 お さがり ください
ひめ|さま|||
Princess, stay back.
やっぱり ね
I knew it.
彼等 は 青 龍 を 隠す 為 我々 を 消す つもり です
かれら||あお|りゅう||かくす|ため|われわれ||けす||
They intend to eliminate us, to keep the Blue Dragon hidden.
消す どうして
けす|
Eliminate us? Why?
彼 奴 の 事 を 知ら れ た から に は 生き て 帰す わけ に は いか ん の だ
かれ|やつ||こと||しら||||||いき||きす|||||||
Now that you know about him, we can't let you leave here alive!
なぜ なぜ 彼 を 青 龍 の 事 を 隠 そ う と する の
||かれ||あお|りゅう||こと||かく|||||
Why? Why do you hide the Blue Dragon?
確かに ここ は 我ら の 里 と 真 逆 な の かも しれ ませ ん
たしかに|||われら||さと||まこと|ぎゃく||||||
Perhaps this place really is the opposite of my village.
尊き 龍 の 力 を 呪い など と
とうとき|りゅう||ちから||まじない||
They called the noble dragon's power a curse...
だまれ
Quiet!
止し て よ こんな 狭い 所 で
よし||||せまい|しょ|
Don't fight in this narrow space!
キジャ
Gija!
ご 安心 を 素人 相手 に 力 は 使って い ませ ん
|あんしん||しろうと|あいて||ちから||つかって|||
Don't worry. I'm not using my power against amateurs!
常 人 の 何 十 倍 の 力 で 拳骨 し とる が な
とわ|じん||なん|じゅう|ばい||ちから||げんこつ||||
You only punched him with tens of times the strength of most men.
お 願い 教え て
|ねがい|おしえ|
Please tell me.
どうして 青 龍 が 疎 ま なけ れ ば なら ない の
|あお|りゅう||うと|||||||
Why does the Blue Dragon have to be shunned?
呪い って 一体 な ん な の
まじない||いったい||||
What is this curse?
黙れ
だまれ
Quiet!
地震
じしん
An earthquake?
逃げろ
にげろ
姫 様
ひめ|さま
Princess!
ハク
Hak!
地震
じしん
An earthquake?
助け て
たすけ|
Help!
姫 さん
ひめ|
Princess!
おの 奥 に は 姫 さん 達 が
|おく|||ひめ||さとる|
The princess and the others are in there.
クソ
くそ
Damn it!
嘘 . . . だ ろ
うそ||
You can't be serious...
姫 さん
ひめ|
姫 さん
ひめ|
Princess!
ユン 白 蛇
|しろ|へび
Yun! White Snake!
さっき 見 たい な 事 に なら ない 様 に 気 を づけ る から
|み|||こと||||さま||き||||
I'll be careful not to let anything like that happen again.
行か せる ん じゃ なかった
いか||||
I shouldn't have let her go...
こう 言う 事態 を どうして 予測 出来 ない
|いう|じたい|||よそく|でき|
Why didn't I anticipate this?
こんな 所 で 守れ ねぇ って
|しょ||まもれ||
I can't believe I failed to protect her here.
頼む イル 陛下
たのむ||へいか
Please, King Il...
連れ て いか ない で くれ
つれ|||||
Don't take her from me.
ハク
Hak...
怖い よ 本当 は すごく
こわい||ほんとう||
ハク が 居 なく て も 頑張 ろ う って 思った のに
||い||||がんば||||おもった|
I wanted to do my best without you.
怖く て つい ハク を 探し て しまう
こわく|||||さがし||
But I end up looking to you out of fear.
私 は こん なにも 弱い
わたくし||||よわい
I'm so weak...
負け たく ない のに
まけ|||
I don't want to fail, but I...
姫 様 姫 様
ひめ|さま|ひめ|さま
姫 様
ひめ|さま
キジャ
大丈夫 です か
だいじょうぶ||
Are you all right?
あれ どう なった の
地震 は 収まった の です が
じしん||おさまった|||
ダメ だ
だめ|
It's no use!
出口 が 塞が れ てる
でぐち||ふさが||
そんな
No...
嘘 だ ろ う
うそ|||
You can't be serious!
俺 等 死ぬ の か
おれ|とう|しぬ||
Are we going to die?
出 られ ない
だ||
We can't get out?
冗談 じゃ ない
じょうだん||
You must be joking!
閉じ込め られ た
とじこめ||
We're trapped...
ユン
Yun?
こんな 狭い 所 で 息 が 続か ない よ
|せまい|しょ||いき||つづか||
We won't be able to breathe for long in this small space.
死に たく ない 助け て くれ
しに|||たすけ||
I don't want to die! Help me!
そんな このまま じゃ
No. At this rate...
怖い . . . ハク
こわい|
I'm scared, Hak.
だから なぜ 其方 に 言わ れ ね ば なら ん の だ
||そのほう||いわ|||||||
Why did you have to say that to me?
キジャ
Gija?
申し訳 あり ませ ん
もうし わけ|||
今 なぜ 唐突 に あの 無礼 な 男 が 頼む と 頭 の 中 で 喋った ので
いま||とうとつ|||ぶれい||おとこ||たのむ||あたま||なか||しゃべった|
For some reason, that rude man suddenly...
なんだか とても むかむか し て しまい
It made me very angry.
姫 様 を お守り する の は 私 の お 役目 な のに
ひめ|さま||おもり||||わたくし|||やくめ||
It is my job to protect you, Princess.
何 か 元気 出 て き た わ
なん||げんき|だ||||
I'm feeling better.
私 も 元気 です
わたくし||げんき|
So am I!
大丈夫 ユン
だいじょうぶ|
It's okay, Yun.
必ず 助け が き て くれる
かならず|たすけ||||
Help will come for us.
待って ろ 姫 さん
まって||ひめ|
You just wait, Princess.
必ず
かならず
I'll...
助け など 待った ず と も
たすけ||まった|||
We don't need to wait for help.
この 私 が 居る 限り 案ずる 事 は 何も ござい ませ ん
|わたくし||いる|かぎり|あんずる|こと||なにも|||
As long as you have me, you've nothing to fear.
キ キジャ どう す ん の さ 爪 なんか 出し て
|||||||つめ||だし|
G-Gija, what are you going to do with those claws?
掘る
ほる
Dig!
化け物
ばけもの
騒がしい ぞ
さわがしい|
Don't be so noisy.
青 龍 の 里 を 守る 者 達 が 情けない
あお|りゅう||さと||まもる|もの|さとる||なさけない
The guardians of the Blue Dragon's village are pathetic.
私 は 白 龍 だ と 言った で あ ろ う
わたくし||しろ|りゅう|||いった||||
は 白 龍
|しろ|りゅう
Th-The White Dragon!
本当 に い た の か
ほんとう|||||
There really are other dragons that possess cursed powers!
青 龍 様 以外 に も 呪い の 力 を 持った 龍 が
あお|りゅう|さま|いがい|||まじない||ちから||もった|りゅう|
もう 嫌 だ
|いや|
I've had enough!
彼 奴 が 彼 奴 の せい だ
かれ|やつ||かれ|やつ|||
It's him... It's his fault.
彼 奴 が 居る から 俺 達 は こんな
かれ|やつ||いる||おれ|さとる||
We're stuck in this hole because of him.
出し て 出し て くれ
だし||だし||
Let me out! Let me out!
どうして どうして 青 龍 の 力 が 呪い な の
||あお|りゅう||ちから||まじない||
Why? Why is the Blue Dragon's power a curse?
あんなに あんなに 優しい 手 を し てる のに
||やさしい|て||||
But... But his hands are so gentle.
知ら ぬ の だ 奴 の 邪悪 さ を
しら||||やつ||じゃあく||
You don't know how evil he can be.
彼 は 邪悪 じゃ . . .
かれ||じゃあく|
He isn't evil—
余所者 に 何 が 分かる
よそもの||なん||わかる
Outsiders wouldn't understand!
ずっと 一族 の 中 から 龍 の 目 を 持つ 化け物 が 生まれ
|いちぞく||なか||りゅう||め||もつ|ばけもの||うまれ
For generations, monsters with the dragon's eyes have been born in our village.
青 龍 の 力 に 怯え て 暮らし
あお|りゅう||ちから||おびえ||くらし
We live in fear of the Blue Dragon's power.
青 龍 が 死 ん でも また 誰 か の 子供 が 青 龍 に なって
あお|りゅう||し||||だれ|||こども||あお|りゅう||
Even if the Blue Dragon dies, someone else's child becomes the new Blue Dragon.
次 は 我が 子 かも しれ ない と
つぎ||わが|こ||||
You don't know how it feels to live in fear that your own child will be next!
死ぬ まで 怯え て 生きる 気持ち が
しぬ||おびえ||いきる|きもち|
我々 は そんな 呪い を 抱え て いる と 決して 外 に 広め て は なら ない の だ
われわれ|||まじない||かかえ||||けっして|がい||ひろめ||||||
青 龍 は 生まれて すぐ 面 を つけ
あお|りゅう||うまれて||おもて||
A mask is placed on the Blue Dragon as soon as they're born,
あまり 外 に も 出さ ない
|がい|||ださ|
and we rarely let them outside.
それ が 掟 だ
||おきて|
Those are our rules.
それなのに
But the Blue Dragon used his cursed power to kill many soldiers
青 龍 は その 恐ろしい 呪い 力 を 使い
あお|りゅう|||おそろしい|まじない|ちから||つかい
兵士 を 大勢 殺し た の だ
へいし||おおぜい|ころし|||
まだ ほん の 幼い 頃 に
|||おさない|ころ|
when he was only a child.
それ から 我々 は 兵 が 来る の を 恐れ ここ に 移り 住 ん だ
||われわれ||つわもの||くる|||おそれ|||うつり|じゅう||
We feared more soldiers would come, so we moved here.
もう 耐え られ ない
|たえ||
I can't take it anymore!
これ が 呪い で なく て 何 だ
||まじない||||なん|
What is this, if not a curse?!
来 た
らい|
He's here.
青 龍 . . . 様
あお|りゅう|さま
俺 は 何 も . . .
おれ||なん|
I didn't tell the outsiders anything...
余所者 に 話し て な ん か
よそもの||はなし||||
寄る な
よる|
Stay back!
呪い が どんな もの が 知ら ない
まじない|||||しら|
I know nothing about his curse.
しかし 彼 は 確かに
|かれ||たしかに
But his eyes
息 も 止まる 程 の 美しい 目 を し て い た
いき||とまる|ほど||うつくしい|め|||||
本当 は もう 分かって いた ん だ 彼女 を 初めて 見 た あの 時 から
ほんとう|||わかって||||かのじょ||はじめて|み|||じ|
次回 暁 の ヨナ 第 十四 話
光
じかい|あかつき|||だい|じゅうよん|はなし|ひかり