Mob Psycho 100 Episode 11
( 郷田 ( ごう だ ))499!
500! よ 〜 し !
( トメ ) 筋肉 が 電波 って る わ 〜
( 大地 ( だいち )) 律 ( りつ ) 君 の お 兄さん は
そんなに すごい の ?
( 律 ) 僕 なんか より ずっと
( 海 斗 ( かい と )) 兄ちゃん が 君 を 助け に 来て くれる と 思う んだ な
( 桜 威 ( さ くらい )) 逃がした です と ?
( ツボミ ) かくれんぼ して る んでしょ
や だ 〜 律 君 ケガ して る
学校 の 保健 室 行か ない ?
( モブ ) また 見えた
学校 ?
( テル ) よし 行こう !
( 律 ) トメ さん
( 槌屋 ( つち や )) あの 子 たち は 私 が 頂く
( 霧 藤 ( むとう )) 俺 が 洗脳 して 連れて きて やる
見つけた ぞ
( 大地 ) 行く よ ( 海 斗 ) うん
( 海 斗 ・ 大地 ) ふん !
( 大地 ) 律 君 早く !
( 律 ) 分かった
ツボミ ちゃん トメ さん こっち だ
何 ? これ きれい 〜
( 麗 ( れい )) 逃げて 逃げて …
( ツボミ ) 鬼 に 捕まら ない ように 逃げ なきゃ
( 律 ) 早く !
( 遺志 黒 ( いし ぐ ろ )) 本部 から 連絡 が あって ね
間もなく ボス も 到着 する って
失敗 したら どう なる か
分かって る よ ね
( 律 ) 早く !
( トメ ) 筋肉 痛 で 走れ ない !
( ツボミ ) 鬼 が 来る 前 に 隠れ なきゃ !
( 麗 ) は いはい …
( トメ ) 電波 って る 〜
う う …
は あ 〜 っ !
お前たち も 爪 に 入れ
抵抗 する なら こう だ
( 海 斗 ・ 大地 ) ああ 〜!
お前 も すぐに こう なる
よく 考えろ 死に たく なければ な
いい 子 だ
弟 の ほう も 恐怖 で 洗脳 した
俺 の 催眠 能力 で 幻覚 を 見 して やった んだ
お前 が 血 を 吹き出し 死んだ 姿 を な
ああ 〜 はっ !
もう お前たち も 爪 の 一員 だ
ヤツ ら を 捜し に 行け
(2 人 ) はい
( モブ ) 律 ツボミ ちゃん どこ に いる んだ ?
( 誇 山 ( こや ま )) お前 も ここ に いた の か
( エクボ ) ん ?
( 誇 山 ) また 会った な
ガキ に やられる なんて …
あん とき の 俺 は どうかして た
今度 は ちゃ 〜 ん と 殺して やる
今回 は 本気で いく ぜ
念 動 螺旋 ( ねん どう らせん )!
( テル ) 影山 ( かげ やま ) 君 !
( エクボ ) チッ ! せめて 全 盛期 の 半分 でも 霊 力 が 残って りゃ …
( テル ) 影山 君 2 人 で フル パワー を ぶつけよう !
タイミング を 合わせて …
今 は あなた の 相手 を して いる 余裕 が ない んだ
余裕 が ない ?
おいおい おい !
スタミナ を 温存 し と きたい って 話 か ?
この 俺 を 前 に して ! ハッハッハッ …
ナメ んな よ ! クソガキ
あっ … 何 だ ?
う っ … 指 1 本 動か ねえ
( エクボ ) うわ 〜!
あっ ごめん 大きな 音 立てて
( エクボ ) あ 〜 あ
( モブ ) 学校 壊しちゃ った
( テル ) 余裕 が ない って
“ 相手 に 気 を 遣う 余裕 が ない ” って ことか
( エクボ ) う 〜 ん
早く 律 たち を 捜し に 行こう
うん
( 誇 山 ) あっ ああ …
( 桜 威 ) 誇 山 が やられ ました
もう 1 人 超 能力 者 が 現れ ました
相手 は 間違い なく 強い です
( 槌屋 ) 分かった
( 霧 藤 ) そい つ に も 爪 の 恐怖 を 刻んで やる
( エクボ ) い ねえ な 〜
しっかり しろ よ !
律 ! ツボミ ちゃん !
( 律 ) 急いで !
あっ ち ! 早く !
( トメ ) あっ ち ?
あ たた … 痛い !
( ツボミ ) ここ なら 見つから ない か な
って いう か いつまで やる の ? かくれんぼ
( 律 ) しっ !
( 大地 ) 律 君 〜
( 海 斗 ) 麗 さ 〜 ん
( 大地 ) 律 君 〜
( 海 斗 ) 麗 さ 〜 ん
( 麗 ) ねえ あれ って 白鳥 ( しら とり ) 君 たち だ よ ね ?
なに か 様子 が おかしい
2 人 と も 爪 に 洗脳 さ れて る の かも
( ツボミ ) えっ ? 銭湯 ?
あっ お 風呂 に 入ら さ れた んだ
誰 が この 状況 で 風呂 に 入る んじゃ !
( 麗 ) し 〜 っ !
声 が
そこ なんだ な 〜
( 律 ) 逃げる よ ! こっち
こっち だ ! 早く 来て !
( 麗 ) やめて ! やめて よ !
( 律 ) ツボミ ちゃん 逃げて !
なんか よく 分か ん ない けど 今度 は 鬼ごっこ ね
分かった じゃあ ね
( トメ ) 放せ ! ( 麗 ) やめて !
( 麗 ) もう や だ ! やめて よ !
私 も … 関係ない から !
う っ ! 筋肉 痛 〜
何 ? これ
これ で
逃げ られ ない んだ な
( エクボ ) お っ !
ツボミ ちゃん
( ツボミ ) 茂夫 ( しげ お ) 君
茂夫 君 も かくれんぼ ?
見つけた
( モブ ) ツボミ ちゃん !
( ツボミ ) わ っ !
( エクボ ) おいおい ! あ 〜 あ …
( ツボミ ) 何 ? これ
そう いえば 昔 …
( モブ ) ツボミ ちゃん
あの ね すごい こと 見せて あげる
( ツボミ ) なに なに ?
えっ ?
何 ? これ どう なって ん の ?
ひどい ! 茂夫 君 何 す ん の ?
ひどい ! 茂夫 君 何 す ん の ?
そう いえば すっかり 忘れて た けど
茂夫 君 って 昔 から 変な 力 あった よ ね
ごめん
でも ツボミ ちゃん に は 見せ たく ない から
悪い けど しばらく 眠って て
( ツボミ ) う っ !
( 槌屋 ) もう 1 人 の 超 能力 者 って 坊や の こと ?
誇 山 を 倒した ?
いい から 早く 律 たち の いる 場所 を 教えて
おばさん
誰 が おばさん じゃ ! こりゃ 〜!
影山 君 !
( 槌屋 ) おりゃ 〜!
う っ う う …
こんなんじゃ 私 を 止め られ ない よ
私 の 硬 気 功 ( こう きこう ) を 受けて みな
茂夫 !
やめろ …
ヤベ え 強 ( つえ ) え
( 槌屋 ) おら おら おら おら !
おら !
おら おら おら おら … おら !
お やおや 怖くて 泣いちゃ った かい ?
やっぱり 坊や だ ね
なんで …
なんで 僕 が 女 の 人 まで やっつけ なきゃ いけない んです か ?
なん だって ?
師匠 が 言って た
女 に 手 を 上げる ヤツ が いちばん モテ ない って
私 が 坊や に やられる って こと ?
私 を 甘く 見 過ぎ じゃ ない
また 女心 を 読め なかった
すいません おばさん
だから おばさん って 言う な ! こら
あっ !
う っ ! あっ …
槌屋 まで
やられた ?
ツボミ ちゃん 律 を 見つけたら 迎え に 来る ね
う 〜 ん
大盛り
つゆ だく
玉子 ダブル
いい 夢 見て る らしい
う 〜 ん !
行こう
うん
( レーダー 探知 機 の 電子 音 )
( 霧 藤 ) 捕まえた か
ご 苦労
( 律 たち ) あっ …
( 霧 藤 ) おとなしく 我々 の 一員 に なったら どう だ ?
我々 爪 は 世界中 で 勢力 を 拡大 し つつ ある
ボス の 下 ( もと ) で な
( 律 ) ボス ?
ああ
もう すぐ ここ へ やって 来る
すごい 超 能力 者 だ
顔 は 知ら ない が
我々 第 七 支部 の 面々 も
皆 ボス に 勝負 を 挑んで
負けた
( 桜 威 ) ああ 〜!
( 霧 藤 ) だ が 生き残った 者 は 幹部 に なれる
そして 組織 を 拡大 する ため に 超 能力 者 を 集める 任務 を 負う
お前 みたいな まだ 子供 の 超 能力 者 を
拉致 し 洗脳 して
兵隊 に 仕立て上げる んだ
そんなに 超 能力 者 を 集めて あんた たち 何 が し たい んだ ?
“ 能 ある 鷹 ( たか ) は 爪 を 隠す ” と 言う が
我々 は 世に 潜み ひそかに 戦力 を 集めて いる
そして 近い 将来 この 世界 の 頂点 に 立ち
人類 を 正しい 未来 へ と 導く のだ
正しい 未来 ?
超 能力 が あれば
犯罪 も 戦争 も 自然 災害 も 全て 防げる
そう だ ろ ?
目的 が 正しくて も やり 方 が 正しく なかったら
意味 が ない
これ から は 僕 が …
兄さん を 守る よ
恐怖 で 縛ら れ 洗脳 さ れ
妄信 的な 兵隊 に なる くらい なら
僕 の こんな 力
なくなった ほう が いい
やっぱり 中学生 は 子供 だ な
きれい事 で 世の中 が 動かせる か ?
( 律 ) は っ !
あっ ! き ゃ 〜!
き ゃ 〜! 変態 〜!
は あ 〜!
ああ あ 〜!
( 麗 ) 律 君 すごい !
( 海 斗 ) 大好きな んだ な
( テル ) 君 は 天才 だ ね
( 密 裏 ( みつ うら )) すご 〜 い !
( モブ ) 律 は やっぱり 特別だ よ
( 郷田 ) ゾクゾク する な 〜
( ツボミ ) かっこいい 〜!
ちょっと ! しっかり し なさい よ !
律 君 !
( 霧 藤 ) そうだ
それ が お前 が 夢見た こと 望んだ こと
自分 が 特別な 存在 であり 選ば れ し 者 である こと
爪 に 入って 更に 能力 を 伸ばせば
お前 は 世界中 から 認め られ 称賛 さ れる
そして 世界 の 頂点 に 立てる !
僕 は 特別 !
僕 は 選ば れ し 者 !
ハハッ … アハハハハハ !
( 霧 藤 ) 洗脳 は 恐怖 だけ で なく
欲望 でも できる んだ よ
中 坊 !
( 律 ) ああ あ 〜!
律 !
律 大丈夫 ?
( 律 ) 兄さん
どうして 律 が こんな 目 に 遭わ なきゃ いけない んだ ?
僕 の 弟 が
僕 は …
兄さん が ずっと 羨ま しかった
何 言って ん の ?
前 に も 言った けど
羨ま しかった の は 僕 の ほう だ よ
兄さん
律 …
( テル ) う っ !
( 霧 藤 ) ふ っ !
( モブ ) う っ !
( 霧 藤 ) ふ っ !
あんた が やった の か ?
律 を !
( 霧 藤 ) お前 に も 見せて やろう
きつい きつ 〜 い 幻覚 を !
ふん !
お前 弟 より はるかに 強い 超 能力 者 か
だが 私 の 力 に
あら が える か 〜!
( 誇 山 ) う っ …
あっ
( 霧 藤 と モブ の 叫び声 )
兄さん
ああ 〜!
( モブ ) ああ 〜!
( 霧 藤 ) うわ 〜!
う う 〜 ああ 〜!
わ っ あっ …
( エクボ ) ありゃ 〜
ああ あ 〜!
う う 〜! ボス !
ご 勘弁 を 〜!
茂夫 の ヤツ
こいつ の 幻覚 能力 を 逆流 さ せ や がった
あいつ 今 “ ボス ” って …
師匠
なんで ここ に ?
( 霊 幻 ( れいげん )) よう モブ ここ に いた の か ?
あっ 弟 も 一緒じゃ ねえ か 何 して んだ ?
あの 歩き 方 は …
( 槌屋 ) も しか して 本部 の ボス ?
師匠
まさか 師匠 が ?
( テル ) 影山 君 に 師匠 ?
( 麗 ) しかも 爪 の ボス ?
( 槌屋 ) この 方 が 本部 の ボス
初めて 顔 見た ぜ
ああ …
何 だ ? こいつ ら
あっ 律 を …
えっ と … 超 能力 者 たち を さらって て
だから 助け に
そんな こと して た の か
バカ 野郎 !
何 が し たい か 知ら ねえ が そんな 外 道 か まして どう すんだ !
それ は ボス の 指示 で
誰 か に 指図 さ れた から って んな こと す ん の か ?
下っ端 気質 も 極 まる と ただ の カス だ な
うまく いけば 本部 に 取り立てて もらえる と …
そんな ん で 出世 した ところ で
自分 たち が 踏み荒らして きた 汚い 景色 しか 残ら ない ぞ
マナー 守った うえ で てっぺん 取る から
気持ち いい んだろう が
チッ どこ の 世界 も 同じだ な
会社 員 時代 よく 見た ぜ
弱い 者 ( もん ) を 踏みつけ に して のし上がる ヤツ ら を な
ハア 〜 帰る ぞ
( モブ ) えっ ?
ボス と 勘違い さ せて 逃げる つもりじゃ ?
うん
( トメ ) ちょ っ ちょっと 待って ! モブ 君 … 痛 っ !
( 麗 ) えっ ? あっ …
ちょっと 待って て ね ごめん ね
あっ 待って 待って …
♪〜
〜♪