InuYasha Episode 42 inuyasha|episode

は あ

分かって んだろう な 弥勒 　 連れて 行け ねえ ぞ あの 娘 わかって|||みろく|つれて|いけ||||むすめ

はい

かといって

置き去り って わけ に は いか ない だろう ？ おきざり|||||||

いた ぞ

小春 に 違い ねえ こはる||ちがい|

え いっ

は いっ

はっ

戦国 時代 せんごく|じだい

戦 で 親 兄弟 を 亡くした 小春 ちゃん は いくさ||おや|きょうだい||なくした|こはる||

身寄り が なくなり 朝 から 晩 まで 働か さ れて いた みより|||あさ||ばん||はたらか|||

その 時 に |じ|

さあ お 食べ ||たべ

おはらい の ため に 村 に 呼ば れて 来て いた ||||むら||よば||きて|

若い 頃 の 弥勒 様 に 出会った わかい|ころ||みろく|さま||であった

弥勒 様 みろく|さま

せっかく お 会い できた のに お 別れ する なんて ||あい||||わかれ||

分かって おくれ 小春 わかって||こはる

戦い に なったら たたかい||

お前 の 命 を 守り 切れる か どう か 分から ん おまえ||いのち||まもり|きれる||||わから|

私 の 追って いる 妖怪 は それほど 厄介な 相手 な んだ わたくし||おって||ようかい|||やっかいな|あいて||

小春 こはる

新しい 村 で 新しい 生活 が 始まる あたらしい|むら||あたらしい|せいかつ||はじまる

不安な んだろう ？ ふあんな|

生きる と いう こと は 誰 でも 不安な もの な んだ よ いきる|||||だれ||ふあんな||||

あ …

私 の 右手 に は わたくし||みぎて||

何もかも 吸い込んで しまう 穴 が 開いて いる んだ なにもかも|すいこんで||あな||あいて||

風穴 と いって な かざあな|||

祖父 の 代 に 呪い で 作ら れ そふ||だい||まじない||つくら|

その 祖父 も そして 私 の 父親 も |そふ|||わたくし||ちちおや|

自分 の 風穴 に 吸い込ま れて 死んで いった じぶん||かざあな||すいこま||しんで|

この 穴 は |あな|

いずれ は 私 の 体 も 吸い込んで しまう こと だろう ||わたくし||からだ||すいこんで|||

だが 私 は |わたくし|

この 呪い も 己 の 力 と して 生きる こと に した |まじない||おのれ||ちから|||いきる|||

一 人 の 人間 が 妖怪 と 対等に 戦える 風穴 ひと|じん||にんげん||ようかい||たいとうに|たたかえる|かざあな

この 風穴 は |かざあな|

私 に 授かった 武器 な んだ と 思う ように した んだ わたくし||さずかった|ぶき||||おもう|よう に||

はっ …

弥勒 様 が 震えて いる みろく|さま||ふるえて|

嘘 ？ うそ

今 話さ れた こと は 嘘 な のです か いま|はなさ||||うそ|||

強く 生きる って つよく|いきる|

難しい よ なあ むずかしい||

不安に 打ち勝つ って ふあんに|うちかつ|

大変だ よ な たいへんだ||

あっ

小春 ちゃん の こはる||

新しい 引き取り 先 を 探して いた あたし たち に あたらしい|ひきとり|さき||さがして||||

魂 を 抜き取ら れて 操ら れる たましい||ぬきとら||あやつら|

村人 が 襲い掛かって きた むらびと||おそいかかって|

殺せ ー ころせ|-

うわ っ

この っ

うわ あっ

ああ …　 う っ

手加減 を し ながら 戦わ なければ なら ない 犬 夜叉 てかげん||||たたかわ||||いぬ|やしゃ

あっ ？

飛来 骨 を はじか れて 倒さ れた 珊瑚 ちゃん ひらい|こつ||||たおさ||さんご|

うわ ー |-

う うわ ー ||-

真っ白な 妖怪 は まっしろな|ようかい|

小春 ちゃん や あたし の 魂 も 抜き取った こはる|||||たましい||ぬきとった

皆 あの 鏡 に … あの 鏡 に 気 を 付けて みな||きよう|||きよう||き||つけて

「 破ら れた 風 の 傷 」 やぶら||かぜ||きず

あ …

は あ …

魂 が たましい|

収まり きら ない おさまり||

でも …

もう 動け ない よ ね … |うごけ|||

かご め の 持って る 四 魂 の かけら |||もって||よっ|たましい||

ちょうだい …

はっ

う っ 　 は あ は あ は あ

弥勒 様 みろく|さま

はっ

ふん っ

う っ …

小春 こはる

う っ

う っ …

うん … あ …

一体 どうした ん だ 　 かご め 様 七宝 どこ だ ？ いったい||||||さま|しっぽう||

う … は あ は あ は あ

まだ 動いて いる … |うごいて|

珊瑚 かご め 様 さんご|||さま

あっ こいつ か ？

グルルルル

ふ っ ああ …　 は あ は あ

かご め 様 　 かご め 様 どう さ れ ました ？ ||さま|||さま||||

ふ あー

はっ ？　 雲母 ？　 そう じゃ かご め ー |うんも|||||-

七宝 これ は どうした の です ？ しっぽう|||||

白い 妖怪 が おった じゃ ろう しろい|ようかい||||

あいつ の 鏡 に かご め は 魂 を 吸い取ら れた んじゃ ||きよう|||||たましい||すいとら||

- 鏡 に 魂 を ？ - は あ は あ … きよう||たましい|||||

え いっ

で や あっ

う お っ 　 うわ あ

じゃまだ ー っ ！ |-|

離れて ろ ！ はなれて|

風 刃 の 舞 かぜ|は||まい

う う っ

え いっ

うわ ー |-

ぐ っ 　 う っ

どうした 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

逃げて ばかりじゃ ない か にげて|||

てこ と は 何 かい ？　 まだ 病み上がり って ことか |||なん|||やみあがり||

一撃 だ 　 一 振り なら この 右手 でも 十分 持つ いちげき||ひと|ふり|||みぎて||じゅうぶん|もつ

覚悟 し や がれ 　 仲間 の 敵 だ ー かくご||||なかま||てき||-

で やっ

奈落 に 騙さ れた ならく||だまさ|

鋼 牙 の バカ と 戦った 時 　 散 魂 鉄 爪 はがね|きば||ばか||たたかった|じ|ち|たましい|くろがね|つめ

ぎ ゃっ

偽 の かけら の 力 で 砕か れた 俺 の 右手 ぎ||||ちから||くだか||おれ||みぎて

ど あっ

まだ 完全に 治っちゃ い ねえ |かんぜんに|なおっちゃ||

だが 風 の 傷 さえ 一撃 で 切り裂けば あいつ を 倒 せる |かぜ||きず||いちげき||きりさけば|||たお|

は あっ

はっ で いっ

え いっ

こいつ が 風 の 傷 を 使って ||かぜ||きず||つかって

戦う なんて しゃれた こと する と は たたかう||||||

思って も い なかった よ おもって||||

この 間 初めて 戦った 時 |あいだ|はじめて|たたかった|じ

破 魔 の 矢 で 乱さ れた あたし の 風 は やぶ|ま||や||みださ||||かぜ|

風 の 傷 を 作 っち まった かぜ||きず||さく||

この 矢 あたし の 妖気 を 浄化 して る |や|||ようき||じょうか||

思った とおり 妖気 の 風 は 消し飛んだ おもった||ようき||かぜ||けしとんだ

バカだ ねえ 　 風 は 簡単に 作れる の さ ばかだ||かぜ||かんたんに|つくれる||

風 の 傷 は 妖気 が ぶつかって 出来る 風 の 裂け目 かぜ||きず||ようき|||できる|かぜ||さけめ

全て の 風 は あたし が 操る すべて||かぜ||||あやつる

くらえ

あの 矢 さえ 無ければ |や||なければ

私 の 周り に 風 の 傷 なんて もの は 出来 ない の さ わたくし||まわり||かぜ||きず||||でき|||

駄目だ だめだ

これ じゃあ 駄目な んだ ||だめな|

あいつ の 操る 風 の 中 じゃ 風 の 傷 は 生まれ ねえ んだ ||あやつる|かぜ||なか||かぜ||きず||うまれ||

ふ っ

何 今 の は 間違い ねえ 　 風 の 傷 だ なん|いま|||まちがい||かぜ||きず| どういう こと だ ？

風 の 支配 が 弱まって いる の か ？ かぜ||しはい||よわまって|||

くっ ならば 今 しか ||いま|

今 なら 斬 れる いま||き|

風 の 傷 が かぜ||きず|

は あ は あ

弥勒 見ろ みろく|みろ

犬 夜叉 が 鉄 砕 牙 を 抜いて おる いぬ|やしゃ||くろがね|くだ|きば||ぬいて|

風 の 傷 を 斬る つもりじゃ かぜ||きず||きる|

いかん 　 犬 夜叉 は |いぬ|やしゃ|

まだ あの 白い 妖怪 の 存在 に 気付いて は い ない ||しろい|ようかい||そんざい||きづいて|||

珊瑚 が 飛来 骨 を はね返さ れた ように さんご||ひらい|こつ||はねかえさ||よう に

犬 夜叉 も 鉄 砕 牙 を 返さ れる いぬ|やしゃ||くろがね|くだ|きば||かえさ|

見えた みえた

見せた の さ みせた||

風 の 傷 かぜ||きず

斬る んだ ろ ？ きる||

そこ だ ー ||-

フフフフ 　 アハハハハ

じゃあ 死に な |しに|

何 っ ？ なん|

うわ っ

うわ っ ぐ っ ぐ ああ ー ||||||-

はっ 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

くっ 　 くう っ

う っ

はっ

あいつ は …？

奈落 ならく

フッフフフ 　 意外に あっけなかった な |いがいに||

己 の 築き上げた 力 を おのれ||きずきあげた|ちから|

たやすく 返さ れた 気分 でも 聞こう と 思い |かえさ||きぶん||きこう||おもい

出向いて きた のだ が ？ でむいて|||

ほう これ は これ は 　 傀儡 で は なく 本人 が お出まし か |||||かいらい||||ほんにん||おでまし|

自分 の 手 を 汚さ ず じぶん||て||きたな さ|

罠 を 仕掛ける しか 能 の 無い 卑怯 者 も わな||しかける||のう||ない|ひきょう|もの|

この度 の 策 に は このたび||さく||

よほど 自信 が あった と 見える 　 え いっ |じしん||||みえる||

風穴 か かざあな|

全て を 吸い込む の は 勝手だ が … すべて||すいこむ|||かってだ|

法師 よ お前 は そんな 愚かな 奴 で も ある まい ほうし||おまえ|||おろかな|やつ||||

あの 鏡 の 中 に は かご め 様 や 村人 の 魂 が 入って いる |きよう||なか|||||さま||むらびと||たましい||はいって|

く そう

ええ いっ

我が 分身 と して 生まれ 出た 風 わが|ぶんしん|||うまれ|でた|かぜ

そして 無 を 放った だけ で この ありさま |む||はなった||||

たわ い も ない こと よ

分身 ？ ぶんしん

やはり 奈落 は 妖力 を 増して |ならく||ようりょく||まして

そのような 妖術 も 使える ように なって いた か |ようじゅつ||つかえる|よう に|||

風 を 操る 神楽 と は １ 度 戦った かぜ||あやつる|かぐら|||たび|たたかった

そして もう 一 人 は 無 だ と ？ ||ひと|じん||む||

気配 も 匂い も 無い と いう こと か けはい||におい||ない||||

だから やり たい 放題 やられる まで |||ほうだい||

気付か なかった わけだ きづか||

犬 夜叉 しっかり せ え 　 犬 夜叉 いぬ|やしゃ||||いぬ|やしゃ

グルルル

あっ … は あ 　 は あ 雲母 … |||||うんも

雲母 お 願い … 連れて 行って うんも||ねがい|つれて|おこなって

私 を 　 犬 夜叉 の そば に わたくし||いぬ|やしゃ|||

話 は もう いい だろう ？ はなし||||

それ じゃあ 犬 夜叉 の 首 を 持って 帰ろう か ねえ ||いぬ|やしゃ||くび||もって|かえろう||

えっ 違う ？ |ちがう

何とか って いう 女 に 知らせる んじゃ ない の かい なんとか|||おんな||しらせる||||

犬 夜叉 は 殺した って いぬ|やしゃ||ころした|

あたし は そう と ばかり 思って いた よ |||||おもって||

そう だ な 　 お前 や 神 無 を 生み出せた の も |||おまえ||かみ|む||うみだせた||

あの 女 の 協力 が あった から こそ |おんな||きょうりょく||||

犬 夜叉 の 首 を 見せたら どんな 顔 を する やら いぬ|やしゃ||くび||みせたら||かお|||

何 だ ありゃ あ 　 あいつ の 四 魂 の かけら なん||||||よっ|たましい||

ほとんど 元 の 玉 の 形 じゃ ない か |もと||たま||かた|||

先ほど お前 は わし が 自分 の 手 を 汚さ ぬ と 申した な さきほど|おまえ||||じぶん||て||きたな さ|||もうした|

しかし 上 に は 上 が いる もの だ |うえ|||うえ||||

この 奈落 の 手 を 使って |ならく||て||つかって

犬 夜叉 を 殺そう と した 女 が いる のだ いぬ|やしゃ||ころそう|||おんな|||

女 ？　 ま まさか おんな||

ふ っ 大した 奴 よ 桔梗 と いう 女 は ||たいした|やつ||ききょう|||おんな|

き 桔梗 ？ |ききょう う っ …

おお 犬 夜叉 　 生きて おった か |いぬ|やしゃ|いきて||

桔梗 は 自ら の 手 で ききょう||おのずから||て|

この 奈落 に 四 魂 の かけら を 渡した のだ |ならく||よっ|たましい||||わたした|

う っ う う っ …　 桔梗 が …？ |||||ききょう|

その 女 も 見 た がって る んだ よ 　 お前 さん の 死 に 顔 を |おんな||み||||||おまえ|||し||かお|

う っ 七宝 伏せろ 　 ぐ っ ||しっぽう|ふせろ||

ぐ わ っ

弥勒 みろく

よこし な 首 を ||くび|

これ は かご め の 矢 　 かご め |||||や||

はっ あいつ …　 神 無 しくじった ね ||かみ|む||

まだ あの 女 動いて んじゃ ねえ か ||おんな|うごいて|||

鏡 から 魂 が 溢れ出て いる きよう||たましい||あふれでて|

それほど まで に あの 女 の 魂 は 大きい と いう の か ||||おんな||たましい||おおきい||||

はっ

かご め

あたし は 平気 　 それ より 犬 夜叉 は ？ ||へいき|||いぬ|やしゃ|

息 は ある 　 じゃ が いき||||

全身 傷 だらけ で 体 を 動かす こと が 出来 ん のじゃ ぜんしん|きず|||からだ||うごかす|||でき||

は あ …

かご め …

よかった … 犬 夜叉 が 生きて いて 本当に よかった |いぬ|やしゃ||いきて||ほんとうに|

でも どういう こと ？

どうして あの 四 魂 の かけら が ||よっ|たましい|||

奈落 の 手 の 中 に ある の ？ ならく||て||なか|||

あれ は あたし が 桔梗 に 取ら れちゃ った かけら ||||ききょう||とら|||

桔梗 でしょう ？　 奈落 に あの かけら を 渡した の は ききょう||ならく|||||わたした||

私 たち が 一生懸命 集めて きた かけら を わたくし|||いっしょうけんめい|あつめて|||

奈落 に 渡した の は 桔梗 な んでしょう ？ ならく||わたした|||ききょう||

でも …

それ でも そんな こと さ れて も

犬 夜叉 は 桔梗 の こと が 好き いぬ|やしゃ||ききょう||||すき

こんなに ぼろぼろに さ れちゃ って も

好きな の よ ね すきな|||

桔梗 の こと が ききょう|||

女 犬 夜叉 に 伝える が よい おんな|いぬ|やしゃ||つたえる||

恨む なら 桔梗 を 恨め と うらむ||ききょう||うらめ|

犬 夜叉 の 死 こそ 桔梗 の 願い な のだ と いぬ|やしゃ||し||ききょう||ねがい|||

あんた の 話 って いつ 聞いて も 気分 が 悪い ||はなし|||きいて||きぶん||わるい

やめる んじゃ かご め

鉄 砕 牙 を はね返した ように その 矢 も 返さ れる くろがね|くだ|きば||はねかえした|よう に||や||かえさ|

大丈夫 よ だいじょうぶ|

あたし の 矢 は ね 悪い 奴 に しか 当たら ない の ||や|||わるい|やつ|||あたら||

はっ

はっ

矢 は ？ や|

破 魔 の 矢 が 鏡 に 飲み込ま れる ぞ やぶ|ま||や||きよう||のみこま||

かご め の 矢 |||や

はね返せ なかった はねかえせ|

どうした の さ

何で はね 返せ ない の さ ？ なんで||かえせ|||

この 矢 が … |や|

魂 で 出来て いる から たましい||できて||

鏡 の 中 が 一杯に なって いる きよう||なか||いっぱいに||

魂 を 出さ ない と たましい||ださ||

鏡 が 壊さ れる … きよう||こわさ|

うわ っ あっ

あっ

皆 に 魂 が 戻った みな||たましい||もどった

弥勒 様 みろく|さま

風穴 を かざあな|

はい

う っ …

おら …　 弥勒 様 |みろく|さま

くらえ 風穴 |かざあな

生きる と いう こと は 誰 でも 不安な もの な んだ よ いきる|||||だれ||ふあんな||||

私 の 右手 に は わたくし||みぎて||

何もかも 吸い込んで しまう 穴 が 開いて いる んだ なにもかも|すいこんで||あな||あいて||

この 穴 は |あな|

いずれ は 私 の 体 も 吸い込んで しまう こと だろう ||わたくし||からだ||すいこんで|||

強く 生きる って 難しい よ なあ つよく|いきる||むずかしい||

不安に 打ち勝つ って 大変だ よ な ふあんに|うちかつ||たいへんだ||

うむ っ ち っ ああ 逃げ足 の 速い |||||にげあし||はやい

貴 様 ら の 命 もう しばらく 預けて おく とうと|さま|||いのち|||あずけて|

四 魂 の 玉 は これ から わし に よっ|たましい||たま|||||

様々な 力 を 与えて いく こと だろう さまざまな|ちから||あたえて|||

共に 楽しもう で は ない か ともに|たのしもう||||

四 魂 の 計り 知れ ぬ 力 を よっ|たましい||はかり|しれ||ちから|

何で 俺 たち こんな 所 に なんで|おれ|||しょ|

何 か 頭 が ぼ ー っと して る なあ なん||あたま|||-||||

お め え も か ？

うーん

こら ー 元気 を 出さん か |-|げんき||しゅっさん|

と 言い たい ところ じゃ が |いい||||

今度 ばかり は そう も いかん か こんど||||||

奈落 が 四 魂 の かけら を ならく||よっ|たましい|||

ほとんど 集めて いた のだ から のう |あつめて||||

いやいや いや そんな 弱気な こと で は いか ん |||よわきな|||||

物 は 考えよう じゃ ぶつ||かんがえよう|

そんなに 強く なって いた 奈落 と 戦って |つよく|||ならく||たたかって

生きて 戻れた と いう こと は いきて|もどれた||||

すごい こと で は ない か ？

のう 雲母 |うんも

ピャーピャー

どう じゃ かご め 　 犬 夜叉 の 具合 は ||||いぬ|やしゃ||ぐあい|

薬草 が 効いた みたい 　 熱 も 下がって 眠って る わ やくそう||きいた||ねつ||さがって|ねむって||

あたし もう 少し 薬草 を 探して くる ||すこし|やくそう||さがして|

よし それ は おら と 雲母 が 引き受けた |||||うんも||ひきうけた

今 一 番 元気な の は おら たち だ から のう いま|ひと|ばん|げんきな|||||||

ピャー

ありがとう 　 七宝 ちゃん 雲母 |しっぽう||うんも

桔梗 が 奈落 に 四 魂 の かけら を 渡した ききょう||ならく||よっ|たましい||||わたした

１ 度 死んだ 桔梗 たび|しんだ|ききょう

土 の 体 の 桔梗 つち||からだ||ききょう

俺 を 恨んで いる 桔梗 おれ||うらんで||ききょう

かご め を 殺そう と した 桔梗 |||ころそう|||ききょう

どこ に いる んだ …

俺 の 桔梗 … おれ||ききょう

あたし から 奪った 四 魂 の かけら を ||うばった|よっ|たましい|||

奈落 に 渡して しまった 桔梗 ならく||わたして||ききょう

妖力 を 増した 奈落 の 新たな 分身 が ようりょく||ました|ならく||あらたな|ぶんしん|

犬 夜叉 に 襲い掛かる いぬ|やしゃ||おそいかかる

鉄 砕 牙 に かみつく 心 を 読む 鬼 悟 心 鬼 の 牙 くろがね|くだ|きば|||こころ||よむ|おに|さとし|こころ|おに||きば

嘘 犬 夜叉 が 負けちゃ う うそ|いぬ|やしゃ||まけちゃ|

その 時 邪悪な 気 が 犬 夜叉 を |じ|じゃあくな|き||いぬ|やしゃ|

犬 夜叉 あんた どう しちゃ った の ？ いぬ|やしゃ|||||

次回 犬 夜叉 「 ついに 折れた 鉄 砕 牙 ！」 じかい|いぬ|やしゃ||おれた|くろがね|くだ|きば

お楽しみ に おたのしみ|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ