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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン19 - 403 - 諦めないド根性

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 403 - 諦め ない ド 根性

( 足音 )

( ブラミ ) ニオッ ちゃ った 。

( ムヤミ ) ようやく 自分 の 臭い ニオイ に 気づいた の か よ 。

お いら のじゃ なくて 。

知って る っ しょ ?

臭い もの 系 扱う 者 は ➡

他の ニオイ に も 敏感 だって 。

( カザミ ) 何の ニオイ だ ?

( ブラミ ) あの いちばん うるさい やつ 。

犬 臭い から すぐ わかる 。

やつ ら あの 砂 から 出て きた と いう の か ?

( ブラミ ) 生きて たほう が おもしろくて いい じゃ ない 。

追いかけ っこ だ よ 鬼ごっこ だ よ 。

僕 は 全然 おもしろく ない んだ けど …。

( カザミ ) や つら が どう あがこう と ➡

俺 たち に 追いつく こと など できる はず も ない が 。

だったら この 手 で いく か 。

( ブラミ ) ヘヘヘヘ かわいそうな 木 ノ 葉 。

ブ ~ ラミ ~。

よし ブラミ に エ ー ル を 送ろう 。

フレ ~ フレ ~ ブラミ !

オ ~ フレッ フレッ ブラミ !

フレッ フレッ ブラミ !

か ぁ ~!

うわ ぁ こ これ や な んだ よ 。

くっ 。

ヘヘヘ これ で おい ら たち の ニオイ は 中和 さ れた 。

無臭 だ 。

( キバ ) ニオイ が 消えた 。 ( 赤 丸 ) ワンワン !

お前 も そう か クソッ 。

( ヒナタ ) どう しよう …。 ( シノ ) 絶望 する 理由 は ない 。

なぜなら 嗅覚 が ダメ なら 視覚 が ある 。

でも 相手 は 白 眼 の 圏 外 に 。

だったら 圏 内 に こちら から 行けば いい 。

( キバ ) 頼む ぜ 蟲 たち !

あの 先 で や つら の 姿 を 見つけた らしい 。

見て ろ よ 俺 たち の 巻物 。

いや 天 と 地 の 両方 と も 奪い 返して やる から よ !

あれ だ 。

よっ しゃ ! 今度 は やつ ら が 砂 に まみれる 番 だ ぜ 。

( ヒナタ ) 待って 。

( ヒナタ ) チャクラ が 見え ない 。

な っ どういう こと だ !?

蜃気楼 …。

クッソ ~!

( キバ ) ニセモノ かよ 。

あっ 。

塔 か 。

( ヒナタ ) もう 一 度 シノ 君 の 蟲 たち で 。

だが 本物 が 見つかる 確信 は ない 。

( シノ ) 蟲 たち の 連絡 を 待つ 間 に ➡

やつ ら が 塔 に たどり着いて しまう こと も あり うる 。

クッソ 。

《 なんで あいつ が 》

キバ 君 ?

( キバ ) 諦め ねえ …。

追う んだ よ や つら を 。

( シノ ) 手がかり も なく ただ 闇 雲 に 追おう と いう の か ?

手がかり が ない わけじゃ ねえ !

( キバ ) や つら が 塔 を 目指して いる の は 間違い ねえ し ➡

あの 底なし の 砂場 の ある 地帯 は 避けて いく だろう 。

広く った って 範囲 は 範囲 だ 。

ヒナタ どう だ ?

せめて 方角 だけ でも 絞れ ねえ か ?

うん やって みる 。

( ヒナタ ) 白 眼 !

北東 の 辺り は 流 砂 が 多そう 。

北西 は もっと 絞れる 。

( ヒナタ ) 北 北東 から なら 比較的 安全な ル ー ト だ と 思う 。

塔 に 向かう の は 賛成 だ 。 やつ ら の 他 に も ➡

天地 の 巻物 を 持った 者 たち が いる 可能 性 は 大きい 。

あの 3 人 に こだわる 必要 は ない 。

ある っつ うんだ よ !

( キバ ) や つら は 俺 たち の 巻物 を 奪って いった んだ 。

俺 から ! ナルト だったら や つらから ぜ って え 取り返す だ ろ 。

ナルト ? ( キバ ) あ … いや ➡

ナルト は どう で も いい 。 う うん ナルト 君 なら 諦め ない 。

どこまでも あの 人 たち を 追って …。

いや だ から ナルト じゃ なくて 俺 !

俺 が 諦め ない んだ よ !

そう だ ナルト は 諦め ない 。

だから 俺 が !

( シノ ) いや 俺 たち が … だ 。

シノ …。

なぜなら 十 班 が 感知 能力 で 敗北 する こと は ➡

絶対 あって は なら ない から だ 。

シノ 君 。

よっ しゃ ~! 俺 たち の 意地 見せて やろう じゃ ねえ かよ !

( キバ ) ぜ って え や つら 逃がさ ねえ !

ん ?

( カザミ ) どうやら 逃げ 切れる ぞ 。

ブブ ~!

あ ? どうした ?

しつこい ! あいつ ら 追って きて る 。

ニオイ は 消した んじゃ ない の か ?

そう だ よ たぶん だ けど あいつ ら ➡

勘 で 追って きて る みたい 。

じゃあ こっち が 別 ル ー ト に 迂回 して いけば いい じゃ ない か 。

いや あいつ ら ナメ ちゃ ダメ だ 。

確かに この しつこ さ は ただ事 で は ない 。

やつ ら 追跡 の スキル に 相当 の 自信 を 持って いる の かも しれ ん 。

じゃあ どう す ん の ?

おい ら が いる から 安心 さ 。

フレ ~! フレ ~! ブラミ !

せ や ~!

( 赤 丸 ) ワンワン !

( キバ ) お前 も か ? 赤 丸 。 ( ヒナタ ) どうした の ? キバ 君 。

( キバ ) あの 脂身 野郎 の ニオイ が 復活 した !

こっち だ !

《 ヘッ 隠そう と したって て め え の ニオイ は ➡

隠せる もん じゃ ねえ んだ よ !

今 行く から よ 待って …》

キバ 君 ?

やはり 罠 か 。

どこ も かしこ も やつ の ニオイ だらけ だ 。

おら ~!

どれ が やつ の 本当の ニオイ だ ?

あいつ の ニオイ …。

やつ ら の ほう が 上手だった か 。

( キバ ) クッソ …。

( 赤 丸 ) ク ~ ン …。

クッソ …。

《 なんで 笑って い られた んだ ?

なんで 立ち 上がれた んだ ?

あの とき 何 が そう さ せた んだ ?》

(( キバ : ナルト の やつ やっと 追いついた と 思ったら ➡

自 来 也様 と 修業 の 旅 かよ 。

クッソ … 俺 だって 。

いい か 赤 丸 !

俺 たち は 双 頭 狼 の 先 を 行く 。

す ん げ え いっぱい 頭 を 増やす んだ よ !

名づけて 多 頭 狼 !

ク ~ ン 。

その ため に は ➡

影 分身 の 術 !

ワンワン ! ワンワン !

な … なんだ 全然 チャクラ が …。

足り ねえ 。

ワンワン !

わかった っつ の 。 そりゃ そう だ よ な 。

影 分身 は 多ければ 多い ほど ➡

チャクラ が 分散 さ れて 減 っち まう んだ もん な 。

《 ナルト の やつ どん だけ の チャクラ を …》

クッソ … しよう が ねえ まずは 1 体 から 始めて ➡

おいおい 増やして いく か ! ワン !

影 分身 の 術 !

いく ぞ 赤 丸 ! お前 入れて 3 体 だ から ➡

参 頭 狼 だ !

犬塚 流 人 獣 混合 変化 !

参 頭 狼 !

チャクラ が 半分 に なる だけ で 全然 術 が もた ねえ なんて …。

おいおい 増やす どころ じゃ ねえ 。

参 頭 狼 だって できる か どう か …。

は ぁ …。

やる んだ !

やる んだ やる んだ やる んだ !

《 チャクラ が 足り ねえ なら 増やして やる !

スタミナ と 体 術 で 基礎 体力 を 上げる んだ !》

う お ~ っ !!

ここ は …。

あっ !

ナルト 。

血 と 汗 と ➡

ナルト の ニオイ に 満ちて や がる 。

( ナルト ) おりゃ ~ っ !

( 赤 丸 ) ク ~ ン …。

お前 も ニオイ で わかる か ?

俺 も わかる ぜ 。

あいつ が どれ だけ すげ え 修業 を して きた か 。

ここ を 俺 たち だけ の ニオイ に して やる 。

ワンワン !

影 分身 の 術 ! ワン !

ガオ ~!

グッ ! キャンキャン !

もう 一 度 やる ぞ 赤 丸 。 ワンワン !

《 キバ : 諦め ねえ ぜ って え 諦め ねえ 》

《 負けて たまる か やつ なんか に 》

( キバ ) 参 頭 狼 !

ワン !

ああ 俺 の … 俺 たち の ニオイ だ ))

クソ … ナルト を 感じる 。

また やつ が 笑って る 。

諦める の か って 。

諦め ねえ さ 。

諦めて いい んだ よ ~!

お前 ら … どうして …。

へ っへ へ 追わ れる 者 が ➡

追う ほう に なった って いい じゃ な ~ い ?

クッ 。

《 まずい 。 完全に 不意 を つかれた 。

このまま で は …》

フレ ~! フレ ~! ブラミ !

オ ~! フレッ フレッ ムヤミ ! フレッ フレッ ブラミ !

《 や っぱ もう ダメ な の か 。

あっ … これ って 》

グッ … あっ 。

あれ ? 動か なく なっちゃ った 。

あっ 。

やった ~! や つら を 倒せ たよ 。

おい ら の おかげ だい !

違う ぞ ブラミ 俺 たち の チ ー ム 力 の 賜物 だ 。

どっち で も いい よ 。 早く 終わら せよう 。

行く ぞ 。 おい ら の おかげ だ ね 。

( ブラミ ) 塔 だ やった よ 。

あん ?

( カザミ ) お前たち どうして 。

まんまと 騙さ れ や がって よ 。 俺 たち が 死んだ と 思った か ?

どっこい こうして 生きて る ぜ 。

俺 は 体 内 の 蟲 を 使って 仮死 状態 と なり …。

( シノ ) キバ と ヒナタ は 蟲 分身 と 入れ替わった 。

引っかかっちゃ った !

だ と して も なぜ だ ?

なぜ 俺 たち を 追って こ れた ?

やつ ら の ニオイ に 気づか なかった の か ?

俺 たち の ニオイ は 漏れ なかった 。

なぜなら …。

( カザミ ) 蟲 で 気密 服 を 作った だ と !?

ヘヘッ どう だ ! クッ 。

でも さ でも さ お いらだって また ニオイ を 消した んだ よ ?

あいつ ら が 追って こ られる わけ ない んだ から 。

( キバ ) お前 の ニオイ なんか ➡

追って きちゃ い ねえ よ 。 え ?

俺 は こいつ の ニオイ を 追って きた んだ 。

ナルト って やつ が いる んだ が よ 。

知ら ない よ 誰 それ ?

そんな やつ が いる んだ よ !

だから よ ナルト の こと 思い出して よ …。

おかしい と は 思って た んだ が ➡

さっき わかった んだ よ 。

ニオイ って やつ は 記憶 を 呼び覚まし やすい って 言う だ ろ 。

(( ガオ ~!))

( キバ ) あの 練習 場 に あった 草 の 葉 が こす れて ➡

俺 の 肘 に こびりついた 。

その ニオイ が あの 訓練 を …。

思い出した くも ねえ ナルト の こと まで 思い出さ せ や がった んだ 。

フン どんな こと が あって も ぜ って え 諦める なって な 。

僕たち 関係 ないし 。

関係 あんだ よ !

肘 に ついた 染み を な ➡

さっき お 肉 ちゃん の ドテッ 腹 に つけ させて もらった 。

えっ ! 肉 の ニオイ は 消せて も ➡

草 の ニオイ に は 気 が 回ら なかった ようだ な 。

お前 の せい だ 。

いや チ ー ム 全体 の 責任 だ 。

ヘッ 追いついた からに は 返して …。

いや 奪い取って み せる ぜ !

天地 の 巻物 を な 。

口 寄せ の 術 … モグラン 丸 !

( モグラン 丸 ) モグ ~!

侵入 成功 。

牙 通 牙 !

う っ ブヨヨヨ … フン !

ブモ ~!

食い 破れ 寄 大 蟲 。

あ ~!

お ~! 八 卦空 掌 。

う お ~!

3 人 まとめて ぶ っ 倒して やる ぜ !

影 分身 の 術 !

犬塚 流 人 獣 混合 変化 。

参 頭 狼 !

( 咆哮 )

ブラミ ! だ 大丈夫 おい ら が …。

フ … フレ ~!

( キバ ) 尾 追い 。 フレ ~!

( キバ ) 牙 牙 転 牙 !

( ヒナタ ) キバ 君 !

( シノ ) ナルト に 救わ れた な なぜ なら …。

なぜなら やつ の 諦め ない ド 根性 を 思い出した から って か ?

冗談 じゃ ねえ ! やつ の 記憶 から …。

こいつ の ニオイ に たどり着き 利用 した の は 俺 だ 。

俺 の おかげ だ ぜ !

でも やっぱり ナルト 君 が 。

俺 の おかげ だっ つう の 。 ワン !

( キバ ) ハハッ 赤 丸 も 頑張った 。

( 赤 丸 ) ワオ ~ ン 。

テレビ を ご覧 の 皆さん お 元気です か 。

私 たち も 頑張って 張り切って まいり ます 。

どうぞ 最後 まで よろしく おつきあい ください 。

2 時間 スペシャル 。

オ ー プニング は この 曲 から まいり ましょう 。

北島 三郎 さん 『 北 の 漁場 』。

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( 足音 ) あしおと

( ブラミ ) ニオッ ちゃ った 。

( ムヤミ ) ようやく 自分 の 臭い ニオイ に 気づいた の か よ 。 ||じぶん||くさい|||きづいた|||

お いら のじゃ なくて 。

知って る っ しょ ? しって|||

臭い もの 系 扱う 者 は ➡ くさい||けい|あつかう|もの|

他の ニオイ に も 敏感 だって 。 たの||||びんかん|

( カザミ ) 何の ニオイ だ ? |なんの||

( ブラミ ) あの いちばん うるさい やつ 。

犬 臭い から すぐ わかる 。 いぬ|くさい|||

やつ ら あの 砂 から 出て きた と いう の か ? |||すな||でて|||||

( ブラミ ) 生きて たほう が おもしろくて いい じゃ ない 。 |いきて||||||

追いかけ っこ だ よ 鬼ごっこ だ よ 。 おいかけ||||おにごっこ||

僕 は 全然 おもしろく ない んだ けど …。 ぼく||ぜんぜん||||

( カザミ ) や つら が どう あがこう と ➡

俺 たち に 追いつく こと など できる はず も ない が 。 おれ|||おいつく|||||||

だったら この 手 で いく か 。 ||て|||

( ブラミ ) ヘヘヘヘ かわいそうな 木 ノ 葉 。 |||き||は

ブ ~ ラミ ~。

よし ブラミ に エ ー ル を 送ろう 。 |||||||おくろう

フレ ~ フレ ~ ブラミ !

オ ~ フレッ フレッ ブラミ !

フレッ フレッ ブラミ !

か ぁ ~!

うわ ぁ こ これ や な んだ よ 。

くっ 。

ヘヘヘ これ で おい ら たち の ニオイ は 中和 さ れた 。 |||||||||ちゅうわ||

無臭 だ 。 むしゅう|

( キバ ) ニオイ が 消えた 。 ( 赤 丸 ) ワンワン ! |||きえた|あか|まる|

お前 も そう か クソッ 。 おまえ||||

( ヒナタ ) どう しよう …。 ( シノ ) 絶望 する 理由 は ない 。 ||||ぜつぼう||りゆう||

なぜなら 嗅覚 が ダメ なら 視覚 が ある 。 |きゅうかく||||しかく||

でも 相手 は 白 眼 の 圏 外 に 。 |あいて||しろ|がん||けん|がい|

だったら 圏 内 に こちら から 行けば いい 。 |けん|うち||||いけば|

( キバ ) 頼む ぜ 蟲 たち ! |たのむ||むし|

あの 先 で や つら の 姿 を 見つけた らしい 。 |さき|||||すがた||みつけた|

見て ろ よ 俺 たち の 巻物 。 みて|||おれ|||まきもの

いや 天 と 地 の 両方 と も 奪い 返して やる から よ ! |てん||ち||りょうほう|||うばい|かえして|||

あれ だ 。

よっ しゃ ! 今度 は やつ ら が 砂 に まみれる 番 だ ぜ 。 ||こんど|||||すな|||ばん||

( ヒナタ ) 待って 。 |まって

( ヒナタ ) チャクラ が 見え ない 。 |||みえ|

な っ どういう こと だ !?

蜃気楼 …。 しんきろう

クッソ ~!

( キバ ) ニセモノ かよ 。

あっ 。

塔 か 。 とう|

( ヒナタ ) もう 一 度 シノ 君 の 蟲 たち で 。 ||ひと|たび||きみ||むし||

だが 本物 が 見つかる 確信 は ない 。 |ほんもの||みつかる|かくしん||

( シノ ) 蟲 たち の 連絡 を 待つ 間 に ➡ |むし|||れんらく||まつ|あいだ|

やつ ら が 塔 に たどり着いて しまう こと も あり うる 。 |||とう||たどりついて|||||

クッソ 。

《 なんで あいつ が 》

キバ 君 ? |きみ

( キバ ) 諦め ねえ …。 |あきらめ|

追う んだ よ や つら を 。 おう|||||

( シノ ) 手がかり も なく ただ 闇 雲 に 追おう と いう の か ? |てがかり||||やみ|くも||おおう||||

手がかり が ない わけじゃ ねえ ! てがかり||||

( キバ ) や つら が 塔 を 目指して いる の は 間違い ねえ し ➡ ||||とう||めざして||||まちがい||

あの 底なし の 砂場 の ある 地帯 は 避けて いく だろう 。 |そこなし||すなば|||ちたい||さけて||

広く った って 範囲 は 範囲 だ 。 ひろく|||はんい||はんい|

ヒナタ どう だ ?

せめて 方角 だけ でも 絞れ ねえ か ? |ほうがく|||しぼれ||

うん やって みる 。

( ヒナタ ) 白 眼 ! |しろ|がん

北東 の 辺り は 流 砂 が 多そう 。 ほくとう||あたり||りゅう|すな||たそう

北西 は もっと 絞れる 。 ほくせい|||しぼれる

( ヒナタ ) 北 北東 から なら 比較的 安全な ル ー ト だ と 思う 。 |きた|ほくとう|||ひかくてき|あんぜんな||||||おもう

塔 に 向かう の は 賛成 だ 。 やつ ら の 他 に も ➡ とう||むかう|||さんせい|||||た||

天地 の 巻物 を 持った 者 たち が いる 可能 性 は 大きい 。 てんち||まきもの||もった|もの||||かのう|せい||おおきい

あの 3 人 に こだわる 必要 は ない 。 |じん|||ひつよう||

ある っつ うんだ よ !

( キバ ) や つら は 俺 たち の 巻物 を 奪って いった んだ 。 ||||おれ|||まきもの||うばって||

俺 から ! ナルト だったら や つらから ぜ って え 取り返す だ ろ 。 おれ|||||||||とりかえす||

ナルト ? ( キバ ) あ … いや ➡

ナルト は どう で も いい 。 う うん ナルト 君 なら 諦め ない 。 |||||||||きみ||あきらめ|

どこまでも あの 人 たち を 追って …。 ||じん|||おって

いや だ から ナルト じゃ なくて 俺 ! ||||||おれ

俺 が 諦め ない んだ よ ! おれ||あきらめ|||

そう だ ナルト は 諦め ない 。 ||||あきらめ|

だから 俺 が ! |おれ|

( シノ ) いや 俺 たち が … だ 。 ||おれ|||

シノ …。

なぜなら 十 班 が 感知 能力 で 敗北 する こと は ➡ |じゅう|はん||かんち|のうりょく||はいぼく|||

絶対 あって は なら ない から だ 。 ぜったい||||||

シノ 君 。 |きみ

よっ しゃ ~! 俺 たち の 意地 見せて やろう じゃ ねえ かよ ! ||おれ|||いじ|みせて||||

( キバ ) ぜ って え や つら 逃がさ ねえ ! ||||||にがさ|

ん ?

( カザミ ) どうやら 逃げ 切れる ぞ 。 ||にげ|きれる|

ブブ ~!

あ ? どうした ?

しつこい ! あいつ ら 追って きて る 。 |||おって||

ニオイ は 消した んじゃ ない の か ? ||けした||||

そう だ よ たぶん だ けど あいつ ら ➡

勘 で 追って きて る みたい 。 かん||おって|||

じゃあ こっち が 別 ル ー ト に 迂回 して いけば いい じゃ ない か 。 |||べつ|||||うかい||||||

いや あいつ ら ナメ ちゃ ダメ だ 。

確かに この しつこ さ は ただ事 で は ない 。 たしかに|||||ただごと|||

やつ ら 追跡 の スキル に 相当 の 自信 を 持って いる の かも しれ ん 。 ||ついせき||||そうとう||じしん||もって|||||

じゃあ どう す ん の ?

おい ら が いる から 安心 さ 。 |||||あんしん|

フレ ~! フレ ~! ブラミ !

せ や ~!

( 赤 丸 ) ワンワン ! あか|まる|

( キバ ) お前 も か ? 赤 丸 。 ( ヒナタ ) どうした の ? キバ 君 。 |おまえ|||あか|まる|||||きみ

( キバ ) あの 脂身 野郎 の ニオイ が 復活 した ! ||あぶらみ|やろう||||ふっかつ|

こっち だ !

《 ヘッ 隠そう と したって て め え の ニオイ は ➡ |かくそう||||||||

隠せる もん じゃ ねえ んだ よ ! かくせる|||||

今 行く から よ 待って …》 いま|いく|||まって

キバ 君 ? |きみ

やはり 罠 か 。 |わな|

どこ も かしこ も やつ の ニオイ だらけ だ 。

おら ~!

どれ が やつ の 本当の ニオイ だ ? ||||ほんとうの||

あいつ の ニオイ …。

やつ ら の ほう が 上手だった か 。 |||||じょうずだった|

( キバ ) クッソ …。

( 赤 丸 ) ク ~ ン …。 あか|まる||

クッソ …。

《 なんで 笑って い られた んだ ? |わらって|||

なんで 立ち 上がれた んだ ? |たち|あがれた|

あの とき 何 が そう さ せた んだ ?》 ||なん|||||

(( キバ : ナルト の やつ やっと 追いついた と 思ったら ➡ |||||おいついた||おもったら

自 来 也様 と 修業 の 旅 かよ 。 じ|らい|やさま||しゅぎょう||たび|

クッソ … 俺 だって 。 |おれ|

いい か 赤 丸 ! ||あか|まる

俺 たち は 双 頭 狼 の 先 を 行く 。 おれ|||そう|あたま|おおかみ||さき||いく

す ん げ え いっぱい 頭 を 増やす んだ よ ! |||||あたま||ふやす||

名づけて 多 頭 狼 ! なづけて|おお|あたま|おおかみ

ク ~ ン 。

その ため に は ➡

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

ワンワン ! ワンワン !

な … なんだ 全然 チャクラ が …。 ||ぜんぜん||

足り ねえ 。 たり|

ワンワン !

わかった っつ の 。 そりゃ そう だ よ な 。

影 分身 は 多ければ 多い ほど ➡ かげ|ぶんしん||おおければ|おおい|

チャクラ が 分散 さ れて 減 っち まう んだ もん な 。 ||ぶんさん|||げん|||||

《 ナルト の やつ どん だけ の チャクラ を …》

クッソ … しよう が ねえ まずは 1 体 から 始めて ➡ |||||からだ||はじめて

おいおい 増やして いく か ! ワン ! |ふやして|||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

いく ぞ 赤 丸 ! お前 入れて 3 体 だ から ➡ ||あか|まる|おまえ|いれて|からだ||

参 頭 狼 だ ! さん|あたま|おおかみ|

犬塚 流 人 獣 混合 変化 ! いぬずか|りゅう|じん|けだもの|こんごう|へんか

参 頭 狼 ! さん|あたま|おおかみ

チャクラ が 半分 に なる だけ で 全然 術 が もた ねえ なんて …。 ||はんぶん|||||ぜんぜん|じゅつ||||

おいおい 増やす どころ じゃ ねえ 。 |ふやす|||

参 頭 狼 だって できる か どう か …。 さん|あたま|おおかみ|||||

は ぁ …。

やる んだ !

やる んだ やる んだ やる んだ !

《 チャクラ が 足り ねえ なら 増やして やる ! ||たり|||ふやして|

スタミナ と 体 術 で 基礎 体力 を 上げる んだ !》 ||からだ|じゅつ||きそ|たいりょく||あげる|

う お ~ っ !!

ここ は …。

あっ !

ナルト 。

血 と 汗 と ➡ ち||あせ|

ナルト の ニオイ に 満ちて や がる 。 ||||みちて||

( ナルト ) おりゃ ~ っ !

( 赤 丸 ) ク ~ ン …。 あか|まる||

お前 も ニオイ で わかる か ? おまえ|||||

俺 も わかる ぜ 。 おれ|||

あいつ が どれ だけ すげ え 修業 を して きた か 。 ||||||しゅぎょう||||

ここ を 俺 たち だけ の ニオイ に して やる 。 ||おれ|||||||

ワンワン !

影 分身 の 術 ! ワン ! かげ|ぶんしん||じゅつ|

ガオ ~!

グッ ! キャンキャン !

もう 一 度 やる ぞ 赤 丸 。 ワンワン ! |ひと|たび|||あか|まる|

《 キバ : 諦め ねえ ぜ って え 諦め ねえ 》 |あきらめ|||||あきらめ|

《 負けて たまる か やつ なんか に 》 まけて|||||

( キバ ) 参 頭 狼 ! |さん|あたま|おおかみ

ワン !

ああ 俺 の … 俺 たち の ニオイ だ )) |おれ||おれ||||

クソ … ナルト を 感じる 。 |||かんじる

また やつ が 笑って る 。 |||わらって|

諦める の か って 。 あきらめる|||

諦め ねえ さ 。 あきらめ||

諦めて いい んだ よ ~! あきらめて|||

お前 ら … どうして …。 おまえ||

へ っへ へ 追わ れる 者 が ➡ |||おわ||もの|

追う ほう に なった って いい じゃ な ~ い ? おう||||||||

クッ 。

《 まずい 。 完全に 不意 を つかれた 。 |かんぜんに|ふい||

このまま で は …》

フレ ~! フレ ~! ブラミ !

オ ~! フレッ フレッ ムヤミ ! フレッ フレッ ブラミ !

《 や っぱ もう ダメ な の か 。

あっ … これ って 》

グッ … あっ 。

あれ ? 動か なく なっちゃ った 。 |うごか|||

あっ 。

やった ~! や つら を 倒せ たよ 。 ||||たおせ|

おい ら の おかげ だい !

違う ぞ ブラミ 俺 たち の チ ー ム 力 の 賜物 だ 。 ちがう|||おれ||||||ちから||たまもの|

どっち で も いい よ 。 早く 終わら せよう 。 |||||はやく|おわら|

行く ぞ 。 おい ら の おかげ だ ね 。 いく|||||||

( ブラミ ) 塔 だ やった よ 。 |とう|||

あん ?

( カザミ ) お前たち どうして 。 |おまえたち|

まんまと 騙さ れ や がって よ 。 俺 たち が 死んだ と 思った か ? |だまさ|||||おれ|||しんだ||おもった|

どっこい こうして 生きて る ぜ 。 ||いきて||

俺 は 体 内 の 蟲 を 使って 仮死 状態 と なり …。 おれ||からだ|うち||むし||つかって|かし|じょうたい||

( シノ ) キバ と ヒナタ は 蟲 分身 と 入れ替わった 。 |||||むし|ぶんしん||いれかわった

引っかかっちゃ った ! ひっかかっちゃ|

だ と して も なぜ だ ?

なぜ 俺 たち を 追って こ れた ? |おれ|||おって||

やつ ら の ニオイ に 気づか なかった の か ? |||||きづか|||

俺 たち の ニオイ は 漏れ なかった 。 おれ|||||もれ|

なぜなら …。

( カザミ ) 蟲 で 気密 服 を 作った だ と !? |むし||きみつ|ふく||つくった||

ヘヘッ どう だ ! クッ 。

でも さ でも さ お いらだって また ニオイ を 消した んだ よ ? |||||||||けした||

あいつ ら が 追って こ られる わけ ない んだ から 。 |||おって||||||

( キバ ) お前 の ニオイ なんか ➡ |おまえ|||

追って きちゃ い ねえ よ 。 え ? おって|||||

俺 は こいつ の ニオイ を 追って きた んだ 。 おれ||||||おって||

ナルト って やつ が いる んだ が よ 。

知ら ない よ 誰 それ ? しら|||だれ|

そんな やつ が いる んだ よ !

だから よ ナルト の こと 思い出して よ …。 |||||おもいだして|

おかしい と は 思って た んだ が ➡ |||おもって|||

さっき わかった んだ よ 。

ニオイ って やつ は 記憶 を 呼び覚まし やすい って 言う だ ろ 。 ||||きおく||よびさまし|||いう||

(( ガオ ~!))

( キバ ) あの 練習 場 に あった 草 の 葉 が こす れて ➡ ||れんしゅう|じょう|||くさ||は|||

俺 の 肘 に こびりついた 。 おれ||ひじ||

その ニオイ が あの 訓練 を …。 ||||くんれん|

思い出した くも ねえ ナルト の こと まで 思い出さ せ や がった んだ 。 おもいだした|||||||おもいださ||||

フン どんな こと が あって も ぜ って え 諦める なって な 。 |||||||||あきらめる||

僕たち 関係 ないし 。 ぼくたち|かんけい|

関係 あんだ よ ! かんけい||

肘 に ついた 染み を な ➡ ひじ|||しみ||

さっき お 肉 ちゃん の ドテッ 腹 に つけ させて もらった 。 ||にく||||はら|||さ せて|

えっ ! 肉 の ニオイ は 消せて も ➡ |にく||||けせて|

草 の ニオイ に は 気 が 回ら なかった ようだ な 。 くさ|||||き||まわら|||

お前 の せい だ 。 おまえ|||

いや チ ー ム 全体 の 責任 だ 。 ||||ぜんたい||せきにん|

ヘッ 追いついた からに は 返して …。 |おいついた|||かえして

いや 奪い取って み せる ぜ ! |うばいとって|||

天地 の 巻物 を な 。 てんち||まきもの||

口 寄せ の 術 … モグラン 丸 ! くち|よせ||じゅつ||まる

( モグラン 丸 ) モグ ~! |まる|

侵入 成功 。 しんにゅう|せいこう

牙 通 牙 ! きば|つう|きば

う っ ブヨヨヨ … フン !

ブモ ~!

食い 破れ 寄 大 蟲 。 くい|やぶれ|よ|だい|むし

あ ~!

お ~! 八 卦空 掌 。 |やっ|けそら|てのひら

う お ~!

3 人 まとめて ぶ っ 倒して やる ぜ ! じん||||たおして||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

犬塚 流 人 獣 混合 変化 。 いぬずか|りゅう|じん|けだもの|こんごう|へんか

参 頭 狼 ! さん|あたま|おおかみ

( 咆哮 ) ほうこう

ブラミ ! だ 大丈夫 おい ら が …。 ||だいじょうぶ|||

フ … フレ ~!

( キバ ) 尾 追い 。 フレ ~! |お|おい|

( キバ ) 牙 牙 転 牙 ! |きば|きば|てん|きば

( ヒナタ ) キバ 君 ! ||きみ

( シノ ) ナルト に 救わ れた な なぜ なら …。 |||すくわ||||

なぜなら やつ の 諦め ない ド 根性 を 思い出した から って か ? |||あきらめ|||こんじょう||おもいだした|||

冗談 じゃ ねえ ! やつ の 記憶 から …。 じょうだん|||||きおく|

こいつ の ニオイ に たどり着き 利用 した の は 俺 だ 。 ||||たどりつき|りよう||||おれ|

俺 の おかげ だ ぜ ! おれ||||

でも やっぱり ナルト 君 が 。 |||きみ|

俺 の おかげ だっ つう の 。 ワン ! おれ||||||

( キバ ) ハハッ 赤 丸 も 頑張った 。 ||あか|まる||がんばった

( 赤 丸 ) ワオ ~ ン 。 あか|まる||

テレビ を ご覧 の 皆さん お 元気です か 。 ||ごらん||みなさん||げんきです|

私 たち も 頑張って 張り切って まいり ます 。 わたくし|||がんばって|はりきって||

どうぞ 最後 まで よろしく おつきあい ください 。 |さいご||||

2 時間 スペシャル 。 じかん|

オ ー プニング は この 曲 から まいり ましょう 。 |||||きょく|||

北島 三郎 さん 『 北 の 漁場 』。 きたしま|さぶろう||きた||ぎょじょう