NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 2 - 046 - 未完 の 頁
( ヤマト ) サクラ を 傷つけた の は …➡
キミ だ よ … ナルト 。
( サクラ ) ハァ ハァ ハァ …。
♪♪~
(( 自 来 也 : ナルト …。
ハァ ハァ ハァ …。
お前 …➡
何も … 覚えて ない の か ?))
♪♪~
( ナルト ) じゃあ … あの 橋 も …➡
あの えぐ れた 地面 も …。
そう … キミ が やった …。
サクラ ちゃん の … ケガ も …?
そう だ …。
♪♪~
( ヤマト ) サクラ は キミ を 傷つけ まい と ➡
キミ に ウソ を ついた 。
サクラ に ケガ を さ せた 件 に ついて は ➡
ボク に も 責任 が ある 。
こういう とき の ため に ボク が ➡
カカシ 班 に 配属 さ れ たって のに ね …。
キミ の あの 九 尾 の 力 …➡
ボク は 人 柱 力 の 力 を 抑える こと が できる ➡
特別な 力 を もって る 。
( ヤマト ) だ から キミ は あまり 心配 し なくて も いい 。
少なくとも … ボク が キミ の そば に いる 間 だけ は …。
つまり 今 は … わざわざ キミ に ➡
本当の こと を 言わ なくて も よかった …。
♪♪~
けど なぜ 話した か …。
確かに … あの 力 を 使えば ➡
サスケ を 助ける 近道 に なる かも しれ ない 。
だが あの 九 尾 に 頼った 強 さ は ➡
本当の キミ の 力 じゃ ない 。
これ から も この 九 尾 の 力 に 頼れば ➡
自分 自身 を 苦しめる こと に なる し ➡
仲間 を 傷つけて しまう 力 に も なり える 。
今回 の ように ね …。
( ヤマト ) キミ も 薄 々 … 気づいて いた はず 。
でも 力 の 解放 を 止めよう と し なかった の は ➡
焦って いた から だろう ?
今 から キミ の 九 尾 の 力 は ボク が 完全に 抑える 。
だが それ で キミ が 弱く なった と 思ったら ➡
大 間違い だ よ 。
そんな 力 に 頼ら なくて も キミ は 十分 強い はずな んだ よ 。
キミ は 勘違い して ない か ?
キミ の 強 さ の 源 は 九 尾 の チャクラ で は なく ➡
恐るべき 九 尾 の チャクラ に 耐え うる ➡
その キミ 自身 の チャクラ の 力 だ 。
サスケ を 助け たい なら …➡
キミ 自身 の 力 で 助け出せ 。
( ヤマト ) サスケ の 姿 を 見 たい なら ➡
九 尾 の 目 で は なく 自分 の 目 で …。
( ヤマト ) そして サクラ を 守り たい なら …➡
九 尾 の 力 で は なく 自分 の 力 で !
♪♪~
うん !
( 大 蛇 丸 ) カブト …。
そういう の は 帰って から に し なさい 。
いえ ね … なるべく すぐに おとして おか ない と ➡
切れ味 が あっという間 に おちて しまう んです よ 。
( 大 蛇 丸 ) フン …。
《 大丈夫 … 痛み は 減って きた 》
《 隊長 と ナルト … まだ かしら ? そうだ …》
《 そう いえば さっき の …》
《 ない …》
《 あった …》
♪♪~
(( サイ : 先 に 行って て ください 。 ボク も 片 したら すぐに 行き ます 。
手伝う わ 。
( サクラ ) これ 印刷 じゃ ない わ ね ?
これ も あなた が 描いた の ? ( サイ ) あぁ 。
へ ぇ ~ 絵本 か ぁ 。
それ 行く 途中 に 見せて もらって も いい ?
それ は ダメ だ よ 。 これ まだ 完成 して ない から 。
それ に 人 に は 渡さ ない こと に して る んだ 。
( サイ ) これ は 兄さん のだ から ね ))
♪♪~
《… やはり ない 》
(( その 話 何 を 根拠 に 信じれば いい の ?))
《 あの とき か …》
どうかした の ? サイ と やら …。
いえ … なんでも …。
… そう 。
( カブト ) それ より 大 蛇 丸 様 …。 ん ?
( カブト ) 帰ったら 無傷 の 男 の 死体 を 早急に 一 つ いただけ ます か ?
まだ ストック は 持って る でしょ ? ええ …。
ただ 15~16 歳 の 男 の ストック は ➡
さっき の で 無くなり ました から …。
巻物 の 中 は 常に 年齢 順に きちんと 保存 して おか ない と ➡
落ち着か なくて …。
カブト … あなた A 型 だった かしら ?
いえ … AB 型 です けど 。
そう … 意外 ね 。 ( カブト ) そう で も ない で すよ 。
( カブト ) で は そろそろ 行き ましょう か 。
アジト まで もう 少し です から ね 。 フン …。
( ヤマト ) まずは この 図 を 見てくれ 。
これ は 敵 を 追い込む ため の 陣形 の 一 つ を 図 に した もの だ 。
実際 の 任務 に おいて は 敵 の 数 味方 の 人員 に よって ➡
いろんな ケ ー ス が 生まれて くる んだ が ➡
まずは …。
何 な の ?
この 本 …。
それ から この 場合 だ けど …。
おい ちゃん と 聞いて …。 ( サクラ ) ちょっと 2 人 と も 来て みて 。
( サクラ ) 早く !
どうかした の か ? サクラ ちゃん 。
これ を 見て 。
それ って ば サイ の …。
( ヤマト ) さっき 拾った サイ が 描いた って いう 絵本 だ ね 。
どんな 内容 なんだい ?
それ が わかれば サイ の こと が 少し は わかる かも しれ ない 。
え ぇ … そう 思って 私 も 読んで みた んだ けど …。
どんな スト ー リ ー なん だって ば よ ?
それ が … よく わから なくて …。
なんで ? どういう こと だ ?
( サクラ ) セリフ や 文字 は 一 切なし …。
ホント だ …。
なんか … 本 の 表紙 と 裏表 紙 に 描か れて る ➡
2 人 の 少年 の 物語 みたい …。
で 本 の 両 扉 から 真ん中 の ペ ー ジ に 向かって ➡
2 人 の 少年 の 物語 が スタ ー ト する 構成 に なって る 。
この 黒 髪 の 少年 の ほう から 見て いく と ➡
次の ペ ー ジ は …。
常に 右 ペ ー ジ は 同じ 少年 で ➡
左 ペ ー ジ は ペ ー ジ ごと に 違う 人 が 描か れて る 。
ほら ね 。
あれ … これ 戻して みて 。
やっぱり … この 子供 の ほう 。
次の ペ ー ジ に なる と 少し 格好 が 変わって る 。
( サクラ ) ホント だ …。
でも って ほら … 前 の ペ ー ジ の 左 に 描か れて る ヤツ の 武器 と ➡
同じ の を 持って る 。
どうやら 少年 が 敵 を 倒して いく お 話 みたいだ ね 。
これ … 戦ったら 敵 の 武器 や 鎧 を ➡
奪い取って いって る んだ …。
やっぱり … 次 も その 次 も !
そう いえば …。
やっぱり … 配置 は 逆だ けど ➡
この 白い 髪 の 少年 も 同じ ように なって る 。
敵 と 戦って 少年 たち が 成長 して いく お 話 か …。
ちょっと 待つ って ば よ 。
両方 から 敵 を 倒して くって こと は ➡
最後 は … どう なる んだ ?
問題 は … そこ な の よ 。
見て 。
なん だって ば よ … この 絵 。
♪♪~
変な 絵 …。 この 絵本 ➡
真ん中 の 見開き の ペ ー ジ だけ 描き かけ な の 。
♪♪~
これ … なんか 気味 悪い って ば よ 。
完成 して ない と は 言って た けど ➡
なぜ 顔 を 描いて ない んだろう ?
なぁ なんか さ … 黒 髪 の ヤツ の ほう ➡
サイ に 似て ねえ か ?
( サクラ ) そう ね …。 ( ヤマト ) 自分 を 描いて いた の か 。
( サクラ ) じゃあ この 白い 髪 の 少年 は 誰 な んだろう ?
(( これ … まだ 完成 して ない から 。
それ に 人 に は 渡さ ない こと に して る んだ 。
これ は 兄さん のだ から ね ))
もし かして サイ の お 兄さん ?
えっ ?
(( あなた も 兄弟 が いる なら ➡
その 兄弟 が い なく なった とき の こと ➡
少し は 想像 できる でしょ !
ん ? あぁ … うん ま ぁね 。
兄さん もう 死んで る し …))
じゃあ これ …。
中央 の 見開き って サイ と お 兄さん が ?
( 爆発 音 )
♪♪~
いく わ よ 。 はい 。
♪♪~
《 あそこ か …》
サイ の 兄ちゃん … まさか !?
《 もしや …》
( 通信 機 の 音 )
どうやら 分身 の ボク が アジト を 突き止めた ようだ 。
そろそろ いこう !
♪♪~
《 あれ は …》
♪♪~
( サスケ ) 遅かった な …。
今回 から 2 回 に わたって ➡
サスケ 君 の こと を 振り返る わ 。
( サクラ ) サスケ 君 は アカデミ ー を 首席 で 卒業 した ク ー ル な 天才 !
彼 の 野望 は 一族 を 滅ぼした 兄 イタチ に 復讐 する こと 。
そんな サスケ 君 に いちいち からんで いった の が ➡
万 年 おちこぼれ の ナルト だった 。
(( この う すら と ん かち ! なんだ ? お前 !
せっかく 助け に きて やった のに ))
( サクラ ) はじめ は サスケ 君 に 全然 敵 わ なかった ナルト だ けど …。
(( ケガ は ねえ かよ ビビリ 君 ))
( サクラ ) 持ち前 の 根性 と 意外 性 で めきめき 強く なって いった っけ 。
(( ケガ は ねえ かよ … ビビリ 君 ))
( サクラ ) そして ついに …。
(( オレ は お前 と も 戦い たい ))
この とき 2 人 は 本当の ライバル に なった の ね !
それでは 続き は 次回 の 短冊 帖 で !