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劇場版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY (2006.12.16), 劇場版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY (2006.12.16) (1)

劇場 版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY (2006.12.16) (1)

どう なって る ?

依然 空間 の 拡張 は 続けて い ます

すでに 隠密 機動 が 調査 に 向かい ました

そろそろ 突入 する 時間 です

捕 捉 し ました

あと 10 秒 で 断 界 を 通過

新生 空間 に 突入 し ます

回線 を 繋ぎ ます

わ ぁ なんだ

出口 が …

異常 事態 発生

調査 対象 の 空間 進入 に 失敗 した

至急 救援 を 要請 する

繰り返す

異常 事態 発生

こちら 通信 技術 研究 所

調査 対象 の 空間 進入 に 失敗 した

救援 要請 受信 し ました

通信 技術 研究 所 より

穿 界 門 の 緊急 開放 依頼

隠密 機動 数 名 が 新生 空間 突入 に 失敗 …

中央 四十六 室 へ 緊急 報告

早く しろ

おい 聞こえて る か

どうして 空間 に 侵入 でき ない

応答 しろ

出る ぞ

おう

おい

逃がす か

一 護

どうやら 今 の 虚 は この 子 を 狙った ようだ

大丈夫だ

怖い の は 目つき だけ だ

うる せ ぇ

そんじゃ 行く ぜ

案ずる な

尸 魂 界 は 怖い ところ で は ない

魂 の ふるさと だ

でも …

このまま ここ に いる と

また あんな 化け物 に 襲わ れ ち まう ぞ

うん

もう 終わり です か ?

あぁ ご 苦労

一 護

うん ?

やたらに 代行 章 を 使う な

なんで だ よ

い … たい

なに しや が …

お前 に は こいつ が おる だろう

貴 様 が あちこち に 体 を 脱ぎ捨てて いく お陰 で

私 は 後始末 が 大変な のだ

なんで

たとえば こう だ

そこ に 通行人 が 来る

もし どう か なさ い ました か ?

この お方 は 息 を して い ませ ん わ

救急 車 を …

いえ 死んで いる のだったら 霊柩車 を 呼ば ない と …

… と いう わけだ

霊柩車 は 呼ば ねぇ だろう

突っ込む な

とにかく 騒ぎ に なって いたり する とき は 大 仕事 だ

急げ 心肺 停止 して る ぞ

なって おる な

オレ の 体

君 どうも 大丈夫 か

まだ 横 に なって いて

だから 大丈夫

おい 押えろ 錯乱 して る

やめろ って

まったく

ひで ぇ 目 に あった

それ は こっち の セリフ だ

記憶 置換 で みな の 記憶 を 差し替えた から よい もの の

コン

はい は ~ い

あ あれ ?

なんだ よ

姉さん どうして

貴 様 が 持って おら ねば 意味 が なかろう

なんで こんな やつ

姉さん 絶対 …

うる せ ぇ

この 野郎

なに

いや 止めて 汚れる

うる せ ぇ

そこ に 犬 の ウンチ が …

付 いち まえ

どういう こと だ これ は …

どうした

また 虚 か

すき あり

口 に 入った じゃ ない か

一 護

わ ぁ い い ん がちょう

お しり ぺん ぺん

許さ ねぇ

やめて やめて

おい

ちょっと 待て

今 こいつ を …

駅 の 方 だ

おい

なんだ よ この 霊 圧

分から ぬ

このような 霊 圧 は 初めて だ

なんだ こりゃ

白い オバケ ?

他の 者 に は 見えて おら ん

魂 魄 であろう

だけど 胸 に 鎖 が ねぇ

一体 …

仕方ない

また かよ

そい つ を 使え

ば っち ぃ (?)

コン その辺 に 隠れて ろ

おい ちょっと 置いて く な

なんだ て め ぇら

こちら 十三 番 隊 朽木 ルキア

現世 座 軸 3888

ルキア

一 護 とりあえず 魂 葬 して 見ろ

魂 葬 ?

状況 報告

霊 力 を 伴う 識別 不明 の 霊 体 多数 出現

しかた ねぇ

やって やる か

ダメだ ルキア こいつ は

ちょっと 待って

尸 魂 界 と の 連絡 が …

なんだ

やめろ

ルキア

やめろ って

なんだ て め ぇら

どけ

どう する ?

なんだ

死 神 ?

貴 様 何 を して いる ?

おい

いた っ

あぁ い たい

こら うら

なんだ ?

斬 魄刀 を 開放 する ぞ

なに

夕闇 に 誘え

一 護

やめろ

て め ぇ 何 やって や がる んだ

虚 じゃ ない んだ ぞ こい つら は

う っせ ぇな バーカ

バ …

こら て め ぇ 人 の 顔 を …

夕闇 に 誘え

弥勒 丸

なんだ

今度 は な んだ よ

さっき の やつ は ?

お 待た せ

すごい 風 だった ね

どう なって おる のだ

消えた ぜ

よ ぉし やった

いい 感じ

なんだ あんた か

おまえ …

い いつのまに 義 骸 に 入った

さ ぁ

おまえ なにも んだ

死 神 でしょう ?

そんな こと は 分かって る よ

人 の こと を 聞く とき は まず 自分 から じゃ ない ?

黒崎 一 護 だ

あら わりと 素直 ね

私 は 茜 雫 じゃ

じゃ じゃ ねぇ よ

なんで あんな こと した んだ

そんな の 当然でしょ

今 の やつ ら の こと 何 か 知って おる の か ?

あぁ

おい どうした

や っぱ これ ダメだ

なんだ よ

黄色 似合わ ない んだ よ ね

んな こと どうでも いい

来い

一 護 だ っけ

あれ

駅前 ロータリー にて 意識 不明 の けが人 を 保護

至急 救急 車 を 頼む

コン

また かよ

ほら 早く 行か ない と

そう は 行く か

一緒に 来い

ちょ ちょっと

話 を 聞く だけ だ

ばか 者 か

もう お 終い か

アホ 抜かせ

いい の か 射場 さん

副 隊長 が 昼間 から 酒 飲んで

な に 言う とる

これ くらい 水 と 変わら ん わ い

お ぉ もう ない なった ぞ

なに ?

また かよ

飲みすぎ だっ つって んだろう この グラサンオヤジ

うるさい この ハゲ が

なんだ と

もう 一 本 いく か

負けたら 酒 を 取って くる

いい な

また 上 から かよ

早い もん 勝ち じゃ

ま ぁ いい や

行く …

どない した ?

なんだ よ あれ

あぁ 観覧 車 だ よ ほら

こんな の ある んだ ここ

へ ぇ

あっ なんの 話 だ っけ ?

だから 所属 だ

そんな の いちいち 覚えて ない って

何 番 隊 だ っけ なぁ

よい か

斬 魄刀 を 持ち それ を 使いこなして いる 以上

お前 は 死 神 である こと は 間違い ない

死 神 ならば どこ か の 隊 に 属して おる はずだ

覚えて い ない はずな かろう

はい 質問

お 姉さん は 何で ここ に いる の ?

それ は だ な

おい こら

忘れた もん は 忘れた よ

どうでも いい じゃ ない

じゃあ いつ ら が な んな の か 知って ん の か ?

それ も 知ら な ~ い

かわいい

触って も いい です か ?

どうぞ

でも ああした 方 が いい って 思った の

直感

そういう の ある でしょ ?

なんだ ありゃ

一 護

私 は 尸 魂 界 に 行って くる

連絡 が 取れ ぬ のだ

先ほど の 現象 も 気 に かかる し

貴 様 は あの 娘 から 目 を 離す な

おい て め ぇ オレ に 押し付け おって

姉さん 待った

頼んだ ぞ

なに マジ に なって んだ あいつ

あぁ 一 護

バカ こんな ところ で 叫ぶ な

い ない ぞ

くそ っ

おい

もう しつこい

おい

待て って

おい

さっき 質問 に 答えたら あたし の 言う こと を 聞く って 言った よ ね

言って ねぇ だろう

鬼ごっこ しよ

おい 言って ねぇ って

待て

った く

こら 出て 来い

どこ 行った ?

おい な に 遊んで んだ

乱 菊 さん 冬 獅郎

久しぶり

冬 獅郎 じゃ ねぇ 日 番 谷 隊長 だ

こんな ところ で な に やって んだ

待って よ

話 が ある

いや ちょっと 今 …

いい から 来い

お おい

ちょっと …

くそ

また 戻って くる から な

待って ろ

あの お 兄ちゃん 一 人 で しゃべって る よ

そう です か

朽木 さん は 尸 魂 界 に

入れ違い でした ね

じゃ どこ から 話し ましょう か

本日 零 時 五十 分 瀞霊 廷 上空 に 突如 現世 の 街 が 浮かび上がり

同 時刻 通信 研究 所 が 現世 の 霊 波 流入 を 捕 捉

また その 一 分 後 に 双方 の 通信 が 不能に なった

なんの こと だ ?

そんな こと も …

ま ぁま ぁ

では わかり やすく 説明 し ましょう

まず この 世界 に は

我々 が 今 いる 現世 と 尸 魂 界 と が あり

その 間 に は 互いに 接触 し ない よう

断 界 と 呼ば れる 亜空 間 が 存在 して いる んです

黒崎 さん も 走った こと ある でしょう

ところが 三 日 ほど 前

現世 と 尸 魂 界 の 間 の 断 界 に

新しい 空間 が 出現 し

みるみる 広がり 二 つ の 世界 に 密着 して しまった

で 今回 その 密着 面 が レンズ の ような 効果 を して

別 世界 に ある はずの 現世 の 街 が

尸 魂 界 から 見えて いる ような んです

ま ぁ 蜃気楼 の ような もの です か

隠密 機動 は 調査 の ため 発生 した 空間 へ 侵入 を 試みた が 失敗

残る 手段 は 現世 に 流入 した 霊 波 を 調べる しか ねぇ

それ で オレ が 指揮 を 執る こと に なった んだ

なんで お前 な んだ

他の 隊長 は 渋った んです

そんな こと は どう で も いい

それ なら 多分 あいつ ら だ

なに か 見た の か ?

あぁ 白 と 赤 の とんがり 帽子 を …

うじゃうじゃ と な

欠 魂 です ね

やはり 叫 谷 か

それでは 説明 その 2 いい です か

知って の とおり 魂 魄 は 現世 と 尸 魂 界 を 輪廻 して い ます

しかし 中 に は 断 界 の 通過 中 に 事故 に 遭う など

この 輪廻 から 外れて しまう 魂 も ある のです

そういう 魂 魄 は 断 界 を 彷徨い 続け

長い 年月 の うち に 徐々に 集まり

その 集 合体 が 空間 を 発生 さ せる

それ が 叫 谷 です

そして 叫 谷 で 魂 魄 は 記憶 と エネルギー に 分離 さ れ

輪廻 の 輪 に 戻る 準備 を する のです

ついてきて ます か ?

来 てるよ

黒崎 さん

あなた が 見た の は 魂 魄 から 記憶 が 抜け落ちた 魂

欠 魂 です

記憶 の 方 は どう なる んだ ?

記憶 は ひと つ に 集まり その 思 念 は 現世 に 戻る と 言わ れて い ます

それゆえ 思 念 珠

それ が その 集合 体 の 呼び名 です

ま ぁ 叫 谷 の 出現 は 自然 現象 で

これ まで に も 何度 か 確認 さ れて ます が

問題 な の は

今回 この 叫 谷 が 現世 と 尸 魂 界 を 繋いで いる と いう こと です ね

そんなに おかしな こと な の か ?

二 つ の 星 を 繋ぐ トンネル が 自然に 出来る こと は ねぇ だろう

それ と 同じだ

誰 か が わざと やって いる 以外 に ねぇ

あぁ そう いえば

なんだ よ

白い 化け物 の 中 に 変な 甲 冑 つけた や つら が いた

俺 見た ぜ

甲 冑 ?

もう 少し 具体 的に 覚えて い ます ?

もちろん 覚えて る ぜい

あ … 確か … えっ と …

いや 覚えて いる んだ ぜい

だから え …

分析 さ せて いただき ます

よろしく

とにかく これ を 意図 的に して いる の と すれば

それ は 悪意 です

目的 は ?

さ ぁ わかり ませ ん

ただ これ は 感 な んです が

やつ ら 現世 に 戻った 思 念 珠 を 捜して いる んじゃ ないで す かね

そんな 気 が する んです

われわれ は 敵 の 素性 を 調べて み ます

黒崎 さん は 街 を 見張って ください

やつ ら また 必ず 現れる はずです

そして 出来れば 思 念 珠 を …

って 言わ れて も なぁ

あの 女 も 捜さ ねぇ と いけ …

わり ぃ

どうした もんか な

あれ ? 本当に 戻って きた の ?

こっち こっち

あたり め ぇ だろう

まだ 聞き たい こと が …

じゃ 一 護 が 鬼 から 続き ね

おい 人 の 話 …

野郎

用意 スタート

10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

飲んだ

成功

ちょっと 早 すぎる やろう

そんな こと ないで す 大丈夫

お ぉ ~ はい

あそこ だ よ 上 上

茜 雫

おい

な に やって ん の ?

パフォーマンス か ?

気持ち いい

どこ 行った の ?

消えた ぞ

あっ 後ろ だ

どう ? みんな

ほら 一緒に

また …

ちょっと ずるい

僕たち より 目立って る

いただき ま ~ す

最初 から 言って よ

おごって くれる なら なんでも 答えちゃ うって

お前 お 金 持って なかった の か

で どう な んだ ?

どう って ?

今 説明 した だろう

欠 魂 と 思 念 珠 って やつ に ついて 何 か 知って る こと は ねぇ の か

知ら ない

初めて 聞いた

つまり 何者 か が あの とんがり 帽子 を 使って

思 念 … なんだ っけ ?

思 念 珠

それ を 探して る って 言う んでしょう ?

ま ぁ

何者 って 誰 ?

今 それ も 調べて る

なんの ため に ?

わから ねぇ

思 念 珠 って どんな 形 して る の ?

さ ぁ なぁ


劇場 版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY (2006.12.16) (1) げきじょう|はん|bleach|memories|of|nobody BLEACH MEMORIES OF NOBODY THE MOVIE (2006.12.16) (1) BLEACH HERINNERINGEN AAN NOBODY THE MOVIE (16.12.2006) (1)

どう なって る ?

依然 空間 の 拡張 は 続けて い ます いぜん|くうかん||かくちょう||つづけて||

すでに 隠密 機動 が 調査 に 向かい ました |おんみつ|きどう||ちょうさ||むかい|

そろそろ 突入 する 時間 です |とつにゅう||じかん|

捕 捉 し ました ほ|そく||

あと 10 秒 で 断 界 を 通過 |びょう||だん|かい||つうか

新生 空間 に 突入 し ます しんせい|くうかん||とつにゅう||

回線 を 繋ぎ ます かいせん||つなぎ|

わ ぁ なんだ

出口 が … でぐち|

異常 事態 発生 いじょう|じたい|はっせい

調査 対象 の 空間 進入 に 失敗 した ちょうさ|たいしょう||くうかん|しんにゅう||しっぱい|

至急 救援 を 要請 する しきゅう|きゅうえん||ようせい|

繰り返す くりかえす

異常 事態 発生 いじょう|じたい|はっせい

こちら 通信 技術 研究 所 |つうしん|ぎじゅつ|けんきゅう|しょ

調査 対象 の 空間 進入 に 失敗 した ちょうさ|たいしょう||くうかん|しんにゅう||しっぱい|

救援 要請 受信 し ました きゅうえん|ようせい|じゅしん||

通信 技術 研究 所 より つうしん|ぎじゅつ|けんきゅう|しょ|

穿 界 門 の 緊急 開放 依頼 うが|かい|もん||きんきゅう|かいほう|いらい

隠密 機動 数 名 が 新生 空間 突入 に 失敗 … おんみつ|きどう|すう|な||しんせい|くうかん|とつにゅう||しっぱい

中央 四十六 室 へ 緊急 報告 ちゅうおう|しじゅうろく|しつ||きんきゅう|ほうこく

早く しろ はやく|

おい 聞こえて る か |きこえて||

どうして 空間 に 侵入 でき ない |くうかん||しんにゅう||

応答 しろ おうとう|

出る ぞ でる|

おう

おい

逃がす か にがす|

一 護 ひと|まもる

どうやら 今 の 虚 は この 子 を 狙った ようだ |いま||きょ|||こ||ねらった|

大丈夫だ だいじょうぶだ

怖い の は 目つき だけ だ こわい|||めつき||

うる せ ぇ

そんじゃ 行く ぜ |いく|

案ずる な あんずる|

尸 魂 界 は 怖い ところ で は ない しかばね|たましい|かい||こわい||||

魂 の ふるさと だ たましい|||

でも …

このまま ここ に いる と

また あんな 化け物 に 襲わ れ ち まう ぞ ||ばけもの||おそわ||||

うん

もう 終わり です か ? |おわり||

あぁ ご 苦労 ||くろう

一 護 ひと|まもる

うん ?

やたらに 代行 章 を 使う な |だいこう|しょう||つかう|

なんで だ よ

い … たい

なに しや が …

お前 に は こいつ が おる だろう おまえ||||||

貴 様 が あちこち に 体 を 脱ぎ捨てて いく お陰 で とうと|さま||||からだ||ぬぎすてて||おかげ|

私 は 後始末 が 大変な のだ わたくし||あとしまつ||たいへんな|

なんで

たとえば こう だ

そこ に 通行人 が 来る ||つうこうにん||くる

もし どう か なさ い ました か ? |||な さ|||

この お方 は 息 を して い ませ ん わ |おかた||いき||||||

救急 車 を … きゅうきゅう|くるま|

いえ 死んで いる のだったら 霊柩車 を 呼ば ない と … |しんで|||れいきゅうしゃ||よば||

… と いう わけだ

霊柩車 は 呼ば ねぇ だろう れいきゅうしゃ||よば||

突っ込む な つっこむ|

とにかく 騒ぎ に なって いたり する とき は 大 仕事 だ |さわぎ|||||||だい|しごと|

急げ 心肺 停止 して る ぞ いそげ|しんぱい|ていし|||

なって おる な

オレ の 体 おれ||からだ

君 どうも きみ| 大丈夫 か だいじょうぶ|

まだ 横 に なって いて |よこ|||

だから 大丈夫 |だいじょうぶ

おい   押えろ 錯乱 して る |おさえろ|さくらん||

やめろ って

まったく

ひで ぇ 目 に あった ||め||

それ は こっち の セリフ だ ||||せりふ|

記憶 置換 で みな の 記憶 を 差し替えた から よい もの の きおく|ちかん||||きおく||さしかえた||||

コン

はい は ~ い

あ あれ ?

なんだ よ

姉さん どうして ねえさん|

貴 様 が 持って おら ねば 意味 が なかろう とうと|さま||もって|||いみ||

なんで こんな やつ

姉さん 絶対 … ねえさん|ぜったい

うる せ ぇ

この 野郎 |やろう

なに

いや 止めて 汚れる |とどめて|けがれる

うる せ ぇ

そこ に 犬 の ウンチ が … ||いぬ|||

付 いち まえ つき||

どういう こと だ これ は …

どうした

また 虚 か |きょ|

すき あり

口 に 入った じゃ ない か くち||はいった|||

一 護 ひと|まもる

わ ぁ い い ん がちょう

お しり ぺん ぺん

許さ ねぇ ゆるさ|

やめて やめて

おい

ちょっと 待て |まて

今 こいつ を … いま||

駅 の 方 だ えき||かた|

おい

なんだ よ この 霊 圧 |||れい|あっ

分から ぬ わから|

このような 霊 圧 は 初めて だ |れい|あっ||はじめて|

なんだ こりゃ

白い オバケ ? しろい|

他の 者 に は 見えて おら ん たの|もの|||みえて||

魂 魄 であろう たましい|はく|

だけど 胸 に 鎖 が ねぇ |むね||くさり||

一体 … いったい

仕方ない しかたない

また かよ

そい つ を 使え |||つかえ

ば っち ぃ (?)

コン その辺 に 隠れて ろ |そのへん||かくれて|

おい ちょっと 置いて く な ||おいて||

なんだ て め ぇら

こちら 十三 番 隊 朽木 ルキア |じゅうさん|ばん|たい|くちき|

現世 座 軸 3888 げんせ|ざ|じく

ルキア

一 護 とりあえず 魂 葬 して 見ろ ひと|まもる||たましい|ほうむ||みろ

魂 葬 ? たましい|ほうむ

状況 報告 じょうきょう|ほうこく

霊 力 を 伴う 識別 不明 の 霊 体 多数 出現 れい|ちから||ともなう|しきべつ|ふめい||れい|からだ|たすう|しゅつげん

しかた ねぇ

やって やる か

ダメだ ルキア こいつ は だめだ|||

ちょっと 待って |まって

尸 魂 界 と の 連絡 が … しかばね|たましい|かい|||れんらく|

なんだ

やめろ

ルキア

やめろ って

なんだ て め ぇら

どけ

どう する ?

なんだ

死 神 ? し|かみ

貴 様 何 を して いる ? とうと|さま|なん|||

おい

いた っ

あぁ い たい

こら うら

なんだ ?

斬 魄刀 を 開放 する ぞ き|はくかたな||かいほう||

なに

夕闇 に 誘え ゆうやみ||さそえ

一 護 ひと|まもる

やめろ

て め ぇ 何 やって や がる んだ |||なん||||

虚 じゃ ない んだ ぞ こい つら は きょ|||||||

う っせ ぇな バーカ

バ …

こら て め ぇ 人 の 顔 を … ||||じん||かお|

夕闇 に 誘え ゆうやみ||さそえ

弥勒 丸 みろく|まる

なんだ

今度 は な んだ よ こんど||||

さっき の やつ は ?

お 待た せ |また|

すごい 風 だった ね |かぜ||

どう なって おる のだ

消えた ぜ きえた|

よ ぉし やった

いい 感じ |かんじ

なんだ あんた か

おまえ …

い いつのまに 義 骸 に 入った ||ただし|むくろ||はいった

さ ぁ

おまえ なにも んだ

死 神 でしょう ? し|かみ|

そんな こと は 分かって る よ |||わかって||

人 の こと を 聞く とき は まず 自分 から じゃ ない ? じん||||きく||||じぶん|||

黒崎 一 護 だ くろさき|ひと|まもる|

あら わりと 素直 ね ||すなお|

私 は 茜 雫 じゃ わたくし||あかね|しずく|

じゃ じゃ ねぇ よ

なんで あんな こと した んだ

そんな の 当然でしょ ||とうぜんでしょ

今 の やつ ら の こと 何 か 知って おる の か ? いま||||||なん||しって|||

あぁ

おい どうした

や っぱ これ ダメだ |||だめだ

なんだ よ

黄色 似合わ ない んだ よ ね きいろ|にあわ||||

んな こと どうでも いい

来い こい

一 護 だ っけ ひと|まもる||

あれ

駅前 ロータリー にて 意識 不明 の けが人 を 保護 えきまえ|ろーたりー||いしき|ふめい||けがにん||ほご

至急 救急 車 を 頼む しきゅう|きゅうきゅう|くるま||たのむ

コン

また かよ

ほら 早く 行か ない と |はやく|いか||

そう は 行く か ||いく|

一緒に 来い いっしょに|こい

ちょ ちょっと

話 を 聞く だけ だ はなし||きく||

ばか 者 か |もの|

もう お 終い か ||しまい|

アホ 抜かせ |ぬかせ

いい の か 射場 さん |||いば|

副 隊長 が 昼間 から 酒 飲んで ふく|たいちょう||ひるま||さけ|のんで

な に 言う とる ||いう|

これ くらい 水 と 変わら ん わ い ||すい||かわら|||

お ぉ もう ない なった ぞ

なに ?

また かよ

飲みすぎ だっ つって んだろう この グラサンオヤジ のみすぎ|||||

うるさい この ハゲ が

なんだ と

もう 一 本 いく か |ひと|ほん||

負けたら 酒 を 取って くる まけたら|さけ||とって|

いい な

また 上 から かよ |うえ||

早い もん 勝ち じゃ はやい||かち|

ま ぁ いい や

行く … いく

どない した ?

なんだ よ あれ

あぁ 観覧 車 だ よ ほら |かんらん|くるま|||

こんな の ある んだ ここ

へ ぇ

あっ なんの 話 だ っけ ? ||はなし||

だから 所属 だ |しょぞく|

そんな の いちいち 覚えて ない って |||おぼえて||

何 番 隊 だ っけ なぁ なん|ばん|たい|||

よい か

斬 魄刀 を 持ち それ を 使いこなして いる 以上 き|はくかたな||もち|||つかいこなして||いじょう

お前 は 死 神 である こと は 間違い ない おまえ||し|かみ||||まちがい|

死 神 ならば どこ か の 隊 に 属して おる はずだ し|かみ|||||たい||ぞくして||

覚えて い ない はずな かろう おぼえて||||

はい 質問 |しつもん

お 姉さん は 何で ここ に いる の ? |ねえさん||なんで||||

それ は だ な

おい こら

忘れた もん は 忘れた よ わすれた|||わすれた|

どうでも いい じゃ ない

じゃあ いつ ら が な んな の か 知って ん の か ? ||||||||しって|||

それ も 知ら な ~ い ||しら||

かわいい

触って も いい です か ? さわって||||

どうぞ

でも ああした 方 が いい って 思った の ||かた||||おもった|

直感 ちょっかん

そういう の ある でしょ ?

なんだ ありゃ

一 護 ひと|まもる

私 は 尸 魂 界 に 行って くる わたくし||しかばね|たましい|かい||おこなって|

連絡 が 取れ ぬ のだ れんらく||とれ||

先ほど の 現象 も 気 に かかる し さきほど||げんしょう||き|||

貴 様 は あの 娘 から 目 を 離す な とうと|さま|||むすめ||め||はなす|

おい て め ぇ オレ に 押し付け おって ||||おれ||おしつけ|

姉さん 待った ねえさん|まった

頼んだ ぞ たのんだ|

なに マジ に なって んだ あいつ

あぁ 一 護 |ひと|まもる

バカ こんな ところ で 叫ぶ な ばか||||さけぶ|

い ない ぞ

くそ っ

おい

もう しつこい

おい

待て って まて|

おい

さっき 質問 に 答えたら あたし の 言う こと を 聞く って 言った よ ね |しつもん||こたえたら|||いう|||きく||いった||

言って ねぇ だろう いって||

鬼ごっこ しよ おにごっこ|

おい 言って ねぇ って |いって||

待て まて

った く

こら 出て 来い |でて|こい

どこ 行った ? |おこなった

おい な に 遊んで んだ |||あそんで|

乱 菊 さん 冬 獅郎 らん|きく||ふゆ|しろう

久しぶり ひさしぶり

冬 獅郎 じゃ ねぇ 日 番 谷 隊長 だ ふゆ|しろう|||ひ|ばん|たに|たいちょう|

こんな ところ で な に やって んだ

待って よ まって|

話 が ある はなし||

いや ちょっと 今 … ||いま

いい から 来い ||こい

お おい

ちょっと …

くそ

また 戻って くる から な |もどって|||

待って ろ まって|

あの お 兄ちゃん 一 人 で しゃべって る よ ||にいちゃん|ひと|じん||||

そう です か

朽木 さん は 尸 魂 界 に くちき|||しかばね|たましい|かい|

入れ違い でした ね いれちがい||

じゃ どこ から 話し ましょう か |||はなし||

本日 零 時 五十 分 瀞霊 廷 上空 に 突如 現世 の 街 が 浮かび上がり ほんじつ|ぜろ|じ|ごじゅう|ぶん|とろれい|てい|じょうくう||とつじょ|げんせ||がい||うかびあがり

同 時刻 通信 研究 所 が 現世 の 霊 波 流入 を 捕 捉 どう|じこく|つうしん|けんきゅう|しょ||げんせ||れい|なみ|りゅうにゅう||ほ|そく

また その 一 分 後 に 双方 の 通信 が 不能に なった ||ひと|ぶん|あと||そうほう||つうしん||ふのうに|

なんの こと だ ?

そんな こと も …

ま ぁま ぁ

では わかり やすく 説明 し ましょう |||せつめい||

まず この 世界 に は ||せかい||

我々 が 今 いる 現世 と 尸 魂 界 と が あり われわれ||いま||げんせ||しかばね|たましい|かい|||

その 間 に は 互いに 接触 し ない よう |あいだ|||たがいに|せっしょく|||

断 界 と 呼ば れる 亜空 間 が 存在 して いる んです だん|かい||よば||あそら|あいだ||そんざい|||

黒崎 さん も 走った こと ある でしょう くろさき|||はしった|||

ところが 三 日 ほど 前 |みっ|ひ||ぜん

現世 と 尸 魂 界 の 間 の 断 界 に げんせ||しかばね|たましい|かい||あいだ||だん|かい|

新しい 空間 が 出現 し あたらしい|くうかん||しゅつげん|

みるみる 広がり 二 つ の 世界 に 密着 して しまった |ひろがり|ふた|||せかい||みっちゃく||

で 今回 その 密着 面 が レンズ の ような 効果 を して |こんかい||みっちゃく|おもて||れんず|||こうか||

別 世界 に ある はずの 現世 の 街 が べつ|せかい||||げんせ||がい|

尸 魂 界 から 見えて いる ような んです しかばね|たましい|かい||みえて|||

ま ぁ 蜃気楼 の ような もの です か ||しんきろう|||||

隠密 機動 は 調査 の ため 発生 した 空間 へ 侵入 を 試みた が 失敗 おんみつ|きどう||ちょうさ|||はっせい||くうかん||しんにゅう||こころみた||しっぱい

残る 手段 は 現世 に 流入 した 霊 波 を 調べる しか ねぇ のこる|しゅだん||げんせ||りゅうにゅう||れい|なみ||しらべる||

それ で オレ が 指揮 を 執る こと に なった んだ ||おれ||しき||とる||||

なんで お前 な んだ |おまえ||

他の 隊長 は 渋った んです たの|たいちょう||しぶった|

そんな こと は どう で も いい

それ なら 多分 あいつ ら だ ||たぶん|||

なに か 見た の か ? ||みた||

あぁ 白 と 赤 の とんがり 帽子 を … |しろ||あか|||ぼうし|

うじゃうじゃ と な

欠 魂 です ね けつ|たましい||

やはり 叫 谷 か |さけ|たに|

それでは 説明 その 2 いい です か |せつめい||||

知って の とおり 魂 魄 は 現世 と 尸 魂 界 を 輪廻 して い ます しって|||たましい|はく||げんせ||しかばね|たましい|かい||りんね|||

しかし 中 に は 断 界 の 通過 中 に 事故 に 遭う など |なか|||だん|かい||つうか|なか||じこ||あう|

この 輪廻 から 外れて しまう 魂 も ある のです |りんね||はずれて||たましい|||

そういう 魂 魄 は 断 界 を 彷徨い 続け |たましい|はく||だん|かい||さまよい|つづけ

長い 年月 の うち に 徐々に 集まり ながい|ねんげつ||||じょじょに|あつまり

その 集 合体 が 空間 を 発生 さ せる |しゅう|がったい||くうかん||はっせい||

それ が 叫 谷 です ||さけ|たに|

そして 叫 谷 で 魂 魄 は 記憶 と エネルギー に 分離 さ れ |さけ|たに||たましい|はく||きおく||えねるぎー||ぶんり||

輪廻 の 輪 に 戻る 準備 を する のです りんね||りん||もどる|じゅんび|||

ついてきて ます か ?

来 てるよ らい|

黒崎 さん くろさき|

あなた が 見た の は 魂 魄 から 記憶 が 抜け落ちた 魂 ||みた|||たましい|はく||きおく||ぬけおちた|たましい

欠 魂 です けつ|たましい|

記憶 の 方 は どう なる んだ ? きおく||かた||||

記憶 は ひと つ に 集まり その 思 念 は 現世 に 戻る と 言わ れて い ます きおく|||||あつまり||おも|ねん||げんせ||もどる||いわ|||

それゆえ 思 念 珠 |おも|ねん|しゅ

それ が その 集合 体 の 呼び名 です |||しゅうごう|からだ||よびな|

ま ぁ 叫 谷 の 出現 は 自然 現象 で ||さけ|たに||しゅつげん||しぜん|げんしょう|

これ まで に も 何度 か 確認 さ れて ます が ||||なんど||かくにん||||

問題 な の は もんだい|||

今回 この 叫 谷 が 現世 と 尸 魂 界 を 繋いで いる と いう こと です ね こんかい||さけ|たに||げんせ||しかばね|たましい|かい||つないで||||||

そんなに おかしな こと な の か ?

二 つ の 星 を 繋ぐ トンネル が 自然に 出来る こと は ねぇ だろう ふた|||ほし||つなぐ|とんねる||しぜんに|できる||||

それ と 同じだ ||おなじだ

誰 か が わざと やって いる 以外 に ねぇ だれ||||||いがい||

あぁ そう いえば

なんだ よ

白い 化け物 の 中 に 変な 甲 冑 つけた や つら が いた しろい|ばけもの||なか||へんな|こう|ちゅう|||||

俺 見た ぜ おれ|みた|

甲 冑 ? こう|ちゅう

もう 少し 具体 的に 覚えて い ます ? |すこし|ぐたい|てきに|おぼえて||

もちろん 覚えて る ぜい |おぼえて||

あ … 確か … えっ と … |たしか||

いや 覚えて いる んだ ぜい |おぼえて|||

だから え …

分析 さ せて いただき ます ぶんせき||||

よろしく

とにかく これ を 意図 的に して いる の と すれば |||いと|てきに|||||

それ は 悪意 です ||あくい|

目的 は ? もくてき|

さ ぁ わかり ませ ん

ただ これ は 感 な んです が |||かん|||

やつ ら 現世 に 戻った 思 念 珠 を 捜して いる んじゃ ないで す かね ||げんせ||もどった|おも|ねん|しゅ||さがして|||||

そんな 気 が する んです |き|||

われわれ は 敵 の 素性 を 調べて み ます ||てき||すじょう||しらべて||

黒崎 さん は 街 を 見張って ください くろさき|||がい||みはって|

やつ ら また 必ず 現れる はずです |||かならず|あらわれる|

そして 出来れば 思 念 珠 を … |できれば|おも|ねん|しゅ|

って 言わ れて も なぁ |いわ|||

あの 女 も 捜さ ねぇ と いけ … |おんな||さがさ|||

わり ぃ

どうした もんか な

あれ ? 本当に 戻って きた の ? |ほんとうに|もどって||

こっち こっち

あたり め ぇ だろう

まだ 聞き たい こと が … |きき|||

じゃ 一 護 が 鬼 から 続き ね |ひと|まもる||おに||つづき|

おい 人 の 話 … |じん||はなし

野郎 やろう

用意 スタート ようい|すたーと

10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

飲んだ のんだ

成功 せいこう

ちょっと 早 すぎる やろう |はや||

そんな こと ないで す 大丈夫 ||||だいじょうぶ

お ぉ ~ はい

あそこ だ よ 上 上 |||うえ|うえ

茜 雫 あかね|しずく

おい

な に やって ん の ?

パフォーマンス か ? ぱふぉーまんす|

気持ち いい きもち|

どこ 行った の ? |おこなった|

消えた ぞ きえた|

あっ 後ろ だ |うしろ|

どう ? みんな

ほら 一緒に |いっしょに

また …

ちょっと   ずるい

僕たち より 目立って る ぼくたち||めだって|

いただき ま ~ す

最初 から 言って よ さいしょ||いって|

おごって くれる なら なんでも 答えちゃ うって ||||こたえちゃ|

お前 お 金 持って なかった の か おまえ||きむ|もって|||

で どう な んだ ?

どう って ?

今 説明 した だろう いま|せつめい||

欠 魂 と 思 念 珠 って やつ に ついて 何 か 知って る こと は ねぇ の か けつ|たましい||おも|ねん|しゅ|||||なん||しって||||||

知ら ない しら|

初めて 聞いた はじめて|きいた

つまり 何者 か が あの とんがり 帽子 を 使って |なにもの|||||ぼうし||つかって

思 念 … なんだ っけ ? おも|ねん||

思 念 珠 おも|ねん|しゅ

それ を 探して る って 言う んでしょう ? ||さがして|||いう|

ま ぁ

何者 って 誰 ? なにもの||だれ

今 それ も 調べて る いま|||しらべて|

なんの ため に ?

わから ねぇ

思 念 珠 って どんな 形 して る の ? おも|ねん|しゅ|||かた|||

さ ぁ なぁ