Shingeki no Kyojin Season 3 Part 2 (Attack on Titan Season 3 Part 2) Episode 07
アルミン !! 伏せて !!
痛い … 痛 いよ ぉ …
ベルトルト ?
痛い …
痛 いよ ぉ …
サシャ …
サシャ !?
ひどい 怪我 だ … なんで こんな …
アルミン !
エレン …
よく … 戻って きた
起きた か
兵 長
これ は … どう なって る んです か ?
確か ベルトルト が 巨人 に …
他の みんな は !? 大丈夫な んです か !?
覚えて いる の は そこ まで と いう こと か
エレン ありのまま を 話せ
どう だ ? わかった か アルミン
まず … 調査 兵 団 は …
ここ に いる 9 人 で 全員 … な んです か ?
今 の ところ は な
戦闘 が 終わって から 4 時間 …
ずっと 生存 者 を 探して る んだ が まだ …
そ それ で シガンシナ 区 の 壁 の 封鎖 に 成功 して
ライナー と 獣 と もう 一 人 は 逃亡 …
ベルトルト は 捕獲 …
そして … 僕 か エルヴィン 団長 どちら に 注射 を 使う か 揉めた 後 …
僕 が … 巨人 に なって
ベルトルト を … 食った …
どうして … 僕 な んです か ?
誰 が どう 考えた って …
エルヴィン 団長 を 生き返ら せる べきじゃ ない です か !?
兵 長 !? どうして 僕 に 打った んです か !?
ありのまま 話せ と 言ったろう が
少なくとも … お前 の 仲良し 二 人 は そう は 思わ なかった ようだ ぞ ?
俺 に 抵抗 し 刃 傷 沙汰 に 及ぶ ほど な
オレ たち は どんな 処分 も 受け ます
当然 兵 規 違反 の 罰 は 受けて もらう が
罰 さえ 受ければ 何 を して も いい の かい ?
… いいえ
だが な … 最終 的に お前 を 選んだ の は 俺 だ
いや …
俺 の 私情 で エルヴィン の 死 に 場所 を ここ に 決め ち まったん だ
それ じゃあ わかり ませ ん
エルヴィン 団長 が 死んで いいわけ が ない
団長 が もう いない なんて … 僕たち は … この 先どう すれば …
私 も … エルヴィン に 打つ べきだ と 思った よ 正直に 言えば ね
いや … 何より そんな 状況 を 防げ なかった こと が …
とにかく … エルヴィン が 注射 を 託した の は リヴァイ であり
その リヴァイ は 君 を 選んだ
もう 何も 言う まい
君 に は エルヴィン の 命 と 巨人 の 力 が 託さ れた
誰 に 何と 言わ れよう と 君 は もう そういう 存在 なんだ アルミン
ぼ 僕 が …
エルヴィン 団長 の … 代わり を です か !?
そんな … バカな こと が …
勘違い する な
お前 じゃ エルヴィン の 代わり に は なれ ねぇ
だが お前 は お前 で 人 に は ない 力 を 持って いる こと も 確かだ
俺 は 後悔 する つもり は ない
ただ こいつ ら を 後悔 さ せる な
他の 誰 も
お前 自身 も 後悔 さ せる な
それ が お前 の 使命 だ
う ぅ … うるさい …
はは は は … サシャ に は 敵 わな いな
ま ぁ 私 も エルヴィン の 後任 の 調査 兵 団 団長 と して は
君 と 似た ような 立場 だ
こう なれば お互い 腹 を 括る しか ない
はい
さて … アルミン も 問題 ない なら そろそろ 行こう か
私 と リヴァイ エレン と ミカサ で 調査 に 向かう
他の 4 人 は シガンシナ 区 壁 上 で 四方 から 見張って くれ
はい
エレン 鍵 は なくして ないかい ?
はい
ここ に
エレン 帰ったら …
ずっと 秘密に して いた 地下 室 を 見せて やろう
こら エレン !
地下 室 に 入っちゃ ダメ って 何度 言ったら わかる の !
なんで ダメな んだ よ !?
お 父さん の 大事な 仕事 道具 が ある の
薬 も ある し 子供 に は 危ない んだ よ
ち ぇっ …
君 の 意志 が 鍵 だ
この 絶望 から 人類 を 救い出す 鍵 な んだ
彼 の 生家 が ある シガンシナ 区 の 地下 室 に は
彼 も 知ら ない 巨人 の 謎 が ある と さ れて いる
その 地下 室 に 辿り着き さえ すれば
我々 は この 百 年 に わたる 巨人 の 支配 から 脱却 できる 手がかり を 掴める だろう
おい 家 は どこ だ ?
この 家 かい ?
ねぇ 父さん いつ に なったら 地下 室 見せて くれる ?
さ ぁ …
お前 が 一 番 大事な 物 に 気付いた 時 かな
幸い 火 は こっち に は 来て なかった ようだ ね
ここ です この 下 に 地下 室 へ の 階段 が
よし
よかった … 水 は 溜まって ない みたいだ
行こう
エレン
はい
どうした ?
エレン ?
早く しろ
これ … この 鍵 …
この 扉 の 鍵 じゃ ない …
そんな … イェーガー 先生 が 持って た の は その 鍵 の はず …
どけ 俺 が 開ける
ちょっと !?
… 待って よ
何だか 研究 室 みたいだ ね
父 は 医者 だった ので
よく ここ に 籠もって 薬 の 調合 を して ました
なるほど ね …
確かに この 薬品 も 明示 さ れて いる とおり なら
一般に 流通 して いる もの だ し どの 本 も 医学 に 関する もの
一見 して 医者 の 仕事 部屋 だ
「 何も 怪しい もの は あり ませ ん 」 私 に は そう 主張 して いる ように 見える
ま ぁ … 中央 憲兵 に 見 られて 困る ような もん は
一見 した だけ じゃ わかん ねえ だろう な
おい 突っ立って んじゃ ねえ ぞ ガキ 共
エルヴィン の 勘 は そう 外れ ねえ よ
はい
ありがとう ミカサ 今夜 は 徹夜 だ
… エレン ん ?
ここ に 鍵 穴 が ある
エレン
開いた …
空 ーッ !?
よく 見ろ
二 重 底 だ
この 匂い は ハッカ 油 に 木炭 …
防 湿 防虫 剤 用 に 加工 さ れて いる の か
俺 たち の 探し物 は これ らしい
親父 は オレ に … 何 を 見せ たかった んでしょう か ?
その 時 エルヴィン は こう 質問 し ました
「 壁 の 外 に 人類 が い ない って どう やって 調べた んです か ?」 と
彼 い わく 人類 が 壁 の 外 を ロク に 出 歩け ない 以上 は
人類 が 巨人 に 食い 尽くさ れた こと を 確認 でき ない はずだ と
それなのに 歴史 書 は 「 食い 尽くさ れた 」 と 断言 して いる
本来 歴史 書 と いう の は 客観 的である べきで
「 食い 尽くさ れた と 思わ れる 」 と 表記 する の が 正しい はずだ
そんな もの … 言葉 の 揚げ足 取り じゃ ない か
違う ! 主観 的な 意図 が ある んだ
例えば 「 壁 外 に 人類 は 存在 し ない と 思い込ま せ たい 」 と か …
それ は つまり 歴史 書 を 発行 する 王政 側 の 意図 だ
考え すぎ だ よ そういう の を へ理屈 と いう んだ
あの 時 茶化した 自分 が 今 と なって は …
本人 に 直接 詫びる ほか ある まい
もう 夜 が 明ける 頃 か …
英雄 の 凱旋 と なる なら もう じき …
ただいま 調査 兵 団 が 帰還 致し ました !!
ウォール ・ マリア 奪還 !! 成功 です !!
これ は … 肖像 画 ?
ちょっと 見せて
いや … 人 が 描いた もの と は 思え ない ほど の 精巧 さ だ
それ … おじさん の 字
「 これ は 絵 で は ない
これ は 被写体 の 光 の 反射 を 特殊な 紙 に 焼き付けた もの
写真 と いう
私 は 人類 が 優雅に 暮らす 壁 の 外 から 来た
人類 は 滅んで など いない
この 本 を 最初に 手 に する 者 が 同胞 である こと を 願う 」
急げ フェイ 早く し ない と 見え なく なる ぞ
待つ て お 兄さん
待ち なさい 二 人 と も
外 に 出る 時 は 腕章 を 忘れる なって 言って る だろう ?
グリシャ 壁 の 外 に は 絶対 に 出る んじゃ ない よ ?
おい 待て !
わかって る よ 母さん
行って き ま ー す !
私 は まず 何 から 語る べき か 考え あの 日 を 思い浮かべた
ごめんなさい !
グリシャ 危ない ぞ ! 前 見て 歩け !
あぁ … 行っちゃ う
いい なぁ … いつか 私 も
お 金持ち に なったら あの 飛行 船 に 乗れる か なぁ
何 言って んだ よ 俺 たち が 金持ち に なれる わけ ないだ ろ
うん … で も いい なぁ …
あそこ から 何 が 見える んだろう ?
行っちゃ った …
行く ぞ フェイ !
飛行 船 の 発着 場 は 近く に ある って 先生 が 言って た んだ 見 に 行こう !
え ぇ !? でも お 母さん が 壁 から 出たら ダメ だって …
いい んだ よ 少し だけ なら !
すぐに 戻り ます !! おい !
待て お 前 ら !!
あの 幼き 日 私 は
この世 の 真実 と 向かい合った …
妹 の 手 を 引き 空 を 見上げた 時 から 彼 の 物語 は 始まって いた
彼 の 目 に 映った 憎しみ と 希望 は エレン に 残酷な 世界 を 見せる
次回 あの 日