SKET Dance Episode 34
（ 文 ） どう でしょ う か ？ （ 浪漫 ） う ～ ん … 。
（ 浪漫 ） この レベル じゃ 厳しい かも … 光る もの は ある ん だ けど … 。
少女 マンガ は 心 の 目 で 見 た 魂 の 絵 じゃ なきゃ … 。
って いう か これ は マンガ じゃ ない わ 。 （ 文 ） は ぁ … 。
《 先輩 と し て あなた に 何 か し て あげ たい けど … 》
（ 浪漫 ） でき た わ ！ ついに 完成 よ ！ ！
私 早乙女 浪漫 … 。
（ ヒメコ ） なん や なん や ？ （ ボッスン ） 浪漫 ！ 大丈夫 か ？
私 … 早乙女 浪漫 … 。
（ スイッチ ） テンション が 下がって いる な 。 うん ？ なん や これ … 。
ありがとう 。 チラ っと えらい 絵 が 見え た けど な 。
どこ か に 投稿 す ん の か ？ う うん 。 見どころ の ある →
１ 年 生 が 入部 し て き て ね 。 初めて でき た 後輩 だ から →
す っ ごく 嬉しく て ！ あぁ ～ 見 知ら ん １ 年 生 が →
ウロ つい とった わ 。 彼女 は まだ マンガ の 描き 方 と か →
そんなに 詳しく なく て … だ から 先輩 と し て →
私 に できる こと って 何 かな って 考え たら … →
あぁ これ だ ！ って 。 ヘタッピマンガ 研究 所 ロマンティック ？
これ で 教える ん かい ！ ？
せっかく だ から みんな の 意見 が 聞き たい わ 。
これ を 読 ん で 初心 者 に も マンガ の 描き 方 が わかり やすい か →
見 て くれる ？ 浪漫 が マンガ の 指導 書 や て … 。
あんまり 見 たく ねえ な … 。 出だし は 生徒 の ヘタ Ｐ 君 が →
マンガ 家 を 目指す ところ から 始まる の ！
ま ぁ とにかく あん ま ツッコ ま ねえ よう に … 。
そや な おさえ て い こ う か … 。
（ 浪漫 ） 「 マンガ 家 が 使う ペン よ 」 。
なん っ で や ねん ！ ど っ ない や ねん ！ ！
なに を 当然 の 流れ の よう に 目指し 始め と ん ねん ！
こいつ マンガ 関係ない やろ ！ マンガ 家 を 目指す →
動機 が いる と 思って エピソード を つくって み た の よ 。
動機 に なって へん が な ！ 浪漫 先生 が 怪人 に Ｇ ペン →
突き刺し た だけ や ない か ！ ！ ま ぁ ま ぁ … 。
こう し て ヘタ Ｐ 君 の マンガ 修業 が 始まり ます ！
こんなん で マンガ 修業 が できる と 思う と ん の か この 子 は ホンマ に … 。
しかし 絵 や センス は ともかく 浪漫 の マンガ に 関する 知識 は →
本物 だ ぞ 。 ま ぁ 確か に な … 。
私ら は 素人 や し 内容 が 伝わる か どう か だけ →
見 て いった ほう が ええ な … 。 よし 。
（ 浪漫 ） 「 次 の ページ に マンガ の 道具 に つい て →
見やすく まとめ て おい た わ 。 一緒に お 勉強 し ま しょ う 」 。
（ ボッスン ／ ヒメコ ） 読み に くっ ！ ！ い らん やろ この まわり の →
変 な 模様 ！ これ は スクリーン トーン よ 。
私 は 空白 恐怖 症 な ところ が あって 原稿 に 白 すぎる 部分 が ある と →
トーン で 埋め たく なって しまう の 。 素人 が なんか プロ っぽい こと →
言って ん じゃ ね ～ よ ！ 生徒 キャラ も なに げ に かわって ん ぞ 。
ヘタ Ｐ 君 どこ 行った ん や ！ 彼 は 夢 破れ て 東京 を 去った わ 。
無駄 に 重 っ ！ 浪漫 これ は 何 ？
それ は 製図 用 インク よ 。 製図 用 インク ？
顔料 系 の 水 性 インク よ 。 絵の具 を 使う とき は →
耐水 性 の 証券 用 インク を 使う と 水 に 溶け なく て 便利 よ 。
だけど 消し ゴム を かける と 少し 退 色 する の が たま に キズ ね 。
さて マンガ の 道具 の なか で いちばん 重要 な の は →
なんといっても ペン です ！
メーカー や 種類 で 描き 味 も 違い ます よ 。
お 勉強 し ま しょ ！
これ が Ｇ ペン これ が 丸 ペン これ が カブラ ペン の クローム →
こっち が ニューム スクール ペン 。
あと 正しい ペン の 持ち 方 を し て いる かも 重要 よ 。
正しい 姿勢 も 必要 ね 。
軽い 力 で 正しく 持つ そして →
肩 の 力 を 抜き まっすぐ 原稿 に 向かって … →
こう よ ！
描 け て へん が な ！ いや わかって た けども →
こう なる の は わかって た けども ！
それ でも 待って 溜 め て 溜 め て ドン は さすが だ な 。
あ ～ もう いい よ 次 行く ぞ 次 ！
（ ヘタ こい 太 ） 「 う ～ ん 浪漫 先生 キャラ の 顔 めざ む ず う い っす ！ 」 。
あれ ？ こいつ 急に モモ タン 語 使い 始め た 。
無理やり キャラ 立てよ う と す ん な ！
お前 も か ！
しゃべり 方 統一 せ え や ！
キャラ 固まって ねえ じゃ ねえ か ！
だから 描 け て へん ちゅう ねん ！
だから 向 い て へん が な ！ ガイド に 合わせろ ！
う わ っ ちょ っ う えっ … 。 いや や これ 気持 悪 っ ！
なんか ピカソ み て え に なって ん ぞ 。 て へ っ ありがとう ！
ちゃ うち ゃう 褒め て へん ちゅう ねん 。
（ 浪漫 ） それ ら を 組み合わせる と →
こう よ ！ 俺 だ ！
違う ボッスン は そう じゃ ない 。
こう だ ！ ああ スイッチ の ボッスン や ！
何 やって ん だ お前 ら テレ る だ ろ う が ！
なんで だ よ ！ ？
う ざい な こいつ 。
読者 が 主人公 と 同じ 目線 で 共感 し たり →
感情 移入 し たり する タイプ です 。 俺 じゃ ん ！
あか ん あか ん ！
ちょ っ やめろ よ そう いう こと 言う の ！ ！
（ 浪漫 ） 「 少年 マンガ の 主人公 と し て は 地味 だ 何 だ と 言わ れ たり し ます 」 。
（ ヘタ こい 太 ） 「 へ ぇ ～ 」 。 なんで ２ 回 言う ん だ よ ！
もう ほん ま やめ て あげ て ！
ボッスン は 本来 読者 視点 キャラ で は ない が な 。
あれ ？
全然 普通 ちゃ う や ん け ！
共感 できる か ～ ！
なんで 私立 モンスター 学園 に 通って ん だ よ ！
化け物 ばっ か じゃ ねえ か ！
モンスター でも 恋する 気持 は 同じ だ もの 。
言葉 通じ て へん ねん ！ 誰 が 感情 移入 す ん ねん これ に ！
（ 浪漫 ） 最後 は ストーリー に つい て よ 。
なんで また ２ 回 言う ん だ 。
だいたい いる ん か ？ この ドラマ パート 。
いつも 前置き は まとも な ん だ けど な … 。
例えば … 。
古 っ ！ い っつ も これ ばっかり か ！
転校 生 だった の ！ ？ なに 遅刻 し と ん ねん ！ ？
知り合い ！ ？ 意外 な 展開 き た ！
え ぇ アキラ 死 ん だ と 思わ れ て た の ！ ？
なん や この 重い 話 。
普通 に 会話 す な ！ エスパー か お前 ら は ！
お前 が やっと っ た ん かい ！
何 か 出し た ！ 少年 マンガ だ ろ う が これ ！
出だし は インパクト が 大事 な の 。
でも この 後 マリコ と アキラ は 恋 に 落ちる の よ 。
い ら ん ねん こんなん ！ マリコ 殺 る 気 満々 や ない か ！
今日 は どうも ありがとう 。
この マンガ は このまま 冊子 に し て →
後輩 の 文 ちゃん に あげる わ 。 おお そう か … 。
ああ 文 ちゃん どんな 顔 する か なぁ 。
迷惑 じゃ ない か なぁ 。
そんな こと ある わけ ねえ だ ろ 。
お前 の 気持 が 伝わりゃ 十 分 だ 。
うん ！
（ ドア の 開閉 音 ）
ほん ま なんか あの マンガ 妙に インパクト あった し →
後輩 に 変 な 影響 与える ん ちゃ う ん ？
妙に 絵 が 下手 に なったり 。 ねえ よ どんな 影響 だ それ 。
どんな に 下手 でも 浪漫 は →
他人 の ため に あれ を 描 い た ん だ ぜ ？
労力 だけ でも え れ え もん だ ！
と いう 訳 で です ね 浪漫 先輩 の 心遣い が →
私 は とって も 嬉しく て →
いただ い た 『 ヘタッピマンガ 研究 所 』 の 冊子 を →
何度 も 何度 も 読み返し てる ん です 。
でも この マンガ 妙 な インパクト が ある と いい ます か →
影響 力 が 強 すぎ て です ね … 。
自分 の 絵 が 下手 に なっちゃ っ て →
元 に 戻ら ない ん です … 。
それ で 藤崎 先輩 は 絵 が お 上手 だ と 聞き まし た 。
私 に 絵 を … 教え て ください ！
次回 は ボッスン の 『 ヘタッピマンガ 研究 所 』 よ お楽しみ に ！
や ん ねえ よ ！ って また お前 が しめる ん かい ！
（ レミ ） 皆さん おはよう ございます 。
（ みんな ） おはよう ございます 。
（ レミ ） で は 出席 を 取り ます 。
中馬 ： なかなか 様 に なって き た ぜ 。
ま ぁ 多少 の 短所 は 気 に せ ず →
熱血 って 長所 を 生かし て 頑張れ ば いい ん じゃ ねえ か 。
は … はい ！
次 は 日本 史 の 時間 だった な 頑張れ よ 。
はい ありがとう ござい ます ！
（ レミ ） こう し て 各地 の 戦国 自衛 隊 が 争う なか で →
天下 一 品 を 目指し た 人物 と いう の が … 。
そう 氷上 の 風雲 児 織田 君 です 。
１５６０ 年 当時 →
海道 一 の 弓 取り 力士 と まで いわ れ た 今川 焼 が →
大 福 を 率い て 攻め て き ます 。
兵力 で は あっ と 驚き 的 に 不利 で し た が →
踊る 織田 君 は 雨 に 紛れ て 突然 敵陣 に … 。
き た ～ っ ！
この 奇襲 梅 攻撃 の 成功 で →
見事 今 川 軍 を 撃退 し た の です ！
この 戦い を … 。
ＯＫ 狭間 の 決闘 と いい ます 。
（ 矢 場 沢 ） ヤバス ！ 全部 違う ん です けど 。
ほん と 読み 間違い と か いう レベル じゃ ねえ ぜ ？
ごめんなさい ね お 姉さん ドジ で 読み 間違い が 多く て … 。
せ や から そう いう レベル ちゃ うね ん て ！
失敗 し て も くじけ ない 。
いった だき ます ！
おい 今度 は ご飯 だ みんな ご飯 わけ て くれ 。
みんな オラ に 悟 飯 を わけ て くれ ！
（ レミ ） いい の 大丈夫 ！ お 姉さん おかず が あれ ば →
ご飯 何 杯 でも いけ ちゃ う から ！
駄目 ね お 姉さん … 。
う ～ ん まあ 駄目 だ な 。
ダブル ご飯 の 弟 さん の こと 思う と や な 。
昔 から 本当 に 取り柄 が ない の 。
歴史 が 好き で 念願 の 教師 に なった のに →
迷惑 を かけ て ばっかり 。
向 い て ない の 自分 で も わかる し 。
でも 俺 レミ お 姉さん の 授業 好き だ けど な 。
ツッコミ どころ あり まくり だ けど →
なんか 人 を ひき つける っ つう か 。 な ？
せ や 見 て て 飽き へん ねん 。
なんで か 知ら ん けど 。 ほ ほんと ？
ああ 教科 書 の 読み 方 と か うめ え し 。
ほんと ？ 間違え まくり だ けど 。
字 も ご っつ きれい で 読み やすい で 。
ほんと ？ 間違え まくり や けど 。
生徒 に も 人気 が ある し な 。 ほんと ？
オタク な 男子 に ワラ 。
嬉しい ！ お 姉さん は 熱血 先生 ！
くじけ てる 場合 じゃ ない もん ね 。
ごちそうさま ！ え あっ お 姉さん それ 俺 の お茶 ！
き ゃっ ごめんなさい 。 き ゃっ ！
（ 矢 場 沢 ） もう 超 ヤバ い ！ お 姉さん は 掃除 し なく て いい わ よ 。
じゃあ お 姉さん 花瓶 の 水 でも 取り替え て こよ う か な 。
それ あんた の 鞄 やろ が い ！
（ 矢 場 沢 ） どう いう 間違え 方 ！ ？ ヤバ すぎる ！
あ お 姉さん その 鞄 に 付い てる 人形 って →
例 の 子供 番組 の やつ じゃ ね ？
あ これ ？ よく 知って た わ ね 。
これ は 番組 内 の 人形 劇 コーナー に 出 て くる キャラクター スペクター よ 。
スペクター って いう ん だ そ いつ 。
なん や キショイ 顔 し と ん な 。 子供 泣く ん じゃ ない ？
スペクター は 訳 あって この世 を さまよって る 亡霊 な の 。
訳 と いう の は … 。
今 は 聞か ない で 。
うん いや いい よ そんな 設定 と か は 。
大事 な 人形 なん ？
うん 。 これ は ね お 姉さん が →
番組 を 卒業 する とき に もらった 記念 の 人形 な の 。
お 姉さん の 大切 な 大切 な 思い出 の 品 … な ～ ん て ね 。
だって 授業 も 失敗 ばかり だ し →
生徒 に も 迷惑 かけ て ばかり だ し スペクター は 失う し 。
つい 感傷 に 浸っちゃ っ た 。 さ 掃除 掃除 ！
う わ ～ スペクター ！
お 姉さん それ ！ 手 に 持って る やつ ！
気づ い て へん の かい ！ ？ 手 に 持って る やつ ？
知ら ない の ？ これ は ね 黒板 消し と いい ます 。
（ ２ 人 ） スペクター ！
お 姉さん の お 母 さん の 時代 なんか は ね →
こんな 便利 な クリーナー なんて なかった ん です って 。
だから 窓 の 外 で ね 棒 か 何 か を 使って →
こう やって は たい て い た の よ 。 （ ヒメコ ／ ボッスン ） スペクター ！
何 やって ん だ お 姉さん ！ それ 大事 な もの な ん だ ろ ！
駄目 よ お 姉さん は 教師 … 。
ええ から 気づか ん かい ！
すみません ボール 取って ください ！
ど ない し たら ３ 階 の 窓 に 入る ん や 。
よ ～ し お 姉さん が 投げ て あげる 。 あ ちょっと … 。
い っく よ ～ ！ せ ～ の ！ 投げ ん な よ ？ 投げ ん な よ ？
ほ ～ い ！ （ ボッスン ／ ヒメコ ） スペクター ！
お 姉さん の スペクター が ！ ？ だ から 言って ん だ ろ う が 。
お ～ い 悪い けど その 人 形 拾 っと い て くん ねえ か 。
人形 ？ あれ の こと ？ （ ヒメコ ／ ボッスン ） スペクター ！
どこ まで 行き や がった ん だ あの バカ 犬 。
お ～ い スペクター 。
ど ない した ん ？
お 姉さん やっぱり 教師 向 い て ない よ ね 。
もう また そんな こと 。
何 言って ん だ よ 今更 。 チュウ さん 言って た ろ ？
短所 より 長所 。 そっち を ガッツリ 生かし て けって 。
長所 なんて ある の か な 。
（ 子供 たち の 泣き声 ）
なん だ ？ （ 子供 たち の 泣き声 ）
（ 子供 たち の 泣き声 ）
（ 末 益 ） あい た た た ああ ごめんなさい ね 子供 たち 。
あれ ？ ま すら お 幼稚 園 の 末 益 先生 じゃ ん 。
ど ない し はり まし た ん その 足 。
ええ 実は お 恥ずかしい 話 足 を 捻挫 し て しまって 。
ご覧 の とおり の … 。
なんて ？ ご覧 の とおり の 体たらく だ な 。
先生 も だいぶ てん ぱっ てん な 。
それ より 子供 たち が この 状態 に パニック に なって しまって … 。
あ ～ こりゃ 確か に や べ え な 。
（ ダイチ ） お 兄ちゃん ！ お っ ダイチ 。
ねぇ 先生 死 ん じゃ う の ？
いや 死な ねえ よ 大丈夫 だ から 。
救急 車 と か 呼ば な あ かん の ん ちゃ う ？
まず は 他 の 先生 を 呼 ん だ ほう が いい な 。
それ が こんな とき に 限って →
携帯 電話 を 幼稚 園 に 置 い て き て しまって 。
まいった な じゃあ 俺 の ケータイ で … 。
お 兄 ちゃ ～ ん 。
お っ おい コラ 邪魔 す ん な 電話 でき ねえ … 。
あか ん あか ん 公園 から 出 たら →
あか ん て 。 あか ん あか ん 。
ボッスン 。 お 姉さん に 任せ て 。
何 やって ん だ お 姉さん ストッキング なんか 脱 い で 。
そう な の か そう いう 人 な の か ？ も う い やや ついていか れ へん … 。
ねぇ ねぇ レミ お 姉さん 。
うん ？ なあ に スネークン 。
なんか 泣 い てる 子供 たち が いる なぁ どう し た ん だ ？
先生 が ね 足 を くじ い て →
痛い 痛い って なっちゃ っ た ん だ って 。
お ～ そりゃ 大変 な ん だ なぁ 。
それ じゃあ おい ら が 痛い ところ を 食べ ちゃ う ぞ 。
パクパク パク 。 ま ぁ 。
どう だ 先生 まだ 痛い か ？
いいえ すっかり よく なった わ 。
わ ぁ ～ 。 ボッスン 今 の うち に 幼稚 園 に 連絡 を 。
あっ ああ … 。 あい た た た … 。
食べ すぎ て 今度 は おい ら の お腹 が 痛く なって き た ぞ 。
（ 笑い声 ）
は は こりゃ すげ え や 。
さ ぁ それ じゃあ みんな お 姉さん の 周り に 集まれ 。
わ ～ 。 はい 丸く 輪 に なる よ 。
丸く なる 。
はい じゃあ お 姉さん と 同じ ように 手 を 叩き ま しょ う 。
せ ～ の 。
（ ダイチ ） でき ない … 。
すっかり お 世話 に なっちゃ っ て 。
あの 『 お かあさん も いっしょ ？ 』 の レミ お 姉さん です よ ね ？
えっ ええ 。 よもや こんな ところ で →
お 会い できる と は 。 握手 お 願い でき ます かしら ？
なん なら ま すら お 幼稚 園 に スカウト し たい ところ よ 。
いえ あ は は … 。
お っ 迎え が 来 た みたい だ ぞ 。
ねぇ お 姉さん また 遊び に き て ね 。
はい わかり まし た 。 お 姉さん これ あげる 。
ま ぁ 。 僕 も どんぐり 。
僕 は ね これ あげる さっき 拾った ん だ 。
えっ … 。
スペクター 。
あり が と ね ！ お 姉さん とっても 嬉しい 。
本当 ？ 本当 よ 涙 が 出る くらい 。
お 姉さん ありがとう ！
とりえ が ない なんて こと あれ へん で 。
完全 に プロ の 仕事 や ん 。 そんな 慣れ てる だけ よ 。
高校 生 に は 通じ ない わ 。
でも 子供 たち を ひき つける 力 は 立派 な 長所 だ と 思う ぜ 。
お 姉さん が 人気 ある の は 自分 の 力 だ 。
なんか 助け て もらって ばかり だ な … 。
よし ！ お 姉さん もう クヨクヨ し ない 。
力 が わ い て き た わ みんな ありがとう ！
お 姉さん 頑張る ！
（ ３ 人 ） スペクター ！
あっ あ ～ スケット 団 の 奴 ら が これ 届け に き た ん だ けど よ 。
えっ ！ ？ スペクター ！
あ ～ 大丈夫 です か ？ しっかり し て ください 。
まっ いろいろ あって も 熱血 で 頑張れ よ 。
はい 頑張り ます ！
