Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 52 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 52

賢 者 の 石 かしこ|もの||いし

どこ で そんな もの を …

また 目 くらまし か |め||

同じ 手 は くい ませ ん おなじ|て||||

閃光 弾 せんこう|たま

おとり だ よ

さすが は 賢 者 の 石 ||かしこ|もの||いし

次 から 次 へ と よくも つぎ||つぎ|||

まったく 賢 者 の 石 の 力 は 見事 な もの です |かしこ|もの||いし||ちから||みごと|||

私 も 使った こと が ある ので わたくし||つかった||||

よく 分かり ます よ |わかり||

それゆえ 分から ない |わから|

なぜ その 力 を 自分 の 体 を 取り戻す ため に ||ちから||じぶん||からだ||とりもどす||

使わ ない の です か つかわ||||

石 が あれ ば 私 たち から いし||||わたくし||

逃げる こと など は たやすい にげる||||

逃げきった なら 石 を 使い にげきった||いし||つかい

二 人 で 元 の 体 に 戻る ふた|じん||もと||からだ||もどる

それ で あなた たち の 旅 は |||||たび|

終わり で は ない の です か おわり||||||

それ だ と みんな を 救え ない |||||すくえ|

悲願 を 達成 する ため です ひがん||たっせい|||

何 か を 得る ため に は なん|||える|||

何 か を 切り捨て ね ば なら ない なん|||きりすて||||

あの さ ぁ

なんで 二 択 な の |ふた|たく||

「 元 の 体 に 戻る 」 の と もと||からだ||もどる||

「 みんな を 救う 」 の ||すくう|

どっち か 一 つ しか 選べ ない なんて 変 だ ろ ||ひと|||えらべ|||へん||

なんで 「 元 の 体 を 取り戻し て |もと||からだ||とりもどし|

かつ みんな を 救う 」 が |||すくう|

選択肢 に ない ん だ よ せんたくし|||||

等 価 交換 の 法則 は とう|か|こうかん||ほうそく|

原則 に 縛ら れ ず に げんそく||しばら|||

可能 性 を 求める こと も かのう|せい||もとめる||

人類 の 進歩 に は 必要 だ と 思う よ じんるい||しんぽ|||ひつよう|||おもう|

なるほど

それ が 実現 すれ ば 新た な 理 と して ||じつげん|||あらた||り||

この世 に 認め られる このよ||みとめ|

と いう こと です ね

ならば もう 一 つ の 可能 性 ||ひと|||かのう|せい

「 あなた 方 は 戻れ ず |かた||もどれ|

みんな も 救え ない 」 と いう 選択肢 も ||すくえ||||せんたくし|

用意 し なさい ようい||

まだまだ

よし 皮膚 の 下 は いける |ひふ||した||

痛 ぇ つう|

死ぬ めん どく せ ぇ しぬ||||

死ぬ の も めん どく せ ぇ しぬ||||||

めん どく せ ぇ

超 めん どく せ ぇ よ 本気 出す の ちょう||||||ほんき|だす|

何 っ なん|

アーム スト ロング 少将 |すと|ろんぐ|しょうしょう

武器 を 捨てろ ぶき||すてろ

なん だ あの で かい の は

今 の は … いま||

外 … れ た がい||

な っ なんという スピード … |||すぴーど

怠 惰 の スロウス おこた|だ||

姉 上 あね|うえ

少し 引っ掛け た すこし|ひっかけ|

今 の 見え た か いま||みえ||

かすか に しか

この 重量 で この スピード と は … |じゅうりょう|||すぴーど||

いやはや 反則 だ な |はんそく||

そう オレ 最 速 の 人造 人間 |おれ|さい|はや||じんぞう|にんげん

アレックス

こいつ 速 すぎ て 自分 でも |はや|||じぶん|

コントロール が 利か ない ん じゃ … こんとろーる||きか|||

し まっ …

やっと 当たった |あたった

いい 音 だ |おと|

強い 意志 の ぶつかり合い と は つよい|いし||ぶつかりあい||

かくも 美しき 音 を 奏でる もの か |うつくしき|おと||かなでる||

アルフォンス ・ エル リック は

まだ 近く に い ます ね |ちかく||||

そう でしょ う と も

これ しき で 死ぬ わけ が ない |||しぬ|||

そこ

また 目 くらまし と は 芸 が ない |め||||げい||

無駄 です むだ|

に おいで

居場所 は 分かる と 言った でしょ う いばしょ||わかる||いった||

チェック メイト です ちぇっく||

どう かな ここ から が

人間 の しぶとい ところ さ にんげん||||

賢 者 の 石 が あって も かしこ|もの||いし|||

たった 一 人 で 我々 に 勝て る わけ … |ひと|じん||われわれ||かて||

一 人 じゃ ない ひと|じん||

石 を どこ へ いし|||

まさか …

この 土煙 の 目的 は |つちけむり||もくてき|

風向き を 知る ため かざむき||しる|

私 の 嗅覚 の 利か ない 風下 で わたくし||きゅうかく||きか||かざしも|

何 か 細工 を … なん||さいく|

後ろ から … うしろ|

バカ な … ばか|

あの 傷 で なぜ 動け る … |きず|||うごけ|

ドクター ・ マルコー どくたー|

アイスクリーム 屋 の あいすくりーむ|や|

トラック だった よ な とらっく|||

見逃す な よ みのがす||

錬金術 って 本当 に 便利 です よ ね れんきんじゅつ||ほんとう||べんり|||

車 の 外装 を 変える こと など くるま||がいそう||かえる||

造作 も ない よ ぞうさく|||

ここ も ダメ です ね ||だめ||

東西 南北 司令 部 すべて の 門 が とうざい|なんぼく|しれい|ぶ|||もん|

閉鎖 さ れ て い ます へいさ|||||

どう し ます 強行 突破 し ます か |||きょうこう|とっぱ|||

いや 表 の 荒っぽい こと は |ひょう||あらっぽい||

ブリッグズ の ヤツ ら に 任せ て しまえ ||やつ|||まかせ||

我々 は 裏 の ルート を 使 お う われわれ||うら||るーと||つか||

はい

ここ から は 別 行動 だ |||べつ|こうどう|

君 ら は 夫人 を 伴い きみ|||ふじん||ともない

例の 場所 へ 向かって くれ れいの|ばしょ||むかって|

了解 りょうかい

肉 厚 で 助かった にく|こう||たすかった

痛い … いたい

さすが は 賢 者 の 石 と いった ところ か ||かしこ|もの||いし||||

足 だ 足 を 狙え あし||あし||ねらえ

なん だ

アレックス

何 ただ の 脱臼 です なん|||だっきゅう|

姉 上 は あね|うえ|

ただ の 骨折 だ ||こっせつ|

姉 上 あね|うえ

さっさと 殺し て 寝る |ころし||ねる

止め た とどめ|

キン ブリー を 刺す の を ためらった きん|||さす|||

でも こいつ が そんな こと …

なるほど

君 の 言う とおり 人間 は しぶとい しかし きみ||いう||にんげん|||

君 たち は 勝て ない の です きみ|||かて|||

あそこ に 我ら の 父上 が いる かぎり ね ||われら||ちちうえ||||

もっとも それ 以前 に 君 たち は ||いぜん||きみ||

この 状況 を どうにか し ない と |じょうきょう|||||

いけない わけ です けど

誰 やって やった ぞ … だれ||| やって やった ぞ

ヨキ よき

よっ しゃ いい ぞ チョロ ひげ

まさか 君 が 来 て くれる と は |きみ||らい||||

お前 ら ばっ か に おまえ||||

カッコ つけ させ て たまる か よ かっこ||さ せ||||

私 に も カッコ つけ させろ ちく しょ わたくし|||かっこ||さ せろ||

どう だ この ヨキ 様 が |||よき|さま|

最強 の 人造 人間 に さいきょう||じんぞう|にんげん|

一 発 か まし て やった ひと|はつ||||

かま して やった ん だ ぞ

どう し た この 車 ||||くるま

キン ブリー が 乗って き た やつ だ よ きん|||のって|||||

運転 し て た 人 に は 少し 休 ん で もらって る うんてん||||じん|||すこし|きゅう||||

やる なぁ マルコー 先生 |||せんせい

出せ 出せ だせ|だせ

黙って 走れ 全力 で 走れ だまって|はしれ|ぜんりょく||はしれ

あの 化け物 と |ばけもの|

正面切って 戦う 気 は ねぇ しょうめんきって|たたかう|き||

セントラル 市 内 へ 行け |し|うち||いけ

あれ に 追い つかれる 前 に ||おい||ぜん|

エド たち と 合流 し て |||ごうりゅう||

お 父 様 と や ら を つぶす |ちち|さま|||||

勇気 ある 逃げ ない 人間 と いう の は ゆうき||にげ||にんげん||||

本当 に のせ やすい ほんとう|||

よかった まだ 生き て ます ね ||いき|||

いい 色 の スーツ に |いろ||すーつ|

なった じゃ ない です か キン ブリー |||||きん|

百 獣 の 王 と は よく いった もの です ひゃく|けだもの||おう||||||

弱肉強食 の 掟 に 従って じゃくにくきょうしょく||おきて||したがって

あっさり と 君 の のど 笛 を ||きみ|||ふえ|

かみ きって しまい まし た

やはり 人間 は この 世界 に おい て |にんげん|||せかい|||

取る に 足ら ない 存在 な の です ね とる||たら||そんざい||||

君 世界 が 何 を 選ぶ の か 見 て み たい と きみ|せかい||なん||えらぶ|||み||||

常々 言って い まし た ね つねづね|いって||||

それなのに こんな ところ で 滅ぶ なんて ||||ほろぶ|

さぞや 屈辱 でしょ う |くつじょく||

でも 心配 し ない で |しんぱい|||

君 は 私 の 中 で 生き 続ける の だ から きみ||わたくし||なか||いき|つづける|||

何 が … どう なった … なん|||

アレックス

勝手 に 突っ込 ん で くる の です から かって||つっこ||||||

待ち構え て い れ ば よい の です まちかまえ|||||||

姉 上 立て ます か あね|うえ|たて||

そう いえ ば

私 に 銃殺 命令 が 出 て い た な わたくし||じゅうさつ|めいれい||だ||||

なんと それ は 困り ます |||こまり|

アーム ストロング 家 は ||いえ|

我が 輩 が 継ぐ の です から わが|やから||つぐ|||

手続き を し て から てつづき||||

死 ん で いただか ない と し|||||

無用 な 心配 だ 私 が 死 ん だ ら むよう||しんぱい||わたくし||し|||

屋敷 は マスタング に くれ て やる こと に なって いる やしき||||||||||

その よう な 約束 を 家族 に 相談 も なく … |||やくそく||かぞく||そうだん||

貴 様 の よう な ヘタレ より とうと|さま|||||

ヤツ の 方 が まだ ミジンコ １ 匹 分 は マシ だ やつ||かた|||みじんこ|ひき|ぶん|||

それ が 助け に 来 た 者 へ の 態度 です か ||たすけ||らい||もの|||たいど||

なん だ これ

敵 襲 か てき|おそ|

まさか マスタング 隊 ||たい

な っ なん じゃ こりゃ

う … 撃って も 死な ない ぞ |うって||しな||

ブリッグズ の 兵 か ||つわもの|

ど あ ほ うち の 屈強 な ヤツ ら と |||||くっきょう||やつ||

あんな 青 っち ろ い ガリガリ を 一緒 に する な |あお||||||いっしょ|||

おそらく これ と 同類 だ |||どうるい|

貴 様 ら に 命令 を 出し て いる ヤツ が とうと|さま|||めいれい||だし|||やつ|

動かし て いる ん だ ろ う うごかし||||||

我々 は その よう な こと を われわれ||||||

知ら さ れ て い ない しら|||||

貴 様 ら は 知ら なく と も とうと|さま|||しら|||

向こう さん は お構いなし の よう だ が むこう|||おかまいなし||||

どう する 我ら 姉弟 なら ||われら|してい|

こいつ ら 化け物 に 対処 できる ぞ ||ばけもの||たいしょ||

しかし …

さあ どう する

我ら を 撃ち 殺し て われら||うち|ころし|

後 に 化け物 の 餌食 に なる か あと||ばけもの||えじき|||

それとも 我ら と 協力 し て 化け物 を 討つ か |われら||きょうりょく|||ばけもの||うつ|

自分 の 頭 で 考えろ じぶん||あたま||かんがえろ

この

また です

ムダ だ よ むだ||

こいつ ら 賢 者 の 石 を 注入 さ れ た ||かしこ|もの||いし||ちゅうにゅう|||

人形 兵 だ から ねぇ にんぎょう|つわもの|||

ちょっと や そっと じゃ 死な ない よ ||||しな||

ほら ほら

逃げ て ばっかり いる から … にげ||||

また 吸収 し て |きゅうしゅう||

強く なっちゃ っ た じゃ ない か よ つよく|||||||

分かって ませ ん ね わかって|||

その 人形 に 大群 で 来 られる と |にんぎょう||たいぐん||らい||

厄介 です けど やっかい||

あなた 一 人 なら |ひと|じん|

逃げる の も たやすい にげる|||

ほ ざ け

この 人形 は 賢 者 の 石 を 注入 さ れ て いる |にんぎょう||かしこ|もの||いし||ちゅうにゅう||||

だから 死な ない |しな|

やはり 不老 不 死 は 賢 者 の 石 に … |ふろう|ふ|し||かしこ|もの||いし|

部族 を 救う ため です ぶぞく||すくう||

不老 不 死 を 我が 手 に ふろう|ふ|し||わが|て|

痛い … いたい

痛い よ … いたい|

まだ 出 て くん の か よ |だ|||||

キリ が ねぇ きり||

針 が 尽き そう だ はり||つき||

こっち も 唾液 が かれ て き た ||だえき|||||

くそ っ

しまった

エド

君 の いる 場所 は いつも 騒々しい な きみ|||ばしょ|||そうぞうしい|

手 を 貸し た 方 が よい か ね て||かし||かた||||

鋼 の はがね|

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

Fullmetal Alchemist fullmetal|alchemist

第 ５３ 話 『 復習 の 炎 』 だい|はなし|ふくしゅう||えん

焼き 尽くせ すべて を やき|つくせ||