Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 56 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 56

落ち着 い て … おちつ||

オレ は 君 と 話 が し たい … おれ||きみ||はなし|||

とにかく 話 を 聞い て くれ … |はなし||ききい||

そして 君 も 話し て くれ … |きみ||はなし||

そう … そうだ |そう だ

君 は 一 人 じゃ ない … きみ||ひと|じん||

金 の 髪 … 西 から 来 た の か きむ||かみ|にし||らい|||

どれ 埋葬 だけ でも して やる か |まいそう|||||

生き てる よ いき||

うそ だ ろ

しっかり しろ

大丈夫 か だいじょうぶ|

水 だ 水 を 持ってこい すい||すい||もってこい

一気に 飲む な よ 少 ～ し ずつ だ いっきに|のむ|||しょう|||

言葉 は 分かる か ことば||わかる|

私 たち は シン の 商人 だ わたくし|||||しょうにん|

どこ に 行く つもり だった ん だ ||いく||||

帰る 所 が ない … 行く 所 も ない … かえる|しょ|||いく|しょ||

クセルクセス に いる の が 怖く て |||||こわく|

逃げ た … にげ|

だ よ な …

すまない

オレ が 止め られ なかった … おれ||とどめ||

すまない …

すまない サー ジェンス …

大工 の 棟梁 だった サー ジェンス だいく||とうりょう|||

宮殿 修理 に よく 来 て い た 覚え てる か きゅうでん|しゅうり|||らい||||おぼえ||

その 息子 ドズル は 父親 を 尊敬 し |むすこ|||ちちおや||そんけい|

後 を 継 ご う と 頑張って い た あと||つ||||がんばって||

花屋 の 娘 カイヤ はなや||むすめ|

優しく て 思いやり の ある 子 だ やさしく||おもいやり|||こ|

馬 飼い の サリ は 大層 な 酒好き だ うま|かい||||たいそう||さけずき|

オレ と 話 が 合う おれ||はなし||あう

タミィ 少年 の 夢 は 学者 に なる こと だった |しょうねん||ゆめ||がくしゃ||||

ギダ ルーシュ は 料理 人 |||りょうり|じん

金 の ない 旅人 に タダ で 飯 を 食わせ て きむ|||たびびと||ただ||めし||くわせ|

クビ に なった こと が ある くび|||||

奴隷 仲間 の アンダル は どれい|なかま|||

主人 に うまく 取り入った オレ を あるじ|||とりいった|おれ|

目 の 敵 に し て い た なぁ め||てき||||||

ズール は どうにも なら ん 極悪 人 で |||||ごくあく|じん|

死刑 を 待つ 身 だった が しけい||まつ|み||

最後 に お前 に 一 矢 報い たい そう だ さいご||おまえ||ひと|や|むくい|||

一 矢 報いる だ と ひと|や|むくいる||

今 お前 の 中 に 侵入 し た 魂 たち だ よ いま|おまえ||なか||しんにゅう|||たましい|||

お前 を 倒す と いう おまえ||たおす||

ただ 一 つ の 目的 の ため に |ひと|||もくてき|||

オレ に 協力 し て くれ て いる おれ||きょうりょく|||||

賢 者 の 石 が 個々 に 意思 を 持って かしこ|もの||いし||ここ||いし||もって

協力 し て いる だ と きょうりょく|||||

ただ の エネルギー 体 が ||えねるぎー|からだ|

あり え ん … と 思う か ||||おもう|

確かに 荒 ぶる 魂 たしかに|あら||たましい

一人一人 を 相手 に する の は ひとりひとり||あいて||||

気 が 狂い そう だった よ き||くるい|||

だが こいつ ら と 対話 する 時間 は ||||たいわ||じかん|

たっぷり あった

お前 の くれ た おまえ|||

この 死ね ない 体 の お陰 で な |しね||からだ||おかげ||

対話 を し ただ と たいわ||||

そう

それ こそ お前 が し なかった こと ||おまえ||||

オレ は 自分 の 中 に いる おれ||じぶん||なか||

53 万 6329 人 全員 と 対話 を 終え て いる よろず|じん|ぜんいん||たいわ||おえ||

お っ … おのれ …

生まれ た ところ に 帰る ん だ うまれ||||かえる||

フラスコ の 中 の 小人 ふらすこ||なか||こびと

ホムンクルス よ

悪い が 入れ物 を 壊さ せ て もらう わるい||いれもの||こわさ|||

皮 袋 が 破け れ ば かわ|ふくろ||やぶけ||

フラスコ が 壊れ た も 同じ ふらすこ||こぼれ|||おなじ

お前 は 塵 に なる おまえ||ちり||

お前 が 見下し た もの たち の 思い を 知れ おまえ||みくだし|||||おもい||しれ

見下し て いる の は みくだし||||

そちら の 方 で は ない か ||かた||||

ホー エン ハイム よ |えん||

皮 を 捨て て も 生き て いける の か かわ||すて|||いき||||

進歩 し てる の は しんぽ||||

自分 たち だけ だ と 思う な よ じぶん|||||おもう||

完全 な 存在 に なる と 言った だ ろ う かんぜん||そんざい||||いった|||

なん だ と

正面 から しょうめん|

自分 の 城 に 入る のに じぶん||しろ||はいる|

裏口 から 入ら ね ば なら ぬ 理由 が ある の か ね うらぐち||はいら|||||りゆう|||||

歩兵 下がれ ほへい|さがれ

バカ な ばか|

やった か

操縦 代われ そうじゅう|かわれ

はっ はい

くそ ～ どこ だ

野郎 戦車 を たった 一 人 で … やろう|せんしゃ|||ひと|じん|

大尉 たいい

バッカ ニア 大尉 |にあ|たいい

どう し た 主 が 帰った の だ ぞ |||おも||かえった|||

門 を 開け たまえ もん||あけ|

開け たまえ ファル マン 君 あけ|||まん|きみ

すみません マスタング 大佐 … ||たいさ

オレ ここ で 死ぬ かも … おれ|||しぬ|

情けない 面 で なさけない|おもて|

カッコ つけ てん じゃ ねぇ かっこ||||

男 の 意地 なら おとこ||いじ|

こっち も 負け て られ ねぇ ん だ よ ||まけ||||||

オレ は まだ 戦え る ぞ おれ|||たたかえ||

くだら ん

人 は それ を 蛮勇 と 呼ぶ の だ よ じん||||ばんゆう||よぶ|||

その とおり

激情 に 任せ て 吠え た ところ で げきじょう||まかせ||ほえ|||

得 な こと なんて ありゃ し ねぇ とく||||||

だけ ど なん で か ねぇ

そういう の 見捨てる 気持ち に ||みすてる|きもち|

なれ ねぇ ん だ よ なぁ

くそ ～ 大 総統 が 戻って き た 途端 |だい|そうとう||もどって|||とたん

盛り返し てき や がった もりかえし|||

ここ を 抜か れ たら 正門 を 取ら れる ||ぬか|||せいもん||とら|

なんと して も 持ちこたえろ |||もちこたえろ

はい はい 本当 です か ||ほんとう||

ブラッド レイ 夫人 |れい|ふじん

大 総統 閣下 は 無事 です だい|そうとう|かっか||ぶじ|

生き て おら れ ます いき||||

よかった

大丈夫 です か だいじょうぶ||

私 は 大丈夫 です わたくし||だいじょうぶ|

よかった あの 人 が 生き て い て くれ た ||じん||いき|||||

ケガ は し て い ない の です か けが||||||||

それ は まだ 分かり ませ ん |||わかり||

閣下 は 中央 司令 部 にて かっか||ちゅうおう|しれい|ぶ|

ブリッグズ 兵 を 掃討 中 と の こと です |つわもの||そうとう|なか||||

ブリッグズ に なすりつける か

でも …

マスタング 大佐 を 守る ため だ |たいさ||まもる||

まずは 閣下 が 無事 で 何より です |かっか||ぶじ||なにより|

セリム も 無事 なら いい の です けど ||ぶじ|||||

ブリッグズ 兵 と 戦って いる と いう こと は |つわもの||たたかって|||||

アーム スト ロング 少将 が |すと|ろんぐ|しょうしょう|

クーデター の 首謀 者 の よう です ね くーでたー||しゅぼう|もの||||

アーム スト ロング |すと|ろんぐ

少し 前 に セントラル に 来 た 女 将軍 だ ね すこし|ぜん||||らい||おんな|しょうぐん||

問題 は どれ くらい もんだい|||

上層 部 が 巻き込ま れ て いる か じょうそう|ぶ||まきこま||||

と いう こと です

生き て まし た か いき||||

さすが 人造 人間 … と いう ところ です か |じんぞう|にんげん|||||

大 総統 の 側 に 付い た 振り を し た の が だい|そうとう||がわ||つけい||ふり|||||

裏目 に 出 た わ ね うらめ||だ|||

アーム スト ロング 少将 を |すと|ろんぐ|しょうしょう|

悪者 に し なきゃ なら ない なんて … わるもの||||||

ここ も 危なく なって き まし た ね ||あぶなく|||||

そう ね

僕たち どう なる ん でしょ う ぼくたち|||||

分から ない わ わから||

一応 大 総統 側 の 人間 だ と 主張 し てる から いちおう|だい|そうとう|がわ||にんげん|||しゅちょう|||

向こう も そう 簡単 に むこう|||かんたん|

攻撃 し て こ ない でしょ う けど こうげき|||||||

ブラッド レイ が 全権 を 掌握 し 直し たら … |れい||ぜんけん||しょうあく||なおし|

すぐに つぶさ れる かも ね

夫人 が い て も です か ふじん||||||

連中 に そんな 情 が ある と 思う れんちゅう|||じょう||||おもう

久しぶり だ な ひさしぶり||

あの まま 黙って ||だまって

逃げ て おれ ば よかった もの を にげ||||||

あいにく 底なし の 強 欲 な ん で ねぇ |そこなし||つよ|よく||||

お前 の 命 も 欲しい ん だ よ ラース おまえ||いのち||ほしい||||

援軍 … な の か えんぐん|||

列車 事故 で 死 ん だ って れっしゃ|じこ||し|||

町 中 の 噂 に なって た ぜ まち|なか||うわさ||||

どう やって 生き残った ||いきのこった

目 が よ すぎる ので な め|||||

がれき の 中 の どこ を どう 走れ ば ||なか|||||はしれ|

逃げ られる の か にげ|||

一瞬 で 判断 できる の だ よ いっしゅん||はんだん||||

しかし やはり 年 だ な ||とし||

昔 ほど 体 が つい てこ ん わ むかし||からだ|||||

身体 能力 が ピーク じゃ ない のに これ か よ からだ|のうりょく||ぴーく||||||

リン ・ ヤオ … だ な りん|||

ボロ アパート に かくまって もらって 以来 かな |あぱーと||||いらい|

久しぶり だ ねぇ ファル マン 准尉 ひさしぶり||||まん|じゅんい

少尉 だ しょうい|

あなた に は 一 宿 一 飯 の 恩 が ある |||ひと|やど|ひと|めし||おん||

ちょっと 手伝う よ … |てつだう|

と か 言って ||いって

ほんと は オレ も こいつ も ||おれ|||

個人 的 な こだわり な ん だ けど な こじん|てき|||||||

私 の 死角 に 入る か わたくし||しかく||はいる|

中 の 相棒 に お前 と の 戦い 方 を なか||あいぼう||おまえ|||たたかい|かた|

教え て もらった ん で ねぇ おしえ|||||

そう かね

ならば こう だ

押さ れ だし た ぞ おさ||||

や ばい ん じゃ ない か

撃て 撃て 撃て ～ うて|うて|うて

アホ 手 ぇ 出す な |て||だす|

お っ おのれ ぇ ～

大尉 たいい

丈夫 な 腹筋 だ な じょうぶ||ふっきん||

これ で 得意 の 剣 術 は 使え まい ||とくい||けん|じゅつ||つかえ|

ムチャ す ん な バカ 野郎 だ が ||||ばか|やろう||

よく やった

やれやれ だ

この 手 の 武器 は |て||ぶき|

使い 慣れ て い ない の だ が ね つかい|なれ|||||||

やって くれる なぁ お っ さん

閣下 が 戻ら れ た と かっか||もどら|||

はい 正体 不明 の 男 と |しょうたい|ふめい||おとこ|

戦闘 中 で あり ます せんとう|なか|||

直ちに 兵力 を 投入 し て ただちに|へいりょく||とうにゅう||

ブリッグズ の 雑魚 ども を 蹴散らし ||ざこ|||けちらし

大 総統 を お 救い する だい|そうとう|||すくい|

武器 欠員 を 補充 ぶき|けついん||ほじゅう

正門 を 奪還 せよ せいもん||だっかん|

や ばい

中央 兵 が 息 を 吹き返し た ちゅうおう|つわもの||いき||ふきかえし|

すま ん こいつ の 相手 で ||||あいて|

手 いっぱい だ て||

そっち は 頼む わ ||たのむ|

頼む った って たのむ||

この 兵力 差 で どう しろ って ん だ |へいりょく|さ||||||

どうにか しろ

どうにか しろ って …

( 大尉 しっかり ) たいい|

やる しか ない か …

お前 たち は バッカ ニア 大尉 を おまえ||||にあ|たいい|

安全 な 場所 に 運べ あんぜん||ばしょ||はこべ

はい

それ 動かす ぞ |うごかす|

はい

くそ っ たかだか ２ 丁 の 機関 銃 に |||ちょう||きかん|じゅう|

足止め を くら う と は あしどめ|||||

この 高低 差 は 不利 だ |こうてい|さ||ふり|

連絡 の 取れる 隊 は 中 に いる か れんらく||とれる|たい||なか|||

中 から 門 を こじあけ させろ なか||もん|||さ せろ

はっ

こちら 第 ３ 近衛 大隊 |だい|このえ|だいたい

中央 司令 部 守備 隊 応答 せよ ちゅうおう|しれい|ぶ|しゅび|たい|おうとう|

( 人形 兵 が まだ 東 門 に … ) にんぎょう|つわもの|||ひがし|もん|

なん だ 何 を 言って る ん だ ||なん||いって|||

貸せ かせ

近衛 隊 の ガムラン だ このえ|たい|||

こちら は 正面 ゲート に いる ||しょうめん|げーと||

内部 から 司令 部 の 門 は 開け られ ない の か ないぶ||しれい|ぶ||もん||あけ||||

無理 です 人形 兵 たち が い て むり||にんぎょう|つわもの||||

門 は 開け られ ませ ん もん||あけ|||

人形 兵 なん の こと だ にんぎょう|つわもの||||

どう し た 何 が 起き てる |||なん||おき|

なん だ 新手 か ||あらて|

下 で 一体 何 が 起き てる ん だ … した||いったい|なん||おき|||

やる なぁ じいさん

サンキュー 助かった ぜ さんきゅー|たすかった|

貴 様 を 助け た の で は ない とうと|さま||たすけ|||||

若 の 体 を 助け た の だ わか||からだ||たすけ|||

あらそう

若 の 体 で 気色 悪い 気 を 放ち おって わか||からだ||けしき|わるい|き||はなち|

まあ だ から こそ 見つけ られ た の だ が な ||||みつけ||||||

で わし や 貴 様 の 腕 を もって し て も |||とうと|さま||うで|||||

傷 一 つ 付ける こと の でき ぬ きず|ひと||つける||||

こや つ は なん だ

キング ・ ブラッド レイ だ よ きんぐ||れい||

生 で 見る の は 初めて だ わ い せい||みる|||はじめて|||

こや つ が 我が 孫娘 の 腕 を ちぎり よった 男 か |||わが|まごむすめ||うで||||おとこ|

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

Fullmetal Alchemist fullmetal|alchemist

第 ５７ 話 『 永遠 の 暇 』 だい|はなし|えいえん||いとま

さらば 我 が 主 |われ||おも