Bleach Episode 9
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く
物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く
時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く
目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye
放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで
栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び
風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に
あ … あぁ … !
遊子 …。
あ … あぁ ~ っ !
お前 うるさい な 。 人質 など 1 人 で 十 分 か 。
はっ ! キャ ~~ ッ ! !
… ぐ わ っ ! ! 夏 梨 ! !
あぁ ~~ っ ! !
よい 。 まだ 人質 は いる 。
待って い た ぞ 死 神 よ 。
夏 梨 ~ ! !
一 兄 …。
… あの 野郎 は !
ヒヒヒヒヒ …。
どういう こと だ … ?
ヒヒヒヒヒ …。
テメエ … あの 時 川べり に い た ヤツ だ ろ ?
6 年 前 だ 。 それ が どうして ここ に いる !
6 年 前 ? 一 護 まさか … !
あぁ … オレ は あの 時 コイツ を 助けよ う と し た 。
だが 気 が つい た 時 に は コイツ は 消え て い て …。
おふくろ は …。
おふくろ は …。
6 年 前 か … そんな 昔 の こと は 覚え とら ん が …。
なるほど これ は おもしろい 。
ヒヒヒヒヒ …。
ヒヒヒヒヒ … ! グランドフィッシャ ー !
ヤツ の コ ー ド だ 。
自ら は 姿 を 隠し 首 から 生え た 疑似 餌 に 人 の 形 を とら せ →
それ が 見え た 人間 … つまり 霊 的 濃度 の 高い 魂 を 持った →
人間 を 襲い 己 の 力 を 高め て いく 。
50 年 以上 の 長き に 亘 って 我々 死 神 を 退け 続け て き た ホロウ だ 。
そして ヤツ の 好物 は … 女 だ 。
って こと は … おふくろ は コイツ に !
ヒッヒッヒッヒ … なるほど の ぉ 。
ワシ の 姿 を 見て い ながら 生き残った と は →
運 の よい 小僧 よ の ぉ 。
初め は 霊 力 の 高い お前 を 喰 ら お う と して い た の かも しれ ん 。
しかし … やはり 女 の ほう が →
うま そう じゃ から の ぉ …。 ヒヒヒヒヒ …。
貴 様 … !
これ だけ ムカ つく ホロウ って の も 珍しい ぜ 。
う ぉぉ ~~~ っ ! !
夏 梨 ~ ! !
はっ ! !
うかつ だ バカ 者 !
う わ っ !
一 護 !
テメエ だけ は … ぜ って ぇ 許さ ねえ ! !
自 壊 せよ ロンダニ ー ニ の 黒 犬 !
一読 し 焼き払い 自ら 喉 を 掻き切る が いい !
縛 道 の 九 「 撃 」 !
… ぐ ぉっ !
ジャマ を する な !
う わ ぁ っ ! !
ハァ ハァ ハァ ハァ …。
ヒヒヒヒ … さ ぁ この 女 を 喰 ら う ぞ 。 どう する ?
夏 梨 !
ヒヒヒヒヒ … !
やめろ ~ ! !
では おとなしく ワシ に 喰 わ れる か ?
ヒヒヒヒヒ … !
ぐ ぉっ !
はっ !
夏 梨 ! !
ぐ は っ ! ! う ぅ … !
う ぉ ~ っ !
おい … テメエ !
ハァ ハァ ハァ …。
なんで そこ まで …。
死 神 って の は なぁ 何 が あ ろ う と ホロウ と 戦い 続け ん だ よ …。
ぐ は っ ! … 死 神 は ホロウ を 絶対 許さ ねえ …。
無差別 に 襲いかかって くる ホロウ に よって →
大切 な もん が 失わ れ むなしい 思い だけ が 残さ れる …→
そんな こと 許さ ねえ …。
守る ん だ ツンツン 君 … わかる だ ろ … ?
… おい !
まさか … 死 神 の くせ に 死 ん だって の か よ ?
死 神 とて 不死身 で は ない 。
形 は 違え ど 死 は …。
… って か 寝 てる な コイツ 。
おい 起きろ ! まぎらわしい !
ねえさん !
げ っ ! なんか すごい こと に …。
コン ! 妹 たち を 連れ て 逃げろ !
ヒヒヒヒヒ … !
ねえさん は ? 早く ! へい !
一 護 私 の サポ ー ト を 。
… 一 護 !
ルキア … 下がって て くれ 。 なん だ と … ?
今回 オメエ は 引っ込 ん でろ 。 オレ 1 人 で やる !
バカ を 言う な ! ヤツ は 強い ! 言った ろ う →
ヤツ は 50 年 以上 も 死 神 を 退け …。 うる せ え ! !
頼む …→
手 出さ ない で くれ …。
これ は … オレ の 戦い だ !
う ぉぉ ~~~ っ ! !
う ぉぉ ~~~ っ ! !
う う ぅ …。
あ 夏 梨 …。 だ 大丈夫 か ?
だ ぁ ~ っ ! 眉間 に ずっと シワ 寄せ とく の って 疲れる ~ !
一 護 の ヤツ よく こんな 顔 ずっと し て られ ん なぁ ~
う ぉぉ ~~~ っ ! !
は ぁ っ ! !
のろい ぞ 小僧 !
その 程度 の 力量 で 「 仲間 に 手 を 出す な 」 など と →
よくぞ 吐 い た もの だ 。 の ぅ 小僧 。
うる せ え …。
おふくろ が 死 ん で …→
遊子 が どれ だけ 悲しい 思い を し た か しれ ねえ …。
夏 梨 が どれ だけ 寂しい 思い を し た か しれ ねえ …。
守る ん だ ツンツン 君 …
守る って 決め た ん だ 。
オレ が コイツ を …→
倒す ん だ よ !
ヒヒ …。 う ぉ ~ っ !
仲間 に 「 うかつ だ 」 と 言わ れ なかった か ? 小僧 。
ぐ っ ! !
そうして 策 も なし に 敵 の 懐 に 飛び込む の は →
いったい これ で 何度 目 だ ?
そこ が うかつ だ と いう の だ 小僧 !
う っ ! !
ぐ っ … !
短 慮 … 短 慮 よ 。
一 時 の 感情 で 仲間 を 払い 一 時 の 感情 で 敵 の 懐 に 飛び込む …。
お前 は こうして ワシ に 弄ば れ 死 ん で いく の だ 。
一 護 ! 来る な !
来る な ルキア ! !
倒す ん だ よ …→
腕 が ちぎれよ う が 足 が 飛 ぼ う が … オレ は コイツ を !
だから お前 は 死ぬ と いう の だ 。
お前 は 若い が ゆえ に たやすく 怒り →
怒る が ゆえ に 心 乱す 。
そして 心 乱す が ゆえ に 刃 は 鈍る …。
終わり だ 小僧 !
お前 は ワシ と 戦う に は あまり に 若 すぎ た !
一 護 あれ は …。
テメエ … !
どんな 冷徹 な 死 神 に も →
決して 斬る こと の でき ぬ 相手 が 1 人 は いる 。
それ は 必ず だ 。
それ を 探し出す こと で ワシ は これ まで 死 神 ども を 退け て き た 。
そして お前 に とって その 相手 と は →
コイツ で ある はず な の だ 。
そう でしょ う ? 一 護 。
クッ … !
一 護 !
浮 竹 : 誇り は どう なる ?
お前 が 今 力 を 貸せ ば →
なるほど ヤツ の 命 は 救わ れる だ ろ う 。
だが それ は 同時に ヤツ の 誇り を 永遠 に 殺す こと に なる 。
いい か よく 覚え て おけ 。
戦い に は 2 つ ある 。
我々 は 常に それ を 見極め なけ れ ば なら ない 。
命 を 守る ため の 戦い と 誇り を 守る ため の 戦い と …
そう だ … これ は 一 護 が 誇り を 守る ため の 戦い …。
私 は 手 を 出し て は なら ぬ 戦い …。
手 を 出す な … 手 を 出す な … 手 を 出す な …
死ぬ な … 一 護 !
う … う ぅ …。
いか ん … 寝 ち まった か 。
クソ … !
この 女 に 刃 を 向け られる の か ? ヒヒヒヒ …。
テメエ … 自分 が 何 を し てる か わかって ん の か ?
おふくろ の 姿 を … こんな 場所 に …→
担ぎ出す ん じゃ ねえ よ ! !
ダメ よ 一 護 … 刀 を 引 い て 。
お 母さん を 斬ったり し ない で …。
お 願い …。
あ … あぁ …。
あぁ っ !
言った ろ う … 怒り は 刃 を 鈍ら せる 。
次 の 一撃 で 終わり だ 小僧 !
そして 敬意 を 表し よう 。
お前 は ワシ が 出会った 中 で →
最も 若く 最も 短 慮 で →
そして 最も 弱い 死 神 だった !
一 護 ! !
な … なん だ ! ?
あれ は …。 ヘッ …。
おふくろ … ?
ありゃ あ 母親 の 想 念 … 想い が 形 に なった もん だ 。
疑似 餌 が 母親 の 死に際 の 想い を →
記憶 し て い た と いう の か … ?
死に際 の 想い …。
さっき ちょいと 見え た ん だ 。
まだ この 勝負 わかん ねえ ぜ 。
一 護 …。
アタシ は 誇り に 思って いる よ 。
父さん 夏 梨 遊子 そして 一 護 …。
アナタ に 出会え た こと を 本当 に 誇り に 思って いる よ 。
一 護 生き なさい 。
強く … 優しく …→
そして 笑顔 で …。
一 護 … ありがとう 。
一 護 …。
おふくろ …。
あの 時 … そんな こと 思い ながら …
ん … ? 「 怒り は 刃 を 鈍ら せる 」 か …。
たしかに そう かも しれ ねえ 。 けど な … 1 つ 勘違い し てる 。
テメエ 程度 の ヤツ を 倒す に は →
その 鈍った 刃 で 十 分 だって こと だ よ !
織姫 : もし … 私 が 雨 だった なら …
織姫 : それ が 永遠 に 交わる こと の ない →
空 と 大地 を 繋ぎ留める よう に →
誰 か の 心 を 繋ぎ留める こと が でき た だ ろ う か …
織姫 : 黒崎 君 …→
アナタ の こと … 少し だけ わかる よう な 気 が する よ
う ぅ ~… う ぉぉ ~~ っ !
ギェ ~~ ッ ! !
クソッ ! クソ ー ! 許さ ん ぞ !
死 神 ごとき に ! !
待て ~ ! !
う っ … !
一 護 !
よせ ! もう よい !
お前 も ヤツ も もう 戦え ぬ ! 戦い は 終わった の だ !
まだ だ ! アイツ は まだ 死 ん で ねえ ! !
オレ は まだ … ! 一 護 !
生き て い て くれ た …。 一 護 … ありがとう 。
大した ヤツ だ ぜ 。
死 神 の 霊 力 の 強 さ は そのまま 生命 力 の 強 さ …。
コイツ は 化ける かも しん ねえ なぁ 。
… さて 帰る わ 。
マジ な 2 人 を 引き離す ほど ヤボ な こと も ねえ し 。
ま ぁ ルキア ちゃん も お 年頃 って ことに …。
する な !
… じゃ 適当 に 。 ま バレ る とき は バレ る しな 。
バイバイビ ~ !
ごめん な … オレ 仇 討ち 損ね ち まった よ 。
母ちゃん …。
ま ぁ そうして お前 が 元気 な 姿 見せ てりゃ →
母さん も 向こう で 安心 だ ろ う よ 。
息子 の 独り言 立ち聞き す ん な よ 。
… やめ た ん じゃ なかった の か ?
ほめ られ た ん だ よ 付き合い 始め の 頃 に な 。
タバコ 吸って る 手 が カッコイイ って 。
今に して 思え ば 後 に も 先 に も それ だけ だった なぁ →
母さん に ほめ られ た の は …。
だから 毎年 この 日 だけ 吸う こと に し て ん だ …→
アイツ の 前 で な 。
なんで 笑って られ ん だ よ … ?
なんで オレ の こと 誰 も 責め ない ん だ よ …。
キツイ ん だ よ !
いっそ メチャクチャ に 責め て くれりゃ ラク な のに ! どうして …。
なんで お前 を 責め ん の よ ?
真 咲 が 死 ん だ こと で お前 を 責め た り なんか し たら →
オレ が 真 咲 に 怒ら れ ち まう わ 。
真 咲 が 死 ん だ の は 誰 の せい でも ねえ よ 。 ただ …→
オレ の 惚れ た 女 は 自分 の ガキ を 守って 死ね る 女 だった って こと さ 。
そして 忘れ ん な よ 。
オメエ は その オレ が 惚れ た 女 が 命がけ で 守った 男 な ん だ ぜ 。
親父 …。
… いっ ! ! イッテ ~…。
しっかり 生きろ 一 護 !
しっかり 生き て しっかり 歳 くって しっかり ハゲ て →
そん で オレ より 後 に 死ね 。
そん で でき れ ば 笑って 死ね 。
で なきゃ オレ が 真 咲 に 合わせる 顔 が ねえ 。
ウジウジ してん な よ 。
悲しみ なんて カッコイイ もん 背負う に ゃ オメエ は まだ 若 すぎ ん の よ 。
下 で 待って る ぞ 。
聞い てる か ? ルキア 。
オレ を もう しばらく 死 神 の まま で い させ て くれ 。
オレ は 強く なり たい 。
もっと もっと … 強く なって ホロウ から 守る ん だ →
狙わ れ てる ヤツ ら を …。
倒す ん だ アイツ を ! で なきゃ …→
おふくろ に 合わせる 顔 が ね え ん だ よ ! !
一 護 …。