Mahou Shoujo Madoka Magica Episode 7 mahou|shoujo|madoka|magica|episode

騙し て た の ね 私 達 を だまし|||||わたくし|さとる|

僕 は 魔法 少女 に なって くれ って きちんと お 願い し た はず だ よ ぼく||まほう|しょうじょ|||||||ねがい|||||

実際 の 姿 が どういう もの か 説明 を 省略 し た けれど じっさい||すがた|||||せつめい||しょうりゃく|||

何で 教え て くれ なかった の よ なんで|おしえ|||||

訊 か れ なかった から さ じん|||||

知ら なけ れ ば 知ら ない まま で 何の 不都合 も ない から ね しら||||しら||||なんの|ふつごう||||

事実 あの マミ で さえ 最後 まで 気づか なかった じじつ||まみ|||さいご||きづか|

そもそも 君 たち 人間 は 魂 の 存在 なんて 最初 から 自覚 でき て ない ん だ ろ う |きみ||にんげん||たましい||そんざい||さいしょ||じかく|||||||

そこ は 神経 細胞 の 集まり で しか ない し ||しんけい|さいぼう||あつまり||||

そこ は 循環 器 系 の 中枢 が ある だけ だ ||じゅんかん|うつわ|けい||ちゅうすう||||

そのくせ 生命 が 維持 でき なく なる と |せいめい||いじ||||

人間 は 精神 まで 消滅 し て しまう にんげん||せいしん||しょうめつ|||

そう なら ない よう 僕 は 君 たち の 魂 を 実体 化 し ||||ぼく||きみ|||たましい||じったい|か|

手 に 取って きちんと 守れ る 形 に し て あげ た て||とって||まもれ||かた|||||

少し でも 安全 に 魔女 と 戦え る よう に ね すこし||あんぜん||まじょ||たたかえ||||

大きな お 世話 よ そんな 余計 な 事 おおきな||せわ|||よけい||こと

君 は 戦い と いう 物 を 甘く 考え 過ぎ だ よ きみ||たたかい|||ぶつ||あまく|かんがえ|すぎ||

例えば お腹 に 槍 が 刺さった 場合 たとえば|おなか||やり||ささった|ばあい

肉体 の 痛 覚 が どれ だけ の 刺激 を 受ける か って 言う と ね にくたい||つう|あきら|||||しげき||うける|||いう||

これ が 本来 の 痛み だ よ ||ほんらい||いたみ||

ただ の 一 発 でも 動け や し ない だ ろ う ||ひと|はつ||うごけ||||||

君 が 杏子 と の 戦い で 最後 まで 立って い られ た の は きみ||きようこ|||たたかい||さいご||たって|||||

強 過ぎる 苦痛 が セーブ さ れ て い たから さ つよ|すぎる|くつう||せーぶ||||||

君 の 意識 が 肉体 と 直結 し て い ない から こそ 可能 な こと だ きみ||いしき||にくたい||ちょっけつ|||||||かのう|||

おかげ で 君 は あの 戦闘 を 生き延びる こと が でき た ||きみ|||せんとう||いきのびる||||

慣れ て くれ ば 完全 に 痛み を 遮断 する こと も できる よ なれ||||かんぜん||いたみ||しゃだん|||||

もっとも それ は それ で 動き が 鈍る から あまり オススメ は し ない けど |||||うごき||なまる|||||||

何 で よ どうして 私 達 を こんな 目 に なん||||わたくし|さとる|||め|

戦い の 運命 を 受け入れ て まで 君 に は 叶え たい 望み が あった ん だ ろ う たたかい||うんめい||うけいれ|||きみ|||かなえ||のぞみ||||||

それ は 間違い なく 実現 し た じゃ ない か ||まちがい||じつげん|||||

起立 きりつ

お 礼 |れい

ほ むら ちゃん は 知って た の ||||しって||

どうして 教え て くれ なかった の |おしえ||||

前もって 話し て も 信じ て くれ た 人 は 今 まで 一 人 も い なかった わ まえもって|はなし|||しんじ||||じん||いま||ひと|じん||||

キュゥ べ え は どうして こんな ひどい こと を する の

あいつ は 酷 い と さえ 思って い ない ||こく||||おもって||

人間 の 価値 観 が 通用 し ない 生き物 だ から にんげん||かち|かん||つうよう|||いきもの||

何もかも 奇跡 の 正当 な 対価 だ と そう 言い張る だけ よ なにもかも|きせき||せいとう||たいか||||いいはる||

全然 釣り合って ない よ あんな 体 に さ れ ちゃ う なんて ぜんぜん|つりあって||||からだ||||||

さやか ちゃん は ただ 好き な 人 の 怪我 を 治し たかった だけ な のに ||||すき||じん||けが||なおし||||

奇跡 で ある こと に 違い は ない わ きせき|||||ちがい|||

不可能 を 可能 に し た ん だ から ふかのう||かのう||||||

美樹 さやか が 一生 を 費やし て 介護 し て も みき|||いっしょう||ついやし||かいご|||

あの 少年 が 再び 演奏 できる よう に なる 日 は 来 なかった |しょうねん||ふたたび|えんそう|||||ひ||らい|

奇跡 は ね 本当 なら 人 の 命 で さえ 購 え る もの じゃ ない の よ きせき|||ほんとう||じん||いのち|||こう|||||||

それ を 売って 歩 い て いる の が あいつ ||うって|ふ||||||

さやか ちゃん は 元 の 暮らし に は 戻れ ない の |||もと||くらし|||もどれ||

前 に も 言った わ よ ね ぜん|||いった|||

美樹 さやか の こと は 諦め て って みき|||||あきらめ||

さやか ちゃん は 私 を 助け て くれ た の |||わたくし||たすけ||||

さやか ちゃん が 魔法 少女 じゃ なかったら |||まほう|しょうじょ||

あの 時 私 も 仁美 ちゃん も 死 ん で た の |じ|わたくし||ひとみ|||し||||

感謝 と 責任 を 混同 し て は 駄目 よ かんしゃ||せきにん||こんどう||||だめ|

貴 女 に は 彼女 を 救う 手立て なんて ない とうと|おんな|||かのじょ||すくう|てだて||

引け目 を 感じ たく ない から って 借り を 返 そう だ なんて ひけめ||かんじ|||||かり||かえ|||

そんな 出 過ぎ た 考え は 捨て なさい |だ|すぎ||かんがえ||すて|

ほ むら ちゃん どうして いつも 冷たい の |||||つめたい|

そう ね

きっと もう 人間 じゃ ない から かも ね ||にんげん|||||

こんな 身体 に なっちゃ っ て 私 どんな 顔 し て 恭介 に 会え ば いい の か な |からだ|||||わたくし||かお|||きようすけ||あえ|||||

いつ まで も ショボ くれ て ん じゃ ねえ ぞ ボンクラ

ちょいと 面 貸し な 話 が ある |おもて|かし||はなし||

アンタ さ ぁ やっぱり 後悔 し てる の ||||こうかい|||

こんな 体 に さ れ ちゃ った こと |からだ||||||

アタシ は さ ぁ まあ いっか っ て 思って る ん だ ||||||||おもって|||

何だか んだ で この 力 を 手 に 入れた から 好き勝手 でき てる わけ だ し なんだか||||ちから||て||いれた||すきかって|||||

後悔 する ほど の こと で も ない って ね こうかい|||||||||

あんた は 自業自得 な だけ でしょ ||じごうじとく|||

そう だ よ 自業自得 に し ちゃ え ば いい の さ |||じごうじとく||||||||

自分 の ため だけ に 生き て れ ば 何もかも 自分 の せい だ じぶん|||||いき||||なにもかも|じぶん|||

誰 を 恨む こと も ない し 後悔 なんて ある わけ が ない だれ||うらむ|||||こうかい|||||

そう 思え ば 大抵 の こと は 背負え る もん さ |おもえ||たいてい||||せおえ|||

こんな 所 まで 連れ て 来 て 何 の 用 な の |しょ||つれ||らい||なん||よう||

ちょっと ばかり 長い 話 に なる ||ながい|はなし||

食う かい くう|

食い物 を 粗末 に する ん じゃ ねえ 殺す ぞ くいもの||そまつ||||||ころす|

ここ は ね アタシ の 親父 の 教会 だった |||||おやじ||きょうかい|

正直 過ぎ て 優し 過ぎる 人 だった しょうじき|すぎ||やさし|すぎる|じん|

毎朝 新聞 を 読む 度 に 涙 を 浮かべ て 真剣 に 悩 ん でる よう な 人 で さ まいあさ|しんぶん||よむ|たび||なみだ||うかべ||しんけん||なや|||||じん||

新しい 時代 を 救う に は 新しい 信仰 が 必要 だって あたらしい|じだい||すくう|||あたらしい|しんこう||ひつよう|

それ が 親父 の 言い分 だった ||おやじ||いいぶん|

だから ある 時 教義 に ない こと まで 信者 に 説教 する よう に なった ||じ|きょうぎ|||||しんじゃ||せっきょう||||

もちろん 信者 の 足 は パッタリ 途絶え た よ |しんじゃ||あし||ぱったり|とだえ||

本部 から も 破門 さ れ た ほんぶ|||はもん|||

誰 も 親父 の 話 を 聞こ う と し なかった だれ||おやじ||はなし||ききこ||||

当然 だ よ ね 傍 から 見 れ ば 胡散臭い 新興 宗教 さ とうぜん||||そば||み|||うさんくさい|しんこう|しゅうきょう|

どんなに 正しい こと 当たり 前 の こと を 話 そ う と して も |ただしい||あたり|ぜん||||はなし|||||

世間 じゃ ただ の 鼻つまみ 者 さ せけん||||はなつまみ|もの|

アタシ たち は 一家 揃って 食う 物 に も 事欠く 有様 だった |||いっか|そろって|くう|ぶつ|||ことかく|ありさま|

納得 でき なかった よ 親父 は 間違った こと なんて 言って なかった なっとく||||おやじ||まちがった|||いって|

ただ 人 と 違う こと を 話し た だけ だ |じん||ちがう|||はなし|||

５ 分 で いい ぶん||

ちゃんと 耳 を 傾け て くれ れ ば |みみ||かたむけ||||

正しい こと 言って る って 誰 に でも わかった はず な ん だ ただしい||いって|||だれ|||||||

なのに 誰 も 相手 を し て くれ なかった |だれ||あいて|||||

しかった 許せ なかった |ゆるせ|

誰 も あの 人 の こと わかって くれ ない の が アタシ に は 我慢 でき なかった だれ|||じん|||||||||||がまん||

だから キュゥ べ え に 頼 ん だ ん だ よ |||||たの|||||

みんな が 親父 の 話 を 真面目 に 聞い て くれ ます よう に って ||おやじ||はなし||まじめ||ききい||||||

翌朝 に は 親父 の 教会 は 押しかける 人 で ごった返し て い た よくあさ|||おやじ||きょうかい||おしかける|じん||ごったがえし|||

毎日 お っか なく なる ほど の 勢い で 信者 は 増え て いった まいにち|||||||いきおい||しんじゃ||ふえ||

アタシ は アタシ で 晴れて 魔法 少女 の 仲間 入り さ ||||はれて|まほう|しょうじょ||なかま|はいり|

いくら 親父 の 説法 が 正しく った って それ で 魔女 が 退治 できる わけ じゃ ない |おやじ||せっぽう||まさしく|||||まじょ||たいじ||||

だから そこ は アタシ の 出番 だって |||||でばん|

バカ みたい に 意気込 ん で い た よ ばか|||いきご|||||

アタシ と 親父 で 表 と 裏 から この 世界 を 救う ん だ って ||おやじ||ひょう||うら|||せかい||すくう|||

でも ね ある 時 カラ クリ が 親父 に バレ た |||じ|から|くり||おやじ|||

大勢 の 信者 が ただ 信仰 の ため じゃ なく おおぜい||しんじゃ|||しんこう||||

法 の 力 で 集まって き た ん だ と 知った 時 ほう||ちから||あつまって||||||しった|じ

親父 は ブチ 切れ た よ おやじ|||きれ||

娘 の アタシ を 人 の 心 を 惑わす 魔女 だって 罵った むすめ||||じん||こころ||まどわす|まじょ||ののしった

笑っちゃ う よ ね わらっちゃ|||

アタシ は 毎晩 本物 の 魔女 と 戦い 続け て たって の に ||まいばん|ほんもの||まじょ||たたかい|つづけ||||

それ で 親父 は 壊れ ち まった ||おやじ||こぼれ||

最後 は 惨め だった よ さいご||みじめ||

酒 に 溺れ て 頭 が イカ れ て さけ||おぼれ||あたま||いか||

とうとう 家族 を 道連れ に 無理 心中 さ |かぞく||みちづれ||むり|しんじゅう|

アタシ 一 人 を 置き去り に し て ね |ひと|じん||おきざり||||

アタシ の 祈り が 家族 を 壊し ち まった ん だ ||いのり||かぞく||こわし||||

他人 の 都合 を 知り も せ ず たにん||つごう||しり|||

勝手 な 願い ごと を し た せい で 結局 誰 も が 不幸 に なった かって||ねがい|||||||けっきょく|だれ|||ふこう||

その 時 心 に 誓った ん だ よ |じ|こころ||ちかった|||

もう 二 度 と 他人 の ため に 魔法 を 使ったり し ない |ふた|たび||たにん||||まほう||つかったり||

この 力 は 全て 自分 の ため だけ に 使い切る って |ちから||すべて|じぶん|||||つかいきる|

奇跡 って の は タダ じゃ ない ん だ きせき||||ただ||||

希望 を 祈れ ば それ と 同じ 分 だけ の 絶望 が 撒き散らさ れる きぼう||いのれ||||おなじ|ぶん|||ぜつぼう||まきちらさ|

そう やって 差し引き を ゼロ に し て 世の中 の バランス は 成り立って る ん だ よ ||さしひき||||||よのなか||ばらんす||なりたって||||

何で そんな 話 を 私 に なんで||はなし||わたくし|

アンタ も 開き直って 好き勝手 に やれ ば いい ||ひらきなおって|すきかって||||

自業自得 の 人生 を さ じごうじとく||じんせい||

それ って 変 じゃ ない あんた は 自分 の こと だけ 考え て 生き てる はず な のに ||へん|||||じぶん||||かんがえ||いき||||

私 の 心配 なんか し て くれる わけ わたくし||しんぱい|||||

アンタ も アタシ と 同じ 間違い から 始まった ||||おなじ|まちがい||はじまった

これ 以上 後悔 する よう な 生き 方 を 続ける べき じゃ ない |いじょう|こうかい||||いき|かた||つづける|||

アンタ は もう 対価 と して は 高 過ぎる もん を 支払 っち まっ てる ん だ |||たいか||||たか|すぎる|||しはらい|||||

だから さ これ から は 釣り銭 を 取り戻す こと を 考え な よ |||||つりせん||とりもどす|||かんがえ||

あんた み たい に

そう さ アタシ は それ を 弁え てる が ||||||わきまえ||

アンタ は 今 も 間違い 続け てる 見 て られ ない ん だ よ そい つ が ||いま||まちがい|つづけ||み|||||||||

あんた の 事 色々 と 誤解 し て た ||こと|いろいろ||ごかい|||

その 事 は ごめん 謝る よ |こと|||あやまる|

でも ね 私 は 人 の 為 に 祈った 事 を 後悔 し て ない ||わたくし||じん||ため||いのった|こと||こうかい|||

その キモチ を 嘘 に し ない 為 に 後悔 だけ は し ない って 決め た の |||うそ||||ため||こうかい||||||きめ||

これ から も

何で アンタ なんで|

私 は ね 高 すぎる もの を 支払った なんて 思って ない わたくし|||たか||||しはらった||おもって|

この 力 は 使い 方 次第 で いくら でも すばらしい モノ に 出来る はず だ から |ちから||つかい|かた|しだい|||||もの||できる|||

それ から さ あんた

その リンゴ は どう やって 手 に 入れた の |りんご||||て||いれた|

お 店 で 払った お 金 は どう し た の |てん||はらった||きむ|||||

言え ない ん だ ね いえ||||

なら 私 その リンゴ は 食べ られ ない |わたくし||りんご||たべ||

貰って も 嬉しく ない もらって||うれしく|

バカ 野郎 ばか|やろう

アタシ たち は 魔法 少女 な ん だ ぞ 他 に 同類 なんて い ない ん だ ぞ |||まほう|しょうじょ|||||た||どうるい||||||

私 は 私 の やり 方 で 戦い 続ける よ わたくし||わたくし|||かた||たたかい|つづける|

それ が あんた の 邪魔 に なる なら 前 み たい に 殺し に 来 れ ば いい ||||じゃま||||ぜん||||ころし||らい|||

私 は 負け ない し もう 恨 ん だ り も し ない よ わたくし||まけ||||うら|||||||

さやか ちゃん おはよう

おはよう ございます さやか さん

おはよう

昨日 は どう か し た ん です の きのう||||||||

ちょっと ばかり 風邪 っぽく て ね ||かぜ|||

さやか ちゃん

大丈夫 だ よ だいじょうぶ||

もう 平気 心配 いら ない から |へいき|しんぱい|||

さ ー て 今日 も 張り切って |-||きょう||はりきって

あら 上条 君 退院 なさった ん です の |かみじょう|きみ|たいいん||||

上条 もう 怪我 は いい の か よ かみじょう||けが|||||

家 に こもって た ん じゃ リハビリ に なら ない し ね いえ||||||りはびり|||||

来週 まで に 松葉杖 なし で 歩く の が 目標 な ん だ らいしゅう|||まつばづえ|||あるく|||もくひょう|||

よかった ね 上条 君 ||かみじょう|きみ

さやか ちゃん も 行って き な よ まだ 声 かけ て ない ん でしょ |||おこなって|||||こえ|||||

私 は いい よ わたくし|||

それ で 話 って 何 ||はなし||なん

恋 の 相談 です わ こい||そうだん||

私 ね 前 から さやか さん や まどか さん に 秘密 に し て き た こと が ある ん です わたくし||ぜん||||||||ひみつ||||||||||

ずっと 前 から 私 |ぜん||わたくし

上条 恭介 君 の こと お 慕い し て まし た の かみじょう|きようすけ|きみ||||したい|||||

そ そう な ん だ

あ は は まさか 仁美 が ねえ ||||ひとみ||

恭介 の 奴 隅 に 置け ない なあ きようすけ||やつ|すみ||おけ||

さやか さん は 上条 君 と は 幼馴染 で し た わ ね |||かみじょう|きみ|||おさななじみ|||||

まあ その

腐れ縁 って 言う か 何て 言う か くされえん||いう||なんて|いう|

本当 に それ だけ ほんとう|||

私 決め た ん です の もう 自分 に 嘘 は つか ない って わたくし|きめ||||||じぶん||うそ||||

あなた は どう です か

さやか さん あなた 自身 の 本当 の 気持ち と 向き合え ます か |||じしん||ほんとう||きもち||むきあえ||

な 何 の 話 を し てる の さ |なん||はなし|||||

あなた は 私 の 大切 な お 友達 です わ ||わたくし||たいせつ|||ともだち||

だから 抜け駆け も 横取り する よう な こと も し たく ない ん です の |ぬけがけ||よこどり|||||||||||

上条 君 の こと を 見つめ て い た 時間 は 私 より さやか さん の 方 が 上 です わ かみじょう|きみ||||みつめ||||じかん||わたくし|||||かた||うえ||

だから あなた に は 私 の 先 を 越す 権利 が ある べき です ||||わたくし||さき||こす|けんり||||

仁美 ひとみ

私 明日 の 放課後 に 上条 君 に 告白 し ます わたくし|あした||ほうかご||かみじょう|きみ||こくはく||

丸 一 日 だけ お 待ち し ます わ まる|ひと|ひ|||まち|||

さやか さん は 後悔 なさら ない よう 決め て ください |||こうかい||||きめ||

上条 君 に 気持ち を 伝える べき か どう か かみじょう|きみ||きもち||つたえる||||

あ あたし は

まどか

付い て って いい かな つけい||||

さやか ちゃん に 一 人 ぼ っち に なって ほしく ない の だ から |||ひと|じん|||||||||

あんた 何で 何で そんなに 優しい かな |なんで|なんで||やさしい|

あたし に は そんな 価値 なんて ない のに ||||かち|||

そんな

あたし ね 今日 後悔 し そう に なっちゃ っ た ||きょう|こうかい||||||

あの 時 仁美 を 助け なけ れ ば って |じ|ひとみ||たすけ||||

ほんの 一瞬 だけ 思っちゃ っ た |いっしゅん||おもっちゃ||

正義 の 味方 失格 だ よ せいぎ||みかた|しっかく||

マミ さん に 顔 向け 出来 ない まみ|||かお|むけ|でき|

仁美 に 恭介 を 取ら れ ちゃ う よ ひとみ||きようすけ||とら||||

でも 私 何も 出来 ない |わたくし|なにも|でき|

だって 私 もう 死 ん でる だ もん |わたくし||し||||

ゾンビ だ もん

こんな 身体 で 抱き締め て なんて 言え ない |からだ||だきしめ|||いえ|

キス し て なんて 言え ない よ きす||||いえ||

あり が と ごめん ね

さやか ちゃん

もう 大丈夫 スッキリ し た から |だいじょうぶ|すっきり|||

さあ 行 こ う 今夜 も 魔女 を やっつけ ない と |ぎょう|||こんや||まじょ||||

うん

黙って 見 てる だけ なんて 意外 だ わ だまって|み||||いがい||

今日 の アイツ は 使い 魔 じゃ なく て 魔女 と 戦って る きょう||||つかい|ま||||まじょ||たたかって|

ちゃんと グリーフ シード も 落とす だ ろ ||しーど||おとす||

無駄 な 狩り じゃ ない よ むだ||かり|||

そんな 理由 で 貴 女 が 獲物 を 譲る なんて ね |りゆう||とうと|おんな||えもの||ゆずる||

チッ あの バカ 手 こ ず り や がって ||ばか|て|||||

さやか ちゃん

まったく 見 て らん ねぇ っ つ う の |み|||||||

いい から もう す っこ ん で な よ

手本 を 見せ て やる から さ てほん||みせ||||

オイッ

邪魔 し ない で 一 人 で や れる わ じゃま||||ひと|じん||||

さやか ちゃん

アンタ まさか

ホント だ ほんと|

その 気 に なれ ば 痛み なんて |き||||いたみ|

完全 に 消し ちゃ え る ん だ かんぜん||けし|||||

やめ て もう やめ て

あんた たち と は 違う 魔法 少女 に なる ||||ちがう|まほう|しょうじょ||

あたし は そう 決め た ん だ |||きめ|||

見返り なんて いら ない あたし だけ は 絶対 に 自分 の ため に 魔法 を 使ったり し ない みかえり|||||||ぜったい||じぶん||||まほう||つかったり||