勇者 ヨシヒコ と 悪霊 の 鍵 ＃09 ゆうしゃ|||あくりょう||かぎ

（ メレブ ） なんだ ！？

（ ダンジョー ） なんだ 　 あの ま がま が しい 黒煙 は …。 |||||||こくえん|

何 か あった な 。 間違い なく 悪い こと が …。 なん||||まちがい||わるい||

（ ヨシヒコ ） 世界 の 終わり が 近づいて いる の か …。 |せかい||おわり||ちかづいて|||

（ ムラサキ ） 急が ない と いけない な こりゃ 。 |いそが|||||

お ～ い 　 仏 ！　 や ばい ぞ 　 仏 ！ ||ふつ||||ふつ

ロン ！　 三 色 イーペー …　 ドラドラ 　８，０００ 点 。 |みっ|いろ|||てん

あれ 　 これ 　 気づいて ない な 仏 。 ||きづいて|||ふつ

映って る の は 自分 で 気づいて ない な 　 これ 。 うつって||||じぶん||きづいて|||

おい 　 マージャン と か やって んな よ 　 や ばい のに よ 。 |まーじゃん|||||||||

誰 か 　 火 　 貸して 。　１ 回 　 火 　 貸して 。 だれ||ひ|かして|かい|ひ|かして

うん 　 これ 　 火 つか ない … これ 　 ＵＳＢ じゃ ん 。　 ねぇ ？ ||ひ|||||||

これ って 　 ＵＳＢ じゃ ん 。　 ねぇ ？ あの …　 あれ だ よ →

データ じゃ 　 タバコ は つか ない ぜ 。 でーた||たばこ||||

バッキャロウ 　 ハハハッ 。

おい 　 バッキャロウ 　 映って る ぞ 仏 。 バッキャロウ だ 　 お前 が 。 ||うつって|||ふつ|||おまえ|

（ メレブ ） 映って る ぞ 　 仏 ！ |うつって|||ふつ

おい 　 それ 何度 見 なんだ よ ？ え 　 ごめん 。 ||なんど|み||||

これ 映って る の ？　 これ …。 |うつって|||

今 の くだり 映って た の ？　 これ 。 映って る よ 。 いま|||うつって||||うつって||

え ？　 なに ？　 やっぱり 映る の 自分 発信 じゃ ねえ んだ 。 |||うつる||じぶん|はっしん|||

え ？　 なに なに ？　 なに 発信 ？ え 　 なに ？ ||||はっしん||

さっき 山 の 向こう に ま がま が しい 黒煙 が 見えた 。 |やま||むこう||||||こくえん||みえた

マージャン なんか やって る 場合 じゃ ない ぞ 。 まーじゃん||||ばあい|||

ゾワゾワ 　 ゾワゾワ … ちょっと 今 の 意見 おかしい 。 |||いま||いけん|

あの さ 　 マージャン って さ あの 　 僕 　 仏だ から ね → ||まーじゃん||||ぼく|ぶつだ||

仏 が 　 マージャン なんか し ませ ん よ ほんとに 。 ふつ||まーじゃん||||||

さっき 　 ロン って 。 満面 の 笑顔 で 　 ロン って 　８，０００ 点 → |||まんめん||えがお||||てん

稼いで た じゃ ねえ か よ 。 待って 　 そこ から 映って た の ？ かせいで||||||まって|||うつって||

仏 様 　 この 世界 で 何 が 起こった のです か ？ ふつ|さま||せかい||なん||おこった|の です|

そう いえば って いう レベル な んだ けれども ね …。 ||||れべる||||

あの … 大変な こと が 起きて ました 　 はい 。 |たいへんな|||おきて||

だから 　 ジャラジャラ … ハイ を かき混ぜる な 。 ||はい||かきまぜる|

なに 　 なに よ ？ え …　 悪霊 の 鍵 が ね → ||||あくりょう||かぎ||

先 に ね 　 あの 　 とら れて しまった 。 さき||||||

（ 一同 ） えっ ！？ どういう こと です か ？　 仏 。 いちどう||||||ふつ

魔物 の ね 封印 を 阻止 しよう と する さ → まもの|||ふういん||そし||||

悪魔 族 の 親 玉 が いて ね 。 で 　 ま ぁ 　 暗黒の 神 → あくま|ぞく||おや|たま|||||||あんこくの|かみ

デスターク って 奴 な んだ けども そい つ が 　 昨日 か ？ ||やつ|||||||きのう|

おととい か ？　 昨日 か ？　 昨日 だ 。 昨日 ね 　 悪霊 の 鍵 を さ → ||きのう||きのう||きのう||あくりょう||かぎ||

先 に さ 見つけちゃ った … って 　 おい 　 それ 　 ポン ！ さき|||みつけちゃ|||||

もう 　 やめ なさい 　 マージャン ！ |||まーじゃん

やめる わけ ねえ だ ろ 　 バカ 野郎 　 お前 。 |||||ばか|やろう|おまえ

お前 　 今日 　 俺 めちゃくちゃ ついて る んだ よ 　 バカ 野郎 　 お前 。 おまえ|きょう|おれ||||||ばか|やろう|おまえ

こっち は 全然 ついて る 気 し ねえ んだ よ ！ ||ぜんぜん|||き||||

危機 的 状況 な んだ 。　 まじめに 話せ 。 きき|てき|じょうきょう||||はなせ

なに 　 ちょっと 　 ダンジョー あるいは 　 ダン 君 。 |||||きみ

そんな 眉毛 で 怒っちゃ って … あっ 　 ちょっと 　 ホッピー 頼んで 　 ホッピー 。 |まゆげ||いかっちゃ|||||たのんで|

みんな に 頼んで 。 うん 　 大丈夫 。　 俺 　 奢 る 　 奢 る 。 ||たのんで||だいじょうぶ|おれ|しゃ||しゃ|

今日 　 俺 　 ついて る から 。 おい 　 緊張 感 持て 。 きょう|おれ|||||きんちょう|かん|もて

もう １ 回 言う ぞ 　 早く 話せ 。 だから さ ！ |かい|いう||はやく|はなせ||

悪霊 の 鍵 が 　 デスターク に 先 に とら れちゃ った から → あくりょう||かぎ||||さき|||||

取り返せ って いう 話 だ よ 　 だ から 。 取り 返せる のです か ？ とりかえせ|||はなし|||||とり|かえせる|の です|

そう だ 。　 もはや 　 デスターク は →

この 世界 の 地表 に 巨大な 穴 を 開けて → |せかい||ちひょう||きょだいな|あな||あけて

その 奥深く に 暗黒の 裏 世界 を つくりあげた 。 |おくふかく||あんこくの|うら|せかい||

しかし 　 彼 と 戦う に は 最強の 装備 が 必要 と なる 。 |かれ||たたかう|||さいきょうの|そうび||ひつよう||

この先 に 　 エスタス と いう 村 が あり そこ に 彼 に 対抗 し うる …。 このさき|||||むら|||||かれ||たいこう||

え …　 し うる ？　 し うる ？

あ 　 し うる ね 。　 し うる 装備 を 作る こと の できる 男 が いる 。 ||||||そうび||つくる||||おとこ||

その 男 を …　 字 が 汚 ねえ …。 |おとこ||あざ||きたな|

男 を 訪ねて 　 訪ねて 。 カンペ 見えて る 。 おとこ||たずねて|たずねて||みえて|

おい 　 誰 に カンペ 出して もらって んだ 。 |だれ|||だして||

えっ と 　 その …　 ちょっと ごめん 。 指 　 ちょっと ごめん 　 触って いい ？ |||||ゆび|||さわって|

その 男 は 　 その 村 で 発明 を 生 業 と する …。 |おとこ|||むら||はつめい||せい|ぎょう||

指 で 見え ない んだ よ 指 で 見え ない の 　 うん 。 ゆび||みえ||||ゆび||みえ|||

指 で 見え ない 　 うん 。 その 生 業 と する 男 だ 　 はい 。 ゆび||みえ||||せい|ぎょう|||おとこ||

ほんと 今日 あいまいだ な 。 おい 　 お告げ ぐらい 覚えろ 。 |きょう||||おつげ||おぼえろ

仏だ ろ ？ 急げ 　 勇者 ヨシヒコ よ 。 ぶつだ||いそげ|ゆうしゃ||

鍵 は 　 すでに 悪 の 手 に ある 。 かぎ|||あく||て||

急げ 　 勇者 ヨシヒコ よ ！ いそげ|ゆうしゃ||

はい 　 終わった 。 お 待た せ 。　 それ 早速 　 チー だ 　 それ 。 |おわった||また|||さっそく|||

暗黒の 神 　 デスターク だ と …。 あんこくの|かみ|||

すみません モルガン さん の お宅 です か ？ ||||おたく||

いない の かな ？ モルガン さん 。

モルガン 殿 　 おら ぬ か ？　 モルガン 殿 ！ |しんがり|||||しんがり

（ 爆発 音 ） ばくはつ|おと

（ 咳込む 声 ） せきこむ|こえ

出た 　 発明 する 人 が 登場 する とき の お決まり の やつ 。 でた|はつめい||じん||とうじょう||||おきまり||

モルガン さん です か ？ （ モルガン ） ああ 　 そう だ けど 何 か 用 ？ |||||||||なん||よう

実は 　 暗黒の 神 デスターク を 倒す ため → じつは|あんこくの|かみ|||たおす|

あなた に 装備 を 作って もらい たい のです 。 ||そうび||つくって|||の です

デスターク を 　 倒す ？ ||たおす

えっ 　 な に それ ？ うむ 　 ピンと こない と 思う のだ が → |||||ぴんと|||おもう||

単純に めちゃくちゃ 強い 鎧 ？　 と か → たんじゅんに||つよい|よろい||

盾 ？　 その他 　 兜 ？　 など を → たて|そのほか|かぶと||

作って ほしい と いう こと な のだ が 。 つくって|||||||

えっ 　 俺 に そんな もの 作れる かな ？ |おれ||||つくれる|

仏 の お告げ な のだ 。 ふつ||おつげ||

だって 　 俺 　 ふだん こんなん 作って ん の よ 。 |おれ|||つくって|||

えっ と 　 これ は 何で しょうか ？ ||||なんで|

これ は ね 自動 ちゃぶ台 ひっくり返し 機 。 |||じどう|ちゃぶだい|ひっくりかえし|き

なに か 　 腹 が 立つ こと が ある と ここ を こう 持ち上げる 。 ||はら||たつ||||||||もちあげる

そう する と 　 この ちゃぶ台 ひっくり返し 機 が → ||||ちゃぶだい|ひっくりかえし|き|

いく よ 。

ちゃぶ台 を ひっくり返して くれる んだ よ ね 。 ちゃぶだい||ひっくりかえして||||

これ 　 自分 で やった ほう が いい んじゃ ないで す かね ？ |じぶん|||||||||

しかも 　 そちら で 同じ 動き を して ます から ね 。 |||おなじ|うごき|||||

すごい ！　 これ で 誰 でも 頑固 親父 に なれる の か 。 |||だれ||がんこ|おやじ||||

なる 必要 ある ？ |ひつよう|

そして 　 これ 　 見て 　 これ 。 ||みて|

こちら 　 じゃんけん 勝敗 判定 機 。 ||しょうはい|はんてい|き

ちょ 　 じゃんけん して 。

（２ 人 ） じゃんけん 　 ほ い あいこ でしょ 。 じん|||||

すごい 。 （２ 人 ） じゃんけん 　 ほ い 。 |じん|||

あっ 　 ごめん 　 今 　 どっち 勝った ？ ||いま||かった

聞いちゃ った よ いや 　 僕 が 勝ち ました けど 。 きいちゃ||||ぼく||かち||

うん 。

えっ 　 判定 して る の 俺 じゃ ない 　 俺 じゃ ない ？　 ねぇ 。 |はんてい||||おれ|||おれ|||

ねぇ 　 旗 あがって ないし さ 。 |き|||

あと さ 　 さっき から 自動 って 言って る けど → ||||じどう||いって||

全部 　 なにかしら こう 　 手 を 加えて る から ね 。 ぜんぶ|||て||くわえて|||

あ ～　 俺 たち は 最強の 装備 の 話 を し たい んだ 。 |おれ|||さいきょうの|そうび||はなし||||

あと 　 これ 　 見て 　 これ 。 これ 　 見て 　 この 炊飯 器 。 ||みて|||みて||すいはん|うつわ

一見 　 普通の 炊飯 器 だ 。 いっけん|ふつうの|すいはん|うつわ|

こちら 　 超 炊飯 器 と いって → |ちょう|すいはん|うつわ||

ものすごく 　 信じ られ ない ほど おいしい ご飯 が 炊ける のだ 。 |しんじ|||||ごはん||たける|

それ は すごい な 。 ただ 炊ける のに ５ 年 かかる 。 |||||たける||とし|

かかる ね 。 そして →

５ 年 かけて 　 炊いた ご飯 が こちら 。 とし||たいた|ごはん||

どうぞ 。 あら 。

おいしい よ 。

さ ぁ 　 どうぞ 　 はい 。

いやはや 　 ビックリ ！ 恐ろしく 普通 。 うまい ！ |びっくり|おそろしく|ふつう|

あと は ね …。 モルガン ！　 装備 の 話 を 。 ||||そうび||はなし|

あ ～　 それ は たぶん →

モルガン 家 に 伝わる 秘伝 の 防 具 の こと だ ね 。 |いえ||つたわる|ひでん||ふせ|つぶさ||||

秘伝 の 防 具 。 うん 　 でも ね → ひでん||ふせ|つぶさ|||

それ を 作る に は …。 ||つくる||

幻 の 金属 　 オリハルコン が 必要な んだ よ 。 まぼろし||きんぞく|||ひつような||

オリハルコン ？　 あの 　 なにもの に も 砕か れる こと の ない と いわ れる → ||なにも の|||くだか|||||||

オリハルコン か …　 おとぎ話 で は なく 実在 する もの だった か 。 ||おとぎばなし||||じつざい||||

ただ 　 それ を 採取 する に は → |||さいしゅ|||

この 村 の 西 に ある 険しい 山 を 登ら ねば なら ん 。 |むら||にし|||けわしい|やま||のぼら|||

あの 魑魅 魍魎 が はびこる 山 に な 。 |ちみ|もうりょう|||やま||

魑魅 魍魎 か 　 楽しみだ な 。 ちみ|もうりょう||たのしみだ|

あまり 　 軽く 考え ない ほう が いい 。 |かるく|かんがえ||||

あの 山 に 入って 生きて 帰った 者 は おら ん 。 |やま||はいって|いきて|かえった|もの|||

なん び と の 侵入 を も 拒む 悪魔 の 山 だ ！ ||||しんにゅう|||こばむ|あくま||やま|

しかし 　 行か なくて は なら ない 。 |いか||||

暗黒の 神 　 デスターク を 倒さ なくて は 。 あんこくの|かみ|||たおさ||

この 地図 を 持っていく が よい 。 |ちず||もっていく||

オリハルコン が あれば 最強の 防 具 が 作れる 。 |||さいきょうの|ふせ|つぶさ||つくれる

無事に 帰れよ 。 はい 。 ぶじに|かえれよ|

出た な 　 魔物 。 なんか 　 かわいく ねえ ？ でた||まもの|||

これ ね 　 新しい やつ に 出て くる やつ 。 ||あたらしい|||でて||

なんの こと だ ？　 新しい やつ って 。 |||あたらしい||

だから 　 最新 の やつ に 出て くる やつ 。 |さいしん||||でて||

だから 　 な に 言って る か さっぱり わから ん …。 |||いって|||||

くそ っ 　 新しい だけ に 戦い 方 が わから ん 。 ||あたらしい|||たたかい|かた|||

えっ 　 ヨシヒコ 　 新しい やつ やって ない の ？ ||あたらしい||||

なんの こと です ？ 新しい やつ と は …。 |||あたらしい|||

だから 　Ⅹ だ よ 　Ⅹ。

だから 　 なんだ よ 　Ⅹ って 。 Ⅹ！

おっと 　 盗賊 が 現れた 。 |とうぞく||あらわれた

しかし 　 まだ 敵 は こちら に 気づいて い ない 。 ||てき||||きづいて||

気づいた 。 きづいた

（ エリザ ） ちょっと 待った カネ と 食料 を 渡せ 。 ||まった|かね||しょくりょう||わたせ

なに それ 　 俺 たち 目的 じゃ なかった でしょう 。 ||おれ||もくてき|||

ただ 通りかかった だけ でしょ 今 の 感じ 。 |とおりかかった|||いま||かんじ

私 は 　 女 盗賊 の エリザ 。 わたくし||おんな|とうぞく||

この へん じゃあ ちった ぁ 　 名 の 知れた 暴れん坊 。 |||||な||しれた|あばれんぼう

ハッ …　 や ば ～ い ！

どう さ れ ました ？ 私 　 今 　 す っぴ んです よ ね ？ ||||わたくし|いま|||ん です||

いや … ちょっと 　 わかん ない っす ね 。

あっ 　 す っぴ んだ ね 。 や だ ぁ ！

戦う 前 に メイク して きて も いい です か ？ たたかう|ぜん||||||||

いい よ ～　 もう 　１ 回 見ちゃ って ん もん → |||かい|みちゃ|||

す っぴ ん の 状態 。 や だ ～　 恥ずかしい ！ ||||じょうたい|||はずかしい

見 ないで ください ！ は ぁ …　 見 ないで ください 。 み|||||み||

見 ないで ほしかったら 　 とっとと 立ち去れば いい じゃ ない か 。 み||||たちされば||||

嫌です よ 。　 あなた たち の カネ と 食料 は 欲しい です もん 。 いや です|||||かね||しょくりょう||ほしい||

女 一 人 じゃ 　 無理だ と 思う よ 。 おんな|ひと|じん||むりだ||おもう|

あっ 　 じゃあ 顔 隠して 戦い ます か ？ ||かお|かくして|たたかい||

こう やって 　 こう やって …。

って 　 できる わけ ない じゃ ないで す か ～！

なんだ 　 その 　 ゆるい 感じ の 一 人 で ボケツッコミ は 。 |||かんじ||ひと|じん|||

メイク して もらい ます か ？ その 必要 は ない 。 ||||||ひつよう||

あの ～　 何 回 も 言って る んだ けど さ ほら 　１ 回 　 見ちゃ って る から 。 |なん|かい||いって||||||かい|みちゃ|||

もう 別に いい んじゃ ない ？ 戦って る とき さ → |べつに||||たたかって|||

そんな 　 が っつ り 見 ない し 。 いやいや いや ！ ||||み||||

例えば 　 万が一 です よ → たとえば|まんがいち||

私 が 負ける と する じゃ ない です か 。 う ～ ん 。 わたくし||まける||||||||

そっち の ほう が はるかに 可能 性 高い けど な 。 |||||かのう|せい|たかい||

だって 　 そ したら ここ で 死 ぬって こと です よ ね ？ |||||し|||||

道 行く 人 が 私 の 屍 を 見る んです よ ね ？ どう|いく|じん||わたくし||しかばね||みる|ん です||

そう したら 　 こう 言い ます よ 。 |||いい||

こいつ 　 す っぴ んだ ！　 プププ …。

って 。 言わ ない よ 　 死人 に 　 そんな こと 。 |いわ|||しにん|||

もう 　 とにかく お 願い し ます ！ |||ねがい||

す っぴ んで 戦ったら アキモト 先生 に 叱ら れる んです ！ |||たたかったら||せんせい||しから||ん です

誰 だろう ？　 アキモト 先生 って 。 困り ました ね 。 だれ|||せんせい||こまり||

アキモト 先生 に 叱ら れる と あって は 。 知って る の ？ |せんせい||しから|||||しって||

何の 先生 ？　 知ら ない でしょ ？ なんの|せんせい|しら||

ほんと お 願い し ます ！ すぐ 終わる んで 。 ||ねがい||||おわる|

すみません 　 皆さん メイク さ せて あげて ください 。 |みなさん|||||

ヨシヒコ 　 お人よし が 過ぎる ぞ 。 |おひとよし||すぎる|

ありがとう ございます 。 ほんと 　 すぐ 終わり ます から 。 ||||おわり||

そ したら ４ 人 と も パパッ と 倒しちゃ うんで 。 ||じん|||||たおしちゃ|

ここ で 待って ます から 心ゆくまで メイク して ください 。 ||まって|||こころゆくまで|||

や だ 　 優しい ！　 じゃあ ちょっと 待って て ください 。 ||やさしい|||まって||

（ エリザ ） すみません お 待た せ し ました 。 |||また|||

３０ 分 　 かかり すぎ だろう が ！ ぶん||||

いざ 勝負 ！ |しょうぶ

そんなに 変わら ん ！ |かわら|

う っ …。

何 気 　 女 の 顔 に は 厳しい ヨシヒコ だ ぞ 。 （ いびき ） なん|き|おんな||かお|||きびしい||||

何 が 起こる か わから ない 呪文 だ と ？ なん||おこる||||じゅもん||

あっ 　 そう か 。 ヨシヒコ 　 仏 に 記憶 抜か れて る から → ||||ふつ||きおく|ぬか|||

知ら ねえ んだ 。 余計な こと 言わ ない ！ しら|||よけいな||いわ|

どうやら 　 書物 に よる と それ は 　 パルプンテ と いう 呪文 らしい 。 |しょもつ|||||||||じゅもん|

パルプンテ ？ 名前 は ヘンテコ だし → |なまえ|||

何 が 起こる か わから ん ので は なぁ 。 なん||おこる||||||

使って みろ 　 ムラサキ 。 パルプンテ を 使って みせて くれ 。 つかって|||||つかって||

え ～！？ 何 が 起こって も 知ら ない よ 。 |なん||おこって||しら||

大丈夫だ 。 だいじょうぶだ

えい っ ！

何 が 起きた んだ ？ なん||おきた|

以前 　 立ち寄った 村 に 瞬間 移動 。 いぜん|たちよった|むら||しゅんかん|いどう

ルーラ だ ！ 以前 　 立ち寄った 村 だ と ？ ||いぜん|たちよった|むら||

こら ～　 なん ば しよ っと か ！

あれ は …　 こん ぱち ！ ガラガラガラ 。

も ～　 お前たち は 受験 だって の に え ？ |おまえたち||じゅけん||||

人 ん 家 に 石 を 投げて る 場合 じゃ ない でしょう が ！ じん||いえ||いし||なげて||ばあい||||

サクーラ の 村 に 戻った ！ こんな こと が ある の か ？ ||むら||もどった||||||

あれ ？　 でも 　 あの こん ぱち ちょっと 違 くね ？ ||||||ちが|

（ メレブ ） 同じ こ ん ぱち で は ある けども → |おなじ|||||||

あれ ？　 事務 所 が 違 …。 |じむ|しょ||ちが

いい 　 いい ！　 そんな の いい ！ 戻せ 　 戻せ …。 |||||もどせ|もどせ

ムラサキ ！　 でなければ 　 この 間 の 前進 が ムダ に なる ！ |||あいだ||ぜんしん||むだ||

え ～　 戻せる か なぁ ？ |もどせる||

この 村 に は 何の 用 も ない んだ 。 早く 戻せ 。 |むら|||なんの|よう||||はやく|もどせ

わかった よ 。　 えい っ ！

戻った の か ？ 戻った ようだ 。 もどった|||もどった|

しかし 　 驚いた よ 。 パルプンテ は ルーラ に も なる の か 。 |おどろいた|||||||||

自分 で コントロール する こと は でき ない の か ？ じぶん||こんとろーる|||||||

でき ない 。 そういう 呪文 な のだ 。 |||じゅもん||

仕方 ある まい 。 しかた||

この先 も 　 私 の 呪文 だけ で 戦い抜く より ほか ある まい 。 このさき||わたくし||じゅもん|||たたかいぬく||||

１ 個 も 使え ねえ わ 。 こ||つかえ||

もう 　 ヨシヒコ ～ なんぼ 急いで る っつ って も → |||いそいで||||

夜 は 危 ねえ ぞ ！ よ||き||

もう 少し だ 。 もう 少し だけ 進んで おき たい 。 |すこし|||すこし||すすんで||

ヨシヒコ 　 夜行 性 の 魔物 が 現れたら ひと たまり も ない ぞ 　 おい 。 |やこう|せい||まもの||あらわれたら||||||

ダンジョー の 言う とおり だ 。 早く 火 を 焚 いて 夜 営 する べきだ 。 ||いう|||はやく|ひ||ふん||よ|いとな||

少し でも 進んで おき たい のです 。 すこし||すすんで|||の です

出た ！ でた

さ ぁ 　 殺さ れ たく なかったら 食 いもん 全部 　 出し な 。 ||ころさ||||しょく||ぜんぶ|だし|

魔物 なら ともかく 盗賊 が 夜討ち と は 珍しい な 。 まもの|||とうぞく||ようち|||めずらしい|

あっ 　 ごめん 　 俺 を そんじ ょ そこら の 盗賊 と → ||おれ||||||とうぞく|

一緒に さ れたら 困る ぜ 。 何 ？ いっしょに|||こまる||なん

俺 は な 　 人間 じゃ ない 。 おれ|||にんげん||

人間 でしょう よ 　 どう 見て も 。 見ろ ！ にんげん||||みて||みろ

今夜 は 満月 だ この ヒント で 　 ピンと きたら → こんや||まんげつ|||ひんと||ぴんと|

今 の うち に 　 食 いもん を 置いて 逃げ出し な 。 いま||||しょく|||おいて|にげだし|

何も 　 わから ん な 我々 は 急いで いる のだ 。 なにも||||われわれ||いそいで||

さっさと そこ を 　 ど いて もらい たい 。

そう か 　 残念だ な 。 ||ざんねんだ|

もう 遅い 　 もはや お前たち の 命 は ない 。 |おそい||おまえたち||いのち||

なんだ と ？

（ うめき声 ） うめきごえ

何 ？　 何 だ ？　 苦しみ だした ぞ 。 なん|なん||くるしみ||

（ うめき声 ） うめきごえ

まさか …　 オオカミ 男 ？ 何 ！ |おおかみ|おとこ|なん

満月 の 夜 に 　 オオカミ に 変身 する オオカミ 男 だ ！ まんげつ||よ||おおかみ||へんしん||おおかみ|おとこ|

や ばい じゃ ん ！ マジ で 　 こえ ～ 奴 じゃ ん ！ |||||||やつ||

（ うめき声 ） うめきごえ

いかん 　 オオカミ に なる ぞ 。 |おおかみ|||

うわ ～！　 うわ ～！

うわ ～！　 えっ 　 えっ …。

ん ？　 どうした 　 どうした ？

ちょ …　 満月 が 。 |まんげつ|

あっ 　 隠れ ました ね 。 |かくれ||

あれ …　 どう しよう か な 。

どう しよう か … ん ？　 もし かして →

満月 出て ない と 変身 でき ない 感じ です か ？ まんげつ|でて|||へんしん|||かんじ||

うん 　 そう な んだ よ ね …。

はい 　 月 待ち です 。 |つき|まち|

えっ 　 何 ？　 あいつ 何 な の ？ |なん||なん||

結局 ただ の 毛 深い 人 な んです けど ！ 言い な さん な 。 けっきょく|||け|ふかい|じん||ん です||いい|||

違う 　 今 　 オオカミ に なる んだ から 言い な さん な 。 ちがう|いま|おおかみ|||||いい|||

耳 と か ？　 鼻 と かさ → みみ|||はな||

何 か 　 ただ の 宴会 で は しゃい じゃ った 人 みたいじゃ ん 。 なん||||えんかい||||||じん||

（ メレブ ） やめ なさい ！ でも 　 そう な んだ よ ね →

鼻 が 　 は しゃい じゃ って 　 何 か …。 はな||||||なん|

ヨシヒコ …　 月 出る の を 待つ 必要 が ある の か ？ |つき|でる|||まつ|ひつよう||||

え ぇ 　 あの …　 月 　 出 ます か ？ |||つき|だ||

ちょっと …　 どう だろう 。

いや 　 雲 が わりと 　 う ～ ん 厚い んだ よ ね 　 うん 。 |くも|||||あつい||||

もう 　 さっき まで は ね きれいな 満月 出て た んです けど ね 。 ||||||まんげつ|でて||ん です||

もう バカ 　 雲 　 ねぇ 。 え ぇ 　 です よ ね 。 |ばか|くも||||||

あの 　 こういう の は 　 どう でしょう 。

我々 は 　 とりあえず 行き ます ので も し 　 また 月 が 出て → われわれ|||いき||||||つき||でて

変身 できたら 　 もう 一 度 襲い に 来て いただく と いう の は 。 へんしん|||ひと|たび|おそい||きて|||||

あっ …。

そういう こと で 　 いい です か ？

じゃあ 　 通って いい んだ な 。 |かよって|||

あっ 　 どうぞ 。

じゃあ 　 また 完全に 変身 した 段階 で また 襲い に 行き ます んで → ||かんぜんに|へんしん||だんかい|||おそい||いき||

あの 　 よろしく お 願い し ます …。 |||ねがい||

おはぎ 　 おはぎ 　 おはぎ 。 （ メレブ ） 食べ られ ない よ 。 ||||たべ|||

しかし 　 オリハルコン は 遠い な 。 |||とおい|

魔物 　 化け物 が 多い だけ に よけい 遠く 感じる 。 まもの|ばけもの||おおい||||とおく|かんじる

これ も 　 仏 の 与えた 試練 頑張り ましょう 。 ||ふつ||あたえた|しれん|がんばり|

あっ 　 魔物 だ ！ |まもの|

突進 して くる ぞ 。 とっしん|||

よし 　 俺 が 斬り すてる 。 |おれ||きり|

あら 　 魔物 倒れた 。 |まもの|たおれた

すみません 病院 連れて って ください 。 （ ムラサキ ） 病人 か よ 。 |びょういん|つれて||||びょうにん||

た ～！

お前 ら も 　 まさか 最強の 金属 オリハルコン を 取り に 行く の か ？ おまえ||||さいきょうの|きんぞく|||とり||いく||

あぁ 　 暗黒の 神 　 デスターク を 倒す ため 最強 の 金属 で 装備 を 固める のだ 。 |あんこくの|かみ|||たおす||さいきょう||きんぞく||そうび||かためる|

ほう 　 守り の 装備 か 。 |まもり||そうび|

俺 は な 　 何でも きれる 最強の 剣 を 作って → おれ|||なんでも||さいきょうの|けん||つくって

そこら じゅう の 人間 を 斬り に 斬り まくって → |||にんげん||きり||きり|

楽 して 暮らそう と 思って る んだ ！ がく||くらそう||おもって||

何 を …　 お前 の ような 曲がった 考え を 持った 奴 に → なん||おまえ|||まがった|かんがえ||もった|やつ|

オリハルコン を 渡す わけに は いか ん 。 ||わたす||||

ほ ざ いて い られる の も 今 の うち だ ぜ ！ |||||||いま||||

何て ？ いい か 。 なんて||

俺 は な 　 か の 武術 家 → おれ|||||ぶじゅつ|いえ

甘 地 正 強 老 師 に → あま|ち|せい|つよ|ろう|し|

５ 年 の 稽古 を つけて もらった んだ ぞ 。 とし||けいこ|||||

何 ？　 えっ ？　 何 老 師 ？ なん||なん|ろう|し

甘 地 正 強 老 師 だ 。 あま|ち|せい|つよ|ろう|し|

知って る ？ いや 　 知ら ん …。 しって|||しら|

ごめんなさい 　 こちら →

あなた の 師匠 に 関して 全滅 です ほんと 　 ごめんなさい ね 。 ||ししょう||かんして|ぜんめつ||||

そんな こと は どう だって いい んだ 。

俺 は な あの 世界 最強 と 恐れ られた → おれ||||せかい|さいきょう||おそれ|

サミュエル ・ バサザール に →

奴 と は 　 もう 二度と 戦い たく ない と 言わ しめた 男 な んだ ぞ 。 やつ||||にどと|たたかい||||いわ||おとこ|||

サミュエル ・ バ …。 あっ 　 聞く 　 聞く 　 聞く 。 |||きく|きく|きく

ごめんなさい 　 えっ と その 最強の 方 の お 名前 → ||||さいきょうの|かた|||なまえ

もう １ 回 　 聞いて も いい です か ？ サミュエル ・ バサザール 　 世界 最強 の 男 。 |かい|きいて|||||||せかい|さいきょう||おとこ

一 度 　 聞いたら 忘れ な さ そうな 名前 だ けど ね 。 ひと|たび|きいたら|わすれ|||そう な|なまえ|||

えっ 　 えっ … サミュエル ・ ジャック …　 ジャックス ？ |||じゃっく|じゃっくす

バサザール 。 ちょ っ 　 なんか お前 の 自慢 　 ピンと こない の よ 。 ||||おまえ||じまん|ぴんと|||

ごめん ね 。 バカに す んな 。 ||ばかに||

お前たち が 無知な だけ だろう ！？ おまえたち||むちな||

しか ～ し そんな 無知な お前たち でも → |||むちな|おまえたち|

この 話 を 聞いたら 震え上がって → |はなし||きいたら|ふるえあがって

オリハルコン を とり に 行こう なんて 思わ ない はずだ 。 ||||いこう||おもわ||

くそ っ 　 どれ だけ 強い んだ 　 貴 様 。 ||||つよい||とうと|さま

誰 に も 言う な よ ！？ だれ|||いう||

先月 　 死んだ ファルジェシヨン 兄弟 。 せんげつ|しんだ||きょうだい

２ 人 と も 葬った の は 　 この 俺 だ 。 じん|||ほうむった||||おれ|

う ぅ …　 誰 だろう か ？ ||だれ||

知ら ない 　 どう しよう …。 しら|||

いい だろう 　 その ファンタスタス 兄弟 を 葬った 　 お前 の 腕前 …。 ||||きょうだい||ほうむった|おまえ||うでまえ

ちょ っ 　 ちょっと 待って 　 待って …　 何 　 それ ？ |||まって|まって|なん|

そんな コミカルな 名前 じゃ なかった でしょう ？ |こみかるな|なまえ|||

お前たち 　 ファルジェシヨン 兄弟 を 知ら ず に よく 　 ここ まで 来た な 。 おまえたち||きょうだい||しら||||||きた|

前置き は いい から さっさと 俺 と 戦え 。 まえおき|||||おれ||たたかえ

さ ぁ 　 来い 。 よし 　 現代 最強 と 称え られる → ||こい||げんだい|さいきょう||たたえ|

羽 かぶせ 御 山里 吉沢 二 刀 流 にて → はね||ご|やまざと|よしざわ|ふた|かたな|りゅう|

叩き 斬って くれる わ 。 たたき|きって||

いや ～。 えっ 　 そんな かがむ の ？ や だ 　 なんか 　 かっこ悪い 。 ||||||||かっこわるい

う あぁ 。

（ うめき声 ） うめきごえ

ありがたい と 思え お 前 は 死な ん 。 ||おもえ||ぜん||しな|

眠る だけ だ 。 じゃあ 　 自慢 する から → ねむる||||じまん||

名前 …　 教えて 。 なまえ|おしえて

そんな 　 オリハルコン 間近な ところ で 呪文 を 手 に 入れた 私 である 。 ||まぢかな|||じゅもん||て||いれた|わたくし|

私 が パルプンテ を ゲット した 今 恥ずかしくて 発表 でき まい 。 わたくし||||げっと||いま|はずかしくて|はっぴょう||

バ ～ カ 　 ムネタイラ ム ～ ネタイラ 国務 長官 。 |||||こくむ|ちょうかん

長官 の パルプンテ は 所詮 何 が 起こる か わから ぬ → ちょうかん||||しょせん|なん||おこる|||

飛び道具 で ございます 。 とびどうぐ||

私 の 呪文 は 確実に 使える 私 の 呪文 は 確実に 使え ます 。 わたくし||じゅもん||かくじつに|つかえる|わたくし||じゅもん||かくじつに|つかえ|

使った 記憶 が ご ざん せ ん 。 どんな 呪文 な んです か ？ つかった|きおく|||||||じゅもん||ん です|

まずは 　 かけて みよう 。

何も 　 起こり ませ ん 。 なにも|おこり||

誰 の 顔 も 変わって ねえ し 。 うん 　 暑く も 寒く も ない ぞ 。 だれ||かお||かわって||||あつく||さむく|||

ほ ほう 　 私 が 初めて 手 に 入れた 炎 系 の 呪文 な のだ が 。 ||わたくし||はじめて|て||いれた|えん|けい||じゅもん|||

ギラ です か ？ しかし 　 どこ に も 炎 が 。 |||||||えん|

私 が この 呪文 を 唱えた ならば → わたくし|||じゅもん||となえた|

どこ か の お家 の ご飯 を 炊く かまど に 火 が 灯る よ 。 |||おいえ||ごはん||たく|||ひ||ともる|

何 ！？ どこ の お家 か 指定 でき ない が → なん|||おいえ||してい|||

今頃 どこ か の お家 の かまど に 火 が ついて → いまごろ||||おいえ||||ひ||

ご飯 を 炊き 始めて いる よ 。 すごい 。 ごはん||たき|はじめて|||

私 は この 呪文 を …　 メラチャッカ 。 わたくし|||じゅもん||

そう 　 名付ける こと に した よ 。 |なづける||||

お前 　 もはや 戦い に 呪文 　 使う 気 ねえ のな 。 おまえ||たたかい||じゅもん|つかう|き||

かけて ください 。 また メラチャッカ を かけて ください 。

うむ 　 よかろう 。

メラチャッカ 。

う お ～！　 どこ か で おいしい ご飯 が → ||||||ごはん|

炊けて い ます よ ～！ たけて|||

そろそろ 行く か 。 うむ 。 |いく||

（ メレブ ） やはり 　 オリハルコン を 守って いる の は → ||||まもって|||

この 系統 だった か 。 バカ 者 。 |けいとう|||ばか|もの

犬 なら まだ 可能 性 は ある が → いぬ|||かのう|せい|||

ハムスター が 守り神 など 　 あり え ん わ 。 ||まもりがみ|||||

はは は 。　 だっこ して やる 。 は は||||

♪♪「 と っと こ 　 と っと こ ハム 二郎 」 ||||||はむ|じろう

あっ 　 うわ ～！

うわ 　 何 だ と ！？ |なん||

う ぅ …　 うわ ～。

同じ パターン で いつも やられる よ ね 。 お っ さん 。 おなじ|ぱたーん||||||||

おのれ 　 キラーハムスター め 。

うわ ～！

あぁ 　 こっち や だ 　 こっち や だ 。

痛い 　 痛い ～！ やめて …　 こっち やめて よ ！？ いたい|いたい||||

小さい だけ に 斬る の が 難しかった ぞ 。 ちいさい|||きる|||むずかしかった|

行こう 　 オリハルコン は すぐ そこ だ 。 いこう|||||

♪♪～

ここ だ 。

どう やって 開く のだ ？ ||あく|

ここ に 開ける ため の 呪文 が 書いて あり ます 。 ||あける|||じゅもん||かいて||

開け ゴマ …　 で 開か ん のだろう ？ あけ|ごま||あか||

お っ さん 。　 やめて くれる ？ 開け ゴマ と か 。 |||||あけ|ごま||

少し 長い ので 私 が 唱え ます 。 すこし|ながい||わたくし||となえ|

アーナラナムゴッスラスラサー 。

カイナンミ 　 カイナンム 　 カイナンミム 。

ダーシ 。　 ダーシダーシ 　 ダーシ 。

アー 　 アー 　 モウ 　 アーア 。

ヤーダ 　 ヤダヤダ 　 ヤーダ 。

マイマイマイマイマイ 　 マイマイマイ 。

シンドロ 　 シンドロー 　 シンドローム 。

ハッ 　 シンドローム 　 ガマサーン 。

ハー 　 ガマサーン 。

ムサンマド 　 ムサンマドインド 。

インヤハイヤー 　 インヤハイヤー 。

ソミシーンド 　 アルシンド 　 アルシンデ 。

アルデンテ 　 キヤー ！

よし 。 アリバサッス 。 まだ か 。

アリンギ 　 エリンギ 。 まだ ある 。 アリンガンタン 。

ドコサン 。　 コスコスコス 　 コストコス 。

コストコ ？　 コストコ 。

コスト カット 。 本当 書いて あん の ？ こすと|かっと|ほんとう|かいて||

カット 。　 キエーイ ！ かっと|

♪♪～

これ が オリハルコン か 。

よくぞ 　 装備 を そろえた ぞ 勇者 ヨシヒコ 。 |そうび||||ゆうしゃ|

さ ぁ 　 暗黒の 神 デスターク が いる 裏 世界 へ いざ なおう 。 ||あんこくの|かみ||||うら|せかい|||

♪♪～

（ ヒサ ） 兄 様 　 ヒサ は とうとう 一子 相 伝 の 拳法 を …。 ひさ|あに|さま|ひさ|||いちこ|そう|つたい||けんぽう|

あれ ？　 あ 　 兄 様 　 どちら へ ？ ||あに|さま||

♪♪～

ここ が 裏 世界 か 。 ||うら|せかい|

デスターク め 　 どこ に 隠れて いる の か 。 ||||かくれて|||

魔物 と か ウヨウヨ い そうだ な 。 まもの|||うようよ||そう だ|

戦わ ねば 　 鍵 は 手 に 入ら ん 。 たたかわ||かぎ||て||はいら|

いく ぞ 。

なんだ と ？