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フルメタル・パニック? ふもっふ, フルメタル・パニック? ふもっふ#8

優し さ は 時々 残酷だ から

求める 程 こたえ を 見失う

雨上がり の 街 虹 が 見える なら

今 歩き 出そう 何 か が 始まる

君 が いる から 明日 が ある から

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から

こんなに 近く に 感じる それ が 愛 でしょう

涙 の 数 の 痛 み を 君 は 知って る から

透き通る その 目 の 中 に 確かな 意味 を 探して

笑顔 見つけ たい

走りだす 瞬間

坂道 で 風 に なる

焼きつけた 陽射 しが

胸 の 奥 熱く した

Ah ー 君 に 近づいて

行く たび 早く なる

時 を 駈 ける

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き

小さな 愛で いい

いつも 側 で あたり 前 の 時間

また 一 つ 増える 笑い声

空 に 響いて いく

艦長 左舷 A 群 の 第 13 番 タンク は 全 交換 が 必要です

パラジウム ・ リアクター は 問題 あり ませ ん

直ちに 隔壁 の 応力 検査 は 計画 通り に 実行 し ます

EMFC の 表面 処理 です が

ジオトロン の 技術 者 は 来週 の 到着 です

ご苦労様

マデューカス さん 作業 の 項目 は これ で 全部 かしら

はい 艦長

艦 の 修理 が 済む まで 半月 以上 は かかり ます

そこ で どう です この 機会 に まとめて 休暇 を 消化 さ れて は

休暇 … です か

はい たまに は ゆっくり と 過ごさ れる の も よろしい か と

そう です ね しばらく 休ま せて もらい ましょう か

前 から 行って み たかった ところ が あり ます

では ぜひ そこ に 私 も 協力 いたし ます

本当です か

もちろん です それ で どちら に

実は …

いけ ませ ん 私 は 反対です

どうして

そ … それ は …

いや あなた と も あろう 方 が なぜ そのような 場所 に

空気 は 悪い し 景色 も 最悪 安全 か どう かも …

嘘つき

さっき 「 なんでも 協力 する 」 って 言った ばかりでしょう

ですが …

念 を 押したら 「 もちろん です 」 と も

はい 決まり

じゃあ 支度 に かかり ましょう

宗 介

な に やって ん の

報告 書 だ もう すぐ 書き 終わる

あの 傭兵 部隊 の ?

ああ

ドンパチ やる だけ が 仕事 じゃ ない の ね

肯定 だ

学校 の 宿題 も あって もう 3 日 寝て い ない

ねえ 大変 大変

恭子 ど した の

さっき 女子 更衣室 に 痴漢 が 出た の

ひ ょろ っと した おじさん が 入って きて

みんな が 悲鳴 あげたら 逃げ出した の

「 オーマイ 」 なんとか かんと か 言って

なに それ

部 外 者 か

生徒 会 の 不可侵 領域 に まで 踏み込む と は 見上げた 度胸 だ な

捕まえて まだ 南 校舎 の ほう に いる よ

了解 した 捕 縛 する

ちょっと ケガ さ せちゃ ダメ よ

侵入 者 に 容赦 する 必要 が ある の か

確かに 痴漢 は 許せ ない けど 穏やかに いき なさい

分かった で は 穏やかに 苦痛 を 与える

ダメ だって ば

あれ じゃ ない ?

ちょっと

ここ に なんの 用 だ 返答 次第 で は …

結局 乱暴 しちゃ うんだ から

宗 介 ?

相良 軍曹 君 は いつも そう やって 上官 に 接して いる の か ね

も … 申し訳 あり ませ ん

ち ゅ … 中佐 殿 と 知っていれば

決して このような 狼藉 は …

謝罪 の 前 に 銃 を どけて くれ ん かね

し … 失礼 し ました

ね この おじさん 誰 な の

言葉 に 気 を つけろ

君 も 前 に 会った こと ある だろう

潜水 艦 の 号令 係 さん

違う

こちら は 俺 の 部隊 の 副 司令 官

リチャード ・ マデューカス 中佐 だ

お 元気 そうです な ミズ 千鳥

先刻 ここ の 校長 に 会って きた ところ で ね

はい

用 が 済んで から 勝手に 校 内 を 見学 して いた のだ が

誤って 更衣室 に 入って しまった ようだ

まあ 謝罪 して おいた が

小さな レディー たち に 通じた か どう か

通じて ねえ

ちょうど 君 を 呼んで 案内 さ せる つもりだった

自分 が … で あり ます か

不服 かね

い … いえ 決して

よろしい

私 の 表向き の 立場 は ケンブリッジ の 教授 だ

書類 上 の 君 の 保護 者 と は 旧知 の 間柄 と いう こと に なって いる

その 旧友 が この 学校 を 紹介 した

そういう 話 だ

軍曹

はっ

なんと 書いて ある

「 祝 す っぴ ん ガールズ 武道 館 公演 」 で あり ます

なんの こと だ

分かり ませ ん

日本 で 有名な アイドル グループ の コンサート の 話 です よ

ファン の 子 が 書いた んだ と 思い ます

なるほど ごく 当たり前の 落書き と いう わけです な

しかし 軍曹

芸能 人 の 名前 も 知ら ないで 民間 人 に 溶け 込める の か ね

はっ 恐縮 です

不 勉強 だ な

任務 へ の 熱意 に 欠ける ようだ

いえ 決して そのような …

弁解 は いい

改善 した まえ

隊 は 君 に 上官 に 暴行 する ため の 給料 を 払って いる ので は ない

イ … イエッサー

この 教室 の 保安 は 万全 か

肯定 で あり ます サー

衛生 状態 は ?

質 の 悪い 病原 菌 や 害虫 は い ない だろう な

もちろん です

清潔な のだ な

はっ

うわ ドラマ の 姑 みたい

これ が 君 の 言う 「 清潔 」 か

も … 申し訳 あり ませ ん

まったく なぜ こんな 男 を 艦長 が …

なんでもない 忘れろ

し … 失礼 し ました

ねえ もし かして 宗 介 この 人 に 嫌わ れて ん の

ここ は もう いい 帰る ぞ

どちら へ

決 まっ とる 君 の マンション だ

な っ …

まったく 文明 の 香り が みじんも ない 部屋 だ な

火薬 と オイル の 匂い が 染み付いて おる

は あ

この 無粋な 空間 を 少し は マシ に せ ねば

まずは 清掃 だ

お 言葉 です が 中佐 殿

清掃 ならば 定期 的に 行って おり まして …

軍曹

私 は 「 やれ 」 と 言った のだ

はっ

まだ なに か やって る

こりゃ 今夜 も 徹夜 ね

こんな ところ か

中佐 殿 なぜ このような 作業 を

どうも 理解 し かねる のです が

いらっしゃった

たた た … 大佐 殿

休暇 を もらって 陣 代 高校 に 留学 する こと に し ました

よろしく お 願い し ます ね 相良 さん

なな … なぜ です

私 も 一 度 くらい 相良 さん と 同じ 学校 に 通って み たかった んです

おかしい です か

いえ 決して

ご 納得 いただける まで ご 通学 ください

じゃあ 早速 支度 し ます ね

艦 が 整備 中 で な 当面 は 作戦 行動 も ない

この 機会 に 艦長 に は 普通の 学生 生活 を 楽しんで いただく こと に なった

な … なるほど

私 は 基地 に 帰ら ねば なら ん この 2 人 も だ

いいかね 軍曹

彼女 は テスタロッサ 艦長 は 非常に 貴重な 人材 だ

はい

この 休暇 中 彼女 に 危険 が 及んだり なんらか の 苦痛 を 被った 場合

私 は 断固たる 態度 を とる つもりだ

この 意味 が 分かる な

はっ

よろしい

だが もう 1 つ ある

マオ 曹長 が 応援 に 来る 予定 だ

彼女 が いれば 心配 は 無用だろう が

しかし もし 万一 だ

ひと つ 屋根 の 下 で 暮らす の を いい こと に

君 が 艦長 に なんらか の 破廉恥な 行為 に 及んだ と したら …

君 が 艦長 に なんらか の 破廉恥な 行為 に 及んだ と したら

私 は 君 を 魚雷 発射 管 に 詰めて

300 キロ の 爆薬 と 共に 射 出 する

神 と 女王 陛下 に 誓って 君 を 八 つ 裂き に する つもりだ

分かった な

め … 滅 相 も あり ませ ん 自分 は …

分かった か 分から ん の か

り ょ … 了解 し ました サー

ほら ほら 見て ください

どう です ぴったりでしょう

相良 さん を 驚かせよう と 思って

2 人 と も どうした ん です か

いえ なにも

よく お 似合い です 艦長

テレサ ・ テスタロッサ です テッサ と 呼んで ください ね

かわいい

かわいい

は いはい 静かに して

2 週間 の 短期 留学 です が 仲良く し ましょう ね

国際 交流 の 一環 です

だから 相良 君

はっ

間違っても あなた の 世界 の 危険な 常識 を 彼女 に 見せ ない ように

ど … 努力 し ます

宗 介 一体 どう なって ん の

どうも こう も ない こういう こと だ

大佐 殿 の 滞在 中 俺 は 彼女 を 護衛 し なければ なら ない

これ も 仕事 だ

す っご いよ ね なんでも 知って る んだ

いえ 私 本当に 分から ない こと だらけ な んです

色々 と 不安で …

大丈夫だ よ あたし たち が ついて る から

そう ね いつでも フォロー して あげる よ

ありがとう ございます

い いって い いって

これ は … 死ぬ かも しれ ん な

で ね あの 人 が 学級 委員 の 千鳥 かなめ さん

生徒 会 の 副 会長 も やって る の なんでも 相談 する と いい よ

いや あたし は …

ほら ほら こっち 来て 自己 紹介

った く

はじめ まして 学級 委員 の 千鳥 です

和式 トイレ の 使い 方 から 頼り に なら ない 艦長 さん の 助け 方 まで

なんでも ご 相談 ください

ありがとう 千鳥 さん

私 が 異性 関係 で 悩み を 抱えたら ぜひ 相談 に 乗って ください ね

ええ そりゃ もう

助かり ます

こ … これ は また 妙に マニアックな コスチューム を …

だって …

ウェーバー 軍曹 が

「 日本 の 学校 なら これ 以外 考え られ ない 」 って 言う もの です から

「 競泳 水着 なんか 着て たら 大 ヒンシュク だ 」 って

あの スケベ 外人 …

う … 嘘 だった んです か どう し ましょう

おとなしく 見学 して たほう が いい の かしら

いや 大丈夫じゃ ない ?

似合って る と は 思う から

本当です か よかった

じゃあ 相良 さん も 喜んで くれて ます ね

で 大丈夫な の

なに が です

あんた 歩いて る だけ で 転ぶ 運動 オンチ でしょ が

まあ ごく まれに 転び ます けど

でも 大丈夫です 息 は 長続き する ほう です から

そ … そう ?

行き ます

浮いて こ ない よ

ま … まさか

溺れちゃ った んじゃ

どけ

宗 介

今 の モロ だった よ

痛 そう

こっち です よ ー

どう です

私 泳ぐ の だけ は 得意な んで ー す

もう 脅かさ ないで よ

でも 相良 君 の ほう が 浮かんで こ ない んだ けど

なんだか 今日 の 彼 すごい 体調 悪 そうだ っだ し

せ ー の

ちょっと 相良 君

そう …

相良 さん

私 の ため に …

みなさん 下がって ください

私 が 介抱 し ます

そんな こと でき ん の

もちろん です 私 は サブマリナー

つまり 水 商売 の 人 です

それ 用法 違う

気 に し ないで

合衆国 海軍 の 応急 処置 マニュアル に よれば

この 場合 は 人工 呼吸 です

絶対 に そう です

要 救助 者 の 気道 を 確保

しかる 後 に 鼻 を つまんで く … 唇 を 重ね ます

恥ずかしい けど くじけ ませ ん

で … で は 失礼 して

相良 さん

ストップ ストップ

な に する んです

やかましい

どさくさ に 紛れて な に やって ん の よ

ですから 人工 呼吸 です

彼 は 死んで も いい です か

んな もん いら ない わ よ

さっき から ウーウー 言って る でしょ が

いいえ それ は 幻 聴 です

彼 を 渡す まい と する あなた の さもしい 深層 心理 が …

よかった

みなさん も 水 の 事故 に は 気 を つけ ましょう ね

どう し ました みなさん

全 っ 然 きれい に まとまって ない んだ けど

あの さ 相良 君 と テッサ ちゃん って 実は 知り合い な の

彼 やたら と テッサ ちゃん の こと 気 に かけて る ように 見える んだ けど

今 も こう だ し

そう そう 怪しい よ ね

うん これ は 普通じゃ ない わ

そう です ね で は みなさん に お 話し して おき ましょう

実は 私 の 父 である リカルド ・ テスタロッサ と

相良 さん の 養父 である アンドレイ ・ プレミーニン さん が 古い 友人 な んです

そんな わけ で

小さな 頃 から 相良 さん に は よく 遊んで もらって ました

だから 私 に とって

彼 は … その …

特別な … 男性 な んです

大変 カナ ちゃん に ライバル 出現

な … なに よ それ

相良 さん

ねぇ ねぇ 相良 君

なんだ

相良 君 と テッサ ちゃん って 特別な 関係 な の

ああ 詳しく は 話せ ない が

君 たち の 想像 を はるかに 上回る 関係 だ

大胆

もう 冷やかさ ないで ください

なんだ

なんの 話 だ

知ら ない

千鳥

本当に いい んです か

うん 連れて って あげる

私 だ

カリーニン 少佐 どう なって る んです

さすが に 自分 も 限界 です

どうも こう も ない 同情 的な 気分 に は なる が …

遅い あと 5 秒 は 短縮 できる ぞ

やり 直し だ

いや とにかく 粗相 の ない よう お 仕え しろ

ですが 俺 1 人 で は …

心配 する な マオ 曹長 が 向かって いる

そろそろ 中継 地 の 八丈島 に 着く 頃 だ

夕方 に は そちら に 到着 する

確かです か

今夜 は ゆっくり 休め 以上 だ

はい

もしもし あたし だ けど

マオ か 今 どこ だ

今 八丈島

なんか 台風 が 近づいて る らしくて

東京 行き の 便 と か 全部 欠航 みたいな の

なんだ と

欠航

だから あたし 今夜 は ここ に 泊まる から

テッサ の こと よろしく

待って くれ そんな …

あっ そ ー っか 2 人 っきり な の ね

なんなら 押し倒しちゃ って も いい から

あたし が 許可 する

き ゃ ー この 色 男

マオ 戦友 を 見捨てる の か

じゃあ ね 頑張 んな さ いよ

待て 応答 せよ ウルズ 2

至急 増 援 を ウルズ 2

千鳥

なに よ

変な こと を 言う ようだ が

もし よかったら 今夜 俺 の 部屋 に 泊まって くれ ない だろう か

その … 大佐 殿 が いる ので 一緒に …

や ー よ

ち … 千鳥

好きな だけ イチャイチャ して たら どう ?

どうせ 「 特別な 関係 」 な んでしょ

じゃあ ね

お 待た せ です そろそろ 帰り ましょう か

相良 さん ?

孤立 … 無 援 か

どうした ん です まだ 気分 が ?

なぜ だ

顔色 が 悪い んです

なぜ 彼女 は 俺 を ここ まで 追い詰める

なに か お 薬 を 飲んだ ほう が いい んじゃ ない です か

それとも 病院 に 行って 診て もらい ます ?

なぜ 彼女 は 俺 を 困ら せる

歩け なくて も 大丈夫 救急 車 を 呼び ます から

いや そもそも 俺 は なぜ こんなに 困って いる

大丈夫です か しっかり して ください

この プレッシャー は な んだ

ちょっと 気 を しっかり 持って ください

どうして 彼女 は …

相良 さん 聞こえて ます か

もう … ダメだ

相良 さん

相良 さん

相良 軍曹 が 倒れた そうです

恐らく 過労 か と

それ 見た こと か

あんな 若 造 に 彼女 を 預けた こと 自体 が 間違い な のだ

相良 軍曹 は 艦長 の 想い 人 に は ふさわしく ない

そう 思わ ん かね

は あ

だいたい 将校 と 下 士官 が 必要 以上 に 親しく なって は

他の 兵 に 示し が つか ん

あの 宗 介 が 彼女 に 手 を 出せる わけない だろう

その 辺り の こと も 含めて 今度 きっちり お 諫め せ ねば と は 思う が

は ー い

貸し なさい

まあ 艦長 も 年頃 だ から な

こういう 方面 で は 間違い も 犯す だろう

しかし それ は さておいて も だ

熱 っ

近頃 の 若い 娘 は 慎み と いう もの が 欠けて いる ので は ない か

社会 教育 家庭 の 悪 しき 問題 が 彼女 の 身 を 蝕んで …

軍曹 死ぬ な よ

男 は いい 男 だけ の 世界 に いる と 心 が 安らぐ

誤解 を 招く ような こと 言わ ない の

ここ は 温泉 周り は かわいい 女の子 たち

もっと テンション 上げ なさい よ

それ は クルツ たち に 任せて ある

今 の 俺 は この 電気 マッサージ 機 に 夢中な のだ ー

次回 「 女神 の 来 日 ( 温泉 編 )」

なんと 風間 君 が 大 活躍

風間 ファン は 期待 して ね

ファン が いれば の 話 だ が な

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 夜 海 紫 灵

日 校 戚风

翻 译 虚

校 对 mam

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季

字幕 诸神 字幕 组


優し さ は 時々   残酷だ から

求める 程   こたえ を 見失う

雨上がり の 街   虹 が 見える なら

今   歩き 出そう   何 か が 始まる

君 が いる から   明日 が ある から

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から

こんなに 近く に 感じる   それ が 愛 でしょう

涙 の 数 の 痛 み を   君 は 知って る から

透き通る その 目 の 中 に   確かな 意味 を 探して

笑顔 見つけ たい

走りだす 瞬間

坂道 で 風 に なる

焼きつけた 陽射 しが

胸 の 奥 熱く した

Ah ー   君 に 近づいて

行く たび 早く なる

時 を 駈 ける

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き

小さな 愛で いい

いつも 側 で   あたり 前 の 時間

また 一 つ 増える 笑い声

空 に 響いて いく

艦長   左舷 A 群 の 第 13 番 タンク は 全 交換 が 必要です

パラジウム ・ リアクター は 問題 あり ませ ん

直ちに 隔壁 の 応力 検査 は 計画 通り に 実行 し ます

EMFC の 表面 処理 です が

ジオトロン の 技術 者 は 来週 の 到着 です

ご苦労様

マデューカス さん   作業 の 項目 は これ で 全部 かしら

はい   艦長

艦 の 修理 が 済む まで   半月 以上 は かかり ます

そこ で どう です   この 機会 に まとめて 休暇 を 消化 さ れて は

休暇 … です か

はい   たまに は ゆっくり と 過ごさ れる の も よろしい か と

そう です ね   しばらく 休ま せて もらい ましょう か

前 から 行って み たかった ところ が あり ます

では   ぜひ そこ に   私 も 協力 いたし ます

本当です か

もちろん です   それ で   どちら に

実は …

いけ ませ ん   私 は 反対です

どうして

そ … それ は …

いや   あなた と も あろう 方 が なぜ そのような 場所 に

空気 は 悪い し   景色 も 最悪   安全 か どう かも …

嘘つき

さっき  「 なんでも 協力 する 」 って 言った ばかりでしょう

ですが …

念 を 押したら  「 もちろん です 」 と も

はい   決まり

じゃあ   支度 に かかり ましょう

宗 介

な に やって ん の

報告 書 だ   もう すぐ 書き 終わる

あの 傭兵 部隊 の ?

ああ

ドンパチ やる だけ が 仕事 じゃ ない の ね

肯定 だ

学校 の 宿題 も あって   もう 3 日 寝て い ない

ねえ   大変 大変

恭子   ど した の

さっき 女子 更衣室 に 痴漢 が 出た の

ひ ょろ っと した おじさん が 入って きて

みんな が 悲鳴 あげたら   逃げ出した の

「 オーマイ 」 なんとか かんと か 言って

なに それ

部 外 者 か

生徒 会 の 不可侵 領域 に まで 踏み込む と は   見上げた 度胸 だ な

捕まえて   まだ 南 校舎 の ほう に いる よ

了解 した   捕 縛 する

ちょっと   ケガ さ せちゃ ダメ よ

侵入 者 に 容赦 する 必要 が ある の か

確かに 痴漢 は 許せ ない けど   穏やかに いき なさい

分かった   で は 穏やかに 苦痛 を 与える

ダメ だって ば

あれ じゃ ない ?

ちょっと

ここ に なんの 用 だ   返答 次第 で は …

結局 乱暴 しちゃ うんだ から

宗 介 ?

相良 軍曹   君 は いつも そう やって 上官 に 接して いる の か ね

も … 申し訳 あり ませ ん

ち ゅ … 中佐 殿 と 知っていれば

決して このような 狼藉 は …

謝罪 の 前 に   銃 を どけて くれ ん かね

し … 失礼 し ました

ね   この おじさん   誰 な の

言葉 に 気 を つけろ

君 も 前 に 会った こと ある だろう

潜水 艦 の 号令 係 さん

違う

こちら は   俺 の 部隊 の 副 司令 官

リチャード ・ マデューカス 中佐 だ

お 元気 そうです な   ミズ 千鳥

先刻   ここ の 校長 に 会って きた ところ で ね

はい

用 が 済んで から   勝手に 校 内 を 見学 して いた のだ が

誤って 更衣室 に 入って しまった ようだ

まあ   謝罪 して おいた が

小さな レディー たち に 通じた か どう か

通じて ねえ

ちょうど 君 を 呼んで 案内 さ せる つもりだった

自分 が … で あり ます か

不服 かね

い … いえ   決して

よろしい

私 の 表向き の 立場 は ケンブリッジ の 教授 だ

書類 上 の 君 の 保護 者 と は 旧知 の 間柄 と いう こと に なって いる

その 旧友 が この 学校 を 紹介 した

そういう 話 だ

軍曹

はっ

なんと 書いて ある

「 祝   す っぴ ん ガールズ   武道 館 公演 」 で あり ます

なんの こと だ

分かり ませ ん

日本 で 有名な アイドル グループ の コンサート の 話 です よ

ファン の 子 が 書いた んだ と 思い ます

なるほど   ごく 当たり前の 落書き と いう わけです な

しかし   軍曹

芸能 人 の 名前 も 知ら ないで   民間 人 に 溶け 込める の か ね

はっ   恐縮 です

不 勉強 だ な

任務 へ の 熱意 に 欠ける ようだ

いえ   決して そのような …

弁解 は いい

改善 した まえ

隊 は 君 に 上官 に 暴行 する ため の 給料 を 払って いる ので は ない

イ … イエッサー

この 教室 の 保安 は 万全 か

肯定 で あり ます   サー

衛生 状態 は ?

質 の 悪い 病原 菌 や 害虫 は い ない だろう な

もちろん です

清潔な のだ な

はっ

うわ   ドラマ の 姑 みたい

これ が 君 の 言う 「 清潔 」 か

も … 申し訳 あり ませ ん

まったく   なぜ こんな 男 を 艦長 が …

なんでもない   忘れろ

し … 失礼 し ました

ねえ   もし かして 宗 介   この 人 に 嫌わ れて ん の

ここ は もう いい   帰る ぞ

どちら へ

決 まっ とる   君 の マンション だ

な っ …

まったく   文明 の 香り が みじんも ない 部屋 だ な

火薬 と オイル の 匂い が 染み付いて おる

は あ

この 無粋な 空間 を 少し は マシ に せ ねば

まずは 清掃 だ

お 言葉 です が   中佐 殿

清掃 ならば 定期 的に 行って おり まして …

軍曹

私 は 「 やれ 」 と 言った のだ

はっ

まだ なに か やって る

こりゃ 今夜 も 徹夜 ね

こんな ところ か

中佐 殿   なぜ このような 作業 を

どうも 理解 し かねる のです が

いらっしゃった

たた た … 大佐 殿

休暇 を もらって 陣 代 高校 に 留学 する こと に し ました

よろしく お 願い し ます ね   相良 さん

なな … なぜ です

私 も 一 度 くらい 相良 さん と 同じ 学校 に 通って み たかった んです

おかしい です か

いえ   決して

ご 納得 いただける まで   ご 通学 ください

じゃあ   早速 支度 し ます ね

艦 が 整備 中 で な   当面 は 作戦 行動 も ない

この 機会 に 艦長 に は 普通の 学生 生活 を 楽しんで いただく こと に なった

な … なるほど

私 は 基地 に 帰ら ねば なら ん   この 2 人 も だ

いいかね   軍曹

彼女 は   テスタロッサ 艦長 は 非常に 貴重な 人材 だ

はい

この 休暇 中   彼女 に 危険 が 及んだり   なんらか の 苦痛 を 被った 場合

私 は 断固たる 態度 を とる つもりだ

この 意味 が 分かる な

はっ

よろしい

だが   もう 1 つ ある

マオ 曹長 が 応援 に 来る 予定 だ

彼女 が いれば   心配 は 無用だろう が

しかし   もし 万一 だ

ひと つ 屋根 の 下 で 暮らす の を いい こと に

君 が 艦長 に なんらか の 破廉恥な 行為 に 及んだ と したら …

君 が 艦長 に なんらか の 破廉恥な 行為 に 及んだ と したら

私 は 君 を 魚雷 発射 管 に 詰めて

300 キロ の 爆薬 と 共に 射 出 する

神 と 女王 陛下 に 誓って   君 を 八 つ 裂き に する つもりだ

分かった な

め … 滅 相 も あり ませ ん   自分 は …

分かった か   分から ん の か

り ょ … 了解 し ました   サー

ほら ほら   見て ください

どう です   ぴったりでしょう

相良 さん を 驚かせよう と 思って

2 人 と も どうした ん です か

いえ   なにも

よく お 似合い です   艦長

テレサ ・ テスタロッサ です   テッサ と 呼んで ください ね

かわいい

かわいい

は いはい   静かに して

2 週間 の 短期 留学 です が   仲良く し ましょう ね

国際 交流 の 一環 です

だから   相良 君

はっ

間違っても   あなた の 世界 の 危険な 常識 を 彼女 に 見せ ない ように

ど … 努力 し ます

宗 介   一体 どう なって ん の

どうも こう も ない   こういう こと だ

大佐 殿 の 滞在 中   俺 は 彼女 を 護衛 し なければ なら ない

これ も 仕事 だ

す っご いよ ね   なんでも 知って る んだ

いえ   私   本当に 分から ない こと だらけ な んです

色々 と 不安で …

大丈夫だ よ   あたし たち が ついて る から

そう ね   いつでも フォロー して あげる よ

ありがとう ございます

い いって   い いって

これ は …  死ぬ かも しれ ん な

で ね   あの 人 が 学級 委員 の 千鳥 かなめ さん

生徒 会 の 副 会長 も やって る の   なんでも 相談 する と いい よ

いや   あたし は …

ほら ほら   こっち 来て   自己 紹介

った く

はじめ まして   学級 委員 の 千鳥 です

和式 トイレ の 使い 方 から   頼り に なら ない 艦長 さん の 助け 方 まで

なんでも ご 相談 ください

ありがとう   千鳥 さん

私 が 異性 関係 で 悩み を 抱えたら   ぜひ 相談 に 乗って ください ね

ええ   そりゃ もう

助かり ます

こ … これ は また 妙に マニアックな コスチューム を …

だって …

ウェーバー 軍曹 が

「 日本 の 学校 なら これ 以外 考え られ ない 」 って 言う もの です から

「 競泳 水着 なんか 着て たら 大 ヒンシュク だ 」 って

あの スケベ 外人 …

う … 嘘 だった んです か   どう し ましょう

おとなしく 見学 して たほう が いい の かしら

いや   大丈夫じゃ ない ?

似合って る と は 思う から

本当です か   よかった

じゃあ   相良 さん も 喜んで くれて ます ね

で   大丈夫な の

なに が です

あんた   歩いて る だけ で 転ぶ 運動 オンチ でしょ が

まあ   ごく まれに 転び ます けど

でも 大丈夫です   息 は 長続き する ほう です から

そ … そう ?

行き ます

浮いて こ ない よ

ま … まさか

溺れちゃ った んじゃ

どけ

宗 介

今 の モロ だった よ

痛 そう

こっち です よ ー

どう です

私   泳ぐ の だけ は 得意な んで ー す

もう   脅かさ ないで よ

でも 相良 君 の ほう が 浮かんで こ ない んだ けど

なんだか 今日 の 彼   すごい 体調 悪 そうだ っだ し

せ ー の

ちょっと   相良 君

そう …

相良 さん

私 の ため に …

みなさん   下がって ください

私 が 介抱 し ます

そんな こと でき ん の

もちろん です   私 は サブマリナー

つまり   水 商売 の 人 です

それ   用法 違う

気 に し ないで

合衆国 海軍 の 応急 処置 マニュアル に よれば

この 場合 は 人工 呼吸 です

絶対 に そう です

要 救助 者 の 気道 を 確保

しかる 後 に 鼻 を つまんで   く … 唇 を 重ね ます

恥ずかしい けど   くじけ ませ ん

で … で は   失礼 して

相良 さん

ストップ   ストップ

な に する んです

やかましい

どさくさ に 紛れて な に やって ん の よ

ですから   人工 呼吸 です

彼 は 死んで も いい です か

んな もん いら ない わ よ

さっき から ウーウー 言って る でしょ が

いいえ   それ は 幻 聴 です

彼 を 渡す まい と する あなた の さもしい 深層 心理 が …

よかった

みなさん も 水 の 事故 に は 気 を つけ ましょう ね

どう し ました   みなさん

全 っ 然 きれい に まとまって ない んだ けど

あの さ   相良 君 と テッサ ちゃん って 実は 知り合い な の

彼 やたら と テッサ ちゃん の こと 気 に かけて る ように 見える んだ けど

今 も こう だ し

そう そう   怪しい よ ね

うん   これ は 普通じゃ ない わ

そう です ね   で は みなさん に お 話し して おき ましょう

実は   私 の 父 である リカルド ・ テスタロッサ と

相良 さん の 養父 である アンドレイ ・ プレミーニン さん が 古い 友人 な んです

そんな わけ で

小さな 頃 から 相良 さん に は よく 遊んで もらって ました

だから   私 に とって

彼 は …  その …

特別な … 男性 な んです

大変   カナ ちゃん に ライバル 出現

な … なに よ   それ

相良 さん

ねぇ ねぇ   相良 君

なんだ

相良 君 と テッサ ちゃん って 特別な 関係 な の

ああ   詳しく は 話せ ない が

君 たち の 想像 を はるかに 上回る 関係 だ

大胆

もう   冷やかさ ないで ください

なんだ

なんの 話 だ

知ら ない

千鳥

本当に いい んです か

うん   連れて って あげる

私 だ

カリーニン 少佐   どう なって る んです

さすが に 自分 も 限界 です

どうも こう も ない   同情 的な 気分 に は なる が …

遅い   あと 5 秒 は 短縮 できる ぞ

やり 直し だ

いや   とにかく   粗相 の ない よう お 仕え しろ

ですが   俺 1 人 で は …

心配 する な   マオ 曹長 が 向かって いる

そろそろ 中継 地 の 八丈島 に 着く 頃 だ

夕方 に は そちら に 到着 する

確かです か

今夜 は ゆっくり 休め   以上 だ

はい

もしもし   あたし だ けど

マオ か   今 どこ だ

今   八丈島

なんか 台風 が 近づいて る らしくて

東京 行き の 便 と か   全部 欠航 みたいな の

なんだ と

欠航

だから   あたし   今夜 は ここ に 泊まる から

テッサ の こと   よろしく

待って くれ   そんな …

あっ   そ ー っか  2 人 っきり な の ね

なんなら 押し倒しちゃ って も いい から

あたし が 許可 する

き ゃ ー   この 色 男

マオ   戦友 を 見捨てる の か

じゃあ ね   頑張 んな さ いよ

待て   応答 せよ   ウルズ 2

至急 増 援 を   ウルズ 2

千鳥

なに よ

変な こと を 言う ようだ が

もし よかったら   今夜   俺 の 部屋 に 泊まって くれ ない だろう か

その …  大佐 殿 が いる ので   一緒に …

や ー よ

ち … 千鳥

好きな だけ イチャイチャ して たら どう ?

どうせ 「 特別な 関係 」 な んでしょ

じゃあ ね

お 待た せ です   そろそろ 帰り ましょう か

相良 さん ?

孤立 …  無 援 か

どうした ん です   まだ 気分 が ?

なぜ だ

顔色 が 悪い んです

なぜ 彼女 は 俺 を ここ まで 追い詰める

なに か お 薬 を 飲んだ ほう が いい んじゃ ない です か

それとも 病院 に 行って 診て もらい ます ?

なぜ 彼女 は 俺 を 困ら せる

歩け なくて も 大丈夫   救急 車 を 呼び ます から

いや   そもそも 俺 は なぜ こんなに 困って いる

大丈夫です か   しっかり して ください

この プレッシャー は な んだ

ちょっと   気 を しっかり 持って ください

どうして   彼女 は …

相良 さん   聞こえて ます か

もう … ダメだ

相良 さん

相良 さん

相良 軍曹 が 倒れた そうです

恐らく 過労 か と

それ 見た こと か

あんな 若 造 に 彼女 を 預けた こと 自体 が 間違い な のだ

相良 軍曹 は   艦長 の 想い 人 に は ふさわしく ない

そう 思わ ん かね

は あ

だいたい   将校 と 下 士官 が 必要 以上 に 親しく なって は

他の 兵 に 示し が つか ん

あの 宗 介 が 彼女 に 手 を 出せる わけない だろう

その 辺り の こと も 含めて   今度 きっちり お 諫め せ ねば と は 思う が

は ー い

貸し なさい

まあ   艦長 も 年頃 だ から な

こういう 方面 で は 間違い も 犯す だろう

しかし   それ は さておいて も だ

熱 っ

近頃 の 若い 娘 は 慎み と いう もの が 欠けて いる ので は ない か

社会   教育   家庭 の 悪 しき 問題 が   彼女 の 身 を 蝕んで …

軍曹   死ぬ な よ

男 は いい   男 だけ の 世界 に いる と 心 が 安らぐ

誤解 を 招く ような こと 言わ ない の

ここ は 温泉   周り は かわいい 女の子 たち

もっと テンション 上げ なさい よ

それ は クルツ たち に 任せて ある

今 の 俺 は   この 電気 マッサージ 機 に 夢中な のだ ー

次回  「 女神 の 来 日 ( 温泉 編 )」

なんと 風間 君 が 大 活躍

風間 ファン は 期待 して ね

ファン が いれば の 話 だ が な

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