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フルメタル・パニック! The Second Raid, フルメタル・パニック! The Second Raid OVA

第 三 コンパートメント に 進水

艦長 このまま で は …

いいえ 敵 を 引きつける の よ

敵 魚雷 距離 800

700

限界 です 艦長

600

まだ よ

そう もう 少し

500

400

300

今 です カウンターメジャー 射 出

取り舵 いっぱい 緊急 ブロー

聞こえ ない の マデューカ …

テッサ いつも すまない

さ … 相良 さん ?

俺 に とって 君 は 大切な 人 な んだ と 思う

本当だ テッサ

好きな んだ 愛して る

テッサ 好きだ 愛して る

テッサ 好きだ 愛して る

そんな … あたし … 困り ます

魚雷 命中 し ます

魚雷 は

誰 か 報告 して ください

ダーナー

みんな どこ ?

損害 報告

よし 戦術 状況 G -54 は 終了 だ

続いて H -55 の シミュレーション に 入る ぞ

ラジャー H -55 を 開始 し ます

図 上 の 位置 に 敵 AS 3 機 を 探知

主 兵 装 及び ATD に よる 攻撃 が 有効 と 判断

やって みろ

ラジャー

新たな 高 脅威 目標

相良 さん

たた た … 大佐 殿 ?

相良 さん

た … 大佐 殿

状況 が わから ない のです が

状況 ?

どうでも いい です

状況 は 不利

うるさい

ねぇ この 間 みたいに 「 テッサ 」 って 呼んで ください

なんか 夢 の 中 っぽい し

たまに は いい 思い し たい し

ゆ … 夢 ?

すいません 理解 でき ない のです が

胸部 に 被弾

お前 は 黙って ろ

もう 相良 さん の 意地悪 ー

どう したら 「 テッサ 」 って 呼んで くれる んです か

危険な 状況 です

私 なんでも して あげ ます から

で … で は テッサ

と いう か 大佐 殿

今 すぐ 軍医 を 呼んで き ます ので どう か お 気 を 確かに

軍医 ?

敵機 に 異常 発生

あ … あの あの あの …

お … お 加減 は

違う んです

私 そういう つもり じゃ なくて です ね

別に 頭 が おかしく なった わけじゃ なくて

寝ぼけて た だけ で

あの あの あの あの

や だ あたし ったら

大佐 殿 ?

おけ … おけ … お 怪我 は

大丈夫です 大丈夫です 平気です

って いう か ほか の みんな に は 内緒 に して ください

お 願い し ます

ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい

何 だった んだ

敵機 は 撤退 このまま 一気に 追撃 を

黙れ

で 寝ぼけて 部下 に 迫って す っ 転んで 逃げた ?

もう めちゃくちゃ ほとんど ボケ 老人 だ わ ね

ぼ … ボケ 老人 ?

だって ね いくら 寝ぼけて たって

半 裸 で 艦 内 を 徘徊 したり する ? 普通

たまたま ダナン は ドック 入り して て 誰 も い なかった から よかった けど

心配 いら ない って

宗 介 は そういう の 言いふらす タイプ じゃ ない から

より に よって その 相良 さん に 見 られた から こうして 落ち込んで いる んです

きっと 軽蔑 さ れ ました

それ より テッサ 今日 は 暇 そう ね

ええ 昨日 頑張って 仕事 片付け ました から

せっかく 相良 さん が こっち に 戻って きて ます し

今日 は 色々 アプローチ しよう か な と か 思って た んだ けど

だ と いう のに 今朝 の あの 失敗 です

もう もう お 終い です

大体 なんで ダナン の 発令 所 なんか で 寝て た の よ

昨日 は 基地 の 部屋 で あたし と 一緒だった はずでしょう

それ は 覚えて る んです けど

クタクタ で 帰って きたら

例 に よって メリッサ が 飲んだ くれて て

ちょっと 相手 して すぐ 寝ちゃ った から

そう なる と あたし が 帰って から 一 人 で 部屋 を 出て

ドック の ダナン に 迷い 込んだ って こと よ ね

ええ それ に 今朝 部屋 に 帰ったら

お気に入り の ぬいぐるみ が なくなって た んです

ああ あれ ね

私 寝ぼけて あの 子 を 基地 の どこ か に 置いて きて しまった の かも しれ ませ ん

メリッサ は 知ら ない ?

さあ あんた が 酔いつぶれて 寝ちゃ った 時 は 抱いて たわ よ

ほったらかし で 帰っちゃ った けど

待って ください 酔いつぶれた って

ああ あんた に 飲ま せた の ジュース じゃ なくて サワー だった の

私 に お 酒 を 飲ま せた んです か

まあ いい じゃ ない

いいえ アルコール は 脳 細胞 を 破壊 し ます

この 仕事 を 長く 続け たかったら …

あぁ ど っか の 朴 念 仁 みたいな こと 言わ ないで よ

できた よ 離れて

う ぃ ー っす

さっき から 何 して る んです ?

計画 書 送って おいた でしょう

M 9 の 動作 パターン の 研究 よ

より 高度な 運動 を 無人で 行える ように ね

でも その 高度な 運動 って いう の が よく わから なかった んです けど

まあ 見て なさい って

何 です ? あの スカート は

気分 よ 気分

やった ー

よ ー し

よ ー し よし よし

タンゴ ?

どう すごい でしょ

あの …

数 千万 ドル の 最 新鋭 機 で あんまり 遊ば ないで ほしい んです けど

なんという の か 戦 隊長 的に …

さあ 来る わ よ

聞いて ます ?

そこそこ

オッケー

聞いて ませ ん ね

また 失敗 か

そんなに 落ち込ま ないで

元気 を 出して ください メリッサ

テッサ

減俸 です

全員 の 始末 書 と 被害 評価 明日 まで に 出して ください ね

落し物 です か

ええ 昨日 の 晩 から 今朝 まで の 間 に 届いた 物 は あり ませ ん か

今 調べ ます

ですが わざわざ 大佐 殿 に ご 足 労 を 頂か なく と も ご 連絡 いただければ

ご … 極 私的な 持ち物 です から

近く を 通った ついで に 聞き に 来 ました

恐縮 です

それ で お 探し の 物 と は

それ は … えっ と …

う ぃっ す ちょっと いい かい

あれ テッサ じゃ ん

ウェーバー さん

なんか 忘れ物 ?

弁当 箱 と か 体操 着 と か

そういう 小学生 みたいな アイテム で は ない んです が

まあ ちょっと した 私物 です

それ より よ あんた 落し物 係 ?

はい 本来 は 備蓄 管理 員 です が

そう

これ 拾った んだ けど さ

遺失物 です か

うん

これ は ?

アニメ です ね 日本 製 の

ロッカー に 落ちて た んだ よ

誰 か 探して る と 思う から 返し といて

了解 し ました

では こちら の 台帳 に サイン を …

あー 悪い 俺 急いで んだ

軍曹 殿 ?

あと 適当に 頼む わ

参った な 規則 な のに

まあ いい でしょ 大変な 貴重 品 と いう わけで も な さ そうです しね

ありがとう ございます

それ で 大佐 殿 の 落し物 な のです が

昨日 から 届け られた 物 は あり ませ ん

そう です か

何 を 紛失 さ れた のでしょう か

後 で 届いたら お 知らせ し ます が

い … いえ いい んです また 来 ます から

大佐 殿

おはよう ございます

クルーゾー さん あなた も 忘れ物 ?

それ に なんだか お 疲れ みたいです けど

少々 徹夜 が 重なり まして

ですが 全て 片付き ました

今日 は ゆっくり さ せて いただく つもりです

そう よかった

これ から 自室 で のんびり 映画 鑑賞 を 楽しもう と 思って いた のです が

肝心の 映像 ソフト が 行方 不明でして

映像 ソフト ?

はい 昨日 こちら に 届いた のです

ロッカー 室 に 置いて あった のです が

それ なら つい さっき ここ に 届き ました よ

ねぇ

はい こちら です

よろしい です か

あ … ああ 確かに 私 の 持ち物 だ

面倒 を かけた

よかった です ね クルーゾー さん

大佐 殿

はい ?

その …

もし よろしければ

私 が こういった 類 の 映画 を 見て いる こと は 内密に して いただき たい のです が

いい けど どうして です ?

私 は ウルズ 1 つまり 特別 対応 班 の チーム リーダー です

部下 を 束ねる ため に は 範 を 示さ ねば なり ませ ん

感傷 的な 人間 だ と 思わ れる の は 困る のです

そう な んです か

はい 絶対 に そう です

しかる に です

私 が 気分 を 和ま す ため に この 手 の 作品 を 鑑賞 して いる こと や

新作 チェック に 『 Newtype USA 』 を 密かに 愛読 して いる こと など を

部下 たち に 知ら れる の は その … 非常に 厄介な のです

士気 に 関わり ます ので

べ … 別に いい じゃ ないで す か アニメ くらい

いいえ 良く あり ませ ん

決して 自分 の 体面 を 気 に して いる わけで は あり ませ ん

あくまで 部隊 の 士気 を 保つ ため 私 は こうして お 願い を して …

そこ まで 心配 なら いっそ 見る の やめたら どう です

そ … それ は …

た … 大佐 殿 の ご 命令 ならば し … 従い ます が

いや しかし しかし … それ は … あ … あまりに …

中尉 冗談 です よ

誰 に も 言わ ない から 安心 して ください

ありがとう ございます 大佐 殿

二 等 兵 君 も だ

この こと は 他言 無用だ ぞ

イ … イエッサー

では 失礼 し ます

なんと ま ぁ あの 彼 が …

それ で 大佐 殿 あなた の 落し物 は

い … いえ いい んです

ぬいぐるみ どこ に 置いて きた の かしら

普通 なら そのまま 寝て る はずな のに

なんで 部屋 を 出たり した んだろう

あっ 電話

誰 か から 電話 が 来て

そう だ カリーニン さん

彼 から 電話 が あって 部屋 を 出て いって それ から …

どうした っけ

はい

大佐 殿

あの カリーニン さん

今日 は 非番 だった のに すみません

もし お 邪魔でしたら …

いえ どうぞ お 入り ください さ ぁ

では お 言葉 に 甘えて

大佐 殿 お 昼 は まだ でしょう か

ちょうど 特製 の ボルシチ を 作って いた ところ な のです が

カリーニン さん が お 料理 です か

ええ

じゃあ ごちそう に なり ます

光栄です

ついで です ので 相良 軍曹 も 呼んで み ましょう

私 だ 軍曹

実は また 例 の ボルシチ を 作った のだ が

どう だ これ から

どうした の だ 声 が 裏 返って る ぞ

いや

そう か わかった

残念 先約 が ある そうです

そう です か

では 少々 お 待ち ください

あと 245 秒 で 完成 し ます

242 秒 です

カリーニン さん 昨日 の 晩 私 の ところ に 電話 を くれ ました よ ね

肯定 です

その どんな 話 を した かしら ちょっと 記憶 が 曖昧だった から

その 件 でした か

基地 の 早期 警戒 システム の 簡単な テスト を 実 …

テスト を 実施 する ため 許可 を 求めた のです

すぐに 許可 を 頂き ました

あなた は これ から テスト の 様子 を 見 に 行く

少し 遅れる かも しれ ない から 先 に 始めて おいて くれて 結構だ と

許可 も 頂いた ので テスト を 行い ました

ところが しばらく して 艦長 は お 見え に なら ない と れん ら …

連絡 が あり まして 日頃 の 激務 で お 疲れ だった のだろう と 思い

撤収 して しまった のです が

そう です か それ で 連絡 は 誰 から

マデューカス 中佐 から です

マ … マデューカス さん から ?

はい 0300 時 頃 です

って いう こと は

ふらふら の ダメダメ な まま 口うるさい 彼 に どこ か で 会っちゃ った って こと ?

最悪です どう しよう

料理 ?

完成 です

これ まで の 試作 品 の 中 で は うまく いった ほう です

試作 品 ?

これ は 亡き 妻 が 生前 に 得意 と して いた 料理 な のです

その 味 を 再現 しよう と 試行 錯誤 を 繰り返した 末 の 成果

それ が この ボルシチ な のです

努力 の 甲斐 あって 今日 完成 し ました

これ まで の ボルシチ に 足りなかった 素材

それ は …

ココアパウダー と 味噌 ペースト な のです

ココアパウダー と 味噌 ペースト です

ボルシチ です よ ね

はい ココア と 味噌 は 欠かせ ませ ん

さあ お 召し上がり ください 大佐 殿

お … おいしい です

よかった

うん これ だ

うまい

こ … これ です か うまい です か

ええ これ こそ 妻 の 味 です

当時 軍務 で ほとんど 家 を 留守 に して いた 私 は

度々 妻 から 責め られて い ました

それ でも 任務 を 終えて 帰宅 する と

妻 は 黙って この ボルシチ を 出して くれた のです

私 が うまい と 言う と 彼女 は いつも それ を 疑って い ました

それ も 今では …

いいえ 女々しい 思い出 話 は よし ましょう

それ って 単に 奥さん の 嫌がらせ だった ので は

何 が

いえ なんでもない です

そう です か

さ ぁ どんどん 召し上がって ください

5 人 分 くらい は あり ます ので

相良 さん が 逃げた 理由 が わかり ました

し … 死ぬ か と 思い ました

次 は マデューカス さん の ところ ね

気 が 進み ませ ん

ウェーバー さん ?

ど いた ど いた

あの …

俺 は 向こう に 走り去った そういう こと で よろしく

クルーゾー さん

大佐 殿 ウェーバー 軍曹 を 見 ませ ん でした か

あっ ち に 走って

どうも

待ち なさい クルーゾー さん 何 が あった んです

それ は …

その …

例の ソフトです

先ほど から 自室 で 鑑賞 を して いた のです が

誰 か が 映像 に 細工 を ?

はい 見事な 心理 作戦 です

私 の 情緒 は 木っ端微塵 に 打ち砕か れ ました

ですが 犯人 は わかって い ます

奴 に は 名作 を 汚した 罪 を 償わ せ ます

それでは

これ で いつぞや の 借り を 返せた って もんだ ぜ

あの これ は …

いや ー な に 遺失物 係 に 渡す 前 に ちょっと 細工 を ね

感動 の シーン の 前 に いろいろ と ショッキングな 映像 を な

ウェーバー さん やり すぎ です

そう ?

そう です 誰 に だって 大切な もの は ある んです から

後 で ちゃんと 謝って あげて ください

命令 しちゃ い ます よ

でも な あの 中尉 が そう 簡単に …

ウェーバー ここ に いた か

クルツ ・ ウェーバー 軍曹 殿

貴 様 の 罪 は 海 より 深い

人間 に はやって いい こと と 悪い こと が ある

知ら ねえ な 仮に 俺 だった と して どう する んだ い

殺す

上等

貴 様 だけ は 断じて 許さ ん

大の 男 が ムキ に なる こと か

ダメです やめて く …

やめて ください 二 人 と も

ダメです って ば もう

聞こえ ないで す か

いい加減に せんか

マデューカス さん

まったく 何やら 騒がしい と 思って 来て みれば

艦長 の ご 命令 が 聞こえ なかった の か

クルーゾー 中尉

兵 の 規範 と なる 将校 が 何たる ザマ だ

はっ 返す 言葉 も ございませ ん 猛省 して おり ます

そう だ ぜ 猛省 し まくり な

お前 も 黙れ 軍曹

こんな 場所 で の 私 闘 など 言語道断だ

そもそも だ 今 の ような 貴 様 の 行動 は

多大な 才能 の 浪費 だ と いう こと に なぜ 気づか ん

もっと 別の 方向 に エネルギー を 向けよう と は 思わ ん の か

若 さ は 財産 な んだ ぞ

二度と 帰ら ない 貴重な 時間 を くだら ん 諍い に 費やして どう する

私 は 貴 様 ぐらい の 年 の 頃 は 容易に は 得 られ ん 知識 と 技能 を 修得 する か

!@#$%

つまり そういう こと な のだ わかった な

はい

よろしい で は 解散

いやはや 連中 に も 困った もの です な

うち の 戦 隊 は 若い 者 が 多い で すし 才能 が あって も エゴ が 強 すぎる

艦長 お 加減 でも

いえ 昨夜 の こと な んです けど

本当に すみ ませ ん でした

たくさんの 部下 を 預かる 身 と して あって は なら ない こと だ と 思い ます

もう 二度と あんな こと は し ない ように し ます から

よく わから ない のです が

簡単な 警戒 システム の テスト に いらっしゃら なかった の が

それほど 重大な ミス な のです か

だって カリーニン さん に 私 が 行け ない って 伝えた んでしょう

ええ 私 も そういう 連絡 を 受けた のです

大佐 殿 は お 疲れ の ご 様子 な ので 今日 は 来 られ ない

カリーニン 少佐 に も その 旨 お 伝え いただき たい と

それ を そのまま 少佐 に 伝えた のです が

そう だった の

艦長 何 か 重大な 問題 が あった のです か

いいえ 全然 問題 あり ませ ん

問題 ない ので 解散 です

でも 一応 確認 です

私 が 来 ない と 伝えた 人 は 誰 な んです か

それ は …

相良 軍曹 です

そう いえば 彼 は そろそろ 東京 に 帰る 時間 でした な

そう 相良 さん でした

私 ふらふら に なって そのまま ダナン の 眠って いる ドック まで 歩いて いて

大佐 殿

相良 さん

大佐 殿

大丈夫です か

色々 ひどい こと 言っちゃ った

構わ ないで ください

どうせ かなめ さん の ほう が 大事な んでしょう

いえ そのような こと は …

彼 から 部屋 に 送る って 言わ れた 時

「 お家 は こっち です 」 って 発令 所 まで 行った んでした

それ で 艦長 席 で 寝ちゃ った の ね

もう すぐ 彼 が 帰っちゃ う

謝ら なくちゃ お 礼 言わ なくちゃ

それ に ちゃんと 気持ち を 伝え なくちゃ

相良 さん

大佐 殿

その …

散々 迷惑 かけちゃ った みたいで

謝り たくて

相良 さん ごめんなさい

私 …

でも …

あの …

大好きな の 嫌いに なら ないで

すみません 大佐 殿

俺 は 嫌いな んです

「 酒 が 大好きだ 」 など と 部下 の 前 で 言う べきで は あり ませ ん

アルコール は 脳 細胞 を 破壊 し ます

この 仕事 を 長く 続け たかったら 控える べきです

いい です か テッサ 友人 と して 忠告 し ます

酒 は やめる んです

昨夜 の こと は 自分 の 胸 に しまって おき ます から

ま … 待って ください

軍曹 離陸 し ます

相良 さん お 酒 の こと じゃ ない んです

了解 した

では また

ぬいぐるみ は さっき マオ に 預けて おき ました ので ご 安心 を

聞いて ください 違う んです

って いう か 何 な んです それ マジボケ

やって られ ませ ん

本気で あの 人 ダメ っぽい です

精一杯 の 勇気 を 出した のに

ま ぁ あの 唐 変 木 が 相手 じゃ 押し が 弱 すぎた の かも ねえ

人事 みたいです ね

そう

もともと あなた が 私 に お 酒 を 飲ま せた の が 発端 な んです よ

ごめん ね

もう 寝 ます

テッサ

はい ?

どんな 一 日 だった ?

散々な 一 日 でした

そう

でも こういう 散々な 毎日 が ずっと 続いたら いい な っと 思い ました

あたし も そう かな

それ じゃ お やすみ なさい

お やすみ テッサ

はい

本 字幕 由 诸神 字幕 组 出品 仅供 学 习 交流 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

台本 整理 : gen 翻 译 : mam 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀


第 三 コンパートメント に 進水

艦長   このまま で は …

いいえ   敵 を 引きつける の よ

敵 魚雷   距離 800

700

限界 です   艦長

600

まだ よ

そう   もう 少し

500

400

300

今 です   カウンターメジャー 射 出

取り舵 いっぱい   緊急 ブロー

聞こえ ない の   マデューカ …

テッサ   いつも すまない

さ … 相良 さん ?

俺 に とって 君 は 大切な 人 な んだ と 思う

本当だ   テッサ

好きな んだ   愛して る

テッサ   好きだ   愛して る

テッサ   好きだ   愛して る

そんな … あたし … 困り ます

魚雷   命中 し ます

魚雷 は

誰 か   報告 して ください

ダーナー

みんな どこ ?

損害 報告

よし   戦術 状況 G -54 は 終了 だ

続いて H -55 の シミュレーション に 入る ぞ

ラジャー   H -55 を 開始 し ます

図 上 の 位置 に 敵 AS 3 機 を 探知

主 兵 装 及び ATD に よる 攻撃 が 有効 と 判断

やって みろ

ラジャー

新たな 高 脅威 目標

相良 さん

たた た … 大佐 殿 ?

相良 さん

た … 大佐 殿

状況 が わから ない のです が

状況 ?

どうでも いい です

状況 は 不利

うるさい

ねぇ   この 間 みたいに 「 テッサ 」 って 呼んで ください

なんか 夢 の 中 っぽい し

たまに は いい 思い し たい し

ゆ … 夢 ?

すいません   理解 でき ない のです が

胸部 に 被弾

お前 は 黙って ろ

もう   相良 さん の 意地悪 ー

どう したら 「 テッサ 」 って 呼んで くれる んです か

危険な 状況 です

私   なんでも して あげ ます から

で … で は テッサ

と いう か   大佐 殿

今 すぐ 軍医 を 呼んで き ます ので   どう か お 気 を 確かに

軍医 ?

敵機 に 異常 発生

あ … あの あの あの …

お … お 加減 は

違う んです

私 そういう つもり じゃ なくて です ね

別に 頭 が おかしく なった わけじゃ なくて

寝ぼけて た だけ で

あの   あの   あの   あの

や だ   あたし ったら

大佐 殿 ?

おけ … おけ … お 怪我 は

大丈夫です   大丈夫です   平気です

って いう か   ほか の みんな に は 内緒 に して ください

お 願い し ます

ごめんなさい   ごめんなさい   ごめんなさい

何 だった んだ

敵機 は 撤退   このまま 一気に 追撃 を

黙れ

で   寝ぼけて 部下 に 迫って す っ 転んで 逃げた ?

もう   めちゃくちゃ   ほとんど ボケ 老人 だ わ ね

ぼ … ボケ 老人 ?

だって ね   いくら 寝ぼけて たって

半 裸 で 艦 内 を 徘徊 したり する ? 普通

たまたま ダナン は ドック 入り して て   誰 も い なかった から よかった けど

心配 いら ない って

宗 介 は そういう の 言いふらす タイプ じゃ ない から

より に よって その 相良 さん に 見 られた から   こうして 落ち込んで いる んです

きっと 軽蔑 さ れ ました

それ より テッサ   今日 は 暇 そう ね

ええ   昨日 頑張って 仕事 片付け ました から

せっかく 相良 さん が こっち に 戻って きて ます し

今日 は 色々 アプローチ しよう か な と か 思って た んだ けど

だ と いう のに   今朝 の あの 失敗 です

もう   もう   お 終い です

大体 なんで ダナン の 発令 所 なんか で 寝て た の よ

昨日 は 基地 の 部屋 で あたし と 一緒だった はずでしょう

それ は 覚えて る んです けど

クタクタ で 帰って きたら

例 に よって メリッサ が 飲んだ くれて て

ちょっと 相手 して   すぐ 寝ちゃ った から

そう なる と あたし が 帰って から 一 人 で 部屋 を 出て

ドック の ダナン に 迷い 込んだ って こと よ ね

ええ   それ に   今朝 部屋 に 帰ったら

お気に入り の ぬいぐるみ が なくなって た んです

ああ   あれ ね

私   寝ぼけて あの 子 を 基地 の どこ か に 置いて きて しまった の かも しれ ませ ん

メリッサ は 知ら ない ?

さあ   あんた が 酔いつぶれて 寝ちゃ った 時 は 抱いて たわ よ

ほったらかし で 帰っちゃ った けど

待って ください   酔いつぶれた って

ああ   あんた に 飲ま せた の ジュース じゃ なくて   サワー だった の

私 に お 酒 を 飲ま せた んです か

まあ いい じゃ ない

いいえ   アルコール は 脳 細胞 を 破壊 し ます

この 仕事 を 長く 続け たかったら …

あぁ   ど っか の 朴 念 仁 みたいな こと 言わ ないで よ

できた よ   離れて

う ぃ ー っす

さっき から 何 して る んです ?

計画 書 送って おいた でしょう

M 9 の 動作 パターン の 研究 よ

より 高度な 運動 を 無人で 行える ように ね

でも その 高度な 運動 って いう の が よく わから なかった んです けど

まあ   見て なさい って

何 です ? あの スカート は

気分 よ   気分

やった ー

よ ー し

よ ー し よし よし

タンゴ ?

どう   すごい でしょ

あの …

数 千万 ドル の 最 新鋭 機 で あんまり 遊ば ないで ほしい んです けど

なんという の か   戦 隊長 的に …

さあ   来る わ よ

聞いて ます ?

そこそこ

オッケー

聞いて ませ ん ね

また 失敗 か

そんなに 落ち込ま ないで

元気 を 出して ください   メリッサ

テッサ

減俸 です

全員 の 始末 書 と 被害 評価   明日 まで に 出して ください ね

落し物 です か

ええ   昨日 の 晩 から 今朝 まで の 間 に 届いた 物 は あり ませ ん か

今 調べ ます

ですが   わざわざ 大佐 殿 に ご 足 労 を 頂か なく と も   ご 連絡 いただければ

ご … 極 私的な 持ち物 です から

近く を 通った ついで に 聞き に 来 ました

恐縮 です

それ で   お 探し の 物 と は

それ は … えっ と …

う ぃっ す   ちょっと いい かい

あれ   テッサ じゃ ん

ウェーバー さん

なんか 忘れ物 ?

弁当 箱 と か 体操 着 と か

そういう 小学生 みたいな アイテム で は ない んです が

まあ   ちょっと した 私物 です

それ より よ   あんた   落し物 係 ?

はい   本来 は 備蓄 管理 員 です が

そう

これ   拾った んだ けど さ

遺失物 です か

うん

これ は ?

アニメ です ね   日本 製 の

ロッカー に 落ちて た んだ よ

誰 か 探して る と 思う から   返し といて

了解 し ました

では   こちら の 台帳 に サイン を …

あー 悪い   俺 急いで んだ

軍曹 殿 ?

あと 適当に 頼む わ

参った な   規則 な のに

まあ いい でしょ   大変な 貴重 品 と いう わけで も な さ そうです しね

ありがとう ございます

それ で   大佐 殿 の 落し物 な のです が

昨日 から 届け られた 物 は あり ませ ん

そう です か

何 を 紛失 さ れた のでしょう か

後 で 届いたら お 知らせ し ます が

い … いえ   いい んです   また 来 ます から

大佐 殿

おはよう ございます

クルーゾー さん   あなた も 忘れ物 ?

それ に   なんだか お 疲れ みたいです けど

少々 徹夜 が 重なり まして

ですが   全て 片付き ました

今日 は ゆっくり さ せて いただく つもりです

そう   よかった

これ から 自室 で のんびり 映画 鑑賞 を 楽しもう と 思って いた のです が

肝心の 映像 ソフト が 行方 不明でして

映像 ソフト ?

はい   昨日 こちら に 届いた のです

ロッカー 室 に 置いて あった のです が

それ なら   つい さっき ここ に 届き ました よ

ねぇ

はい   こちら です

よろしい です か

あ … ああ   確かに 私 の 持ち物 だ

面倒 を かけた

よかった です ね   クルーゾー さん

大佐 殿

はい ?

その …

もし よろしければ

私 が こういった 類 の 映画 を 見て いる こと は 内密に して いただき たい のです が

いい けど   どうして です ?

私 は ウルズ 1  つまり 特別 対応 班 の チーム リーダー です

部下 を 束ねる ため に は   範 を 示さ ねば なり ませ ん

感傷 的な 人間 だ と 思わ れる の は 困る のです

そう な んです か

はい   絶対 に そう です

しかる に です

私 が 気分 を 和ま す ため に   この 手 の 作品 を 鑑賞 して いる こと や

新作 チェック に 『 Newtype USA 』 を 密かに 愛読 して いる こと など を

部下 たち に 知ら れる の は   その … 非常に 厄介な のです

士気 に 関わり ます ので

べ … 別に いい じゃ ないで す か   アニメ くらい

いいえ   良く あり ませ ん

決して 自分 の 体面 を 気 に して いる わけで は あり ませ ん

あくまで 部隊 の 士気 を 保つ ため   私 は こうして お 願い を して …

そこ まで 心配 なら   いっそ 見る の やめたら どう です

そ … それ は …

た … 大佐 殿 の ご 命令 ならば   し … 従い ます が

いや   しかし しかし … それ は … あ … あまりに …

中尉   冗談 です よ

誰 に も 言わ ない から   安心 して ください

ありがとう ございます   大佐 殿

二 等 兵   君 も だ

この こと は 他言 無用だ ぞ

イ … イエッサー

では   失礼 し ます

なんと ま ぁ   あの 彼 が …

それ で 大佐 殿   あなた の 落し物 は

い … いえ   いい んです

ぬいぐるみ   どこ に 置いて きた の かしら

普通 なら そのまま 寝て る はずな のに

なんで 部屋 を 出たり した んだろう

あっ   電話

誰 か から 電話 が 来て

そう だ   カリーニン さん

彼 から 電話 が あって   部屋 を 出て いって   それ から …

どうした っけ

はい

大佐 殿

あの   カリーニン さん

今日 は 非番 だった のに   すみません

もし お 邪魔でしたら …

いえ   どうぞ お 入り ください   さ ぁ

では   お 言葉 に 甘えて

大佐 殿   お 昼 は まだ でしょう か

ちょうど 特製 の ボルシチ を 作って いた ところ な のです が

カリーニン さん が お 料理 です か

ええ

じゃあ   ごちそう に なり ます

光栄です

ついで です ので   相良 軍曹 も 呼んで み ましょう

私 だ   軍曹

実は また 例 の ボルシチ を 作った のだ が

どう だ   これ から

どうした の だ   声 が 裏 返って る ぞ

いや

そう か   わかった

残念   先約 が ある そうです

そう です か

では   少々 お 待ち ください

あと 245 秒 で 完成 し ます

242 秒 です

カリーニン さん   昨日 の 晩   私 の ところ に 電話 を くれ ました よ ね

肯定 です

その   どんな 話 を した かしら   ちょっと 記憶 が 曖昧だった から

その 件 でした か

基地 の 早期 警戒 システム の 簡単な テスト を 実 …

テスト を 実施 する ため   許可 を 求めた のです

すぐに 許可 を 頂き ました

あなた は これ から テスト の 様子 を 見 に 行く

少し 遅れる かも しれ ない から 先 に 始めて おいて くれて 結構だ と

許可 も 頂いた ので   テスト を 行い ました

ところが   しばらく して   艦長 は お 見え に なら ない と れん ら …

連絡 が あり まして   日頃 の 激務 で お 疲れ だった のだろう と 思い

撤収 して しまった のです が

そう です か   それ で   連絡 は 誰 から

マデューカス 中佐 から です

マ … マデューカス さん から ?

はい  0300 時 頃 です

って いう こと は

ふらふら の ダメダメ な まま 口うるさい 彼 に どこ か で 会っちゃ った って こと ?

最悪です   どう しよう

料理 ?

完成 です

これ まで の 試作 品 の 中 で は うまく いった ほう です

試作 品 ?

これ は 亡き 妻 が 生前 に 得意 と して いた 料理 な のです

その 味 を 再現 しよう と 試行 錯誤 を 繰り返した 末 の 成果

それ が この ボルシチ な のです

努力 の 甲斐 あって   今日 完成 し ました

これ まで の ボルシチ に 足りなかった 素材

それ は …

ココアパウダー と 味噌 ペースト な のです

ココアパウダー と 味噌 ペースト です

ボルシチ です よ ね

はい   ココア と 味噌 は 欠かせ ませ ん

さあ   お 召し上がり ください   大佐 殿

お … おいしい です

よかった

うん   これ だ

うまい

こ … これ です か   うまい です か

ええ   これ こそ 妻 の 味 です

当時 軍務 で ほとんど 家 を 留守 に して いた 私 は

度々 妻 から 責め られて い ました

それ でも 任務 を 終えて 帰宅 する と

妻 は 黙って この ボルシチ を 出して くれた のです

私 が うまい と 言う と   彼女 は いつも それ を 疑って い ました

それ も 今では …

いいえ   女々しい 思い出 話 は よし ましょう

それ って   単に 奥さん の 嫌がらせ だった ので は

何 が

いえ   なんでもない です

そう です か

さ ぁ   どんどん 召し上がって ください

5 人 分 くらい は あり ます ので

相良 さん が 逃げた 理由 が わかり ました

し … 死ぬ か と 思い ました

次 は マデューカス さん の ところ ね

気 が 進み ませ ん

ウェーバー さん ?

ど いた ど いた

あの …

俺 は 向こう に 走り去った   そういう こと で よろしく

クルーゾー さん

大佐 殿   ウェーバー 軍曹 を 見 ませ ん でした か

あっ ち に 走って

どうも

待ち なさい   クルーゾー さん   何 が あった んです

それ は …

その …

例の ソフトです

先ほど から 自室 で 鑑賞 を して いた のです が

誰 か が 映像 に 細工 を ?

はい   見事な 心理 作戦 です

私 の 情緒 は 木っ端微塵 に 打ち砕か れ ました

ですが   犯人 は わかって い ます

奴 に は 名作 を 汚した 罪 を 償わ せ ます

それでは

これ で いつぞや の 借り を 返せた って もんだ ぜ

あの   これ は …

いや ー な に   遺失物 係 に 渡す 前 に ちょっと 細工 を ね

感動 の シーン の 前 に いろいろ と ショッキングな 映像 を な

ウェーバー さん   やり すぎ です

そう ?

そう です   誰 に だって 大切な もの は ある んです から

後 で ちゃんと 謝って あげて ください

命令 しちゃ い ます よ

でも な   あの 中尉 が そう 簡単に …

ウェーバー   ここ に いた か

クルツ ・ ウェーバー 軍曹 殿

貴 様 の 罪 は 海 より 深い

人間 に はやって いい こと と 悪い こと が ある

知ら ねえ な   仮に 俺 だった と して どう する んだ い

殺す

上等

貴 様 だけ は 断じて 許さ ん

大の 男 が ムキ に なる こと か

ダメです   やめて く …

やめて ください   二 人 と も

ダメです って ば   もう

聞こえ ないで す か

いい加減に せんか

マデューカス さん

まったく   何やら 騒がしい と 思って 来て みれば

艦長 の ご 命令 が 聞こえ なかった の か

クルーゾー 中尉

兵 の 規範 と なる 将校 が 何たる ザマ だ

はっ   返す 言葉 も ございませ ん   猛省 して おり ます

そう だ ぜ   猛省 し まくり な

お前 も 黙れ   軍曹

こんな 場所 で の 私 闘 など   言語道断だ

そもそも だ   今 の ような 貴 様 の 行動 は

多大な 才能 の 浪費 だ と いう こと に なぜ 気づか ん

もっと 別の 方向 に エネルギー を 向けよう と は 思わ ん の か

若 さ は 財産 な んだ ぞ

二度と 帰ら ない 貴重な 時間 を くだら ん 諍い に 費やして どう する

私 は 貴 様 ぐらい の 年 の 頃 は 容易に は 得 られ ん 知識 と 技能 を 修得 する か

!@#$%

つまり   そういう こと な のだ   わかった な

はい

よろしい   で は 解散

いやはや   連中 に も 困った もの です な

うち の 戦 隊 は 若い 者 が 多い で すし   才能 が あって も エゴ が 強 すぎる

艦長   お 加減 でも

いえ   昨夜 の こと な んです けど

本当に すみ ませ ん でした

たくさんの 部下 を 預かる 身 と して   あって は なら ない こと だ と 思い ます

もう 二度と あんな こと は し ない ように し ます から

よく わから ない のです が

簡単な 警戒 システム の テスト に いらっしゃら なかった の が

それほど 重大な ミス な のです か

だって   カリーニン さん に 私 が 行け ない って 伝えた んでしょう

ええ   私 も そういう 連絡 を 受けた のです

大佐 殿 は お 疲れ の ご 様子 な ので   今日 は 来 られ ない

カリーニン 少佐 に も その 旨   お 伝え いただき たい と

それ を そのまま 少佐 に 伝えた のです が

そう だった の

艦長   何 か 重大な 問題 が あった のです か

いいえ   全然 問題 あり ませ ん

問題 ない ので   解散 です

でも 一応 確認 です

私 が 来 ない と 伝えた 人 は 誰 な んです か

それ は …

相良 軍曹 です

そう いえば   彼 は そろそろ 東京 に 帰る 時間 でした な

そう   相良 さん でした

私   ふらふら に なって そのまま ダナン の 眠って いる ドック まで 歩いて いて

大佐 殿

相良 さん

大佐 殿

大丈夫です か

色々 ひどい こと 言っちゃ った

構わ ないで ください

どうせ かなめ さん の ほう が 大事な んでしょう

いえ   そのような こと は …

彼 から 部屋 に 送る って 言わ れた 時

「 お家 は こっち です 」 って 発令 所 まで 行った んでした

それ で 艦長 席 で 寝ちゃ った の ね

もう すぐ 彼 が 帰っちゃ う

謝ら なくちゃ   お 礼 言わ なくちゃ

それ に   ちゃんと 気持ち を 伝え なくちゃ

相良 さん

大佐 殿

その …

散々 迷惑 かけちゃ った みたいで

謝り たくて

相良 さん   ごめんなさい

私 …

でも …

あの …

大好きな の   嫌いに なら ないで

すみません   大佐 殿

俺 は 嫌いな んです

「 酒 が 大好きだ 」 など と   部下 の 前 で 言う べきで は あり ませ ん

アルコール は 脳 細胞 を 破壊 し ます

この 仕事 を 長く 続け たかったら 控える べきです

いい です か   テッサ   友人 と して 忠告 し ます

酒 は やめる んです

昨夜 の こと は 自分 の 胸 に しまって おき ます から

ま … 待って ください

軍曹   離陸 し ます

相良 さん   お 酒 の こと じゃ ない んです

了解 した

では また

ぬいぐるみ は さっき マオ に 預けて おき ました ので   ご 安心 を

聞いて ください   違う んです

って いう か   何 な んです それ   マジボケ

やって られ ませ ん

本気で あの 人 ダメ っぽい です

精一杯 の 勇気 を 出した のに

ま ぁ   あの 唐 変 木 が 相手 じゃ   押し が 弱 すぎた の かも ねえ

人事 みたいです ね

そう

もともと   あなた が 私 に お 酒 を 飲ま せた の が 発端 な んです よ

ごめん ね

もう 寝 ます

テッサ

はい ?

どんな 一 日 だった ?

散々な 一 日 でした

そう

でも   こういう 散々な 毎日 が ずっと 続いたら いい な っと   思い ました

あたし も そう かな

それ じゃ   お やすみ なさい

お やすみ   テッサ

はい

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