Owari no Seraph Episode 4

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

We ' re all as bad

Ah wait , don ' t take all of it away

Ah wait , don ' t take all of it away

Ah wait , don ' t take all of it away

Ah wait , don ' t take all of it away

You always do

We ' ll always be something you cannot control

We ' ll always be something you cannot control

We ' ll always be something you cannot control

We ' ll always be something you cannot control

We will overcome - Your salvation has begun

We will overcome - Your salvation has begun

We will overcome - Your salvation has begun

We will overcome - Your salvation has begun

No suns , no lights

Such a mess all over

Don ' t kill your hopes

Don ' t kill your hopes

You make me realize who I need

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

But it changes somehow

But it changes somehow

But it changes somehow

But it changes somehow

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

I ' ll reach you , my darling

I ' ll reach you , my darling

I ' ll reach you , my darling

I ' ll reach you , my darling

The shadows of the Earth

The shadows of the Earth

The shadows of the Earth

The shadows of the Earth

Illusions so bright

Illusions so bright

Illusions so bright

Illusions so bright

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

When it ' s the pain that makes us so human after all

When it ' s the pain that makes us so human after all

When it ' s the pain that makes us so human after all

When it ' s the pain that makes us so human after all

Toward a city , a border patrol

Toward a city , a border patrol

Toward a city , a border patrol

Toward a city , a border patrol

1000 precious words , just to start with a spark

1000 precious words , just to start with a spark

1000 precious words , just to start with a spark

1000 precious words , just to start with a spark

To the core

ヨハネ の 四 騎士 だ ||よっ|きし|

逃げろ 皆殺し に さ れる ぞ にげろ|みなごろし||||

剣 よ けん|

助かった たすかった

これ で 俺 たち も 大阪 み たい に 守って もらえ る ||おれ|||おおさか||||まもって||

守る だって まもる|

笑わ せ て くれる ね わらわ||||

誰 が 家畜 を 守る か よ だれ||かちく||まもる||

飼う の 間違い だ ねぇ かう||まちがい||

しかし 君 は さすが に 強い なぁ |きみ||||つよい|

第 三 位 始祖 だい|みっ|くらい|しそ

クルル ・ ツェペシ 様 の 血 を 飲 ん で 吸 血 鬼 化 し た って 噂 は あった けど ||さま||ち||いん|||す|ち|おに|か||||うわさ|||

あれ は やはり 事実 な の か な |||じじつ||||

素性 は どう あれ すじょう|||

独断 専行 し て 手柄 を 独り占め どくだん|せんこう|||てがら||ひとりじめ

所詮 は 欲 深い 人間 あがり よ しょせん||よく|ふかい|にんげん||

手柄 に 興味 は ない 君 たち の 好き に し て いい よ てがら||きょうみ|||きみ|||すき|||||

これ より この 地区 は 吸 血 鬼 が 守り 支配 する こと に なり ます |||ちく||す|ち|おに||まもり|しはい|||||

皆さん の 安全 を 保証 する 代わり に みなさん||あんぜん||ほしょう||かわり|

皆さん に は 血液 の 提供 を お 願い する こと に なり ます みなさん|||けつえき||ていきょう|||ねがい|||||

あの …

あなた は 命 の 恩人 です ||いのち||おんじん|

ありがとう ござい ます

お礼 に 私 の 血 を 吸って ください お れい||わたくし||ち||すって|

あなた に なら 私 … |||わたくし

これ は 記憶 だ ||きおく|

これ じゃ 俺 たち 家畜 じゃ ねぇ か ||おれ||かちく|||

だから ミカ 革命 起 こそ う ぜ 革命 |みか|かくめい|おこ||||かくめい

いつ まで も 家畜 やって られ っか よ |||かちく||||

もう 優 ちゃん は いっ つ も 馬鹿 な ん だ から |すぐる||||||ばか||||

いっ つ も っ て な ん だ よ

力 で 吸 血 鬼 に 勝て る わけない でしょ う ちから||す|ち|おに||かて||||

頭 使う の 頭 あたま|つかう||あたま

実は 脱走 計画 が ある ん だ じつは|だっそう|けいかく||||

この 吸 血 鬼 の 世界 から 逃げよ う |す|ち|おに||せかい||にげよ|

僕 に 任せ て おい て よ ぼく||まかせ||||

まだ 僕 が 人間 で ある こと を 失う 前 の 記憶 |ぼく||にんげん|||||うしなう|ぜん||きおく

そして この 僕 の 浅はか な 計画 の せい で ||ぼく||あさはか||けいかく|||

行けよ 早く 馬鹿 いけよ|はやく|ばか

よ … よかった …

優 ちゃん だけ でも 逃げ れ たら 僕 は … すぐる||||にげ|||ぼく|

どういう こと だ

フェリド 様 が 撃た れ てる ぞ |さま||うた|||

家畜 の 分 際 で 貴族 に 手 を かける と は かちく||ぶん|さい||きぞく||て||||

やめ なさい

その 人間 は 私 の もの です |にんげん||わたくし|||

じ ょ … 女王 陛下 … ||じょおう|へいか

あなた が なぜ ここ に …

これ じゃあ もう 死ぬ わ ね |||しぬ||

それ で これ は いったい どういう こと かしら

フェリド ・ バー トリー |ばー|

これ は これ は

我ら が 吸 血 鬼 の 女王 クルル ・ ツェペシ われら||す|ち|おに||じょおう||

お 久しぶり 君 は いつも 綺麗 だ ねぇ |ひさしぶり|きみ|||きれい||

あら ありがとう

あなた も 相変わらず いやらしい 顔 で 笑う わ ねぇ ||あいかわらず||かお||わらう||

ひどい なぁ

頭 を 撃た れ た ばかり な のに あたま||うた|||||

君 へ の 愛 で なんとか 笑顔 を 作って る ん だ よ きみ|||あい|||えがお||つくって||||

あなた が 愛し てる の は 私 の 持つ 権力 でしょ う ||あいし||||わたくし||もつ|けんりょく||

それ も 好き だ けど ね ||すき|||

それ で 第 七 位 始祖 の あなた が ||だい|なな|くらい|しそ|||

たかが 人間 の 子供 に 撃た れ た |にんげん||こども||うた||

冗談 でしょ じょうだん|

でも 事実 だ |じじつ|

いいえ あなた は わざと 逃がし た ||||にがし|

私 が 飼って た セラフ を わたくし||かって|||

一 人 は 逃げ 一 人 は 死に かけ て いる ひと|じん||にげ|ひと|じん||しに|||

この 事件 に 弁解 が できる と いう なら 今 すぐ … |じけん||べんかい||||||いま|

い や ー 弁解 す べき は 君 の 方 じゃ ない か なぁ ||-|べんかい||||きみ||かた||||

セラフ の 呪い に 触れる の は 法 に 触れる はず ||まじない||ふれる|||ほう||ふれる|

僕 が 上位 始祖 会 に 一言 言え ば … ぼく||じょうい|しそ|かい||いちげん|いえ|

聞こえ なかった きこえ|

だから 僕 が この 件 を … |ぼく|||けん|

ちょっと 怒ら せ すぎ た かな |いから||||

よく 聞こえ なかった ん だ けど もう 一 度 言って くれる |きこえ||||||ひと|たび|いって|

ひどい よ クルル

くっつく と は いえ ちぎれる 瞬間 は 痛い ん だ よ |||||しゅんかん||いたい|||

このまま 首 も ちぎ ろ う か |くび|||||

それ は 困る なぁ ||こまる|

よし 負け を 認めよ う |まけ||みとめよ|

これ 以上 この 件 に は 踏み込ま ない |いじょう||けん|||ふみこま|

本当 だ ほんとう|

第 一 君 に 逆らって ここ で 生き て いける と は 僕 も 思って ない し ね だい|ひと|きみ||さからって|||いき|||||ぼく||おもって|||

いい だ ろ う だ が もし また この 件 を 詮索 し たら … |||||||||けん||せんさく||

大丈夫 僕 だって 命 は 惜しい から ね だいじょうぶ|ぼく||いのち||おしい||

でも また 来る よ クルル ||くる||

僕 は 君 が 大好き だ から ねぇ ぼく||きみ||だいすき|||

おい 人間 まだ 生き たい か |にんげん||いき||

私 なら お前 に 命 を や れる ぞ 永遠 の 命 を わたくし||おまえ||いのち|||||えいえん||いのち|

要ら ない … いら|

そう か 命 は 要ら ない か ||いのち||いら||

だが お前 に 選択肢 は ない |おまえ||せんたくし||

私 の 血 を 飲み お 前 は 人間 を やめろ わたくし||ち||のみ||ぜん||にんげん||

そして 僕 は 人間 で ある こと を やめ た |ぼく||にんげん||||||

おい お前 な に 肩 当て てん だ よ |おまえ|||かた|あて|||

喧嘩 売った ろ お前 けんか|うった||おまえ

ち ょ お前 何 言って ん … ||おまえ|なん|いって|

いって ぇ じゃ ねぇ か

上等 だ コラァ じょうとう||

優 くん その 顔 どう し た の すぐる|||かお||||

電柱 に ぶつかった でんちゅう||

で … 電柱 |でんちゅう

そう そう 電柱 ||でんちゅう

す っ げ ぇ 目付き の 悪い 電柱 ||||めつき||わるい|でんちゅう

何 それ なん|

遅かった です ね おそかった||

何 だ シノア か なん|||

あら その 顔 … ||かお

つまり また 謹慎 に … ||きんしん|

喧嘩 なんか し て ねぇ ぜ けんか|||||

まあ いい ん です けど ね

でも … ついに 今日 から な ん です ね ||きょう|||||

はい そう な ん です

今日 から 僕ら 月 鬼 ノ 組 に 入る ため の 研修 教室 に 行ける こと に な … きょう||ぼくら|つき|おに||くみ||はいる|||けんしゅう|きょうしつ||いける|||

研修 なんて 要ら ねえ ん だ よ けんしゅう||いら||||

とっとと 実戦 に 投入 しろ って の |じっせん||とうにゅう|||

分かり まし た わかり||

じゃあ 優 さん は 研修 を 受け ない ので |すぐる|||けんしゅう||うけ||

武器 と 制服 な し で 戦場 へ どうぞ ぶき||せいふく||||せんじょう||

ほとんど 全裸 じゃ ねぇ か |ぜんら|||

失礼 し ま ー す しつれい|||-|

二 人 を 連れ て き まし た よ グレン 中佐 ふた|じん||つれ|||||||ちゅうさ

中佐 ちゅうさ

よし お前 ら 聞け |おまえ||きけ

今日 珍しく 担任 で ある 俺 が ここ に 出向 い て やった の は きょう|めずらしく|たんにん|||おれ||||しゅっこう|||||

転入 生 が いる から だ てんにゅう|せい||||

ちなみに 言って おき ます が |いって|||

担任 は 普通 毎日 教室 に 来る もの です よ たんにん||ふつう|まいにち|きょうしつ||くる|||

お前 は 黙って ろ おまえ||だまって|

あー な ん だ とりあえず こいつ ら だ

百 夜 優一 郎 と 早乙女 与一 ひゃく|よ|ゆういち|ろう||さおとめ|よいち

一言 で 言う と アホ と 弱虫 だ な いちげん||いう||||よわむし||

誰 が アホ だ よ だれ||||

事実 だ ろ じじつ||

いい から 自己 紹介 しろ ||じこ|しょうかい|

いら ねぇ よ

友達 を 作り に 来た ん じゃ ねぇ ん だ ともだち||つくり||きた|||||

ここ に いる 奴 ら に も 言 っと く が |||やつ||||げん|||

俺 は お前 ら と 馴れ合う つもり は ねぇ から おれ||おまえ|||なれあう||||

ち ょ … 優 くん … ||すぐる|

宣言 し とく せんげん||

お前 ら クズ 共 が 今 まで 何 を 勉強 し て た か は 知ら ねぇ が おまえ||くず|とも||いま||なん||べんきょう||||||しら||

そい つ は 全部 無駄 だ |||ぜんぶ|むだ|

一 番 いい 武器 は 俺 が もらう こと に なった ひと|ばん||ぶき||おれ|||||

以上 いじょう

以上 じゃ ねぇ いじょう||

お前 は 普通 科 で 一体 何 を 学 ん で き た ん だ この アホ が おまえ||ふつう|か||いったい|なん||まな|||||||||

もう いい 座れ 馬鹿 が ||すわれ|ばか|

席 は あそこ な せき|||

くそ グレン の 馬鹿 力め |||ばか|りきめ

ん だ よ お 前 ここ 俺 の 席 に なった から 足 向け ん な よ ||||ぜん||おれ||せき||||あし|むけ|||

おい お前 聞い て ん の か |おまえ|ききい||||

ん だ よ う っせ ー な |||||-|

もう 昼 か |ひる|

て め え は 今朝 の 電柱 ||||けさ||でんちゅう

なんで こんな とこ に

ふざけ ん な そりゃ こっち の セリフ だ ||||||せりふ|

って 電柱 って なん だ コラァ |でんちゅう||||

あいつ ら 何 な の ||なん||

確か 君 月 も 先月 まで 普通 科 で 友達 作り さ せ て た はず だ よ な たしか|きみ|つき||せんげつ||ふつう|か||ともだち|つくり||||||||

お前 の 監視 下 で おまえ||かんし|した|

そう です ね

効果 は こうか|

ご覧 の 通り です ごらん||とおり|

お前 ちゃん と 仕事 しろ よ おまえ|||しごと||

監視 は し て まし た よ かんし||||||

今朝 も 君 月 士 方 くん は 百 夜 優一 郎 くん の 実力 を はかる ため に 襲って まし た けさ||きみ|つき|し|かた|||ひゃく|よ|ゆういち|ろう|||じつりょく|||||おそって||

で お前 が 仲裁 し た ？ |おまえ||ちゅうさい||

こっそり 楽し ん で 見 とき まし た |たのし|||み|||

お前 ちゃん と 仕事 しろ よ おまえ|||しごと||

やかましい

ゆ … 優 くん |すぐる|

ほっとけ

それ じゃ 久しぶり に 授業 はじめ ん ぞ ||ひさしぶり||じゅぎょう|||

失礼 し ます しつれい||

一瀬 中佐 ちょっと いい です か いちのせ|ちゅうさ||||

だめ だ ね 勝手 に 入って くん な |||かって||はいって||

一 週間 後 の 鬼 呪 装備 適性 試験 の こと です が ひと|しゅうかん|あと||おに|まじない|そうび|てきせい|しけん||||

当然 俺 が 最 上位 「 黒 鬼 」 の シリーズ に 挑戦 さ せ て もらえ る ん です よ ね とうぜん|おれ||さい|じょうい|くろ|おに||しりーず||ちょうせん|||||||||

だから 入って くん な って |はいって|||

全科 目 の 成績 は 俺 が トップ の はず です ぜんか|め||せいせき||おれ||とっぷ|||

なんで そんなに 焦って 力 を 求める ||あせって|ちから||もとめる

なぜ そんな 質問 を する ん です ||しつもん||||

どうせ 軍 は 俺 の 素性 は 全部 … |ぐん||おれ||すじょう||ぜんぶ

ああ もちろん 知って いる ||しって|

黙示録 の ウイルス に 感染 し た 妹 の 治療 に 金 が 要る ん だ ろ う もくしろく||ういるす||かんせん|||いもうと||ちりょう||きむ||いる||||

月 鬼 ノ 組 は エリート 集団 だ つき|おに||くみ||えりーと|しゅうだん|

所属 し て 活躍 すれ ば しょぞく|||かつやく||

民間 に 開放 さ れ て い ない 治療 や 解 呪 法 を 無制限 に 受け られる 可能 性 が ある みんかん||かいほう||||||ちりょう||かい|まじない|ほう||むせいげん||うけ||かのう|せい||

だが 今 の お前 じゃ 活躍 す ん の は 無理 だ |いま||おまえ||かつやく|||||むり|

鬼 呪 装備 に 触れる こと すら でき ない おに|まじない|そうび||ふれる||||

なん せ 鬼 呪 は 人 の 欲望 に 取り 憑 く から な ||おに|まじない||じん||よくぼう||とり|ひょう|||

それ じゃあ あの 百 夜 と か いう 馬鹿 は 大丈夫 だ と でも |||ひゃく|よ||||ばか||だいじょうぶ|||

どう か ねぇ

少なくとも あいつ は 一 度 鬼 を 退け て みせ てっ から な すくなくとも|||ひと|たび|おに||しりぞけ|||||

意外 と あいつ 仲間 も 大事 に し そう だ し いがい|||なかま||だいじ|||||

ふざけ ん な あんな 奴 より 俺 の 方 が 力 は … ||||やつ||おれ||かた||ちから|

足り ねぇ ん だ よ 力 だけ じゃ たり|||||ちから||

だから お前 も 仲間 作れ |おまえ||なかま|つくれ

一 人 で 抱え込む な じゃ なきゃ ひと|じん||かかえこむ|||

鬼 に 取り込ま れ た 時 飲み込ま れ て 戻って こ れ なく なる おに||とりこま|||じ|のみこま|||もどって||||

焦り や 怒り は 鬼 の 好物 だ あせり||いかり||おに||こうぶつ|

今 の お前 じゃ 欲望 に 喰 わ れ て 本物 の 鬼 に 成り果てる いま||おまえ||よくぼう||しょく||||ほんもの||おに||なりはてる

は いはい

今日 から は 一 週間 後 の 鬼 呪 装備 適性 試験 に 向け て きょう|||ひと|しゅうかん|あと||おに|まじない|そうび|てきせい|しけん||むけ|

能力 を ジャッジ し て いき ま ー す のうりょく||じゃっじ|||||-|

ここ で 結果 を 出せ ない と 一 週間 後 の 試験 すら 受け られ ない から ||けっか||だせ|||ひと|しゅうかん|あと||しけん||うけ|||

頑張る よう に がんばる||

だ … 大丈夫 かな |だいじょうぶ|

とりあえず 一 番 強い 武器 は 俺 が もらう |ひと|ばん|つよい|ぶき||おれ||

まだ 言って る |いって|

今日 は 仲間 と 息 を 合わせる 訓練 を 評価 し ます きょう||なかま||いき||あわせる|くんれん||ひょうか||

では 二 人 一 組 に なって ください |ふた|じん|ひと|くみ|||

く … 組 ？ |くみ

与一 よいち

与一 さん 与一 さん 私 と 組み ま しょ う よいち||よいち||わたくし||くみ|||

あ … はい

おい ちょ っ お前 ら おい |||おまえ||

あの もしも ー し ||-|

マジ

は いはい

それでは 始め ます ね |はじめ||

点数 と か 付ける ので 張り切って 行き ま しょ う てんすう|||つける||はりきって|いき|||

軍 の 式 神 人形 か ぐん||しき|かみ|にんぎょう|

大して 速く ねぇ な たいして|はやく||

とっとと 壊し て 評価 点 を 上げる ぞ |こわし||ひょうか|てん||あげる|

て め え どの 人形 狙って ん だ ふざけ て ん の か ||||にんぎょう|ねらって|||||||

お前 こそ ふざけ て ん … おまえ||||

いって …

百 夜 君 月 ペア マイナス １０ 点 ひゃく|よ|きみ|つき|ぺあ|まいなす|てん

訓練 中 失礼 し ます くんれん|なか|しつれい||

君 月 くん 至急 病棟 へ きみ|つき||しきゅう|びょうとう|

妹 の 未来 さん の 様 態 が 急変 し た そう です いもうと||みらい|||さま|なり||きゅうへん||||

妹 って いもうと|

うるさい 黙れ |だまれ

すみません 気 に せ ず 訓練 を 続け て ください |き||||くんれん||つづけ||

おい 待って よ |まって|

ん な 場合 じゃ ねぇ だ ろ お前 の 妹 が 危 ねぇ ん じゃ ねぇ の か ||ばあい|||||おまえ||いもうと||き||||||

黙れ って 言って ん だ よ だまれ||いって|||

俺 は ここ で 成績 を 出さ なきゃ いけない ん だ おれ||||せいせき||ださ||||

やっと ここ まで 来 た ん だ |||らい|||

妹 を 見捨て て も か いもうと||みすて|||

うる せい 人 の 事情 に 首 突っ込 ん で ん じゃ ねえ ||じん||じじょう||くび|つっこ|||||

俺 は 月 鬼 ノ 組 に 入る おれ||つき|おに||くみ||はいる

続き を お 願い し ます つづき|||ねがい||

馬鹿 か お前 は ばか||おまえ|

て め え の 家族 が 危 ねぇ ん だ ぞ ||||かぞく||き||||

家族 は 死 ん だ ら もう … かぞく||し||||

死 ん だ ら もう 二 度 と 会え ない ん だ ぞ し|||||ふた|たび||あえ||||

君 月 くん 今回 は 危機 を 脱 し た が きみ|つき||こんかい||きき||だつ|||

民間 の 治療 設備 で は この ウイルス は … みんかん||ちりょう|せつび||||ういるす|

分かって ます わかって|

でも もう 少し で 月 鬼 ノ 組 に 入って ||すこし||つき|おに||くみ||はいって

そう したら 軍 の 施設 に 入れ られる ので ||ぐん||しせつ||いれ||

もう 少し だけ お 願い し ます |すこし|||ねがい||

良かった な 助かって よかった||たすかって

つか お前 クソ み て ぇ に 目つき 悪い のに |おまえ|くそ|||||めつき|わるい|

妹 の ため に 頑張って た の か よ いもうと||||がんばって||||

それ なら そう 言え よ |||いえ|

つって も 一 番 強い 鬼 呪 装備 を 譲ったり は し ねぇ ||ひと|ばん|つよい|おに|まじない|そうび||ゆずったり|||

お前 の せい だ おまえ|||

お前 の せい で 評価 が 下がった おまえ||||ひょうか||さがった

俺 は 月 鬼 ノ 組 に は 入れ ない おれ||つき|おに||くみ|||いれ|

そう したら もう 妹 は 助から ない |||いもうと||たすから|

妹 の 命 を あっさり 諦め てん じゃ ねぇ よ いもうと||いのち|||あきらめ||||

評価 が 下がった もう 助から ない ざ っけ ん な ひょうか||さがった||たすから|||||

俺 は 俺 の 欲しい もの は 絶対 に 手 に 入れる おれ||おれ||ほしい|||ぜったい||て||いれる

その ため なら 軍 も 月 鬼 ノ 組 も 関係 ねぇ |||ぐん||つき|おに||くみ||かんけい|

なのに て め ぇ は 簡単 に 家族 の 命 を 諦める の か |||||かんたん||かぞく||いのち||あきらめる||

ああ 誰 が 諦める って |だれ||あきらめる|

くそ 一体 何 な ん だ よ |いったい|なん||||

て め え の せい で

だが お前 の 言う とおり だ |おまえ||いう||

今回 だけ は 感謝 し てる って 言って ん だ こんかい|||かんしゃ||||いって||

大事 な 時 に 妹 の 側 に いれ た こと だいじ||じ||いもうと||がわ||||

悪かった な 妹 の ため に お前 の 評価 も 下げ た わるかった||いもうと||||おまえ||ひょうか||さげ|

俺 の 評価 は 俺 が 決める ん だ よ おれ||ひょうか||おれ||きめる|||

お前 まじ う ぜ え なぁ おまえ|||||

今日 始祖 の 血 を 継ぐ 貴族 の 方々 に 集まって もらった の は 他 で も ない きょう|しそ||ち||つぐ|きぞく||ほうぼう||あつまって||||た|||

脅威 きょうい

それ は 東京 以北 に おい て 暴れ て いる ||とうきょう|いほく||||あばれ||

「 日本 帝 鬼 軍 」 と いう 名 の 人間 ども の 組織 だ にっぽん|みかど|おに|ぐん|||な||にんげん|||そしき|

奴 ら は 我ら の 同胞 を 殺し やつ|||われら||どうほう||ころし

人間 の 組織 にんげん||そしき

領土 を 拡大 し 欲望 の まま に 禁 忌 の 呪 法 に 手 を 出す りょうど||かくだい||よくぼう||||きん|い||まじない|ほう||て||だす

情報 で は 再び 「 終わり の セラフ 」 の 実験 まで し て いる と いう じょうほう|||ふたたび|おわり||||じっけん||||||

このまま 奴 ら を 野放し に し て おけ ば ８ 年 前 と 同じ 大 厄災 が 起きる こと は 間違い ない |やつ|||のばなし||||||とし|ぜん||おなじ|だい|やくさい||おきる|||まちがい|

よって 我ら は |われら|

「 日本 帝 鬼 軍 」 を 殲滅 する こと に 決め た にっぽん|みかど|おに|ぐん||せんめつ||||きめ|

戦争 だ せんそう|

世界 の 安定 を 守る ため せかい||あんてい||まもる|

我ら は 欲 深い 人間 ども を 皆殺し に する われら||よく|ふかい|にんげん|||みなごろし||

戦争 終わり の セラフ せんそう|おわり||

優 ちゃん すぐ 助け に 行く から ね すぐる|||たすけ||いく||

馴染め た シティ 鳥 籠 隅 凍え た 蕾 も なじめ||してぃ|ちょう|かご|すみ|こごえ||つぼみ|

置き去り 声 暗め た 記憶 の 影 おきざり|こえ|くらめ||きおく||かげ

I need your blood

You really love to writhe

足 掻く Red Line あし|かく||

掻き分け た 見本 と かき わけ||みほん|

抉じ開け た リズム が こじあけ||りずむ|

ただ 平行 に 並ぶ |へいこう||ならぶ

Come and break it down for me !

I will lead the way home !

気 が ない 星 でも 願い 成さ ず き|||ほし||ねがい|なさ|

懺悔 さえ 渇 い た 汚し が 奏で た 人 なら ざんげ||かわ|||きたなし||かなで||じん|

木漏れ日 の 墓 が 騒ぐ こもれび||はか||さわぐ

次回 終わり の セラフ じかい|おわり||