Danganronpa The Animation Episode 13 danganronpa|the|animation|episode

★ 哀色 の 空 で あいしょく||から|

★ 血 い 月 揺れて ち||つき|ゆれて

★ 家路 見失う 鳥 の ように いえじ|みうしなう|ちょう||

★ 遠い 路地 裏 で とおい|ろじ|うら|

★ 狂い そうな 声 で くるい|そう な|こえ|

★ 仲間 偲び 啼 く 猫 の ように なかま|しのび|てい||ねこ||

★ いつまで そこ に いる の

★ 逃した 愛 は もう けして のがした|あい|||

★ 戻ら ない のに もどら||

★ 天使 よ 息 を 吸い込んで てんし||いき||すいこんで

★ 再び 天 を 目指せ ふたたび|てん||めざせ

★ 千 切れた 翼 脱ぎ捨てて せん|きれた|つばさ|ぬぎすてて

★ 思う まま に おもう||

体力 自慢 の 姉 と いう 設定 が 戦 刃 むくろ たいりょく|じまん||あね|||せってい||いくさ|は|

可愛くて 天才 で しか も 妹 と いう 設定 が あたし かわいくて|てんさい||||いもうと|||せってい||

江ノ島 盾 子 ちゃん えのしま|たて|こ|

俺 ら 姉妹 揃って 超 高校 級 の 絶望 の 絶望 シスターズ でした おれ||しまい|そろって|ちょう|こうこう|きゅう||ぜつぼう||ぜつぼう||

こいつ が 黒幕 ||くろまく

今回 の 計画 に おいて こんかい||けいかく||

殺し 合い 学園 生活 を 裏 で コントロール する 役目 は 必須でした ころし|あい|がくえん|せいかつ||うら||こんとろーる||やくめ||ひっすでした

モノ クマ の 操作 や あなた 方 の 見張り もの|くま||そうさ|||かた||みはり

いわゆる 黒幕 の 役目 です ね |くろまく||やくめ||

ですが 私 の 計算 上 戦 刃 むくろ で は その 責務 を 果たす の は 不可能でした |わたくし||けいさん|うえ|いくさ|は|||||せきむ||はたす|||ふかのうでした

なぜなら 彼女 は 残念な お 姉ちゃん だ から です |かのじょ||ざんねんな||ねえちゃん|||

一 人 で 傭兵 団 に 入ったり する ような 残念 すぎる お 姉ちゃん だ から です ひと|じん||ようへい|だん||はいったり|||ざんねん|||ねえちゃん|||

な ので 私 が コントロール 役 に 回り ||わたくし||こんとろーる|やく||まわり

彼女 は 表 の 学園 生活 に 残って もらう こと に し ました かのじょ||ひょう||がくえん|せいかつ||のこって|||||

けど そこ で 問題 と なった の が 戦 刃 むくろ の 超 高校 級 の 軍人 と いう 肩書き |||もんだい|||||いくさ|は|||ちょう|こうこう|きゅう||ぐんじん|||かたがき

いわゆる 3 Z です ね |z||

絶望 的に 臭い ぜつぼう|てきに|くさい

絶望 的に 汚い ぜつぼう|てきに|きたない

絶望 的に 気持ち 悪い ぜつぼう|てきに|きもち|わるい

社会 の ニーズ から 大きく 外れて いる こと は わざわざ 計算 し なくて も わかり ます しゃかい||にーず||おおきく|はずれて|||||けいさん|||||

一方 私 の 超 高校 級 の ギャル に は 華 が あり いっぽう|わたくし||ちょう|こうこう|きゅう|||||はな||

捨てる に は もったいない すてる|||

超 絶望 的に 飽きっぽい んだ ちょう|ぜつぼう|てきに|あきっぽい|

だから 自分 の キャラ に すら 飽き ち まう んだ よ |じぶん|||||あき||||

だから 姉 と 入れ替わった |あね||いれかわった

いつまで くだらない 自己 紹介 を して いる ？ ||じこ|しょうかい|||

学園 の 謎 から 話 を 逸ら そう と して いる の か がくえん||なぞ||はなし||はやら||||||

学園 の 謎 がくえん||なぞ

それ って あたし たち の 記憶 喪失 と 関係 して る んだ よ ね |||||きおく|そうしつ||かんけい|||||

そう 答え は あなた たち の 奪わ れた 記憶 の 中 に ある はず |こたえ|||||うばわ||きおく||なか|||

これ を 見たら 思い出せる んじゃ ない か な ||みたら|おもいだせる||||

では ご 開帳 です ||かいちょう|

これ が お前 ら が 出 たい 出 たい と 騒いで いた 元 の 世界 の 全貌 だ よ ||おまえ|||だ||だ|||さわいで||もと||せかい||ぜんぼう||

や ばい 世界 が や ばい ||せかい|||

そう いう わけな んです

どういう わけ だ べ

さっぱり わから ん ぞ

誰 も 何も 思い出せ ない んじゃ 終わり よ だれ||なにも|おもいだせ|||おわり|

終わる しか ない じゃ ない おわる||||

待って 腐 川 さん まって|くさ|かわ|

何 何 な の なん|なん||

もしかすると 彼女 なら 覚えて る かも |かのじょ||おぼえて||

だ だ だ 誰 よ 彼女 って |||だれ||かのじょ|

もう 一 人 の 腐 川 さん |ひと|じん||くさ|かわ|

ジェノサイダー 翔 だ よ |と||

二 人 は 知識 は 共有 して て も 記憶 は 共有 して ない んだ って よ ね ふた|じん||ちしき||きょうゆう||||きおく||きょうゆう||||||

ど っ どう な んだ 腐 川 っち |||||くさ|かわ|

あっ あいつ に 替われ って 言う の |||かわれ||いう|

いっ 嫌 よ ぜっ 絶対 に |いや|||ぜったい|

腐 川 お前 だけ が 頼り だ くさ|かわ|おまえ|||たより|

実は 家庭 的な 殺人 鬼 です じつは|かてい|てきな|さつじん|おに|

単 刀 直入 に 俺 の 質問 に だけ 答えろ ひとえ|かたな|なおいり||おれ||しつもん|||こたえろ

あの 映像 に 関して お前 は 何 か 心当たり が ある か |えいぞう||かんして|おまえ||なん||こころあたり|||

へ む あの 映像 ？ |||えいぞう

あんた 誰 よ |だれ|

あっ 黒幕 です けど |くろまく||

初め まして はじめ|

こちら こそ

そんな こと より あれ は 何 な んだ |||||なん||

どう しちゃ った の 白夜 様 ||||びゃくや|さま

あの 大 惨事 を 忘れちゃ った の |だい|さんじ||わすれちゃ||

大 惨事 ？ だい|さんじ

「 人類 史上 最大 最悪 の 絶望 的 事件 」 じんるい|しじょう|さいだい|さいあく||ぜつぼう|てき|じけん

あれ は 人災 と いう より は もはや 天災 と いって いい レベル の 事件 な のです ||じんさい||||||てんさい||||れべる||じけん||

その 結果 世界 は あっという間 に あんなふうに なって しまい ました |けっか|せかい||あっというま|||||

以上 です いじょう|

以上 って いじょう|

ちょっと 待て 具体 的な こと が 何にも わかん ねぇ ぞ |まて|ぐたい|てきな|||なんにも|||

具体 的に あたし も 知ら ない の ぐたい|てきに|||しら||

くだら ん 馬鹿げて いる ||ばかげて|

じゃあ さ 馬鹿げた 話 ついでに ||ばかげた|はなし|

もう 一 つ 馬鹿げた 話 を 教えて あげる よ |ひと||ばかげた|はなし||おしえて||

十 神 くん の 支え で も ある 十 神 財閥 に ついて の 話 だ よ じゅう|かみ|||ささえ||||じゅう|かみ|ざいばつ||||はなし||

なんだ と

ねぇ ねぇ どう 思う ？ 十 神 家 は どう なっちゃ った んだ と 思う |||おもう|じゅう|かみ|いえ|||||||おもう

大 正解 よ だい|せいかい|

親族 を 含めた 関係 者 全員 の 死亡 を 確認 し ました しんぞく||ふくめた|かんけい|もの|ぜんいん||しぼう||かくにん||

十 神 家 は 滅亡 した と 断言 し ましょう じゅう|かみ|いえ||めつぼう|||だんげん||

滅びる わけ が ない ほろびる|||

十 神 家 は 世界 を 統べる 一族 だ じゅう|かみ|いえ||せかい||すべる|いちぞく|

つ ー か その 世界 自体 が 終わって んだ |-|||せかい|じたい||おわって|

しかも 一 年 も 前 に な |ひと|とし||ぜん||

一 年 ？ ひと|とし

ちょっと 待てよ |まてよ

僕ら が この 学園 に 来た の が せいぜい 数 週間 前 の こと な んだ ぼくら|||がくえん||きた||||すう|しゅうかん|ぜん||||

お前 ら が 勘違い して る だけ じゃ ない ？ おまえ|||かんちがい|||||

勘違い ？ かんちがい

何 言って ん の なん|いって||

あたし たち が ここ に 来た の は つい この 間 な んだ よ |||||きた|||||あいだ|||

つい この 間 ？ ||あいだ

お前 ら の 中 で は 二 年 前 を つい この 間 って 言う んだ ね おまえ|||なか|||ふた|とし|ぜん||||あいだ||いう||

二 年 だ と ？ ふた|とし||

俺 たち が この 学園 に 入学 して から 今日 まで 数 週間 の はずだ が おれ||||がくえん||にゅうがく|||きょう||すう|しゅうかん|||

まさか 俺 たち の 奪わ れた 記憶 と は … |おれ|||うばわ||きおく||

数 週間 じゃ ない すう|しゅうかん||

二 年間 の 希望 ヶ 峰 学園 で の 生活 だ よ ふた|ねんかん||きぼう||みね|がくえん|||せいかつ||

私 たち は すでに 二 年間 を 共に 過ごした クラスメート だった わたくし||||ふた|ねんかん||ともに|すごした||

そういう こと

つまり お前 ら は 友達 同士 で 殺し 合って た んだ よ |おまえ|||ともだち|どうし||ころし|あって|||

最初の 一 年間 は 平和 と 希望 に 満ち あふれた 学園 生活 でした さいしょの|ひと|ねんかん||へいわ||きぼう||みち||がくえん|せいかつ|

普通で 最低な 学園 生活 でした ふつうで|さいていな|がくえん|せいかつ|

ですが それ も 長く は 続き ませ ん でした |||ながく||つづき|||

平和だった の は 最初の 一 年 だけ へいわだった|||さいしょの|ひと|とし|

なぜなら あなた 方 が 入学 した 一 年 後 に ||かた||にゅうがく||ひと|とし|あと|

人類 を 絶望 に 叩き込む 事件 が 起きた から です じんるい||ぜつぼう||たたきこむ|じけん||おきた||

平和な 日々 は あっけなく 終わり を 告げた のです へいわな|ひび|||おわり||つげた|

もちろん この 学園 も 例外 で は あり ませ ん ||がくえん||れいがい|||||

希望 ヶ 峰 学園 の 生徒 たち は ほぼ 全滅 した のです きぼう||みね|がくえん||せいと||||ぜんめつ||

そ したら ね そこ で 面白い こと が 起きた んだ よ |||||おもしろい|||おきた||

よ ー く 聞いて ね 私 は 大事な こと は 1 回 しか 言わ ない から ね |-||きいて||わたくし||だいじな|||かい||いわ|||

なんと 生き残った みんな を 守る ため に |いきのこった|||まもる||

希望 ヶ 峰 学園 の シェルター 化 が 始まった のです きぼう||みね|がくえん||しぇるたー|か||はじまった|

そう 希望 ヶ 峰 学園 の シェルター 化 が 始まった のです |きぼう||みね|がくえん||しぇるたー|か||はじまった|

はっ 2 回 |かい

では その シェルター 化 を 行った 人物 ||しぇるたー|か||おこなった|じんぶつ

つまり あなた 方 を ここ に 閉じ込めた 人物 ||かた||||とじこめた|じんぶつ

それ が どなた か あなた 方 は ご存知 です か |||||かた||ごぞんじ||

希望 ヶ 峰 学園 の 学園 長 … だった 人 きぼう||みね|がくえん||がくえん|ちょう||じん

学園 長 は 学園 を シェルター 化 する こと で 僕ら を 守ろう と した んだ がくえん|ちょう||がくえん||しぇるたー|か||||ぼくら||まもろう|||

だけど 笑っちゃ うよ ね |わらっちゃ||

学園 長 の くせ に 知ら なかった んだ よ がくえん|ちょう||||しら|||

僕ら 超 高校 級 の 絶望 が 既に 学園 の 中 に 存在 して る こと を ね ぼくら|ちょう|こうこう|きゅう||ぜつぼう||すでに|がくえん||なか||そんざい|||||

お前 ら を 守る はずだった シェルター 化 は おまえ|||まもる||しぇるたー|か|

お前 ら を 絶望 から 逃がさ ない ため の 檻 に なって しまった んだ おまえ|||ぜつぼう||にがさ||||おり||||

ちなみに ここ の 窓 や 出入り口 を 封鎖 した の は ほか で も ない |||まど||でいりぐち||ふうさ|||||||

あな た方 自身 だった のです よ |たほう|じしん|||

みんな で トン チン カン やった のです ||とん||かん||

何者 な の なにもの||

何 が だい なん||

そんな 事件 を 起こした 超 高校 級 の 絶望 |じけん||おこした|ちょう|こうこう|きゅう||ぜつぼう

あなた と 戦 刃 むくろ の 二 人 だけ と は 考え られ ない ||いくさ|は|||ふた|じん||||かんがえ||

それ は 組織 な の 集団 な の 家族 な の ||そしき|||しゅうだん|||かぞく||

そう だ ね

答える と すれば どれ でも ない よ こたえる||||||

なんて いう か もっと 観念 的な もの な んだ よ ||||かんねん|てきな||||

絶望 は 伝染 する んだ ぜつぼう||でんせん||

誰 も が 絶望 する んだ よ だれ|||ぜつぼう|||

ちょっと 待てよ |まてよ

さっき から 好き 放題 言って る けど ||すき|ほうだい|いって||

お前 の 言葉 が 本当だ なんて 言い切れ ない はずだ おまえ||ことば||ほんとうだ||いいきれ||

私 が ウソ を ついて いる と でも ？ わたくし||うそ|||||

たとえ 本当だ と して も 僕 は お前 なんか に 屈し たく ない |ほんとうだ||||ぼく||おまえ|||くっし||

お前 なんか に 負け たく ない おまえ|||まけ||

お前 に 殺さ れた みんな の ため に も だ おまえ||ころさ|||||||

なるほど お 見事な 責任 転嫁 だ よ ||みごとな|せきにん|てんか||

それ が 苗木 くん の 希望 な んだ ね ||なえぎ|||きぼう|||

でも これ 以上 お 喋り して いる 時間 は ない んだ ||いじょう||しゃべり|||じかん|||

そろそろ 終わら せ ない と いけない から さ |おわら||||||

終わら せる ？ おわら|

もちろん 投票 だ よ |とうひょう||

だって そういう ルール でしょう ||るーる|

ちなみに ね 今回 は 最後 の 投票 な ので ||こんかい||さいご||とうひょう||

投票 の ルール 自体 も 変化 する こと に した んだ とうひょう||るーる|じたい||へんか|||||

希望 である お前 ら 絶望 である 僕 きぼう||おまえ||ぜつぼう||ぼく

その どちら が お 仕置 きさ れる べき か 投票 で 選んで もらい ます ||||しおき|き さ||||とうひょう||えらんで||

希望 の お 仕置 き を 望む 投票 は 一 票 で も あれば きぼう|||しおき|||のぞむ|とうひょう||ひと|ひょう|||

僕 の 勝ち と 見なして 希望 側 に お 仕置 き を 行い ます ぼく||かち||みなして|きぼう|がわ|||しおき|||おこない|

いっ 一 票 でも って |ひと|ひょう||

あぁ 安心 して もちろん 僕 は 投票 に は 参加 し ない から |あんしん|||ぼく||とうひょう|||さんか|||

あっ ついでに 言って おく ね ||いって||

僕 が 勝った 場合 の お前 ら の お 仕 置き だ けど ぼく||かった|ばあい||おまえ||||し|おき||

この 学園 内 で 穏やかに 穏やかに 老衰 して もらう |がくえん|うち||おだやかに|おだやかに|ろうすい||

と いう お 仕 置き に 決定 し ました |||し|おき||けってい||

それ って このまま ここ で 暮らせ って こと ？ |||||くらせ||

生き延び られる って こと じゃ ん いきのび|||||

そんな の 生きて る こと に なら ない ||いきて|||||

何 を 言わ れて も 僕たち は お前 の 言いなり に なんか なら ない ぞ なん||いわ|||ぼくたち||おまえ||いいなり|||||

ちょっと 待って よ |まって|

閃 いち まった ぞ せん|||

や っぱ 老衰 だけ じゃ つま ん ねぇ よ な ||ろうすい|||||||

それ じゃ 視聴 者 も 納得 し ねぇ よ な ||しちょう|もの||なっとく||||

よし 決めた |きめた

お前 ら の 中 の 一 人 だけ は きっちり と ド 派手な お 仕置 き を 受けて もらう ぜ おまえ|||なか||ひと|じん||||||はでな||しおき|||うけて||

そい つ が 誰 か こっち で 勝手に 決めて やった ぞ |||だれ||||かってに|きめて||

苗木 お め ぇだ なえぎ|||

僕 ？ ぼく

つまり 苗木 を 犠牲 に すりゃ お め ぇら は 仲良く 生き残れ んだ よ |なえぎ||ぎせい|||||||なかよく|いきのこれ||

つまり 苗木 を 犠牲 に すりゃ お め ぇら は 仲良く 生き残れ んだ よ |なえぎ||ぎせい|||||||なかよく|いきのこれ||

あれ ？ 元気 が なくなった ね |げんき|||

自信 が ない の 仲間 を 信用 して ない の じしん||||なかま||しんよう|||

違う そう いう わけじゃ … ちがう|||

朝日 奈 さん … あさひ|な|

霧 切 さん … きり|せつ|

みんな …

いい すごく いい 顔 です |||かお|

絶望 に 侵食 さ れた 美しい 顔 が 並んで い ます ぜつぼう||しんしょく|||うつくしい|かお||ならんで||

あっ ちなみに 言 っと く と ||げん|||

外 の 世界 は 汚染 さ れ てるよ がい||せかい||おせん|||

ここ が 平気な の は 物理 室 の 空気 清浄 機 の おかげ ||へいきな|||ぶつり|しつ||くうき|せいじょう|き||

あたし が 死んだら 空気 清浄 機 も 強制 停止 ||しんだら|くうき|せいじょう|き||きょうせい|ていし

つまり あたし が 処刑 さ れた 時点 で この 学園 で の 共同 生活 は 終わり よ |||しょけい|||じてん|||がくえん|||きょうどう|せいかつ||おわり|

そし たら お前 ら は 出て いか なければ なら ない ||おまえ|||でて||||

絶望 と 死 だけ が 存在 する 外 の 世界 に ね ぜつぼう||し|||そんざい||がい||せかい||

仲間 一 人 の 絶望 が 命取り に なる なんて なかま|ひと|じん||ぜつぼう||いのちとり|||

苗木 に とって は 最悪に 絶望 的な 状況 だ な なえぎ||||さいあくに|ぜつぼう|てきな|じょうきょう||

それ は 違う よ ||ちがう|

それ は … それ は 違う よ ||||ちがう|

誰 も 絶望 なんか し ない だれ||ぜつぼう|||

みんな お前 なんか に 負け ない んだ |おまえ|||まけ||

絶望 と 死 だけ じゃ ない ぜつぼう||し|||

みんな いる

希望 は 僕ら の 中 に ある んだ きぼう||ぼくら||なか|||

つま ん ない の

最後 まで 強情な んだ から さ さいご||ごうじょうな|||

ま ぁ いい や

じゃ さっさと 終わら せ よっ か ||おわら|||

最後 の 投票 さいご||とうひょう

そこ で 全て が 終わり だ よ ||すべて||おわり||

お前 の 臭い 希望 も お前 自身 も な おまえ||くさい|きぼう||おまえ|じしん||

外 に 希望 が ない って いう なら がい||きぼう|||||

絶望 が 伝染 する って いう なら ぜつぼう||でんせん||||

僕 の 中 の 希望 を みんな に 伝染 さ せる ぼく||なか||きぼう||||でんせん||

絶望 し ながら 生きて いく なんて ぜつぼう|||いきて||

そんな の 生きて る なんて 言え ない よ ||いきて|||いえ||

でも 苗木 っち |なえぎ|

や っぱ おれ 怖 ぇよ |||こわ|

しっかり しろ よ 葉 隠 くん |||は|かく|

君 は 誰 より も 出 たい って 言って た じゃ ない か きみ||だれ|||だ|||いって||||

それなのに 黒幕 の 言いなり の まま 生きる なんて |くろまく||いいなり|||いきる|

そんな の 生きて る なんて 言え ない よ ||いきて|||いえ||

そう だ べ 俺 は まだ 生き たい べ |||おれ|||いき||

次の 扉 を 開き たい べ つぎの|とびら||あき||

新しい 何 か が 待って る はずだ べ あたらしい|なん|||まって|||

俺 は や っぱ ここ から 出 たい べ おれ||||||だ||

朝日 奈 さん あさひ|な|

僕ら は ただ 生き残れば いい って 訳 じゃ ない と 思う ぼくら|||いきのこれば|||やく||||おもう

そう だ 生き残った 僕たち は ||いきのこった|ぼくたち|

死んで しまった みんな の 希望 を 背負って いる んだ しんで||||きぼう||せおって||

桜 ちゃん なら ｢ 強 さ は 困難に 立ち向かう こと で しか 掴め ん ｣ さくら|||つよ|||こんなんに|たちむかう||||つかめ|

｢ ならば 我 は 敢えて 茨 の 道 を 進もう ｣ と か 言い そうじゃ ない |われ||あえて|いばら||どう||すすもう|||いい|そう じゃ|

てい うか 絶対 言う と 思う んだ よ ね ||ぜったい|いう||おもう|||

よし あたし は もう 決めた よ ||||きめた|

十 神 くん じゅう|かみ|

例え 外 の 世界 が 滅 茶 苦 茶 に なって いる んだ と して も たとえ|がい||せかい||めつ|ちゃ|く|ちゃ|||||||

どんな こと に なって いた と して も

やり 直せば いい んだ |なおせば||

何度 だって やり 直せば いい んだ なんど|||なおせば||

プライド は 高くて 何事 に も 屈し ない ぷらいど||たかくて|なにごと|||くっし|

そんな 十 神 家 次期 当主 十 神 白夜 が |じゅう|かみ|いえ|じき|とうしゅ|じゅう|かみ|びゃくや|

こんな ところ で 負け を 認める 訳 が ない だろう |||まけ||みとめる|やく|||

まさか お前 ごとき が 俺 を 励まそう など と 考えて る んじゃ ない だろう な |おまえ|||おれ||はげまそう|||かんがえて|||||

十 神 くん じゅう|かみ|

俺 は 最初 から 絶望 に 屈する つもり など ない おれ||さいしょ||ぜつぼう||くっする|||

俺 は ただ 自分 の 言葉 を 守る だけ だ おれ|||じぶん||ことば||まもる||

黒幕 を 殺す と いう 言葉 を な くろまく||ころす|||ことば||

いや ダーリン 素敵 ||すてき

付いていき ます 意外 と 家庭 的な 殺人 鬼 が どこまでも ついていき||いがい||かてい|てきな|さつじん|おに||

霧 切 さん は 何より も お 父さん の こと を 思って いた じゃ ない か きり|せつ|||なにより|||とうさん||||おもって||||

僕 は それ を 知って る ぼく||||しって|

お 父さん は 学園 長 は 絶望 に 屈せ ず に |とうさん||がくえん|ちょう||ぜつぼう||くっせ||

僕ら に 未来 を 託した んだ ぼくら||みらい||たくした|

希望 が 消えよう と して いる ん なら きぼう||きえよう|||||

だったら 僕たち が 新しい 希望 に なれば いい |ぼくたち||あたらしい|きぼう|||

そう ね きっと 私 の 父親 なら |||わたくし||ちちおや|

少なくとも 血 の 繋がった 父親 なら すくなくとも|ち||つながった|ちちおや|

苗木 くん を 見捨てて ここ に 残れ なんて そんな こと いう はず が ない なえぎ|||みすてて|||のこれ|||||||

霧 切 さん きり|せつ|

それ だけ は 確信 できる わ |||かくしん||

何も 知ら ない から って 何も 分から ない わけじゃ な いって こと な の かしら なにも|しら||||なにも|わから||||||||

それ に ね 苗木 くん |||なえぎ|

あなた は 幸運 や 不幸 なんか で この 学園 に 来た んじゃ ない と 思う の ||こううん||ふこう||||がくえん||きた||||おもう|

あなた が この 学園 に きた の に は もっと 別の 理由 が あった の よ |||がくえん|||||||べつの|りゆう||||

超 高校 級 の 絶望 を 打ち破ろう と する あなた は ちょう|こうこう|きゅう||ぜつぼう||うちやぶろう||||

最後 まで 諦め ず に 絶望 に 立ち向かおう と する あなた は さいご||あきらめ|||ぜつぼう||たちむかおう||||

「 超 高校 級 の 希望 」 そう 呼べる んじゃ ない かしら ちょう|こうこう|きゅう||きぼう||よべる|||

僕たち は 負け ない ぼくたち||まけ|

希望 が ある かぎり 負け ない んだ きぼう||||まけ||

寒い 寒い んだ って さむい|さむい||

お前 ら の 顔つき も お前 ら の 言葉 も おまえ|||かおつき||おまえ|||ことば|

お前 ら の やり取り も おまえ|||やりとり|

寒い 寒い そんな の 流行って ない んだ って さむい|さむい|||はやって|||

僕 は エリート で も ない し ぼく||えりーと||||

外 に は 絶望 だけ だ がい|||ぜつぼう||

希望 なんて 言わ れる 大それた 存在 で も ない けど きぼう||いわ||だいそれた|そんざい||||

気持ち 悪い きもち|わるい

でも でも 僕 は 諦めたり し ない ||ぼく||あきらめたり||

絶望 に 侵さ れろ ぜつぼう||おかさ|

飽きたり し ない 捨てたり し ない 絶望 なんか し ない あきたり|||すてたり|||ぜつぼう|||

ふざけろ キモー

だって 前向きな の が |まえむきな||

死に たい のです か しに|||

僕 の 唯一 の 取り柄 な んだ ぼく||ゆいいつ||とりえ||

大嫌い クマ だいきらい|くま

何 が あろう と なん|||

僕ら は ここ から 出る ぼくら||||でる

う ざ いう ざ いう ざ いう ざ いう ざ いう ざい

ださ い だ さい だ さい だ さい だ さい だ さい

明日 に 絶望 しろ あした||ぜつぼう|

未知に 絶望 しろ みちに|ぜつぼう|

思い出 に 絶望 しろ おもいで||ぜつぼう|

希望 は 前 へ 進む んだ きぼう||ぜん||すすむ|

何 な の なん||

だから よ

なに これ

えっ なに これ

江ノ島 盾 子 あなた の 負けよ えのしま|たて|こ|||まけよ

負け ？ 負けた ？ まけ|まけた

あたし が ？

そ … そんな

そんな の って

最 っ 高 じゃ ない さい||たか||

これ が 絶望 な の ね ||ぜつぼう|||

二 年 も 前 から この 学園 に 乗り込み 綿密な 計画 を 練り上げて いって ふた|とし||ぜん|||がくえん||のりこみ|めんみつな|けいかく||ねりあげて|

実の 姉 まで 殺した って いう のに じつの|あね||ころした|||

最後 の 最後 の 最後 で 失敗 する なんて さいご||さいご||さいご||しっぱい||

超 絶望 だ わ ちょう|ぜつぼう||

これ 以上 ない ほど の 超 絶望 的に 幸せだ わ |いじょう||||ちょう|ぜつぼう|てきに|しあわせだ|

なに … 言って る んだ ？ |いって||

だって そろそろ お 仕置 き の 時間 でしょう |||しおき|||じかん|

まっ 待てよ |まてよ

僕たち は 別に お前 に 死んで もらおう なんて ぼくたち||べつに|おまえ||しんで||

やめて やめて やめて やめて

さっき から 言って る じゃ ない ||いって|||

あたし は 生きる こと に 希望 なんて 持って ない の ||いきる|||きぼう||もって||

むしろ 人生 で 一 度 しか 味わえ ない 死 の 絶望 を |じんせい||ひと|たび||あじわえ||し||ぜつぼう|

これ から 楽しもう と して る んだ から ||たのしもう|||||

邪魔 し ないで よ じゃま|||

ああ 素敵だ わ |すてきだ|

これ が 死 の 絶望 な の ね ||し||ぜつぼう|||

世界中 を この 素晴らしい 絶望 に 染め 上げ たかった せかいじゅう|||すばらしい|ぜつぼう||しめ|あげ|

じゃあ 始める よ |はじめる|

最後に 相応しい スペシャルな お 仕 置き さいごに|ふさわしい|すぺしゃるな||し|おき

では 張り切って いき ましょう |はりきって||

お 仕 置き タイム |し|おき|たいむ

ねえ いつまでも こうして いて も 仕方 が ない わ |||||しかた|||

学級 裁判 と か 黒幕 と か は がっきゅう|さいばん|||くろまく|||

もう 全部 終わった よ |ぜんぶ|おわった|

そ っ 外 に 出 られる の ||がい||だ||

うん

でも 出た 後 が 微妙に 不安だ けど ね |でた|あと||びみょうに|ふあんだ||

でも なんて いう か

この 学園 と 違って 世界 は 広い んだ し |がくえん||ちがって|せかい||ひろい||

そんな 広い 世界 だ から |ひろい|せかい||

そりゃ もちろん 絶望 だって ある だろう けど ||ぜつぼう||||

でも 希望 だって いくら で も ある はずだ よ ね |きぼう||||||||

希望 を 探す こと 希望 を 見つけ出す こと きぼう||さがす||きぼう||みつけだす|

それ が 本当の 希望 ||ほんとうの|きぼう

あたし は とりあえず ドーナツ 屋 に 行く よ |||どーなつ|や||いく|

後 の こと は そこ から 考える あと||||||かんがえる

ドーナツ 屋 が なかったら どう すんだ どーなつ|や||||

作れば いい じゃ ん 小麦粉 から つくれば||||こむぎこ|

小麦粉 が なけりゃ 小麦 を 作れば いい んだ し こむぎこ|||こむぎ||つくれば|||

苗木 くん 行き ましょう なえぎ||いき|

あなた みたいな 人 と 一緒 なら 私 は むしろ 楽しみ よ ||じん||いっしょ||わたくし|||たのしみ|

この先 私 たち に 何 が できる の か このさき|わたくし|||なん||||

霧 切 さん … きり|せつ|

じゃあ 開ける よ |あける|

名残惜しく は ない けれど なんだか 不思議な 気分 ね なごりおしく|||||ふしぎな|きぶん|

これ って なんて いって いい の か 分から ない けど |||||||わから||

や っぱ 卒業 な の か な ||そつぎょう||||

希望 は 広がる 僕ら が 諦め ない かぎり きぼう||ひろがる|ぼくら||あきらめ||

希望 が ある から 前 に 進む きぼう||||ぜん||すすむ

希望 が ある から 勇気 が 湧く きぼう||||ゆうき||わく

希望 が ある から 僕ら は 動く きぼう||||ぼくら||うごく

世界 は 動く せかい||うごく

扉 は 開く とびら||あく

僕 の 手 で 僕たち の 手 で ぼく||て||ぼくたち||て|

希望 と 絶望 が 交じり あう 未来 の 扉 きぼう||ぜつぼう||まじり||みらい||とびら

面白い よ おもしろい|

面白く なって きた クマ おもしろく|||くま

そう 縫いぐるみ じゃ ない んだ よ |ぬいぐるみ||||

僕 は モノ クマ な んだ よ ぼく||もの|くま|||

お前 ら の この 学園 の 学園 長 な のだ おまえ||||がくえん||がくえん|ちょう||

あ ちし も 早く 皆さん に 会い たい です |||はやく|みなさん||あい||