Nanatsu no Taizai Episode 15
( ナレ ー ション ) < 王国 を 救う ため 残る 七 つ の 大 罪 を 捜す エリザベス は
オー ダン の 村 で 不思議 な 少年 に 出会った >
< 一方 メリオダス たち は 七 つ の 大 罪
色 欲 の 罪 ゴウ セル と 思 しき 鎧 の 巨人 が
殺戮 集団 「 暁 闇 の 咆哮 」 に 襲撃 さ れ て いる 現場 に
駆けつける 。 しかし …>
♪~
( メリオダス ) ゴウ セル !
< 彼 こそ が 五 人 目 の 大 罪人 。 N その 名 は …>
( ゴウセル ) 七 つ の 大 罪 が 一 人 色 欲 の 罪
色 欲 の 罪 ゴウ セル 。
( スレイダ ー ) この 若 造 が 七 つ の 大 罪 です って ?
( サイモン ) 信じ られ ない …。 N ( ワインハイト ) いや
こいつ は 俺 の フル チャージ の 矢 を 素手 で 止め た 。
そんな 芸当 が ただ の あん ちゃん に できる と は
考え られ ねぇ っす 。 N ( ジリアン ) ん ん …。
( ゴウセル ) その とおり 。 正真正銘 俺 は 色 欲 の 罪 ゴウ セル だ 。
< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が
分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >
< 聖 騎士 を 有 する 国 は リオ ネス 一 国 に とどまら ず
ブリ タニア 全土 に 及 ん だ >
< 魔力 は 力 で あり その 力 こそ が
一 国 の 命運 を も 左右 し た >
< 数 ある 騎士 たち の 中 で ブリ タニア 全土 に
その 名 を 轟か せ た その 者 たち の 名 は …>
♪~
ザァーー ( 雨音 )
( バン ) へえ ~ 鎧 の 中身 は
こう なって た の か よ 。 N 俺 は てっきり
で っ かい おやじ が 入って る の か と 思って た ぜ 。
姿勢 歩き 方 声 音 態度 頬 の 傷
お前 は やはり 不死身 の バン か 。
う わ っ ! その 感じ ゴウ セル だ わ 。
( スレイダ ー ) ん …。 N あいつ も 七 つ の 大 罪 ?
( ゴウセル ) と いう こと は あの 限りなく 俺 の 知る メリオダス と
瓜二つ の 少年 は …。 N ( サイモン ) ん ?
そう です 俺 が 団長 メリオダス です !
この チンチクリン が 七 つ の 大 罪 の 団長 だ と ! ?
えっ ショック ?
驚 い た な 。 N そういう 顔 に は 見え ねぇ ぞ 。
なら あれ は どう だ ? 絶対 驚く ! キング だ ぜ 。
いや 別人 だ 。 骨 声 音 体 臭 が
キング と は まるで 別物 だ ろ う 。 N 体 臭 ?
( キング ) ふん ! キモ っ !
えっ ?
間違い なく 本人 だ 。 N 切り替え 早 っ !
パン パン ( スレイダ ー ) ワンダフォ ~ !
ゴウ セル に 続 い て 七 つ の 大 罪 の 三 人 に 出会え る なんて
ハッピー ! ぜひ 一 度
手 合わせ 願い たい ところ だ けど … N 残念 。
今日 の アタシ たち の 任務 は
あくまで あの 鎧 巨人 の 首 を 持ち帰る こと な の よ ん 。
鎧 に 入って ん の は 誰 な ん だ ? よく 分から ない 。
ん ? ( スレイダ ー ) さあ
仕事 の 時間 よ 。
彼 を そっと して おい て くれ ない か 。 N 頼む 。
( バン ) おい ゴウ セル 勝手 に やらせ ときゃ いい だ ろ 。
( キング ) まあ 確かに おい ら たち も ゴウ セル だ と 思った から
守 ろ う と し た だけ だ し … ねえ ? う ~ ん 。
( 鎧 巨人 ) ぼ お ぉ ~~
この 魔力 を 肌 で 感じ た うえ で まだ 彼 を 倒せ る と ?
( スレイダ ー ) 倒せ る 。 N 無論 アタシ たち の うち 二 人 …
いや 一 人 は 確実 に 死ぬ 。
だが 確実 に こいつ の 首 を 討ち 取れる わ 。
冷静 な 判断 だ 。 N ならば や む を えん 。
♪~
ザシュ !
♪~
持っていけ 。 N ( スレイダ ー ) なんの … つもり ?
いちばん の 平和 的 解決 法 だ 。
俺 たち 三つ巴 の 戦い が 起これ ば その 余波 で
麓 の オー ダン の 村人 の 全滅 は 必至 。
それ に 死 ん だ 騎士 たち も これ で 多少 は 報われよ う 。
( スレイダ ー ) ふ っ 。 それ じゃあ 頂く わ 。
いい の か スレイダー ! ? 僕ら の 獲物 を 勝手 に …。
( スレイダ ー ) 童 は お 黙り ! あっ 。
( スレイダ ー ) 気 に 入った わ 色 欲 の 罪 ゴウ セル 。
その 強 さ と 伝説 に 敬意 を 表し て 退 い て あげる 。
でも もし いずれ あなた たち の 首 を 取れ と 命令 が 出 れ ば
その とき は …。 まあ いい わ 。
バイバ ~ イ 。
( ゴウセル ) バイバ ~ イ 。 N ( 3 人 ) ん ?
( キング ) でも 驚 い た な 。 N 君 は この モンスター に
同情 し て いる よう に 見え た のに 。
同情 …。 俺 は 同情 し て いる の か ?
( キング バン ) ん ?
これ お前 の 鎧 だ よ な 。 N 身代わり に でも し て た の か ?
いい や 。 N しか し 結果 的 に そう なった 。
彼 を 俺 だ と 勘違い し た の だ ろ う 。
( バン ) お前 の 素顔 な ん か 見 た こと ねぇ し 。
( ゴウセル ) そう か 。 と いう こと は 変装 は 不要 だった の か 。
それにしても こんな モンスター 初めて 見る な 。
彼 の 魔力 の 奥底 から かすか に 漂う におい …
おそらく 元 は 人間 だ 。 N えっ ?
ん ん …。 N ( キング ) 人間 ! ?
ん ? ( キング ) う わ っ !
( ゴウセル ) さて 頑張って 四 人 で 食い止めよ う 。
あら ら 。 どう なって ん の ?
言った ろ ? 三つ巴 で ぶつかれ ば 事態 は 混乱 を 極め た 。
( キング ) く … 首 を は ねた の に 生き てる !
( ゴウセル ) ああ 。 N 首 は もはや 飾り に すぎ ない 。
それ の どこ が 元 人間 な の ! ? 異常 すぎる よ !
もちろん ただ の 人間 で は ない 。
聖 騎士 の なれ の 果て だ 。
( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ~~
( サイモン ) しかし 解せ ない な 。
ゴウ セル は どんな 理由 で 化け物 に 鎧 を 着せ て いたって いう ん だ ?
( ジリアン ) 興味 ない わ ね 。 私 は もっと ヤツ ら と 戦って み たかった 。
( スレイダ ー ) 解せ ない わ 。 N ( サイモン ) だ ろ ?
( スレイダ ー ) なぜ ヘル ブラム の じ じい は こいつ を
執拗 に 殺し た がって い た の か 。 N ( サイモン ) あっ 。
( スレイダ ー ) なぜ 手 飼い の 新 世代 を 使わ なかった の か 。
( ワインハイト ) 新 世代 の 手 に は 負えない 案件 だった から っす よ 。
( スレイダ ー ) アタシ に は この 化け物 の 存在 を
必死 に なって 隠ぺい し て いる よう に 感じる わ 。
( キング ) 聖 騎士 の なれ の 果て ? ( ゴウセル ) 感じる はず だ 。
邪悪 な 魔力 の 奔流 の 底 に 漂う
よど ん だ 聖 騎士 の 魔力 を 。
その 邪悪 で 大きな 魔力 を 抑える ため に
俺 の 鎧 を 着せ て い た が 度重なる 破損 で
封印 が 解か れ て しまった 。 N そういう こと か 。
少なくとも 話 の 通じる 相手 じゃ な さ そう だ な 。
ぐ お ぉ ~~ ! ドーン !
飛ばす ぞ ! おう !
ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ …
ぐ お ぉ ~ ! あ だっ !
ふ っふ っ ふ ~ ! 二 人 と も
戦い に おい て は まず 相手 の 出方 を 見る べき だ よ 。
( バン ) えっ ら そう に ! おお ~ も ふ も ふ !
( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 二 形態 「 守護 獣 」。
神 樹 は 外敵 から 身 を 守る ため
自ら に 生える 苔 に 形 を 与え 戦わ せる ん だ 。
苔 から 作ら れ た 体 は あらゆる 攻撃 を い なし
水分 を 多く 含む 体 は 炎 に 強い 耐性 を 持つ 。
ぐ わ ぁ ~ !
ぐ お っ ! バキン !
寒 さ に は 弱かった 。 N ( キング ) ノー !
ゴウ セル 次 は お前 だ !
( ゴウセル ) 眼鏡 が 曇った 。
しばらく 三 人 で もた せ て くれ 。 N ( 3 人 ) えっ ?
( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ~~ ! ドーン !
ぐ お ぉ ~ ! ( バン ) ふ ぅ ~ やれやれ 。
団 ち ょ 素手 じゃ きつい かも な 。
えり好み し て いる 場合 じゃ ねぇ よ な 。
借りる ぜ 。
ぶ わ ぁ ~ !
普通 の 武器 が 通用 する の か ?
付 呪 ・「 獄 炎 」 !
ぐ お ぉ ~~…。
黒い 炎 ! ? あれ は …。
団 ち ょ ! 一気に 畳みかけろ ! おう !
ふ っ ! ( 鎧 巨人 ) う ぅ …。
ない … く … れ …。 N は っ !
早く とどめ を 刺せ ! ( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ !
あっ や べ っ 。 N バカ が !
ドスッ ! 光 の 矢 ! ? この 隙 に 団長 を !
♪~
何 やって る 団 ち ょ ! ? 今 の は いけ た ろ う が !
あいつ 何 か 話し た 。 N あっ 。
おそらく 元 の 聖 騎士 だ 。
それ が な ん だ ! ? さっさと 殺せ ! まだ 生き てる ん だ ぞ !
何 甘え た こ と 言って や がる ! くっ !
( ゴウセル ) 喧嘩 し て いる の か ?
ゴウ セル …。 ん ?
動き が 止まった ? 倒し た の か ?
( ゴウセル ) いい や 幻 に とらわれ た の だ 。
それ が 俺 の 魔力 「 侵食 」。
彼 は 今 自身 が 最も 戻り たかった 遠き 日 の 幻 の 中 に いる 。
相変わらず 陰険 で ま どろ っこ し い 野郎 だ 。
さっさと 殺しゃ あい い 。
俺 に は 彼 を 殺せ ない 。 N あん ?
彼 は 自ら 望 ん で 生まれ た 存在 で は ない 。
だから 俺 に は 殺せ ない 。
けっ ! この世 に 好き で 生まれる 人間 が いる か っ つ ぅ の 。
どけ 俺 が 殺す 。
やめろ 。 あいつ に は まだ 人間 の 部分 が 残って る 。
( ディアンヌ ) 団長 遅い ねぇ 。
( ホ ー ク ) す っ げ ぇ 獲物 捕まえ て ん の かも な 。
( エリザベス ) メリオダス 様 …。 N ≫ ドンドン ( ノック )
≫ お ~ い すま ん が 開 い と る か ? あっ 。
なん じゃ ほか は どこ も 閉まって る よう で な 。
いらっしゃい ませ 。 あっ
ケイン さん … で し た っけ ?
確か バイ ゼル で メリオダス 様 と 戦った …。
( ケイン ) そんな …。 これ は 夢 か ?
リズ ! えっ ?
喧嘩 を する と いう こと は 仲 が いい の か ?
喧嘩 って わけ じゃ …。 N 仲 よき こと は
美しき こと … な の か ? はい ?
♪~
( バン ) ふ っ 。 俺 に 命令 す ん な 。
はっ 。
( ケイン ) そう か メリオダス は 無事 か 。
うん うん よかった 。 N どうぞ 。
すま ん のう リオ ネス の 王女 様 に 。 N いえ 。
♪~
それにしても 驚 い た わ い 。
端正 な 顔だち 柔らか な 声 も よう 似 て おる 。
リズ が 生き返った か と 思って しも うた 。
あの 娘 が 生き とれ ば もう 妙 齢 の 女性 に な っと る はず じゃ 。
ケイン さん の 娘 さん です か ?
( ケイン ) 「 リズ 」 は 愛称 で な 。 N 名前 は 王女 様 と 同じ
エリザベス 。 N えっ ?
( ケイン ) メリオダス の 恋人 じゃ った 。 N あっ …。
リズ は 敵国 の 女 騎士 で な 。
ダナ フォール へ の 夜襲 で 失敗 し 捕らえ られ
処刑 宣告 さ れ た 。 N それ を 救った の は ほか で も ない
当時 ダナ フォール の 聖 騎士 団長 だった メリオダス じゃ 。
当然 ほか の 者 は 口 を そろえ 異議 を 唱え た 。
( 回想 ) ( ( そんじゃ お前 ら 全員 俺 の 敵 な ) )
( 兵士 たち ) ( ( ええ ~ ! ) )
( リズ ) ( ( 甘 っち ょろ い 男 だ な ) )
( ( そう ? ) ) ( リズ ) ( ( 「 そう ? 」 じゃ ない よ ! ) )
( ( どうせ お前 の 目的 は 私 の 体 な ん だ ろ ! ? ) )
( ( 近寄ったら ぶち 殺す ! ) )
( ( まあ まあ そう 興奮 す ん な よ ) )
( ( 飯 でも 食 お う ぜ ) ) ( ( この ! ) )
( ケイン ) リズ は もともと その 敵国 に 奴隷 と して 売ら れ た 身 で な 。
自分 以外 の 誰 の こと も 信用 し て い なかった 。
じゃ が これ も 運命 の 出会い と いう やつ かのう 。
甘 っち ょろ い 男 と 反発 し ながら も
リズ は 次第に メリオダス に 惹 か れ て いった 。
リズ 自身 も 不思議 な 魅力 を 持つ 娘 で な 。
わし ら も リズ に 心 を 開 い て いった 。
全て は 遠い 日 の 風景 じゃ 。
甘 っち ょろ い 男 だ なんて …。
メリオダス 様 は とても … N とても 優しい だけ です 。
ふ ふ っ 。 メリオダス が
まとも な 剣 を 持た ん 理由 を 知って おる か ?
( ケイン ) 強 すぎる ん じゃ よ 。 N ヤツ と 本気 で 剣 を 交え て
無事 じゃ った 者 は おら ん 。 N だ から 剣 を 持た ん 。
そう … N 同時に ヤツ は 優し すぎる ん じゃ 。
それ は ? リズ が
かつて メリオダス に 贈った もの じゃ 。
( ( 剣 は 不要 だ 。 N 俺 は 誰 も 殺し たく ねぇ ) )
( ケイン ) それ で わし が 代わり に ずっと 預かって おる ん じゃ よ 。
バン … なんで 殺し た ?
化け物 に な っち まっ た 野郎 の クソ み て ぇ な 人生 に
幕 を 引 い て やった ん だ ろ 。 N 感謝 し て ほしい くらい だ ぜ 。
バン ! ( キング ) 二 人 と も あれ を !
あぁ …。 N ( キング ) 何 か つぶや い て いる みたい 。
心臓 を えぐら れ て なお 彼 は 幻 を 見て いる の だ 。
♪~
( デ ー ル ) どう か 父 を 許し て くれ 。
全て は 私 の 弱 さ が 原因 だ 。
お前 たち に 何も して やれ なかった 。
弟 を … N ジール を 守って やって くれ 。
頼 ん だ ぞ ギーラ 。
さらば だ 。 愛し い 私 の 娘
私 の 息子 … よ …。
ぎ ゃは は はっ
ぎ ゃ は はっ ! は は はっ !
どう なって や がる ! ? 心臓 は 確かに …。
あっ ! くそ っ こいつ も 魔 神 か !
( ディアンヌ ) 何 ?
なん じゃ ? この とてつもない 魔力 は 。
様子 を 見 て くる 。 N 王女 様 は ここ に !
ガチャ ( ドア の 開閉 音 )
♪~
( 心 の 声 ) ≪ メリオダス 様 …≫
♪~
( ケイン ) 何 が 起き て おる ん じゃ 。
≫ ( ディアンヌ ) あっ ! ( ケイン ) ん ?
ケイン の お じいちゃん ! う わ っ ! 巨人 族 か ! ?
ん ? なぜ わし の こと を ?
あっ エリザベス ちゃん !
( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ ! は は はっ ! ぎ ゃは は はっ !
( バン ) なんで 聖 騎士 が 魔 神 に ! ?
どう なって る !
思い出し た 。 あの 顔
10 年 前 まだ 駆け出し の 聖 騎士 だった デール だ 。
( キング ) あの 親 バカ デール ! ? おい ら たち み たく なって
娘 の 自慢 の 種 に なり たい って よく 言って い た …。
なぜ こんな 姿 に 。 N 来る ぞ 。
( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ ! デール ! 俺 を 覚え て いる だ ろ ! ?
目 を 覚ませ デール !
何 やって ん だ バカ ! ドゴン !
バン ! ( キング ) 伏せ て 団長 !
「 炸裂 する 刃 雨 」 !
あっ 貫通 し ない ! ? ( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ 。 は はっ !
だったら …。 N やめろ キング !
えっ でも …。 う わ ぁ ~ !
あ あっ ! キング !
デール いいかげん に しろ !
( バン ) いいかげん に する の は よ ぉ … N て め ぇ だ !
あっ バン が 団長 を 殴った 。 なぜ だ ?
ゴウ セル … 君 も 少し は 戦 お う よ 。
少し 考え させ て くれ ない か ? 考える の ! ?
( バン ) やる 気 が ねぇ なら ここ から う せろ 。
中途半端 な 甘 さ は 誰 も 救え ねぇ 。
て め ぇ と 仲間 を 殺す だけ だ 。
バン …。 N ≪ メリオダス 様 !
は ぁ は ぁ は ぁ …。
♪~
エリザベス ! これ を !
あの 剣 は …。
( リズ ) ( ( なあ メリオダス ) )
( ( お前 に この 剣 を 受け取って ほしい ん だ ) )
リズ さん は 戦って ほしかった ん じゃ あり ませ ん !
あなた に 生き て ほしかった から !
私 も 同じ です 。 人々 の ため に 戦う あなた の ため なら …
その ため の 罪 なら …
私 も 一緒 に 背負い ます !
いい の か よ ~ ? 女 に あそこ まで 言わ せ … あっ 。
♪~
許せ よ デール 。 N ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ !
ぐ は っ …。
♪~
( キング ) すごい じゃ ない 団長 。 N ( ゴウセル ) さすが だ 。
キング 悪かった な 。
( キング ) う うん 。 これ ぐらい 大丈夫 さ 。
やれ ば 団 ち ょ も で きん じゃ ん 。 N ん ?
( キング ) でも 人間 が 魔 神 に 変身 する なんて こと
あり える の か な ? う ~ ん 呪い ?
もしくは なんらか の 実験 か 術 か …。
ポル ポル ポル ! ( キング ) まさか 人為 的 に
魔 神 を 造り出す って こと ?
それ も 王国 聖 騎士 を 使って な 。
そんな こと が 二 人 の 聖 騎士 長 の 目 を 盗 ん で
できる はず … はっ ! もし かして …。
ああ 。 聖 騎士 長 本人 が 関わって いる 可能 性 が 高 ぇ 。
つまり ドレ ファス あるいは …。
ポル ポル ! ん ?
( ゴウセル ) ヘンド リク セン 。 N 何 か 分かった の か ?
( ゴウセル ) ああ 。 この 件 に 関わって る と み られる 人物 は
聖 騎士 長 ヘンド リク セン だ 。
ポル ポル ポル ポル !
ポル …
( バン ) さ ~ て 腹 も 減った し 戻る か 。
( キング ) ディ アンヌ も 心配 し てる だ ろ う し ね 。
( バン ) 団 ち ょ の こと を な 。 N ( キング ) むか っ !
( ( ガァーー ! ) )
( 巨人 ) ( ( ぼ お ぉ ~~ ! ぶ お っ ! ) ) ( ( ドシュ ! ) )
( 巨人 ) ( ( ぶ お っ ! ぶ お っ ! ぶ お っ ! ぶ お っ ! ) )
♪~
( ゴウセル ) ( ( 君 は 誰 だ ? 何 を 興奮 し て いる ? ) )
( 巨人 ) ( ( ぼ お ぉ ~ ! ) ) ( ( ドゴン ! ) )
( ゴウセル ) ( ( そう か 君 に も 分から ない の か ) )
♪~
( ゴウセル ) ( ( 俺 の 名 は 色 欲 の 罪 ゴウ セル ) )
( ( この 鎧 に は 魔力 の 暴走 を 抑制 する
付 呪 が 施さ れ て いる 。 N 君 に 与えよ う ) )
♪~
( ( なぜ ついてくる ? ) )
( 鎧 巨人 ) ( ( 本 … ) ) ( ( 君 も 読む か ? ) )
( ゴウセル ) ( ( あっ 。 分かった 俺 が 読む ) )
( ( 君 は そこ で 聞い て い て くれ ) )
( ゴウセル ) ( ( 新しい 本 を 探し に 人里 へ 下りる 。 それ に あたり … ) )
( アラン ) ( ( 僕 は アラン 。 N 趣味 は 読書 です 。 どう でしょ う ? ) )
( 鎧 巨人 ) ( ( う っ … ゴウ セル … ) )
( ( ゴウ セル じゃ あり ませ ん 。 N アラン です ) )
ゴウ … セル …。
はい 僕 は ここ に い ます 。
あ … ありがとう … 友 よ …。
友 …。 友達 です か ?
友達 と は 大切 な 人 の こと だ と 聞き まし た 。
僕 は 君 の 友達 に なれ た の です か ?
教え て ください デール 。
( ゴウセル ) 人 は こんな とき に 涙 を 流す もの な の だ ろ う か 。
♪~
お前 の おかげ で 何 か が 吹っ切れ た 。
行 こ う ぜ 。 ここ から 先 は 死闘 だ ! はい !
♪~
♪~
♪~
( スレイダ ー ) さあ どうぞ 。 約束 の 品 よ 。
( ヘルブラム ) う ~ ん …。 確かに 死 ん だ ところ を 確認 し た な ?
( スレイダ ー ) 疑り 深い じいさん ね 。
だったら その 目 で 確かめ に 行け ば いい わ 。
( ヘルブラム ) いやいや ご 苦労 さん 。
おい ギーラ 。 N ( ギ ー ラ ) はい 。
( ヘルブラム ) これ の 処分 を 頼 ん で いい ? ( ギ ー ラ ) はっ ?
ボゥン !
はい よく でき まし た 。
< 七 つ の 大 罪 色 欲 の 罪 ゴウ セル が 旅 の 仲間 に 加わった >
< ちなみに ゴウ セル の 罪 は 色 欲 の 罪 で ある ! >
で どの 辺 が 色 欲 … な わけ ? ( ゴウセル ) そうだ な
この 辺 と か この 辺 と か 。
だが いちばん の 色 欲 ポイント は
ここ だ ろ う 。
< 次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 駆り立て られる 伝説 たち 」>
よ ~ し ! じゃあ 俺 も いっち ょ 色 欲 って みる ぜ 。
過激 派 イスラム 国 と さ れる グルー プ に よる
日本 人 人質 事件 は 新た な 局面 を 迎 え た 。
湯川 遥 菜 さん の 遺体 と さ れる
新た に 公開 さ れ た 画像 に つい て 、