( ｷﾝｸﾞ ) ねえ バン その 服 替え が あった ん だ ｡
( ﾊﾞﾝ ) 村 へ 行く 道すがら ちょっと な ｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) 盗 った な ｡ N ( ﾎ ｰ ｸ ) 飯 飯 飯 ～ ！
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) お 行儀 が 悪い よ ホーク ｡
( ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ ) そういう ディ アンヌ も あぐら かい ちゃ ダメ ｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) は ～ い ｡
( ﾒﾘｵﾀﾞｽ ) もう 行く の か ？ 一緒 に 飲 ん で け よ ｡
( ｹｲﾝ ) いや お前 さん に もう 一 度 会え た だけ で 十 分 じゃ よ ｡
そ っか ｡
なあ メリオダス ｡ N お前 さん もしや あの 王女 様 に
リズ の 面影 を 重ねて …｡
いや なんでもない ｡
では また いつか … な っ ｡
バルザド も 達者 で な ｡
♪～
( ﾅﾚ ｰ ｼｮﾝ ) ＜ これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が
分かた れ て は い なかった 古 の 物語 ＞
＜ 聖 騎士 を 有 する 国 は リオ ネス 一 国 に とどまら ず
ブリ タニア 全土 に 及 ん だ ＞
＜ 魔力 は 力 で あり その 力 こそ が
一 国 の 命運 を も 左右 し た ＞
＜ 数 ある 騎士 たち の 中 で ブリ タニア 全土 に
その 名 を 轟か せ た その 者 たち の 名 は …＞
♪～
はじめ まして ゴウ セル 様 ｡ N 私 は エリザベス ｡
リオ ネス の 第 三 王女 です ｡
どう か 王国 を 聖 騎士 から 救う ため
お 力 を お 貸し ください ｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) いや ｡ N ( ｷﾝｸﾞ ﾃﾞｨｱﾝﾇ ﾊﾞﾝ ) 嫌 ! ?
( ｺﾞｳｾﾙ ) はじめ まして で は ない ｡ N あっ ｡
すでに オー ダン の 村 で 会った ｡
それ に お前 は 幼い ころ
俺 たち と 出会って いる ｡ N えっ ？
そう いや 王 の そば に よく い た かも なぁ チビ こい の が ｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) え へ へ っ 僕 あんまり 覚え て な ～ い ｡
( ｷﾝｸﾞ ) 王女 様 に ｢ お前 ｣ は 失礼 でしょ ｡ N ｢ 王女 ｣ に 訂正 する ｡
あの … N じゃあ 私 も しか して 以前
メリオダス 様 と も お 会い し て い た の です か ？
≪ まあ な ｡ N あっ ｡
メリオダス 様 ｡ N そん で ゴウ セル
お前 の 返事 は ？
承諾 する ｡ 俺 を 七 つ の 大 罪 に 任命 し た の は 国王 だ ｡
その 娘 の 要請 と あら ば 断る 理由 は ない ｡
おし ！ メンバー も 五 人 まで そろった こと だ し
祝い に 飲み ます か ～ ！ ( ﾊﾞﾝ ﾎ ｰ ｸ ) お う ～ ！
( ｷﾝｸﾞ ) 大抵 毎日 飲 ん で いる けど ね ｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) かん ぱ ～ い ！ か … 乾杯 ！
ぷ は ～ おいしい ！ 食べ物 取って こよ う か ？
あ あ ～ 平気 平気 ｡ N 自分 で 行ける から ｡
負け ねぇ から な 団 ち ょ ｡ N ほえ 面 かく な よ ｡
どうぞ ｡ N 嫌い な もの と か あり ます か ？
( ｺﾞｳｾﾙ ) 食 に 対 する 嗜好 は 存在 し ない ｡
≪ は う っ は う っ は う っ …｡ N ( ｺﾞｳｾﾙ ) 異様 な 物音 を 察知 ｡
い よ ぉ ～ ゴウ セル ！ 俺 は 残飯 処理 騎士 団
団長 の ホーク 様 だ ｡ N まあ 分から ねぇ こと が あれ ば
なんでも 俺 に 聞い て くん なぁ ｡
なぜ 豚 が 人 の 言葉 を 話す ？
知ら ねぇ よ ｡ N なぜ 残飯 を 食べ て いる ？
う め ぇ から ｡ N もう いい ｡
もう いい の か よ ！ ほか に 聞き たい こと は ない と ! ?
♪～
｢ 感激 だ な ｡ こうして また
みんな と 再会 できる と は 思わ なかった ｣｡
な ～ ん て 考え て たり し た か ？
同じ 種族 が 一 人 と して い ない な ｡
そこ か ！ ( ｺﾞｳｾﾙ ) そこ だ ｡
は はっ 言わ れ て みりゃ 確かに な ｡
なあ ゴウ セル ｡ N ん ？
１０ 年 前 七 つ の 大 罪 が 王国 転覆 疑惑 を
かけ られ た とき の こと お前 は 覚え てる か …
ん ？ ( ｺﾞｳｾﾙ ) 聞き たい こと は 分かった ｡
映像 と 音声 が 不鮮明 だ が 脱出 時 団長 を 襲い
意識 を 奪った 者 が 誰 か 知り たい と ？
知って る の か ？ ああ ｡ 奪った の は …｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) 暴 食 の 罪 暴 食 の 罪 の マーリン ｡
あっ …｡ マーリン ？ なんで ？
( ｺﾞｳｾﾙ ) 理由 まで は 分から ない ｡
その後 彼女 の 噂 を 数 回 耳 に した こと は あった が
どれ も 情報 は あやふや で
真相 に たどりつく 前 に 消え て しまう ｡
( ﾊﾞﾝ ) 皆 さ ～ ん 聞い て お ろ ろ け ぇ ！
に ゃ ん と ゴウ セル は キング を 体 臭 で 識別 し た そ うれ す ！
( ｺﾞｳｾﾙ ) それ と 骨格 と 声 音 だ ｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) 体 臭 ？ 体 の 臭い で … です か ？
( ﾊﾞﾝ ) と いう わけ で ｷﾝｸﾞ 嗅が せろ ！ う わ っ ！
( ﾊﾞﾝ ) す ん す ん す ん …｡ N プゴプゴ プゴプゴ …｡
( ﾊﾞﾝ ) あ あ ～ 甘 ったり ぃ 匂い だ な ｡
花 臭 ぇ ！ ( ｷﾝｸﾞ ) や … やめ …｡ あっ ｡
ふん ふん ふん ふん …｡ N ( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) くん くん くん くん …｡
なんか 懐かしい 匂い が する ｡ N さすが は 妖精 王 です ね ｡
( ｷﾝｸﾞ ･ 心 の 声 ) ≪ ﾃﾞｨ … ﾃﾞｨｱﾝﾇ の 顔 が 近く に …≫
( ｷﾝｸﾞ ) やめ て よ ！ そんなに 近く に 来 られる …｡
( ｷﾝｸﾞ ) と っ ！ プゴプゴ プゴプゴ …｡
( ﾊﾞﾝ ) なんか 急に 酸っぱく なった ぞ ｡
汗 臭 ぇ ！ ( ｷﾝｸﾞ ) そ … それ は きっと
イメージ に 引きずら れ て …｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) なんか 懐かしい 匂い が する ｡
( ｷﾝｸﾞ ) う ぅ ～…｡ N ( ﾊﾞﾝ ) ドンマイ ｡
キ … キング 様 ファイト ！
( ｷﾝｸﾞ ) おい ら ばっかり 不公平 じゃ ない か ！
( ｺﾞｳｾﾙ ) 俺 が 何 か し た か ？ ( ｷﾝｸﾞ ) ああ ｡ し た と も ！
この いたたまれない 空気 を なんとか し て よ ！
了解 ｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) ディ アンヌ お前 は ３０ フィート ある 身長 を
２９ フィート と 偽って いる ｡ N ( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) えっ ! ?
体重 の 偽り は 更に ひどく …｡
ひどい ひどい ～ ！ ゴウ セル の バカ ！
乙女 の 秘密 を みんな に 暴露 する なんて ！
３０ も ２９ も 変わら ん と 思う けど な ｡
女の子 は 気 に する ん です ｡
それ から バン ｡ １２ 年 前
｢ 乙女 の 城 ｣ で 吸 血 鬼 の 一団 と の 戦闘 中 に 泥酔 ｡
あ あ ～ 酔っ払って 任務 に 参加 し なかった 件 だ ろ ？
悪かった って ｡ N その 挙句
｢ 身体 狩り ｣ で キング と ディ アンヌ から 体力 を 奪い
苦戦 する 様子 を 見 て 笑い転げ て い た ｡
ぶ ぅ ～～ ！ ( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) ふ ～ ん …
どう り で あの とき 力 が 出 ない と 思った ～｡
( ｷﾝｸﾞ ) そんな 理由 か ｡ N ( ﾊﾞﾝ ) １２ 年 前 の 話 だ ろ ？ 怒 …｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) おら っ ！ ブシュ ！
だ ぁ ～ ！ これ じゃあ 割に 合わ な いっ つ ぅ の ！
了解 ｡
えっ ？ ま … まま ま … 待った ！
やめ て くれよ ！ どうして 余計 な こと ばかり する の さ ｡
やましい こと は 隠し たい もん だ ぜ ｡ なあ ？
そう だ よ ！ あっ ｡ や … やましい こと なんて
ない です ！ に し しっ ｡
俺 が 加勢 する 必要 は なかった ｡
なぜなら キング お前 の 本来 の 魔力 で あれ ば
十分 倒せ る 相手 だった から だ ｡ N あっ …｡
ん ？
酔って いる せい か 思考 が まとまって い ない な ｡
エレイン ？ ちょっと ゴウ セル ！
ヘル ブラム と は … 誰 だ ？
どうやら この 男 が 原因 で お前 は 魔力 を 出し きれ て …
いや 出さ ない と 言った 方 が …｡ N あ あ ～ あ あ ～ あ あ ～ あ あ ～ ！
( ｺﾞｳｾﾙ ) ん ん ～ ん ん …｡ N ( ｷﾝｸﾞ ) は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ …｡
まあ まあ ｡ そう ムキ に なる な よ ｡ N ( ｷﾝｸﾞ ) なる よ ！
ゴウ セル も やたら に 他人 の 記憶 を 読む ん じゃ ねぇ ｡
そう だ ｡ N 読む なら 空気 に し て おけ ｡
空気 を … 読む ？
メリオダス 様 お 肉 が 焼け まし た ｡ N おう サンキュ ｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) う ～ ん …｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) 王女 は 団長 が 好き な の か ？
( ３ 人 ) えっ ! ?
( ｺﾞｳｾﾙ ) 俺 や ほか の メンバー と 接 する とき に 比べ
トーン が 高く なり 心拍 が 速く なって いる ｡
これ は 以前 聞い た こと が ある ｡
恋愛 と 呼ば れる 状態 に ある
人間 および 他 種族 に 共通 する …｡
う わ ぁ ～ ！ バババ … バカ ！ こりゃ マジ で や ばい ぞ ！
落ち着 い て ﾃﾞｨｱﾝﾇ ｡ N 村 を 吹っ飛ば す なら …｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) ふ ぁ ～… す ぅ ～…｡ N ( ２ 人 ) ズコッ ！
わ … 私 戻り ます ね ｡
エリザベス ｡ N あっ ｡
これ あり が と な ｡
メリオダス 様 …｡
戦って ほしかった ん じゃ ない 生き て ほしかった … か ｡
あの …｡ N ん ？
リズ さん って どんな 方 だった ん です か ？
そう だ な エリザベス と は 正反対 だ な ｡
気 が 強く て よく 喧嘩 も し て た ｡
でも 似 て い た エリザベス に ｡ N 私 に ？
ああ ｡ 強い 二 人 と も ｡
強い ？ 私 が ？
それ に この 辺り も とても 似 てる ｡
あ … あの …｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) それ は 挨拶 な の か ？ 違 ぇ よ ！
( ﾊｳｻﾞ ｰ ) ドレ ファス 聖 騎士 長 ！
大丈夫 な ん す か ？
ずっと 部屋 に こもった っきり で し た けど ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) 心配 を かけ た な ｡ N 聖 騎士 長 と も あ ろ う 者 が
身内 の 死 一 つ で ｡
( ﾊｳｻﾞ ｰ ) ≪ すっかり やつれ た な ≫
≪ 無理 も ねぇ か ｡ N 息子 の グリア モール が
死 ん だ と 聞か さ れりゃ …≫
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) 私 が い ない 間 に 何 か 変わった こと は なかった か ？
( ﾊｳｻﾞ ｰ ) えっ ？ まあ … また 聖 騎士 見習い から
新 世代 聖 騎士 が 誕生 し た って 話 っす よ ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) そう か …｡ N 何 か の 前触れ です か ？
ヤツ ら まるで 何 か に 憑 かれ た よう な
目 を し や が って … しかも 全員 ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) ヘンド リク セン 派 か ｡ N そ … そう っす ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) 残念 だ が 私 の 予想 は 間違って ない よう だ ｡
どうやら じっくり 話す 必要 が ある よう だ な
ヘンド リク セン ｡
キン キン ！ キン キン ！ ( 剣 の 訓練 を する 音 )
( ｼﾞｪﾘｺ ) ん ん っ ！ ( ｷﾞ ｰ ﾗ ) は あっ ！
( ｼﾞｪﾘｺ ) あっ ！ ガキン ！
( ｷﾞ ｰ ﾗ ) らしく ない わ ね ｡ どうか し た ？
( ｼﾞｪﾘｺ ) 先日 ヘル ブラム 卿 が ｢ 暁 闇 の 咆哮 ｣ に
鎧 巨人 の 討伐 を 依頼 し た だ ろ う ？
正直 なんで 俺 たち に 頼ま なかった の か
むかつ い て 後 を つけ た ん だ よ ｡ N そ したら
そこ で は 七 つ の 大 罪 と 鎧 巨人 と お ぼ しき 怪物 が
激しい 戦闘 を し て い て な ｡
七 つ の 大 罪 ？ じゃあ 怪物 を 退治 し た の は …｡
( ｼﾞｪﾘｺ ) 問題 は そこ じゃ ない ｡ N ん ？
その 怪物 から ２ つ の 魔力 を 感じ た ん だ ｡
１ つ は 王国 地下 で 見 た 魔 神 と 同じ もの ｡
そして もう １ つ は 聖 騎士 ｡
聖 騎士 ？ ああ ｡ 信じ られる か ？
魔 神 と 聖 騎士 両方 の 魔力 を 持つ 怪物 だ ぞ ｡
そんな の まるで …｡
まるで 新 世代 の 私 たち と 同じ …｡
確かめる ため に 七 つ の 大 罪 が 作った 墓 を
掘り起こし て み た ｡
そこ で 見つけ た その 怪物 が … N いや
聖 騎士 だった かも しれ ない 男 が 持って い た もの だ ｡
これ は …｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) 始末 は 済 ん だ の か ？ 例の 鎧 巨人 と やら は ｡
( ﾍﾙﾌﾞﾗﾑ ) おかげ さま で ｡ N 実験 の 失敗 で 逃走 を 許し て から
だいぶ 時間 が かかり まし た が ねぇ ｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) 聖 騎士 を ベース に し た 旧 世代 は
強力 ゆえ に 暴走 し やすく 制御 が 難しかった ｡
だが 聖 騎士 見習い を ベース に し た 新 世代 は
力 こそ 旧 世代 に 劣る も 十分 な 魔力 を 持ち
制御 が 楽 に なった ｡ N ( ﾍﾙﾌﾞﾗﾑ ) 父 の 失敗 を
娘 が 身をもって 成功 さ せ た って わけ です か ｡
美談 です なぁ ｡
｢ その 楔 たる 抱擁 と ｣…｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) さあ こちら の 準備 は 整った ｡
あと は 混沌 の 到来 を 待つ のみ ｡
リオ ネス 王 は その 偉大 な 力 で
ブリ タニア に 忌む べき 平穏 を もたらし た ｡
それ は 人々 から 生存 本能 を 奪い
騎士 から 誇り と 闘争 心 を 奪った ｡
平穏 が 与え た もの と いえ ば 鎧 と 剣 に 浮く 錆 だけ だ ｡
だが 私 は 必ず ブリ タニア に 輝き を 取り戻す ｡
魔 神 族 を 今 一 度 解き放ち
我ら 聖 騎士 と 新 世代 が 迎え撃つ ｡
門 が 開き ます ｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) い でよ 魔 神 ども ｡ N その 醜く 禍々 しい 姿 を 現せ ！
オォーー …
グオォーー … オォー …
やはり かけら が 足り ない よう です なぁ ｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) ならば かけら を 奪い取る まで ｡
( ﾍﾙﾌﾞﾗﾑ ) どう し ます ？ ( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) ﾔﾂ を 呼ぶ しか ある まい ｡
( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) ねえ ホーク ママ
あなた って 一体 毎日 何 食べ て いる の ？
( ﾎ ｰ ｸﾏﾏ ) ブゴッ ！ ミミズ や モグラ ？
ブゴゴッ ｡ N は はっ 全然 分か ん ない ｡
なん だ そりゃ ？
昨日 団長 が やって い た 挨拶 ｡
だから 違う って 言った だ ろ ！
( ﾊﾞﾝ ) それ で これ から どこ に 向か お う って ん だ ？
( ｷﾝｸﾞ ) ひょっとして 次 の 仲間 の 手がかり が ある と か ？
( ｺﾞｳｾﾙ ) エスカ ノール と マーリン ｡ N うん に ゃ ｡
その 前 に 王 都 に 潜入 し て 剣 を 取り戻す ｡
( ﾊﾞﾝ ) 剣 って 団 ち ょ が 奪わ れ た 竜 の 柄 の …｡
あれ を 放っておく わけ に は いか ねぇ ｡
ドン ！ みんな つい て き て くれる な ! ?
( ﾊﾞﾝ ) めん どく せ ぇ から パ ～ ス ｡ N ( ｷﾝｸﾞ ) 取ら れ た の は
団長 の 落ち度 だ もん ね ～｡ N ( ｺﾞｳｾﾙ ) 自己 責任 ｡
慰め て ｡ N は い ｡ よし よし ｡
パリン ！ 団 長 ～
カン カン カン … ( 釘 を 打つ 音 )
そ っ ｢ 常 闇 の 棺 ｣｡
あの 竜 の 柄 は 祭器 の かけら な ん だ ｡
あの 剣 が …｡ N ああ ｡ 古い 伝承 に あって な ｡
あれ は はるか 昔 女神 族 巨人 族 妖精 族
そして 人間 が 力 を 合わせ
魔 神 族 を 封印 し た レリーフ の 一 つ な ん だ ｡
でも 聖 騎士 たち は そんな もの を 集め て
どう しよ う と いう ん です ？
おそらく 魔 神 族 の 復活 ｡
けっ ！ また 魔 神 族 か よ …｡
( ｷﾝｸﾞ ) そう いえ ば デール を あんな 魔 神 の 姿 に
変身 さ せ た の は ヘンド リク セン な ん だ ろ ？
( ｺﾞｳｾﾙ ) ああ ｡ 間違い ない ｡
ヘンド リク セン …｡ N ドレ ファス と 共に
リオ ネス の 実権 を 握って いる 者 が そんな こと まで …｡
でも どうして 魔 神 族 の 復活 なんて 恐ろしい こと を ！
お 友達 に でも な ろ う って か ？ まさか …｡
ん じゃ 目的 は 何 よ ？
聖戦 の 実現 だ ｡
な っ ！ ヘンド リク セン 何 を 言って る ! ?
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) ドレ ファス お前 の 聖戦 の 預言 の 解釈 は
光 の 導き 手 は 我々 聖 騎士 で
黒き 血 脈 は 七 つ の 大 罪 だった な ｡
しかし 私 の 解釈 は 違う ｡ N ヤツ ら で は 不足 な の だ ｡
まさか 黒き 血 脈 は 魔 神 族 だ と いう の か ？
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) 魔 神 族 は 古 の 大戦 で 四 つ の 種族 を 相手 に
互角 以上 の 戦い を 繰り広げ た の だ ｡
貴 様 裏 で 画策 し て いる の は 察し て い た が まさか …｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) 準備 は ほぼ 整った ｡ N あっ …｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) あと は 最後 の かけら を 手 に 入れ
封印 を 破壊 する ｡
♪～
貴 様 正気 か ？ 魔 神 族 に 人間 が かなう と でも 思う か ! ?
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) ああ ｡ 勝て る と も ｡
その ため に 私 は 魔 神 族 を 長年 研究 し
さまざま な 成果 を 手 に 入れた ｡
新 世代 も その 一 つ ｡ N バカ な ！
目 を 覚ませ ！ 正義 を 司る 聖 騎士 が
呪わ れ た 種族 の 封印 を 解く など …｡
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) 正義 ？ あっ ｡
今更 お前 が 正義 を 語る か ？
１０ 年 前 聖 騎士 長 の 座 欲し さ に 私 を 唆し
実の 兄 ザラ トラス を 殺し た お 前 が ！
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) あっ …｡
♪～
ドレ ファス お前 が いる ｡
ぜひ 私 に 力 を 貸し て ほしい ｡
だが もし 私 の 邪魔 を する と いう なら ば
貴 様 の 息子 グリア モール 同様 消え て もらう ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) くっ …｡
消える の は 貴 様 だ ！
ねえ ねえ じゃあ その 団長 の 剣 を 使って
ヤツ ら は もう 魔 神 族 を 復活 さ せ ちゃ った って こと ？
うん に ゃ ｡ 相当 強い 封印 だ から
解け た と し たら 必ず 何 か 前兆 が ある ｡
≪ ぼ お ぉ ～～…｡ N ≪ ギュル ルル … ( おなか の 音 )
前兆 が … 前兆 が 来 た ～ ！
ウンコ か よ ！
ふ … 封印 を 解か れ て しまう …｡
ホーク ちゃん 大丈夫 ？ そう いや … は う っ ！
なんで あいつ ら は 剣 と 一緒 に … は う っ ！
エリザベス ちゃん を 狙って た ん だ ろ う な …｡
( ﾋﾞﾋﾞｱﾝ ) それ は ね …｡ N あっ ｡
( ﾋﾞﾋﾞｱﾝ ) 封印 を 解く 最後 の 鍵 だ から よ ｡
エリザベス そ いつ から 離れろ ！
くっ …｡
くそ ～～～
なん だ ？ おそらく 魔術 士 だ ｡
瞬時 に 的確 な 場所 に 現れ 消え た ｡
高度 な 瞬間 移動 だ ｡ N ( ﾃﾞｨｱﾝﾇ ) 団長 ！
王 都 だ ！ 今 すぐ エリザベス を 救出 に 行く ！
( ｷﾝｸﾞ ) でも ここ から ４０ マイル 以上 も …｡
ディ アンヌ ！ あっ 分かった ｡
≫ ( ﾊﾞﾝ ) 待て よ ｡ N ( ３ 人 ) あっ ｡
気 が 変わった ｡ 一緒 に 行く ｡
( ｷﾝｸﾞ ) バン 遊 ん で いる 場合 じゃ ない よ ｡
行く 理由 が ある ん だ よ 俺 に も ｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) 俺 も 行く ｡ N ( ｷﾝｸﾞ ) ｺﾞｳｾﾙ まで 何 やって いる の ！
( ｺﾞｳｾﾙ ) よく 喧嘩 する 団長 と バン を 見 て
俺 も 学 ん で み たい ｡
いく よ ｡ 少し の 誤差 は 我慢 し て ね ｡
方向 さえ 合って りゃ 問題 ねぇ よ ｡
絶対 エリザベス を 助け出し て ね ｡
ああ ！
は あ ～ ～…｡
ど りゃ ～ N うそ だ ろ …｡
( ﾊﾞﾝ ) ぐ わ っ 死ぬ ！ 何 か 言った か ？
( ｺﾞｳｾﾙ ) 音声 が 拾え ない ｡
♪～
≪ ( 部下 ) 聖 騎士 長 様 ！
き … 緊急 事態 です ｡
王国 北西 部 より 急 接近 する 巨大 な 魔力 を 確認 ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) 何者 だ ？ ( 部下 ) 正体 は 不明 です ｡
ですが これほど の 魔力 と なる と …｡
七 つ の 大 罪 …｡
だ と する と かけら は 手 に 入った と いう こと か ｡
ドレ ファス この 続き は あと だ ｡
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) 忘れる な ｡ N 私 は 決して 貴 様 を 許さ ん ぞ ｡
物覚え は いい 方 で な ｡ 安心 しろ ｡
場 内 の 聖 騎士 と 騎士 に 通告 ！
七 つ の 大 罪 と 思わ れる 者 が 接近 ｡
北 門 および 西側 城壁 の 守り を 固めろ ！
北 門 外 に も 聖 騎士 を 配置 ｡ N 迎撃 用意 ！
( 兵士 ) あれ だ ｡ 来る ぞ ！ ドォーン ！
( 兵士 ) 目標 確認 ！ ( 兵士 ) 迎撃 準備 ！
あくまで 目的 は エリザベス の 奪還 ｡
戦闘 は 最小 限 に とどめ て おけ ｡
了解 ｡ N ( ﾊﾞﾝ ) その 最小 限 は
本気 で いく よ な ？ 団 ち ょ ｡
殺す 気 で いく ！
｢ オーラ バースト ｣ ！ ｢ 豪 炎 の 呪 陣 ｣ ！
｢ 暗 緑 鞭 ｣ ！ ｢ 雨 弾 ｣ ！
｢ ウインド シューター ｣ ！ ｢ 死 神 の 息吹 ｣ ！
｢ フリック ストーン ｣ ！
｢ 全 反撃 ｣ ！ ( 聖 騎士 たち ) ぐ わ ぁ ～ ！
北 門 外 の 防御 隊 が 突破 さ れ た ぞ ！
( 兵士 ) 貴 公 ら が 七 つ の 大 罪 ｡
相手 に とって 不足 な … び ゃっ ！ ドカッ ！
( 兵士 ) 七 つ の 大 罪 を 止めろ ！ ( 兵士 ) 止める ん だ ！
( 兵士 たち ) う わ ～ ！ エリザベス 待って ろ よ ！
止まら ない ！ 止め られ ない ぞ ！
( ﾊﾞﾝ ) 団 ち ょ N 急に どうし … あっ なん だ ？
この 異様 な 魔力 は ｡
( ｺﾞｳｾﾙ ) 城 の 向こう側 から 発 せ られ て いる ｡
この 魔力 は 南 門 か ？
( ﾍﾝﾄﾞﾘｸｾﾝ ) まさか 七 つ の 大 罪 が ふた 手 に 分かれ て 挟み撃ち か ？
いや 魔力 の 数 は １００ 以上 ｡
中でも 飛び抜け て 強大 な 魔力 が ２ つ ｡ 何者 ？
( 部下 ) 聖 騎士 長 様 大変 です ！
( ﾄﾞﾚﾌｧｽ ) どう し た ？ ( 部下 ) 南 門 方角 に
大規模 な 軍隊 が 出現 し まし た ！
軍隊 だ と ! ? 統率 者 は ？
( 部下 ) はっ ！
♪～
( 部下 ) キャメロット の 新 王 アーサー です ！
♪～
♪～
♪～
お っす ！ おら メリオダス ！ さて さて さ ～ て
そろそろ 節分 だ し イワシ の 頭 でも 玄関 に 飾って おこ う か ね ｡
次回 『 七 つ の 大 罪 』 ｢ 最初 の 犠牲 ｣｡
予告 が 短く なる と いよいよ 季節 の 変わり目 を 感じる な ｡
今日 は 時間 を 拡大 し て ､
特別 番組 を お 伝え し て いき ます ｡
竹内 明 キャスター と 一緒 に お 送り し ます ｡
過激 派 イスラム 国 と 見 られる グル ー プ が 拘束 し て い た
