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シドニアの騎士 第九惑星戦役, Sidonia no Kishi: Daikyuu Wakusei Seneki (Knights of Sidonia II) Episode 2

Sidonia no Kishi : Daikyuu Wakusei Seneki (Knights of Sidonia II ) Episode 2

( 白 羽衣 つむぎ ・ 通信 ) はじめ まして 皆さん 。

私 の 名前 は 白 羽衣 つむぎ です 。

よろしく お 願い いたし ます 。

♪~

( 船員 会 ) あれ は まさか …。

( 船員 会 ) これ は 一体 どういう こと だ ?

( 船員 会 ) 小林 は どこ に いる ! ?

♪~

( 船員 会 ) ヤツ め …。

♪~

♪~

♪~

[ スピ ー カ ] ( 岐 神 ) お 待ち し て い まし た 科 戸 瀬 博士 。

どうぞ お 進み ください 。

♪~

( ユレ ) 岐 神 君 ?

♪~

( ユレ ) あっ !

♪~

あっ ! あ あっ …。

♪~

う わ っ ! くっ …。

♪~

あっ …。

♪~

( ユレ ) く … 岐 神 君 ! これ は どういう こと ?

( 岐 神 ) 見 て の とおり です よ 。

融合 個体 を 作った ん です 。

あっ そんな …。 N あなた も 100 年 前 に

どんな 大 惨事 が 起き た か 知って いる でしょ ?

ああ … 科学 者 なら ば

この 研究 の 重要 性 を 理解 できる はず です が 。

か … 艦長 に は なんて 説明 する つもり な の ?

だから あなた を 呼 ん だ の です 科 戸 瀬 博士 。

この 子 を 完成 さ せる に は

もっと 大規模 な 開発 環境 が 必要 だ 。

艦長 を 説得 する ため に も 力 を 貸し て ください 。

♪~

( 岐 神 ・ 心 の 声 ) ≪ この 娘 は 優秀 だ ≫

≪ でき れ ば 「 シド ニア 血 線虫 」 は 使い たく ない ≫

♪~

( 管制 官 ・ 通信 ) 未 確認 奇 居 子 から 発射 さ れ た ヘイグス 粒子 砲

ガ 549 に 直撃 。 N ( 管制 官 ・ 通信 ) ガ 549

胞衣 損失 20 % 。

( 谷 風 長 道 ) 煉 無事 か ! ? ( 煉 ) ええ 。

でも なん な の こいつ ! ?

奇 居 子 の よう だ けど でも …。

あっ 。

( 念 信 ) あっ 。

( 岐 神 ・ 念 信 ) 急 い で 組 ん だ 射 出 装置 の 胞衣 が 崩れ だし た か 。

別 の 方法 で 敵 本体 を 砕く 。

どう すれ ば いい か 分かる な ?

( 念 信 ) はい お 父 様 。

( 煉 ) あっ 消え た ? あっ 。

ドカッ ドカッ ドカッ ! ( 念 信 ) え いっ ! ふ っ え いっ !

( 管制 官 ) ガ 549 の 胞衣 が 本体 方向 に 削ら れ て いき ます 。

( 纈 ) ≪ あっ … 奇 居 子 が 奇 居 子 を 攻撃 し てる って いう の ? ≫

( 念 信 ) え いっ え いっ ! え いっ え いっ ! え いっ !

バシン ! ( 念 信 ) あ あっ !

くっ ! 嫌 ぁ ~ ! う ぅ …。

( 岐 神 ・ 念 信 ) 痛い か ?

相手 も 私 たち に 傷 を 与え られる こと を 忘れる な 。

心臓 を 破壊 さ れ たら 死ぬ ぞ 。

( 念 信 ) はい !

あっ …。

( 弦 打 ) 無事 か 谷 風 ! ? あっ はい !

( 弦 打 ) そこ から 離れろ 。

同士討ち を し て いる 今 の うち に やる ぞ !

この 距離 なら … 外 さん !

( 通信 ) 待って ください ! ( 弦 打 ) な っ !

う う っ ! ドーーン !

( 念 信 ) う っ … く ぅ ! う ぅ …。

お 父 様 … ごめんなさい 。

( 岐 神 ) くっ !

ガン ! ( 通信 ) ぐ わ っ !

は ぁ は ぁ …。 N ( 弦 打 ) 谷 風 ! お前 一体 …。

この 奇 居 子 は 敵 じゃ ない です 。 N ( 弦 打 ) なん だ と ! ?

ふん ! ブチッ !

( 通信 ) ありがとう ござい ます 継 衛 に お 乗り の 方 。

( 科 戸 瀬 イザナ ) この 声 星 白 ?

君 は 紅 天 蛾 で は ない みたい だ けど 。

( 通信 ) はい 私 は …。 N ( 管制 官 ) 奇 居 子

本体 付近 の 胞衣 が 回復 し て いき ます 。

( 纈 ) 衛 人 隊 奇 居 子 本体 の 破壊 を 最 優先 し て 。

( 操縦 士 たち ・ 通信 ) 了解 ! あの 新た な 奇 居 子 の 分析 を 急 い で 。

( 管制 官 ) ヘイグス 干渉 波 の 波長 パターン 確かに 奇 居 子 です 。

( 管制 官 ) まだ 解像度 粗い です が 内部 分析 出 ます 。

( 管制 官 ) 新た な 奇 居 子 の 中央 部 に 人間 の 生体 反応 !

な っ ! 人間 ?

( サマリ ) 全 機 削れ た 位置 に 集中 砲火 する 。

各 機 散 開 し 射撃 開始 。

( 操縦 士 たち ・ 通信 ) 了解 !

♪~

ドーーン ! ドーーン ! ドーーン !

♪~

これ って …。

♪~

まずい ! ( 通信 ) これ は …。

皆さん 注意 し て ください !

( 管制 官 ・ 通信 ) ガ 549 内 部 ヘイグス 密度 急 上昇 !

( 操縦 士 ・ 通信 ) う わ ぁ ~ ! ( 操縦 士 ・ 通信 ) ぐ わ っ !

( 管制 官 ) 奇 居 子 から 大量 の ヘイグス 粒子 が 放出 。

飽和 攻撃 です 。 N ( 管制 官 ) 一〇一 号 機 大破 !

一九三 号 機 と 三一 八 号 機 の 信号 途絶 !

そんな …。

あぁ …。 N ( 勢 威 ) 一旦 距離 を 取れ 谷 風 。

第 二 波 が 来る かも しれ ん 。 N くっ !

♪~

( 念 信 ) お 父 様 … 私

本気 を 出し て も よろしい でしょう か ?

( 岐 神 ・ 念 信 ) ちょうど いい 機会 だ 。 N やって みせろ 。

( 弦 打 ・ 通信 ) 気 を つけろ ! また …。 N ( 管制 官 ) 2 体 目 の 奇 居 子 から も

高 ヘイグス 反応 。 N どんどん 上昇 し て いき ます 。

あの サイズ で こんな 粒子 量 …。 N 出 せる はず ない 。

♪~

ズドォーン !

あっ ! あっ 。

♪~

( 念 信 ) う ぅ … く ぅ …。

あっ …。

( 管制 官 ) ガ 549 泡 状 分解 を 確認 。

( サマリ ・ 通信 ) 司令 部 この 奇 居 子 を どう する べき か 指示 を 。

≪ ( 小林 ) 何も する 必要 は ない 。

( 纈 ) 艦長 ! ( 小林 ) それ は 奇 居 子 で は ない 。

シド ニア の 新 兵器 の 一 つ だ 。

岐 神 説明 しろ 。

あっ 岐 神 ?

( 岐 神 ) 今 敵 を 撃破 し て みせ た この 兵器 は

奇 居 子 で は あり ませ ん 。

融合 個体 です 。 N えっ !

えっ ? あっ 。

( 岐 神 ・ 通信 ) これ は 我々 人間 と 同じ

意識 を 持つ 生命 体 です 。

( 船員 会 ) 小林 … 封印 し た 落合 の 技術 まで 復活 さ せる と は 。

( 船員 会 ) いよいよ 正気 と は 思え ん な 。

( 船員 会 ) あいつ は 生身 の 状態 の 期間 が 長 すぎ た の だ 。

脳 に 重力 不 適応 が 起き て いる の かも しれ ん 。

( 船員 会 ) これ 以上 あの 女 の 自由 に さ せ て おく わけ に は いか ん 。

一刻 も 早く 手 を 打た ね ば 。

( 船員 会 ) もはや 我々 が じきじき に 動く しか ある まい 。

これ より 小林 の 弾劾 決議 を 行う 。

♪~

( 丹波 ) 谷 風 。 N どう し た ん だ ? その 右腕 。

あっ いや … さっき の 戦闘 で いつの間にか 。

大丈夫 です 。 N ( 丹波 ) そう は 見え ない ぞ 。

そ … それ より 丹波 さん

また 継 衛 を 壊し て しまって …。

( 丹波 ) 奇 居 子 と 戦って 壊れ て ん だ 。

お前 は よく やって る 。 衛 人 は

俺 たち が いつ でも 直し て やる から 心配 す ん な 。

あ … ありがとう ござい ます 。

それ より 早く 医務 室 へ 行って こい 。

あっ はい !

[ スピ ー カ ] ピンポン パン ポーン ( チャイム )

[ スピ ー カ ] ( 艦 内 アナウンス ) 一般 船員 に お 知らせ です 。

本日 1800 より 融合 個体 事案 に つき

諮問 委員 会 を 開催 し ます 。

おにぎり の 具に コンビーフ なんて どう か なって 思った ん だ けど

すごく おいしい よ ね 。

は はっ … そう 。

≪ あの 融合 個体 星 白 の 声 に 似 て た ≫

≪ 長 道 も 気付 い てる はず だ けど … N いろいろ 無理 し てる の か な ≫

イザナ 。 N えっ ? な … 何 ?

あの つむぎ って 名乗った 融合 個体

本当 に 人間 の 意識 を 持って る の か な 。

う っ うん … どう かな 。

もし 本当 に そう だ と し たら

この世 に 誕生 し た ばかり の 女の子 が

生身 で 奇 居 子 と 戦わ なけ れ ば なら ない なんて

すごく かわいそう で 。 N 長 道 …。

くそ っ !

♪~

≪ 何 が 起き て も 踏みとどまって

立ち 続ける って 決め た ん だ ≫

≪ 奇 居 子 を 一 つ 残らず 消し去る まで は ≫

( 落合 ) くっ ! ぐ ぐ ぐ … あっ あっ …。

う っ ! くっ くっ …。

く ぅ ~…

ぐ わ っ ! ぐ ぐ ぐ …。

ビリビリ ビリッ ! ぐ わ っ ! あぁ …。

( 海 蘊 ) 転送 終了 し まし た 。

補助 脳 内 全 データ 回収 完了 です 。

( 小林 ) 本当 に 全 階層 の 情報 を 吸い出せ た と いう の か ?

( 岐 神 ) 保証 し ます よ 小林 艦長 。

( 小林 ) 100 年 かかって でき なかった こと を …。

大した もの だ な 。

( ユレ ) はい 。 これ で シド ニア 史上

奇 居 子 に 最も 近づ い た 男

科学 者 落合 の 研究 の 全て が 手 に 入り まし た 。

( 小林 ) ユレ 。 N ( ユレ ) はい 。

( 小林 ) お前 も あの とき の 惨状 を 目の当たり に し た はず だ 。

( ユレ ) あっ …。 N ( 小林 ) 落合 の 研究 が

シド ニア に もたらし た 恩恵 は 大きい 。

しかし ヤツ は シド ニア を 壊滅 寸前 に まで 追い込 ん だ の だ 。

ふん …。 N ( 小林 ) 落合 の 研究 の 情報 全て に

アクセス 制限 を かける 。 N 直接 触れる こと が できる の は

私 だけ だ 。 N ( ユレ ) はい 。

ふ っ 。 N ( 小林 ) よし

補助 脳 から 落合 を 引き離せ 。

♪~

( ざわめき )

は ぁ …。

ただいま から 融合 個体 に つい て ご 説明 いたし ます 。

融合 個体 と は 文字どおり

人間 と 奇 居 子 を 融合 さ せ た 個体

すなわち 人間 の 心 と

奇 居 子 の 強靭 さ を 兼ね備え た

究極 の 生命 体 です 。

それでは ご 紹介 さ せ て いただき ます 。

( どよめき )

♪~

この度 は お 忙しい なか ご 参加 いただき まし て

ありがとう ござい ます 。

融合 個体 の 白 羽衣 つむぎ と 申し ます 。

以後 お 見 知り おき の ほど よろしく お 願い 申し上げ ます 。

( 出席 者 たち ) えっ …。 N ふ っ 。

( 出席 者 ) こいつ が 奇 居 子 の よう に 人 を 食ったり

汚染 物質 を まき散らし たり し ない と いう 保証 は ある ん です か ! ?

絶対 に 起こり え ませ ん 。

彼女 の 人格 は 完璧 です 。

100 年 前 の 戦闘 の 大 混乱 を 体験 し た 世代 に は

そんな もの は 全く もって 受け入れ られ ない の です よ 。

( 出席 者 ) 科学 者 落合 は それ で シド ニア を 滅ぼし かけ た ん だ ぞ !

( 岐 神 ) あの とき の 失敗 は

不完全 な 制御 方法 に あり まし た 。

新しい 融合 個体 は 操縦 する 必要 が あり ませ ん 。

簡単 な 指示 を 出す だけ で よい の です 。 更に

緊急 時 の 際 は 直ちに 融合 個体 を

停止 さ せる こと が 可能 です 。 N ( 佐々木 ) どうも 腑 に 落ち ない ね 。

( 出席 者 ) あの …。 N ん ? はい

そちら の 方 どうぞ 。

半分 は 奇 居 子 な ん でしょ ?

奇 居 子 を 殺す の に 抵抗 は なかった ん す か ?

( 通信 ) 奇 居 子 は 同族 で は ない ので 抵抗 は あり ませ ん 。

少し 怖かった だけ です 。

( 勢 威 ) まるで 人間 の よう な 受け答え だ な 。

( 弦 打 ) よく でき た 子 じゃ ねぇ か 。 N 撃 っち まっ た こ と 謝ら ねぇ と 。

故郷 地球 が 奇 居 子 に よって 滅ぼさ れ た こと

そして シド ニア が 人類 最後 の 船 かも しれ ない と いう こと 。

私 は 人間 と して 奇 居 子 に 激しい 怒り を 感じ て …。

谷 風 さん ! えっ ?

えっ ? う わ っ !

その 腕 どうか さ れ た ん です か ?

まさか 私 を かばって い ただい た とき に …。

えっ ? あっ いや 全然 大した こと じゃ ない よ 。

ああ … そう です か 。

よかった です 。

あっ ! う わ っ !

( 念 信 ) つむぎ 何 を し て いる !

あっ ごめんなさい !

( サマリ ) 本当 に 大丈夫 な の か ?

( 念 信 ) お 父 様 。 私 すごく 谷 風 さん と お 話 が し たい 。

( 念 信 ) 駄目 だ 。 練習 し た 言葉 を 続けろ 。

( 念 信 ) はい …。

≪ 所詮 は 生まれ たて の 子供 ≫

≪ まだ 教育 が 必要 だ な ≫

大変 失礼 いたし まし た 。

私 は 人類 存続 の ため に この 力 を 尽くし

奇 居 子 と 戦い ます 。

誰 が 信じる か ! 今 だって 暴走 し かけ た じゃ ねぇ か !

( 出席 者 ) 消えろ ! ( 出席 者 ) お前 な ん か

奇 居 子 と 変わら ねぇ ! ( 出席 者 ) 失せ ろ 化け物 !

( 出席 者 ) 何 が 人類 の ため だ !

あっ 。 N あぁ …。

( 弦 打 ・ 通信 ) おい やめろ ! ( 出席 者 ・ 通信 ) ふざける な よ !

( 出席 者 ) 消え なさい よ ! あっ ち 行っちゃ い なさい よ !

( 出席 者 ) 引っ込め ! あっ …。

では これ で 終わら せ て いただき ます 。

ありがとう ござい まし た 。

♪~

は ぁ …。

[ スピ ー カ ] ピンポーン ( インタ ー ホン )

( 海 蘊 ・ 通信 ) 海苔 夫 様 訪問 者 です 。

かまわ ん 通せ 。

や … やっぱり 約束 なし で 来る の は

まずい よ 長 道 。

でも もう 呼び鈴 押し ちゃ った よ 。

[ スピ ー カ ] ( 海 蘊 ) どうぞ お 入り ください 。

あっ はい ありがとう ござい ます 。 N は ぁ …。

♪~

う … う わ ぁ ~…。

う っ ! すごい 臭い だ ね 。

♪~

う わ ぁ …。 N 長 道 あんまり

近づか ない 方 が いい よ 。 ひ っ !

う わ っ ! う わ っ …。

( 2 人 ) ご ほっ ご ほっ ご ほっ ご ほっ …。

谷 風 さん ! どうして ここ に ?

ご ほっ ご ほっ …。 N あっ いや 一 人 で

退屈 し てる ん じゃ ない か な と 思って 来 た ん だ 。

ご ほっ ご ほっ 。 えっ ? あっ 。

わ っ 本当 です か ?

すごい ! う わ ぁ ! ちょっと …。

ありがとう ござい ます 。 N あっ あぁ …。

あの ~ N こちら の 方 は どなた でしょ う ?

あっ 。 N 友達 の イザナ 。

俺 と 同期 の 操縦 士 だ よ 。 N ひ っ … ひ ぃ ~ !

イザナ さん はじめ まして 。

あ あ ~ うん … はじめ まして 。

すごく うれしい です 。 N ちょうど 私

人間 の こと を もっと 知り たい と 考え て い た ところ だった ん です 。

そ … そう 。 よかった 。

あの …

触って も … いい です か ?

触る ? べ … 別に かまわ ない けど 。

失礼 し ます 。 N ( 2 人 ) えっ ! ?

う わ ぁ ~ ! わ っ わ っ わ っ … う わ ぁ ~ !

ち ょ … ちょっと ! 何 し てる の これ ! ?

谷 風 さん が どんな 形 を し て いる の か

できる だけ 正確 に 計測 し て い ます 。

う ひ ゃ あ ~ …。 N おお っ !

う わ っ ! えっ ? えっ ?

失礼 し ます ! え えっ ! ? わ っ わ っ … 嫌 っ !

う わ ぁ ~~ !

ひ ぃ ~ !

は ぁ …。

それでは また 来 て くださる の です ね ?

うん 。 N ありがとう ござい ます 。

お 待ち し て い ます ね 。

う ぅ … う う っ …。

♪~

う っ …。 N イザナ 大丈夫 ?

なんか … すごかった ね 。

うん 。

でも 来 て よかった 。 N えっ ?

♪~

谷 風 さん …。

♪~

( 船員 会 ) ならば これ に おい て 小林 の 弾劾 を 決定 する 。

♪~

予定 どおり 私 が 次期 代表 を 務めよ う 。

異議 の ある 者 は いる か ? ( 船員 会 たち ) 異議 なし 。

≫ 異議 あり 。 N ん ?

( 船員 会 ) 落合 の クローン か 。

小林 艦長 の 代理 で 出席 さ せ て いた だい て い ます 。

( 船員 会 ) いつ から そこ に い た ?

( 落合 ) 議会 の 開始 から です 。

感知 さ れ て い なかった と は …。

脳 に 重力 不 適応 でも 起き て いる の で は ?

貴 様 は 補助 脳 の 鍵 と して 生かさ れ て い た の だ ろ う 。

もはや 用 済み の はず 。

分から ん な 。 小林 は なぜ 貴 様 を 生かし て おく ?

ふ っ 。 補助 脳 以外 に も

貴 様 が 役立つ 鍵 穴 が ある の か ?

( 船員 会 ) ひ ひ ひ ひ っ 。

ドン ! ( 船員 会 ) ぐ お っ …。

( 船員 会 ) 貴 様 何 を …。

ドン ! ( 船員 会 ) う う っ …。

♪~

ち ょ … ちょっと 待て 。

ドン ドン ドン ドン ! あっ …。

♪~

( 小林 ) ご 苦労 だった わ ね 。

♪~

♪~

♪~


Sidonia no Kishi : Daikyuu Wakusei Seneki (Knights of Sidonia II ) Episode 2 sidonia||kishi|daikyuu|wakusei|seneki|knights||sidonia|ii|episode Sidonia no Kishi: Daikyuu Wakusei Seneki (Knights of Sidonia II) Episode 2

( 白 羽衣 つむぎ ・ 通信 ) はじめ まして 皆さん 。 しろ|はごろも||つうしん|||みなさん

私 の 名前 は 白 羽衣 つむぎ です 。 わたくし||なまえ||しろ|はごろも|| My name is Shiraui Tsumugi.

よろしく お 願い いたし ます 。 ||ねがい|| It's a pleasure to meet you all.

♪~

( 船員 会 ) あれ は まさか …。 せんいん|かい||| ...Is that... Impossible...

( 船員 会 ) これ は 一体 どういう こと だ ? せんいん|かい|||いったい||| What is happening?

( 船員 会 ) 小林 は どこ に いる ! ? せんいん|かい|こばやし|||| Where is Kobayashi?!

♪~

( 船員 会 ) ヤツ め …。 せんいん|かい|やつ| Damn the woman.

♪~ iza yuke hikari made iza yuke hikari made Go now, towards the light Go now, towards the light

♪~

♪~

[ スピ ー カ ] ( 岐 神 ) お 待ち し て い まし た 科 戸 瀬 博士 。 |||し|かみ||まち||||||か|と|せ|はかせ I was waiting for you, Doctor Shinatose.

どうぞ お 進み ください 。 ||すすみ|

♪~

( ユレ ) 岐 神 君 ? |し|かみ|きみ Kunato?

♪~

( ユレ ) あっ !

♪~

あっ ! あ あっ …。

♪~

う わ っ ! くっ …。

♪~

あっ …。

♪~

( ユレ ) く … 岐 神 君 ! これ は どういう こと ? ||し|かみ|きみ|||| K-Kunato.

( 岐 神 ) 見 て の とおり です よ 。 し|かみ|み||||| It's just as you see.

融合 個体 を 作った ん です 。 ゆうごう|こたい||つくった|| I made a chimera.

あっ そんな …。\ N あなた も 100 年 前 に ||n|||とし|ぜん|

どんな 大 惨事 が 起き た か 知って いる でしょ ? |だい|さんじ||おき|||しって||

ああ … 科学 者 なら ば |かがく|もの||

この 研究 の 重要 性 を 理解 できる はず です が 。 |けんきゅう||じゅうよう|せい||りかい||||

か … 艦長 に は なんて 説明 する つもり な の ? |かんちょう||||せつめい||||

だから あなた を 呼 ん だ の です 科 戸 瀬 博士 。 |||よ|||||か|と|せ|はかせ That is where you come in, Doctor Shinatose.

この 子 を 完成 さ せる に は |こ||かんせい||||

もっと 大規模 な 開発 環境 が 必要 だ 。 |だいきぼ||かいはつ|かんきょう||ひつよう|

艦長 を 説得 する ため に も 力 を 貸し て ください 。 かんちょう||せっとく|||||ちから||かし|| I will need your assistance in convincing the captain.

♪~

( 岐 神 ・ 心 の 声 ) ≪ この 娘 は 優秀 だ ≫ し|かみ|こころ||こえ||むすめ||ゆうしゅう| This girl is highly proficient.

≪ でき れ ば 「 シド ニア 血 線虫 」 は 使い たく ない ≫ ||||にあ|ち|せんちゅう||つかい|| I would rather not use the Sidonia Blood Nematodes on her.

♪~

( 管制 官 ・ 通信 ) 未 確認 奇 居 子 から 発射 さ れ た ヘイグス 粒子 砲 かんせい|かん|つうしん|み|かくにん|き|い|こ||はっしゃ|||||りゅうし|ほう Unidentified Gauna has fired a Hyggs particle blast at G549.

ガ 549 に 直撃 。\ N ( 管制 官 ・ 通信 ) ガ 549 ||ちょくげき|n|かんせい|かん|つうしん|

胞衣 損失 20 % 。 ほうころも|そんしつ G549 has lost twenty percent of its shell from a direct hit.

( 谷 風 長 道 ) 煉 無事 か ! ? ( 煉 ) ええ 。 たに|かぜ|ちょう|どう|れん|ぶじ||れん| Ren! Are you okay?

でも なん な の こいつ ! ? Yes, but what the hell is that?

奇 居 子 の よう だ けど でも …。 き|い|こ||||| ...It looks like a Gauna, but...

あっ 。

( 念 信 ) あっ 。 ねん|しん|

( 岐 神 ・ 念 信 ) 急 い で 組 ん だ 射 出 装置 の 胞衣 が 崩れ だし た か 。 し|かみ|ねん|しん|きゅう|||くみ|||い|だ|そうち||ほうころも||くずれ||| Looks like the placenta gun I rushed out of development is falling apart.

別 の 方法 で 敵 本体 を 砕く 。 べつ||ほうほう||てき|ほんたい||くだく You'll have to use other means to destroy the enemy core.

どう すれ ば いい か 分かる な ? |||||わかる| You should know what to do.

( 念 信 ) はい お 父 様 。 ねん|しん|||ちち|さま I do, Father.

( 煉 ) あっ 消え た ? あっ 。 れん||きえ||

ドカッ ドカッ ドカッ ! ( 念 信 ) え いっ ! ふ っ え いっ ! |||ねん|しん||||||

( 管制 官 ) ガ 549 の 胞衣 が 本体 方向 に 削ら れ て いき ます 。 かんせい|かん|||ほうころも||ほんたい|ほうこう||けずら|||| G549 is losing placenta in the vicinity of its core.

( 纈 ) ≪ あっ … 奇 居 子 が 奇 居 子 を 攻撃 し てる って いう の ? ≫ けつ||き|い|こ||き|い|こ||こうげき|||||

( 念 信 ) え いっ え いっ ! え いっ え いっ ! え いっ ! ねん|しん||||||||||

バシン ! ( 念 信 ) あ あっ ! |ねん|しん||

くっ ! 嫌 ぁ ~ ! う ぅ …。 |いや|||

( 岐 神 ・ 念 信 ) 痛い か ? し|かみ|ねん|しん|いたい| Does it hurt?

相手 も 私 たち に 傷 を 与え られる こと を 忘れる な 。 あいて||わたくし|||きず||あたえ||||わすれる| Don't forget that the enemy can wound us.

心臓 を 破壊 さ れ たら 死ぬ ぞ 。 しんぞう||はかい||||しぬ|

( 念 信 ) はい ! ねん|しん| I know.

あっ …。

( 弦 打 ) 無事 か 谷 風 ! ? あっ はい ! げん|だ|ぶじ||たに|かぜ|| Are you okay, Tanikaze?

( 弦 打 ) そこ から 離れろ 。 げん|だ|||はなれろ Get away from it!

同士討ち を し て いる 今 の うち に やる ぞ ! どうしうち|||||いま||||| I'll finish this while they're attacking each other.

この 距離 なら … 外 さん ! |きょり||がい|

( 通信 ) 待って ください ! ( 弦 打 ) な っ ! つうしん|まって||げん|だ|| Wait!

う う っ ! ドーーン ! |||ドー-ン

( 念 信 ) う っ … く ぅ ! う ぅ …。 ねん|しん||||||

お 父 様 … ごめんなさい 。 |ちち|さま| ...Father...

( 岐 神 ) くっ ! し|かみ|

ガン ! ( 通信 ) ぐ わ っ ! がん|つうしん|||

は ぁ は ぁ …。\ N ( 弦 打 ) 谷 風 ! お前 一体 …。 ||||n|げん|だ|たに|かぜ|おまえ|いったい Tanikaze!

この 奇 居 子 は 敵 じゃ ない です 。\ N ( 弦 打 ) なん だ と ! ? |き|い|こ||てき||||n|げん|だ||| This Gauna is no enemy.

ふん ! ブチッ !

( 通信 ) ありがとう ござい ます 継 衛 に お 乗り の 方 。 つうしん||||つ|まもる|||のり||かた Thank you, Pilot of Tsugumori.

( 科 戸 瀬 イザナ ) この 声 星 白 ? か|と|せ|||こえ|ほし|しろ I know this voice.

君 は 紅 天 蛾 で は ない みたい だ けど 。 きみ||くれない|てん|が|||||| You don't look like Benisuzume.

( 通信 ) はい 私 は …。\ N ( 管制 官 ) 奇 居 子 つうしん||わたくし||n|かんせい|かん|き|い|こ ...Yes, I'm—

本体 付近 の 胞衣 が 回復 し て いき ます 。 ほんたい|ふきん||ほうころも||かいふく||||

( 纈 ) 衛 人 隊 奇 居 子 本体 の 破壊 を 最 優先 し て 。 けつ|まもる|じん|たい|き|い|こ|ほんたい||はかい||さい|ゆうせん|| Gardes squads, prioritize destroying the Gauna's core.

( 操縦 士 たち ・ 通信 ) 了解 ! あの 新た な 奇 居 子 の 分析 を 急 い で 。 そうじゅう|し||つうしん|りょうかい||あらた||き|い|こ||ぶんせき||きゅう||

( 管制 官 ) ヘイグス 干渉 波 の 波長 パターン 確かに 奇 居 子 です 。 かんせい|かん||かんしょう|なみ||はちょう|ぱたーん|たしかに|き|い|こ| Hyggs interference wavelength pattern clearly identifies it as Gauna!

( 管制 官 ) まだ 解像度 粗い です が 内部 分析 出 ます 。 かんせい|かん||かいぞうど|あらい|||ないぶ|ぶんせき|だ| Low-resolution analysis of its interior coming in.

( 管制 官 ) 新た な 奇 居 子 の 中央 部 に 人間 の 生体 反応 ! かんせい|かん|あらた||き|い|こ||ちゅうおう|ぶ||にんげん||せいたい|はんのう Human being detected in the new Gauna's core!

な っ ! 人間 ? ||にんげん

( サマリ ) 全 機 削れ た 位置 に 集中 砲火 する 。 |ぜん|き|けずれ||いち||しゅうちゅう|ほうか| All frames, focus fire on the damaged area!

各 機 散 開 し 射撃 開始 。 かく|き|ち|ひらき||しゃげき|かいし

( 操縦 士 たち ・ 通信 ) 了解 ! そうじゅう|し||つうしん|りょうかい Roger!

♪~

ドーーン ! ドーーン ! ドーーン ! ドー-ン|ドー-ン|ドー-ン

♪~

これ って …。

♪~

まずい ! ( 通信 ) これ は …。 |つうしん|| Oh, no!

皆さん 注意 し て ください ! みなさん|ちゅうい||| ...They—

( 管制 官 ・ 通信 ) ガ 549 内 部 ヘイグス 密度 急 上昇 ! かんせい|かん|つうしん||うち|ぶ||みつど|きゅう|じょうしょう

( 操縦 士 ・ 通信 ) う わ ぁ ~ ! ( 操縦 士 ・ 通信 ) ぐ わ っ ! そうじゅう|し|つうしん||||そうじゅう|し|つうしん|||

( 管制 官 ) 奇 居 子 から 大量 の ヘイグス 粒子 が 放出 。 かんせい|かん|き|い|こ||たいりょう|||りゅうし||ほうしゅつ Massive Hyggs particle discharge by the Gauna!

飽和 攻撃 です 。\ N ( 管制 官 ) 一〇一 号 機 大破 ! ほうわ|こうげき||n|かんせい|かん|ひと|ひと|ごう|き|たいは It's a saturation attack.

一九三 号 機 と 三一 八 号 機 の 信号 途絶 ! いちきゅうさん|ごう|き||さんいち|やっ|ごう|き||しんごう|とぜつ Frame 193, frame 318, contact lost!

そんな …。 ...No...

あぁ …。\ N ( 勢 威 ) 一旦 距離 を 取れ 谷 風 。 |n|ぜい|たけし|いったん|きょり||とれ|たに|かぜ

第 二 波 が 来る かも しれ ん 。\ N くっ ! だい|ふた|なみ||くる||||n|

♪~

( 念 信 ) お 父 様 … 私 ねん|しん||ちち|さま|わたくし

本気 を 出し て も よろしい でしょう か ? ほんき||だし|||||

( 岐 神 ・ 念 信 ) ちょうど いい 機会 だ 。\ N やって みせろ 。 し|かみ|ねん|しん|||きかい||n|| This is a good opportunity.

( 弦 打 ・ 通信 ) 気 を つけろ ! また …。\ N ( 管制 官 ) 2 体 目 の 奇 居 子 から も げん|だ|つうしん|き||||n|かんせい|かん|からだ|め||き|い|こ|| Be careful!

高 ヘイグス 反応 。\ N どんどん 上昇 し て いき ます 。 たか||はんのう|n||じょうしょう||||

あの サイズ で こんな 粒子 量 …。\ N 出 せる はず ない 。 |さいず|||りゅうし|りょう|n|だ||| It's way too small to fire that kind of energy.

♪~

ズドォーン !

あっ ! あっ 。

♪~

( 念 信 ) う ぅ … く ぅ …。 ねん|しん||||

あっ …。

( 管制 官 ) ガ 549 泡 状 分解 を 確認 。 かんせい|かん||あわ|じょう|ぶんかい||かくにん G549 bubble disintegration confirmed.

( サマリ ・ 通信 ) 司令 部 この 奇 居 子 を どう する べき か 指示 を 。 |つうしん|しれい|ぶ||き|い|こ||||||しじ| HQ, what should we do about the new Gauna?

≪ ( 小林 ) 何も する 必要 は ない 。 こばやし|なにも||ひつよう||

( 纈 ) 艦長 ! ( 小林 ) それ は 奇 居 子 で は ない 。 けつ|かんちょう|こばやし|||き|い|こ||| Captain!

シド ニア の 新 兵器 の 一 つ だ 。 |にあ||しん|へいき||ひと|| It is another of Sidonia's new weapons.

岐 神 説明 しろ 。 し|かみ|せつめい| Explain, Kunato.

あっ 岐 神 ? |し|かみ

( 岐 神 ) 今 敵 を 撃破 し て みせ た この 兵器 は し|かみ|いま|てき||げきは||||||へいき| This weapon, which you've just witnessed annihilate the enemy, is no Gauna at all.

奇 居 子 で は あり ませ ん 。 き|い|こ|||||

融合 個体 です 。\ N えっ ! ゆうごう|こたい||n|

えっ ? あっ 。

( 岐 神 ・ 通信 ) これ は 我々 人間 と 同じ し|かみ|つうしん|||われわれ|にんげん||おなじ It is a living being that possesses free will and consciousness much like we humans.

意識 を 持つ 生命 体 です 。 いしき||もつ|せいめい|からだ|

( 船員 会 ) 小林 … 封印 し た 落合 の 技術 まで 復活 さ せる と は 。 せんいん|かい|こばやし|ふういん|||おちあい||ぎじゅつ||ふっかつ|||| ...Kobayashi...

( 船員 会 ) いよいよ 正気 と は 思え ん な 。 せんいん|かい||しょうき|||おもえ|| She has surely gone mad.

( 船員 会 ) あいつ は 生身 の 状態 の 期間 が 長 すぎ た の だ 。 せんいん|かい|||なまみ||じょうたい||きかん||ちょう|||| She has lived in the outside world for too long.

脳 に 重力 不 適応 が 起き て いる の かも しれ ん 。 のう||じゅうりょく|ふ|てきおう||おき|||||| Gravity must be taking its toll on her mind.

( 船員 会 ) これ 以上 あの 女 の 自由 に さ せ て おく わけ に は いか ん 。 せんいん|かい||いじょう||おんな||じゆう|||||||||| She can not be allowed to roam.

一刻 も 早く 手 を 打た ね ば 。 いっこく||はやく|て||うた||

( 船員 会 ) もはや 我々 が じきじき に 動く しか ある まい 。 せんいん|かい||われわれ||||うごく||| Our direct involvement is inevitable.

これ より 小林 の 弾劾 決議 を 行う 。 ||こばやし||だんがい|けつぎ||おこなう We will now vote on Kobayashi's removal.

♪~

( 丹波 ) 谷 風 。\ N どう し た ん だ ? その 右腕 。 たんば|たに|かぜ|n|||||||みぎうで

あっ いや … さっき の 戦闘 で いつの間にか 。 ||||せんとう||いつのまにか I broke it during the last battle.

大丈夫 です 。\ N ( 丹波 ) そう は 見え ない ぞ 。 だいじょうぶ||n|たんば|||みえ|| I'll be fine.

そ … それ より 丹波 さん |||たんば| A-Anyway, Tanba.

また 継 衛 を 壊し て しまって …。 |つ|まもる||こわし|| I wrecked Tsugumori again.

( 丹波 ) 奇 居 子 と 戦って 壊れ て ん だ 。 たんば|き|い|こ||たたかって|こぼれ||| It was damaged during a fight against the Gauna.

お前 は よく やって る 。 衛 人 は おまえ|||||まもる|じん| You did well.

俺 たち が いつ でも 直し て やる から 心配 す ん な 。 おれ|||||なおし||||しんぱい||| We will fix your Gardes for you. Don't worry.

あ … ありがとう ござい ます 。

それ より 早く 医務 室 へ 行って こい 。 ||はやく|いむ|しつ||おこなって| Now you better get yourself to the hospital.

あっ はい ! O-Okay!

[ スピ ー カ ] ピンポン パン ポーン ( チャイム ) |||ぴんぽん|ぱん||

[ スピ ー カ ] ( 艦 内 アナウンス ) 一般 船員 に お 知らせ です 。 |||かん|うち||いっぱん|せんいん|||しらせ| Attention, all personnel.

本日 1800 より 融合 個体 事案 に つき ほんじつ||ゆうごう|こたい|じあん|| Today at 1800, the chimera will be available for questions.

諮問 委員 会 を 開催 し ます 。 しもん|いいん|かい||かいさい||

おにぎり の 具に コンビーフ なんて どう か なって 思った ん だ けど ||つぶさに||||||おもった||| Putting corned beef inside rice balls seemed weird at first,

すごく おいしい よ ね 。

は はっ … そう 。

≪ あの 融合 個体 星 白 の 声 に 似 て た ≫ |ゆうごう|こたい|ほし|しろ||こえ||に|| That chimera sounded a lot like Hoshijiro.

≪ 長 道 も 気付 い てる はず だ けど …\ N いろいろ 無理 し てる の か な ≫ ちょう|どう||きづ||||||n||むり|||||

イザナ 。\ N えっ ? な … 何 ? |n|||なん Izana.

あの つむぎ って 名乗った 融合 個体 |||なのった|ゆうごう|こたい

本当 に 人間 の 意識 を 持って る の か な 。 ほんとう||にんげん||いしき||もって||||

う っ うん … どう かな 。

もし 本当 に そう だ と し たら |ほんとう||||||

この世 に 誕生 し た ばかり の 女の子 が このよ||たんじょう|||||おんなのこ| then that means she's fighting the Gauna, unprotected, right from birth.

生身 で 奇 居 子 と 戦わ なけ れ ば なら ない なんて なまみ||き|い|こ||たたかわ||||||

すごく かわいそう で 。\ N 長 道 …。 |||n|ちょう|どう Poor girl.

くそ っ ! ...Damn...

♪~

≪ 何 が 起き て も 踏みとどまって なん||おき|||ふみとどまって

立ち 続ける って 決め た ん だ ≫ たち|つづける||きめ|||

≪ 奇 居 子 を 一 つ 残らず 消し去る まで は ≫ き|い|こ||ひと||のこらず|けしさる|| I can rest once I've annihilated every single Gauna.

( 落合 ) くっ ! ぐ ぐ ぐ … あっ あっ …。 おちあい||||||

う っ ! くっ くっ …。

く ぅ ~…

ぐ わ っ ! ぐ ぐ ぐ …。

ビリビリ ビリッ ! ぐ わ っ ! あぁ …。 びりびり|||||

( 海 蘊 ) 転送 終了 し まし た 。 うみ|うん|てんそう|しゅうりょう||| Transfer complete.

補助 脳 内 全 データ 回収 完了 です 。 ほじょ|のう|うち|ぜん|でーた|かいしゅう|かんりょう| All data has been retrieved from the auxiliary brain.

( 小林 ) 本当 に 全 階層 の 情報 を 吸い出せ た と いう の か ? こばやし|ほんとう||ぜん|かいそう||じょうほう||すいだせ||||| And you are sure you have all access levels?

( 岐 神 ) 保証 し ます よ 小林 艦長 。 し|かみ|ほしょう||||こばやし|かんちょう I guarantee it, Captain Kobayashi.

( 小林 ) 100 年 かかって でき なかった こと を …。 こばやし|とし||||| ...After a hundred years of failure...

大した もの だ な 。 たいした||| Excellent work.

( ユレ ) はい 。 これ で シド ニア 史上 |||||にあ|しじょう Thank you.

奇 居 子 に 最も 近づ い た 男 き|い|こ||もっとも|ちかづ|||おとこ

科学 者 落合 の 研究 の 全て が 手 に 入り まし た 。 かがく|もの|おちあい||けんきゅう||すべて||て||はいり|| He knew more about Gauna than anyone in history.

( 小林 ) ユレ 。\ N ( ユレ ) はい 。 こばやし||n||

( 小林 ) お前 も あの とき の 惨状 を 目の当たり に し た はず だ 。 こばやし|おまえ|||||さんじょう||まのあたり||||| You remember the devastation that occurred on that day.

( ユレ ) あっ …。\ N ( 小林 ) 落合 の 研究 が ||n|こばやし|おちあい||けんきゅう|

シド ニア に もたらし た 恩恵 は 大きい 。 |にあ||||おんけい||おおきい

しかし ヤツ は シド ニア を 壊滅 寸前 に まで 追い込 ん だ の だ 。 |やつ|||にあ||かいめつ|すんぜん|||おいこ|||| However, he also drove Sidonia to the brink of destruction.

ふん …。\ N ( 小林 ) 落合 の 研究 の 情報 全て に |n|こばやし|おちあい||けんきゅう||じょうほう|すべて|

アクセス 制限 を かける 。\ N 直接 触れる こと が できる の は あくせす|せいげん|||n|ちょくせつ|ふれる|||||

私 だけ だ 。\ N ( ユレ ) はい 。 わたくし|||n||

ふ っ 。\ N ( 小林 ) よし ||n|こばやし|

補助 脳 から 落合 を 引き離せ 。 ほじょ|のう||おちあい||ひきはなせ Separate Ochiai and the auxiliary brain.

♪~

( ざわめき )

は ぁ …。

ただいま から 融合 個体 に つい て ご 説明 いたし ます 。 ||ゆうごう|こたい|||||せつめい|| I will now explain chimeras.

融合 個体 と は 文字どおり ゆうごう|こたい|||もじどおり Chimeras are, as the word suggests, a fusion of man and Gauna.

人間 と 奇 居 子 を 融合 さ せ た 個体 にんげん||き|い|こ||ゆうごう||||こたい

すなわち 人間 の 心 と |にんげん||こころ| This chimera possesses a human heart and a Gauna's body,

奇 居 子 の 強靭 さ を 兼ね備え た き|い|こ||きょうじん|||かねそなえ|

究極 の 生命 体 です 。 きゅうきょく||せいめい|からだ| with all the resilience that comes with it.

それでは ご 紹介 さ せ て いただき ます 。 ||しょうかい||||| Allow me to introduce her.

( どよめき )

♪~

この度 は お 忙しい なか ご 参加 いただき まし て このたび|||いそがしい|||さんか|||

ありがとう ござい ます 。

融合 個体 の 白 羽衣 つむぎ と 申し ます 。 ゆうごう|こたい||しろ|はごろも|||もうし| I am the chimera Shiraui Tsumugi.

以後 お 見 知り おき の ほど よろしく お 願い 申し上げ ます 。 いご||み|しり||||||ねがい|もうしあげ| It is an honor and a privilege to meet all of you.

( 出席 者 たち ) えっ …。\ N ふ っ 。 しゅっせき|もの|||n||

( 出席 者 ) こいつ が 奇 居 子 の よう に 人 を 食ったり しゅっせき|もの|||き|い|こ||||じん||くったり

汚染 物質 を まき散らし たり し ない と いう 保証 は ある ん です か ! ? おせん|ぶっしつ||まきちらし||||||ほしょう|||||

絶対 に 起こり え ませ ん 。 ぜったい||おこり||| That simply cannot happen.

彼女 の 人格 は 完璧 です 。 かのじょ||じんかく||かんぺき| Her personality is flawless.

100 年 前 の 戦闘 の 大 混乱 を 体験 し た 世代 に は とし|ぜん||せんとう||だい|こんらん||たいけん|||せだい|| Having personally borne witness to the catastrophe of a century ago, those words ring hollow.

そんな もの は 全く もって 受け入れ られ ない の です よ 。 |||まったく||うけいれ|||||

( 出席 者 ) 科学 者 落合 は それ で シド ニア を 滅ぼし かけ た ん だ ぞ ! しゅっせき|もの|かがく|もの|おちあい|||||にあ||ほろぼし||||| This is precisely how the scientist Ochiai almost got Sidonia destroyed!

( 岐 神 ) あの とき の 失敗 は し|かみ||||しっぱい| The failures of that day lay in our imperfect control over the chimera.

不完全 な 制御 方法 に あり まし た 。 ふかんぜん||せいぎょ|ほうほう||||

新しい 融合 個体 は 操縦 する 必要 が あり ませ ん 。 あたらしい|ゆうごう|こたい||そうじゅう||ひつよう||||

簡単 な 指示 を 出す だけ で よい の です 。 更に かんたん||しじ||だす||||||さらに You need only issue an order.

緊急 時 の 際 は 直ちに 融合 個体 を きんきゅう|じ||さい||ただちに|ゆうごう|こたい|

停止 さ せる こと が 可能 です 。\ N ( 佐々木 ) どうも 腑 に 落ち ない ね 。 ていし|||||かのう||n|ささき||ふ||おち||

( 出席 者 ) あの …。\ N ん ? はい しゅっせき|もの||n|| ...Um...

そちら の 方 どうぞ 。 ||かた|

半分 は 奇 居 子 な ん でしょ ? はんぶん||き|い|こ|||

奇 居 子 を 殺す の に 抵抗 は なかった ん す か ? き|い|こ||ころす|||ていこう||||| Were you reluctant at all to kill your relative?

( 通信 ) 奇 居 子 は 同族 で は ない ので 抵抗 は あり ませ ん 。 つうしん|き|い|こ||どうぞく|||||ていこう|||| The Gauna are not my brethren, so I felt no misgivings.

少し 怖かった だけ です 。 すこし|こわかった|| I was only a little afraid.

( 勢 威 ) まるで 人間 の よう な 受け答え だ な 。 ぜい|たけし||にんげん||||うけこたえ||

( 弦 打 ) よく でき た 子 じゃ ねぇ か 。\ N 撃 っち まっ た こ と 謝ら ねぇ と 。 げん|だ||||こ||||n|う||||||あやまら|| She seems nice.

故郷 地球 が 奇 居 子 に よって 滅ぼさ れ た こと こきょう|ちきゅう||き|い|こ|||ほろぼさ||| The Gauna destroyed our home of Earth,

そして シド ニア が 人類 最後 の 船 かも しれ ない と いう こと 。 ||にあ||じんるい|さいご||せん|||||| and Sidonia might be the last refuge of the human race.

私 は 人間 と して 奇 居 子 に 激しい 怒り を 感じ て …。 わたくし||にんげん|||き|い|こ||はげしい|いかり||かんじ| As a human being, ...I am deeply angered at the Gauna, and—

谷 風 さん ! えっ ? たに|かぜ|| Tanikaze!

えっ ? う わ っ !

その 腕 どうか さ れ た ん です か ? |うで||||||| Did you injure your arm?

まさか 私 を かばって い ただい た とき に …。 |わたくし||||||| Did that happen when you defended me?

えっ ? あっ いや 全然 大した こと じゃ ない よ 。 |||ぜんぜん|たいした||||

ああ … そう です か 。

よかった です 。 That's a relief to hear!

あっ ! う わ っ !

( 念 信 ) つむぎ 何 を し て いる ! ねん|しん||なん|||| Tsumugi!

あっ ごめんなさい !

( サマリ ) 本当 に 大丈夫 な の か ? |ほんとう||だいじょうぶ||| Is this really a good idea?

( 念 信 ) お 父 様 。 私 すごく 谷 風 さん と お 話 が し たい 。 ねん|しん||ちち|さま|わたくし||たに|かぜ||||はなし||| Father, I wish to speak to Tanikaze!

( 念 信 ) 駄目 だ 。 練習 し た 言葉 を 続けろ 。 ねん|しん|だめ||れんしゅう|||ことば||つづけろ No! Finish the speech we rehearsed.

( 念 信 ) はい …。 ねん|しん| ...Okay...

≪ 所詮 は 生まれ たて の 子供 ≫ しょせん||うまれ|||こども In the end, she is but a newborn girl.

≪ まだ 教育 が 必要 だ な ≫ |きょういく||ひつよう|| She's in need of more training.

大変 失礼 いたし まし た 。 たいへん|しつれい||| My deepest apologies for what just occurred.

私 は 人類 存続 の ため に この 力 を 尽くし わたくし||じんるい|そんぞく|||||ちから||つくし I will use my power to fight the Gauna and ensure the survival of the human race.

奇 居 子 と 戦い ます 。 き|い|こ||たたかい|

誰 が 信じる か ! 今 だって 暴走 し かけ た じゃ ねぇ か ! だれ||しんじる||いま||ぼうそう|||||| Do you think we're stupid?

( 出席 者 ) 消えろ ! ( 出席 者 ) お前 な ん か しゅっせき|もの|きえろ|しゅっせき|もの|おまえ||| Get out!

奇 居 子 と 変わら ねぇ ! ( 出席 者 ) 失せ ろ 化け物 ! き|い|こ||かわら||しゅっせき|もの|しっせ||ばけもの

( 出席 者 ) 何 が 人類 の ため だ ! しゅっせき|もの|なん||じんるい|||

あっ 。\ N あぁ …。 |n|

( 弦 打 ・ 通信 ) おい やめろ ! ( 出席 者 ・ 通信 ) ふざける な よ ! げん|だ|つうしん|||しゅっせき|もの|つうしん||| Stop it!

( 出席 者 ) 消え なさい よ ! あっ ち 行っちゃ い なさい よ ! しゅっせき|もの|きえ|||||おこなっちゃ|||

( 出席 者 ) 引っ込め ! あっ …。 しゅっせき|もの|ひっこめ|

では これ で 終わら せ て いただき ます 。 |||おわら|||| Allow us to take our leave.

ありがとう ござい まし た 。 We thank you for your time.

♪~

は ぁ …。

[ スピ ー カ ] ピンポーン ( インタ ー ホン )

( 海 蘊 ・ 通信 ) 海苔 夫 様 訪問 者 です 。 うみ|うん|つうしん|のり|おっと|さま|ほうもん|もの| Master Norio, we have visitors.

かまわ ん 通せ 。 ||とおせ I don't mind.

や … やっぱり 約束 なし で 来る の は ||やくそく|||くる|| W-We really should've gotten an appointment first, Nagate.

まずい よ 長 道 。 ||ちょう|どう

でも もう 呼び鈴 押し ちゃ った よ 。 ||よびりん|おし||| I've already pressed the button, though.

[ スピ ー カ ] ( 海 蘊 ) どうぞ お 入り ください 。 |||うみ|うん|||はいり| Please come in.

あっ はい ありがとう ござい ます 。\ N は ぁ …。 |||||n|| Oh, okay.

♪~

う … う わ ぁ ~…。

う っ ! すごい 臭い だ ね 。 |||くさい||

♪~

う わ ぁ …。\ N 長 道 あんまり |||n|ちょう|どう|

近づか ない 方 が いい よ 。 ひ っ ! ちかづか||かた|||||

う わ っ ! う わ っ …。

( 2 人 ) ご ほっ ご ほっ ご ほっ ご ほっ …。 じん||||||||

谷 風 さん ! どうして ここ に ? たに|かぜ|||| Tanikaze!

ご ほっ ご ほっ …。\ N あっ いや 一 人 で ||||n|||ひと|じん|

退屈 し てる ん じゃ ない か な と 思って 来 た ん だ 。 たいくつ|||||||||おもって|らい|||

ご ほっ ご ほっ 。 えっ ? あっ 。

わ っ 本当 です か ? ||ほんとう||

すごい ! う わ ぁ ! ちょっと …。 Awesome!

ありがとう ござい ます 。\ N あっ あぁ …。 |||n|| Thank you so much!

あの ~\ N こちら の 方 は どなた でしょ う ? |n|||かた|||| Um... Who is this?

あっ 。\ N 友達 の イザナ 。 |n|ともだち||

俺 と 同期 の 操縦 士 だ よ 。\ N ひ っ … ひ ぃ ~ ! おれ||どうき||そうじゅう|し|||n||||

イザナ さん はじめ まして 。 Nice to meet you, Izana.

あ あ ~ うん … はじめ まして 。

すごく うれしい です 。\ N ちょうど 私 |||n||わたくし I'm so happy!

人間 の こと を もっと 知り たい と 考え て い た ところ だった ん です 。 にんげん|||||しり|||かんがえ|||||||

そ … そう 。 よかった 。 I-I see.

あの … ...Um...

触って も … いい です か ? さわって|||| ...May I...

触る ? べ … 別に かまわ ない けど 。 さわる||べつに|||

失礼 し ます 。\ N ( 2 人 ) えっ ! ? しつれい|||n|じん| Thanks!

う わ ぁ ~ ! わ っ わ っ わ っ … う わ ぁ ~ !

ち ょ … ちょっと ! 何 し てる の これ ! ? |||なん|||| Wait!

谷 風 さん が どんな 形 を し て いる の か たに|かぜ||||かた|||||| I'm trying to find out what sort of body you possess, Tanikaze.

できる だけ 正確 に 計測 し て い ます 。 ||せいかく||けいそく||||

う ひ ゃ あ ~ …。\ N おお っ ! ||||n||

う わ っ ! えっ ? えっ ?

失礼 し ます ! え えっ ! ? わ っ わ っ … 嫌 っ ! しつれい|||||||||いや| Thank you!

う わ ぁ ~~ !

ひ ぃ ~ !

は ぁ …。

それでは また 来 て くださる の です ね ? ||らい||||| I hope you'll come see me again.

うん 。\ N ありがとう ござい ます 。 |n|||

お 待ち し て い ます ね 。 |まち||||| I'll be waiting for you!

う ぅ … う う っ …。

♪~

う っ …。\ N イザナ 大丈夫 ? ||n||だいじょうぶ Izana, are you okay?

なんか … すごかった ね 。 That was... something.

うん 。

でも 来 て よかった 。\ N えっ ? |らい|||n| But I'm glad I came.

♪~

谷 風 さん …。 たに|かぜ| ...Tanikaze...

♪~

( 船員 会 ) ならば これ に おい て 小林 の 弾劾 を 決定 する 。 せんいん|かい||||||こばやし||だんがい||けってい| Then Kobayashi shall be removed from her position.

♪~

予定 どおり 私 が 次期 代表 を 務めよ う 。 よてい||わたくし||じき|だいひょう||つとめよ| I shall be the next representative as planned.

異議 の ある 者 は いる か ? ( 船員 会 たち ) 異議 なし 。 いぎ|||もの||||せんいん|かい||いぎ| Any objections?

≫ 異議 あり 。\ N ん ? いぎ||n| I object.

( 船員 会 ) 落合 の クローン か 。 せんいん|かい|おちあい||くろーん| Ochiai's clone.

小林 艦長 の 代理 で 出席 さ せ て いた だい て い ます 。 こばやし|かんちょう||だいり||しゅっせき|||||||| I attend in Captain Kobayashi's place.

( 船員 会 ) いつ から そこ に い た ? せんいん|かい|||||| How long have you been there?

( 落合 ) 議会 の 開始 から です 。 おちあい|ぎかい||かいし|| Since the session began.

感知 さ れ て い なかった と は …。 かんち||||||| Maybe gravity is taking its toll on your brains

脳 に 重力 不 適応 でも 起き て いる の で は ? のう||じゅうりょく|ふ|てきおう||おき||||| if you did not notice me.

貴 様 は 補助 脳 の 鍵 と して 生かさ れ て い た の だ ろ う 。 とうと|さま||ほじょ|のう||かぎ|||いかさ|||||||| You were allowed to live merely as a key to the auxiliary brain.

もはや 用 済み の はず 。 |よう|すみ|| You have long since outlived your usefulness.

分から ん な 。 小林 は なぜ 貴 様 を 生かし て おく ? わから|||こばやし|||とうと|さま||いかし|| Why does Kobayashi let you live, I wonder.

ふ っ 。 補助 脳 以外 に も ||ほじょ|のう|いがい||

貴 様 が 役立つ 鍵 穴 が ある の か ? とうと|さま||やくだつ|かぎ|あな||||

( 船員 会 ) ひ ひ ひ ひ っ 。 せんいん|かい|||||

ドン ! ( 船員 会 ) ぐ お っ …。 |せんいん|かい|||

( 船員 会 ) 貴 様 何 を …。 せんいん|かい|とうと|さま|なん| ...How dare you—

ドン ! ( 船員 会 ) う う っ …。 |せんいん|かい|||

♪~

ち ょ … ちょっと 待て 。 |||まて Wait!

ドン ドン ドン ドン ! あっ …。

♪~

( 小林 ) ご 苦労 だった わ ね 。 こばやし||くろう||| Well done.

♪~

♪~

♪~