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刀語
刀語 - 地図にも載らない無人の島・不承島。そこに暮らすのは刀を使わない剣術・虚刀流(きょとうりゅう)七代目当主・鑢七花(やすりしちか)と、その姉の鑢七実(やすりななみ)であった。父親が島流しとなった巻き添えで、幼い頃に二人がこの島にやって来たのは二十年も昔のこと。 父親はすでにこの世を去り、もはや彼らのことを覚えている者は居ないかに思われたある日、奇策士を名乗る“とがめ"という女性が島を訪ねてきたのだった。 彼女は、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)が、その人生をかけて完成させた十二本の変体刀(へんたいとう)を集めるため、虚刀流の当主である七花に協力を求めてきたのだ。 だが、その交渉の最中、突然の襲撃を受ける! 襲撃者は真庭蝙蝠(まにわこうもり)。七花は、怒りにまかせて蝙蝠を追いかけるのだが…。 外界を知らずに育った無垢なる剣士、鑢七花の旅が始まる。 それは地獄の決死行か、はたまた命懸けの…恋愛譚か!?