[新 画 質 版 ] UFO に つかまった 子供 たち
い 星 人 1: 地 きゅう へ せっ近 、 地 きゅう へ せっ近 !
い 星 人 2: よ ー し 、 作せん を かいし せよ 。 い 星 人 1: りょうかい 。 作せん かいし !
アキラ : ねえ 、 たのむ よ 、 お 母 さ ー ん 、 新しく 出た ラジコンカー 、 みんな もって る のに ぼく だけ もって ない なんて かっこわるい んだ も ー ん 。
母 : でも 毎月 、 ちゃんと お こづかい 上げて る でしょう 。 あれ は どうした の ?
アキラ : あんな の 、 とっくに つかっちゃった よ 。 だから 、 今月 だけ とくべつの ついか 、 お ねがい しま ー す !
母 : だめ よ 。
お こづかい 、 月ぎめ に する とき 、 やくそく した でしょう 、 計画 てき に つかいますって 。 ところが 毎月 ついか する ばかりじゃ ない 。 これ じゃあ 何で お こづかい を きめた の か わから ない じゃ ない の 。
アキラ : だって 、 だいたい ぼく の お こづかい 、 少な すぎる んだ もん 。 みんな 2 ばい も 3 ばい も もらって る んだ よ 。
母 : そんな こと ない わ 。 金がく を きめる とき 、 これ くらい あれば 十 分 に やって いけるって 、 あなた 、 言って た じゃ ない の 。 アキラ : だ から 今月 だけ !
母 : いけません ! アキラ : 一生 の お ねがい !
母 : だめ よ 。
アキラ : じゃあ いい よ 。 天体 ぼう遠 きょう 買う ため の ちょ金 、 つかっちゃ う から !
母 : アキラ ! ああ ……。
アキラ : よ ー し 。 やった あ 。 ( こう か 音 )
アキラ : な 、 何 だ 、 こりゃ あ 。
( こう か 音 )
アキラ : あっ、 たすけて ー ! あっ、 あーっ! い てっ。 たすけて くれ ーっ! 家 に 帰して よ ー ! ねえ 、 だれ か ー !
タケシ : あっ、 アキラ 、 アキラ じゃ ない か 。 ヒロコ : あ 、 やっぱり アキラ くん ね 。
アキラ : あれ ? ヒロコ ちゃん 、 それ に タケシ ! きみ たち も つかまっちゃった の ? ヒロコ : ええ 。 あたし が お 店 で おかし を 買って 帰ろう と して たら 、 きゅうに あたり が ピカピカーッって 明るく なって ね 。 ( こう か 音 )
ヒロコ : あー 、 あーっ! タケシ : ぼく も さ 。 へや を かたづけて ごみ を すてよう と して たら 、 いきなり 光 に つつまれて ……。 ( こう か 音 )
タケシ : フハ 、 ハアーーーッ !
アキラ : ふ ー ん 。 だけど ぼくたち 、 何で UFO なんか に つかまった んだろう ?
( ばく音 )
ヒロコ : あーっ、 ねえ 見て 。 町 から どんどん は なれて くわっ! アキラ : えー ーーっ! タケシ : えっ、 ほ 、 ほんとだ 。 家 も どんどん 遠く なって いく !
アキラ : ああ 、 大へんだ あ 。 タケシ : 帰して くれ ー !
い 星 人 1: 作せん かんりょう 、 作せん かんりょう 。 ただ今 より 、 つかまえた 子ども たち を つれて 帰かん します 。 アキラ : いったい どこ へ つれて いか れる んだろう ?
ヒロコ : ああっ、 あれ は 何っ? アキラ : あれ は ね 、 たぶん UFO のう ちゅうき 地 だ よ 。 ぼく 、 マンガ で 見た こと が ある 。
タケシ : じゃあ ぼくたち 、 うちゅう 人 の ところ へ つれて こられちゃった んだ ね 。 い 星 人 3: ただ今 、 地 きゅう で つかまえた 子ども たち が とうちゃく いたしました 。 い 星 人 リーダー : で は さっそく 、 中 おう ホール の 方 へ 。
い 星 人 リーダー : で は これ から 、 この 子ども たち を どのように 直したら よい か 、 けんとう を はじめます 。 タケシ : え ? 直す だって ?
い 星 人 リーダー : この 子ども たち は 、 見た ところ ふ 通 の 子ども です が 、 よく しらべて みます と どの 子 も 、 お 金 を むだに したり 、 もの を そまつに する と いう きょう通の きみょうな くせ を もって います 。 タケシ : おいおい 、 何 か ぼくたち の わる 口 言って る みたいだ よ 。
い 星 人 リーダー : きょう は 、 うつくしい 星 、 地 きゅう を ほろぼす こと に も なり かね ない この 子ども たち の きみょうな くせ を 直す に は どう したら よい か 、 みんな で 知 え を 出し合って 考えて みよう と 思います 。 ヒロコ : しつれい しちゃ う わ 。 あたし 、 お 金 の むだづかい なんか して ない もん !
アキラ : 地 きゅう を ほろぼす だ なんて オーバーだ よ 。
タケシ : おい 、 だまって る こと ない よ 、 言って やろう ぜ !
アキラ : うん 。 お ー い 、 ぼくたち が いったい どんな わるい こと を したって い うんだっ! い 星 人 4: 子ども たち は あんな こと を 言って います が 、 いかが いたしましょう 。 い 星 人 リーダー : 自分 が なぜ わるい の か わから ない なんて 、 しよう の ない 子ども たち だ 。 よ ー し 、 記おく さい生 そうち の 用い を 。
い 星 人 4: はい 。
( こう か 音 )
アキラ : ギュッ 、 うっ、 ああ 。 タケシ : ああっ、 何 だ よ ? これ 。
い 星 人 リーダー : きみ たち は 何にも わるい こと なんか して いない と 言った ね 。 では じっさい に きみ たち が お 金 や もの を どんなふうに つかった の か 、 かこ に さかのぼって 見て みる こと に する アキラ くん 、 まず きみ から だ 。
アキラ : あ 、 ああっ。 ( こう か 音 )
アキラ : あっ。 い 星 人 リーダー : これ が 、 きみ が お母さん から もらった お こづかい の ゆくえ だ 。 のみもの や おかし 、 マンガ 本 、 そして 前 から ほしかった ラジコンカー 。 ほしい もの を む 計画 に どんどん 買った ので 、 お こづかい は たちまち の うち に すっから かん 。 アキラ : でも 、 自分 の こづかい だ も の 、 どう つかおう と かってでしょう !
い 星 人 リーダー : しかし 、 こんな の は どう だろう 。 まだまだ つかえる ラジコンカー も ある のに 、 つぎつぎ に 新しい の を 買って いちゃ あ 、 お こづかい が いくら あって も 足りない よ ねえ 。
アキラ : でも …… つい 買い たく なっちゃ う んだ よ なあ 。
タケシ : あれ じゃあ いくら お こづかい もらって も 、 すぐ なくなっちゃ うんじゃ ない 。
ヒロコ : そう よ 。 あたし は お こづかい の ついか なんて ぜったい に し ない わ 。
い 星 人 リーダー : で は 、 つぎ は ヒロコ ちゃん 。
ヒロコ : えーっ、 あたし も ? うそ ー !
ヒロコ : あっ、 あーっ、 あれ は あたし 。 でも あの おかし 、 ちゃ ー ん と きめられた お こづかい で 買って る の よ 。 うそ じゃ ない わ 。
い 星 人 リーダー : でも つぎ を 見て ごらん 。 あー あ 、 シール だけ とって おかし を すてて る 。
タケシ : おかし を 食べ ないで すてる なんて 、 いくら なんでも もったいない よ 。
ヒロコ : だって え 、 シール だけ が ほしかった んだ もん 。 それ に 、 お なか も いっぱいだった し ……。
タケシ : もったいない なあ 。 ぼく なら ぜったい そんな こと し ない けど なあ 。
い 星 人 リーダー : で は 今度 は タケシ くん だ 。
タケシ : えっ、 あっ、 ぼく も ? ぼく なら しらべ なく たって だいじょうぶ 。 あ 、 あーっ。 タケシ : ウッヒヒ 、 ぼく が へや の かたづけ を して いる ところ だ 。 ぼく は いつも こう やって へや の せい 理 を して る んだ 。
い 星 人 リーダー : へや の せい 理 は いい んだ が 、 こんな もの まで すてて しまって いい んだろう か 。
ヒロコ : あーっ、 新しい えんぴつ や けし ゴム 、 まだ つかえる のに 。 アキラ : あれっ、 スタンド や 時計 まで すてちゃ う の ? タケシ : だって 、 もう 形 が 古い んだ もん 、 し方がない よ 。
アキラ : だけど 、 まだまだ つかえる もの ばかり だ ぞ !
い 星 人 リーダー : ヒロコ ちゃん 、 アキラ くん 、 きみ たち そんなふうに タケシ くん を せめて いる けど 、 これ を 見て ごらん 。
アキラ ・ ヒロコ : えーっ。 い 星 人 リーダー : ここ は 学校 の わすれもの コーナー だ 。
ヒロコ : あーっ、 あたし の ハンカチ ! アキラ : ぼく の くつ だ !
い 星 人 リーダー : これ は みんな の わすれもの 。 まだまだ つかえる もの ばかり な のに 、 みんな とり に 来 ない んだ よ ねえ 。 どう だ ね 、 きみ たち 。 自分 たち の どこ が わるい の か 、 わかったろう 。
アキラ : うーん 、 だけど 、 けっきょく 自分 の お 金 を つかう わけでしょう 。 自分 の お 金 を 自分 で つかって どうして わるい の か なあ 。
ヒロコ : そう よ 。 どんどん 買って あげた 方 が お 店 の 人 も よろこぶ わ 。
タケシ : そうだ よ 、 そう だ よ 。 お 店 に 行けば 何でも いっぱい ある んだ もん 。 けち けち する こと は ない んだ よ 。
い 星 人 リーダー : みなさん 、 お 聞き に なりました か 。 この 地 きゅう人 の 子ども たち は 、 こんなに しょうこ を ならべて せつ明 して いる のに 、 自分 たち の どこ が わるい の か まだ 気 が つか ない ようです 。
じつに やばんな 子ども たち じゃ ありません か 。 い 星 人 一同 : ハハハハ 、 ハハハハ ( わらい )。
い 星 人 リーダー : で は 、 もの を そまつに しちゃ なぜ わるい の か 、 その わけ を せつ明 する 。 せいひん 分せき そうち の 用い !
( こう か 音 )
ヒロコ : あーっ、 あれ は ! い 星 人 リーダー : そう 。 あれ は きみ が シール を とる ため に 道ばた に すてた おかし 。 あの おかし が どのように して 作ら れた か 、 この そうち を つかう と わかる 。 では いく よっ! ( こう か 音 )
ヒロコ : な ー に ? これ 。
い 星 人 リーダー : 小麦 の さいばい ふうけい だ 。
ヒロコ : でも 、 おかし と かんけいない じゃ ない ?
い 星 人 リーダー : だって おかし の おもな 原りょう は 小麦こ だ よ 。
ヒロコ : ああ 。
い 星 人 リーダー : これ は チョコレート の 原りょう の カカオ 。 こっち は さとう の 原りょう と なる サトウキビ 。 そして 牛にゅう 。 こうして 長い 時間 と 手間 を かけて でき上がった 原りょう が そろった ところ で はじめて おかし 作り に かかる わけだ 。
どうか な 。 1 この おかし が できる まで に 、 とても たくさんの 人 たち が 一生けんめいに はたらいて いる だろう 。
アキラ : そうだ よ 。 そんなふうに して できた おかし を 食べ ないで すてちゃ う の は 、 いくら 何でも もったいない よ 。 ヒロコ : うん ……。
い 星 人 リーダー : だけど 、 アキラ くん 、 お 金 だって おんなじだ よ 。
アキラ : え ?
い 星 人 リーダー : きみ が もらう お こづかい 、 その お 金 は お 父さん が 、 毎日 一生けんめい はたらいた けっか もらった もの だろう ?
アキラ : あ 、 そう か 。 でも 、 ぼく の お 父さん 、 そんなに 一生けんめい はたらいて る か なあ 。
い 星 人 リーダー : で は 、 きみ たち の お 父さん が どんなふうに はたらいて いる の か 、 じっさい に 見て みよう 。
( こう か 音 )
アキラ : あ 、 お 父さん !
い 星 人 リーダー : きみの お 父さん は けんちく ぎし だった ね 。 大きな ビル を みんな で 力 を 合わせて 作り上げる んだ もの 、 大へんな しごと だ よ 。 毎日 毎日 いそがし さ におわれて 、 うち に 帰ったら もう ぐったり さ 。 ヒロコ : ああっ、 今度 は あたし の パパ だ ! い 星 人 リーダー : ヒロコ ちゃん の お 父さん は お いしゃ さん だった ね 。 大 じ な かんじゃ さん の いのち や 体 を あずかる んだ もの 、 お いしゃ さん と いう の も せきにん の おもい 、 とても いそがしい しごと だ 。
そして これ が 魚 や さん の タケシ くん の お 父さん 。
タケシ : うち は 魚 を 売る だけ だ から 、 そんなに 大へんで も ない んじゃ ない か なあ 。
い 星 人 リーダー : そう だろう か 。 じゃ 、 きみ は 、 お 父さん が 毎朝 、 みんな が ぐっすり ねて いる 間 に こんなふうに はたらいて いる の を 知っている かい ? 毎日 早 おき して 、 みんな に 新せんで おいしい 魚 を 食べて もらおう と 一生けんめいだ 。
どう だい 、 わかった かな ? お 金 も 、 お 父さん たち が 一生けんめい 、 あせ水 ながして 、 はたらいて 手 に 入れて いる ん だって こと が 。
3 人 : う 、 うーん 。
い 星 人 リーダー : だ から お 金 だって もの と 同じ ように 大 じ に つかわ なくちゃ なら ない と いう わけな んだ 。 きみ たち みたいに むだづかい する 子 が このまま ふえ つづけたら 地 きゅう は ほろんで しまう かも しれ ない 。
3 人 : えーっ? ヒロコ : 地 きゅう が ほろびる ? タケシ : オーバーだ よ 、 そんな の 。
アキラ : たしかに むだづかい は いけない けど 、 そんな こと で 地 きゅう が ほろびる こと なんて ない んじゃ ない んです か 。
い 星 人 リーダー : もの分かり の わるい 子ども たち だ 。 きみ たち は 、 今 、 地 きゅう に どんな こと が おきて いる の か 知ら ない の か ね 。 これ を 見た まえ !
( こう か 音 )
3 人 : あーっ、 地 きゅうだ ! ヒロコ : 青くて きれい !
い 星 人 リーダー : そう 、 うつくしい だろう 。 でも 地 きゅう は 、 きみ たち 人間 が 、 ざい木 、 石 ゆ 、 水 、 それ に いろいろな 金ぞく を つかい ほうだい に つかう もの だ から 、 きちょうな しげん が どんどん へって きて いる 。 そして 毎日 、 人間 の 出す いろんな ごみ で どこ も かしこ も よごれ ほうだい 。
おまけに 自 どう 車 の 出す はい気 ガス や ビル の れいだんぼう など で 大気 は どんどん よごれて いく 。 このまま ほうっておいたら 、 近い しょうらい 、 地 きゅう は だめに なって しまう 。
とくに さい近 、 地 きゅう の みらい を になう きみ たち の ような 子ども の 間 に 、 お 金 や もの を いくら つかって も へい 気 だ と いう きみょうな くせ を もった もの が ふえて きた のだ 。 このまま に して おいたら 地 きゅう が ほろびる の は もっと 早まる こと に なる だろう 。
そこ で わたし たち は 、 うつくしい 星 、 地 きゅう を すくう ため に 、 きみ たち の ような 子ども を つかまえて 、 むだづかい を する と いう わるい くせ を 直して いく こと に した のだ 。
さて 、 みなさん 、 これ から 、 こうした 子ども たち を 直す に は どう したら よい か 、 とうろん したい と 思います 。 い 星 人 5: お 金 や もの は はたらいて 手 に 入れる もの だ と いう こと を よく 知ら ない ようだ から 、 どんどん しごと を さ せたら どう でしょう か 。
3 人 : えーっ? い 星 人 6: いや 、 どこ か に とじこめて 、 もの や お 金 を 大 じ に つかう くんれん を しっかり さ せる べきです !
アキラ : えっ! い 星 人 7: いっそのこと 、 頭 の 手じゅつ を して わるい ところ を とりのぞいて しまおう !
ヒロコ : そんなあ !
いい 星 人 たち :( 口々に ) 地 きゅう から おい出して しまえ 。 ぜんぶ びょうどうだ 。 ( など など )
タケシ : どう しよう ? アキラ : これ は 大へんな こと に なっちゃった ぞ 。 ヒロコ : あらっ。 ね 、 アキラ くん 、 ちょっと 見て 。
アキラ : えっ? ヒロコ : あの 子 たち 、 あたし たち を よんで る わ 。
タケシ : たすけて くれる の かも しれ ない ぜ 。 よ ー し 、 行こう !
ヒロコ ・ アキラ : うん 、 それっ! いい 星 人 たち : あっ、 子ども たち が にげた ぞ ! にがす な !
い 星 人 の 子 1: さあ 、 早く こっち へ !
( こう か 音 )
い 星 人 の 子 2: さあ 、 早く これ に のって !
アキラ : ありがとう 。 だけど 、 どうして ぼくたち を たすけて くれる の ?
い 星 人 の 子 2: だって 、 同じ 子ども じゃ ない 。 それ に もう むだづかい なんて し ない わ よ ね 。
い 星 人 の 子 1: 地 きゅう の ため に がんばって !
ヒロコ : ええ 。 あたし 、 帰ったら 、 むだづかい が なぜ いけない の か 、 みんな に も 一生けんめい 話す わ 。 あっ。 い 星 人 の 子 1: さあ 、 早く にげて !
アキラ : ありがとう ! じゃ 、 さよなら !
( こう か 音 )
ヒロコ : あーっ、 おいかけて きた わっ。 ( こう か 音 )
3 人 : わ ー あー あー 。 うわ ーっ。 たすけて えーっ。 キャアーッ 、 たすけて えーっ。 あっ、 あーっ、 あーっ。 アキラ : あーっ、 うっ、 う ? あ 、 あれ ?
ああ 、 う 、 ゆめ だった んだ あ 。 よかった あ 。 でも 、 まてよ 、
あ 、 うん 。
母 : アキラ 、 ごはん です よ 。
アキラ : は ー い 。
父 : アキラ 、 また お こづかい の ついか だって ?
アキラ : えっ? 父 : おまえ も もう 5 年生 な んだ から 、 もう 少し お 金 の つかい 方 を 考え なくちゃ あ 。
アキラ : ああ 、 お こづかい の ついか の こと なら 、 もう いい よ 。
母 : えーっ? いつも なら もっと ねばる のに 、 いったい どう しちゃった の ? アキラ : ヘヘッ 、 やっぱり お 金 や もの は 大切に つかわ ない と ね 。 このまま じゃ 地 きゅう が 大へんな こと に なっちゃ う 。
父 : おいおい 、 どうし たんだい ? きゅうに ものわかり が よく なって 。
母 : 気 み が わるい わ ねえ 。 でも 、 お こづかい を きちんと 計画 てき に つかう の は いい こと だ わ 。
妹 : お 兄ちゃん 、 えら ー い !
アキラ : 何 言って る ん だい 。 そんな の 当たり前だ よ 。
父 : そう 、 その とおり ( わらい )。
一同 :( わらい )。