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江戸小話, 焼き氷

焼き 氷

焼き 氷

寒い 朝 の 事 です 。 息子 が 表 へ 出て 、 厚く 張った 氷 を 割って 持って 来 ました 。 「 親父 さま 、 今朝 は 寒い はずです よ 。 ほれ 、 こんなに 厚く 氷 が 張り ました 」 する と 、 親父 は 、 「 どれ どれ 、 なるほど 、 これ は 本当に 厚く 張った もの だ 。 ・・・ そうだ 。 寒 の うち の 氷 は 薬 と 言う から 、 一口 食って みよう 」 「 いや 、 厚い と 固くて 固くて 、 とても 親父 さま に は 歯 が 立ち ます まい 」 息子 が そう 言う と 、 親父 が 言い ました 。 「 そう か 、 それ なら 焼いて くれ 。 こんがり と 、 こげ 目 が つく ように な 」

氷 を 焼いて も 、 こげ 目 は つき ませ ん よ 。

おしまい

焼き 氷 やき|こおり roasted ice ghiaccio tostato

焼き 氷 やき|こおり Grilled ice

寒い 朝 の 事 です 。 さむい|あさ||こと| It's a cold morning. 息子 が 表 へ 出て 、 厚く 張った 氷 を 割って 持って 来 ました 。 むすこ||ひょう||でて|あつく|はった|こおり||わって|もって|らい| My son came out and broke the thick ice and brought it. 「 親父 さま 、 今朝 は 寒い はずです よ 。 おやじ||けさ||さむい|はず です| "Father, it should be cold this morning. ほれ 、 こんなに 厚く 氷 が 張り ました 」   する と 、 親父 は 、 「 どれ どれ 、 なるほど 、 これ は 本当に 厚く 張った もの だ 。 ||あつく|こおり||はり||||おやじ|||||||ほんとうに|あつく|はった|| "Hey, the ice was so thick," he said, "Which, I see, this is really thick. ・・・ そうだ 。 そう だ 寒 の うち の 氷 は 薬 と 言う から 、 一口 食って みよう 」 「 いや 、 厚い と 固くて 固くて 、 とても 親父 さま に は 歯 が 立ち ます まい 」   息子 が そう 言う と 、 親父 が 言い ました 。 さむ||||こおり||くすり||いう||ひとくち|くって|||あつい||かたくて|かたくて||おやじ||||は||たち|||むすこ|||いう||おやじ||いい| Ice in the cold is a medicine, so let's take a bite. "" No, it's thick and hard, and it's very hard for my father to have teeth. "My son said so, my father said. 「 そう か 、 それ なら 焼いて くれ 。 ||||やいて| こんがり と 、 こげ 目 が つく ように な 」 |||め|||よう に| Don't get dark and dark eyes. "

氷 を 焼いて も 、 こげ 目 は つき ませ ん よ 。 こおり||やいて|||め||||| Even if you bake the ice, you won't get dark eyes.

おしまい