ソードアート ・オンライン 24 鍍金 の 勇者
ユイ これ を 使え
コード を 転 写し ます
転送 さ れ ます
パパ 手 を
パパ パパ
ユイ
ここ は
わかり ませ ん
マップ 情報 が ない ようです
アスナ の いる 場所 は わかる か
はい
かなり かなり 近い です
こっち です
ここ が 世界 樹 の 頂上
ない じゃ ない か 空中 都市 なんて
何 が グランドクエスト だ 全部 嘘 じゃ ない か
許さ れ ない ぞ
ああ そう だ な
すべて は アスナ を 救い出して から だ
ママ
ママ
ママ
ユイ ちゃん
ママ
ユイ ちゃん
ママ ママ
キリト 君
アスナ
ごめん 遅く なった
う うん 信じて た
きっと 助け に 来て くれる って
さあ 一緒に 帰ろう
うん
ユイ アスナ を ログアウト さ せ られる か
ママ の ステータス は 複雑な コード に よって 拘束 さ れて い ます
解除 する に は システムーコンソール が 必要です
わたし ラボラトリー で それ らしい もの を 見た
な なに
ユイ この 状況 は
パパ ママ 気 を つけて
なに か よく ない もの が
ユイ ちゃん
アスナ
いや あ 驚いた よ
小鳥 ちゃん の 籠 の 中 に ゴキブリ が 迷い 込んで る と は ね
お前 は 須郷 か
この 世界 で その 名前 は 止めて くれる か なあ
妖精 王 オベイロン 陛下 と そう 呼 ベ
キリト 君
どう だい ろくに 動け ない だろう
次の アップ デート で 導入 予定 の 重力 魔法 な んだ けど
ちょっと 強 すぎる か なあ
やめ なさい 卑怯 物
それにしても 桐 ヶ 谷 君
いや キリト 君 と 呼んだ ほう が いい かな
どう やって ここ まで 登って き たんだい
さっき 妙な プログラム が 動いて いた が
飛んで きた の さ この 羽 で
まあ いい
君 の 頭 の 中身 に 直接 聞けば 解る こと さ
なに
君 は まさか 僕 が 酔狂 で こんな 仕掛け を 作った と 思って る んじゃ ない だろう ね
300 人 に 及ぶ 元 SAO プレーヤー
彼ら の 献身 的な 協力 に よって
思考 記憶 操作 技術 の 基礎 研究 は すでに 八 割 がた 終了 して いる
かつて 誰 も 為 し 得 なかった 人 の 魂 の 直接 制御 と いう 神 の 技 を
僕 は あと 少し で 我が 物 に できる
まったく 仮想 世界 様様だ よ
須郷
あなた の した こと は 許さ れ ない わ よ 絶対 に
誰 が 許さ ない の か な
残念 ながら この 世界 に 神 は い ない よ
僕 以外 に はね
さて 君 たち の 魂 を 改竄 する 前 に
楽しい パーティー と 行こう か
貴 様 何 を
いい いいね
やっぱり NPC の 女 じゃあ その 顔 は でき ない よ ね
いい 香り だ
現実 の アスナ 君 の 香り を 再現 する の に 苦労 した んだ よ
病室 に 解析 機 まで 持ち込んだ
僕 の 努力 を 評価 して ほしい ねえ
やめろ 須郷
やれやれ 観客 は おとなしく 這い つ くばって いろ
キリト 君
システムコマンド ペイン アブソーバー レベル 10 から レベル 8 に 変更
痛い だろう
段階 的に 強く して やる から 楽しみに して いた まえ
もっとも レベル 3 以下 に する と 現実 の 肉体 に も 影響 が ある ようだ が
さて
やめろ 須郷
大丈夫だ よ キリト 君
私 は こんな こと で 傷つけ られたり し ない
そう で なくちゃ ね
君 が どこ まで 誇り を 保てる か
三十 分 一 時間
なるべく 長引か せて くれた まえ よ
今 僕 が 考えて いる こと を 教えて あげよう か
ここ で たっぷり 楽しんだら 君 の 病室 に 行く
大型 モニター に 今日 の 録画 を 流し ながら
君 と もう 一 度 じっくり と 楽しむ
君 の 本当の 体 と ね
甘い 甘い
須郷 貴 様 貴 様
貴 様 殺す 絶対 に 殺す
これ は 報い な の か
ゲーム の 世界 なら 俺 は 最強の 勇者 で
アスナ を 自分 の 力 で 助け 出せる と 思い込んで
俺 に は 何の 力 も ない のに
逃げ出す の か
逃げ出す の か
そう じゃ ない 現実 を 認識 する んだ
屈服 する の か かつて 否定 した システム の 力 に
仕方ない じゃ ない か
俺 は プレイヤー で 奴 は ゲーム マスター な んだ よ
それ は あの 戦い を 汚す 言葉 だ な
私 に システム を 上回る 人間 の 意思 の 力 を 知ら しめ
未来 の 可能 性 を 悟ら せた 我々 の 戦い を
お前 は
立ち たまえ キリト 君
こんな 魂 の ない 攻撃 に
あの 世界 の 刃 は もっと 重かった
もっと 痛かった
やれやれ 妙な バグ が 残って いる なあ
システムログイン ID 「 ヒースクリフ 」
な なに
何 だ その ID は
システムコマンド 管理 者 権限 変更
ID 「 オベイロン 」 を レベル 1 に
ぼ 僕 より 高位 の ID だ と
有り 得 ない
僕 は 支配 者 創造 者 だ ぞ
この 世界 の 王 神
そう じゃ ない だろう お前 は 盗んだ んだ
世界 を そこ の 住人 を
盗み出した 玉 座 の 上 で 独り 踊って いた 泥棒 の 王 だ
こ この ガキ
僕 に この 僕 に 向かって
システムコマンド オブジェクト ID 「 エクスキャリバー 」 を ジェネレート
言う こと を 聞け この ポンコツ が
神 の 神 の 命令 だ ぞ
もう 少し 待って いて くれ すぐ 終わら せる
うん
システムコマンド オブジェクト ID 「 エクスキャリバー 」 を ジェネレート
コマンド 一 つ で 伝説 の 武器 を 召喚 か
決着 を 付ける 時 だ 泥棒 の 王 と 鍍金 の 勇者 の
システムコマンド ペイン ・ アブソーバ を レペルゼロ に
な なに
逃げる な よ あの 男 は どんな 場面 でも 臆した こと は なかった ぞ
あの 茅 場 晶彦 は
か か や 茅 場
そう か あの ID は
なんで なんで 死んで まで 僕 の 邪魔 を する んだ よ
アンタ は いつも そう だ 何もかも 悟った ような 顔 しや が って
僕 の 欲しい もの を 端 から 攫 って
須郷 お前 の 気持ち は 分から なく も ない
俺 も あの 男 に 負けて 家来 に なった から な
でも 俺 は あいつ に なり たい と 思った こと は ない ぜ
お前 と 違って な
この ガキ が
くそ っ
いた
痛い だろう
お前 が アスナ に 与えた 苦しみ は こんな もん じゃ ない
手 が 僕 の 手 が
信じて た
う うん 信じて る
これ まで も これ から も きみ は 私 の ヒーロー
いつでも 助け に きて くれる って
違う んだ 俺 は 俺 に は 何の 力 も ない んだ
でも そう あれる ように 頑張る よ
うん
さあ 帰ろう
現実 世界 は 多分 もう 夜 だ
でも すぐに 君 の 病室 に 行く よ
うん 待って る
最初に 会う の は キリト くん が いい もの
ああ とうとう 終わる んだ ね 帰れる んだ ね
現実 の 世界 に
そう だ よ
色々 変わって て びっくり する ぞ
いっぱい いろんな とこ に 行って いろんな こと しよう ね
ああ きっと
これ で すべて が 終わった の か
そこ に いる んだろう ヒースクリフ
久しい な キリト 君
生きて いた の か
そう である と も 言える し そう で ない と も 言える
私 は 茅 場 晶彦 と いう 意識 の エコー 残像 だ
相変わらず 解り 難い こと を 言う 人 だ な
まあ とりあえず 礼 を 言 っと く よ
礼 は 不要だ
なぜ
君 と 私 は 無償 の 善意 など が 通用 する 仲 で は なかろう
もちろん 代償 は 必要だ よ 常に
何 を しろ と 言う んだ
これ は
それ は 世界 の 種子 ザ ・ シード だ
芽吹けば どういう もの か 解る
その後 の 判断 は 君 に 託そう
消去 し 忘れる も よし
しかし もし 君 が あの 世界 に 憎しみ 以外 の 感情 を 残して いる の なら
では 私 は 行く よ
いつか また 会おう キリト 君
ユイ 大丈夫 か ユイ
パパ
無事だった か よかった
はい
パパ の ナーヴギア の ローカルメモリー に 退避 した んです
ママ は
ああ 戻った よ 現実 世界 に
そう です か
よかった よかった 本当に
また すぐ 会い に くる よ
でも どう なる んだろう な この 世界 は
わたし の コア プログラム は パパ の ナーヴギア に あり ます
いつでも 一緒です
じゃあ 俺 は 行く よ ママ を 出迎え に
はい パパ 大好きです
ご ごめん ね
なかなか 戻って こ ない から 心配に なって
遅く なって ごめん な
全部 終わった の
ああ 終わった 何もかも
よかった
本当に 本当に ありがとう スグ
お前 が い なかったら 俺 何も 出来 なかった よ
う うん
あたし 嬉しかった
お 兄ちゃん の 世界 で お 兄ちゃん の 役 に 立てて
取り戻した んだ ね アスナ さん を
ああ ようやく
ようやく 帰って きた
スグ 俺
行って あげて きっと お 兄ちゃん を 待って る よ
さ 寒 っ
あ 雪
気 を つけて よ アスナ さん に よろしく ね
ああ 今度 ちゃん と 紹介 する よ
确认 登 出 吗 ?