Demi -chan wa Kataritai (Interviews With Monster Girls ) Episode 11
( ひかり ) 暑い ~
( ひかり ) 日に日に 暑く なって る よ ね ~
( 高橋 ( たか は し ) ) 今年 は 猛暑 だ と 聞く しな
( 雪 ( ゆき ) ) すみません 涼み に 来 て ばっかり で
( 高橋 ) 暑 さ に 弱い の は 体質 の せい だ から な
( ひかり ) そう そう 遠慮 なんか いら ない から ユッキー
( 高橋 ) なんか 腹 立つ
( 町 ( まち ) ) 2 人 じゃ なく て も 今年 は 特に 暑い です し ね
( 高橋 ) 確かに な
本格 的 な 夏 に 向け て デミ …
特に ひかり と 雪 が どう 生活 すれ ば いい の か
みんな で 考え て みる か
( 雪 ) いい です ね
夏 どう やって 過ごす か で 毎年 苦労 し て ます し
( 町 ) ひかり ちゃん と 雪 ちゃん もう かなり つら そう だ もん ね
( ひかり ) 先生 それ いい ! やろ やろ すぐ やろ う !
( 高橋 ) 今 は ダメ だ
え えっ なんで ?
( 高橋 ) 今日 は もう 遅い し な
その 前 に 俺 も 一応 考え て おき たい
( ひかり ) じゃあ 明日 ?
そう だ な 今度 の 土曜 は どう だ ?
土曜 なら 時間 も たっぷり あり ます し ね
賛成 !
フッ
♪~
~♪
( 口笛 ) ( 太田 ( おお た ) ) あっ テツ 先生
( 佐竹 ( さた け ) ) いい ところ に
( 佐竹 ) 放課後 サッカー やる ん だ けど さ 人 足 ん ねえ の
キーパー やって くん ない ?
や だ よ
いい じゃ ん どうせ 暇 だ ろ ?
教員 を 何 だ と 思って る ん だ お前 は
どちら に せよ 今日 は ダメ だ
夏 を 快適 に 過ごす ため の 最強 プラン を 雪 と ひかり に だ な …
え ~ また か よ
( 高橋 ) えっ ?
( 太田 ) すっかり デミ ちゃん 専属 の 先生 です ね
えっ そ … そう か ?
そう だ ぜ ~
あいつ ら が 自分 の 体 の こと と か 相談 する の テツ 先生 だけ だ ぜ
そう な の か
( 教頭 ) そうです
( 高橋 ) あっ 教頭 先生
どうも
( 教頭 ) 高橋 先生 が 亜人 の 生徒 の 相談 に 乗って くれる の は
大変 結構 な の です が
頑張り すぎ て しまう の は いささか 問題 で は あり ます な
亜人 以外 の 生徒 に も きちんと 目 を 配って いただか ない と
( 高橋 ) あっ ハア …
いや テツ 先生 は デミ ちゃん 以外 も しっかり 見 てる と 思う ぜ
思い ます よ
では なぜ 亜人 の 生徒 は 高橋 先生 だけ を 頼る の です ?
( 佐竹 ) それ は … N ( 太田 ) え ~
( 教頭 ) 頑張り すぎ な の です ( 高橋 ) えっ
高橋 先生 が 自重 すれ ば おのずと
亜人 の 生徒 たち の 相談 相手 も 分散 する でしょ う
ですが 私 は …
( 教頭 ) 頼る 相手 が あなた 1 人
と いう こと が あの 生徒 たち に とって
よい こと だ と 思い ます か ?
専門 の 高橋 先生 を 頼る より は 時間 が かかる かも しれ ませ ん が
さまざま な 人 と の 交流 に よって 悩み を 解決 し て いく
その ほう が 自然 で は あり ませ ん か ?
そう … かも しれ ませ ん ね
( 佐竹 ) だ ら っ !
まっ 教頭 先生 の 言う こと も 分かる けど ね
( 佐竹 ) ん ~ ?
( 太田 ) 先生 も テツ 先生 だけ じゃ ない ん だ し
いろんな 人 に 頼れ る ほう が いい ん じゃ ない ?
( 佐竹 ) テツ 先生 が 張り切ら なきゃ そう なって いく の か ?
( 太田 ) そう なん じゃ ない の ? 教頭 いわ く
( 雪 ) 佐竹 君
お 願い
佐竹 … 佐竹 く ~ ん
( 佐竹 ) う ~ ん そ したら 俺 に も 相談 し て くれる の か な ~
佐竹 に 相談 する か は 知ら ない けど
( 佐竹 ) ど ぅ ん !
( 木村 ( き む ら ) ) 悪 ( わり ) っ パス する つもり が …
( 木村 ) へえ ~ そんな こと が
そう いや 私 も ない な 相談 さ れ た こと
( 佐竹 ) そりゃ そう だ ろ
お前 なんか 頼る と し たら 最後 の 最後 じゃ
あ ?
( 佐竹 ) すいません
でも さ デミ ちゃん たち って
具体 的 に どういう 相談 し てる ん だ ろ う な ?
亜人 って いった って 普通 の 人間 と 変わら ない わけ でしょ ?
日下部 ( くさ かべ ) と 小鳥 遊 ( たか なし ) は 暑い の 苦手 だって 言って た な
さっき も “ 夏 を 快適 に 過ごす ため ” と か
( 木村 ) それ って いちいち 高橋 を 頼る よう な こと ?
( 佐竹 ) う ~ ん それ じゃ ね
( 井 森 ( いもり ) ) ん ?
( 佐竹 ) 小鳥 遊 は よく トマト ジュース 飲 ん でる から
うまい トマト ジュース の 銘柄 と か 聞い たり さ
( 木村 ) ネット で 調べろ そんな もん
( 佐竹 ) ネット の レビュー なんて アテ に なる か !
( 木村 ) うる せ え
( 井 森 ) あの さあ
デミ の こ とって さ その …
同じ 人間 だ と 思って て いい の か な ?
( 太田 ) えっ ?
おいおい それ は ちょっと …
俺 たち と 違う って いう の か ?
そりゃ 差別 って もん だ ろ !
そう かな ?
さっき 亜人 は 普通 の 人 と ほとんど 変わら ない って 言って た けど
それ は つまり …
違う ところ は ある って こと でしょ ?
( 佐竹 たち ) あっ
( 井 森 ) そこ を 見 ない で “ 同じ 人間 だ ” って
それ こそ 差別 な ん じゃ な いか な って
高橋 は さ そういう 部分 も 含め て しっかり 理解 し てる ん だ よ きっと
だからこそ あいつ ら も 相談 し やすい ん だ と 思う し
逆 に 私 たち は どう ?
妄信 的 に 同じ 人間 だって 思って る 相手 に
デミ 特有 の 悩み と か 相談 し たい って 思う ?
それ って 怖く ない ? 勇気 いら ない ?
ホント は もっと 気軽 に 相談 し たり
単純 に 亜人 の こと を 語り たい の かも しれ ない
私 たち は まだ
あいつ ら の こと を 全然 知ら ない ん だ ろ うなって …
て な こと を 思ったり し て まし た
( 佐竹 ) かも な
あれ ? と いう こと は
デミ ちゃん たち が 高橋 に しか 相談 し ない の は …
テツ 先生 が 頑張り すぎ って いう よ か むしろ …
( 佐竹 ) つ ~ か お前 ( 井 森 ) ん ?
意外 と いろいろ 考え てる の な
( 太田 ) ホント ホント ( 木村 ) 意外
( 井 森 ) しば くわ よ
まあ 身近 に デミ ちゃん たち が い なけ れ ば
こういう こと も 考え は し なかった ろ う けど ね
( 佐竹 ) だ な
今度 テツ 先生 に も いろいろ 聞い て みる か
この 辺 の こと も
( 太田 ) そうだ ね
ただ 先生 も 変 に 悩 ん だ り し て ね
大丈夫 だ ろ テツ 先生 しっかり し てる し
どう だ ろ ? しっかり し すぎ て
こじら せる こと も ある ん じゃ ない ?
( 高橋 ) 頑張り すぎ …
( ひかり ) 先生 ! ( 高橋 ) お っ
やっ ほ ~ !
お っ おう
夏 の 対策 プラン 考え て くれ まし た か ?
私 も 一緒 に 聞い て いい です か ?
あ … あっ ああ
あっ いや …
その … な …
すま ん 今日 は ちょっと … な ?
( ひかり ) 先生 どう し た の か な ?
( 町 ) 急 な 仕事 と か ?
( 雪 ) そんな 感じ じゃ な さ そう だった けど
( ひかり ) どう し た の ? ユッキー
( 雪 ) 今回 の こと も だ けど
高橋 先生 が いろいろ と 考え て くれ たり
私 たち の ため に 何 か し て くれる こと に
慣れ ちゃ った って いう か
それ が 当たり前 みたい に 思って ない か な って
どういう こと ?
何て いう か 私 たち
高橋 先生 の 好意 に 甘え すぎ って いう か
私 たち が 先生 の 重荷 に なって る と か ?
あ ~ それ は ない ない
前 に さ 先生 に 聞い た こと が ある ん だ
今 まで お前 と 話し て 思った こと は
バンパイア の 伝承 は
その 体質 に きちんと 由来 が ある もの と
信仰 的 な もの に 分け られる な
( ひかり ) なるほど ~
それ で それ が 分かる と どう なる の ?
楽しい !
って 感じ だ もん
( 雪 ) 要するに 知り たい だけ って こと だ ね
そう そう だ から 大丈夫 !
( 町 ) じゃあ さっき の 先生 の 様子 何 だった の か な ?
先生 同士 の こと と か かな ?
( 雪 ) う ~ ん もし そういう こと だったら 私 たち は 立ち 入れ ない よ ね
( 雪 ・ 町 ) ん ?
先生 に 聞き にくい なら サッキー に 聞い て み れ ば いい じゃ ん
( 雪 ) えっ ? ( ひかり ) ちょっと 行って くる
あっ ひかり ちゃん
そういう こと じゃ ない と 思う けど
あっ アハ ハハ
( ひかり ) 失礼 し ま ~ す
( 教頭 ) どう し た の です か ?
( ひかり ) あっ サッキ …
佐藤 ( さとう ) 先生 に ちょっと 用事 が あり まし て
佐藤 先生 なら 校庭 で 作業 し てる と 思い ます が
校庭 です ね ? ありがとう ござい まし た
失礼 し ま ~ す
( 鼻歌 )
( 佐竹 ) 俺 たち も デミ ちゃん と の つきあい 方 考え なきゃ な
私 たち だって それぞれ 違い が ある わけ で
そういう こと は 普通 に 話し 合え る わけ だ し ね
なるほど
お前 って 目つき 悪い けど 意外に いい こと 言う な ~
あ ?
あ … だ から さ こういう こと だ ろ ? 違い !
( 木村 ) 今 の は ただ の 悪 口 だ ろ ん ?
( ひかり ) う ~ ん あっ
よ … よ お どう し た ん だ ? 慌て て
サッキー 見 なかった ?
( 太田 ) サッキー って 佐藤 先生 ? ( ひかり ) うん
( 井 森 ) グラウンド の 向こう で 枝 切り し て た よ
分かった !
ああ 小鳥 遊 ! ちょっと 待って
( ひかり ) ん ?
( 佐竹 ) あの さ テツ 先生 の こと な ん だ けど
先生 ?
( 佐竹 ) … て な こと が あって さ
( ひかり ) そう な ん だ
分かった
私 も 何 か やって みる よ
ありがとう サタッケー
サタッケー ?
何 だ そりゃ ? なんか モンスター み たい じゃ ん か
( 佐竹 ) なあ ? ( 太田 ) ああ うん
( 井 森 ・ 木村 ・ 太田 ) いい な ~ あだ名
( 早紀 絵 ( さ きえ ) ) そう 教頭 先生 に そんな こと を …
( ひかり ) うん
( 町 ) だ から それ で 高橋 先生 …
( 雪 ) やっぱり 私 たち 甘え すぎ て た の かも しれ ない
( 早紀 絵 ) う うん そんな こと ない わ
この 学校 に 4 人 も デミ が い て
そして 高橋 先生 が い て くれ た こと は
すごい 幸運 だった と 思う
だからこそ 救わ れ た って こと
みんな だって いろいろ あった でしょ ?
それ は もちろん
いっぱい あり ます
でも 教頭 先生 も そんな 言い 方 する こと ない のに
教頭 先生 は 厳しい 面 も ある けど 教育 熱心 で 立派 な 方 よ
間違った こと を 言って る わけ じゃ ない し
高橋 先生 の こと だって 頭 から 否定 し て は い ない と 思う わ
私 たち どう すれ ば いい ん でしょ う ね
急に ほか の 人 に 相談 しろ って 言わ れ て も
相手 だって 困っちゃ う よ ね
( ひかり ) 分かった !
( 町 たち ) ん ?
先生 に 元気 に なって もら お う !
ヘヘヘッ
頑張り すぎ な の です
そう かもし れ ない な
( 高橋 ) 最初 は 亜人 に 興味 が あって 恥ずかし ながら 興味 本位 で
そして その うち
デミ ちゃん たち に も いろいろ 悩み が ある と 気付 い て
力 に なれ れ ば と 思った
支え に なれ れ ば と …
しかし その 必要 は なかった の かも しれ ない
あの 子 たち は 思った 以上 に しっかり し て いる から
雪 の 体質 の 件 なんか は 役 に 立て た 気 で い た が
きっと あれ も
俺 が どうこう する 必要 は なかった の で は ない か ?
雪 自身 で 乗り越え た ほう が 自分 の 力 に なった ろ うし
頼る に し て も 家族 や クラスメート …
いろいろ な 人間 に 相談 できる 環境 に ある ほう が
いい に 決まって いる
俺 は でしゃばり すぎ た ん だ ろ う か
相馬 ( そう ま ) は 学者 の 立場 から 亜人 を 知 ろ う と して いる
それ は もちろん 亜 人 の ため に なる し
鍵 に なる かも しれ ない
亜 人 の 力 に なる 方法 は 1 つ じゃ ない
教師 と して で は なく
いっそ 学者 と して 距離 を 置く の も 1 つ の 手 かも な
( 着信 音 )
あっ ひかり から ?
重 ( おも ) っ
( ひかり ) はい 撮り 始め た よ
( 雪 ) えっ もう ? ( ひかり ) アハ ハハ
( 高橋 ) ん ?
( ひかり ) じゃあ まず ユッキー から 悩める 先生 へ 日頃 の 感謝 を
こ … 心 の 準備 が
心 の 準備 が
( 雪 ) こ … 心 の ~ N ( ひかり ) はい スタート !
あっ えっ と ~ 高橋 先生
雪 です 日下部 です
いつも お 世話 に なって ます
えっ と 高橋 先生 は その …
私 たち に 構い すぎ た ん じゃ ない か と そう 悩 ん で いる の かも しれ ませ ん
おせっかい だった ん じゃ ない か と
例えば 私 の 体質 に つい て 相談 し て い ただい た とき も
あっ 相談 せ ず と も 時間 が いい 感じ に 解決 し て くれ て
それ が むしろ 私 の ため に なった ん じゃ ない か と
確かに その 可能 性 は 否定 でき ませ ん
あっ いや 今 の は 別に
その 選択肢 を とる べき だった と いう こと で は なく
可能 性 を 考え れ ば どんな 可能 性 だって
起こり 得 ない こと は ない と いう こと を 言い たく て
つまり その … えっ と
わ … 私 は 高橋 先生 に 相談 に 乗って いた だい て
とても 感謝 し て い ます
1 つ 間 違いなく 言え る こと は
高橋 先生 の おかげ で
私 の 体 の 悩み は 最短 で 早期 解決 でき て
だからこそ あの 日
2 人 と アイス を 食べ に 行く こと が でき て
2 人 と 仲良し で い られる 時間 が すごく 長く なって
え ~ だ から …
その …
頭 真っ白 に なっちゃ っ た
( ひかり ) はい 次 マッチー
高橋 先生 町 です
こんにちは お 元気 です か ?
先生 と 出会って まだ 日 は 浅い です が
随分 と 長い 時間 が 過ぎ た よう に 思え ます
それ は 本当 に たくさん 高橋 先生 の お 世話 に なった から です
ありがとう ござい ます
思え ば 初めて お 話し し た とき から
先生 は 熱心 に 話 を 聞い て くださって
ああ デュラ ハン の こと を 気兼ね なく 話せる の は
こんなに も 心地 いい の だ と 気付か さ れ まし た
そして 先生 は 優しい だけ で は なく
私 が 調子 に 乗って しまった とき に は きちんと 叱って くださって
高橋 先生 は “ それ が 教育 者 の 仕事 だ ” と
おっしゃる かも しれ ませ ん
ですが 少なくとも 私 の 今 まで の 生活 の 中 で
デュラ ハン と いう 存在 に ここ まで 歩み寄って くれ た 先生 は
ほか に い ませ ん
先生 は きっと デミ か 否 か は 関係なく
どんな 生徒 の 前 でも 等しく 先生 で い られる の だ と 思い ます
仮に 先生 が デミ の こと に 特別 興味 の ない 人 だった と して も
そこ に 私 たち が 新入 生 と して やって 来 たら
きっと 今 と 同じ ように 高橋 先生 は …
これ から も 私 たち の こと を
いえ いろんな 生徒 の こと を 見て い て もらえ たら うれしい です
悩み 事 が あれ ば アドバイス し て ほしい し
そして 間違った こと を し たら また 叱って ほしい
また 伺い ます 生物 準備 室 に
ありがとう ござい まし た
( 拍手 )
( 雪 ) はっ 思わず 拍手 し ちゃ った
( ひかり ) マッチー スピーチ 上手 優等 生 !
( 町 ) そ … そう かな ?
( ひかり ) はい 次 は サッキー
( 早紀 絵 ) え えっ ? 私 も ?
あ あっ 雪 ちゃん
も う ~ 声 入れ ない よう に し て た のに
( せきばらい )
あっ 高橋 先生 佐藤 です お 疲れ さま です
3 人 が 主役 だ と 思う ので 私 は 簡単 に … ハハハ
高橋 先生 の こと は
いち 教師 と して いち サキュバス と して
とても 頼り に し て い ます
何事 に も 真摯 ( しんし ) な 姿勢 で 取り組む 先生 の こと は 尊敬 し て やみ ませ ん
いつも 助け て いた だい て ありがとう ござい ます
そして これ から も ご 指導 ご 鞭撻 ( べん たつ ) の ほど
よろしく お 願い し ます
ちょっと 固い かな ?
もし 高橋 先生 に 何 か 悩み が ある よう で し たら
私 も 新米 で は あり ます が
同僚 と して 相談 に 乗ら せ て いただき ます ので
遠慮 なく お 申し付け ください !
胸 を 貸し ます !
きっと ふだん 話 し にくい こと も ある と 思い ます ので 今度 …
今度 …
飲み に でも 行き ませ ん か ?
な ~ ん て
( ひかり ) はい ! 以上 ビデオ レター で し た
えっ ? … てい うか ひかり ちゃん は 話さ ない の ?
( 雪 ) ひかり ずるい ( 早紀 絵 ) も う ~
終わり !
( 高橋 ) ウウッ
( ひかり ) 先生 ! ( 高橋 ) う っ
( 高橋 ) ひ … ひかり ( ひかり ) ヘヘヘッ
( 高橋 ) ん な っ ど … どう し た ?
( ひかり ) いや ~ さっき 動画 送った ん だ けど 重たかった から
ちゃんと 見 られ てる かな ~ って 気 に なって たら
たまたま 先生 が 見え て
( ひかり ) あそこ から ( 高橋 ) あんな とこ から ?
( ひかり ) まあまあ 失礼 し ま ~ す よい しょ っと
( ひかり ) 見 た ?
( 高橋 ) ああ あり が と な
みんな に も 礼 言 っと く
( ひかり ) サタッケー から 聞い て さ
( 高橋 ) サタッケー ? ああ …
( ひかり ) も しか して 落ち込 ん だ り し てる かな ~ って
( 高橋 ) まあ な
みんな の 動画 すごく うれしかった よ
元気 出 た
でも やっぱり 出 すぎ た こと を し て い た ん だ ろ うなって
周り と 足並み そろえ なきゃ なって
( ひかり ) そんな こと は ない よ
頑張る に やり すぎ なんて ない よ !
頑張って 前 に 出 てる 人 に
出 すぎ だ なんて 文句 言う の は おかしい
頑張って る 人 に 対 し て 周り が できる こと は
頑張り が 報われる よう 支え たり 感謝 を 伝え た り
もしも その 人 と 足並み を そろえ たい なら
自分 も 同じ ぐらい 頑張る こと じゃ ない か な
( 深呼吸 する 音 )
先生 !
いつも 頑張って くれ て 本当 に ありがとう !
先生 が くれる 頑張り に 負け ない くらい
私 も 頑張って 先生 や いろんな 人 に
返し て いき たい と 思い ま ~ す !
フウ
じゃ じゃ ~ ん
ドッキリ シークレット ビデオ レター で し た ~
ん ?
( ひかり ) よし よし ( 高橋 ) やめろ
( 高橋 ) 泣 い て しまう から やめろ
( ひかり ) エヘヘ
( 高橋 ) 教頭 先生 !
お 話し し たい こと が あり まし て
( 教頭 ) ええ 実は 私 も … N ( 高橋 ) えっ ?
先日 亜人 に 対 する 接し 方 を 考え て もらう よう お 願い し まし た が
はい その 件 です が 私 は …
( 教頭 ) 保留 に し ま しょ う ( 高橋 ) え ?
くどくど 小言 を 垂れ て おい て 申し訳 あり ませ ん が
高橋 先生 に は 今 まで どおり
辣腕 ( ら つ わ ん ) を 振るって いただき たい と 思い ます
は ?
あっ
結構 重 っ
慣れ れ ば 大した こと ない よ
こんなに 冷たい ん だ
驚 い た ?
確かに 夏 きつ そう だ わ
俺 の 腕 は ?
( ひかり ) う ~ ん 4 点 ! ( 佐竹 ) なんで ?
高橋 先生 の 行動 に 感化 さ れる 生徒 が いる 以上
その 頑張り を むげに は でき ませ ん な
ハハッ
( 高橋 ) 春 デミ ちゃん たち と 始まった 新 生活 は
とても 刺激 的 な もの だった
デミ と して 生き て いる 者 たち が どう 生き 何 を 思う の か
そして デミ と 接し た 者 たち が
何 を 考え どう 変わって いく の か
もっと もっと 考えよ う
いよいよ 夏 が 来る !
♪~
~♪
( ひま り ) 次回 「 亜人 ちゃん は 語り たい 」
「 亜人 ちゃん は 泳ぎ たい 」