Naruto Episode 126
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ひからび た 言葉 を つ ない で
♪ それ でも 僕等 シンプル な
♪ 想い を 伝え たい だけ な の
♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は
♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て
♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ
♪ それ でも あの 出来事 が
♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?
♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ
♪ このまま 何 も 残ら ず に
♪ あなた と 分かち合う だけ
♪ やがて 僕等 は
♪ それ が 全て だ と 気 が つい て
♪ 悲しみ は 頬 を 伝って
♪ 涙 の 河 に なる だけ
♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって
♪ 溶け合う の よ
( 我 愛 羅 ) < 砂 縛 柩 ! >
( リー ) < う わ ~ ! >
俺 が やる 。
( リー ) いえ 君 は バックアップ を お 願い し ます 。
( リー ) あ ば ぁ !
砂 が 口 に … 。
放し て ください ! あっ !
う っ … う ぅ … 。
今 の お前 じゃ どう に も なら ない 。
俺 が やる 。
気 を 付け て ください あの 人 の 攻撃 は 骨 です 。
( リー ) さっき の よう に 骨 を 飛ばし た り
体中 から 骨 を 突き出し た り
骨 を 自由 に 操り ます 。
( 君 麻 呂 ) 砂 瀑 の 我 愛 羅 。
( 君 麻 呂 ) その 名 の とおり 砂 を 使う の か 。
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 《 砂 を 使った 堅い 防御 。
こいつ 接近 戦 タイプ で は ない な 。
近づく の は 難しい と いう こと か 》
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 《 来る ! 》
( 君 麻 呂 ) 十指 穿 弾 !
♪ ~
( リー ) 《 相手 は 動き に ムダ が ない 。
やはり 相当 の 体 術 使い です ね 》
( 君 麻 呂 ) 《 攻防 一体 … 砂 で 攻撃 も 防御 も する の か 。
しかし コントロール できる 砂 の 量 は 恐らく
あの ひょうたん の 中身 くらい 》
砂 瀑 の 我 愛 羅 まぬけ な 通り 名 だ 。
砂 が なけ れ ば 何 も でき ない 。
( 君 麻 呂 ) 《 わざわざ 重い 砂 を 持ち歩 い て いる の が
その 証し だ ! 》
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 砂 時雨 。
♪ ~
芸 が ない 。
あっ … う っ !
砂 さえ あれ ば 何でも できる 。
まぬけ は お前 だ 。
土中 で 砂 を 作り出す など
俺 に とって は 造作 も ない こと 。
( リー ) 《 そう か 自分 の 砂 で
土 の 中 の 岩石 や 鉱物 を 砕 い て 砂 に … 。
自分 の 砂 を 地面 の 下 に 送り込 ん で
新た な 砂 を 増やし て いった と いう こと です か 。
砂 瀑 の 我 愛 羅 。
通り 名 は ダテ じゃ あり ませ ん ね 。
さすが です 》
( リー ) やった ! ( 我 愛 羅 ) まだ だ 。
( 我 愛 羅 ) 《 砂 瀑 送 葬 ! 》
♪ ~
あいつ を 見 て いる と あの 男 を 思い出す 。
( リー ) えっ ?
うち は サスケ 。
あいつ と 同じ 目 を し て い た 。
( リー ) 同じ 目 … 。
( 我 愛 羅 ) 《 己 の 存在 価値 を 確かめ たい
そんな 目 だ 》
( ナルト ) サスケ ~ !
サスケ ~ !
サスケ !
いる ん だ ろ ! 返事 ぐらい しろ !
どう し ち まった ん だ よ ! お前 って ば !
( サスケ ) フッフ フフ … 。
♪ ~
《 あ ~ ! 》
♪ ~
《 フフフ … フフ フフ … 》
( 君 麻 呂 ) 〈 暗闇 は 嫌い じゃ ない 〉
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 〈 暗闇 は 僕 が 育った 場所 〉
♪ ~
( 扉 が 開く 音 )
♪ ~
( 扉 が 閉まる 音 )
( 鍵 が 掛かる 音 )
♪ ~
( 刺さる 音 )
( 君 麻 呂 ) < 僕 は どう し て こんな 所 に いる の ?
僕 は 何 か 悪い こと を し た の ? >
♪ ~
< 神様 って 本当 に いる の ?
いる ん だったら どう し て 僕 を こんな 所 に 閉じ込める の ? >
( 扉 が 開く 音 ) < あっ … >
< 誰 ? >
( 族長 ) < 誰 で も いい 出ろ >
♪ ~
( 族長 ) < 君 麻 呂 お前 を 使う 時 が 来 た >
( 君 麻 呂 ) < え ? >
( 族長 ) < われら かぐ や 一族 の ため に
戦え ! >
( 君 麻 呂 ) 《 そう 戦う こと 。
それ が …
今 の 僕 に できる 唯一 の こと 》
♪ ~
あっ !
♪ ~
そ … そんな … 。
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 大した 圧力 だ 。
皮膚 の すぐ 下 に 骨 の 膜 を 作ら なけ れ ば
あっという間 に ぺしゃんこ だった 。
骨 … 化け物 だ なあ いつも 。
やっかい な 体 です ね 。
( 君 麻 呂 ) 甘く 見 て い た 。
… が もう 砂 に 捕まり など し ない 。
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 《 流 砂 瀑 流 ! 》
♪ ~
あっ 。
♪ ~
( リー ) 《 すごい … 砂 から 逃げる と か
捕まら ない と か 言って る レベル じゃ ない 》
♪ ~
( 君 麻 呂 ) う っ … 。
♪ ~
( リー ) 《 地形 その もの を 変え て しまう なんて … 》
♪ ~
や … やった … 。
まだ だ 。 ( リー ) えっ … 。
( 我 愛 羅 ) 《 砂 瀑 大 葬 ! 》
♪ ~
う あっ !
♪ ~
( リー ) 《 な … 何て 人 です … 。
僕 と 戦った 時 より さらに 強く なって る 》
( リー ) 《 でも 今度 こそ … 》
しつこい ヤツ だ 。 ( リー ) えっ 。
( 鼓動 )
( 君 麻 呂 ) 《 まだ 生き て いる 。
だったら まだ 僕 に は 生きる 意 味 が ある 》
( 族長 ) < これ より 霧 隠れ に 夜襲 を かける 。
例 の 事件 で 浮き足だって る 今 こそ
われら の 恐ろし さ を 知ら しめ す 絶好 の 時 >
( 男 たち ) < ヘヘ ヘヘ … ! >
( 族長 ) < ヤツ ら に われら かぐ や 一族 の 恐ろし さ を
思い 知らせ て やれ ! > ( 男 たち ) < お ~ ! >
< 何 を し て いる ? 君 麻 呂 。
早く 行け >
< どう すれ ば いい か … >
( 族長 ) < 深く 考え なく て いい 。
霧 の 里 に 下り 出会った ヤツ を 片っ端から 殺し て こい 。
フフ フフ … 。
お前 の 本能 の まま 行動 すれ ば よい の だ >
< あっ >
< 霧 隠れ の 者 か ? >
♪ ~
( 再 不 斬 ) < いや … > ( 白 ) 《 あっ … 》
< そ … そう か … ごめん >
♪ ~
( 再 不 斬 ) < 白 ? > ( 白 ) < あっ … いえ 。
何でも あり ませ ん 再 不 斬 さ ん >
( 再 不 斬 ) < 立ち止まって る 暇 は ない 急ぐ ぞ >
( 白 ) < はい >
( 白 ) 《 僕 と 同じ 目 を し て い た 。
再 不 斬 さ ん と 出会う 前 の 僕 と … 》
( 君 麻 呂 ) < フッ ! ハァ ~ !
う っ ! >
( 大 蛇 丸 ) < お 待ち なさい 。
フフ … 慌て 者 ね 。
私 は この 里 の 者 じゃ ない わ >
( 君 麻 呂 ) < はっ … >
( 大 蛇 丸 ) < あなた の 目的 の もの は すぐ そこ に ある わ 。
さ ぁ お 行き なさい >
( 大 蛇 丸 ) 《 始まった よう ね 。
かぐ や 一族 … 。
戦い で しか 自分 たち の 生きる 道 を 見いだ せ ない
愚か しい 者 たち 。
殺りく を 楽しむ だけ の 単純 な 連中 が 通用 し た の は
とう の 昔 。
統率 さ れ た 組織 を 相手 に 力 だけ で やり合って も
死 に 急ぐ バカ ども に しか な れ ない わ 》
< 生き残った の は これ だけ か >
( 男 1 ) < どうやら 囲ま れ た よう だ ぜ >
( 男 2 ) < 思った より 守り が 堅い >
( 族長 ) < しかたない 。
こう なれ ば 一 人 でも 多く 道連れ に する ん だ >
( 男 たち ) < ヘヘヘ … ! >
( 男 3 ) < せいぜい 楽しま せ て もら お う ぜ ! >
( 君 麻 呂 ) 〈 何 の ため に 戦う の か
自分 は 何者 な の か
何 も 分から ず ただ ひたすら 戦い 続け た 〉
( 族長 ) < お前 を 使う 時 が 来 た >
( 君 麻 呂 ) 〈 必要 と さ れ て いる 。
その こと だけ が 僕 の 体 を 動かし た 。
そして … 。
戦わ なけ れ ば 生き て は いけ ない
… と いう こと も 理解 でき た 〉
( 忍 ) < う … う わ ~ ! >
< あっ >
( 君 麻 呂 ) 〈 夜 が 明け て
生き残った の が
自分 だけ だ と いう こと を 知った 〉
( 君 麻 呂 ) 《 また 独りぼっち … 》
( 君 麻 呂 ) 〈 独り に なり
ただ あて ど なく さまよい 歩 い た 〉
( 君 麻 呂 ) 《 ここ は … 》
< あっ … >
♪ ~
< あっ … >
( 君 麻 呂 ) 《 あの 時 の 花 … 》
< どう し て こんな 所 に 咲 い て いる の ? >
< なぜ 答え て くれ ない の ? >
< 君 も 僕 を 無視 する ん だ ね 。
こんな 所 で 誰 か に 見 られる わけ で も ない のに ! >
( 大 蛇 丸 ) < お よし なさい >
( 君 麻 呂 ) < あっ >
< きっと 生き てる こと に 意味 なんて ない の よ >
( 大 蛇 丸 ) < でも 生き 続ける こと で
おもしろい こと を 見つけ られる かも ね 。
あなた が その 花 を 見 つ け た よう に >
< 私 が あなた を 見つけ た よう に >
< さ ぁ 行き ま しょ う >
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 《 あの 時 大 蛇 丸 様 は そう 言った けど
人 は 何 か 意 味 が あって 生まれ て くる もの 。
僕 は そう 思って いる 。
きっと 何 か 大切 な 使 命 が ある 。
僕 に とって の 使命
それ は 大 蛇 丸 様 と
その 野望 を 守りきる こと 》
何 です ? あれ は 。
戻って こい サスケ !
みんな お前 の こと を 心配 し てん だ ぞ !
フッフ フフ … 。
く っそ ~ … 暗く て 何 も 見え ねえ じゃ ねぇ か !
( ネジ ) < お前 は 俺 より いい 眼 を 持って いる >
あっ … 。
( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる >
ネ … ネジ 。
< こんな 所 に 止まって い て は サスケ に 追いつ け なく なる >
ネジ !
そう だ お前 の 言う とおり だ ぜ 。
立ち止まって る 場合 じゃ ねえ 。
待って ろ ! サスケ は 俺 が
絶対 連れ て 帰る って ば よ !
♪ ~
サスケ !
♪ ~
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 《 砂 縛 柩 ! 》
♪ ~
( リー ) 《 はっ ! あの 姿 は ! ? 》
♪ ~
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら
♪ 迷惑 に 思う か な
♪ そんな 不安 を 抱え て
♪ 勇気 を 出し て み た よ
♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の
♪ 不器用 な 話
♪ 君 は 耳 を そらさ ず に
♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ
♪ それ だけ で 僕 は
♪ 浮かれ て しまう の さ
♪ だけど 君 は 僕 なんて
♪ 何 と も 思って ない よ ね
♪ 切ない よ だ けど
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 が 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ ~
( リー ) 〈 助かり まし た さすが です ね こんな こと も できる なんて 〉
( 我 愛 羅 ) 〈 しぶとい ヤツ だった が これ で 終わり だ 。
二 度 と 出 て これ は し ない 。
大 蛇 丸 に 洗脳 さ れ た … 〉 ( 君 麻 呂 ) 〈 洗脳 で は ない !
あの 方 は 僕 の 理解 者 だ 。
お前 ら に 何 が 分かる ! 〉