Naruto Episode 144
♬~
♬ 少年 よ 聞いて くれ
♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ
♬ 明日 なんて もう いら ない から
♬ 握った 拳 を 隠す な よ
♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど
♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ
♬ 少年 よ 心 の 銃 の
♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♬~
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ どうし よ も なく くだらない
♬ この 素晴らしい 世界 に
♬ たった今 生きて いる から
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ すべて の 本当 と 嘘 を
♬ 決して 忘れて しまわ ない ように
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう
♬ しらけた 面 が 並んで る
♬ からっぽの この 街 で
♬ すべて の 若者 は 行った
♬ 風 の 無い この 夜 に
♬ 何 か を 変えよう と して る から
♬~
( 風神 ) ごちそう だ ~!( 雷神 ) ごちそう だ ~!
( ナルト ) 何 か 調子 狂う って ば よ …。
気 を 取り 直して … よっ しゃ ~ みんな !
行け ! ヤァ ~!
♬~
( 雷神 ) かい ~ な あん ちゃん 。( 風神 ) ああ かい ~。
えっ ?( 風神 ・ 雷神 ) う あ ~!
♬~
俺 の パンチ が 全然 効か ねえ って ば よ 。
( 風神 ・ 雷神 ) ハッハハハ … アハハハ …!
( パックン ) ナルト 。
マズ いわい 。 もう 一 度 だ !
タァ ~!
ヤァ ~!
あっ 。
えっ …。
うわ ~!
( 雷神 ) か … かい ~ な あん ちゃん 。
ああ ブツブツ が 出来 そうだ 。
く っそ ~!
( イルカ ) くっ … う ぅ …。
( ミズキ ) くっ … ヘヘヘヘ …。
まだまだ !
やめろ ナルト !( ミズキ ) ムダ だ 。
ヘラヘラ して られ ん の も 今 の うち だって ば よ !
( 風神 ・ 雷神 ) ヘラヘラヘラ 。
( 雷神 ) う ~ お ~!
う っあ ~!
う あ ~! あ ~!
超 気持ち いい ! ハハハハ …!
一体 何 な んだ って ば よ ? こいつ ら …。
相変わらず バカな ガキ だ 。
お前 も 大変 そうだ な 。
あんな 落ちこぼれ の ガキ と 任務 と は 。
イルカ よ 。( イルカ ) なぜ だ ? ミズキ 。
お 願い だ バカな まね は もう やめて くれ !
また 里 の 仲間 を 裏切る つもり か ?
フッ 仲間 ?
そう だ ! 苦楽 を 共に して きた 木 ノ 葉 の 里 の 仲間 だ !
お前 も 分かって る だ ろ !
仲間 か …。
♬~
フン 相変わらず 甘い な イルカ 。
俺 が 信じて いる の は 力 だ 。
仲間 など と いう あいまいな 絆 に この 俺 が 縛ら れる と 思う な !
( イルカ ) ミズキ !( ミズキ ) もう じき 俺 は
最強の 力 を 手 に 入れる 。
大 蛇 丸 様 の 力 だ !
大 蛇 丸 ?
そう なった とき に 思い知る が いい 。
お前 ら 木 ノ 葉 の 連中 が 言う
仲間 と やら が いかに 無意味な もの か を な !
ミズキ あんな 事件 を 起こした と は いえ
優秀な 忍 だった お前 が …。
( ミズキ ) 知った ふうな 口 を 利く な !
オラ ~!( 雷神 ) オラ ~!
《 く っそ ~! 攻撃 を 全部 かわさ れ ち まった って ば よ 》
( ミズキ ) イルカ お前 が そこ まで 言う の なら 見せて もらおう か 。
仲間 へ の 思い と やら が どれほど の もの か
お前 に 俺 が 止め られる かな ?
来い !( イルカ ) 待て !
ナルト こいつ ら は いい から ミズキ を 追う んじゃ 。
チックショ ~!
後 で 絶対 決着 つけて やっ から な !
ん ? あん ちゃん あいつ 行 っち まった ぞ 。
みんな 行 っち まった なぁ 。
あん ちゃん も しか して 鬼ごっこ け ?
鬼 ご っけ 鬼 ご っけ !
そん なら 鬼 は … 俺 たち か ?
( 風神 ) あ …。
あ ~ の 野郎 !
じゃんけん も し ねえ で 勝手に 鬼 決め や がった !
行く ぞ 雷神 !( 雷神 ) おう !
こっち だ イルカ 。
急げ ナルト 。 今度 は だまさ れ ん じゃ ねえ ぞ 。
( パックン ) うるさい わ わし に 意見 する の は 100 年 早 いわい !
モタモタ して る と また 面倒な こと に なる と 言 っと る んじゃ !
何 !?
見 ~ つけた 。
だは っ !
やった ね あん ちゃん 。( 風神 ) ああ 。
あぁ … こいつ ら に 構って る 暇 は ねえ って のに よ !
あん ちゃん 鬼 ご っけ も いい けど 腹 減ら ね ?
全く しょうが ねえ な 雷神 は 。
ほれ 。
あん ちゃん の 分 は 残し とけよ 。( 雷神 ) 分かって る って 。
おい そこ の バカ 兄弟 。
飯 食って る 暇 なんか ねえ って ば よ !
言 っと く が こい つら と やり合う の は 無謀じゃ ぞ 。
ヘッ んな こと は 分かって る って ば よ 。
( イルカ ) ミズキ どこ だ !?
( ミズキ ) どうした ? イルカ 。
俺 を 止める んじゃ なかった の か ?
( 鳴き声 )
バカな まね は やめる んだ ミズキ !
出て こい ミズキ !
( イルカ ) あっ !
常に 背後 を 警戒 。
忍 と して 基本 中 の 基本 だろう 。
( 鳴き声 )
( 倒れる 音 )
さすが だ な イルカ 。
ちった ぁ できる じゃ ねえ か !
( イルカ ) 常に 敵 の 裏 の 裏 を 読む 。
忍 と して 基本 中 の 基本 だ ろ 。( ミズキ ) あっ 。
それ は こっち の セリフ だ !
ハァ ~! タッ !
何 だ ?( 雷神 ) 煙 玉 ?
影 分身 の 術 !
あっ ここ まで お ~ い で ! 捕まえて みろ って ば よ !
あん ちゃん 増えた 増えた 。
雷神 よ これ は 超 鬼 ご っけ って 感じ 。
( 雷神 ) うん そんな 感じ 。
( パックン ) おとり 作戦 か 考えた のう 。
これ で 少し は 時間 稼ぎ が できる って ば よ 。
よし 今 の うち に !
( 風神 ・ 雷神 ) 超 鬼 ご っけ !
あ ~! あ ~!
うわ ~! あ ~!
♬~
ツ … 綱 手 の ばあちゃん が 2 人 いる …。
バカバカ 力 って か ぁ ?
お前 は まだ 気付か ない の か ?
黙れ !
なぜ そこ まで して お前 は 力 に こだわる !?
( ミズキ ) それ こそ が すべて だ から だ !
( イルカ ) 考え 直す んだ ミズキ ! 今 から でも 遅く ない !
( ミズキ ) ヘッ めでて ぇ ヤツ だ な て め ぇは 。
状況 が 分かって る の か !?
どうした ? 向かって こい イルカ !
お前 は 敵 じゃ ない ! 同じ 里 の 仲間 だ !
( ミズキ ) そういう 御 託 は たくさんだ と 言った ろ !
( イルカ ) それ に お前 は 俺 の 同僚 で
同じ 火 の 意志 を 受け継ぐ 木 ノ 葉 の 家族 だ から だ !
ヘッ 火 の 意志 か 。
ああ そう だ だ から バカな まね は やめて くれ ミズキ !
( ミズキ ) そういう の が いちばん ムカ つく んだ よ 。
( イルカ ) ミズキ !
昔 の よしみ で 楽に 殺して やろう と 思った が
やめ だ 。
楽しんで もらう ぜ 。
仲間 と やら に じわじわ 殺さ れる 感覚 を よ !
ハッハハハ …!
ア ~ ッハハハ …!
おい ナルト いつまで そうして おる つもりじゃ ?
あいつ ら に 見つかる の も 時間 の 問題 じゃ ぞ 。
う ~ ん …。
ん ? だ ~ っ ! あそこ に 見 ~ っけ !
あっ ! 見つかった ぞ !
よ ~ し これ だ !
( 雷神 ) 鬼 ご っけ 。( 風神 ) 鬼 ご っけ 。
影 分身 の 術 !
あん ちゃん また 超 鬼ごっこ け ?
何 か 飽きた な 。
また 影 分身 かい 相変わらず 芸 の ない ヤツ じゃ わ い 。
ヘヘ ~ 任せ と けって ば よ よし 行け !
よし ! それ !
な … 何 だ ?
何 ごっこ け ?
( 風神 ・ 雷神 ) ありゃ りゃ りゃ …。
( 雷神 ) あぁ シュ ~ って いって る 。
なるほど なかなか やり おる 。
き … 気持ち 悪 ぃよ あん ちゃん 。
グラグラ する ぞ 。
今 だ 捕まえろ !
あ ?
お前 ら …。( 雷神 ) 何 する だ ?
準備 よし 。
行く ぜ 怪力 ぽっ ちゃ り 兄弟 !
( イルカ )《 集中 だ … 集中 する んだ 》
カッコ つけ ん な 俺 より 弱 ぇ ヤツ が よ !
ああ そう だった な !
( イルカ )《 お前 は いつも 俺 より 優秀で
俺 は 助け られて ばっかりだった な 》
( イルカ の 泣き声 )
( 猿 飛 )< もう 1 年 に なる か >( イルカ )< あっ …>
( 猿 飛 )< 悲しみ を 隠して 笑う の は 簡単な こと で は ない な 。
お前 は いつも 笑い の 中心 に なって いる と
担任 から 聞いた が …>
< 僕 は 悲しく なんか ない んだ !
忍 が 任務 で 死ぬ の は 名誉な こと な んだ !
父ちゃん も 母ちゃん も
化け ぎ つね から この 里 を 命懸け で 守った 英雄 だ ぞ !
僕 は その 英雄 の 子ども だ !
1 人 に なった って 悲しく なんか ない んだ …。
これ だって … うれし涙 …>
( 猿 飛 )< もう いい >
( 猿 飛 )< お前 が いつも
1 人 ひざ を 抱えて いた こと は 知 っと る 。
しかし お前 は 1 人 で は ない >( イルカ )< えっ ?>
( 猿 飛 )< 木 ノ 葉 隠れ の 忍 たち は
皆 火 の 意志 を 持って おる >
( イルカ )< 火 の 意志 ?>
( 猿 飛 )< 木 ノ 葉 を 守ろう と する 強い 意志 の こと じゃ 。
この 火 の 意志 を 持って おる かぎり
この 里 に いる 者 は すべて 家族 そのもの な んじゃ 。
イルカ よ お前 は 持って おる かのう >
♬~
( イルカ )< うん >
♬~
< ん ?>
< え ?>
( 猿 飛 )< 誰 じゃ ? そこ に いる の は >
♬~
< ミズキ >( 猿 飛 )< どうした ? そんな 所 で >
< はい イルカ 君 最近 元気 が ない って 聞いた もの で
心配に なって 捜し に 来た んです 。
みんな 心配 して いる よ イルカ 。
向こう で みんな も 待って る から 一緒に 遊ぼう ぜ >
< うん >( 猿 飛 )< うむ 行く が よい >
♬~
( イルカ ) 俺 の 憧れ だった ミズキ は 優しくて
誰 より も 他人 を 思いやる ヤツ だった 。
なのに !( ミズキ ) ヘッ 。
思い出して くれ ミズキ !
て め ぇ は 本当に …
めでて ぇ ヤツ だ な っ !
う っ !
は … 放せ ~。
行く ぜ 。
や … やめて くろ 。
き … 気持ち 悪 …。
う ぐ …。
お ?( 雷神 ) え ?
あ ? 何 だ ?
あん ちゃん まさか …。
すま ん 雷神 よ … 弁当
踏みつぶして し も うた ~!
何 ~!?
( 風神 ・ 雷神 ) ぬ お ~!
いい から おとなしく して ろ って ば よ !
ドリャ ~! 食ら いやがれ !
( 風神 ・ 雷神 ) 弁当 返せ !
何 !?
( 分身 が 消える 音 )
や … やって しまった わ い …。
ど わ っ !
( ミズキ ) 分かって ねえ みて ぇだ から 教えて やる よ 。
俺 が お前 に 優しく して やった 本当の 理由 は な
惨めな て め ぇ の 姿 を 見る の が 何より 楽しかった から な んだ よ 。
( 生徒 1)< お ~ い イルカ ~!>( イルカ )< あ ?>
( 生徒 1)< 今 から みんな で サッカー する んだ けど
イルカ も 一緒に やろう よ !>
< うん いい よ !>
( 生徒 1)< イルカ あんな こと が あって 大丈夫 かな ?>
( 生徒 2)< だ から 僕たち で 励まして や ん なきゃ >
( ミズキ )《 何で あいつ ばっ か …》
( 泣き声 )
( ミズキ )《 親 が 九 尾 に 殺さ れた ぐらい で チヤホヤ さ れて よ 》
< ヘッ いい 気味だ ぜ 。
あ ?>
( ミズキ )《 火影 様 まで …》
( イルカ の 泣き声 )
( ミズキ )《 何で だ よ … 何で な んだ よ !
ん ~!》
( 猿 飛 )< 誰 じゃ ? そこ に いる の は >
< あっ >
( ミズキ )《 よし 俺 も 火影 様 に 気 に 入ら れる ように …》
( 猿 飛 )< どうした ? そんな 所 で >
( ミズキ )< はい イルカ 君 最近 元気 が ない って 聞いた もの で …>
うそ だ !
( ミズキ ) 自分 より 弱い ヤツ を 見下す って の は
何より の 快感 だ よ な イルカ 。
( イルカ ) 昔 の お前 は そんな ヤツ じゃ なかった !
だから 甘い って いう んだ よ お前 は 。
お前 の その 甘 さ が 戦場 で は 命取り に なる 。
戦場 ではな 敵 を 何 人 殺せる か な んだ よ !
竹林 で むやみに クナイ を 放って も はじか れて 軌道 が 乱れる だけ だ 。
狙う なら じかに だ !
ヘッ 。
( イルカ ) はっ !
( イルカ ) うわ っ !
( ミズキ ) 同じ 手 は 食う かよ !
( イルカ )《 くそ ! ここ で の 戦い は 不利だ 》
ん !?
うわ っ ! う っ !
( イルカ )《 ミズキ …》
( イルカ )《 お前 は …》
ミズキ ~!
ムダ だ と 言った 。
( クナイ が 刺さる 音 ) あっ 。
軌道 が 乱れる ならば その 軌道 を 計算 して
クナイ を 放つ まで だ 。
やっと 本気に なった みて ぇだ な 。
ついてこい !
あ … ここ は ?
やっと 気 が 付いた みて ぇだ な 。
あ … て め ぇ …。
われら の 食事 を 台なしに して …。
生きて 帰れる と 思う な よ 。
オリャ ~!
俺 は 腹 !( 風神 ) 俺 は 頭 !
( 風神 ・ 雷神 ) せ ~ の !
ドリャ ~!
あれ ?( 風神 ) あれ ?
あ …。
あ …。
う ぅ …。
ん … ぐ …。
何 だって ば よ ?
( シカマル ) った く … 何 やって んだ ? お前 。
だ … 誰 だ ?
( シカマル ) 誰 だって 聞か れて 名乗 ん の もめん どくせ ぇ けど よ 。
( いの ) この 任務 の 超 強力 助 っと 部隊 。
( チョウジ ) 木 ノ 葉 隠れ の 里 最強 トリオ
いの シカ チョウ だ !
♬( エンディングテ ー マ )
♬~
♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて
♬ 君 は 言葉 を 無くす
♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて
♬ 君 は 返事 も し ない
♬ 君 が 泣いて る
♬ ひと り で 泣いて る
♬ 僕 は どう する ?
♬ 僕 も 泣いて る の さ 。
♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』
♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ つんざく ギター と オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ 傾く 世界 も わるい や つら も
♬ けちらして く Yeah
♬~
( いの )〈 何 な の ? こいつ ら ものすごい バカ 力 じゃ ない !〉
( シカマル )〈 力 だけ で ここ まで 影 真似 の 術 に 対抗 する と は な 〉
( チョウジ )〈 今 術 が 解けたら かなり ヤバ いよ !〉
( いの )〈 さっさと けり を つける しか ない みたい ね !〉
( シカマル )〈 みんな 準備 は いい か ?〉( チョウジ ・ いの )〈 おう !〉
( シカマル )〈 じゃあ 行く ぜ これ が 俺 ら の 取って置き だ !〉
♬( オ ー プニングテ ー マ )